JPH0571010B2 - - Google Patents
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- JPH0571010B2 JPH0571010B2 JP63009798A JP979888A JPH0571010B2 JP H0571010 B2 JPH0571010 B2 JP H0571010B2 JP 63009798 A JP63009798 A JP 63009798A JP 979888 A JP979888 A JP 979888A JP H0571010 B2 JPH0571010 B2 JP H0571010B2
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- JP
- Japan
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- core material
- foam
- breathable sheet
- foaming
- mold
- Prior art date
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は芯材付発泡製品の製造方法に係り、特
に製品品質の向上と共に、製造工程の簡略化が有
利に図られ得る芯材付発泡製品の製造方法に関す
るものである。
に製品品質の向上と共に、製造工程の簡略化が有
利に図られ得る芯材付発泡製品の製造方法に関す
るものである。
(背景技術)
従来から、車両内装部品、例えばセフテイパツ
ド等のパツド類やクツシヨン類、グラブドア等に
用いられている芯材付発泡製品は、一般に、補強
材或いは構造部材への取付材などとしての所定形
状の芯材と、その一方の側に発泡成形された所定
厚さの発泡体層とを有しており、所定の発泡成形
型内において、該芯材の存在下に所定の発泡材料
を発泡せしめることによつて、発泡成形されてい
る。
ド等のパツド類やクツシヨン類、グラブドア等に
用いられている芯材付発泡製品は、一般に、補強
材或いは構造部材への取付材などとしての所定形
状の芯材と、その一方の側に発泡成形された所定
厚さの発泡体層とを有しており、所定の発泡成形
型内において、該芯材の存在下に所定の発泡材料
を発泡せしめることによつて、発泡成形されてい
る。
ところが、このような芯材付発泡製品において
は、一般に、その芯材の形状が比較的複雑で、ま
た取付ボリト等を備えているために、該芯材を発
泡成形型内面に完全に密着させることができず、
そのためにかかる芯材の裏面(発泡体層が形成さ
れない側の面)にまで発泡材料が廻り込み、所謂
ウレタン漏れを惹起し、バリ等が多く発生すると
いつた問題を有していたのである。
は、一般に、その芯材の形状が比較的複雑で、ま
た取付ボリト等を備えているために、該芯材を発
泡成形型内面に完全に密着させることができず、
そのためにかかる芯材の裏面(発泡体層が形成さ
れない側の面)にまで発泡材料が廻り込み、所謂
ウレタン漏れを惹起し、バリ等が多く発生すると
いつた問題を有していたのである。
そこで、本願出願人は、先に、特開昭57−
120421号公報において、芯材の発泡体層が形成さ
れる側の面に対して、該芯材を覆う皮膜を被着す
ると共に、かかる芯材を発泡成形型内に配置せし
めた状態下において、発泡材料を発泡せしめるこ
とにより、かかる発泡材料の芯材の裏面への廻り
込みを、該皮膜にて阻止せしめるようにした芯材
付発泡製品の製造法を明らかにした。
120421号公報において、芯材の発泡体層が形成さ
れる側の面に対して、該芯材を覆う皮膜を被着す
ると共に、かかる芯材を発泡成形型内に配置せし
めた状態下において、発泡材料を発泡せしめるこ
とにより、かかる発泡材料の芯材の裏面への廻り
込みを、該皮膜にて阻止せしめるようにした芯材
付発泡製品の製造法を明らかにした。
ところが、かかる製造手法においては、発泡体
層の形成に際して、発泡成形型の発泡空間内に存
在する空気や発泡操作にて生ずるガスの発泡空間
外への排出が、特別には何等考慮されておらず、
芯材に被着される皮膜としては、通常、硬質塩
ビ、ABS樹脂、ポリスチレン等の合成樹脂材料
からなるシートが用いられることとなるために、
発泡空間内の残留空気や発泡ガスによるルーズス
キンやボイド、エアートラツプ等に基づくところ
の製品欠陥や、また発泡空間の圧力上昇による発
泡の不均一が生じ易かつたのである。
層の形成に際して、発泡成形型の発泡空間内に存
在する空気や発泡操作にて生ずるガスの発泡空間
外への排出が、特別には何等考慮されておらず、
芯材に被着される皮膜としては、通常、硬質塩
ビ、ABS樹脂、ポリスチレン等の合成樹脂材料
からなるシートが用いられることとなるために、
発泡空間内の残留空気や発泡ガスによるルーズス
キンやボイド、エアートラツプ等に基づくところ
の製品欠陥や、また発泡空間の圧力上昇による発
泡の不均一が生じ易かつたのである。
更にまた、かかる製造手法においては、発泡操
作の前工程においては、芯材に対して皮膜を適当
な接着剤等によつて被着する必要があつたのであ
り、そこにおいて、特に、車両部品等の複雑な形
状をした芯材が用いられる場合には、該芯材に対
する皮膜の被着が困難であるために、作業性の低
下および全体としての製造コストの上昇が惹起さ
れることとなり、未だ改良の余地を残していたの
である。
作の前工程においては、芯材に対して皮膜を適当
な接着剤等によつて被着する必要があつたのであ
り、そこにおいて、特に、車両部品等の複雑な形
状をした芯材が用いられる場合には、該芯材に対
する皮膜の被着が困難であるために、作業性の低
下および全体としての製造コストの上昇が惹起さ
れることとなり、未だ改良の余地を残していたの
である。
(解決手段)
ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背
景として為されたものであつて、その特徴とする
ところは、所定形状の芯材の一方の側に、所定厚
さの発泡体層が一体的に形成されてなる芯材付発
泡製品を製造するに際して、気体の流通を許容
し、且つ発泡材料の含浸は許容するがその自由な
流通を阻止し得る連通気孔を備えた伸縮性を有す
る通気性シートを用い、該通気性シートを、前記
芯材における前記発泡体層が形成される側を全面
に亘つて覆うように、該芯材とともに、所定の発
泡成形型内に配置せしめた状態下において、該発
泡成形型内にて所定の発泡材料を発泡せしめるこ
とにより、前記発泡体層を形成すると同時に、前
記通気性シートに含浸した発泡材料にて該通気性
シートを前記芯材に接着せしめ、更に該通気性シ
ートを介して該発泡体層を前記芯材に対して接
着、一体化せしめるようにしたことにある。
景として為されたものであつて、その特徴とする
ところは、所定形状の芯材の一方の側に、所定厚
さの発泡体層が一体的に形成されてなる芯材付発
泡製品を製造するに際して、気体の流通を許容
し、且つ発泡材料の含浸は許容するがその自由な
流通を阻止し得る連通気孔を備えた伸縮性を有す
る通気性シートを用い、該通気性シートを、前記
芯材における前記発泡体層が形成される側を全面
に亘つて覆うように、該芯材とともに、所定の発
泡成形型内に配置せしめた状態下において、該発
泡成形型内にて所定の発泡材料を発泡せしめるこ
とにより、前記発泡体層を形成すると同時に、前
記通気性シートに含浸した発泡材料にて該通気性
シートを前記芯材に接着せしめ、更に該通気性シ
ートを介して該発泡体層を前記芯材に対して接
着、一体化せしめるようにしたことにある。
(発明の効果)
従つて、このような本発明手法にあつては、芯
材の表面に配されて発泡材料の廻り込みを阻止す
る皮膜として、気体の流通を許容する通気性シー
トが用いられるところから、発泡操作時の発泡空
間内における残留空気や発泡ガスが、かかる通気
性シートの連通気孔を通じて、発泡空間外に良好
に排出され得るのであり、それによつてルーズス
キンやボイド、エアートラツプ等による製品欠陥
の発生が効果的に防止されると共に、発泡の均一
化が図られ得、以て得られる製品品質の向上及び
その安定化が有利に達成され得ることとなるので
ある。
材の表面に配されて発泡材料の廻り込みを阻止す
る皮膜として、気体の流通を許容する通気性シー
トが用いられるところから、発泡操作時の発泡空
間内における残留空気や発泡ガスが、かかる通気
性シートの連通気孔を通じて、発泡空間外に良好
に排出され得るのであり、それによつてルーズス
キンやボイド、エアートラツプ等による製品欠陥
の発生が効果的に防止されると共に、発泡の均一
化が図られ得、以て得られる製品品質の向上及び
その安定化が有利に達成され得ることとなるので
ある。
また、そこにおいて、特に、かかる通気性シー
トとしては、発泡材料の含浸は許容するが、その
自由な流通を阻止し得るものであつて、且つ所定
の伸縮性を有するものが用いられ、そしてそれに
よつて発泡成形型内において、芯材に対して非接
着状態下に配置せしめられた通気性シートが、発
泡体層の成形時において、その発泡圧にて芯材表
面に密着されると共に、該通気性シート内に含浸
して、その反対側面に滲出した発泡材料によつ
て、かかる芯材に対して接着、一体化せしめられ
得ることとなるところから、かかる通気性シート
の芯材に対する被着工程が全く省略され得、製造
に際しての作業性の向上及び製造コストの低減が
有利に図られ得ることとなるのである。
トとしては、発泡材料の含浸は許容するが、その
自由な流通を阻止し得るものであつて、且つ所定
の伸縮性を有するものが用いられ、そしてそれに
よつて発泡成形型内において、芯材に対して非接
着状態下に配置せしめられた通気性シートが、発
泡体層の成形時において、その発泡圧にて芯材表
面に密着されると共に、該通気性シート内に含浸
して、その反対側面に滲出した発泡材料によつ
て、かかる芯材に対して接着、一体化せしめられ
得ることとなるところから、かかる通気性シート
の芯材に対する被着工程が全く省略され得、製造
に際しての作業性の向上及び製造コストの低減が
有利に図られ得ることとなるのである。
(実施例)
以下、本発明を更に具体的に明らかにするため
に、本発明の実施例について、図面を参照しつ
つ、詳細に説明することとする。
に、本発明の実施例について、図面を参照しつ
つ、詳細に説明することとする。
先ず、第1図には、本実施例において、本発明
に従う製造手法にて製造される芯材付発泡製品た
る、自動車のセフテイパツド10が示されてい
る。また、第2図乃至第4図には、かかるセフテ
イパツド10の、本発明手法に従う製造工程図
が、それぞれ示されている。
に従う製造手法にて製造される芯材付発泡製品た
る、自動車のセフテイパツド10が示されてい
る。また、第2図乃至第4図には、かかるセフテ
イパツド10の、本発明手法に従う製造工程図
が、それぞれ示されている。
すなわち、かかるセフテイパツド10の製造に
際しては、先ず、第2図に示されている如き、製
品表面を構成する表皮12と、補強材及び取付材
としての芯材14とが、それぞれ、別途形成せし
められることとなる。
際しては、先ず、第2図に示されている如き、製
品表面を構成する表皮12と、補強材及び取付材
としての芯材14とが、それぞれ、別途形成せし
められることとなる。
かかる表皮12は、塩化ビニル等の合成樹脂材
料を用い、真空成形手法などの方法によつて、製
品たるドアパネル10の前面側の表面形状に対応
した形状をもつて形成されている。
料を用い、真空成形手法などの方法によつて、製
品たるドアパネル10の前面側の表面形状に対応
した形状をもつて形成されている。
また、芯材14は、一般に、ASG(ガラス含有
アクリロニトリル−スチレン共重合体樹脂)系等
の所定の樹脂材料を用いて射出成形等の適当な成
形手法にて形成されたものであつて、車体側取付
用の嵌合ボス16やエアダクト等として用いられ
る開口形成部18などを備えた所定形状をもつて
形成されている。
アクリロニトリル−スチレン共重合体樹脂)系等
の所定の樹脂材料を用いて射出成形等の適当な成
形手法にて形成されたものであつて、車体側取付
用の嵌合ボス16やエアダクト等として用いられ
る開口形成部18などを備えた所定形状をもつて
形成されている。
そして、これら表皮12及び芯材14は、それ
ぞれ、第2図に示されているように、上型22と
下型24とからなる発泡成形金型26に対して、
その型開き状態下において、該下型24内面に表
皮12が、また上型22内面に芯材14が、セツ
トせしめられることとなる。なお、図中、28
は、かかる芯材14を上型22に固定する、出し
入れ可能な保持ピンであり、29は通気穴であ
る。
ぞれ、第2図に示されているように、上型22と
下型24とからなる発泡成形金型26に対して、
その型開き状態下において、該下型24内面に表
皮12が、また上型22内面に芯材14が、セツ
トせしめられることとなる。なお、図中、28
は、かかる芯材14を上型22に固定する、出し
入れ可能な保持ピンであり、29は通気穴であ
る。
また、かかる発泡成形金型26には、更に、通
気性シート30がセツトされることとなる。ここ
において、かかる通気性シート30は、発泡操作
時程度の圧作用下において、気体の自由な流通は
許容するが、発泡材料の自由な流通は阻止し、且
つ該発泡材料が反対側面上に滲出せしめられる程
度の含浸は許容し得る連通気孔乃至は連通気泡を
有するシートであつて、所定の伸縮性を有するウ
レタンフオームなど、より具体的には、例えば、
フオーム密度:0.02〜0.04g/cm3程度の、市販の
エーテル系ポリウレタンのスラブフオームなどが
好適に用いられることとなる。なお、かかる通気
性シート30の伸縮性は、後述する芯材14への
密着がより有利に為され得るように、特に、100
%以上の伸縮率を有するものが好ましい。
気性シート30がセツトされることとなる。ここ
において、かかる通気性シート30は、発泡操作
時程度の圧作用下において、気体の自由な流通は
許容するが、発泡材料の自由な流通は阻止し、且
つ該発泡材料が反対側面上に滲出せしめられる程
度の含浸は許容し得る連通気孔乃至は連通気泡を
有するシートであつて、所定の伸縮性を有するウ
レタンフオームなど、より具体的には、例えば、
フオーム密度:0.02〜0.04g/cm3程度の、市販の
エーテル系ポリウレタンのスラブフオームなどが
好適に用いられることとなる。なお、かかる通気
性シート30の伸縮性は、後述する芯材14への
密着がより有利に為され得るように、特に、100
%以上の伸縮率を有するものが好ましい。
そして、かかる通気性シート30は、芯材14
の開口形成部18や保持ピン穴32を覆蓋するよ
うに、該芯材14における表面側、即ち、発泡体
層が形成されるべき側を全面に亘つて覆う状態
で、その周縁部が上型22に対して、固定治具3
4にて固定されることにより、セツトせしめられ
る。なお、該通気性シート30は、図からも明ら
かなように、芯材14に対して、非接着状態下に
配されることとなり、また該芯材14の表面に対
する良好なる密着性を得るべく、芯材14に対し
て或る程度の弛みをもつてセツトすることが望ま
しい。
の開口形成部18や保持ピン穴32を覆蓋するよ
うに、該芯材14における表面側、即ち、発泡体
層が形成されるべき側を全面に亘つて覆う状態
で、その周縁部が上型22に対して、固定治具3
4にて固定されることにより、セツトせしめられ
る。なお、該通気性シート30は、図からも明ら
かなように、芯材14に対して、非接着状態下に
配されることとなり、また該芯材14の表面に対
する良好なる密着性を得るべく、芯材14に対し
て或る程度の弛みをもつてセツトすることが望ま
しい。
次に、上述の如く、表皮12、芯材14及び通
気性シート30が、それぞれセツトせしめられた
発泡成形金型26は、通常の手法に従い、その下
型24の成形キヤビテイ内に、ウレタン等の所定
の発泡材料36を注入せしめて、上型22と下型
24とを型閉めした後、オーブン内に入れて、例
えば40〜60℃程度に加熱し、所定時間保持するこ
とにより、第3図に示されている如く、加硫(発
泡)操作が行なわれることとなる。
気性シート30が、それぞれセツトせしめられた
発泡成形金型26は、通常の手法に従い、その下
型24の成形キヤビテイ内に、ウレタン等の所定
の発泡材料36を注入せしめて、上型22と下型
24とを型閉めした後、オーブン内に入れて、例
えば40〜60℃程度に加熱し、所定時間保持するこ
とにより、第3図に示されている如く、加硫(発
泡)操作が行なわれることとなる。
すなわち、かかる発泡成形金型26の型閉めに
よつて、前記通気性シート30の周縁部は、表皮
12の周縁部とともに、上型22と下型24との
間で挟持されるのであり、それによつて該通気性
シート30と表皮12との間に閉塞状態の空間が
形成されることとなる。従つて、上記発泡操作の
際、発泡材料36は、発泡成形金型26内の通気
性シート30と表皮12との間に形成された、か
かる空間内で発泡せしめられることとなり、以て
該通気性シート30を介して、所定の発泡体層3
8が、芯材14の一方の側に形成されることとな
るのである。
よつて、前記通気性シート30の周縁部は、表皮
12の周縁部とともに、上型22と下型24との
間で挟持されるのであり、それによつて該通気性
シート30と表皮12との間に閉塞状態の空間が
形成されることとなる。従つて、上記発泡操作の
際、発泡材料36は、発泡成形金型26内の通気
性シート30と表皮12との間に形成された、か
かる空間内で発泡せしめられることとなり、以て
該通気性シート30を介して、所定の発泡体層3
8が、芯材14の一方の側に形成されることとな
るのである。
そして、ここにおいて、かかる通気性シート3
0は、上記発泡操作に際して、発泡材料36の発
泡圧力が及ぼされ、その伸縮性に基づいて芯材1
4に対して良好に密着され得ることとなるのであ
り、また該通気性シート30は、その連通気孔に
よつて、発泡材料36の含浸が許容されるところ
から、かかる発泡材料36の通気性シート30へ
の含浸によつて、それら両部材36,30の融
合、一体化が有利に図られ得ると共に、更に該通
気性シート30の芯材14側に発泡材料36が滲
出せしめられることによつて、かかる滲出状態下
に存在する発泡材料36にて、通気性シート3
0、延いては発泡体層38が、芯材14に対して
接着、一体下せしめられることとなるのである。
0は、上記発泡操作に際して、発泡材料36の発
泡圧力が及ぼされ、その伸縮性に基づいて芯材1
4に対して良好に密着され得ることとなるのであ
り、また該通気性シート30は、その連通気孔に
よつて、発泡材料36の含浸が許容されるところ
から、かかる発泡材料36の通気性シート30へ
の含浸によつて、それら両部材36,30の融
合、一体化が有利に図られ得ると共に、更に該通
気性シート30の芯材14側に発泡材料36が滲
出せしめられることによつて、かかる滲出状態下
に存在する発泡材料36にて、通気性シート3
0、延いては発泡体層38が、芯材14に対して
接着、一体下せしめられることとなるのである。
また、そのような発泡操作に際して、通気性シ
ート30にあつては、気体の流通を許容する連通
気孔を備えていることから、型閉めされた発泡成
形金型26内において、通気性シート30と表皮
12との間に形成された発泡空間内に残留する空
気や発泡操作によつて発生するガスが、該通気性
シート30を通じて、芯材14における小気穴2
4等の各種孔部や金型26の型合せ面などから発
泡空間外に有効に排出され得ることとなるのであ
り、それによつて発泡製品における、気泡溜り
(エアートラツプ)や、表皮12と発泡体層38
との剥離(ルーズスキン)、空間や欠け(ボイド)
等の欠陥の発生、或いは発泡空間内圧の上昇によ
る発泡の不均一化が極めて効果的に防止され得る
こととなるのである。
ート30にあつては、気体の流通を許容する連通
気孔を備えていることから、型閉めされた発泡成
形金型26内において、通気性シート30と表皮
12との間に形成された発泡空間内に残留する空
気や発泡操作によつて発生するガスが、該通気性
シート30を通じて、芯材14における小気穴2
4等の各種孔部や金型26の型合せ面などから発
泡空間外に有効に排出され得ることとなるのであ
り、それによつて発泡製品における、気泡溜り
(エアートラツプ)や、表皮12と発泡体層38
との剥離(ルーズスキン)、空間や欠け(ボイド)
等の欠陥の発生、或いは発泡空間内圧の上昇によ
る発泡の不均一化が極めて効果的に防止され得る
こととなるのである。
更に、かかる通気性シート30にあつては、発
泡材料36の自由な流通が阻止され得ることか
ら、上記発泡操作に際しての、芯材14に形成さ
れた各種の孔部や上型22との隙間を通じての、
発泡材料36の該芯材14裏側への廻り込みが効
果的に防止され得るのであり、それによつて発泡
製品におけるバリ等の不良の発生が有効に防止さ
れるのである。
泡材料36の自由な流通が阻止され得ることか
ら、上記発泡操作に際しての、芯材14に形成さ
れた各種の孔部や上型22との隙間を通じての、
発泡材料36の該芯材14裏側への廻り込みが効
果的に防止され得るのであり、それによつて発泡
製品におけるバリ等の不良の発生が有効に防止さ
れるのである。
そして、このような特徴を発揮しつつ発泡成形
して得られる発泡製品は、発泡成形金型26か
ら、従来と同様にして取り出されることとなる
が、それは第4図に示されている如く、単に製品
外形から外方に延びる延長部40を有するのみで
あるため、該延長部40が、その基部Aにおいて
カツト(トリミング)されることにより除去さ
れ、また同時に製品開口部となる部分42な存在
する表皮12や通気性シート30も切除されるこ
とにより、従来の如きバリ取り(仕上げ)作業等
を全く要することなく、そのまま第1図に示され
ている最終製品として用いられ得ることとなる。
して得られる発泡製品は、発泡成形金型26か
ら、従来と同様にして取り出されることとなる
が、それは第4図に示されている如く、単に製品
外形から外方に延びる延長部40を有するのみで
あるため、該延長部40が、その基部Aにおいて
カツト(トリミング)されることにより除去さ
れ、また同時に製品開口部となる部分42な存在
する表皮12や通気性シート30も切除されるこ
とにより、従来の如きバリ取り(仕上げ)作業等
を全く要することなく、そのまま第1図に示され
ている最終製品として用いられ得ることとなる。
従つて、このような手法に例えば、通気性シー
ト30における、発泡材料の流通阻止機能によつ
て、ウレタン漏れが完全に防止され得ると共に、
気体の流通許容機能によつて、空気やガスの残留
に起因する製品欠陥が有効に防止され得ることに
加えて、その伸縮性及び発泡材料の含浸許容機能
によつて、かかる通気性シート30の芯材14に
対する密着とその接着が発泡操作と同時に行なわ
れ得るのであり、以て得られる製品の品質の向上
とその安定化が有利に図られ得ると共に、通気性
シート30の芯材14に対する接着工程やバリ取
り工程等の煩雑な工程が省略され得、製造作業性
の向上及び製造コストの低減が極めて効果的に達
成され得ることとなるのである。
ト30における、発泡材料の流通阻止機能によつ
て、ウレタン漏れが完全に防止され得ると共に、
気体の流通許容機能によつて、空気やガスの残留
に起因する製品欠陥が有効に防止され得ることに
加えて、その伸縮性及び発泡材料の含浸許容機能
によつて、かかる通気性シート30の芯材14に
対する密着とその接着が発泡操作と同時に行なわ
れ得るのであり、以て得られる製品の品質の向上
とその安定化が有利に図られ得ると共に、通気性
シート30の芯材14に対する接着工程やバリ取
り工程等の煩雑な工程が省略され得、製造作業性
の向上及び製造コストの低減が極めて効果的に達
成され得ることとなるのである。
また、かかる手法においては、通気性シート3
0として、所定の伸縮性を有するものが用いられ
ることから、芯材14の形状が複雑な場合でも、
該芯材14の表面に対する良好なる密着性が容易
に且つ安定して得られるといつた利点を有してい
るのである。
0として、所定の伸縮性を有するものが用いられ
ることから、芯材14の形状が複雑な場合でも、
該芯材14の表面に対する良好なる密着性が容易
に且つ安定して得られるといつた利点を有してい
るのである。
更に、かかる手法に従えば、通気性シート30
の連通気孔内に入り込み、更に反対側面において
滲出する発泡材料36によつて、発泡体層38の
通気性シート30および芯材14に対する接着が
為されることとなるところから、該発泡体層38
及び通気性シート30の材質が、両者の接着性の
点から、特に限定されるようなことがないのであ
る。
の連通気孔内に入り込み、更に反対側面において
滲出する発泡材料36によつて、発泡体層38の
通気性シート30および芯材14に対する接着が
為されることとなるところから、該発泡体層38
及び通気性シート30の材質が、両者の接着性の
点から、特に限定されるようなことがないのであ
る。
因みに、表皮12として塩ビ系シートを、また
芯材14としてASG系樹脂を材料とする射出形
成品を用いる一方、通気性シート30として、フ
オーム度:0.025g/cm3、連泡率:90%、シート
厚:2mmのエーテル系ポリウレタンスラブフオー
ムを用いて、前記実施例手法に従つて、セフテイ
パツド10を製造した。
芯材14としてASG系樹脂を材料とする射出形
成品を用いる一方、通気性シート30として、フ
オーム度:0.025g/cm3、連泡率:90%、シート
厚:2mmのエーテル系ポリウレタンスラブフオー
ムを用いて、前記実施例手法に従つて、セフテイ
パツド10を製造した。
このようにして得られた製品にあつては、発泡
材料36は通気性シート30に対して完全に含浸
していたが、芯材14の裏面への廻り込み(バ
リ)は認められず、良好なる品質を有していた。
また、かかる製品から200mm×25mmの矩形板状の
試験片44を切り出し、第5図に示されている如
く、引張試験機を用いて、芯材14と通気性シー
ト30との180度剥離試験を行つたところ、つか
み移動速さ(引張り速さ):200mm/分において
0.35Kg/25mmと、十分な接着強度を有しているこ
とが確認された。なお、かかる接着強度として
は、通常、0.25Kg/25mm程度で充分であることが
認められている。
材料36は通気性シート30に対して完全に含浸
していたが、芯材14の裏面への廻り込み(バ
リ)は認められず、良好なる品質を有していた。
また、かかる製品から200mm×25mmの矩形板状の
試験片44を切り出し、第5図に示されている如
く、引張試験機を用いて、芯材14と通気性シー
ト30との180度剥離試験を行つたところ、つか
み移動速さ(引張り速さ):200mm/分において
0.35Kg/25mmと、十分な接着強度を有しているこ
とが確認された。なお、かかる接着強度として
は、通常、0.25Kg/25mm程度で充分であることが
認められている。
また、かかる通気性シート30として、スラブ
フオームに換えて、ナイロン系不織布(旭化成工
業株式会社製、N3060、厚さ=0.32mm)を用い
て、セフテイパツド10を、同様な手法に従つて
製造した場合にあつても、バリ等の発生のない良
好なる品質が得られ、且つ上述の如き180度剥離
試験において、芯材14と通気性シート30との
間には、0.40Kg/25mmの優れた接着強度が認めら
れた。
フオームに換えて、ナイロン系不織布(旭化成工
業株式会社製、N3060、厚さ=0.32mm)を用い
て、セフテイパツド10を、同様な手法に従つて
製造した場合にあつても、バリ等の発生のない良
好なる品質が得られ、且つ上述の如き180度剥離
試験において、芯材14と通気性シート30との
間には、0.40Kg/25mmの優れた接着強度が認めら
れた。
以上、本発明の一実施例について詳述してきた
が、これは文字通りの例示であつて、本発明は、
かかる具体例にのみ限定して解釈されるものでは
決してない。
が、これは文字通りの例示であつて、本発明は、
かかる具体例にのみ限定して解釈されるものでは
決してない。
例えば、発泡体層38と芯材14との接着強度
を更に向上させるべく、該芯材14の表面に対し
て、小径の穴(例えば、3mmφ程度)を適数個穿
設して、該穴内に、発泡時に通気性シート30か
ら滲出される発泡材料36を侵入せしめることに
よつて、アンカー効果を発揮させるようにするこ
とも可能である。
を更に向上させるべく、該芯材14の表面に対し
て、小径の穴(例えば、3mmφ程度)を適数個穿
設して、該穴内に、発泡時に通気性シート30か
ら滲出される発泡材料36を侵入せしめることに
よつて、アンカー効果を発揮させるようにするこ
とも可能である。
さらに、本発明手法において用いられる通気性
シートにおける連通気孔の形態や口径或いは空孔
率等の具体的な性能は、前述した気体の流通許容
機能や発泡材料の流通阻止機能及び含浸許容機能
を満足せしめ、本発明の効果を有利に達成せしめ
るべく、適用される発泡材料や発泡条件等に応じ
て、適宜設定されるものであることは、言うまで
もない。
シートにおける連通気孔の形態や口径或いは空孔
率等の具体的な性能は、前述した気体の流通許容
機能や発泡材料の流通阻止機能及び含浸許容機能
を満足せしめ、本発明の効果を有利に達成せしめ
るべく、適用される発泡材料や発泡条件等に応じ
て、適宜設定されるものであることは、言うまで
もない。
また、前記実施例においては、表皮12が別部
材にて構成されていたが、これに代えて、公知
の、発泡成形工程において同時に発泡体層38の
表面に表皮層を形成する、所謂スキンレス法を採
用することも可能である。
材にて構成されていたが、これに代えて、公知
の、発泡成形工程において同時に発泡体層38の
表面に表皮層を形成する、所謂スキンレス法を採
用することも可能である。
更にまた、通気性シート30の上型22に対す
る取り付けは、例示の如き固定治具34の他、適
当な接着剤等を用いて、部分的に仮止めすること
等によつて行なうことも可能である。
る取り付けは、例示の如き固定治具34の他、適
当な接着剤等を用いて、部分的に仮止めすること
等によつて行なうことも可能である。
また、前記実施例にあつては、通気性シート3
0が、上型22に対して取り付けられていたが、
その他、下型24に対して表皮12をセツトせし
めて、更に発泡材料36を注入せしめた後、該下
型24に対して表皮12を、その周縁部において
保持せしめることによつてセツトすることも可能
である。
0が、上型22に対して取り付けられていたが、
その他、下型24に対して表皮12をセツトせし
めて、更に発泡材料36を注入せしめた後、該下
型24に対して表皮12を、その周縁部において
保持せしめることによつてセツトすることも可能
である。
その他、一々列挙はしないが、本発明は当業者
の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を
加えた態様において実施され得るものであり、ま
たそのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱し
ない限り、何れも本発明の範囲内に含まれるもの
であることは、言うまでもないところである。
の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を
加えた態様において実施され得るものであり、ま
たそのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱し
ない限り、何れも本発明の範囲内に含まれるもの
であることは、言うまでもないところである。
第1図は本発明手法にて製造される芯材付発泡
製品の一具体例たるセフテイパツドを示す断面図
である。また、第2図乃至第4図は、それぞれ、
かかるセフテイパツドの本発明に従う製造工程を
示す断面説明図である。更に、第5図は発泡製品
における芯材と通気性シートとの剥離強度測定方
法を説明するための説明図である。 10:セフテイパツド、12:表皮、14:芯
材、22:上型、24:下型、26:発泡成形金
型、30:通気性シート、36:発泡材料、3
8:発泡体層。
製品の一具体例たるセフテイパツドを示す断面図
である。また、第2図乃至第4図は、それぞれ、
かかるセフテイパツドの本発明に従う製造工程を
示す断面説明図である。更に、第5図は発泡製品
における芯材と通気性シートとの剥離強度測定方
法を説明するための説明図である。 10:セフテイパツド、12:表皮、14:芯
材、22:上型、24:下型、26:発泡成形金
型、30:通気性シート、36:発泡材料、3
8:発泡体層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所定形状の芯材の一方の側に、所定厚さの発
泡体積が一体的に形成されてなる芯材付発泡製品
を製造するに際して、 気体の流通を許容し、且つ発泡材料の含浸は許
容するがその自由な流通を阻止し得る連通気孔を
備えた、伸縮性を有する通気性シートを用い、該
通気性シートを、前記芯材における前記発泡体層
が形成される側を全面に亘つて覆うように、該芯
材とともに、所定の発泡成形型内に配置せしめた
状態下において、該発泡成形型内にて所定の発泡
材料を発泡せしめることにより、前記発泡体層を
形成すると同時に、前記通気性シートに含浸した
発泡材料にて該通気性シートを前記芯材に接着せ
しめ、更に該通気性シートを介して前記芯材に対
して接着、一体化せしめることを特徴とする芯材
付発泡製品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63009798A JPH01184109A (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 | 芯材付発泡製品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63009798A JPH01184109A (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 | 芯材付発泡製品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01184109A JPH01184109A (ja) | 1989-07-21 |
| JPH0571010B2 true JPH0571010B2 (ja) | 1993-10-06 |
Family
ID=11730215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63009798A Granted JPH01184109A (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 | 芯材付発泡製品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01184109A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007182025A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Mazda Motor Corp | 樹脂成形品の成形方法 |
| US20230121739A1 (en) * | 2015-03-25 | 2023-04-20 | Sterling Custom Sheet Metal, Inc. | Register box adaptable to ductwork of an hvac system |
-
1988
- 1988-01-20 JP JP63009798A patent/JPH01184109A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01184109A (ja) | 1989-07-21 |
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