JPH0570292A - チタン・サフアイヤ薄膜の製造方法 - Google Patents
チタン・サフアイヤ薄膜の製造方法Info
- Publication number
- JPH0570292A JPH0570292A JP3595491A JP3595491A JPH0570292A JP H0570292 A JPH0570292 A JP H0570292A JP 3595491 A JP3595491 A JP 3595491A JP 3595491 A JP3595491 A JP 3595491A JP H0570292 A JPH0570292 A JP H0570292A
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- Japan
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- film
- single crystal
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- sapphire
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Abstract
(57)【要約】
【目的】チタン・サファイヤ薄膜の製造方法に関し、そ
の目的は、簡便に基板上にチタン・サファイヤ薄膜が形
成できるチタン・サファイヤ薄膜の製造方法を提供する
ことにある。 【構成】チタン及びアルミニウムを含む溶液(1) を単結
晶基板(2)の表面に塗布する第1の工程と、塗布された
溶液(1) を乾燥させた後、熱処理して多結晶膜またはア
モルファス膜(4) を形成する第2の工程と、該多結晶膜
またはアモルファス膜(4) をアニール処理することによ
り単結晶膜(5) にする第3の工程、を経ることを特徴と
する。
の目的は、簡便に基板上にチタン・サファイヤ薄膜が形
成できるチタン・サファイヤ薄膜の製造方法を提供する
ことにある。 【構成】チタン及びアルミニウムを含む溶液(1) を単結
晶基板(2)の表面に塗布する第1の工程と、塗布された
溶液(1) を乾燥させた後、熱処理して多結晶膜またはア
モルファス膜(4) を形成する第2の工程と、該多結晶膜
またはアモルファス膜(4) をアニール処理することによ
り単結晶膜(5) にする第3の工程、を経ることを特徴と
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チタン・サファイヤ薄
膜の製造方法に関する。
膜の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光導波路は光波を所望の経路に閉じ込め
て伝搬させる機能を持つものであり、レーザー発振器を
構成する光共振器の構成要素等として重要である。
て伝搬させる機能を持つものであり、レーザー発振器を
構成する光共振器の構成要素等として重要である。
【0003】図7基本的な光導波路の構造図である。屈
折率nsを有する基板1の表面に屈折率nfを有する導
波層2が形成され、該導波層2の表面には屈折率ncを
有する上部クラッド層3が形成されている。
折率nsを有する基板1の表面に屈折率nfを有する導
波層2が形成され、該導波層2の表面には屈折率ncを
有する上部クラッド層3が形成されている。
【0004】このような構造において、導波層2の屈折
率nfを基板1の屈折率ns及び上部クラッド層3の屈
折率ncよりも大きくする(nf>ns,nc)ことに
よって導波層2の内部に光波を閉じこめることができ
る。
率nfを基板1の屈折率ns及び上部クラッド層3の屈
折率ncよりも大きくする(nf>ns,nc)ことに
よって導波層2の内部に光波を閉じこめることができ
る。
【0005】ところで、導波層2としてはチョクラルス
キー法で成長させたチタン・サファイヤの単結晶ロッド
が用いられている。
キー法で成長させたチタン・サファイヤの単結晶ロッド
が用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな単結晶ロッドは形状が大きいために発振の閾値が大
きくなり、励起するために高出力のレーザー光源が必要
になる。
うな単結晶ロッドは形状が大きいために発振の閾値が大
きくなり、励起するために高出力のレーザー光源が必要
になる。
【0007】一方、導波層をスパッタやCVDで薄膜に
することにより閾値を低減できるけれども、これらの製
造装置は高価であり、取扱いも難しい。
することにより閾値を低減できるけれども、これらの製
造装置は高価であり、取扱いも難しい。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、簡便に基板上にチタン・
サファイヤ薄膜が形成できるチタン・サファイヤ薄膜の
製造方法を提供することにある。
れたものであり、その目的は、簡便に基板上にチタン・
サファイヤ薄膜が形成できるチタン・サファイヤ薄膜の
製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
る本発明は、チタン及びアルミニウムを含む溶液を単結
晶基板の表面に塗布する第1の工程と、塗布された溶液
を乾燥させた後、熱処理して多結晶膜またはアモルファ
ス膜を形成する第2の工程と、該多結晶膜またはアモル
ファス膜をアニール処理することにより単結晶化する第
3の工程、を経ることを特徴とする。
る本発明は、チタン及びアルミニウムを含む溶液を単結
晶基板の表面に塗布する第1の工程と、塗布された溶液
を乾燥させた後、熱処理して多結晶膜またはアモルファ
ス膜を形成する第2の工程と、該多結晶膜またはアモル
ファス膜をアニール処理することにより単結晶化する第
3の工程、を経ることを特徴とする。
【0010】
【作用】チタンとアルミニウムが分子レベルで均一に混
合された溶液を単結晶基板に塗布して乾燥させた後、熱
処理を施すことによりチタン・サファイヤの多結晶膜ま
たはアモルファス膜が形成される。そして、該多結晶膜
またはアモルファス膜を溶融させて再結晶化させること
により、チタン・サファイヤの単結晶薄膜が形成され
る。
合された溶液を単結晶基板に塗布して乾燥させた後、熱
処理を施すことによりチタン・サファイヤの多結晶膜ま
たはアモルファス膜が形成される。そして、該多結晶膜
またはアモルファス膜を溶融させて再結晶化させること
により、チタン・サファイヤの単結晶薄膜が形成され
る。
【0011】
【実施例】まず、本発明の概略を説明する。
【0012】本発明は、チタン0.5〜5に対してアル
ミニウム99.5〜95の比で含む塩,アルコキシド,
アセチルアセトナート等の溶液をサファイヤ,マグネシ
ヤ,スピネル等の単結晶基板にディッピングやスピンコ
ート等で塗布し、乾燥後、還元雰囲気中で熱処理してチ
タンの3価イオンを含む多結晶膜またはアモルファス膜
を形成し、これを電子ビーム,炭酸ガスレーザー等でア
ニールして単結晶化させるものである。
ミニウム99.5〜95の比で含む塩,アルコキシド,
アセチルアセトナート等の溶液をサファイヤ,マグネシ
ヤ,スピネル等の単結晶基板にディッピングやスピンコ
ート等で塗布し、乾燥後、還元雰囲気中で熱処理してチ
タンの3価イオンを含む多結晶膜またはアモルファス膜
を形成し、これを電子ビーム,炭酸ガスレーザー等でア
ニールして単結晶化させるものである。
【0013】なお、チタンの3価イオンは、熱処理後、
または再結晶後に還元雰囲気で熱処理を行って生成して
もよい。
または再結晶後に還元雰囲気で熱処理を行って生成して
もよい。
【0014】また、基板として適当なバッファ層をつけ
たものを使用してもよい。以下、図面を参照して、本発
明の実施例を導波路を構成する工程に従って詳細に説明
する。
たものを使用してもよい。以下、図面を参照して、本発
明の実施例を導波路を構成する工程に従って詳細に説明
する。
【0015】工程1 例えばチタン・テトラ・イソプロポキシドとアルミニウ
ム・トリ・イソプロポキシドのモル比が1:99になる
ように秤量し、これを脱水したイソプロピルアルコール
に溶解させて図1のような装置で環流加熱する。
ム・トリ・イソプロポキシドのモル比が1:99になる
ように秤量し、これを脱水したイソプロピルアルコール
に溶解させて図1のような装置で環流加熱する。
【0016】工程2 工程1の溶液1に無水酢酸を添加してさらに環流加熱す
る。これらの反応によってチタンとアルミニウムは分子
レベルで均一に混ざる。
る。これらの反応によってチタンとアルミニウムは分子
レベルで均一に混ざる。
【0017】工程3 工程2で環流加熱された溶液1が冷えないうちに、乾燥
窒素が満たされたグローブボックス内で図2のように吸
引濾過する。
窒素が満たされたグローブボックス内で図2のように吸
引濾過する。
【0018】工程4 洗浄乾燥された単結晶基板2を、工程3で吸引濾過され
た溶液1の液面に図3に示すように垂直に浸した後、一
定速度で引き上げながら基板2の表面に溶液1を塗布す
る。このような溶液1の塗布は図4のようなスピンコー
トでもよい。これら溶液の塗布もグローブボックス内で
行う。
た溶液1の液面に図3に示すように垂直に浸した後、一
定速度で引き上げながら基板2の表面に溶液1を塗布す
る。このような溶液1の塗布は図4のようなスピンコー
トでもよい。これら溶液の塗布もグローブボックス内で
行う。
【0019】工程5 溶液が塗布された基板をグローブボックス内で乾燥させ
る。
る。
【0020】工程6 空気中で400℃まで加熱し、有機物を分解させる。
【0021】工程7 水素雰囲気中、または真空中で600℃〜1800℃ま
で加熱する。これにより、チタン・サファイヤの多結晶
膜またはアモルファス膜が形成される。
で加熱する。これにより、チタン・サファイヤの多結晶
膜またはアモルファス膜が形成される。
【0022】工程8 図5に示すように炭酸ガスレーザーまたはNd・YAG
レーザーのビーム3をチタン・サファイヤの多結晶膜ま
たはアモルファス膜4に照射して溶融再結晶化させ、チ
タン・サファイヤの単結晶薄膜5を形成させる。なお、
6はバッファ層である。アニールにあたっては、上述の
ように電子ビームを照射してもよい。
レーザーのビーム3をチタン・サファイヤの多結晶膜ま
たはアモルファス膜4に照射して溶融再結晶化させ、チ
タン・サファイヤの単結晶薄膜5を形成させる。なお、
6はバッファ層である。アニールにあたっては、上述の
ように電子ビームを照射してもよい。
【0023】工程9 単結晶薄膜5およびバッファ層6を所定の幅にパターニ
ングして導波路7を形成する。
ングして導波路7を形成する。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、チタン・サファイヤの溶液を出発原料としている
ことから、以下のような効果が得られる。
れば、チタン・サファイヤの溶液を出発原料としている
ことから、以下のような効果が得られる。
【0025】他の方法に比べて簡便にチタン・サファ
イヤの単結晶薄膜が形成できる。 チタン・サファイヤの単結晶薄膜の組成の均一性が優
れている。
イヤの単結晶薄膜が形成できる。 チタン・サファイヤの単結晶薄膜の組成の均一性が優
れている。
【0026】チタン・サファイヤ薄膜の堆積速度が速
い。 濃度の制御が容易に行える。
い。 濃度の制御が容易に行える。
【図1】本発明の製造方法における環流加熱装置の説明
図である。
図である。
【図2】本発明の製造方法における吸引濾過熱装置の説
明図である。
明図である。
【図3】本発明の製造方法における溶液塗布の一例の説
明図である。
明図である。
【図4】本発明の製造方法における溶液塗布の他の例の
説明図である。
説明図である。
【図5】本発明の製造方法におけるレーザーアニールの
説明図である。
説明図である。
【図6】導波路のパターニングの説明図である。
【図7】基本的な光導波路の構造図である。
1 溶液 2 単結晶基板 3 レーザービーム 4 多結晶膜(アモルファス膜) 5 単結晶膜
Claims (1)
- 【請求項1】 チタン及びアルミニウムを含む溶液を単
結晶基板の表面に塗布する第1の工程と、 塗布された溶液を乾燥させた後、熱処理して多結晶膜ま
たはアモルファス膜を形成する第2の工程と、 該多結晶膜またはアモルファス膜をアニール処理するこ
とにより単結晶化する第3の工程、を経ることを特徴と
するチタン・サファイヤ薄膜の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3595491A JPH0570292A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | チタン・サフアイヤ薄膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3595491A JPH0570292A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | チタン・サフアイヤ薄膜の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0570292A true JPH0570292A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=12456372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3595491A Pending JPH0570292A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | チタン・サフアイヤ薄膜の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0570292A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998044602A1 (en) * | 1997-03-27 | 1998-10-08 | Btg International Limited | Optical apparatus |
-
1991
- 1991-03-01 JP JP3595491A patent/JPH0570292A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998044602A1 (en) * | 1997-03-27 | 1998-10-08 | Btg International Limited | Optical apparatus |
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