JPH057193B2 - - Google Patents

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JPH057193B2
JPH057193B2 JP58100882A JP10088283A JPH057193B2 JP H057193 B2 JPH057193 B2 JP H057193B2 JP 58100882 A JP58100882 A JP 58100882A JP 10088283 A JP10088283 A JP 10088283A JP H057193 B2 JPH057193 B2 JP H057193B2
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JP
Japan
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group
dye
recording medium
heat
present
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JP58100882A
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Shigehiro Kitamura
Masaki Nakamura
Tawara Komamura
Takao Abe
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPH057193B2 publication Critical patent/JPH057193B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/38207Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by aspects not provided for in groups B41M5/385 - B41M5/395

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕 本発明は色素を熱転写させて記録シートにカラ
ー画像を形成できる感熱転写記録方法及び該方法
を実施するのに用いて適切な感熱転写記録媒体に
関する。詳しくは、普通紙等の記録シート上に、
高濃度、高解像力、高鮮明性でかつ色再現性の良
好なカラー画像が感度よく得られる感熱転写記録
方法及び感熱転写記録媒体に関する。 〔従来技術〕 近年、サーマルフアクシミリやサーマルプリン
ターの発達はめざましいものがあり、各方面にお
いて広く使用されている。特に、最近は、デイス
プレイのカラー化と相まつて、ハードコピーのカ
ラー化が非常に望まれている。かかるサーマルフ
アクシミリやサーマルプリンターにおいて用いら
れる記録媒体としては、通常、支持体上に熱溶融
性物質および着色剤を主成分とする熱転写層をホ
ツトメルトコーテイングなどによつて形成した熱
転写型記録媒体が多く用いられている。かかる記
録媒体は、サーマルヘツドなどの加熱体による印
字により、熱転写層が印字像の形態で普通紙等の
記録シート上に溶融転写し、記録シート上に所定
の印字像を形成させるものである。 しかしながら、従来熱転写層中に含有される着
色剤としては、顔料等の分散系が用いられ、染料
にしても、熱溶融性物質に対して、溶解度のあま
り高いものは使用されておらず、十分な且つ高い
反射濃度の記録を得るには、必然的に熱転写層の
膜厚を厚くする必要があつた。ところがカラー印
刷の場合には、少なくともイエロー、マゼンタ、
シアンの三原色のインクによる印字が必要とな
り、従つて、1回目に、ある原色のインクで印字
された記録シート上に、異なる原色のインクを重
ねて印字するケースが生じる。この場合、最初に
印字された、ある原色のインクは、後に印字され
たインク(層)を通して披見される。 そのため、顔料のような隠ぺい力の高い着色剤
を用いると、三原色のインクを印字する順序によ
つて、色再現が異なるという現象が生じていた。
また、熱溶融性物質にある程度溶解する染料を用
いても、上述したように、色材層を厚くする必要
が生じ転写性、感度、解像力を著しく低下させて
しまうという欠点を有していた。 また、上記熱溶融性物質を用いる溶融転写型で
は、所謂昇華転写型に対し、一般に、記録媒体の
生保存性及び得られた画像の保存安定性に優れる
反面、或る一定量以上の熱エネルギーを与えると
着色材が全て転写するため画像の階調性を得るこ
とが困難であるという欠点もあつた。 〔発明の目的〕 本発明の第1の目的は、上記欠点を排除し、高
濃度、高解像力、高鮮明性でかつ色再現性の良好
なカラー画像を感度よく得ることができる感熱転
写記録媒体を提供することである。 本発明の第2の目的は、生保存性に優れた感熱
転写記録媒体を提供することである。 本発明の第3の目的は、保存安定性に優れたカ
ラー画像が得られる感熱転写記録媒体を提供する
ことである。 〔発明の要旨〕 上記目的を達成する本発明の感熱転写記録媒体
は、支持体上に、バラスト基を有するバラスト化
色素と熱溶融性物質を含有する色材層を少なくと
も1層有することを特徴とする。 また、上記目的を達成する本発明の感熱転写記
録媒体は、支持体上に、バラスト基を有するバラ
スト化色素を含有する色材層を少なくとも1層
と、熱溶融性物質を含有する熱溶融性転写層を少
なくとも1層有することを特徴とする。 〔発明の構成〕 本発明に用いられるバラスト化色素とは、アゾ
色素、アゾメチン色素、アントラキノン色素、ナ
フトキノン色素、ステリン色素、キノフタロ色
素、フタロシアニン色素等の色素(常温で固体又
は半固体であつて加熱によつて移行性になるもの
で非昇華ないし非気化性のものである。母核に、
少なくとも1つのバラスト基を有する色素であ
り、融点300℃以下のものが好ましく、250℃以下
のものが特に好ましい。 本発明のバラスト基は熱溶融性化合物に溶解性
の高い基でアルキル基、シクロアルキル基、アラ
ルキル基、アルコキシ基、アルキルスルホニルア
ミノ基、アルキルスルホニル基、ヒドロキシアル
キル基、シアノアルキル基、アルコキシカルボニ
ルアルキル基、アルコキシアルキル基、アルキル
チオ基等の炭素数6以上のアルキル基又はアルキ
レン基を有する基である。特に分子中に炭素数6
以上のアルキル基を少なくとも1個有するバラス
ト基が好ましい。 次に本発明に用いられるバラスト化色素の構造
例を色別に挙げるが、本発明はこれらに限定され
ない。 〔バラスト化色素構造例〕
【式】 【式】
上記構造式において、R1〜R6は各々水素原子、
アルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基、
アルコキシ基、アリールオキシ基、アリール基、
アシルアミノ基、アシル基、シアノ基、水酸基、
アルキルスルホニルアミノ基、アリールスルホニ
ルアミノ基、アルキルスルホニル基、ヒドロキシ
アルキル基、シアノアルキル基、アルコキシカル
ボニルアルキル基、アルコキシアルキル基、アリ
ールオキシアルキル基、ニトロ基、ハロゲン、ス
ルフアモイル基、N−置換スルフアモイル基、カ
ルバモイル基、N−置換カルバモイル基、アシー
ルオキシアルキル基、アミノ基、置換アミノ基、
アルキルチオ基の中から選ばれた置換基であつ
て、R1〜R6の少なくとも1つは炭素数6以上の
直鎖または、分岐のアルキル基またはアルキレン
基を持つ置換基である。 本発明に用いられるバラスト化色素の具体的化
合物例を以下に示す。しかし、本発明に用いられ
るバラスト化色素はこれらに限定されない。 〔バラスト化色素例〕 本発明の感熱転写記録方法を実施するのに用い
て適切な感熱転写記録媒体は、〔B〕支持体上に
バラスト化色素及び熱溶融性物質を含有する色材
層を少なくとも1層有する記録媒体、〔C〕支持
体上にバラスト化色素を含有する色材層と、熱溶
融性物質を含有する熱溶融性転写層とを少なくと
も各1層有する記録媒体、の2つの形態に大別さ
れる。この記録媒体は普通紙等に転写画像を得る
上で好ましい。 次に、該記録媒体〔B〕について説明する。 本発明のバラスト化色素および熱溶融性物質を
含有する熱転写性色材層は端に1層のみ支持体上
に設けられてもよいし、第1の熱転写性色材層の
上にじかに又は中間層を介して、第2以上の複数
の層を設けることもできる。その際、それぞれの
熱転写性色材層に用いられるバラスト化色素の色
はその色調が同じであつても、異なつていてもよ
い。また必要に応じて、バラスト化色素でない通
常の色素を用いることもできる。さらに、同じ熱
転写性色材層中に色調が同等の色素を2以上併用
してもよく、この場合、少なくとも1つが本発明
のバラスト化色素であればよい。 さらにオーバーコート層を設けることも任意で
ある。中間層、オーバーコート層には、後述の熱
溶融性物質、結着剤としても使用できるポリマー
等を含有させることができる。 本発明の記録媒体〔B〕に用いられるバラスト
化色素は、後述の熱溶融性物質のホツトメルト物
にじかに溶解して塗布してもよいし、水あるいは
アセトン、酢酸エチル、トルエン等の低沸点溶媒
に熱溶融性物質等とともに溶解又は分散して塗布
してもよいし、さらに高沸点溶媒でプロテクトさ
れた状態で塗布されてもよい。 本発明に用いられる高沸点溶媒は沸点150℃以
上の溶媒で、米国特許第2322027号、同第2801170
号、同第2801171号明細書等に記載の高沸点溶媒
を用いることができる。好ましいものとして、フ
タル酸ジブチル、フタル酸ジオクチル、リン酸ト
リクレジル、ジエチルラウリルアミド等を挙げる
ことができる。 本発明に用いられる熱溶融性物質は低融点即ち
35〜200℃の融点を有する化合物で、通常、無色
又は白色の化合物が好ましい。 本発明に用いられる熱溶融性物質としては、例
えばカルナバロウ、密ロウ、固形パラフイン及び
カンデリラワツクス等のワツクス類;ステアリン
酸及びベヘン酸等の高級脂肪酸;セチルアルコー
ル、キシリトール等のアルコール類;アセトアミ
ド、ベンゾアミド及びステアリルアミド等のアミ
ド類;フエニルウレア及びジエチルウレア等の尿
素類等が挙げられる。 本発明の感熱転写記録媒体〔B〕は、単に支持
体上にバラスト化色素と熱溶融性物質からなる熱
転写性色層を前述したようにホツトメルト塗布、
あるいは水、アセトン、酢酸エチル、トルエン等
の低沸点溶媒を塗布溶媒として用いて塗布するこ
とによつて得られる。 前記熱転写性色材層には、さらに、シリコン樹
脂、フツ素樹脂、シエラツク剤などの剥離性にす
ぐれた物質や、柔軟剤、あるいは改質剤としてポ
リマーおよび界面活性剤等を加えることができ
る。 本発明に用いられるポリマーは親水性ポリマ
ー、疎水性ポリマーのいずれでも用いることがで
きる。親水性ポリマーとしては、透明か半透明の
親水性コロイドが代表的であり、例えばゼラチ
ン、ゼラチン誘導体、セルロース誘導体、カゼイ
ン等のタンパク質、デンプン等の多糖類等の天然
物および天然物誘導体、ポリビニルピロリドン、
アクリルアミド重合体等の水溶性ポリビニル化合
物のような合成水溶性ポリマー、さらに、ビニル
系、ポリウレタン系のポリマーラテツクスが挙げ
られる。疎水性ポリマーとしては透明のものが好
ましく、米国特許第3142586号、同第3143386号、
同第3062674号、同第3220844号、同第3287289号、
同第3411911号に記載の合成ポリマーを例として
挙げることができる。好ましいポリマーとしては
ポリビニルブチラール、ポリアクリルアミド、セ
ルロースアセテートブチレート、セルロースアセ
テートフタレート、エチルセルロース、セルロー
スアセテート、ポリビニルピロリドン、ポリスチ
レン、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル
コポリマー、塩化ビニル−酢酸ビニル−マレイン
酸−ターポリマー、ポリビニルアルコール、デキ
ストリン、アルギン酸ナトリウム、ポリメチルメ
タクリレート、ポリイソブチレン等が挙げられ
る。 本発明に用いられる界面活性剤は、アニオン
系、カチオン系、ノニオン系、両性界面活性剤の
いずれでも用いることができる。好ましい活性剤
としては、オレイン酸ナトリウム、ラウリン酸ナ
トリウム等の脂肪酸アルカリ金属塩、ドデシル硫
酸ナトリウム、オクタデシル硫酸ナトリウム等の
アルキル硫酸塩、ドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム、ジ(2−エチルヘキシル)スルホコハ
ク酸塩等のスルホン酸塩、ポリオキシエチレンド
デシルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエ
ーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンノニルフエノールエーテ
ル、ポリオキシエチレンオクチルフエノールエー
テル等のポリオキシエチレンアルキルアリールエ
ーテルが挙げられる。 本発明に用いられる支持体としては耐熱強度を
有し、平滑性の高い支持体が望ましい。本発明に
用いられる支持体としては例えば普通紙、合成
紙、ラミネート紙、コンデンサー紙などの紙類、
ポリスチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、
ポリイミド等の樹脂フイルム及び紙−樹脂フイル
ム複合体などがいずれも好適に使用される。 また、支持体の裏側には、耐熱強度を向上させ
るために裏引き層を設けることができる。 支持体、裏引き層を含めた厚さは、良好な熱伝
導性を得る上で、通常60μm以下であることが好
ましい。 本発明のバラスト化色素は、単独で用いても併
用でもよい。即ち、同じ色材層に色調の同じバラ
スト化色素を2以上併用してもよい。本発明の感
熱転写記録媒体に2以上の色材層を設ける場合、
各色材層に含有せしめるバラスト化色素の色調別
順序は限定されない。例えば、支持体に近い順
に、例えば、イエロー、マゼンタ、シアンと積ね
ること、シアン、イエロー、マゼンタと積ねるこ
と、マゼンタ、シアン、イエローと重ねることの
様に、色素含有の色材層を塗設すればよく、この
場合、本発明においては少なくとも1層の色材層
に本発明のバラスト化色素を用いればよいが、全
ての色材層に本発明のバラスト化色素を含有せし
めることが好ましい。このような多色カラー用と
する場合、各色材層は隣接している必要はなく、
中間層等を介して塗設されてもよい。本発明法
は、感熱転写記録媒体が上記のように多層構成の
色材層を有して成る場合、本発明のバラスト化色
素による画像転写工程を2回以上行なつてもよ
い。例えばイエロー、マゼンタ、シアンの各色素
による画像転写工程を個別に行なうことができ
る。この場合、各画像転写工程は、イエロー、マ
ゼンタ、シアンの各色素に応じて加熱温度を異な
らせることができる。 次に前記記録媒体〔C〕について説明する。 本発明の記録媒体〔C〕における色材層は熱エ
ネルギーを加えても、層全体が実質的に記録紙側
に転写することがない点において、前記記録媒体
〔B〕における色材層と異なり、前記バラスト化
色素の他に結着剤を含有することが好ましい。 本発明に用いられる結着剤としては、前記記録
媒体〔B〕で挙げたポリマーの例がある。好まし
い結着剤の例も前記記録媒体〔B〕における好ま
しいポリマー例がある。 本発明の記録媒体〔C〕の色材層には、必要に
応じて、さらに熱溶融性物質や界面活性剤を加え
ることができる。この熱溶融性物質及び界面活性
剤の例は前記記録媒体〔B〕で挙げたものがあ
る。 本発明の記録媒体〔C〕における色材層はバラ
スト化色素、結着剤および他の添加剤を、水ある
いはアセトン、酢酸エチル等の低沸点有機溶媒に
溶解又は分散させて、支持体上に塗布されて形成
されるが、バラスト化色素は高沸点有機溶媒で、
プロテクトされていることが好ましい。このプロ
テクト分散に用いる高沸点有機溶媒の例も前述し
た通りである。 本発明の記録媒体〔C〕に用いられる熱溶融性
転写層は、熱エネルギーに応じて移動してくる色
素とともに記録紙に転写する層であり、主とし
て、熱溶融性物質から成る。 本発明に用いられる熱溶融性物質については前
述した通りである。 本発明の熱溶融性転写層は、さらに、シリコン
樹脂、フツ素樹脂、シエラツク剤などの剥離性に
すぐれた物質や、柔軟剤として、前記ポリマーお
よび界面活性剤等を加えることができる。又、必
要に応じて色材層に含有されるバラスト化色素と
同系色あるいは異系色の色素や顔料を含有させる
ことができる。ここで用いられる色素は、バラス
ト化色素である必要はなく、一般に用いられる色
素を用いることができる。 本発明の記録媒体〔C〕における色材層および
熱溶融性転写層には記録感度、最大濃度、階調性
を向上するために、いわゆる熱溶剤を加えること
ができる。有用な熱溶剤としては、アセトアミ
ド、サクシンイミド、エチルカルバメート、ウレ
ア、メチルスルホンアミド、メチルスルフイニル
メタン、テトラヒドロチオフエン−1,1−ジオ
キサイド、1,10−デカンジオール、アニス酸メ
チル、スペリン酸ビフエニル、安息香酸フエニ
ル、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−
ジヒドロキシメチルシクロヘキサン等が挙げられ
る。 本発明における熱溶融性転写層は、支持体を基
準にして色材層よりも上方側に設けられても、下
方側に設けられてもよいし、および両側に設けら
れてもよいが、熱転写時に熱移行性色素を受容
し、記録シートに転写されるものであるため、色
材層よりも上方側に設けられることが好ましい。
該熱溶融性転写層は、熱転写時に記録シートに転
写するのと共に、又は転写後に熱移行性色素を受
容してもよい。 本発明の感熱転写記録媒体は、支持体上に色材
層を塗布し、その上に熱溶融性転写層を水あるい
はアセトン、酢酸エチル、トルエン等の低沸点有
機溶媒を塗布溶媒として塗布することによつて得
ることができるが、必要に応じて、色材層と熱溶
融性転写層の間に中間層を設けてもよい。中間層
としては、前述の結着剤や、熱溶融性物質を用い
ることができる。さらに、オーバーコート層を設
けることも任意である。 前記支持体については前述した通りであり、該
支持体上には、前記色材層との膜付きをよくする
ための下引き層を設けることができる。好ましい
下引き層としては、例えばスチレン−アクリレー
ト系共重合体、アルキルアクリレート−ヒドロキ
シアルキルメタアクリレート系共重合体等、写真
業界で公知の下引き剤を挙げることができる。こ
の点については記録媒体〔B〕にも言える。 本発明に用いられる構成層は各々、種々の添加
剤を含有していてもよい。例えば、色調調整剤、
酸化防止剤、紫外線吸収剤等が任意の構成層に添
加されてもよい。 上記のように作成された本発明の感熱転写記録
媒体〔B〕、〔C〕の各々の層は、厚さ1〜20μm
程度とすることが、良好な画像を得るために望ま
しく、より好ましくは1層が15μm以下、特に好
ましくは2μm〜8μm程度である。 なお、本発明に用いられる色材層に含有される
バラスト化色素の使用量は限定的ではなく記録の
際の加熱温度や時間、或いは記録シートの用途や
種類等に応じて、記録シートに堅牢な色素、とく
にバラスト化色素による画像が得られるように、
試行作業の結果、求めればよい。 次に、本発明の感熱転写記録方法について、前
記本発明の記録媒体を用いた場合を例にして以下
に述べる。しかし、本発明法に用いられる記録媒
体および記録シートはこれらに限定されない。 まず、支持体及び色材層だけから構成される感
熱転写記録媒体〔B〕を用いた場合について述べ
る。記録シートとの積重の下にある感熱転写記録
媒体〔B〕に、サーマルヘツド、サーマルペン等
によつて、記録すべき画像情報に応じて支持体側
(及び/又は記録シート側)からエネルギーを与
えると、一定値以上の熱エネルギーでバラスト化
色素は熱溶融性物質と共にエネルギー量に応じて
記録シートに転写される。この色素は昇華や気化
等に起因する熱移動を起こさない。従つて、記録
シートに形成された色素画像の保存安定性を向上
させる。 次に、色材層と共に熱溶融性転写層を有する記
録媒体〔C〕を用いた場合について述べる。感熱
転写記録媒体〔C〕に画像の情報に応じて支持体
側(及び/又は記録シート側)からエネルギーを
与えると、一定値以上の熱エネルギーでバラスト
化色素はエネルギー量に応じて移動し、これと同
時に又は前・後して熱溶融性転写層は一定のエネ
ルギーを与えられることによつて記録シートに転
写され、記録シート上でバラスト化色素による画
像が得られる。この場合、熱溶融性物質に対する
バラスト化色素の溶解、溶融ないし分散量が熱エ
ネルギー量に応じて異なるので多階調性のカラー
画像が得られる。 〔実施例〕 以下に本発明の好ましい実施例を示すが、本発
明はこの実施例に限定されるものではない。 先ず、本発明の感熱転写記録媒体として支持体
と色材層だけから構成されているものを用いた場
合について説明する。 実施例 1 15%カルナバワツクス水分散液50mlと下記色素
〔1〕〜
〔9〕を各10ml含む塗布液を厚さ6μmの
ポリエステルテレフタレートフイルム上に乾燥後
の膜厚が1μmになるように塗布した。得られた試
料(No.1〜10)10種を各々普通紙に重ねたのち、
感熱プリンタにて転写記録して、記録像の濃度
(Dmax)を測定した。結果を表−1に示す。
【表】 表−1に示される結果から明らかなように、本
発明のバラスト化色素は、バラスト基を有しない
色素に比べて高濃度の画像が得られることがわか
る。 なお、比較の試料No.2、5及び8は、本発明の
試料3、6及び9から得られる画像と同じ濃度を
得るためには色材層の膜厚が2〜3μm必要であつ
た。 次に本発明の試料No.3、6及び9を60℃の温度
で1週間放置した後、上記と同じ方法で普通紙上
に転写させ、本発明の記録媒体の生保存性を実験
したところ、各濃度(Dmax)の低下はみられな
かつた。 次に同様にして得られた転写画像を6000Wのキ
セノンランプで48時間照射し(画像面上の照度は
6000ルツクス)、露光前と露光後においてλmax
により光学反射濃度(露光前D2 0、露光後D2)を
測定し、D2/D2 0×100(%)を残存率とし、耐光
性(画像の保存安定性)を実験したところ、本発
明の試料No.3、6、9及び10はいずれも98%以上
の残存率であつた。 次に、本発明の記録媒体の前記〔C〕タイプを
用いた場合について説明する。 実施例 2 下引き層の設けられた厚さ6μmのポリエステル
フイルム上にまず、下記組成(A)の組成物を、乾燥
膜厚が1μmとなるように塗布し、乾燥後さらにそ
の上に下記組成(B)の組成物を、乾燥膜厚が3μmと
なるように重層塗設して乾燥し、本発明の感熱転
写記録媒体(イ)を得た。 組成物(A) 組 成 重量部 バラスト化色素例(2) 1.0 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 0.2 ポリビニルアルコール 1.0 水 97.8 組成物(B) 組 成 重量部 パーマリンPN 50 (三洋化成工業製 水性ワツクスエマルジヨン) 界面活性剤 0.03 水 49.97 得られた感熱転写記録媒体(イ)を普通紙に重ね、
感熱プリンターを用いて、加熱ヘツドに加えるパ
ルス電圧の印加時間を変化させて転写記録した
所、与えた熱エネルギー量に応じて普通紙へ転写
した色素量が異なり、階調性のあるイエローの画
像が得られた。なお、記録像の最高光学反射濃度
(Dmax)は1.53であつた。 実施例 3 実施例2と同様にて厚さ10μmのコンデンサー
紙上に下記組成(C)および(D)の組成物を重層塗設し
て、本発明の感熱転写記録媒体(ロ)を得た。 組成物(C) 組 成 重量部 バラスト化色素例(2) 2.0 ポリビニルブチラール樹脂 2.0 安息香酸フエニル 2.0 メチルエチルケトン 47 トルエン 47 組成物(D) 組 成 重量部 パラフインワツクス(融点68〜70℃) 40 n−ヘキサン 60 得られた感熱転写記録媒体(ロ)を用いて、実施例
2と同様に普通紙に転写記録したところ、良好な
階調を有するシアンの記録像が得られた。なお、
記録像の最高光学反射濃度(Dmax)は1.67であ
つた。 実施例 4 米国特許第2322027号に記載の方法で分散した
下記組成(E)の組成物100gに、下記組成(F)の水性
ワツクスエマルジヨン20gを加えて、下引き層を
設けた6μmのポリエチレンテレフタレート上に塗
設し、さらに下記組成(G)の水性ワツクスエマ
ルジヨンを重層塗設して、本発明の感熱転写記録
媒体(ハ)を得た。 組成物(E) 組 成 重量部 バラスト化色素例(14) 2.0 トリクレジルホスフエート 2.0 トリイソプロピルナフタレン 0.5 スルホン酸ナトリウム ゼラチン 93.5 水 93.5 水性ワツクスエマルジヨン(F) 組 成 重量部 ステアリルアミド 10 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 1 水 89 水性ワツクスエマルジヨン(G) 組 成 重量部 カルナバワツクス 100 オレイン酸 12 水酸化カリウム 4 ホ ウ 砂 7 フツ素系界面活性剤 3 水 900 得られた感熱転写記録媒体(ハ)を用いて、実施例
2と同様に普通紙に転写記録したところ、良好な
階調を有するマゼンタの記録像が得られた。な
お、記録像の最高光学反射濃度(Dmax)は1.68
であつた。 次に、本発明の試料(イ)、(ロ)及び(ハ)を60℃の温度
下で1週間放置したのち、上記と同じ方法で普通
紙上に熱転写させ、本発明の記録媒体の生保存性
を実験したところ、各転写像の階調特性は放置前
に熱転写したものと変わりなかつた。 比較例 1 実施例4においてバラスト化色素例(14)の替
りにSumiplast Blue−3R(住友化学工業社製)
を用いた他はすべて実施例4と同様な試料を作成
して、普通紙に転写記録した所、得られた青色記
録像に階調はわずかに認められたが、最高光学反
射濃度(Dmax)は1.09と低いものであつた。 比較例 2 実施例4においてバラスト化色素例(14)の替
りに下記構造式の色素を用いた他はすべて実施例
4と同様な実験を行なつたところ、得られたマゼ
ンタ記録像に階調はわずかに認められたが、最高
光学反射濃度(Dmax)は0.98と低いものであつ
た。 以上、本発明の好ましい実施例について、即ち
サーマルヘツドまたはサーマルプレートの発熱体
を当てて加熱し、感熱転写媒体より普通紙上へバ
ラスト化色素を転写記録させる場合について説明
したが、これに限定されず、例えば支持体側から
ヘリウム−ネオンレーザー、炭酸ガスレーザー、
YAGレーザー等のレーザー光を照射し、感熱転
写記録媒体に熱エネルギーを与え、バラスト化色
素を転写させ画像を形成させてもよい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 支持体上に、母核にバラスト基を有するバラ
    スト化色素と熱溶融性物質を含有する色材層を少
    なくとも1層有する感熱転写記録媒体において、
    前記バラスト基は熱溶融性物質に溶解性の高い基
    で炭素数6以上のアルキル基又はアルキレン基を
    有する基であり、かつ前記バラスト化色素は常温
    で固体又は半固体であつて加熱によつて移行性を
    示し非昇華性又は非気化性の色素であることを特
    徴とする感熱転写記録媒体。 2 支持体上に、母核にバラスト基を有するバラ
    スト化色素を含有する色材層を少なくとも1層と
    熱溶融性物質を含有する熱溶融性転写層を少なく
    とも1層有する感熱転写記録媒体において、前記
    バラスト基は熱溶融性物質に溶解性の高い基で炭
    素数6以上のアルキル基又はアルキレン基を有す
    る基であり、かつ前記バラスト化色素は常温で固
    体又は半固体であつて加熱によつて移行性を示し
    非昇華性又は非気化性の色素であることを特徴と
    する感熱転写記録媒体。
JP58100882A 1983-06-08 1983-06-08 感熱転写記録媒体 Granted JPS59225995A (ja)

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