JPH0570320A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH0570320A
JPH0570320A JP30859591A JP30859591A JPH0570320A JP H0570320 A JPH0570320 A JP H0570320A JP 30859591 A JP30859591 A JP 30859591A JP 30859591 A JP30859591 A JP 30859591A JP H0570320 A JPH0570320 A JP H0570320A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式RCOOR(式中Rはメチル基
を側鎖に有する炭素数17のアルキル基を、Rは炭素
数20以上の飽和高級アルキル基を示す)で表わされる
メチル基を側鎖に在する飽和高級脂肪酸エステルを配合
した化粧料に関する。 【効果】 本発明の化粧料に配合する油相原料のエステ
ルは従来の油相原料と比較して、皮膚障害が少なく安定
性の良好なすぐれた化粧料を提供できる点で有用であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般式RCOOR
(1)(式中、Rはメチル基を側鎖に有する炭素数
17のアルキル基を、Rは炭素数20以上の飽和高級
アルキル基を示す)で表わされるメチル基を側鎖に有す
る飽和高級脂肪酸エステルを化粧料の基剤として配合し
た皮膚障害の少ない安定性の良好なすぐれた化粧料を提
供することに関するものである。
【0002】
【従来の技術】化粧料中に配合される油性基剤の役割は
大きく、それら油性基剤の持つべき理想的な性質として
は、例えば皮膚刺激の少ないこと、組織細胞への障害が
少ないこと、皮膚呼吸の低下や、皮膚の水分透過性を悪
くすることなどの皮膚の生理作用を阻害しないこと、皮
膚ヘの感触がすぐれ、しかものびがよいこと、相溶性に
すぐれていること、臭気、着色、分解の少ないこと、寒
暖の差による粘度差が少ないこと、冷却曇点や凝固点の
低いこと、さらにロットごとのバラツキが少ないこと、
などがあげられる。さて従来より化粧料中に使用されて
いる油性基剤はオリーブ油、ヒマシ油、ヤシ油、カカオ
油、ツバキ油、スクワレン、ラノリンなどの天然油脂が
用いられているが、天然であるため天候などに左右され
豊作、不作による供給面、価格の変動、ロット間の成分
のバラツキ、臭気、色相、不安定性などの欠点を有しさ
らに化学合成品より安全性が高いといわれているが、む
しろ腐敗しやすいなど品質を一定に保つため特別の注意
を要するものが多く、厳重な品質管理が必要である。こ
のような現状から近年、天然油脂の欠点を少しでも改良
する努力が行なわれ、各種の合成油剤が用いられるよう
になってきた。しかし合成油剤でも皮膚刺激の発生、組
織細胞への障害、皮膚水分の透過性の悪さ、皮膚呼吸の
低下などの問題がありまだ理想的なものが少ないのが現
状である。特に合成油剤の中でも脂肪酸エステルは重要
な位置をしめている。脂肪酸エステルはエモリエント性
の高い重要な化粧料の油相原料であるが、飽和高級脂肪
酸の低級アルコールエステルは皮膚刺激が強く、安定性
も悪い、一方高級アルコールエステルは安定性は良好で
安全性も低級アルコールエステルよりは優れているが冷
却曇点や凝固点が比較的高く、使用しにくい点があり理
想的な油相原料とはいえない。また不飽和高級脂肪酸の
高級アルコールエステルは冷却曇点やのびの点は良好で
あるが飽和高級脂肪酸高級アルコールエステルより安定
性の点で若干劣るのが現状である。一方、炭素数18の
飽和高級脂肪酸エステルとしてはステアリン酸およびイ
ソステアリン酸と命名されている2−ヘプチルウンデカ
ン酸、2−イソヘプチルイソウンデカン酸が知られてお
り、これらのエステル類も使用されている。しかしステ
アリン酸の低級アルコールのエステル類は皮膚刺激が強
く、また冷却曇点も高い。さらに飽和高級アルコールの
エステル類においては固体かワックス状になり油相原料
としては使用しづらい。一方イソステアリン酸といわれ
ている2−ヘプチルウンデカン酸、2−イソヘプチルイ
ソウンデカン酸の低級アルコールエステルも皮膚刺激が
強く使用上問題が多く、高級アルコールエステルの場合
にはイソセチルアルコールエステル、2−ヘキシルデカ
ノールエステルが使用されている。しかし上記のアルコ
ール類は皮膚刺激があり皮膚の角質は肥厚し、表皮も組
織の肥厚がはげしく真皮は変性、出血、細胞浸潤が見ら
れる。これらのエステル類も資化した場合、皮膚刺激、
皮膚毒性の問題が残り使用に際して心配である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような現状から
理想的な化粧料の油相原料がさらに求められているので
ある。化粧料の基剤としての油相原料は化学的、物理的
に安定であることが必須条件であるがそのほかに油相原
料の物理的性質、たとえば使用感、冷却曇点や凝固点、
寒暖の差による粘度差などは優れた製品を開発する上で
重要なファクターの1つである。しかしもっとも重要な
ことは毎日皮膚に塗布するものであるから皮膚刺激の少
ないこと、組織細胞に障害を与えないこと、皮膚呼吸、
皮膚水分透過性の低下などの皮膚生理作用の阻害作用の
少ないことなど皮膚安全性の高いことが要求されるので
ある。本発明者らは本発明の一般式RCOOR(式
中、Rはメチル基を側鎖に有する炭素数17のアルキ
ル基を、Rは炭素数20以上の飽和高級アルキル基を
示す)で表わされるメチル基を側鎖に有する飽和高級脂
肪酸エステルを開発し、本発明エステルは皮膚刺激が少
なく、組織細胞に障害を与えないこと、皮膚生理作用の
阻害作用が少ないことなど皮膚安全性のきわめて高いこ
とを見出し本発明を完成したのである。
【0004】
【発明が解決しようとする手段】本発明によって提供さ
れる化粧料は一般式RCOOR(式中、Rはメチ
ル基を側鎖に有する炭素数17のアルキル基を、R
炭素数20以上の飽和高級アルキル基を示す)で表わさ
れるメチル基を側鎖に有する飽和高級脂肪酸エステルの
1種または2種以上を配合してなる化粧料に関するもの
である。本発明に使用する原料の一部である炭素数18
の飽和高級脂肪酸は脂肪酸のアルキル基にメチル基が側
鎖として結合している飽和高級脂肪酸である。その原料
の合成は例えばオレイン酸からダイマー酸を合成する際
に副生する不飽和脂肪酸に水素添加して得られる炭素1
8側鎖脂肪酸を用うることができる。メチル基の結合位
置は現在の科学水準で決定することは困難で明らかにな
っていない。1種類の化合物ではなく、多分いろいろな
位置に1〜数個のメチル基が結合している混合物である
と推定されている。脂肪酸でこれを用いた理由は室温で
液状であること、酸化安定性にすぐれていること、皮膚
の水分透過性のよいこと、皮膚脂肪中に枝状脂肪酸が存
在すること、容易に供給が可能になったことなどにより
選択したのである。一方、炭素数20以上の飽和高級ア
ルコールとしては直鎖であっても分枝したものであって
もよい。代表的なものとしては2−オクチルドデカノー
ルや2−デシルテトラデカノールなどである。炭素数は
合計20以上であることが必要であり、それ以下では皮
膚刺激、組織細胞の障害などで好ましくない。アルコー
ルとしてはβ位側鎖基を有するものが下記の理由で最も
好ましい。すなわちβ位側鎖状アルコールを用いること
が好ましい理由としては炭素数20以下の直鎖アルコー
ルあるいは側鎖アルコールを用いた場合は、本発明で得
られる物質と同じような効果を達成することは出来な
い。例えばイソプロピルアルコール、イソブチルアルコ
ール、Sec−ブチルアルコール、tert−ブチルア
ルコール、2−メチルブチルアルコール、2−ヘキシル
デシルアルコール、ヘキシルアルコール、n−オクチル
アルコール、セチルアルコール、イソセチルアルコー
ル、オレイルアルコール等は不適当である。本発明のよ
うな炭素数20以上の直鎖アルコール、側鎖アルコー
ル、特にβ位側鎖アルコールを用うることが本発明の特
徴である。本発明エステル類は化粧料に使用した例はな
く本発明者らがはじめて新規に見出し、公知物質から全
く予想の出来ない化粧料の油相原料としてのすぐれた効
果を見出したのである。すなわち上記に示した公知のメ
チル側鎖を有する炭素数18の脂肪酸(以下メチル炭素
18脂肪酸と略す)のエステル類は冷却曇点では一般に
良好であるが、皮膚毒性、特に皮膚細胞障害の点で問題
がある。例えばエステルの原料の一部であるイソプロパ
ノール、2−ヘキシルデカノール、イソステアリルアル
コール等炭素数20以下のアルコールの場合は長期利用
した場合、皮膚の角質の肥厚、表皮の組織の肥厚、直皮
の変性、出血、細胞湿潤が生じるが本発明エステルの原
料の一部である2−オクチルドデカノール、2−デシル
テトラデカノールなど炭素数20以上のアルコールでは
上記のような皮膚の障害が発生しないことが判明した。
従って炭素数20以下のアルコールを利用したエステル
では、エステル中に残存するアルコールや皮膚上でのエ
ステルの加水分解でアルコールが生成することが考えら
れることより長期に利用した場合上記のような皮膚障害
が起りうる可能性は十分ありうることである。一方2−
オクチルドデカノールや2−デシルテトラデカノールな
ど炭素数20以上のアルコールを用いたエステルではエ
ステル中にアルコールが残存していても、あるいは皮膚
上で資化しても上記のような皮膚障害はほとんど発生し
ない。長期に利用しても心配することはない。さらに本
発明エステルは冷却曇点が低く液状であり、使用感も良
好で、化学的、物理的安定性にもすぐれ、臭い、色相も
よく長期安定性にもたえ、皮膚の生理作用を阻害するこ
ともなく理想的な化粧料の油相原料といえる。以上のよ
うな本発明エステルは化粧料の油相基剤に長期間にわた
って使用しても皮膚細胞に阻害を与えることなく理想的
な化粧料の原料であり、産業上の利用価値は高い。次に
本発明エステルの製造法について述べる。本発明エステ
ルの製造は一般的なエステル化法を利用することが出来
る。例えば塩基性触媒下酸ハライドを用いる方法、無触
媒あるいは適当な触媒の存在の下でエステル化する方法
などが採用出来る。例えば工業的にはメチル炭素18脂
肪酸と炭素数20以上の飽和直鎖又は側鎖アルコール類
とを150〜250℃で4〜15時間程度加熱を行なう
か、あるいは硫酸のような鉱酸あるいはパラトルエンス
ルホン酸のような脱水剤の下でメチル炭素18脂肪酸と
上記のアルコール類を反応させてもよい。上記の反応は
窒素ガスや炭酸ガスのような不活性ガス気流下で行なっ
た方が着色の防止にもつながるので、製品の純度の面か
ら考慮すると好ましい結果が得られる。さらに高純度の
ものを必要とする場合はメチル炭素18脂肪酸およびそ
の反応性誘導体、例えば臭化チオニル、塩化チオニルな
どのハロゲン化剤でメチル炭素18脂肪酸のハライドと
なし、これに上記のアルコール類をトリエチルアミン、
ピリジン等の塩基性触媒下で反応させ、さらにカラムク
ロマトグラフィーなどで精製するとよい。もちろん上述
以外の公知方法でも製造は可能である。本発明の実施に
際しては上記エステル類の1種または2種以上で従来の
油性基剤の全部または一部を置き代えて、クリーム、乳
液、ボディーローションなどの基礎化粧品、口紅、ファ
ンデイション、アイシャドウーなどのメイクアップ化粧
品、シャンプー、リンス、ヘヤコンディショナーなどの
頭髪化粧品に使用することが出来る。これらを配合して
常法により化粧料を製造すればよい。また医薬品添加物
や医薬部外品基剤にも化粧料と同様に使用することが可
能である。
【0005】次に実施例にて本発明を具体的に説明す
る。
【0006】
【実施例1】メチル炭素18脂肪酸−2−オクチルドデ
シルエステル(M−18−0Dと略す)の製造法。
【0007】メチル炭素18脂肪酸7.88g(0.0
2モル)に塩酸チオニル約20gを加え、70〜80℃
で1時間加温後過剰の塩化チオニルを減圧留去する。さ
らに塩化チオニルを完全に留去するため、クロロホルム
50mlを加え、更に減圧留去する。これに2−オクチ
ルドデカノール5.96g(0.02モル)を加え、つ
ぎに撹拌下1.9gのピリジンを滴下する。滴下と同時
に発熱が伴なう。滴下後さらに30分間70〜80℃で
加温して反応を完結させる。冷後50mlの10%塩酸
を加えエーテルで抽出する。エーテル溶液は1回水洗後
無水硫酸ナトリウムで乾燥する。濾過をしてエーテルを
留去すると無色油状物13.1g(97.2%)を得
た。酸価0.01、ケン化価99.7、ヨー素価1.
0、ヒドロキシ価0.18、エステル価99.69、比
重D200.8626(25℃)屈折率化1、乾燥減量
0.01%、色相(APHA)30、粘度(20℃)5
1.7cps、赤外線吸収スペクトル化3。
【0008】
【実施例2】実施例1のM−18−ODを下記の方法で
合成した。メチル炭素18脂肪酸7.88g(0.02
モル)および2−オチクチルドデカノール5.96g
(0.02モル)を水分分離器をつけたフラスコに入
れ、さらにパラトルエンスルホン酸の少量およびキシレ
ン5mlを加え外温200〜280℃にて計算量の水を
折出するまで撹拌下加温還流させる。数時間反応後計算
量の水が折出する。反応終了後、常法により脱酸を行な
い、活性炭で2回脱色を行ない、無色油状物12.8g
(95%)を得た。
【0009】
【実施例3】メチル炭素18脂肪酸2−デシルテトラデ
シルエステル(以下M−18−DTと略す)の製造法
【0010】メチル炭素18脂肪酸7.88g(0.0
2モル)と2−デシルテトラデカノール7.29g
(0.02モル)を用いて実施例1と同様の条件で反応
を行ない無色油状物12.5g(96.3%)を得た。
酸価0.06、ケン化価89.0、エステル価88.9
4、ヨー素価0.79、ヒドロキシル価0.1、比重D
200.8618(25℃)屈折率化2、赤外線吸収ス
ペクトル化4。
【0011】
【実施例4】実施例3のM−18−DTを下記の方法で
合成した。メチル炭素18脂肪酸7.88g(0.02
モル)および2−デシルテトラデカノール7.29g
(0.02モル)を実施例2と同様の条件で反応を行な
い無色油状物12.08g(94.7%)を得た。
【0012】
【実施例5】本発明エステルの冷却曇点
【0013】表1は本発明エステルの冷却曇点を測定し
たものである。
【表1】 各試料を冷凍庫(−15℃以下)に1週間放置した結果
を示した。表1の結果より本発明エステルは高級脂肪酸
高級アルコールエステルでかなり大きな分子量を有する
にもかかわらず−15℃以下の冷却曇点を有し凝固点も
低い。従って化粧料の油相基剤として使用しやすく、寒
暖の差により製品安定性もすぐれたものが得られる。
【0014】
【実施例6】寒暖の差による粘度差
【0015】表2は本発明エステルの寒暖の差による粘
度差を測定したものである。
【表2】 各試料はB型粘度計で測定し単位はcpsである。表2
の結果よりホホバ油は9℃で測定不可能であり表には示
さなかったがステアリン酸、ステアリン酸ステアリル、
ステアリン酸ブチルは常温で固化し測定不能である。イ
ソステリン酸も0℃で測定不能である。しかし本発明エ
ステルは−15℃以下でも測定可能であり寒暖の差によ
る粘度差は小さいといえる。
【0016】
【実施例7】酸化物生成量(POV)の生成
【0017】表3は本発明エステルのPOV値を測定し
たもので熱による酸化安定性を示し、この値の低いもの
ほど安定性はよい。
【表3】 各試料を100℃30分間送風乾燥中で加温した値を示
した。表3の結果より本発明エステルは酸化安定性のよ
いことを示している。
【0018】
【実施例8】熱酸化安定性(ガードナー法)による色相
【0019】表4は本発明エステルの熱酸化安定性(ガ
ードナー)を測定し色相で比較し、その色相値の小さな
ものほど熱酸化安定性がよい。
【表4】 各試料を試験管に入れ、180℃の油浴内で大気中、3
時間加熱した値を示した。表4の結果より本発明のエス
テルは熱酸化安定性がよい。
【0020】
【実施例9】ヒトでの皮膚刺激試験
【0021】表5は本発明エステルのヒトでの皮膚刺激
試験を行なった結果を示したものである。
【表5】 試験方法は閉鎖貼布試験法により、上膊または試験方法
は前膊内測部に被検物質を各々10重量%含有した流動
パラフィン油を調製し、これを塗布したネル布(1.5
cm四方)を貼布し、その上から包帯でカバーする。2
4時間後ネル布を取り、さらに被検物質をよくふきとっ
て取り除き、下記の判定基準に従って反応の度合を判定
し、さらに48時間後にも判定を行なった。判定は全く
変化なし(−)、かすかな紅斑(±)、明らかな紅斑
(+)、紅斑以外に浮腫、水胞等の認められるもの(+
+)とし評価は(+)以上を陽性とし評価を行なった。
表5の結果より男子4名女子6名で実施したが上記の皮
膚刺激試験法では本発明エステル類は実施したすべての
ヒトが陰性であった。しかし公知物質のステアリン酸ブ
チル、イソステアリン酸エステル類は皮膚刺激が認めら
れた。
【0022】
【実施例10】溶解性試験
【0023】表6は本発明エステルの溶解性試験の結果
を示したものである。
【表6】 表6の結果より本発明エステル類は化粧品中に一般に広
く使用される代表的な天然油脂、および炭化水素系の油
性基剤との溶解性を有し相溶性の良好なことが認められ
る。
【0023】
【実施例11】皮膚組織細胞の障害試験
【0024】ウサギの外耳孔に原料の一部であるアルコ
ール及び本発明エステルとその類似のアルコール及びエ
ステル類を毎日1回塗擦し、最長30日後に屠殺して病
理組織学的に反応所見を顕微鏡で観察した。
【表7】 上記の表7の結果ではミリスチン酸イソプロピル 2−
ヘキシルデシルアルコール、イソステアリールアルコー
ルは毎日塗擦すれば強度の皮膚障害が観られ、角層は喪
失し表皮の肥厚、真皮の膿瘍、壊死、変性、出血等すべ
ての障害が観られた。しかし本発明エステルは30日間
塗擦しても皮膚障害は認められなかった。なお変化の認
められない場合を(−)とし、変化が認められた場合を
(+)とした。次に本発明エステルを用いた化粧料の実
施例を示す(重量単位を示す)。
【0022】
【実施例10】化粧料の製法(重量単位)
【0023】処方1 O/W型コールドクリーム
【表8】 (製法)A成分を70〜80℃に加熱し撹拌混合して溶
解させ、これにB成分を徐々に加えて乳化する。さらに
C成分を加えて混合した後、30℃まで冷却して製品と
する。
【0024】処方2 W/O型栄養クリーム
【表9】 (製法)A成分を温度50〜60℃に加熱し、撹拌混合
して溶解させ、これにB成分を加え、さらにCの香料お
よび防腐剤を適量添加し混合する。
【0025】処方3 口紅
【表10】 (製法)A成分を加熱溶解しこれにB成分を加え、ロー
ラーにて均一に混合する。これを再び溶解させ、香料を
加え脱泡、濾過し成型、容器に充填し、つや出し製品と
する。
【0026】処方4 バスオイル
【表11】 (製法)上記成分を添加後混合し、温度40〜50℃に
て加熱撹拌して得る。
【化1】
【化2】
【化3】
【化4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 千里雄 大阪府大阪市淀川区新高1丁目8番10号 (72)発明者 伊藤 健一 大阪府大阪市淀川区新高1丁目8番10号 (72)発明者 大同 吉之 大阪府大阪市淀川区新高1丁目8番10号 (72)発明者 川浦 清治 大阪府大阪市中央区道修町1丁目7番11号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 R・COOR(1) (式中、Rはメチル基を側鎖に有する炭素数17のア
    ルキル基を、Rは炭素数20以上の飽和高級アルキル
    基を示す)で表わされるメチル基を側鎖に有する飽和高
    級脂肪酸エステルを配合してなる化粧料。
  2. 【請求項2】 一般式(1)のRが2−オクチルドデ
    シル基である特許請求の範囲第1項記載の化合物を配合
    してなる化粧料。
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