JPH0570370A - 血漿タンパク質に基づく医薬調製物 - Google Patents
血漿タンパク質に基づく医薬調製物Info
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- JPH0570370A JPH0570370A JP4065827A JP6582792A JPH0570370A JP H0570370 A JPH0570370 A JP H0570370A JP 4065827 A JP4065827 A JP 4065827A JP 6582792 A JP6582792 A JP 6582792A JP H0570370 A JPH0570370 A JP H0570370A
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Abstract
(57)【構成】 本発明は、免疫グロブリンA(IgA)、免疫
グロブリンG(IgG)およびトランスフェリンを、1重
量部のIgAに対して0.40〜0.80重量部のIgGお
よび0.15〜0.45重量部のトランスフェリンの比で
含有する、血漿タンパク質に基づく医薬調製物を提供す
るものである。本発明は、IgAおよびIgGを含有する
調製物がトランスフェリンをさらに含有し、IgA、Ig
Gおよびトランスフェリンの3成分が上記の重量比で存
在するときに、IgAおよびIgGを含有する調製物のス
ペクトルならびに細菌性およびウイルス性病原体に対す
る作用の強さの両方が増加するということを見い出した
ことにより完成されたものである。 【効果】 本調製物は、改善された抗微生物、抗炎症お
よび抗アレルギー活性を有する。
グロブリンG(IgG)およびトランスフェリンを、1重
量部のIgAに対して0.40〜0.80重量部のIgGお
よび0.15〜0.45重量部のトランスフェリンの比で
含有する、血漿タンパク質に基づく医薬調製物を提供す
るものである。本発明は、IgAおよびIgGを含有する
調製物がトランスフェリンをさらに含有し、IgA、Ig
Gおよびトランスフェリンの3成分が上記の重量比で存
在するときに、IgAおよびIgGを含有する調製物のス
ペクトルならびに細菌性およびウイルス性病原体に対す
る作用の強さの両方が増加するということを見い出した
ことにより完成されたものである。 【効果】 本調製物は、改善された抗微生物、抗炎症お
よび抗アレルギー活性を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗微生物、抗炎症およ
び抗アレルギー活性を有する、血漿タンパク質に基づく
医薬調製物に関する。
び抗アレルギー活性を有する、血漿タンパク質に基づく
医薬調製物に関する。
【0002】
【従来の技術】免疫グロブリンに基づく医薬調製物は、
既に細菌およびウイルス感染の予防および治療に用いら
れている。例えば、腸の感染性疾患の治療に適する、免
疫グロブリンA(IgA)および免疫グロブリンG(IgG)
を含有する経口調製物がUSA-4,335,099に記
載されている。さらに、全グロブリンに基づいてそれぞ
れ73および26%のIgGおよびIgA部分を有する免
疫グロブリン調製物は、低出生体重幼児に予防的に投与
したときに、壊死性の全腸炎の発生を減少させうること
がわかっている[Martha M.Eiblら, New Journal of Med
icine, 319, p.1-7 (1988)]。
既に細菌およびウイルス感染の予防および治療に用いら
れている。例えば、腸の感染性疾患の治療に適する、免
疫グロブリンA(IgA)および免疫グロブリンG(IgG)
を含有する経口調製物がUSA-4,335,099に記
載されている。さらに、全グロブリンに基づいてそれぞ
れ73および26%のIgGおよびIgA部分を有する免
疫グロブリン調製物は、低出生体重幼児に予防的に投与
したときに、壊死性の全腸炎の発生を減少させうること
がわかっている[Martha M.Eiblら, New Journal of Med
icine, 319, p.1-7 (1988)]。
【0003】また、血清がStaphylococcus aureusに静
菌作用を有しており、この作用が血清中に含まれるシデ
ロフィリン(トランスフェリン)の鉄-飽和に依存してい
ることも示されている[Arthur L.Schade, Protides Bio
log.Fluids; Proc.Colloq., 8, p.261-263 (1961)]。こ
の鉄-飽和した血清試料は、1重量部のIgAに対して1
5重量部のIgGおよび2.6重量部のトランスフェリン
を含有しており、ごく少ない種類の病原体に対してのみ
活性である。さらに、既知のIgA含有の医薬調製物の
全ては比較的狭い範囲の作用を有している。
菌作用を有しており、この作用が血清中に含まれるシデ
ロフィリン(トランスフェリン)の鉄-飽和に依存してい
ることも示されている[Arthur L.Schade, Protides Bio
log.Fluids; Proc.Colloq., 8, p.261-263 (1961)]。こ
の鉄-飽和した血清試料は、1重量部のIgAに対して1
5重量部のIgGおよび2.6重量部のトランスフェリン
を含有しており、ごく少ない種類の病原体に対してのみ
活性である。さらに、既知のIgA含有の医薬調製物の
全ては比較的狭い範囲の作用を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、抗微
生物活性を示し、広いスペクトルを有する、血漿タンパ
ク質に基づく医薬調製物を提供することである。さら
に、この調製物は抗炎症および抗アレルギー活性を有し
ているべきである。
生物活性を示し、広いスペクトルを有する、血漿タンパ
ク質に基づく医薬調製物を提供することである。さら
に、この調製物は抗炎症および抗アレルギー活性を有し
ているべきである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の医薬調製物は、
免疫グロブリンA(IgA)、免疫グロブリンG(IgG)お
よびトランスフェリンを、1重量部のIgAに対して0.
40〜0.80重量部のIgGおよび0.15〜0.45重
量部のトランスフェリンの比で含有することを特徴とす
る。
免疫グロブリンA(IgA)、免疫グロブリンG(IgG)お
よびトランスフェリンを、1重量部のIgAに対して0.
40〜0.80重量部のIgGおよび0.15〜0.45重
量部のトランスフェリンの比で含有することを特徴とす
る。
【0006】IgAおよびIgGを含有する調製物がトラ
ンスフェリンをさらに含有し、IgA、IgGおよびトラ
ンスフェリンの3成分が本発明で定義される重量比で存
在するときに、IgAおよびIgGを含有する調製物のス
ペクトルならびに細菌性およびウイルス性病原体に対す
る有効性の両方が増加するということがわかった。これ
らの重量比は母乳および初乳の比に相当する。
ンスフェリンをさらに含有し、IgA、IgGおよびトラ
ンスフェリンの3成分が本発明で定義される重量比で存
在するときに、IgAおよびIgGを含有する調製物のス
ペクトルならびに細菌性およびウイルス性病原体に対す
る有効性の両方が増加するということがわかった。これ
らの重量比は母乳および初乳の比に相当する。
【0007】IgAは、「分泌片」と呼ばれるタンパク
質(粘膜に浸透する能力をIgAに付与する)を含む形態
で本発明の調製物中に存在するのが好ましい。
質(粘膜に浸透する能力をIgAに付与する)を含む形態
で本発明の調製物中に存在するのが好ましい。
【0008】好ましい態様の本発明調製物は、適用のた
めに調整された溶液1mlあたりに10〜100mgのIg
A、4〜80mgのIgGおよび1.5〜45mgのトランス
フェリンを含有することを特徴とする。別の好ましい態
様の本発明医薬調製物は、感染性媒体、特にウイルスを
不活性化または排除する1またはいくつかの製造工程を
経て得られる。
めに調整された溶液1mlあたりに10〜100mgのIg
A、4〜80mgのIgGおよび1.5〜45mgのトランス
フェリンを含有することを特徴とする。別の好ましい態
様の本発明医薬調製物は、感染性媒体、特にウイルスを
不活性化または排除する1またはいくつかの製造工程を
経て得られる。
【0009】本発明の調製物は、粘膜感染、特に壊死性
の全腸炎、炎症およびアレルギーの予防および治療に特
に適している。さらに、これは幼児に体液性免疫を伝え
る際の母乳の置換物であることもできる。
の全腸炎、炎症およびアレルギーの予防および治療に特
に適している。さらに、これは幼児に体液性免疫を伝え
る際の母乳の置換物であることもできる。
【0010】市販のIgAおよびIgG、市販のIgA/
IgG混合調製物および市販のトランスフェリンを本発
明の調製物の製造に用いることができる。
IgG混合調製物および市販のトランスフェリンを本発
明の調製物の製造に用いることができる。
【0011】好ましい製造方法は、次の工程からなる: (a)感染性媒体を不活性化するように処理したか、また
は未処理の形態の、IgA、IgGおよびトランスフェリ
ンを含む血漿分画をイオン交換物質と接触させて、Ig
A、IgGおよびトランスフェリンを吸着させ、(b)該イ
オン交換物質に吸着されたIgA、IgGおよびトランス
フェリンを洗浄および溶離して溶出液を得、(c)該溶出
液を望ましくない付随タンパク質が分離されるように精
製化沈澱にかけて、精製されたIgA、IgGおよびトラ
ンスフェリンを含有する溶液を得、(d)該得られた溶液
をタンパク質沈澱化剤で処理して、IgA、IgGおよび
トランスフェリンの沈澱化および存在しうる感染性媒体
の前-不活性化を行ない、(e)該沈澱したIgA、IgGお
よびトランスフェリンを分離し、凍結乾燥し、さらに感
染性媒体の不活性化のための処理を行ない、最後に自体
既知の方法によって経口、非経口または局所的に適用し
うる医薬調製物にする。
は未処理の形態の、IgA、IgGおよびトランスフェリ
ンを含む血漿分画をイオン交換物質と接触させて、Ig
A、IgGおよびトランスフェリンを吸着させ、(b)該イ
オン交換物質に吸着されたIgA、IgGおよびトランス
フェリンを洗浄および溶離して溶出液を得、(c)該溶出
液を望ましくない付随タンパク質が分離されるように精
製化沈澱にかけて、精製されたIgA、IgGおよびトラ
ンスフェリンを含有する溶液を得、(d)該得られた溶液
をタンパク質沈澱化剤で処理して、IgA、IgGおよび
トランスフェリンの沈澱化および存在しうる感染性媒体
の前-不活性化を行ない、(e)該沈澱したIgA、IgGお
よびトランスフェリンを分離し、凍結乾燥し、さらに感
染性媒体の不活性化のための処理を行ない、最後に自体
既知の方法によって経口、非経口または局所的に適用し
うる医薬調製物にする。
【0012】出発物質中に存在しうるウイルスなどの感
染性媒体の力価の減少が、示した方法の工程中に起こる
ことがわかった。この作用は、本発明の調製物が以下の
ようにして製造されるときに特に顕著となるであろう: (a)血漿または血漿分画をCohn法に従ってエタノールで
処理して、CohnのII+III分画を分離し、(b)該分離し
たCohnのII+III分画を水性緩衝液によりpH5.0〜
6.5で温浸して、IgA、IgGおよびトランスフェリ
ンを含むタンパク質混合物を抽出し、 (c)該抽出されたタンパク質混合物をエタノールと混合
して、望ましくない付随タンパク質を沈澱させ、(d)該
沈澱させた付随タンパク質を分離して、IgA、IgGお
よびトランスフェリンを含有する溶液を得、(e)該Ig
A、IgGおよびトランスフェリンを含有する溶液をD
EAEイオン交換物質と接触させて、IgA、IgGおよ
びトランスフェリンを吸着させ、(f)該吸着させたIg
A、IgGおよびトランスフェリンを洗浄および溶離し
て溶出液を得、(g)該得られた溶出液をエタノールで処
理してIgAおよびIgGを沈澱させ、(h)該沈澱させた
IgAおよびIgGを分離して、IgAおよびIgGを含む
沈澱とトランスフェリンを含む上清を得、(i)該上清を
酸性化して、トランスフェリンを沈澱させ、(j)該沈澱
させたトランスフェリンを分離し、(k)該分離した沈澱
を混合し、医薬調製物にする。この本発明方法の変法に
より、出発物質中に存在しうる感染性媒体は少なくとも
29対数単位でその力価が減少する結果になる。
染性媒体の力価の減少が、示した方法の工程中に起こる
ことがわかった。この作用は、本発明の調製物が以下の
ようにして製造されるときに特に顕著となるであろう: (a)血漿または血漿分画をCohn法に従ってエタノールで
処理して、CohnのII+III分画を分離し、(b)該分離し
たCohnのII+III分画を水性緩衝液によりpH5.0〜
6.5で温浸して、IgA、IgGおよびトランスフェリ
ンを含むタンパク質混合物を抽出し、 (c)該抽出されたタンパク質混合物をエタノールと混合
して、望ましくない付随タンパク質を沈澱させ、(d)該
沈澱させた付随タンパク質を分離して、IgA、IgGお
よびトランスフェリンを含有する溶液を得、(e)該Ig
A、IgGおよびトランスフェリンを含有する溶液をD
EAEイオン交換物質と接触させて、IgA、IgGおよ
びトランスフェリンを吸着させ、(f)該吸着させたIg
A、IgGおよびトランスフェリンを洗浄および溶離し
て溶出液を得、(g)該得られた溶出液をエタノールで処
理してIgAおよびIgGを沈澱させ、(h)該沈澱させた
IgAおよびIgGを分離して、IgAおよびIgGを含む
沈澱とトランスフェリンを含む上清を得、(i)該上清を
酸性化して、トランスフェリンを沈澱させ、(j)該沈澱
させたトランスフェリンを分離し、(k)該分離した沈澱
を混合し、医薬調製物にする。この本発明方法の変法に
より、出発物質中に存在しうる感染性媒体は少なくとも
29対数単位でその力価が減少する結果になる。
【0013】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明の調製物の製造
および有効性をさらに詳しく説明する。実施例1 凍結ヒト血漿(100L)を解凍し、沈澱(寒冷沈降物)を
分離し、上清(寒冷上清)をエタノールと混合して、−2
℃およびpH7.0で8%の濃度にした。生成した沈澱を
分離した後、上清のエタノール濃度を−5℃で25%ま
で高めた。沈降する沈澱(CohnのII+III分画)をリン酸
−酢酸緩衝液で抽出し、pH5.3および−2℃の温度で
12%エタノールと混合すると、沈澱が生成し、これを
分離した。この上清をpH6.0〜6.5においてDEA
E-Sephadexなどのアニオン交換物質で処理して、Ig
A、IgGの一部およびトランスフェリンを吸着させ
た。アルブミンなどの他のタンパク質も同様に吸着され
た。この溶液を洗浄して未結合のタンパク質を取ると、
最終産物中のIgAのIgGに対する比は洗浄工程の強さ
の関数であった。この操作の後、吸着されたタンパク質
をリン酸で緩衝された3%NaCl溶液で溶離した。得ら
れた溶液をpH6.4〜6.5および−3℃の温度で20
%エタノールと混合し、生成した沈澱を廃棄し、上清の
エタノール濃度を30%まで高めると、IgA、IgGお
よびトランスフェリンが沈澱した。この沈澱を分離し、
水に溶解し、pH6.5および−5℃の温度で25%エタ
ノールと混合した。生成した沈澱はIgAおよびIgGを
含んでおり、これを分離した。トランスフェリンは溶解
したままであり、pHを5.5に調節することによってこ
れを沈澱させた。
および有効性をさらに詳しく説明する。実施例1 凍結ヒト血漿(100L)を解凍し、沈澱(寒冷沈降物)を
分離し、上清(寒冷上清)をエタノールと混合して、−2
℃およびpH7.0で8%の濃度にした。生成した沈澱を
分離した後、上清のエタノール濃度を−5℃で25%ま
で高めた。沈降する沈澱(CohnのII+III分画)をリン酸
−酢酸緩衝液で抽出し、pH5.3および−2℃の温度で
12%エタノールと混合すると、沈澱が生成し、これを
分離した。この上清をpH6.0〜6.5においてDEA
E-Sephadexなどのアニオン交換物質で処理して、Ig
A、IgGの一部およびトランスフェリンを吸着させ
た。アルブミンなどの他のタンパク質も同様に吸着され
た。この溶液を洗浄して未結合のタンパク質を取ると、
最終産物中のIgAのIgGに対する比は洗浄工程の強さ
の関数であった。この操作の後、吸着されたタンパク質
をリン酸で緩衝された3%NaCl溶液で溶離した。得ら
れた溶液をpH6.4〜6.5および−3℃の温度で20
%エタノールと混合し、生成した沈澱を廃棄し、上清の
エタノール濃度を30%まで高めると、IgA、IgGお
よびトランスフェリンが沈澱した。この沈澱を分離し、
水に溶解し、pH6.5および−5℃の温度で25%エタ
ノールと混合した。生成した沈澱はIgAおよびIgGを
含んでおり、これを分離した。トランスフェリンは溶解
したままであり、pHを5.5に調節することによってこ
れを沈澱させた。
【0014】次いで、この沈澱中のIgA、IgGおよび
トランスフェリンの含有量を既知の方法で測定し、それ
ぞれの量を混合することによって本発明の比率に調節し
た。即ち、市販の調製物を用いてIgA、IgGおよび/
またはトランスフェリンを追加し、所望ならば薬学的添
加物と混合した。次に、この溶液を凍結乾燥し、水で湿
らせ、60℃で10時間熱処理して、存在しうる病原体
を破壊した。この凍結乾燥して熱処理した粉末を適用可
能な形態にするためには、NaCl含有のグルコース溶液
に溶解し、滅菌濾過し、そして容器中に詰めるか、また
は経口投与用に錠剤に打錠もしくはカプセルに充填す
る。しかし、この錠剤またはカプセルは胃液耐性の層で
被覆されていなければならない。
トランスフェリンの含有量を既知の方法で測定し、それ
ぞれの量を混合することによって本発明の比率に調節し
た。即ち、市販の調製物を用いてIgA、IgGおよび/
またはトランスフェリンを追加し、所望ならば薬学的添
加物と混合した。次に、この溶液を凍結乾燥し、水で湿
らせ、60℃で10時間熱処理して、存在しうる病原体
を破壊した。この凍結乾燥して熱処理した粉末を適用可
能な形態にするためには、NaCl含有のグルコース溶液
に溶解し、滅菌濾過し、そして容器中に詰めるか、また
は経口投与用に錠剤に打錠もしくはカプセルに充填す
る。しかし、この錠剤またはカプセルは胃液耐性の層で
被覆されていなければならない。
【0015】実施例2 ヒト血漿(10L)を1Lあたり140gの硫酸アンモニ
ウムとpH7.2において混合した。沈澱を分離した後、
硫酸アンモニウムの濃度を275g/Lまで高めた。生
成した沈澱をpH5.0において5mモル/L酢酸緩衝液
に溶解し、不溶性部分を分離し、廃棄した。IgA、Ig
Gおよびトランスフェリンを上清から単離し、pH6.6
および−5℃において30%エタノールで沈澱させるこ
とによって濃縮した。この調製物は次の組成を有してい
た: IgA 63mg/ml IgG 28mg/ml トランスフェリン 10mg/ml
ウムとpH7.2において混合した。沈澱を分離した後、
硫酸アンモニウムの濃度を275g/Lまで高めた。生
成した沈澱をpH5.0において5mモル/L酢酸緩衝液
に溶解し、不溶性部分を分離し、廃棄した。IgA、Ig
Gおよびトランスフェリンを上清から単離し、pH6.6
および−5℃において30%エタノールで沈澱させるこ
とによって濃縮した。この調製物は次の組成を有してい
た: IgA 63mg/ml IgG 28mg/ml トランスフェリン 10mg/ml
【0016】ウイルス力価の減少 本発明の調製物の製造中に出発血漿中に存在しうるウイ
ルスが不活性化または排除されることを示すために、実
施例1に記載した方法の各工程を繰返した。各工程前
に、予め決めたウイルス力価(HIV)に試料を調節し、
全ての工程を行なった後に評価した。この結果を表1に
まとめる。
ルスが不活性化または排除されることを示すために、実
施例1に記載した方法の各工程を繰返した。各工程前
に、予め決めたウイルス力価(HIV)に試料を調節し、
全ての工程を行なった後に評価した。この結果を表1に
まとめる。
【0017】工程1:寒冷沈降物の回収 0.5mlあたりに106感染単位を含有するHIV-1ウ
イルス懸濁液(ウイルス懸濁液I)(1ml)とヒト血漿(1
0ml)を混合した。この混合物を−20℃で凍結させ、
0〜2℃で解凍した。生成した沈澱を遠心して分離し
た。この上清(寒冷上清)において、104感染単位/ml
のウイルス力価が測定された。即ち、工程1において1
0の1乗でウイルス力価の減少が得られた。
イルス懸濁液(ウイルス懸濁液I)(1ml)とヒト血漿(1
0ml)を混合した。この混合物を−20℃で凍結させ、
0〜2℃で解凍した。生成した沈澱を遠心して分離し
た。この上清(寒冷上清)において、104感染単位/ml
のウイルス力価が測定された。即ち、工程1において1
0の1乗でウイルス力価の減少が得られた。
【0018】工程2:8%エタノールによる分画化 寒冷上清(6ml)をウイルス懸濁液I(0.6ml)と混合し
た。この混合物の温度を−1〜−2℃に維持し、8%エ
タノールの濃度が得られるように−20℃の96%エタ
ノール(0.6ml)を混合した。生成した沈澱を遠心して
分離した。この上清において103感染単位/mlのウイ
ルス濃度が測定され、これは102の因数での減少を意
味した。
た。この混合物の温度を−1〜−2℃に維持し、8%エ
タノールの濃度が得られるように−20℃の96%エタ
ノール(0.6ml)を混合した。生成した沈澱を遠心して
分離した。この上清において103感染単位/mlのウイ
ルス濃度が測定され、これは102の因数での減少を意
味した。
【0019】工程3:免疫グロブリンからのアルブミン
の分離 工程2の上清(8ml)を、0.5mlあたりに107感染単位
を含有するHIV-1ウイルス懸濁液(ウイルス懸濁液I
I)(0.8ml)と混合した。この混合物の温度を−5℃に
維持し、96%エタノール溶液(2.1ml)を加えて25
%溶液を得た。生成した沈澱を遠心して分離した。PB
S(1ml)に溶解した沈澱中にウイルスを検出することは
できず、これは106の因数での減少を意味した。
の分離 工程2の上清(8ml)を、0.5mlあたりに107感染単位
を含有するHIV-1ウイルス懸濁液(ウイルス懸濁液I
I)(0.8ml)と混合した。この混合物の温度を−5℃に
維持し、96%エタノール溶液(2.1ml)を加えて25
%溶液を得た。生成した沈澱を遠心して分離した。PB
S(1ml)に溶解した沈澱中にウイルスを検出することは
できず、これは106の因数での減少を意味した。
【0020】工程4:12%エタノールによる抽出およ
び沈澱 工程3で得た沈澱(1g)をリン酸−酢酸緩衝液(30ml)
に懸濁させた。この懸濁液(10ml)をウイルス懸濁液I
(1ml)と混合した。96%エタノール溶液(1.6ml)を
−2℃の温度で加え、最終濃度を12容量%にした。こ
の懸濁液を遠心した。この上清中にウイルスは検出され
ず、これは105の因数での減少に対応した。
び沈澱 工程3で得た沈澱(1g)をリン酸−酢酸緩衝液(30ml)
に懸濁させた。この懸濁液(10ml)をウイルス懸濁液I
(1ml)と混合した。96%エタノール溶液(1.6ml)を
−2℃の温度で加え、最終濃度を12容量%にした。こ
の懸濁液を遠心した。この上清中にウイルスは検出され
ず、これは105の因数での減少に対応した。
【0021】工程5:吸着、洗浄、溶離 1gのタンパク質に対して500mgのDEAE-Sephade
xを工程4の上清(10ml)に加え、ウイルス懸濁液II(1
ml)を加え、−2℃で撹拌し、吸着物質を分離した。こ
のSephadexを洗浄し、タンパク質を溶離した。ウイル
ス力価は1mlあたり103感染単位であり、これは103
の因数での減少に対応した。
xを工程4の上清(10ml)に加え、ウイルス懸濁液II(1
ml)を加え、−2℃で撹拌し、吸着物質を分離した。こ
のSephadexを洗浄し、タンパク質を溶離した。ウイル
ス力価は1mlあたり103感染単位であり、これは103
の因数での減少に対応した。
【0022】工程6:20%エタノールによる沈澱 工程5の溶出液(5ml)をウイルス懸濁液II(0.5ml)と
混合し、96%エタノール溶液(1.45ml)を加え、−
2℃で撹拌し、沈澱を遠心した。この上清中にはウイル
スは検出されなかった(106の減少)。
混合し、96%エタノール溶液(1.45ml)を加え、−
2℃で撹拌し、沈澱を遠心した。この上清中にはウイル
スは検出されなかった(106の減少)。
【0023】工程7:30%エタノールによる沈澱 工程6の上清(5ml)をウイルス懸濁液II(0.5ml)およ
びエタノール(0.83ml)と混合し、−5℃で撹拌し、
遠心した。この沈澱を緩衝液(1ml)に溶解した。ウイル
スは検出されなかった(106の減少)。
びエタノール(0.83ml)と混合し、−5℃で撹拌し、
遠心した。この沈澱を緩衝液(1ml)に溶解した。ウイル
スは検出されなかった(106の減少)。
【0024】従って、ウイルス力価の合計の減少(工程
1〜7の合計)は少なくとも1029であった(表1を参
照)。
1〜7の合計)は少なくとも1029であった(表1を参
照)。
【表1】
【0025】細菌に対する活性 細菌に対する本発明調製物の活性を調べるために、以下
の表2に示した組成を有する3種類の溶液(a、bおよ
びc)を用いた。
の表2に示した組成を有する3種類の溶液(a、bおよ
びc)を用いた。
【表2】 細菌に対する活性を調べるために用いた溶液 溶液 IgA IgG トランスフェリン a 50 30 15 b 25 20 11 c 90 40 15 (表中の数字はmg/ml) 溶液a、bおよびc(それぞれ3ml)をバイアル中でSta
phylococcus aureus、Escherichia coli、Pseudomona
s aeruginosa、BacillussubtilisおよびCandida albi
cansの異なる細菌懸濁液(それぞれ0.1ml)に接種し、
振盪し、ピペットにより2x0.1mlでペトリ皿に取
り、栄養寒天およびCandidaについては大豆カゼイン寒
天をそれぞれ満たした。20〜25℃で0.5、1、
3、5および24時間インキュベートした後、コロニー
を計数した。3種の調製物a、bおよびcのすべてが5
種類の細菌すべての増殖を阻害した。溶液bを用いたと
きだけ、Escherichia coliの増殖の阻害が弱かった。
phylococcus aureus、Escherichia coli、Pseudomona
s aeruginosa、BacillussubtilisおよびCandida albi
cansの異なる細菌懸濁液(それぞれ0.1ml)に接種し、
振盪し、ピペットにより2x0.1mlでペトリ皿に取
り、栄養寒天およびCandidaについては大豆カゼイン寒
天をそれぞれ満たした。20〜25℃で0.5、1、
3、5および24時間インキュベートした後、コロニー
を計数した。3種の調製物a、bおよびcのすべてが5
種類の細菌すべての増殖を阻害した。溶液bを用いたと
きだけ、Escherichia coliの増殖の阻害が弱かった。
【0026】比較のために、アルブミン、3種のIgA
/IgG混合物、およびトランスフェリンの活性を試験
した。この結果を以下の表3に示す。
/IgG混合物、およびトランスフェリンの活性を試験
した。この結果を以下の表3に示す。
【表3】 比較試験の結果 Staphylococcus Escherichia Pseudomonas Bacillus Candida aureus coli aeruginosa subtilis albicans アルブミン (50mg); − − − − − IgA(56mg) IgG(2mg); − + − − − IgA(75mg) IgG(26mg); + − − − + IgA(3mg) IgG(100mg); − − − + − トランスフェ リン(56mg); − − + − − トランスフェリン(15mg); − − − − − 表中の数字は、溶液1mlあたりのmg数を示す。 −は、細菌増殖の阻害がないことを示す。 +は、細菌増殖の阻害があることを示す。
【0027】ウイルスに対する活性 ウイルスに対する本発明調製物の活性を調べるために、
上記の溶液a(1ml)をそれぞれHIV、シンドビスおよ
びVSVウイルスの懸濁液(0.1ml)と混合し、凍結乾
燥し、湿らせ、密閉した容器中で10時間、60℃に加
熱した。ウイルス力価をこの熱処理の前後に測定した。
この結果を以下の表4にまとめる。
上記の溶液a(1ml)をそれぞれHIV、シンドビスおよ
びVSVウイルスの懸濁液(0.1ml)と混合し、凍結乾
燥し、湿らせ、密閉した容器中で10時間、60℃に加
熱した。ウイルス力価をこの熱処理の前後に測定した。
この結果を以下の表4にまとめる。
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イエンドラ・リンナオ オーストリア、アー−1224ヴイーン、ラー フエンデルヴエーク24番
Claims (12)
- 【請求項1】 免疫グロブリンA(IgA)、免疫グロブ
リンG(IgG)およびトランスフェリンを、1重量部の
IgAに対して0.40〜0.80重量部のIgGおよび
0.15〜0.45重量部のトランスフェリンの比で含有
する、抗微生物、抗炎症および抗アレルギー活性を有す
る血漿タンパク質に基づく医薬調製物。 - 【請求項2】 IgAが分泌片を含有する請求項1に記
載の医薬調製物。 - 【請求項3】 適用のために調整された溶液1mlあたり
に10〜100mgのIgA、4〜80mgのIgGおよび
1.5〜45mgのトランスフェリンを含有する請求項1
に記載の医薬調製物。 - 【請求項4】 適用のために調整された溶液1mlあたり
に45〜55mgのIgA、25〜35mgのIgGおよび1
0〜20mgのトランスフェリンを含有する請求項3に記
載の医薬調製物。 - 【請求項5】 感染性媒体を不活性化する少なくとも1
つの製造工程を経て得られる請求項1に記載の医薬調製
物。 - 【請求項6】 感染性媒体を排除する少なくとも1つの
製造工程を経て得られる請求項1に記載の医薬調製物。 - 【請求項7】 感染性媒体がウイルスである請求項5ま
たは6に記載の医薬調製物。 - 【請求項8】 粘膜感染、炎症およびアレルギーの予防
および治療に用いられる請求項1に記載の医薬調製物。 - 【請求項9】 壊死性の全腸炎の予防および治療に用い
られる請求項8に記載の医薬調製物。 - 【請求項10】 (a)IgA、IgGおよびトランスフェ
リンを含む血漿分画およびイオン交換物質を供し、該I
gA、IgGおよびトランスフェリンを含む血漿分画を該
イオン交換物質と接触させて、IgA、IgGおよびトラ
ンスフェリンを吸着させ、 (b)該イオン交換物質に吸着させたIgA、IgGおよび
トランスフェリンを洗浄および溶離して溶出液を得、 (c)望ましくない付随タンパク質が分離されるように該
溶出液を精製化沈澱にかけて、精製されたIgA、IgG
およびトランスフェリンを含有する溶液を得、 (d)該精製された溶液をタンパク質沈澱化剤で処理し
て、IgA、IgGおよびトランスフェリンを含有する沈
澱の取得および存在しうる感染性媒体の前-不活性化を
行ない、 (e)該IgA、IgGおよびトランスフェリンを含有する
沈澱を分離および凍結乾燥し、この沈澱についてさらに
感染性媒体の不活性化処理を行ない、最後にこの分離し
て凍結乾燥して処理した沈澱を自体既知の方法によって
経口、非経口または局所的に適用しうる医薬調製物にす
る、 ことからなる請求項1に記載の医薬調製物の製造方法。 - 【請求項11】 イオン交換物質と接触させる前にIg
A、IgGおよびトランスフェリンを含む血漿分画を処
理して感染性媒体を不活性化する請求項10に記載の方
法。 - 【請求項12】 (a)血漿または血漿分画を供し、この
血漿または血漿分画をCohn法に従ってエタノールで処
理してCohnのII+III分画を分離し、 (b)水性緩衝液を供し、該分離したCohnのII+III分画
をこの水性緩衝液によりpH5.0〜6.5で温浸して、
IgA、IgGおよびトランスフェリンを含むタンパク質
混合物を抽出し、 (c)該抽出されたタンパク質混合物をエタノールと混合
して、望ましくない付随タンパク質を沈澱させ、 (d)該沈澱させた付随タンパク質を分離して、IgA、I
gGおよびトランスフェリンを含有する溶液を得、 (e)DEAEイオン交換物質を供し、該IgA、IgGお
よびトランスフェリンを含有する溶液をこのDEAEイ
オン交換物質と接触させて、IgA、IgGおよびトラン
スフェリンを吸着させ、 (f)該吸着させたIgA、IgGおよびトランスフェリン
を洗浄および溶離して溶出液を得、 (g)該得られた溶出液をエタノールで処理してIgAおよ
びIgGを沈澱させ、 (h)該沈澱させたIgAおよびIgGを分離して、IgAお
よびIgGを含む第1の沈澱とトランスフェリンを含む
上清を得、 (i)該上清を酸性化して、トランスフェリンを含む第2
の沈澱を得、 (j)該トランスフェリンを含む第2の沈澱を分離し、 (k)該第1および第2の沈澱を混合し、該混合した沈澱
を医薬調製物にする、ことからなる請求項1に記載の医
薬調製物の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| AT0065191A AT402789B (de) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | Pharmazeutische präparation auf basis von plasmaproteinen |
| AT651/91 | 1991-03-25 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0570370A true JPH0570370A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=3496219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4065827A Pending JPH0570370A (ja) | 1991-03-25 | 1992-03-24 | 血漿タンパク質に基づく医薬調製物 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0506651B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0570370A (ja) |
| AT (2) | AT402789B (ja) |
| CA (1) | CA2063872C (ja) |
| DE (1) | DE59207358D1 (ja) |
| FI (1) | FI107779B (ja) |
| HU (1) | HU214059B (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09509164A (ja) * | 1994-02-18 | 1997-09-16 | イムノ・アクテイエンゲゼルシヤフト | 免疫グロブリンaを用いた炎症を予防及び治療するための組成物並びに方法 |
| DE4424935C1 (de) * | 1994-07-14 | 1996-03-21 | Immuno Ag | Humanes virussicheres monomeres Immunglobulin A und Verfahren zu seiner Herstellung |
| DE19600939C1 (de) | 1996-01-12 | 1997-08-28 | Immuno Ag | Verfahren zur Trennung von IgG und IgA |
| JP2001504447A (ja) * | 1996-08-12 | 2001-04-03 | エイプラス サイエンス インベスト アーベー | ラクトフェリンおよび/またはラクトフェリシンでの、感染、炎症および/または腫瘍の処置および予防 |
| AT405135B (de) * | 1997-01-17 | 1999-05-25 | Immuno Ag | Präparation umfassend thiolgruppen-hältige proteine |
| AT404358B (de) | 1997-02-04 | 1998-11-25 | Immuno Ag | Verfahren zur chromatographischen reinigung bzw. fraktionierung von von willebrand-faktor aus einem vwf-hältigen ausgangsmaterial |
| AT407159B (de) * | 1997-06-13 | 2001-01-25 | Immuno Ag | Verfahren zur abreicherung von viralen und molekularen pathogenen aus einem biologischen material |
| AT410218B (de) | 1999-08-20 | 2003-03-25 | Baxter Ag | Verfahren zur herstellung eines qualitätsgesicherten pools biologischer proben |
| US9616091B2 (en) | 2008-05-23 | 2017-04-11 | The Lauridsen Group, Inc. | Methods and compositions containing at least 30% IgG and 10% or less by weight IgA for reducing lung inflammation in an animal |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5653623A (en) * | 1979-10-09 | 1981-05-13 | Mochida Pharmaceut Co Ltd | Remedy for allergic disease |
| JPS59190922A (ja) * | 1983-04-12 | 1984-10-29 | Green Cross Corp:The | 炎症治療予防剤 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5837285B2 (ja) * | 1975-05-29 | 1983-08-15 | カブシキガイシヤ ミドリジユウジ | チヨウナイカンセンシヨウチリヨウザイノセイゾウホウホウ |
| CS248954B1 (sk) * | 1983-02-10 | 1987-03-12 | Alfred Stachy | Zmes imunoglobulínov typu IgG, IgA, IgM a transferínu pre intravenózne a intraperitoneálne použitie |
| CS242310B1 (sk) * | 1983-02-22 | 1986-04-17 | Alfred Stachy | Prípravok pre vonkajšie použitie obsahujúci Ig-7S alebo zmesi IgG, IgA, IgM |
| CS249222B1 (sk) * | 1985-02-08 | 1987-03-12 | Alfred Stachy | Zmes ceruloplazmínu, transferům, IgG, IgA, IgM-imunoglobulínov pre intravenóznu, intraperitoneálnu a intratekálnu aplikáciu |
| CS249225B1 (sk) * | 1985-02-12 | 1987-03-12 | Alfred Stachy | Zmes ceruloplazmínu a transferínu s 7 S imunoglobulínami alebo s IgG, IgA, IgM-imunoglobulínami pre aplikáciu na sliznice |
| CS260162B1 (sk) * | 1985-04-29 | 1988-12-15 | Alfred Stachy | Zates ceruloplazmiua, transferína, sekreterických IgA a sérových imunoglobulínov IgG, IgA a IgM pre aplikáciu na sliznice gastrointestinálneho traktu |
| DE3842143A1 (de) * | 1988-12-15 | 1990-06-21 | Nitsche Dietrich | Verwendung von transferrin zur endotoxinneutralisation |
| DE3844667A1 (de) * | 1988-12-15 | 1990-06-21 | Nitsche Dietrich | Verwendung von transferrin zur bekaempfung der toxischen wirkung des endotoxins bei der endotoxinaemie |
-
1991
- 1991-03-25 AT AT0065191A patent/AT402789B/de not_active IP Right Cessation
-
1992
- 1992-03-20 HU HU9200925A patent/HU214059B/hu not_active IP Right Cessation
- 1992-03-24 DE DE59207358T patent/DE59207358D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-03-24 AT AT92890067T patent/ATE144148T1/de not_active IP Right Cessation
- 1992-03-24 JP JP4065827A patent/JPH0570370A/ja active Pending
- 1992-03-24 EP EP92890067A patent/EP0506651B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-03-24 CA CA002063872A patent/CA2063872C/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-03-25 FI FI921309A patent/FI107779B/fi active
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5653623A (en) * | 1979-10-09 | 1981-05-13 | Mochida Pharmaceut Co Ltd | Remedy for allergic disease |
| JPS59190922A (ja) * | 1983-04-12 | 1984-10-29 | Green Cross Corp:The | 炎症治療予防剤 |
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| HU9200925D0 (en) | 1992-05-28 |
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| DE59207358D1 (de) | 1996-11-21 |
| ATE144148T1 (de) | 1996-11-15 |
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| CA2063872A1 (en) | 1992-09-26 |
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