JPH0571058A - 繊維成形物の製造方法 - Google Patents
繊維成形物の製造方法Info
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- JPH0571058A JPH0571058A JP3255959A JP25595991A JPH0571058A JP H0571058 A JPH0571058 A JP H0571058A JP 3255959 A JP3255959 A JP 3255959A JP 25595991 A JP25595991 A JP 25595991A JP H0571058 A JPH0571058 A JP H0571058A
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Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明の繊維成形物の製造方法は、融点が異
なる合成繊維を混合してなる繊維束を、マイクロ波加熱
工程で中心部から加熱し、その後、熱風加熱工程で外周
部を加熱することにより、繊維同士を部分的に熱融着さ
せるようにしたことを特徴とする。 【効果】 マーキングペン用インキ吸蔵体、化粧用溶液
の吸蔵体、芳香剤用吸上げ芯、歯科用マウスピース、シ
ガレットフィルター及び各種フィルター等に適用するこ
とができる繊維束を提供し、形成される網目構造が均一
であるため、例えばインキ吸蔵体として使用した場合、
ペン先体からのインキのフローが安定になり、衝撃によ
るスリップ現象も起こさない。
なる合成繊維を混合してなる繊維束を、マイクロ波加熱
工程で中心部から加熱し、その後、熱風加熱工程で外周
部を加熱することにより、繊維同士を部分的に熱融着さ
せるようにしたことを特徴とする。 【効果】 マーキングペン用インキ吸蔵体、化粧用溶液
の吸蔵体、芳香剤用吸上げ芯、歯科用マウスピース、シ
ガレットフィルター及び各種フィルター等に適用するこ
とができる繊維束を提供し、形成される網目構造が均一
であるため、例えばインキ吸蔵体として使用した場合、
ペン先体からのインキのフローが安定になり、衝撃によ
るスリップ現象も起こさない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マーキングペン用イン
キ吸蔵体、化粧用溶液の吸蔵体、芳香剤用吸上げ芯、歯
科用マウスピース、シガレットフィルター及び各種フィ
ルター等に適用することができる繊維束を提供する繊維
成形物の製造方法に関する。
キ吸蔵体、化粧用溶液の吸蔵体、芳香剤用吸上げ芯、歯
科用マウスピース、シガレットフィルター及び各種フィ
ルター等に適用することができる繊維束を提供する繊維
成形物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、マーキングペンにおけるイン
キ吸蔵体は、熱溶融性の捲縮状短繊維と、該繊維より融
点が高い捲縮状短繊維を混合して繊維束とし、これを熱
風、或いは遠赤外線等で加熱して作製されていた。
キ吸蔵体は、熱溶融性の捲縮状短繊維と、該繊維より融
点が高い捲縮状短繊維を混合して繊維束とし、これを熱
風、或いは遠赤外線等で加熱して作製されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た方法では、直径が小さい吸蔵体、例えば5mmφ以下
を製造する場合には問題が少ないが、それ以上の径の吸
蔵体、例えば20mmφ程度を製造する場合、以下のよ
うな問題がある。 (1)繊維束の外周部から加熱されるために、繊維束の
外周部においては熱溶融性の捲縮状短繊維が熱溶融し、
繊維同士を接着(点接着)させるが、繊維束の中心部に
おいては熱が充分に伝熱・供給されないために、上記し
た点接着が不十分となる。即ち、繊維束の外周部におい
ては比較的密な網状構造が形成され、中心部においては
比較的粗な構造となるために、浸透圧の不均一が生じ、
インキが外周部に移行する傾向がある。したがって、肝
心な中心部に接合しているペン先体からのインキのフロ
ーが不安定になるという欠点がある。また、繊維束の中
心部は、ほとんど無処理の状態であるため、外周部のよ
うに繊維が点接着することにより繊維同士で拘束し合う
こともないので、衝撃によるスリップ現象を起こす。 (2)繊維自体の伝熱性が低く、しかも空隙が存在する
ために、断熱効果が高く、熱上昇速度が低い。したがっ
て、加熱処理に要する時間が長く掛かり、生産性が悪
い。尚、加熱温度を上げると、幾分加熱時間を短縮する
ことができるが、他の繊維熱劣化(軟化)させるおそれ
があるために加熱温度の上昇限界があるため、大した効
果をあげることができない。 (3)加熱装置自体、例えば加熱炉をまず加熱する必要
があるため、無駄な(被加熱物を加熱する以外に消費さ
れる)エネルギーを必要とし、コスト高になり、ユーザ
の要望に応じ切れない面が多かった。
た方法では、直径が小さい吸蔵体、例えば5mmφ以下
を製造する場合には問題が少ないが、それ以上の径の吸
蔵体、例えば20mmφ程度を製造する場合、以下のよ
うな問題がある。 (1)繊維束の外周部から加熱されるために、繊維束の
外周部においては熱溶融性の捲縮状短繊維が熱溶融し、
繊維同士を接着(点接着)させるが、繊維束の中心部に
おいては熱が充分に伝熱・供給されないために、上記し
た点接着が不十分となる。即ち、繊維束の外周部におい
ては比較的密な網状構造が形成され、中心部においては
比較的粗な構造となるために、浸透圧の不均一が生じ、
インキが外周部に移行する傾向がある。したがって、肝
心な中心部に接合しているペン先体からのインキのフロ
ーが不安定になるという欠点がある。また、繊維束の中
心部は、ほとんど無処理の状態であるため、外周部のよ
うに繊維が点接着することにより繊維同士で拘束し合う
こともないので、衝撃によるスリップ現象を起こす。 (2)繊維自体の伝熱性が低く、しかも空隙が存在する
ために、断熱効果が高く、熱上昇速度が低い。したがっ
て、加熱処理に要する時間が長く掛かり、生産性が悪
い。尚、加熱温度を上げると、幾分加熱時間を短縮する
ことができるが、他の繊維熱劣化(軟化)させるおそれ
があるために加熱温度の上昇限界があるため、大した効
果をあげることができない。 (3)加熱装置自体、例えば加熱炉をまず加熱する必要
があるため、無駄な(被加熱物を加熱する以外に消費さ
れる)エネルギーを必要とし、コスト高になり、ユーザ
の要望に応じ切れない面が多かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記に鑑み提
案されたもので、融点が異なる合成繊維を混合してなる
繊維束を、マイクロ波加熱工程で中心部から加熱し、そ
の後、熱風加熱工程で外周部を加熱することにより、繊
維同士を部分的に熱融着させるようにしたことを特徴と
する繊維成形物の製造方法に関するものである。
案されたもので、融点が異なる合成繊維を混合してなる
繊維束を、マイクロ波加熱工程で中心部から加熱し、そ
の後、熱風加熱工程で外周部を加熱することにより、繊
維同士を部分的に熱融着させるようにしたことを特徴と
する繊維成形物の製造方法に関するものである。
【0005】上記したように、本発明は融点が異なる合
成樹脂を混合してなる繊維束を加熱処理することによ
り、低融点の繊維を熱溶融させて繊維同士を熱融着(点
接着)させるものである。そして、その際、加熱手段と
してマイクロ波加熱を採用することにより、高速で、且
つ均一な点接着を施すようにしたものである。
成樹脂を混合してなる繊維束を加熱処理することによ
り、低融点の繊維を熱溶融させて繊維同士を熱融着(点
接着)させるものである。そして、その際、加熱手段と
してマイクロ波加熱を採用することにより、高速で、且
つ均一な点接着を施すようにしたものである。
【0006】熱溶融する繊維(誘導体)をマイクロ波の
電界中に通過させると、双極子がマイクロ波の電場によ
り激しく振動回転し、その摩擦熱のために誘導体自身を
発熱させる。上記したマイクロ波を利用した加熱処理
は、以下のような特徴を有するものである。 高速加熱 マイクロ波は、瞬間的に被加熱物の中に浸透し、熱エネ
ルギーを変換するため熱伝導に要する時間が極めて短
く、数秒から数分で発熱する。 高速応答性能 マイクロ波エネルギーは、光速度(3×108 m/se
c)で伝導する高速応答性能を有しているので、瞬時の
起動・停止及び出力調整のコントロールを簡単に行なう
ことができる。 均一加熱 被加熱物の中心部より発熱するので、その内部まで均一
に加熱することができる。 高い熱効率 被加熱物自体が発熱体となるため、周囲の空気や加熱炉
を熱する必要がないためエネルギーロスがない。したが
って、高い熱効率が得られ、省エネルギー化を計ること
ができる。
電界中に通過させると、双極子がマイクロ波の電場によ
り激しく振動回転し、その摩擦熱のために誘導体自身を
発熱させる。上記したマイクロ波を利用した加熱処理
は、以下のような特徴を有するものである。 高速加熱 マイクロ波は、瞬間的に被加熱物の中に浸透し、熱エネ
ルギーを変換するため熱伝導に要する時間が極めて短
く、数秒から数分で発熱する。 高速応答性能 マイクロ波エネルギーは、光速度(3×108 m/se
c)で伝導する高速応答性能を有しているので、瞬時の
起動・停止及び出力調整のコントロールを簡単に行なう
ことができる。 均一加熱 被加熱物の中心部より発熱するので、その内部まで均一
に加熱することができる。 高い熱効率 被加熱物自体が発熱体となるため、周囲の空気や加熱炉
を熱する必要がないためエネルギーロスがない。したが
って、高い熱効率が得られ、省エネルギー化を計ること
ができる。
【0007】本発明の製造方法においては、まず、マイ
クロ波のアプリケーターに入る前にジェット熱風予熱装
置(80〜100℃)にて繊維を予熱する。次に、マイ
クロ波のアプリケータ内を通過させ、マイクロ波により
繊維の中心部より加熱させる。加熱状況は、マイクロ波
の出力により調整される。その後、熱風(110℃前
後)加熱装置内を通過させ、熱処理を行なう。得られた
繊維束は、インキ吸蔵体として使用する際における外周
面からのインキの流出を防ぐために、ポリエステルフィ
ルム、また不織布からなる外被を被着して製品とする。
クロ波のアプリケーターに入る前にジェット熱風予熱装
置(80〜100℃)にて繊維を予熱する。次に、マイ
クロ波のアプリケータ内を通過させ、マイクロ波により
繊維の中心部より加熱させる。加熱状況は、マイクロ波
の出力により調整される。その後、熱風(110℃前
後)加熱装置内を通過させ、熱処理を行なう。得られた
繊維束は、インキ吸蔵体として使用する際における外周
面からのインキの流出を防ぐために、ポリエステルフィ
ルム、また不織布からなる外被を被着して製品とする。
【0008】上記したように、繊維束の外周面を保護す
るフィルムなどを外被として被着するようにしても良い
し、繊維束の外周面を樹脂成形体が覆うように一体状に
成形させても良い。この場合、前記と同様に、予熱、マ
イクロ波加熱、熱風加熱した繊維束を押し出し機に供給
し、外被成形する。
るフィルムなどを外被として被着するようにしても良い
し、繊維束の外周面を樹脂成形体が覆うように一体状に
成形させても良い。この場合、前記と同様に、予熱、マ
イクロ波加熱、熱風加熱した繊維束を押し出し機に供給
し、外被成形する。
【0009】このように、本発明の繊維成形物の製造方
法は、融点の低い繊維がマイクロ波加熱により繊維束の
中心部から加熱され、熱風加熱により外部成形され、熱
溶融した融点の低い繊維が繊維同士を点接着し、繊維束
に均一な網状構造を形成させる。そして、このような繊
維成形物をインキ吸蔵体として使用すると、均一な網目
構造によりインキの局在化(外周部への移行)を防止す
ることができる。また、衝撃による繊維のスリップ現象
が防止され、インキが外周面から流出することもない。
法は、融点の低い繊維がマイクロ波加熱により繊維束の
中心部から加熱され、熱風加熱により外部成形され、熱
溶融した融点の低い繊維が繊維同士を点接着し、繊維束
に均一な網状構造を形成させる。そして、このような繊
維成形物をインキ吸蔵体として使用すると、均一な網目
構造によりインキの局在化(外周部への移行)を防止す
ることができる。また、衝撃による繊維のスリップ現象
が防止され、インキが外周面から流出することもない。
【0010】また、特に前記したようなフィルムや不織
布、或いは樹脂成形体などの外被を存在させないように
することもできる。この場合、前記した方法と同様に、
均一な網目構造を有する繊維束を作製し、これを成形し
ようとする寸法の筒型ヒーター(超耐熱性樹脂)に通
す。筒形ヒーターの温度を高く設定することにより、適
度な固さと不透水性を表面層を形成することができ、こ
の繊維成形物を必要とする寸法に切断して製品とすれば
良い。
布、或いは樹脂成形体などの外被を存在させないように
することもできる。この場合、前記した方法と同様に、
均一な網目構造を有する繊維束を作製し、これを成形し
ようとする寸法の筒型ヒーター(超耐熱性樹脂)に通
す。筒形ヒーターの温度を高く設定することにより、適
度な固さと不透水性を表面層を形成することができ、こ
の繊維成形物を必要とする寸法に切断して製品とすれば
良い。
【0011】
実施例1 (繊維成形物にポリエステルフィルムによるラッピング
を施した製造例) A.試料 1)特殊繊維スライバー; 目付量6.8g/m ポリエステルスライバー(2.5d ,融点245℃) …70% 編成ポリエステルスライバー(2.5d ,融点110℃)…30% 2)外被;ポリエステルフィルム(巾23mm) 3)製品の規格、寸法; 直径6.6mmφ 長さ75.5mm B.各セクションの設定温度、及び条件 1)予熱装置; 温度80〜100℃ ジェット熱風量5.0m3 /min 2)マイクロウェーブ加熱装置; 出力パワー0.8kW 3)ユニジェット加熱装置; 温度110〜115℃ ジェット熱風量5.0m3 /min 4)冷却装置; 温度10〜15℃ ジェット風圧3kg/cm2
を施した製造例) A.試料 1)特殊繊維スライバー; 目付量6.8g/m ポリエステルスライバー(2.5d ,融点245℃) …70% 編成ポリエステルスライバー(2.5d ,融点110℃)…30% 2)外被;ポリエステルフィルム(巾23mm) 3)製品の規格、寸法; 直径6.6mmφ 長さ75.5mm B.各セクションの設定温度、及び条件 1)予熱装置; 温度80〜100℃ ジェット熱風量5.0m3 /min 2)マイクロウェーブ加熱装置; 出力パワー0.8kW 3)ユニジェット加熱装置; 温度110〜115℃ ジェット熱風量5.0m3 /min 4)冷却装置; 温度10〜15℃ ジェット風圧3kg/cm2
【0012】まず、特殊繊維スライバーを予熱装置の入
口より挿入する。次に、マイクロウェーブ加熱装置の入
口インレットアタッチメント(口径10mmφ)の中を
通過させ、同装置出口アウトレットアタッチメント(口
径8mmφ)を通過させる。さらに、ユニジェット加熱
装置入口(口径7mmφ)の中に入れ、出口側の成形用
サイジングヒーター(6.7mmφ)を通って、冷却装
置を通過させる。そして、巻上機巻管部に、予め装填し
たポリエステルフィルムと一緒に挿入し、巻管部におい
て、棒状になった特殊繊維をフィルムでラッピングしな
がら引出し、さらにラッピングヒーターで押えてラッピ
ングを施し、切断部で所定の長さに切断した。
口より挿入する。次に、マイクロウェーブ加熱装置の入
口インレットアタッチメント(口径10mmφ)の中を
通過させ、同装置出口アウトレットアタッチメント(口
径8mmφ)を通過させる。さらに、ユニジェット加熱
装置入口(口径7mmφ)の中に入れ、出口側の成形用
サイジングヒーター(6.7mmφ)を通って、冷却装
置を通過させる。そして、巻上機巻管部に、予め装填し
たポリエステルフィルムと一緒に挿入し、巻管部におい
て、棒状になった特殊繊維をフィルムでラッピングしな
がら引出し、さらにラッピングヒーターで押えてラッピ
ングを施し、切断部で所定の長さに切断した。
【0013】実施例2 (繊維成形物にポリエステル不織布によるラッピングを
施した製造例)繊維成形物本体(繊維束)の製造方法に
ついては実施例1と殆ど変わりはないが、問題点はポリ
エステル不織布のラッピング融着温度が高いため、ラッ
ピングヒーター前部に熱風(温度200℃)吹出し装置
を取付け、ラッピングして製造した。
施した製造例)繊維成形物本体(繊維束)の製造方法に
ついては実施例1と殆ど変わりはないが、問題点はポリ
エステル不織布のラッピング融着温度が高いため、ラッ
ピングヒーター前部に熱風(温度200℃)吹出し装置
を取付け、ラッピングして製造した。
【0014】上記した実施例1及び2で得られたインキ
吸蔵体は、繊維の融着具合、硬度、径の不同、繊維充填
量、インク吸上げ,保持,排出等テストの結果、ユーザ
の要求に応えられるものとなった。
吸蔵体は、繊維の融着具合、硬度、径の不同、繊維充填
量、インク吸上げ,保持,排出等テストの結果、ユーザ
の要求に応えられるものとなった。
【0015】実施例3 (繊維成形物に外被を設けないストリップタイプの製造
例) A.試料 1)特殊繊維スライバー; 目付量18g/m ポリエステルスライバー(2.5d ,融点245℃) …70% 編成ポリエステルスライバー(2.5d ,融点110℃)…30% 2)外被…なし 3)製品の規格、寸法; 直径12mmφ 長さ100mm B.各セクションの設定温度、及び条件 1)予熱装置; 温度80〜100℃ ジェット熱風量5.0m3 /min 2)マイクロウェーブ加熱装置; 出力パワー1.2kW 3)ユニジェット加熱装置; ジェット熱風量1.0〜1.2m3 /min 4)筒形成形伝熱ヒーター; 口径12mmφ 電圧220V,350W 設定温度200℃ 5)冷却装置; 温度10〜15℃ ジェット風圧3kg/cm2 6)巻上引取機; 引取速度5m/min 7)切断部回転数;50RPM
例) A.試料 1)特殊繊維スライバー; 目付量18g/m ポリエステルスライバー(2.5d ,融点245℃) …70% 編成ポリエステルスライバー(2.5d ,融点110℃)…30% 2)外被…なし 3)製品の規格、寸法; 直径12mmφ 長さ100mm B.各セクションの設定温度、及び条件 1)予熱装置; 温度80〜100℃ ジェット熱風量5.0m3 /min 2)マイクロウェーブ加熱装置; 出力パワー1.2kW 3)ユニジェット加熱装置; ジェット熱風量1.0〜1.2m3 /min 4)筒形成形伝熱ヒーター; 口径12mmφ 電圧220V,350W 設定温度200℃ 5)冷却装置; 温度10〜15℃ ジェット風圧3kg/cm2 6)巻上引取機; 引取速度5m/min 7)切断部回転数;50RPM
【0016】このストリップタイプの棒状繊維成形物の
製造方法は、繊維成形物本体(繊維束)の製造について
は実施例1と変わらないが、この場合は外被がないの
で、ユニジェット加熱装置と冷却装置との中間に筒形成
形電熱ヒーターを設置する。そして、ユニジェット加熱
装置で中心部及び外周部とも均一に熱接着された棒状の
特殊繊維を同ヒーターを通過させることにより、中心部
より外周部(面)を一層固くし、所定の外径に絞りなが
ら冷却装置に導入し、さらに引取機を経て切断部に挿入
して所定の寸法に切断した。
製造方法は、繊維成形物本体(繊維束)の製造について
は実施例1と変わらないが、この場合は外被がないの
で、ユニジェット加熱装置と冷却装置との中間に筒形成
形電熱ヒーターを設置する。そして、ユニジェット加熱
装置で中心部及び外周部とも均一に熱接着された棒状の
特殊繊維を同ヒーターを通過させることにより、中心部
より外周部(面)を一層固くし、所定の外径に絞りなが
ら冷却装置に導入し、さらに引取機を経て切断部に挿入
して所定の寸法に切断した。
【0017】実施例4 (樹脂成形体が繊維成形物の外周面を覆うように一体状
に成形した製造例) A.試料 1)特殊繊維スライバー; 目付量20g/m ポリエステルスライバー(2.5d ,融点245℃) …70% 編成ポリエステルスライバー(2.5d ,融点110℃)…30% 2)外被;(ポリエチレン及びポリプロピレン外被) 樹脂 ウルトゼックス 3)製品の規格、寸法; 直径14mmφ 長さ93mm B.各セクションの設定温度、及び条件 1)予熱装置; 温度100〜115℃ ジェット熱風量5.0m3 /min 2)マイクロウェーブ加熱装置; アタッチメント IN20mmφ,OUT17mmφ 出力パワー1.2kW 3)ユニジェット加熱装置; チューブ口径16mmφ 温度110〜115℃ ジェット熱風量5.0m3 /min 4)押出機ダイス; 口金口径15mmφ ダイス温度170℃ 5)冷却水槽; サイジング14mmφ 水槽温度19℃ 6)引取速度; 15m/min 7)切断部回転数; 160RPM
に成形した製造例) A.試料 1)特殊繊維スライバー; 目付量20g/m ポリエステルスライバー(2.5d ,融点245℃) …70% 編成ポリエステルスライバー(2.5d ,融点110℃)…30% 2)外被;(ポリエチレン及びポリプロピレン外被) 樹脂 ウルトゼックス 3)製品の規格、寸法; 直径14mmφ 長さ93mm B.各セクションの設定温度、及び条件 1)予熱装置; 温度100〜115℃ ジェット熱風量5.0m3 /min 2)マイクロウェーブ加熱装置; アタッチメント IN20mmφ,OUT17mmφ 出力パワー1.2kW 3)ユニジェット加熱装置; チューブ口径16mmφ 温度110〜115℃ ジェット熱風量5.0m3 /min 4)押出機ダイス; 口金口径15mmφ ダイス温度170℃ 5)冷却水槽; サイジング14mmφ 水槽温度19℃ 6)引取速度; 15m/min 7)切断部回転数; 160RPM
【0018】この実施例4は、押出機による樹脂成形を
行なうものであるため、実施例1,2の製造方法とは、
若干製造方法が異なるところがある。即ち、第1工程の
予熱装置から特殊繊維スライバーを挿入し、第2工程の
マイクロウェーブ加熱装置を経て、第3工程のユニジェ
ット加熱装置までは、実施例1の製造工程と殆ど変わり
はない。そして、第4工程の押出セクションにおいて、
押出基本体に投入された樹脂(粒子)をスクリューで移
送する間に加熱して熱溶融させ、ダイス金型に挿入され
た特殊繊維の外周面にダイス内部において被覆、圧縮し
ながらサイジングに通して成形する。次いで、冷却水槽
内で冷却、凝固せしめ、引取機を通して切断機で所定の
長さに切断した。
行なうものであるため、実施例1,2の製造方法とは、
若干製造方法が異なるところがある。即ち、第1工程の
予熱装置から特殊繊維スライバーを挿入し、第2工程の
マイクロウェーブ加熱装置を経て、第3工程のユニジェ
ット加熱装置までは、実施例1の製造工程と殆ど変わり
はない。そして、第4工程の押出セクションにおいて、
押出基本体に投入された樹脂(粒子)をスクリューで移
送する間に加熱して熱溶融させ、ダイス金型に挿入され
た特殊繊維の外周面にダイス内部において被覆、圧縮し
ながらサイジングに通して成形する。次いで、冷却水槽
内で冷却、凝固せしめ、引取機を通して切断機で所定の
長さに切断した。
【0019】上記した実施例3及び4で得られたインキ
吸蔵体は、以下のような性状を示した。 外被(樹脂)と繊維が平均に密着している。 繊維と繊維が網目状に密着し、中心部、外周部とも均
一化している。 径の不同はなく、固さ、繊維の充填量が安定してい
る。 そして、繊維の融着具合、硬度、径の不同、繊維充填
量、インク吸上げ,保持,排出等テストの結果、ユーザ
の要求に応えられるものであった。
吸蔵体は、以下のような性状を示した。 外被(樹脂)と繊維が平均に密着している。 繊維と繊維が網目状に密着し、中心部、外周部とも均
一化している。 径の不同はなく、固さ、繊維の充填量が安定してい
る。 そして、繊維の融着具合、硬度、径の不同、繊維充填
量、インク吸上げ,保持,排出等テストの結果、ユーザ
の要求に応えられるものであった。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の繊維成形
物の製造方法では、マイクロ波加熱を施すので、繊維束
の中心部から発熱し、融点の低い繊維が溶融して繊維同
士を融着(点接着)する。そして、均一に熱処理が施さ
れるので、上記した点接着により形成される網目構造が
均一化する。したがって、本発明により得られる繊維成
形物をマーキングペンのインキ吸蔵体として使用した場
合、ペン先体からのインキのフローが安定になり、衝撃
によるスリップ現象も起こさない。また、マイクロ波加
熱は、短時間に誘導体(繊維)を発熱させることができ
るので、処理時間が短く、生産性が良い。品質も安定す
る。さらに、マイクロ波加熱は、例えば加熱炉などを加
熱する必要がないため、エネルギー効率が高く、生産管
理も容易であり、生産コストも軽減することができる。
そして、本発明は、上記したインキ吸蔵体以外にも、化
粧用溶液の吸蔵体、芳香剤用吸上げ芯、歯科用マウスピ
ース、シガレットフィルター及び各種フィルター等を容
易に製造することができる。
物の製造方法では、マイクロ波加熱を施すので、繊維束
の中心部から発熱し、融点の低い繊維が溶融して繊維同
士を融着(点接着)する。そして、均一に熱処理が施さ
れるので、上記した点接着により形成される網目構造が
均一化する。したがって、本発明により得られる繊維成
形物をマーキングペンのインキ吸蔵体として使用した場
合、ペン先体からのインキのフローが安定になり、衝撃
によるスリップ現象も起こさない。また、マイクロ波加
熱は、短時間に誘導体(繊維)を発熱させることができ
るので、処理時間が短く、生産性が良い。品質も安定す
る。さらに、マイクロ波加熱は、例えば加熱炉などを加
熱する必要がないため、エネルギー効率が高く、生産管
理も容易であり、生産コストも軽減することができる。
そして、本発明は、上記したインキ吸蔵体以外にも、化
粧用溶液の吸蔵体、芳香剤用吸上げ芯、歯科用マウスピ
ース、シガレットフィルター及び各種フィルター等を容
易に製造することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 融点が異なる合成繊維を混合してなる繊
維束を、マイクロ波加熱工程で中心部から加熱し、その
後、熱風加熱工程で外周部を加熱することにより、繊維
同士を部分的に熱融着させるようにしたことを特徴とす
る繊維成形物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3255959A JPH0571058A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 繊維成形物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3255959A JPH0571058A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 繊維成形物の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0571058A true JPH0571058A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=17285955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3255959A Pending JPH0571058A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 繊維成形物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0571058A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0748771A (ja) * | 1993-06-18 | 1995-02-21 | Rhone Poulenc Rhodia Ag | マルチ幅ファイバーストリップ、およびこれを製造する方法およびこの方法を実施するための装置 |
| WO1997020090A1 (en) * | 1995-11-29 | 1997-06-05 | Oji Paper Co., Ltd. | Liquid absorbent material and process for preparing the same |
| EP0756935A3 (en) * | 1995-08-02 | 1998-07-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Absorber mounted in an ink tank and process for manufacturing this tank |
| JP2012025104A (ja) * | 2010-07-27 | 2012-02-09 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 繊維束体及びその製造方法 |
| WO2017060094A1 (en) * | 2015-10-06 | 2017-04-13 | Gambro Lundia Ab | Contact-free thermoforming of fiber bundles |
-
1991
- 1991-09-09 JP JP3255959A patent/JPH0571058A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0748771A (ja) * | 1993-06-18 | 1995-02-21 | Rhone Poulenc Rhodia Ag | マルチ幅ファイバーストリップ、およびこれを製造する方法およびこの方法を実施するための装置 |
| EP0756935A3 (en) * | 1995-08-02 | 1998-07-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Absorber mounted in an ink tank and process for manufacturing this tank |
| US6334674B1 (en) | 1995-08-02 | 2002-01-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Absorber mounted in an ink tank and process for manufacturing this tank |
| WO1997020090A1 (en) * | 1995-11-29 | 1997-06-05 | Oji Paper Co., Ltd. | Liquid absorbent material and process for preparing the same |
| JP2012025104A (ja) * | 2010-07-27 | 2012-02-09 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 繊維束体及びその製造方法 |
| WO2017060094A1 (en) * | 2015-10-06 | 2017-04-13 | Gambro Lundia Ab | Contact-free thermoforming of fiber bundles |
| JP2018531149A (ja) * | 2015-10-06 | 2018-10-25 | ガンブロ・ルンディア・エービーGambro Lundia Ab | 繊維束の非接触熱成形 |
| US10661228B2 (en) | 2015-10-06 | 2020-05-26 | Gambro Lundia Ab | Contact-free thermoforming of fiber bundles |
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