JPH0571334U - タイル - Google Patents

タイル

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JPH0571334U
JPH0571334U JP066557U JP6655791U JPH0571334U JP H0571334 U JPH0571334 U JP H0571334U JP 066557 U JP066557 U JP 066557U JP 6655791 U JP6655791 U JP 6655791U JP H0571334 U JPH0571334 U JP H0571334U
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JP
Japan
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tile
light emitting
inorganic phosphor
emitting layer
glaze
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JP066557U
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English (en)
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浩文 森山
智文 森山
潔 金井
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  • Laminated Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紫外線の照射によって発光するタイルを提供
する。 【構成】 図1(a) のものは、素地2の表面に無機系蛍
光体を配合した釉(ガラス質)からなる発光層1aを備
える。図2(b) のものは、素地2の表面に無機系蛍光体
を含有する発光層1bが形成され(無機系蛍光体粉末が
適当な媒体に分散された塗料等を用いて形成)、発光層
1b上に釉層3が積層されている。図1(c) のものは素
地自体が無機系蛍光体を含有する発光層1cで構成され
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、紫外線を照射することにより発光するタイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
タイルは、粘土,岩石等の鉱物を配合して粉砕したものを一定の形状に成形し て素地とし、必要に応じて釉(うわぐすりとも言い、主としてガラス質からなる )を施して、数百度以上の高温で焼き固めたものである。かかるタイルは、基材 を保護するとともに美観を与える仕上材として用いられ、建造物の屋内外におい て外壁,屋根,内壁,床等に多用されている。
【0003】 仕上材としてのタイルは、美観の点から着色されることが多いが、従来のタイ ルの着色は、着色顔料を混合して素地自体に着色するか、あるいは表面に施す釉 に着色顔料を配合する等の方法で行なわれている。着色顔料としては、例えば、 酸化コバルト(青系統),酸化スズ(白色)等がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のような従来のタイルにおいては、顔料の種類に応じて数種類の 着色ができるものの、光輝性の色彩をもたせることはできなかった。
【0005】 光輝性の着色を施すための塗料としては、従来から有機系蛍光顔料が知られて いるが、この有機系蛍光顔料は、例えばブリリアントサルホフラビンFF(黄) ,ベーシックイエローHG(黄),エオシン(赤),ローダミン6G(赤),ロ ーダミンB(赤)等の有機系蛍光体を用いているため、せいぜい200℃程度の 耐熱性しか有していない。従って、タイルの焼成温度ではその蛍光特性が完全に 破壊されてしまい、タイルの着色に使用することはできない。
【0006】 加えて、有機系蛍光体は光に対して非常に不安定で日光堅牢度が低いため、仮 にタイル表面に有機系蛍光体の発光層を設けたとしても、タイルが始終日光のあ たるような箇所に配置される場合、非常に短期間に退色してしまうという問題が 生じる。
【0007】 この考案は、かかる点に鑑みてなされたものであり、紫外線の照射によって鮮 やかな蛍光色を発し、かつ、耐候性にも優れたタイルを提供することを目的とす るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案のタイルは、上記の課題を達成するために、無機系蛍光体を含有する発 光層を備えたものである。
【0009】 本考案のタイルには、具体的に次のタイルが包含される。 1.素地表面に、無機系蛍光体を含有する発光層と必要に応じて釉層が積層され たもの。 2.素地表面に無機系蛍光体を含有する釉層(発光層)が設けられたもの。 3.素地自体が無機系蛍光体を含有する発光層からなるもの。
【0010】
【作用】
本考案においてタイルの発光層に配合する無機系蛍光体は、これまでは専らラ ンプ用に用いられてきたものであり、ランプのガラス管内面に塗布されて、ガラ ス管内で発生した紫外線によって励起されることにより所定の色の蛍光を発する ものである。
【0011】 一般に、無機系蛍光体は、発光に際して有機系蛍光体より高いエネルギー強度 の紫外線照射が必要であり、有機系蛍光体のように昼光下で鮮明な発色を示しに くい。このため、従来は、無機系蛍光体をタイル等の着色に使用することは全く 考えられていなかった。
【0012】 このような状況下にあって、本願考案者らは、無機系蛍光体の励起に有機系蛍 光体より高いエネルギーが必要であるということは、言い換えればそれだけ光に 対してして安定であり、かつ無機物であることから耐熱性にも優れるということ に着眼し、タイルの着色に無機系蛍光体を用いることを考え、本考案をなすに至 った。
【0013】 本考案で用いる無機系蛍光体は、通常の昼光や屋内照明下では発光強度が弱く 、タイル表面が僅かに色づいて見える程度であるが、適当な光源から紫外線を照 射することで、鮮やかな発光を示す。
【0014】 上述したように、無機系蛍光体は耐熱性に優れ、タイル表面に焼き付けたり、 場合によっては素地自体に混合して焼成してもに発光性が損なわれることはない 。仮に多少発光特性が低下したとしても、本考案においてはタイルが肉眼で色づ いて見えれば良いわけであるから実用上問題にならないことが多い。また、無機 系蛍光体は有機系蛍光体に比べて日光堅牢度が格段に高いので、本考案のタイル を屋外に配置しても長期に渡って優れた発光性が確保される。
【0015】 本考案のタイルを用いるにあたって、発光層に照射する紫外線の強度は、ラン プ用に使用される場合程高く設定する必要はなく、所望の発光が得られる最小限 の強度とすれば良い。また、励起波長についても、必ずしも発光強度が最大とな るように設定する必要はなく、人体に害のない長波長紫外線、いわゆるブラック ライト(352nm)を用いることが望ましい。
【0016】 本考案において使用される無機系蛍光体は、特に限定されるものではないが、 例えば、3Ca3 (PO42 ・Ca(F,Cl)2 :Sb3+、3Ca3 (PO 42 ・Ca(F,Cl)2 :Sb3+,Mn2+、BaMg2 Al1627:Eu2+ 、(Sr,Ca)10(PO46 Cl2 :Eu2+、Sr4 Al1425:Eu2+、 BaMg2 Al1627:Eu2+Mn2+、CaWO4 、CaWO4 :Pb2+、Sr 227 :Sn2+、Y23 :Eu3+、3.5MgO・0.5MgF2 GeO 2 :Mn4+、Y(PV)O4 :Eu3+、(Sr,Mg)3 (PO42 :Sn2+ 、6MgO・As25 :Mn4+、(Ca,Sr)SiO3 :Pb2+,Mn2+、 CeMaAl1119:Tb3+、LaPO4 :Ce3+,Tb3+、Zn2 SiO4 : Mn2+、Sr227 :Eu2+、(Ba,Sr,Mg)3 Si27 :Pb2+ 、BaSi25 :Pb2+等が挙げられる。
【0017】 これらの蛍光体のうち、例えばBaMg2 Al1627:Eu2+,Sr4 Al1425:Eu2+、BaMg2 Al1627:Eu2+,Mn2+、CeMgAl1119: Tb3+等のアルミン酸塩系蛍光体は、3波長型蛍光ランプや複写機用蛍光ランプ に使用されているものであり、それぞれ青、青緑、緑色、黄緑の安定な発光が高 効率で得られる。
【0018】 本考案におけるタイルの素地や釉を構成する材料やタイルの製造方法は、特に 限定されるものではないが、発光層を設けた後の焼成温度は使用する無機系蛍光 体の耐熱性を考慮して設定することが望ましい。
【0019】
【実施例】
図1(a) ,(b) ,(c) は、本考案実施例によるタイルの構造を示す斜視図であ る。なお、以下の実施例で説明する各タイルの製造方法は、考案の理解を助ける ために一例として示すものであり、本考案のタイルの製造方法を限定するもので はない。
【0020】 実施例1 図1(a) は素地2の表面に無機系蛍光体を配合した釉を施して発光層1aとし た例である。このタイルは、例えば次のようにして製造される。 1.原石をクラッシャー,ボールミル等を用いて微粉砕し、これに粘土と水を 加えて混練する。 2.プレス成形等によって、所望の寸法の板状に形成する。 3.工程2で成形された素地2を乾燥・素焼する。 4.無機系蛍光体を含有する釉を調製する。釉の組成は特に限定されないが、 例えば、SiO2 ,Al23 ,Na2 O,K2 O,CaO,MgO,B23 等を含む。このとき、必要に応じて異なる無機系蛍光体をそれぞれ配合した複数 種類の釉を準備する。 5.素焼した素地の表面に工程4で調製した釉を塗布し(発光層1a)、例え ば600℃程度の温度で焼成し、図1(a) のタイルを得る。
【0021】 釉は、素地の表面全体に均一に塗布するだけでなく、所望の図柄を描いても良 い。また、素地2自体を従来から用いられている着色顔料で薄く着色しておき、 その上に無機系蛍光体を含有する発光層1aを設けても良い。
【0022】 実施例2 図1(b) は素地2の表面に無機系蛍光体を含有する発光層1bを設け、発光層 1bを釉で保護した例である。このタイルは、例えば次のようにして製造される 。 1.原石をクラッシャー,ボールミル等を用いて微粉砕し、これに粘土と水を 加えて混練する。 2.プレス成形等によって、所望の寸法の板状に形成する。 3.工程2で成形された素地2を乾燥・素焼する。 4.工程3の素地2に、無機系蛍光体を適当な分散媒体に配合した塗料を塗布 し、発光層1bを形成する。実施例1と同様に、素地2の表面全体に塗布するだ けでなくに所望の図柄を描いても良い。 5.工程4で形成した発光層1bの上に釉(釉層3)を塗布し、例えば600 ℃程度の温度で焼成して、図1(b) のタイルを得る。
【0023】 この際、釉層3は必ずしも透明である必要はなく、場合によっては釉層3にも 発光性をもたせても良い。
【0024】 また、図1(b) では、発光層の上に釉層3が形成されているが、釉層3の上に 無機系蛍光体を含む塗料で所望の図柄を描き、焼き付けても良い。
【0025】 更に、場合によっては、図1(b) の釉層3はなくとも良く(無釉タイル)、素 地2の表面に無機系蛍光体を含有する塗料だけを焼き付けても良い。但し、素地 2への水分やガス等の侵入を防止するには、適当な釉を施すことが好ましい。
【0026】 実施例3 図1(c) のタイルは、素地自体を発光層1cとしたものである。このタイルは 、例えば次のようにして製造される。 1.原石をクラッシャー,ボールミル等を用いて微粉砕し、これに粘土と水及 び無機系蛍光体粉末を加えて混練する。 2.プレス成形等によって、所望の寸法の板状に形成する。 3.工程2で成形された素地を焼成し、図1(c) のタイルを得る。必要に応じ て、素地の表面に透明な釉を施しても良いことは言うまでもない。
【0027】 また、場合によっては実施例1,2のタイルの素地を実施例3の発光性の素地 で構成し、複数の発光層が積層されて状態としても良い。
【0028】 さて次に、上述した実施例で作製した発光性タイルの用途について幾つかの具 体例を挙げて説明する。以下の具体例は、本考案のタイルの使い方を限定するも のでないことは言うまでもない。
【0029】 まず、図2は、本考案のタイルを建造物の外壁や、例えばトイレ,浴室,台所 ,食堂等の内壁の仕上材として用いたものであり、ブラックライト5aで紫外線 を照射することによって、光輝性の図柄4が鮮やかに浮び上がる。本考案のタイ ルは、配置のし方によって室内のムード照明としても利用することができる。
【0030】 また、図3は道路6のラインを本考案によるタイル1で形成した例である。本 考案によるタイル1を用いれば、夜間にブッラクライト5bを点灯することでラ インが発光し、通常の塗料でラインをひいた場合に比べて格段に識別しやすくな る。無機蛍光体は日光堅牢度が高いので、屋外に使用した場合でも安定した発光 特性が維持される。
【0031】 更に、図4は、プール7の底面のライン(コース等を区別するためのライン) を本考案のタイルで形成した例である。水中の適当な箇所(図の例ではプールの 側壁)に配置した防水加工のブラックライト5cや、プールサイドに配置したブ ラックライト5dによって、タイル1に紫外線を照射すれば、鮮やかにラインが 浮び上がる。もちろん、ラインだけでなく、本考案のタイルを用いてプール内壁 や周囲に所望の図柄を形成しても良く、夜間に低照明でプールを使用するような 場合に特に有効である。この他、図には示していないが、例えば露天風呂等の浴 槽に本考案のタイルを用いることもできる。
【0032】 なお、上記の説明では、平板状のタイルについて述べてきたが、本考案は曲面 を有する瓦等にも適用できることは言うまでもない。 また、上記の実施例では、タイルを発光させるための専用の光源を設けている が、用途や使用する環境によっては必ずしも専用の光源を配置しなくとも良い。
【0033】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のタイルは、無機系蛍光体が配合された発光層を 備えているので、紫外線を照射することで光輝性の色彩をもたせることができる 。本考案の発光層を構成する無機系蛍光体は、非常に優れた耐熱性・耐候性を有 しており、過酷な環境にあっても安定した発光特性が維持される。
【0034】 タイルに発光性を付与したことによって、タイルの用途が広がりるとともに、 美観の点でも従来にない展開を図ることが可能であり、本考案の工業的価値は大 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a) ,(b) ,(c) は、それぞれ本考案実施
例によるタイルの構成を示す斜視図である。
【図2】本考案によるタイルの利用例を示す概念図であ
る。
【図3】本考案によるタイルの利用例を示す概念図であ
る。
【図4】本考案によるタイルの利用例を示す概念図であ
る。
【符号の説明】
1 タイル 1a,1b,1c 発光層 2 素地 3 釉層 4 図柄 5a,5b,5c,5d ブラックライト 6 道路 7 プール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 森山 智文 東京都目黒区南3丁目9番22号 (72)考案者 金井 潔 東京都目黒区平町2丁目17番18号

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機系蛍光体を含有する発光層を備えた
    ことを特徴とするタイル。
  2. 【請求項2】 素地の表面に、無機系蛍光体を含有する
    発光層と釉層が積層されたことを特徴とする請求項1の
    タイル。
  3. 【請求項3】 前記発光層が、無機系蛍光体を含有する
    釉からなることを特徴とする請求項1のタイル。
  4. 【請求項4】 素地自体が、無機系蛍光体を含有する発
    光層で構成されたことを特徴とする請求項1のタイル
JP066557U 1991-02-19 1991-07-29 タイル Pending JPH0571334U (ja)

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JP066557U JPH0571334U (ja) 1991-07-29 1991-07-29 タイル
PCT/JP1992/000172 WO1992014799A1 (en) 1991-02-19 1992-02-19 Luminous member and paint
EP92905300A EP0525211B1 (en) 1991-02-19 1992-02-19 Luminous member
DE69229377T DE69229377T2 (de) 1991-02-19 1992-02-19 Lichtelement
KR1019920702545A KR100219814B1 (ko) 1991-02-19 1992-02-19 발광성부재 및 도료

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011244014A (ja) * 2011-08-24 2011-12-01 Sharp Corp Ledランプ駆動方法及びledランプ装置
JP2012199589A (ja) * 2012-06-19 2012-10-18 Sharp Corp Ledランプ装置および表示装置

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