JPH0570494A - 一本鎖化モネリンの製造 - Google Patents

一本鎖化モネリンの製造

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JPH0570494A
JPH0570494A JP3155713A JP15571391A JPH0570494A JP H0570494 A JPH0570494 A JP H0570494A JP 3155713 A JP3155713 A JP 3155713A JP 15571391 A JP15571391 A JP 15571391A JP H0570494 A JPH0570494 A JP H0570494A
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Japan
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monellin
protein
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amino acid
dna
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JP3155713A
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Hiroshi Iijima
島 洋 飯
Hidetaka Sone
根 秀 隆 曽
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Kirin Brewery Co Ltd
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Kirin Brewery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 天然型モネリンの強い甘味活性を保存しなが
ら低pH域での耐熱性を向上させたモネリン蛋白質およ
びこの蛋白質を用いた低カロリ−甘味剤を提供する。 【構成】 天然型モネリンのA鎖とB鎖を特定のリンカ
−で結合して一本鎖化したアミノ酸配列と実質的に同じ
アミノ酸配列を有する蛋白質。上記の蛋白質をコ−ドす
るDNA配列。このDNA配列を適当な宿主に組み込ん
でこれを発現させることにより、上記の蛋白質を遺伝子
工学的に生産することが可能となる。上記の蛋白質を甘
味成分の少なくとも一部として含んでなる甘味剤。

Description

【発明の詳細な説明】
〔発明の背景〕
【産業上の利用分野】本発明は、甘味を有する蛋白質に
関する。さらに具体的には、本発明は、モネリン由来の
高度の甘味を保持させつつその耐熱性およびプロテアー
ゼ耐性を向上させた蛋白質に関する。蛋白工学的にいえ
ば、本発明は、天然型モネリンの2本のサブユニット
を、その個有の立体構造を実質的に保持するように設計
したアミノ酸配列を持ったリンカーによって一本鎖にす
ることによって、天然型モネリンが特に低pH域におい
て生じ易い耐熱性およびプロテアーゼ耐性の低下を防止
したものである。
【従来の技術】砂糖に代る低カロリー甘味剤に対する希
求に応えるものとして、各種の化合物ないし物質が提案
されてきている。そのような低カロリー甘味物質の一つ
として、モネリンが知られている。モネリンは熱帯植物
Dioscoreophyllum cumminsiiの実に存在する蛋白質であ
って、重量比で砂糖の約1000倍の甘味を有するとさ
れていてる。このような植物由来のモネリンの構造は、
既に明らかにされている。すなわち、天然型モネリン
は、アミノ酸配列研究により(文献1、2)、非等価な
二つのサブユニット(A、B)から構成され、その10
%はサブユニットAのN末端にPheが一つ多く付加さ
れたアミノ酸配列を有していることが明らかにされてい
る。また、X線結晶構造解析により(文献3)三次元立
体構造も判明し、二本のサブユニットの非共有結合によ
る会合の様子も明らかにされている。天然型モネリン
は、このような強い甘味活性を持っているところより、
また現在のところでは重大な毒性も認められていないの
で、低カロリー甘味剤として有望なものといえよう。し
かしながら、天然型モネリンには、低pH域において熱
によって容易にその甘味活性を失なってしまうという問
題があって、産業上の利用の障害となっていた。甘味剤
の大きな用途の一つは清涼飲料ないし果汁飲料での使用
であるが、これらの飲料は酸性であることが多く、また
加熱殺菌を受けることがふつうであるので、このような
条件を経て得られる製品は甘味の劣ったものとなってし
まうからである。
【0001】<考えられる解決策>天然型モネリン蛋白
質のこのような問題点を解決するものとして、サブユニ
ットAおよびサブユニットBを適当な手段で連結した一
本鎖の蛋白質が知られている(文献4および5)。これ
らは、モネリンのサブユニットAのN末端とサブユニッ
トBのC末端を、直接に、あるいは欠失させることによ
り、あるいはモネリンの同様な立体構造を持った他の部
分の一次配列で置き換えることにより、一本のポリペプ
チド鎖になるように連結したアミノ酸配列を有する改変
型蛋白質である。その中で、最も甘味を保持しかつ耐熱
性を向上したものは、サブユニットBとサブユニットA
を直接結合したアミノ酸配列を有する蛋白質である(文
献4参照)。このように、これらの従来の一本鎖化モネ
リンは、サブユニットBのC末端とサブユニットAのN
末端を、(i)直接結合した、あるいは(ii)数残基ずつ削
除して結合した、あるいは(iii) 天然体のアミノ酸残基
数を上回らない長さのアミノ酸配列をモネリンの配列の
なかから選択して、置換して結合した、構成となってい
る。これらの改変モネリンは低pH域での活性低下の点
で改善されていて、それなりの貢献をなしたものという
ことができようが、天然型モネリンの立体構造が有意に
保存されていないからであろうか、天然型に比べて甘味
活性が数分の一に低下している。この事実は、該先行技
術の発表者および発明者が当該刊行物中で述べているば
かりでなく、本発明者らの実験的に確認したところでも
ある(実施例5−(1)、(2)参照)。従って、モネ
リンの低カロリー甘味剤としての利用に関しては、解決
すべき問題が依然として存在しているというべきであ
る。
【0002】 〔発明の概要〕
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に解
決を与えて天然型モネリンの強い甘味活性を保存しなが
ら低pH域での耐熱性を向上させることを目的とするも
のである。
【課題を解決するための手段】本発明は、天然型モネリ
ンのA鎖とB鎖を特定のリンカーで結合して一本鎖化す
ることによって上記目的を達成した。すなわち、本発明
による甘味を有する蛋白質は、下記配列式1′で示され
るアミノ酸配列と実質的に同じアミノ酸配列を有するも
のであること、を特徴とするものである。
【化2】 (ここで、Xaaは、Gly、Ser、GluまたはT
hrを表わす) また、本発明によるDNA配列は、上記の蛋白質をコー
ドするものであること、を特徴とするものである。さら
にまた、本発明による甘味剤は、上記の甘味を有する蛋
白質を甘味成分の少なくとも一部として含んでなるも
の、である。
【0003】〔発明の具体的説明〕 <一本鎖化モネリン> <蛋白質の構造解析>本発明による甘味蛋白質は、天然
型モネリンのA鎖およびB鎖を特定のリンカーで結合し
て一本鎖化した構造を有することは前記したところであ
る。天然型モネリンのA鎖およびB鎖は、下記の配列式
で示されるアミノ酸配列を持つといわれている(ここ
で、配列式2と2′とはサブユニットBの49−50番
目のアミノ酸配列が異なっている)。
【化3】
【化4】 配列式2(配列番号:3(または4)、5)は文献1お
よび2に基づいており、また配列式2′(配列番号:3
(または4)、6)はその後香村らによって報告され
(後記文献9)本発明者らも天然標品のアミノ酸配列の
分析によって確認している配列に基づくものである。天
然型モネリンのA鎖のN末端にPheが結合しているも
のが少数存在することは前記したところであって、A鎖
N末端の(Phe)はこれを示すものである。本発明に
よる一本鎖化モネリンは基本的には、上記の配列式2を
基にすれば下記配列式1(配列番号:1)で示され、ま
た上記の配列式2′を基にすれば配列式1′(配列番
号:2)で示されることになる。本発明においては、上
記配列式2および2′で示されるものを含めて天然型モ
ネリンとよぶものとする。
【化5】
【化6】 本発明の蛋白質は、天然型モネリンのA鎖のN末端とB
鎖のC末端を特定のリンカーで結合して一本鎖化した構
造であって、A鎖のN末端が(Phe)で示されること
に相当して、本発明におけるリンカー部分はXaa(P
he)で示される。すなわち、天然型モネリンと本発明
の蛋白質の構造を比較した場合、A鎖のN末端がPhe
であるときはリンカーはXaaであり、A鎖N末端がP
heでないときはリンカーはXaaPheであると考え
ることができる。ここでXaaはGly、Ser、Gl
uおよびThrからなる群から選ばれたアミノ酸を表わ
す(詳細後記)。いずれの考え方に立っても、本発明の
一本鎖化モネリンは前記の配列式1′(あるいは配列式
1)で示されるアミノ酸配列と実質的に同じアミノ酸配
列を有する蛋白質である。
【0004】<一本鎖化モネリンの定義>本発明による
甘味を有する蛋白質は、前記の配列式1′(あるいは配
列式1)で示されるアミノ酸配列と実質的に同じアミノ
酸配列を有するものである(配列式1′と1とは49−
50番目のアミノ酸配列が異なっている)。ここで、X
aaは、Gly、Ser、GluおよびThrからなる
群から選ばれたアミノ酸を表わす。後記の実施例で実際
に使用したのはGlyであって、これは一本鎖化モネリ
ンの生産が大腸菌、酵母などの微生物、植物などにおけ
る発現生産が期待されるところより、選ばれたものであ
る。すなわち、一本鎖化モネリンを対応DNA鎖の遺伝
情報の発現によって宿主細胞に産生させるときは、Xa
aがGluのときは蛋白質の等電点が天然型モネリンと
異なるところから、これはリンカーとして特に好ましい
というものではなく、またXaaがSerまたはThr
のときには、宿主細胞によって、たとえば酵母では、糖
鎖が付着した発現物を産生する可能性があるが、Xaa
がGlyであればそのようなことがないからである。従
って、リンカーの如何にかゝわらず糖鎖付着のおそれの
ない宿主細胞、たとえば大腸菌の場合は、Xaaは必ず
しもGlyでなくてもよい。なお、本発明の効果が過度
に損なわれない限り、多少の糖鎖の付着は許容されるも
のとする。いずれにしても、Xaaとしての4種のアミ
ノ酸は、天然型モネリンのA鎖N末端とB鎖C末端が形
成する逆平行β‐シート構造において、いずれもその立
体構造を実質的に保持するリンカーXaa(Phe)を
与えるものであり、本発明において等価なものである。
また、一般に、蛋白質の特性がその構成アミノ酸の一部
の欠失または置換あるいは別種アミノ酸の付加があって
も実質的に保存されることはよく知られたところであ
り、事実本発明蛋白質の場合にもそのような事実が確認
されている(後記実験例参照)。従って、本発明による
甘味を有する蛋白質も、このようなアミノ酸についての
改変(以後、改変された蛋白質を改変蛋白質ともいう)
を許容するものとして解すべきものとする。本発明によ
る蛋白質を、「配列式1′(あるいは配列式1)で示さ
れるアミノ酸配列と実質的に同じアミノ酸配列を有する
ものであること」と定義する所以である(配列式1′を
基準にすれば配列式1は配列式1′に対する(もしくは
配列式1′で示されるアミノ酸配列と実質的に同じアミ
ノ酸配列を有する)改変蛋白質(アミノ酸置換による)
の一例であるということもできる)。なお、この蛋白質
が多少の糖鎖を有していてもよいことは、前記したとこ
ろである。実際に甘味および熱安定性について評価した
ところ、配列式1、1′で示される蛋白質および改変蛋
白質(前述のように、配列式1′を基準にすれば、配列
式1はその改変蛋白質(アミノ酸置換による)の一つに
含めることもできる)は、相互間の比較および天然型モ
ネリンとの比較において同等であることが確認されてい
ることは前記したところである(後記実験例参照)。な
お、実験例において「天然体」あるいは「天然モネリン
標品」と記載されているモネリンは、前記の配列式2′
のアミノ酸配列を有する天然蛋白質である。
【0005】<一本鎖化モネリンの製造>本発明による
甘味を有する蛋白質は、そのアミノ酸配列をコードする
DNA配列に着目した遺伝子工学的方法によって製造す
ることが好ましい。 <DNA配列>本発明が上記の蛋白質をコードするDN
A配列にも関するものであることは前記したところであ
る。具体的なDNA配列は、配列式1′あるいは配列式
1のアミノ酸をコ−ドするコドンを「遺伝暗号表」から
選べば得られることも前記したところである。宿主細胞
によってそれが好むコドンが異なることはよく知られて
いるところであって、たとえば大腸菌を宿主細胞とする
ときに好ましいコドンは、たとえばT.Maruyama et al:
Nucleic Acids Research 14 、151-189(1986) に示さ
れている。本発明者らが、大腸菌宿主ならびに酵母宿主
において実施したDNA配列の具体的な例は、下記の配
列式3(配列番号:7)および3′(配列番号:8)の
通りである(配列式3と3′は配列式1と1′における
49−50番目に対応するアミノ酸位置において同様の
アミノ酸配列の相異がある)。
【化7】
【化8】 本発明によるDNA配列はそれがコードするアミノ酸配
列によって特定されているところ、アミノ酸をコードす
るコドンには縮重があるから、本発明によるDNA配列
にも使用コドンの幅に従って幅があることはいうまでも
ない。また、基礎となるアミノ酸配列には前記のような
欠失、置換あるいは付加があってもよいから、それに対
応して本発明DNA配列もそのようなコドンの変化を当
然に包含するものである。本発明によるDNA配列を
「上記の蛋白質をコードするものであること」と定義す
る所以である。
【0006】<一本鎖化モネリンの製造>本発明による
DNA配列を利用する一本鎖化モネリンの製造は、遺伝
子工学に慣用されているところに従って行なうことがで
きる。すなわち、たとえば、このDNA配列を所与の宿
主細胞に対する発現ベクターに組込み、この組込みDN
A配列によって宿主細胞を形質転換させ、この形質転換
体を培養して、菌体内あるいは菌体外に発現産物である
蛋白質を得ることができる。具体的には、たとえば、宿
主細胞が大腸菌である場合、ラクトースプロモーター(l
ac) ,ラムダPL プロモーター、トリプトファンプロモ
ーター(trp) などを含む適当な発現プラスミドを利用し
て、蛋白質を生産させることができる。実施例で使用し
た発現ベクターpST6311は、pBR322由来の
pAT153(アムシャム・ジャパン)を基にして構築
されたプラスミドであり、EcoRIサイトとAflII
サイトとの間に化学合成した大腸菌のトリプトファンオ
ペロンのプロモーター、オペレーターおよび転写開始点
からSD配列直前までのDNA配列を含み、AflIIサ
イトとBamHIサイトとの間に化学合成したSD配
列、そしてBamHIサイトとSphIサイトとの間に
化学合成したtrpAのターミネーターを含んでいる。
このプラスミドの構築方法は、特開昭63−26998
3号公報に記載されている。一方、宿主細胞が酵母であ
る場合は、GPD(グリセルアルデヒド 3‐リン酸還
元酵素)、ADH(アルコール還元酵素)、PHO(酸
性ホスファターゼ)、GAL(ガラクトシダーゼ)など
のプロモーターを含む適当な発現プラスミドを利用して
発現を行うことができる。菌体外またはペリプラズムへ
の産生蛋白質の分泌を希望する場合には、必要に応じて
発現ベクターにシグナル配列を持たせることができるこ
とはいうまでもなく、その他必要に応じて各種の遺伝子
工学的手法を応用することができることはいうまでもな
い。そのための一般的指針として、各種の参考文献、た
とえば、Maniatis et al : MOLECULAR CLONING - A LAB
ORATORY MANUAL, Cold SpringHarbor Laboratory (198
2)、を挙げることができる。
【0007】<一本鎖化モネリンの有用性>本発明によ
る蛋白性甘味物質は、低カロリーで安定性が高い、甘味
剤あるいは香味剤(天然型モネリンがチューインガムの
香味を増強することが知られている)として食品添加
物、あるいは甘味料として食品、医薬品などに用いるこ
とができる。甘味が極めて高いので、賦形剤等を加えて
顆粒状、粉状等で供することが可能であって、必要に応
じて他の甘味成分と併用して甘味剤として有利に使用す
ることができる。また、本発明による蛋白性甘味物質
は、水溶性が高いので、高濃度溶液として、工業用その
他に利用することもできる。なお、本物質はマウスに
0.5g/kgの投与を行なっても問題がない(実施例
7)。なお、本蛋白質をコードする遺伝子により形質転
換された微生物、植物、またはその果実なども風味を持
つことが期待でき、有用であろうことは前記したところ
である。
【0008】<実験例>
【実施例】実施例1 :一本鎖化モネリン分子の設計 XaaとしてGlyを選定して、前記配列式1に示した
アミノ酸配列を有するペプチドを決定した。
【0009】実施例2:大腸菌宿主による一本鎖化モネ
リンの製造 (1)大腸菌宿主モネリン発現プラスミド pMNEIの構築 実施例1で決定したアミノ酸配列のN末端に Metを
付加したアミノ酸配列に対応するDNA配列(前記の配
列式3)の5′末端側にSD配列、3′末端側に終止コ
ドンを付加してなるDNA断片(下記の配列式4(配列
番号:9、10))を化学合成した。この断片がpUC
18(ファルマシア)のEcoRIサイトとHindII
I サイトとの間に挿入されているプラスミドを構築し
て、これをpMN4Eと命名した(図1)。このプラス
ミドをAflIIとBglIIで切断して得られた0.3k
bDNA断片を、発現用プラスミドpST6311(特
開昭63−269983号公報参照)のAflIIサイト
とBamHIサイトとの間に挿入して、モネリン発現プ
ラスミドpMNEIを構築した(図1)。モネリン発現
プラスミドpMNEIで形質転換した大腸菌W3110
(ATCC27325)を、pMNEI/W3110と
命名した。
【化9】
【化10】 (2)プラスミドpMNEIの発現 上記の実施例2−(1)で得られたpMNEI/W31
10を、アンピシリン(50μg/ml)を含むL培地1
50mlにて37℃で一晩振盪培養した。この培養液を3
000mlのM9培地(0.8%グルコース、0.4%カ
ザミノ酸、10μg/mlチアミン、50μg/mlアンピ
シリンを含む:文献6)に加え、37℃で3時間培養し
たのち、インドールアクリル酸を最終濃度20μg/ml
になるように添加し、さらに4時間振盪培養した。上記
操作によって得た培養液から、遠心分離(10000
g,20分)により菌体を集め、リン酸緩衝液(10m
Mリン酸カリウムpH7.0:以下PBSと略称する)
30mlに再懸濁した。この懸濁液に対して1Mジチオス
レイトールを175μl添加した後、菌体懸濁液をフレ
ンチプレスにて処理(800psi 、3回)して菌体を破
砕した。以降の操作は4℃にて行なう。遠心分離(10
000g、20分)を2回繰り返して得た上清画分をP
BSに対して透析した後、析出する不溶性物質を遠心分
離(10000g、20分)にて除去した後、PBSに
て平衡化したCM‐Sepharose (ファルマシア)を充填
したカラム(直径1.6cm、高さ6.9cm)に吸着させ
た。非吸着画分をPBSにて溶出させた後、NaClの
線形勾配(0−0.4M NaCl/80ml)をかける
ことにより目的蛋白質を溶出させた。活性フラクション
(11.8ml)を、PBSに対して透析し、次いでミリ
ポアフィルター(0.22μm)にて槇過した後、PB
Sで平衡化したSephacryl S‐100(ファルマシア)
を充填したカラム(直径2.6cm、高さ33cm)による
ゲル槇過クロマトグラフィで精製した。活性フラクショ
ンを蒸留水に対して充分に透析(20時間ごとに蒸留水
2Lを5回交換)した後、ミリポアフィルター(0.2
2μm)にて槇過して得た精製蛋白溶液(26.6ml)
を凍結乾燥して、50mgの一本鎖化モネリン蛋白粉末を
得た。この蛋白質をMNEIと名付けた。精製品の純度
はCM‐Sepharose 精製後の段階で電気泳動的に均一で
あり、凍結乾燥品は緩衝液や純水に溶解しても失活せ
ず、逆相高速液体クロマトグラフィによる分析において
も蛋白質として均一であった。
【0010】実施例3:酵母宿主による一本鎖化モネリ
ンの製造 (1)酵母宿主モネリン発現プラスミドpCTMNYI
の構築 (i) GPDプロモーターの取得 Saccharomyces cerevisiae S288C(ATCC26108) より、常
法に従って染色体DNAを調製した。このDNAをSau
3AIを用いて約10kbの大きさのDNA断片を多く
生じるような条件で部分分解した後、プラスミドpBR
322(宝酒造)のBamHIサイトに挿入して、ライ
ブラリーを作成した。GPD遺伝子(文献7)のコーデ
ィング領域の7番目から36番目の塩基に対応する化学
合成DNAをプローブとして、上記ライブラリーよりG
PD遺伝子を含むクローンを得た。このクローンから得
たプラスミドDNAをHindIII で切断し、約2.1
kbのHindIII DNA断片をプラスミドpUC18
(ファルマシア)のHindIII サイトに挿入して、プ
ラスミドpGPD181を得た(図2)。このプラスミ
ドをXbalて切断し、Bal31ヌクレアーゼで処理
してコーディング領域を完全に欠失させた後、クレノウ
フラグメントでフィルインし、HindIII リンカー
(宝酒造)を付加した後、HindIII で切断した。プ
ロモーターを含む約1kbのHindIII DNA断片を
pCU18のHindIII サイトに挿入して、pST1
8を得た。pST18をHindIII で部分分解し、ク
レノウフラグメントでフィルインした後に再連結して、
GPDプロモーターを持つプラスミドpST18Hを得
た。 (ii)PGKターミネータの取得 PGK遺伝子(文献8)のコーディング領域の1番目か
ら28番目の塩基に対応する化学合成DNAをプローブ
として、上記ライブラリーよりPGK遺伝子を含むクロ
ーンを得た。このクローンから得たプラスミドDNAを
HindIIIで切断して、約2.9kbのHindIII
DNA断片を得た。このDNA断片をBglIIで切断し
て、PGK遺伝子のターミネーター部分とコーディング
領域の一部を含む375bpのBglII−HindIII
DNA断片を得た(図3)。pUC12(ファルマシ
ア)をSmaIで切断後、BglIIリンカーを付加して
再結合して得たプラスミドpUC12BのBglIIサイ
トとHindIII サイトとの間に、PGK遺伝子のター
ミネーター部分を含むBglII−HindIII DNA断
片を挿入して、pPGT1を得た。pPGT1をHin
dIII で切断後、クレノウフラグメントでフィルイン
し、SalIリンカー(宝酒造)を付加して、pPGT
2を得た。 (iii) 発現プラスミドの構築 大腸菌‐酵母シャトルベクターpJDB207(アマシ
ャム・ジャパン)の二つのHindIII サイトの間を、
配列式5(配列番号:11、12)に示される化学合成
DNAで置換して、pJDB207Kを得た(図4)。
このプラスミドのSalIサイトとHindIII サイト
との間に、(i) で得た酵母GPD遺伝子のプロモーター
領域をもつプラスミドpST18HのSalI‐Hin
dIIIDNA断片を挿入して、プラスミドpJDBGを
得た。さらに、(ii)で得た酵母PGK遺伝子ターミネー
ター領域をもつプラスミドpPGT2のSalIサイト
をXhoIサイトに変更したプラスミドpPGT2Xの
BglII−XhoI断片を、pJDBGのBglIIサイ
トとXhoIサイトとの間に挿入して、GPDプロモー
ターとPGKターミネーターとをもつプラスミドpJD
BGPを構築した。一方、化学合成モネリン遺伝子をも
つプラスミドpMN4E(実施例2)のEcoRIサイ
トとClaIサイトとの間を配列式6(配列番号:1
3、14)で示される化学合成DNAで置換して、pM
NY1を得た(pMNY1は前記の配列式3のモネリン
遺伝子を含む)。また、pJDBGPのHindIII サ
イトをクレノウフラグメントでフィルインした後、Bg
lIIで切断した。得られたDNA断片と、pMNY1の
DraI−BglII DNA断片を連結することによ
り、「GPDプロモーター+モネリン遺伝子+PGKタ
ーミネーター」という構成の発現カセットをもつプラス
ミドpMNGPを得た。
【化11】
【化12】 酵母2μmDNA全長をもつベクターの構築は、以下の
ように行なった(図5)。大腸菌‐酵母シャトルベクタ
ーYRp7(ATCC37060)のTRP1遺伝子を
含むEcoRI DNA断片を Mungbean ヌクレアーゼ
処理後、クレノウフラグメントでフィルインしておき、
pUC12(ファルマシア)をXbaIで切断して Mun
gbean ヌクレアーゼ処理後、クレノウフラグメントでフ
ィルインしたDNAと、連結した(pTRP112)。
酵母2μmDNAを常法により調製した後、EcoRI
で部分分解し、pTRP112のEcoRIサイトに挿
入して、2μm DNA全長を含む酵母ベクターpCT
5を得た。pCT5のSalIサイトにpMNGPのモ
ネリン発現カセット(SalI‐XhoI DNA断
片)を挿入して、酵母宿主モネリン発現プラスミドpC
TMNYIを構築した。このプラスミドにより形質転換
された酵母TD4を、pCTMNYI/TD4と命名し
た。酵母TD4はSaccharomyces cerevisiaeS288C
(ATCC26108)の変異株(a,his,ur
a, leu,trp)である。 (2)プラスミドpCTMNYIの発現 実施例3−(1)にて得たpCTMNYI/TD4を、
ヒスチジン、ウラシル、ロイシンをそれぞれ20μg/
ml含んでいるSD培地(0.67%酵母ナイトロジェン
ベース(除アミノ酸)、2%ブドウ糖)3ml中、30℃
で一晩振盪培養し、200mlの同培地に添加して30℃
で一晩振盪培養した。遠心分離(10000g、20
分)による集菌後、2×108 cells/mlになるよう
に、PBSに懸濁させた(23.5ml)。これに1Mジ
チオスレイトール25μlを加えた後、菌体懸濁液をフ
レンチプレスにて処理(800psi 、3回)して菌体を
破砕した。以降の操作は4℃にて行なう。遠心分離(1
0000g、20分)上清画分をPBSに対して透析し
た後、析出する不溶性物質を遠心分離(10000g,
20分)にて除去してから、PBSにて平衡化したCM
‐Sepharose (ファルマシア)を充填したカラム(直径
1.6cm、高さ6cm)に吸着させた。非吸着画分をPB
Sにて溶出させた後、NaClの線形勾配(0−0.4
MNaCl/80ml)をかけることにより活性画分(蛋
白として3.7mg)を得た。この画分は、電気泳動的に
は均一でなかった(推定純度約40%)。
【0011】実施例4:製造した一本鎖化モネリンのN
末端配列分析とアミノ酸分析 pMNEI/W3110株から得た可溶性蛋白質画分を
SDSポリアクリルアミド電気泳動に付し、エレクトロ
ブロッティングにより(Tris‐ε‐アミノカプロン
酸‐メタノール系でのセミドライブロッティング法)P
VDF膜(Immobilon‐PTM、ミリポア)へ蛋白質を転写
し、Poncean S(シグマ)で染色して、組換えモネリン
(MNEI)に対応するバンドを切りだした。0.2m
M NaOHで脱色後、膜片を気相シークエンサー(ア
プライドバイオシステム、870A)で分析して、N末
端アミノ酸配列を決定した(12残基)。大腸菌組換え
モネリン(MNEI)はN末端にMetを有し、それに
引き続くアミノ酸配列は設計どおりであった。また、ア
ミノ酸組成分析により、組換えモネリンが設計どおりの
アミノ酸組成を有していることを確認した。
【0012】実施例5:製造した一本鎖化モネリンの評
価 (1)甘味検定 精製一本鎖化モネリン(MNEI、実施例2)ならびに
天然モネリン標品を、純水に0.3μg/μl、0.2
μg/μl、0.1μg/μl、0.05μg/μl、
0.02μg/μlの各濃度になるように溶解し、それ
ぞれ10μlを舌にのせて味わうことにより、甘味活性
を評価した。試験は盲験法で3名のパネルメンバーに対
して行なった。天然体、MNEIともに、甘味閾値濃度
は0.05−0.1μg/μlであり(即ち0.5−1
μg蛋白)、MNEIは天然体と同等の比活性を有して
いた。従来もっとも甘味活性が高いとされていた改変蛋
白質(文献5におけるSP1)を製造し、本法により甘
味検定を行なったところ、その甘味閾値濃度は0.1−
0.2μg/μl(即ち1−2μg蛋白)であった。 (2)熱安定性 精製一本鎖化モネリン(MNEI)ならびに天然モネリ
ン標品を、20mMリン酸カリウム緩衝液(pH2.
3)あるいは20mMクエン酸ナトリウム緩衝液(pH
3.3)中で0.2μg/μlの濃度になるように調製
し、40℃、50℃、80℃、100℃、120℃(オ
ートクレーブ)の各温度で20分間処理した後、10μ
lを舌にのせて評価した(第1表)。pH2.3におい
ては天然体は50℃の処理で失活したが、MNEIは1
00℃の処理においても甘味を保持した。MNEIは、
pH3.0でも天然体を上回る耐熱性を示した。従来も
っとも甘味活性が高いとされていた改変蛋白質(文献5
におけるSPI)についても検定を行なったところ、M
NEIと同様の熱安定性の向上を観測したが、甘味非活
性は常にMNEIがこれを上回っていた。また、pH
2.3において、未変性の天然型モネリンの円二色性ス
ペクトル(波長領域200 nmから320nm)は、
212nm付近に強い負のスペクトル、236nm付近
に正のスペクトルを示すが、熱処理(50℃)によりそ
れぞれ強度が弱くなる。MNEIは、未変性、変性状態
のどちらの場合においても、対応する天然体の円二色性
スペクトルとよく一致したスペクトルを示した。すなわ
ち、50℃、80℃、100℃で20分処理した後のM
NEIの円二色性スペクトルは未変性の天然体のスペク
トルによく一致し、オートクレーブ(120℃)処理し
たMNEIのスペクトルは熱変性した天然体のスペクト
ルとよく一致した。 第1表 pH2.3 pH3.0 温 度 天然体 MNEI 天然体 MNEI 40℃ 甘 甘 甘 甘 50℃ ×* 甘 甘 甘 80℃ × 甘 やや甘 甘 100℃ × 甘 やや甘 甘 120℃( -ト -フ) × × × × * ×は「甘味なし」を示す。 (3)プロテアーゼ耐性 精製1本鎖化モネリン(MNEI)を8M尿素溶液に溶
かした後、尿素最終温度が2Mとなるように消化用緩衝
液を加え、次いでプロテアーゼを加え(基質/酵素=2
00)、30℃で12時間加水分解を行なった。消化物
を逆相HPLCにより分析して、未消化モネリンの量を
検定した。蛋白加水分解酵素としては、Achromobacter
protease I、endoproteinase Asp‐N(ベーリン
ガー)を用い、消化用緩衝液は、それぞれ、50mM
Tris‐HCl(pH9.0)と100mMリン酸ナ
トリウム(pH7.8)を用いた。いずれの場合も、天
然モネリンが完全に消化されたのに対し、MNEIは9
0%以上が分解を受けなかった。
【0013】実施例6:一本鎖化モネリン誘導体の製
造、評価 (1)MNEI/V12AA体の製造と評価 モネリンの分子構造モデルをコンピューターグラフィッ
クを利用して検討すると、サブユニットAの第十二番目
のアミノ酸残基であるVal(Val12A)はモネリ
ン分子の内部に位置していることがわかる。この残基を
Alaに置換した分子模型について構造最適化計算を行
なったところ、このアミノ酸変異によっては立体構造は
大きく変わらないと推定された。したがって、この改変
蛋白(MNEI/V12AA)は一本鎖化モネリン(M
NEI)と実質的に同等であると考えられる。図6は、
実施例2に示した一本鎖化モネリン遺伝子のVall2
Aに対応するコドンGTA(配列式4、215−21
7)をAlaに対応するコドンに変更する方法を示して
いる。まず、配列式7(配列番号:15、16)に示し
た化学合成DNAを、pMN4E(実施例2、第1図)
のSnaBIサイトとPmaCIサイトとの間に挿入し
た。このプラスミドをAflIIとBglIIで切断して得
られた0.3Kb DNA断片を、発現用プラスミドp
ST6311(実施例2、図1)のAflIIサイトとB
amHIサイトとの間に挿入して、一本鎖化モネリン誘
導体発現プラスミドpMNEI/V12AAを構築し
た。このプラスミドで形質転換した大腸菌W3110
(ATCC27325)をpMNEI(V12AA)/
W3110と命名した。この菌による誘導体蛋白質の発
現及び精製は、実施例2−(2)と同様に行なった。精
製された誘導体蛋白質(MNEI/V12AA)の評価
を実施例5にならって行なったところ、甘味閾値濃度は
0.1−0.2μg/μlであり、熱安定性ならびにプ
ロテアーゼ耐性において、MNEIと同等であった。
【化13】 (2)MNEI/V37BA体の製造と評価 実施例6−(1)にならい、分子構造を検討すると、サ
ブユニットBの第37番目のアミノ酸残基である Val
(Val37B) をAla に置き換えることができ、この改変蛋
白(MNEI/V37BA)も一本鎖化モネリン(MN
EI)と実質的に同等であると考えられた。配列式8
(配列番号:17、18)に示した化学合成DNAを調
製し、pMN4E(実施例2、図1)のBalIサイトE
coT22Iサイトの間に挿入した。このプラスミドを
AflIIとBglIIで切断して得られた0.3kb D
NA断片を、発現用プラスミドpST6311(実施例
2、図1)のAflIIサイトとBamHIサイトの間に
挿入して、一本鎖化モネリン誘導体発現プラスミドpM
NEI/V37BAを構築した(図7)。このプラスミ
ドで形質転換した大腸菌W3110(ATCC2732
5)をpMNEI(V37BA)/W3110と命名し
た。この菌による誘導体蛋白質の発現および精製は、実
施例2−(2)と同様に行なった。精製された誘導体蛋
白質(MNEI/V37BA)の評価を実施例5になら
って行なったところ、甘味活性において閾値が0.3−
0.4μg/μl(蛋白量として3−4μg)になった
が、熱安定性においてMNEIと同等であった。 (3)MNEI/N49BE・E50BN体の製造と評
価 第8図は配列式1′で示されるアミノ酸配列を有するペ
プチド(実施例1におけるペプチドとは配列式2あるい
は2′のサブユニットBの49−50番目に対応するア
ミノ酸位置において同様のアミノ酸配列の相異がある
(Asn-Glu→Glu-Asn)(MNEI/N49BE・E50
BN))を製造するための発現プラスミドpMNEI/
N49BE・E50BNの構築を示している。配列式9
(配列番号:19、20)に示した化学合成DNAを、
pMNEI(実施例2、図1および配列式4)のEco
T221サイトとSnaBIサイトの間に挿入して、一
本鎖化モネリン発現プラスミドpMNEI/N49BE
・E50BNを構築した。このプラスミドで形質転換し
た大腸菌W3110(ATCC27325)をpMNE
I(N49BE・E50BN)/W3110と命名し
た。この菌による蛋白質の発現および精製は、実施例2
−(2) と同様に行った。精製された蛋白質(MNEI/
N49BE・E50BN)の評価を実施例5にならって
おこなったところ、甘味活性において域値は0.05〜
0.1μg/μl(蛋白量として0.5〜1.0μg)
でありMNEIおよび天然型モネリンと同等であり、熱
安定性についてもMNEIおよび天然型モネリンと同等
であった。
【化14】
【化15】
【0014】実施例7:急性毒性試験 5週齢の雄性Slc:ICRマウス5匹(投与時体重1
9.4〜20.5g)に、注射用蒸留水に溶解した一本
鎖化モネリン(MNEI)をゾンデを用いて胃内に強制
投与した(10.3mg/固体、すなわち0.5g/k
g)。投与後1週間の観察期間中、MNEIの投与によ
ると考えられる毒性所見は認められなかった。また、観
察終了時に測定した体重は正常で(30.6〜32.7
g)、観察期間中の発育も順調であったことが示され
た。 <文献> (1) H. Van der Wel: FEBS Letters 21, 88-90(1972) J. A. Morris et al: Biochim. Biophys. Acta. 261, 1
14-122 (1972) (2) Z. Bohak et al: Biochim. Biophys. Acta. 427, 1
53-170 (1976) G. Hudson et al: Biochem. Biophys.Res. Comm. 71, 2
12-220 (1976) G. Frank: Hoppe-Seyler's Z. Physiol.Chem. 357. 585
-592 (1976) (3) G. Tomlinson et al: Biochemistry22,5772-5774
(1983) A. Wlodawer et al: Proc. Natl. Acad. Sci.USA 72,
398-399 (1975) C. Ogata et al: Nature 328, 739-742 (1987) (4) S-H. Kim et al: Protein Engineering 2,571-575
(1989) (5) 特表平2−500717号公報 特表平2−500641号公報 特許WO88/10265 (6) Maniatis et al: Molecular Cloning -A Laborator
y Manual、 Cold SpringHarbor Laboratory (1982) (7) J.P.Holland et al: J.Biol. Chem.254,9839-9845
(1979) (8) R.A.Hitzeman et al: Nucleic Acids Res.10, 7791
-7808(1982) (9) M.Kohmura et al:Agric.Biol.Chem.54,2219-2224(1
990).
【0015】
【発明の効果】本発明による蛋白質は天然型モネリンの
A鎖およびB鎖を特定のかつ比較的短少なリンカーで連
結して一本鎖化したからであろうか、天然型モネリンの
強い甘味活性を保持したまゝ思いがけずにも低pH域で
の耐熱性が向上している。また、この蛋白質は、プロテ
アーゼ耐性も向上している。この特性は、この蛋白質を
遺伝子工学的に微生物の細胞内で産生させる場合に有利
である。すなわち、細胞内で異種蛋白質として産生させ
た本発明蛋白質は、細胞の自衛手段である細胞内プロテ
アーゼによる消化に、よりよく耐えることができるから
である。プロテアーゼ耐性が大きいということは、この
蛋白質を甘味剤として食品に使用した場合にも有益であ
ろう。食品をプロテアーゼ処理することが必要であった
ときに、甘味剤入りの状態でこの処理を行なうことがで
きるからである。蛋白質のアミノ酸配列が判明していれ
ば、それをコードするDNA配列は所謂「遺伝暗号
表」、たとえば、J.D. Watson : MOLECULAR BIOLOGY OF
THE GENE(3rd Ed)、第13−7表)から知ることが
でき、そのDNA配列を所与の宿主細胞に対する発現ベ
クターに組込んで該宿主細胞内で当該DNA配列による
遺伝情報を発現させれば、本発明蛋白質を大量に生産す
ることができる。本発明による甘味蛋白質が遺伝子工学
的手法で生産できるということは、熱帯植物D. cummins
iiが特殊な栽培し難いものであることを考えれば、極め
て有利なことである。また、本発明によるDNA配列を
植物DNA内に組込んで植物内で発現させることによっ
て、あるいは酵母等の細胞内で非分泌型で発現させるこ
とによって、甘味を有する植物あるいは甘味を有する酵
母等を育種することも考えられよう。
【0016】
【配列表】配列番号:1 配列の長さ:96 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Gly Glu Trp Glu Ile Ile Asp Ile Gly Pro Phe Thr Gln Asn Leu Gly 1 5 10 15 Lys Phe Ala Val Asp Glu Glu Asn Lys Ile Gly Gln Tyr Gly Arg Leu 20 25 30 Thr Phe Asn Lys Val Ile Arg Pro Cys Met Lys Lys Thr Ile Tyr Glu 35 40 45 Asn Glu Xaa Phe Arg Glu Ile Lys Gly Tyr Glu Tyr Gln Leu Tyr Val 50 55 60 Tyr Ala Ser Asp Lys Leu Phe Arg Ala Asp Ile Ser Glu Asp Tyr Lys 65 70 75 80 Thr Arg Gly Arg Lys Leu Leu Arg Phe Asn Gly Pro Val Pro Pro Pro 85 90 95
【0017】配列番号:2 配列の長さ:96 配列の型:アミノ酸 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Gly Glu Trp Glu Ile Ile Asp Ile Gly Pro Phe Thr Gln Asn Leu Gly 1 5 10 15 Lys Phe Ala Val Asp Glu Glu Asn Lys Ile Gly Gln Tyr Gly Arg Leu 20 25 30 Thr Phe Asn Lys Val Ile Arg Pro Cys Met Lys Lys Thr Ile Tyr Glu 35 40 45 Glu Asn Xaa Phe Arg Glu Ile Lys Gly Tyr Glu Tyr Gln Leu Tyr Val 50 55 60 Tyr Ala Ser Asp Lys Leu Phe Arg Ala Asp Ile Ser Glu Asp Tyr Lys 65 70 75 80 Thr Arg Gly Arg Lys Leu Leu Arg Phe Asn Gly Pro Val Pro Pro Pro 85 90 95
【0018】配列番号:3 配列の長さ:45 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Phe Arg Glu Ile Lys Gly Tyr Glu Tyr Gln Leu Tyr Val Tyr Ala Ser 1 5 10 15 Asp Lys Leu Phe Arg Ala Asp Ile Ser Glu Asp Tyr Lys Thr Arg Gly 20 25 30 Arg Lys Leu Leu Arg Phe Asn Gly Pro Val Pro Pro Pro 35 40 45
【0019】配列番号:4 配列の長さ:44 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Arg Glu Ile Lys Gly Tyr Glu Tyr Gln Leu Tyr Val Tyr Ala Ser Asp 1 5 10 15 Lys Leu Phe Arg Ala Asp Ile Ser Glu Asp Tyr Lys Thr Arg Gly Arg 20 25 30 Lys Leu Leu Arg Phe Asn Gly Pro Val Pro Pro Pro 35 40
【0020】配列番号:5 配列の長さ:50 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Gly Glu Trp Glu Ile Ile Asp Ile Gly Pro Phe Thr Gln Asn Leu Gly 1 5 10 15 Lys Phe Ala Val Asp Glu Glu Asn Lys Ile Gly Gln Tyr Gly Arg Leu 20 25 30 Thr Phe Asn Lys Val Ile Arg Pro Cys Met Lys Lys Thr Ile Tyr Glu 35 40 45 Asn Glu
【0021】配列番号:6 配列の長さ:50 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Gly Glu Trp Glu Ile Ile Asp Ile Gly Pro Phe Thr Gln Asn Leu Gly 1 5 10 15 Lys Phe Ala Val Asp Glu Glu Asn Lys Ile Gly Gln Tyr Gly Arg Leu 20 25 30 Thr Phe Asn Lys Val Ile Arg Pro Cys Met Lys Lys Thr Ile Tyr Glu 35 40 45 Glu Asn
【0022】配列番号:7 配列の長さ:291 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..291 特徴を決定した方法:E 配列 ATG GGC GAG TGG GAA ATC ATC GAT ATC GGT CCA TTC ACT CAA AAC TTG 48 Met Gly Glu Trp Glu Ile Ile Asp Ile Gly Pro Phe Thr Gln Asn Leu 1 5 10 15 GGT AAA TTC GCT GTT GAT GAA GAA AAC AAG ATT GGC CAA TAC GGT AGA 96 Gly Lys Phe Ala Val Asp Glu Glu Asn Lys Ile Gly Gln Tyr Gly Arg 20 25 30 TTG ACC TTT AAC AAG GTT ATC AGA CCA TGC ATG AAG AAG ACT ATT TAC 144 Leu Thr Phe Asn Lys Val Ile Arg Pro Cys Met Lys Lys Thr Ile Tyr 35 40 45 GAA AAC GAA GGT TTT AGA GAA ATT AAG GGT TAC GAA TAC CAA TTG TAC 192 Glu Asn Glu Gly Phe Arg Glu Ile Lys Gly Tyr Glu Tyr Gln Leu Tyr 50 55 60 GTA TAC GCT TCT GAC AAG TTG TTC CGT GCT GAC ATT TCC GAA GAC TAC 240 Val Tyr Ala Ser Asp Lys Leu Phe Arg Ala Asp Ile Ser Glu Asp Tyr 65 70 75 AAG ACA CGT GGT CGT AAG TTG TTG AGA TTC AAC GGT CCA GTC CCA CCA 288 Lys Thr Arg Gly Arg Lys Leu Leu Arg Phe Asn Gly Pro Val Pro Pro 80 85 90 95 CCA Pro 291
【0023】配列番号:8 配列の長さ:291 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..291 特徴を決定した方法:E 配列 ATG GGC GAG TGG GAA ATC ATC GAT ATC GGT CCA TTC ACT CAA AAC TTG 48 Met Gly Glu Trp Glu Ile Ile Asp Ile Gly Pro Phe Thr Gln Asn Leu 1 5 10 15 GGT AAA TTC GCT GTT GAT GAA GAA AAC AAG ATT GGC CAA TAC GGT AGA 96 Gly Lys Phe Ala Val Asp Glu Glu Asn Lys Ile Gly Gln Tyr Gly Arg 20 25 30 TTG ACC TTT AAC AAG GTT ATC AGA CCA TGC ATG AAG AAG ACT ATT TAC 144 Leu Thr Phe Asn Lys Val Ile Arg Pro Cys Met Lys Lys Thr Ile Tyr 35 40 45 GAA GAA AAC GGT TTT AGA GAA ATT AAG GGT TAC GAA TAC CAA TTG TAC 192 Glu Glu Asn Gly Phe Arg Glu Ile Lys Gly Tyr Glu Tyr Gln Leu Tyr 50 55 60 GTA TAC GCT TCT GAC AAG TTG TTC CGT GCT GAC ATT TCC GAA GAC TAC 240 Val Tyr Ala Ser Asp Lys Leu Phe Arg Ala Asp Ile Ser Glu Asp Tyr 65 70 75 AAG ACA CGT GGT CGT AAG TTG TTG AGA TTC AAC GGT CCA GTC CCA CCA 288 Lys Thr Arg Gly Arg Lys Leu Leu Arg Phe Asn Gly Pro Val Pro Pro 80 85 90 95 CCA Pro 291
【0024】配列番号:9 配列の長さ:323 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 AATTCCTTAA GGAGGTATAT TATGGGCGAG TGGGAAATCA TCGATATCGG TCCATTCACT 60 CAAAACTTGG GTAAATTCGC TGTTGATGAA GAAAACAAGA TTGGCCAATA CGGTAGATTG 120 ACCTTTAACA AGGTTATCAG ACCATGCATG AAGAAGACTA TTTACGAAAA CGAAGGTTTT 180 AGAGAAATTA AGGGTTACGA ATACCAATTG TACGTATACG CTTCTGACAA GTTGTTCCGT 240 GCTGACATTT CCGAAGACTA CAAGACACGT GGTCGTAAGT TGTTGAGATT CAACGGTCCA 300 GTCCCACCAC CATAATGAGA TCT 323
【0025】配列番号:10 配列の長さ:323 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 AGCTAGATCT CATTATGGTG GTGGGACTGG ACCGTTGAAT CTCAACAACT TACGACCACG 60 TGTCTTGTAG TCTTCGGAAA TGTCAGCACG GAACAACTTG TCAGAAGCGT ATACGTACAA 120 TTGGTATTCG TAACCCTTAA TTTCTCTAAA ACCTTCGTTT TCGTAAATAG TCTTCTTCAT 180 GCATGGTCTG ATAACCTTGT TAAAGGTCAA TCTACCGTAT TGGCCAATCT TGTTTTCTTC 240 ATCAACAGCG AATTTACCCA AGTTTTGAGT GAATGGACCG ATATCGATGA TTTCCCACTC 300 GCCCATAATA TACCTCCTTA AGG 323
【0026】配列番号:11 配列の長さ:41 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 AGCTTATGAT TACGAGCTCC CGGGCAGATC TCGGCCTCGA G 41
【0027】配列番号:12 配列の長さ:41 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 AGCTCTCGAG GCCGAGATCT GCCCGGGAGC TCGTAATCAT A 41
【0028】配列番号:13 配列の長さ:55 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 AATTCGAGCT CGGTACCCGG GGGATCCTTT AAAAAATGGG CGAGTGGGAA ATCAT 55
【0029】配列番号:14 配列の長さ:53 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 CGATGATTTC CCACTCGCCC ATTTTTTAAA GGATCCCCCG GGTACCGAGC TCG 53
【0030】配列番号:15 配列の長さ:84 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 GCTTACGCTT CTGACAAGTT GTTCCGTGCT GACATTTCCG AAGACTACAA GACACAGTCC 60 CACCACCATA ATGAGATCTA GCTT 84
【0031】配列番号16 配列の長さ:84 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 AAGCTAGATC TCATTATGGT GGTGGGACTG TGTCTTGTAG TCTTCGGAAA TGTCAGCACG 60 GAACAACTTG TCAGAAGCGT AAGC 84
【0032】配列番号17 配列の長さ:44 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 CCAATACGGT AGATTGACCT TTAACAAGGC TATCAGACCA TGCA 44
【0033】配列番号:18 配列の長さ:40 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 TGGTCTGATA GCCTTGTTAA AGGTCAATCT ACCGTATTGG 40
【0034】配列番号:19 配列の長さ:65 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 TGAAGAAGAC TATTTACGAA GAAAACGGTT TTAGAGAAAT TAAGGGTTAC GAATACCAAT 60 TGTAC 65
【0035】配列番号:20 配列の長さ:69 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 GTACAATTGG TATTCGTAAC CCTTAATTTC TCTAAAACCG TTTTCTTCGT AAATAGTCTT 60 CTTCATGCA 69
【図面の簡単な説明】
【図1】大腸菌宿主モネリン発現プラスミドpMNE1
構築のフローシートである。
【図2】酵母宿主モネリン発現プラスミドpCTMNY
I構築のフローシートの一部である。
【図3】酵母宿主モネリン発現プラスミドpCTMNY
I構築のフローシートの一部である。
【図4】酵母宿主モネリン発現プラスミドpCTMNY
I構築のフローシートの一部である。
【図5】酵母宿主モネリン発現プラスミドpCTMNY
I構築のフローシートの一部である。
【図6】プラスミドpMNEI/V12AA構築のフロ
ーシートである。
【図7】プラスミドpMNEI/V37BA構築のフロ
ーシートである。
【図8】プラスミドpMNEI/N49BE・E50B
E構築のフロ−シ−トである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C12P 21/02 C 8214−4B (C12P 21/02 C12R 1:865) (C12P 21/02 C12R 1:19) C07K 99:00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記配列式1′で示されるアミノ酸配列と
    実質的に同じアミノ酸配列を有するものであることを特
    徴とする、甘味を有する蛋白質。 【化1】 (ここで、Xaaは、Gly、Ser、GluまたはT
    hrを表わす)
  2. 【請求項2】請求項1に記載の蛋白質をコードするもの
    であることを特徴とする、DNA配列。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の甘味を有する蛋白質を甘
    味成分の少なくとも一部として含んでなる、甘味剤。
JP3155713A 1990-07-25 1991-05-30 一本鎖化モネリンの製造 Pending JPH0570494A (ja)

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