JPH0572046A - 光ビート周波数測定装置 - Google Patents

光ビート周波数測定装置

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JPH0572046A
JPH0572046A JP3236150A JP23615091A JPH0572046A JP H0572046 A JPH0572046 A JP H0572046A JP 3236150 A JP3236150 A JP 3236150A JP 23615091 A JP23615091 A JP 23615091A JP H0572046 A JPH0572046 A JP H0572046A
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JP
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optical
light
optical path
beat frequency
path length
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JP3236150A
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Haruhiko Tabuchi
晴彦 田淵
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビート光のビート周波数を測定する光ビート
周波数測定装置に関し、作成が容易で測定制度の高い光
ビート周波数測定装置を提供することを目的とする。 【構成】 2つの波長の光のビート光を受け、2つの光
束に分割する光分岐手段と、前記分割された2つの光束
をそれぞれ受光し、電気信号に変換する2つの光電変換
手段と、前記分割された2つの光束の一方の光路に他方
の光路に対して光路差を設定することのできる光路差設
定手段と、前記2つの光電変換手段からの2つの電気信
号を比較し、ビート光のビート周波数を表す電気信号を
発生させるビート周波数検出手段とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光測定装置に関し、特
にビート光のビート周波数を測定する光ビート周波数測
定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2つの波長の光を混合し、ビート光の周
波数を検出することが光通信において行なわれる。この
ようなビート光の周波数を検出する従来の技術を以下に
説明する。図2は、電気的フィルタを用いてビート光の
周波数を検出する装置の例を示す。
【0003】入射光110は、λ1とλ2の波長の光を
混合したものであり、そのエンベロープは図中上側に示
すように、2成分の差の周波数(ω2−ω1)で変化す
る。このように、ビートを打つ光110が光電変換器1
11に入射し、エンベロープに対応する高周波電気信号
115を発生する。
【0004】なお、光の周波数自身は光電変換器111
が追従できないため、電気信号115には現れない。高
周波電気信号115は、電気的フィルタ112に印加さ
れる。
【0005】電気的フィルタ112は、たとえば所定周
波数に中心周波数を有するバンドパスフィルタである。
すなわち、入力する高周波電気信号115が電気的フィ
ルタ112の中心周波数からどの程度離れているかに応
じて電気的フィルタ112の出力は変化する。
【0006】なお、電気的フィルタ112は、直流出力
信号を電圧計113に与える。電圧計113は、供給さ
れた直流出力信号の電圧を測定し、入力光信号のビート
周波数を測定する。
【0007】図2に示した構成においては、光電変換器
111と電気的フィルタ112が入力光信号のビート周
波数に応答するものである必要がある。光電変換器11
1としては、たとえば遮断同波数60GHzのような比
較的早い応答速度のものが得られるが、電気的フィルタ
112は高速動作のものを得ることが困難であり、たと
えば遮断同波数10GHz程度が上限となる。
【0008】したがって、ビート周波数が高くなると、
電気的フィルタ112を実現するのが困難となる。あえ
て高速動作の電気的フィルタを作成しようとすると、シ
ステムの製造価格が高いものになる。
【0009】図3は、光学的フィルタを用いた周波数検
出装置の構成を示す。本構成においては、波長λ1とλ
2の成分を含む入射光120を、波長λ1の成分と波長
λ2の成分に分け、それぞれの光の波長を測定する。ビ
ート光の構成成分である2つの光の波長をそれぞれ測定
すれば、ビート周波数を求めることができる。
【0010】図3(A)において、波長λ1とλ2の成
分を含む入射光120は、ダイクロイックミラー121
に入射する。波長λ1の光は透過し、波長λ2の光は反
射する。波長分割後の各光に対する波長測定計はパラメ
ータを別としてほぼ同等の構成を有する。したがって、
主としてその一方のみを以下に説明する。
【0011】波長λ1の光は、さらに2つの光束に分岐
され、それぞれ光学的フィルタ123、124に入射す
る。光学的フィルタ123は、測定すべき波長の中心値
であるλ10よりも短波長側の波長λ11に中心周波数
を有するバンドパスフィルタであり、光学的フィルタ1
24はλ10より長波長側に中心波長λ12を有するバ
ンドパスフィルタである。
【0012】これらの光学的フィルタ123、124を
透過した光は、光電変換器125、126に入射し、検
出されて直流出力信号を発生する。これらの直流出力信
号は、オペアンプ(差動増幅器)127の反転入力端子
と非反転入力端子に入力され、その差が検出され、出力
が電圧計128に印加される。電圧計128は、差電圧
を測定することにより、入射光の波長λ1を測定する。
【0013】この測定系による測定原理を図3(B)、
(C)を参照してより詳しく説明する。光学的フィルタ
123の透過特性をTaとし、光学的フィルタ124の
透過特性をTbとする。
【0014】これらの透過特性TaとTbは、図3
(B)に示すように測定すべき中心波長λ10の両側に
一部オーバラップして設計される。原理的には2つの透
過特性TaとTbが接していれば測定は可能であるが、
安定な測定を実現するためには一部重複することが好ま
しい。
【0015】フィルタ123の透過特性Taのみが値を
有する領域においては、光学的フィルタ123のみが出
力信号を与え、光学的フィルタ124は出力信号が0と
なる。両光学的フィルタ123と124とが透過特性を
有する領域においては、両光学的フィルタが出力信号を
与える。
【0016】光学的フィルタ124のみが透過特性を有
する波長領域においては、光学的フィルタ124のみが
出力信号を与える。これらの出力信号は、光電変換器1
25、126で電気信号に変換され、オペアンプ127
によって逆相とされてその差が検出されている。
【0017】すなわち、オペアンプ127の出力は、図
3(C)に示すように入力光信号の波長λに対して変化
することになる。入力光信号の波長λ1がλ10に一致
した場合、出力は0となる。それより単波長なら正、長
波長なら負の出力になる。
【0018】予め、波長のわかった光を入射させ、出力
と波長との関係を調べておくことにより、出力電圧を測
定することによって入射光信号の周波数を逆算すること
ができる。
【0019】図3に示す構成は、複数の光学的フィルタ
を用いる点に特徴がある。光学的フィルタは同一のもの
で中心波長を変化させることは困難なため、ビート周波
数差を任意に変化させたい場合には柔軟性に欠ける。
【0020】光信号を周波数に換算した場合、強度が減
衰する周波数幅(たとえば半値幅)を小さくすることが
困難である。たとえば、100MHz程度が限界とな
る。このため、周波数測定の精度を向上することが困難
となる。
【0021】最も波長選択性の良好な光学的フィルタ
は、ファブリペローエタロンである。しかし、ファブリ
ペローエタロンは光の透過率が1%程度と低い。したが
って、入射光の利用効率が悪くなる。
【0022】また、ファブリペローエタロンは導波路型
にすることが困難である。光半導体装置の小型化と安定
化(温度変化による位置ずれ防止等)のためには、波長
検出の回路素子も導波路型で構成することが望ましい。
【0023】図4、図5は、光の干渉を利用したビート
周波数測定装置の例を示す。図4は、コーナキューブに
よってマイケルソン干渉装置を構成した例を示す。入力
光140は、ハーフミラー141によって2つの光束に
分割され、その一方の光束はコーナキューブ142に導
かれ、折り返して元の光路に戻される。
【0024】ハーフミラー143は、2つの光束を再び
合波し、混合した光を光電変換器146に入射する。光
電変換器146は入射光の強度に応じた直流電圧信号を
発生し、電圧計148に供給する。
【0025】図4の構成においては、一方の光束は光軸
からコーナキューブ142まで横方向に振られ、再び光
軸上に戻されるため、その距離の2倍の光路長差Δlが
与えられる。この光路長差Δlによって位相が変化した
光が、合波されて干渉を起こし、光電変換器146で検
出される。
【0026】この構成は、コーナキューブ142の光軸
上からの位置を調整することにより、光路長差Δlを可
変調整することができる。図5は、マッハツェンダ干渉
装置を利用した構成を示す。入射光を導入する、たとえ
ば光ファイバで構成された1つの光路150が2つの光
路151と152に分割され、再び1つの光路153に
合波されている。
【0027】分波されてから合波されるまでの2つの光
路151と152の光路長は、所望の光路長差Δlを与
えるように調整されている。すなわち、合波した光は光
路長差Δlに応じた干渉を示す。このような光は、光電
変換器156に入射されて直流電圧を発生し、電圧計1
58で測定される。
【0028】図4、図5の構成によれば、2つの波長成
分を有する入力光が2つの光束に分割され、再び合波さ
れて干渉を発生している。このため、光電変換器に入射
する光はビート光を形成する各成分光の位相の影響を受
けるため、波長オーダにしたがう変化を示す。このた
め、光路長差Δlを非常に精密に制御する必要が生じ
る。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
ビート光のビート周波数を測定する装置は従来より種々
知られているが、それぞれ作成ないしは使用において制
限を有するものであった。
【0030】本発明の目的は、作成が容易で測定精度の
高い光ビート周波数測定装置を提供することである。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明の光ビート周波数
測定装置は、2つの波長の光のビート光を受け、2つの
光束に分割する光分岐手段と、前記分割された2つの光
束をそれぞれ受光し、電気信号に変換する2つの光電変
換手段と、前記分割された2つの光束の一方の光路に他
方の光路に対して光路長差を設定することのできる光路
長差設定手段と、前記2つの光電変換手段からの2つの
電気信号を比較し、ビート光のビート周波数を表す電気
信号を発生させるビート周波数検出手段とを含む。
【0032】図1は、本発明の原理説明図である。図1
(A)に示すように、入力光は2つの波長の光を含むビ
ート光であり、光分岐手段1に入射し、2つの光束に分
岐される。分岐された2つの光路には、その一方が他方
に対して光路長差を設定するように光路長差設定手段3
が設けられている。
【0033】光路長差を設定された2つの光束は、それ
ぞれ光電変換手段2a、2bに入射し、電気信号に変換
される。光電変換手段2a、2bからの電気信号は、ビ
ート周波数検出手段4に供給され、入力ビート光のビー
ト周波数が検出される。
【0034】
【作用】光分岐手段1によって分割された2つの光束
は、光路長差設定手段3によってその一方が他方に対し
て所定光路長差遅延されて光電変換手段2a、2bに入
射する。
【0035】光電変換手段2a、2bは、入射光の構成
成分の各波長周波数には追随せず、ビート光の周波数に
追随する光強度信号を発生する。すなわち、ビート光の
エンベロープが最大のとき最大値を取り、最小のとき最
小値を取る、図1(B)に示すような電気信号が発生す
る。
【0036】光路長差設定手段3によって遅延された光
束が発生する電気信号をDで示し、遅延されないほうの
光束による信号をSで示す。2つの電気信号SとDが光
強度変化の位相の2nπ異なるとき、図1(B)に示す
ように2つの信号SとDとはその山と山が重なり、谷と
谷が重なる。
【0037】すなわち、このとき2つの信号SとDは同
相と考えることができる。このようなビート光強度変化
が同相の場合は、2つの電気信号SとDの差、S−Dは
零ないしは直流成分のみとなる。
【0038】一方、ビート光強度変化が、図1(C)に
示すように逆相となると、電気信号Sの山は電気信号D
の谷と重なり、その差S−Dは最大の振幅で変化するこ
とになる。
【0039】このように、光電変換手段2a、2bの供
給する2つの電気信号を比較することにより、ビート光
が光路長差設定手段3によりどの程度の位相変化を受け
たかを知ることができる。
【0040】光路長差設定手段3が設定する光路長差は
別途知ることができるので、ビート光が受けた位相差を
知ることにより、ビート光の波長すなわちビート光のビ
ート周波数を知ることができる。
【0041】上述の構成によれば、光路長差設定手段は
ビート光の波長オーダの精度を有すれば済み、必要とす
る精度が緩和される。2つの光電変換手段2a、2bが
ビート光を電気信号に変換した後、2つの電気信号が混
合され、干渉が検出されるため、光の波長オーダの干渉
は排除される。このように、簡単な構成で高精度のビー
ト周波数の検出が可能となる。
【0042】
【実施例】図6に、本発明の実施例による光ビート周波
数測定装置を示す。図6(A)は構成を示すブロック
図、図6(B)は光路長差の影響による光強度の位置依
存性を示すグラフ、図6(C)は2連型光検出器の構成
とその動作を示す回路図である。
【0043】図6(A)において、光分岐手段11は1
つの光路10を2つの光路21と22に分岐させる。こ
の2つの光路21と22のうち、一方22には光路長差
設定手段13が挿入され、光路21に対して光路長差Δ
lを設定する。2つの光路21と22から供給される光
を受光するように、2つのホトダイオードで構成される
光電変換手段12aと12bとが配置されている。
【0044】これらのホトダイオード12aと12bと
は直列に接続され、その両端に電圧を印加するための端
子23と24および相互接続点に出力電流を取り出すた
めの端子25を形成し、2連型光検出器12を構成す
る。
【0045】直流電圧源16aと16bとを直列接続し
たバイアス電源16は、その両端の端子26、27と中
間接続点の端子28とを有する。たとえば、ホトダイオ
ード12aと12bとが同等の特性を有する場合、直流
電圧源16aと16bも同等の電圧を有する。
【0046】このようにして、2連型光検出器12の両
端の端子23、24と、バイアス電源16の両端端子2
6と27とを接続し、その中間接続点25と28の間に
電流測定手段18を接続することにより、ブリッジ構成
の平衡型光電変換装置14が構成される。
【0047】図6(B)は、光電変換手段12aと12
bに到達する光に対する光路長差設定手段13の役割を
示す。横軸は位置を示し、縦軸は光強度を示す。図中上
側に光路21を進行する光Sの光強度の変化を示し、下
段に光路22を進行する光の光強度を示す。2連型光検
出器12は、図中破線で示す位置Z1に配置されるもの
とする。
【0048】光路長差設定手段13は、光路22を進行
する光を光路21を進行する光に対して位相Δφ遅らせ
る。このため、光路21を進行する光の強度Sに対し
て、光路22を進行する光の強度Dは、図に示すように
位相Δφ遅れる。図には光強度Dが光強度Sに対して位
相πずれた場合を示している。
【0049】図6(C)は、2連型光検出器12におけ
る電流の流れかたを示す。ホトダイオード12aと12
bとは端子23、24間に直列に接続され、その間の中
間接続点が端子25に引き出されている。
【0050】ホトダイオード12aと12bには逆バイ
アスが印加されており、光が入射しない状態においては
電流は流れない。ホトダイオード12aに光が入射する
と、キャリアが励起され、矢印で示すように電流I1が
流れる。
【0051】また、ホトダイオード12bに光が入射す
ると、同様ホトキャリアが励起され、矢印で示すように
電流I2が流れる。ところで、中間端子25においては
これらの電流I1とI2は逆方向となるため、端子25
を流れる電流はI1−I2となる。
【0052】位相差が0、あるいは2πの整数倍の場合
は、図6(B)に示す光強度の山と山が重なり、I1と
I2の大きさが同じになる。したがって、中間端子25
においてI1とI2は互いに相殺し、流れる電流は0に
なる。
【0053】位相がπあるいは(2n+1)π異なる場
合、図6(B)に示すように光路21の光の強度Sと、
光路22の光の強度Dとは山と谷とが重なり、電流I1
とI2の差は最大となる。このため、中間端子25に流
れる電流は最大値となる。なお、入射する光は、ビート
周波数にしたがって振動するため、中間端子25に流れ
る電流は正弦波状となる。
【0054】このように、ブリッジ回路型に構成した平
衡型光電変換装置14の電流測定手段18に流れる電流
をモニタすることにより、光電変換手段12aと12b
に入射する光にどれだけの位相差があるかを知ることが
できる。光路長差設定手段13が設定する光路長差は知
られているため、位相差から入射する光のビート周波数
を知ることができる。
【0055】図6の構成によれば、入射光に対し、光路
長差設定手段13によって位相差を与える。たとえば、
ビート周波数が10GHzの場合、π/2の位相差を与
えるのに必要な光路長差は15mmである。
【0056】たとえば1mm程度の長さ制御は極めて容
易であり、図6に示す構成により、非常に高周波数の周
波数測定を行なうことが可能である。なお、光路長差を
長くすれば非常に低周波数の測定も行なうことができ
る。
【0057】光路長差を大きくした場合、入力光のビー
ト周波数の変化に対して出力電流は大きく変化するよう
になる。測定するビート周波数の範囲が限られている場
合、光路長差を大きくすることによってビート周波数測
定の精度を向上させることができる。たとえば、光路長
差設定手段13に光ファイバを用いる場合、数メートル
以上の光路長差も容易に設定することができる。
【0058】光路長差を変化させると、出力が最大にな
る周波数、すなわち平衡型光電変換装置14の中心周波
数を変化されることができる。また、光路21、22は
半導体導波路、誘電体導波路、または光ファイバ等で構
成することができる。
【0059】光路21、22を進行する光を、光電変換
手段12a、12bで一旦電気信号に変換した後、2つ
の電気信号を混合するので、光路長の波長オーダの変化
による光の位相変化に起因した揺らぎは光電変換手段1
2a、12bによって除去され、出力電気信号には揺ら
ぎを生じない。
【0060】図7は、図6の実施例の性能を説明するた
めのグラフである。図7(A)は、出力電気信号の位相
差依存性を示す。図中横軸は光路長差設定手段13によ
って与えられるビート信号の位相差Δφを示し、縦軸は
平衡型光電変換装置14に生じる出力信号を示す。
【0061】2つの光路の光路長が2πの位相差を有す
るとき、光電変換装置は位相差を検出せず、出力は0と
なる。これに対して、2つの入力光がπ、3π…の位相
差を有するとき、2つの光電変換手段12a、12bに
生じる出力電流差は最大となり、合成出力信号の振幅も
最大となる。このように、出力電流または出力電圧は周
期2πで位相差にしたがって変化する。
【0062】光路長差が一定のとき、与えられる位相差
はビート周波数に逆比例する。したがって、位相差2π
を与える光路長差はビート周波数が高くなればなるほど
短くなる。
【0063】図7(B)は光路長差Δlが30mmと1
50mmの場合の出力信号のビート周波数依存性を示す
グラフである。図に示すように、光路長差が大きくなる
ほど同一ビート周波数領域に対して出力信号の変化は大
きくなる。しかしながら、光路長差が大きくなると、出
力変化の周期も短くなり、測定可能周波数帯域が狭くな
る。
【0064】これを光路長差に対する出力変化の半値幅
内に含まれる周波数帯域で示すと、図7(C)のように
なる。光路長差Δlが短ければ、1周期内に含まれる周
波数帯域は広くなり、光路長差Δlが長くなると半値幅
内に含まれる周波数帯域幅は狭くなる。
【0065】単位周波数の変化に対して得られる出力変
化は前述のように光路長差が大きいほど大きくなる。光
路長差Δl=600mmの場合、たとえば10GHz付
近において300MHz程度の弁別特性が得られる。
【0066】図6(A)に示す実施例を実現するより具
体的な構成例を、図8に示す。図8(A)は全体構成を
示し、図8(B)は光電変換手段の部分の構成を示し、
図8(C)は電流測定手段の部分を示す。
【0067】図8(A)において、入力光を伝達する光
ファイバ10aは、カプラー型分岐手段11aの入力ポ
ートに入力光を供給する。光分岐手段11aにおいて
は、2つの光導波路が形成されており、これらの光導波
路はその一部において接近され、互いに光が交換するよ
うにされている。
【0068】光ファイバ10aから入射した光は、光導
波路の接近部分で2つの光導波路にほぼ均等に分波し、
2つの光ファイバ21aと22aに光を供給する。光フ
ァイバ22aは光ファイバ21aよりもループ部分13
aだけ長く設計されており、ループ部分13aが光路長
差設定手段を構成する。2連型光検出器12、バイアス
電源16および電流測定手段18を含む平衡型光電変換
装置14の構成は、図6の構成と同等である。
【0069】図8(B)は、2連型光検出器12の構成
を示す。たとえば、半絶縁性InP基板30の裏面に一
対のレンズ31a、31bが形成され、これらのレンズ
31a、31bに対応した表面側に一対のpinホトダ
イオード12a、12bがメサ形に作成される。
【0070】すなわち、半絶縁性InP基板30の表面
上にn型InP層32a、32bがエピタキシャルに成
長され、その上にInGaAsまたはInGaAsPの
i型光吸収層33a、33bがエピタキシャルに成長さ
れ、その上に再びn型InP層34a、34bがエピタ
キシャルに成長される。
【0071】この表面のn型InP層34a、34bの
表面からi型光吸収層33a、33bに到達するp型領
域35a、35bが不純物ドーピングによって形成され
る。このようにして、一対のpinホトダイオードが形
成される。その後、表面から基板に到達するメサエッチ
ングを行なって、図に示すような2つのメサ型構造を形
成する。
【0072】さらに、表面上に絶縁保護膜と電極とを形
成し、ホトダイオード12aのカソード電極24、ホト
ダイオード12aのアノードとホトダイオード12bの
カソードを接続し、中間端子を形成する電極25、ホト
ダイオード12bのアノード電極23を形成する。な
お、半導体表面上には必要個所に絶縁保護膜36が形成
され、電極間および電極と半導体の間の絶縁を行なう。
【0073】図8(C)は、電流測定手段18の構成例
を示す。2連型ホトダイオード12の中間端子25とバ
イアス電源16の中間端子28との間に、ダイオード4
1、42、43、44で構成された整流ブリッジ回路4
5を接続し、その正端子および負端子の間にキャパシタ
46および電圧計48を接続する。
【0074】すなわち、端子25、28間の電圧は、ダ
イオード41〜44が構成する整流ブリッジ回路45に
よって整流され、整流された直流電流がキャパシタ46
を充電し、キャパシタ46の端子間電圧を電圧計48が
測定する。
【0075】図9は、本発明の他の実施例を示す。本実
施例においては、光路長差設定手段が半導体基板上に形
成した光導波路によって形成される。図9(A)は、光
路長差設定手段を含む光路部分および光電変換手段部分
を含む半導体基板の斜視図、図9(B)はその平面図、
図9(C)および(D)は断面図を示す。
【0076】半導体構造内に屈折率の高いストライプ状
部分を形成し、屈折率の低い領域で取り囲むと光導波路
構造が作成される。また、平面上にストライプ状パター
ンを選択的に半導体で形成することによっても外界(空
気)との屈折率差により導波路を形成することができ
る。
【0077】本実施例はこのような構成による光導波路
構造を半導体基板にモノリシックに作り付けたものであ
る。図9(A)において、半導体基板50の上に光路長
差設定手段を含む半導体導波路51、52および光電変
換手段を構成するホトダイオード12a、12bがモノ
リシックに形成されている。
【0078】一方の光導波路51が直線状パターンで形
成されるのに対し、他方の光導波路52は角を丸められ
たジグザグ状パターンで形成される。このような構成に
より、等距離離された半導体基板の2辺を異なる光路長
の2つの光導波路で接続する。このような一対の光導波
路の右側の終端にはホトダイオード12aと12bが形
成されている。
【0079】図9(C)、(D)は、図9(B)に示す
平面図のX−X線に沿う断面およびY−Y線に沿う断面
を示す。半導体基板50上に低屈折率の半導体層53、
高屈折率の半導体層54、低屈折率の半導体層55がエ
ピタキシャルに形成され、厚さ方向に光閉じ込め効果を
有する光導波路を構成する。
【0080】この光導波路は、図9(D)に示すように
その幅がメサ形状によって制限されており、横方向にも
光閉じ込め効果を発揮する。この光導波路構造の上に、
バンドギャップの狭い半導体により光吸収層56が形成
され、その上に再びバンドギャップの広い半導体層57
がエピタキシャルに成長されている。
【0081】なお、表面の半導体層57には選択的に不
純物ドーピングがされ、一方の導電型、たとえばp型の
領域58が形成されている。導波路を構成する部分をn
型領域で形成することにより、光導波路とホトダイオー
ドが結合した構造を得ることができる。
【0082】光導波路構造のコア領域54を進行する光
は、その上にホトダイオードが形成された領域において
は、低屈折率半導体層55を介してホトダイオード構造
と結合し、光がホトダイオードに次第に移行し、そこで
吸収される。
【0083】ジグザグ状パターンの導波路の光路長は直
線上のパターンの導波路の光路長よりも長くなる。した
がって、ジグザグ状パターンにより、光路長差設定手段
が形成される。
【0084】なお、このような半導体導波路構造および
光電変換手段は、図示の構成の他、種々存在する。図9
に示す構成は、単一の半導体基板上にモノリシックに形
成することができるため、非常に小さな構成に作成する
ことができる。また、導波路に電界を印加し、屈折率を
制御すると光路長差を微妙に制御することも可能とな
る。
【0085】なお、ジグザグ状パターンにより光路長差
を設定する場合を説明したが、一方の光導波路に対し、
他方の光導波路の光路長が長くなる構成であればどのよ
うな構成を採用してもよい。
【0086】図10は、本発明の他の実施例を示す。図
10(A)は構成を示すブロック図、図10(B)は特
性を説明するためのグラフである。図10(A)におい
て、入射ビート光10は光分岐手段61によって4分割
され、4つの光路62、63、64、65に、それぞれ
光を供給する。光路62と63は図6の実施例の光路2
1と22に相当し、その一方の光路63には光路長差設
定手段66が設けられている。
【0087】光路64と65も同様に一対の光路を構成
し、その一方の光路65には光路長差設定手段67が設
けられている。ここで、光路長差設定手段66と67は
その設定する光路長差が異なる。
【0088】光路62と63から供給される光は、平衡
型光電変換手段68に供給される。また、光路64と6
5から供給される光は、平衡型光電変換手段69に供給
される。これらの平衡型光電変換手段68と69は、前
述の実施例同様、入射光の位相差に基づく信号を発生
し、演算手段70に供給する。
【0089】入射ビート光のビート周波数がfであり、
光路の光路長差がΔlの場合、光路長差によって生じる
位相差は Δφ=2πfΔl/c となる。ただし、cは光の速度である。
【0090】図10(A)の構成において、光路長差設
定手段66と67は異なる光路長差を設定している。た
とえば、光路長差設定手段66の設定する光路長差がΔ
l=150mmであり、光路長差設定手段67の設定す
る光路長差がΔl=30mmであるとする。
【0091】すると、平衡型光電変換手段68の受ける
光の位相差Δφ(68)は、 Δφ(68)=fπ×10-9(rad) となる。
【0092】また、平衡型光電変換手段69の受ける入
射光の位相差Δφ(69)は Δφ(69)=2fπ×10-10 (rad) となる。
【0093】したがって、平衡型光電変換手段68と6
9は、入射ビート光のビート周波数に対して図10
(B)に示すような応答を発生する。すなわち、光路長
差の短い測定系によって広い周波数範囲で入射光のビー
ト周波数をおおまかに知り、長い光路長差を有する測定
系によって狭い同波数領域内でビート周波数を高精度に
測定することができる。
【0094】このようにして、光路長差を大きくした場
合、波長測定感度が高くなるが、強度は周期的に変化す
るため、正確な周波数を単一に同定できなくなることを
光路長差の短い測定系を併せて用いることにより、解決
する。
【0095】図11は、図10(A)の構成を実現する
より具体的な実施例である。入射光を伝達する光路10
は、光ファイバ型カプラ61により4つの光束に均等に
分割され、光ファイバ62、63、64、65に供給さ
れる。光ファイバ63は光ファイバ62と比べ、ループ
状部分66だけ光路長が長くされている。また、光ファ
イバ65は光ファイバ64と比べ、ループ状部分67だ
け光路長が長くされている。
【0096】このようにして、光路長差を設定した2組
の光が、平衡型光電変換手段68、69に供給され、そ
れぞれ前述の実施例同様出力電圧を電圧表示器72、7
3に供給し、ビート周波数を測定する。
【0097】図11の実施例においては、光路長差を光
ファイバの長さを変えることによって設定したが、光路
長差は他の方法によって設定することもできる。設定す
る光路長差の比を大きくすると、広い周波数領域で精度
の高い周波数測定を行なうことができる。
【0098】図10、図11の構成においては、2つの
ビート周波数測定系を並列に設ける場合を説明したが、
2つのビート周波数測定系を直列に配置することもでき
る。図12に、2つのビート周波数測定系を直列に配置
した実施例を示す。たとえば、半導体等の光吸収性物質
はその厚さに応じた吸収を示す。したがって、厚さを薄
くすることにより光を透過させることができる。
【0099】図12において、入力ビート光を伝達する
光路10が光分岐手段11で2つの光路62と63に分
割され、その一方の光路63には光路長差設定手段66
が設けられる点は、図6の実施例と同様である。
【0100】これらの光路62、63から供給される光
は、2連型光検出器75に供給される。これらの光検出
器はそれぞれ入射光を一部出力側に透過するように設計
されている。したがって、2連型光検出器75からさら
に光路64、65に光信号が供給される。
【0101】2連型光検出器75には、バイアス電源1
6より端子23、24および26、27を介してバイア
ス電圧が供給される。また、2連型光検出器75の中間
接続点25とバイアス電源16の中間端子28との間に
電流測定手段18が接続され、入力光信号に応じた電流
信号を測定する。
【0102】2連型光検出器75、バイアス電源16、
電流測定手段18は平衡型光電変換装置を構成する。そ
の出力は演算回路70に供給される。光路64、65に
接続された平衡型光電変換装置76も同様の測定を行
い、その出力を演算手段70に供給する。
【0103】光路長差設定手段66、67で設定する光
路長差を異ならせることにより、図10、図11に示す
実施例と同様に広い周波数範囲にわたって高精度のビー
ト周波数測定を行なうことができる。
【0104】図12に示す構成によれば、ビート周波数
測定系を2組用いるにも係わらず、光分岐手段61は1
つの入力光束を2つの光束に分割するのみで足りる。図
13は、図12の構成を実現する具体的構成を示す。半
導体基板50の上に、一対の光導波路が形成され、その
一部において方向性光結合器81が構成されている。
【0105】この方向性光結合器81は本実施例の場
合、光分岐手段として機能する。光路51、52のう
ち、一方51は直線上の光導波路であり、他方52はジ
グザグ状パターンを有する光導波路である。このため、
光路51と52の間には光路長差が設定される。また、
光路51、52の端部には光電変換器としてのホトダイ
オード82、83が形成される。
【0106】このように、光分岐手段、光路長差設定手
段、光路、光電変換手段を半導体基板上に集積化するこ
とにより、ビート周波数測定装置の小型化を図ることが
できる。
【0107】ただし、半導体基板上に形成した光導波路
で長い光路長差を設定することは容易ではない。本実施
例においては、ホトダイオード82、83が光透過性を
有し、透過した光はレンズ84、85により光ファイバ
64a、65aに入射される。
【0108】これらの光ファイバ64a、65aのう
ち、その一方65aには他方64aよりも光路長を長く
する部分67が設けられている。光ファイバの長さは自
由に選択することができるため、光路長差設定手段67
が設定する光路長差は任意に選択することができる。光
ファイバ64a、65aの供給する光は、平衡型光電変
換装置76によって検出され、ビート周波数が測定され
る。
【0109】ホトダイオード82、83を含む平衡型光
電変換装置87も同様のビート周波数検出を行なう。こ
れらの光電変換装置76、87の測定結果は表示装置8
8、89に表示される。操作者は表示装置88、89を
比較することにより、ビート周波数を知ることができ
る。
【0110】たとえば、半導体基板50上に形成される
光導波路51、52の光路長の差は約3mm、光ファイ
バ64a、65aで形成される光路長差は約150mm
に設定される。
【0111】図13に示す構成においては、光路長差を
設定する一方の手段は半導体基板上に形成された光導波
路によって構成された。この光路長差設定手段において
もより長い光路長差を設定したい場合には、光ファイバ
を用いることが有利である。
【0112】図14は、光ファイバを用いた直列型ビー
ト周波数測定装置の構成を示す。光分岐手段74は、入
力する1つの光束を2つに分割し、一対の光ファイバ2
1a、22aに供給する。
【0113】光ファイバ22aは、光路長差設定手段1
3aを有し、他の光ファイバ21aよりも長い光路長を
有する。光ファイバ21a、22aは、出力光を平衡型
光電変換装置75に供給する。平衡型光電変換装置75
は入射光の一部を検出し、残りを出力端に透過する。透
過した光は光ファイバ64a、65aに供給される。
【0114】光ファイバ65aは、光路長差設定手段6
7を含み、光ファイバ64aよりも長い光路長を有す
る。光ファイバ64a、65aの出力光は平衡型光電変
換装置76に供給される。
【0115】この構成においては、光路長差設定手段1
3a、67は、他方の光ファイバよりも長くされた光フ
ァイバの一部によって構成される。平衡型光電変換装置
75、76は図13に示したものと同等の構成で実現で
きる。
【0116】本構成によれば、光路長差が光ファイバに
よって設定されるため、任意の長さの光路長差を設定す
ることが容易に行なえる。図15、図16は、一部の光
を吸収し、残りの光を透過する光電変換手段として用い
るホトダイオードの構成例を示す。
【0117】図15において、半導体基板30の一方の
面上にはレンズ31が形成され、他方の面上にメサ状の
pinホトダイオードが形成される。すなわち、半導体
基板30の上に、n型領域32、狭いバンドギャップを
有するi型光吸収領域33、n型領域34が形成され、
表面からi型光吸収領域33に達するp型領域35が選
択的に形成されている。
【0118】この構成は、図8(B)に示すものと同等
である。本構成においては、i型光吸収領域33で吸収
しなかった光を出射側に取り出すため、表面上には透明
絶縁体で形成された光出射窓91が形成されている。
【0119】この光出射窓91は反射防止膜を兼ねるこ
とができる。光出射窓91を囲むようにp側電極90が
形成され、n型領域と接してn側電極24が形成され
る。なお、半導体表面には絶縁膜36が形成され、必要
な電気的分離を行なう。
【0120】たとえば、入力光を伝達する光ファイバ9
3が半導体基板30の下面に形成されたレンズ31と対
向して配置され、光ファイバ93から出射する光がホト
ダイオードに入射され、吸収されなかった光は光出射窓
91から上方に出射する。
【0121】図16は、半導体基板と平行に光を入射す
る型のホトダイオードを示す。半導体基板30上にn型
領域32、バンドギャップの狭い半導体で形成されたi
型光吸収領域33、n型領域34が形成され、表面から
i型光吸収領域33に達するp型領域35が選択的に形
成される点は、図15と同様である。
【0122】本構成においては、光は基板表面に平行に
入射するため、ホトダイオード構造は光の進行方向に長
い矩形形状とされている。また、光を基板上面より取り
出す必要がないため、p側電極95はp型領域35の中
央部も覆って形成されている。入射光94はi型光吸収
領域33またはその近傍に接合面に沿って入射される。
【0123】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。たとえば、
種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者
に自明であろう。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光路長差設定手段により、ビート光に光路長差を与え、
光電変換手段で電気信号に変換する。光電変換後、電気
信号を比較することにより、光路長差設定手段がビート
光に与えた位相変化を検出する。
【0125】光電変換により、光そのものの周波数成分
は無視できるようにされるため、簡単な構成で高精度に
ビート周波数を検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図を示す。図1(A)は構成
を示すブロック図、図1(B)、(C)はビート光の強
度変化を説明するための概念図である。
【図2】従来の技術を示す。
【図3】従来の技術を示す。
【図4】従来の技術を示す。
【図5】従来の技術を示す。
【図6】本発明の実施例による光ビート周波数測定装置
を示す。図6(A)は構成を示すブロック図、図6
(B)は光路長差の影響を説明するためのグラフ、図6
(C)は2連型光検出器の構成と機能を説明する回路図
である。
【図7】図6に示す実施例の出力特性を説明するための
図である。図7(A)は出力の位相差依存性を示すグラ
フ、図7(B)は出力の光路長差依存性を示すグラフ、
図7(C)は半値幅内の周波数帯域の光路長差依存性を
示すグラフである。
【図8】本発明の実施例による光ビート周波数測定装置
を示す。図8(A)は全体の構成を示す概略図、図8
(B)は2連型光検出器の構成を示す断面図、図8
(C)は電流測定手段の構成を示す回路図である。
【図9】本発明の実施例による光ビート周波数測定装置
を示す。図9(A)は構成を示す斜視図、図9(B)は
平面図、図9(C)、(D)は断面図である。
【図10】本発明の実施例による光ビート周波数測定装
置を示す。図10(A)は構成を示すブロック図、図1
0(B)は特性を説明するためのグラフである。
【図11】本発明の実施例による光ビート周波数測定装
置の構成を示す概略図である。
【図12】本発明の実施例による光ビート周波数測定装
置の構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の実施例による光ビート周波数測定装
置の構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の実施例による光ビート周波数測定装
置の構成を示すブロック図である。
【図15】本発明の実施例に用いるホトダイオードの構
成例を示す断面図である。
【図16】本発明の実施例に用いるホトダイオードの構
成例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 光分岐手段 2 光電変換手段 3 光路長差設定手段 4 ビート周波数検出手段 11 光分岐手段 12 2連型光検出器 13 光路長差設定手段 14 平衡型光電変換装置 16 バイアス電源 18 電流測定手段 21、22 光路 23〜28 端子 51、52 光導波路 62〜65 光ファイバ 66、67 光路長差測定手段 68、69 平衡型光電変換装置 70 演算回路 72、73 表示装置 75、76、87 平衡型光電変換装置 88、89 表示装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの波長の光のビート光を受け、2つ
    の光束に分割する光分岐手段(1)と、 前記分割された2つの光束をそれぞれ受光し、電気信号
    に変換する2つの光電変換手段(2a、2b)と、 前記分割された2つの光束の一方の光路に他方の光路に
    対して光路長差を設定することのできる光路長差設定手
    段(3)と、 前記2つの光電変換手段からの2つの電気信号を比較
    し、ビート光のビート周波数を表す電気信号を発生させ
    るビート周波数検出手段(4)とを含む光ビート周波数
    測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ビート周波数測定装置
    であって、前記ビート周波数検出手段は、前記2つの光
    電変換手段を直列に接続する手段と、電圧分割点を有す
    る電圧分割手段と、前記2つの光電変換手段と前記電圧
    分割手段とでブリッジを形成し、前記2つの光電変換手
    段の相互接続点と前記電圧分割点との間のバランスを検
    出する手段とを含む光ビート周波数測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし2記載の光ビート周波数
    測定装置であって、前記光路長差設定手段が、半導体基
    板上に形成され、長さの異なる2つの半導体光導波路を
    含み、前記2つの光電変換手段が前記半導体基板上に形
    成された2つの半導体光電変換装置を含む光ビート周波
    数測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の光ビー
    ト周波数測定装置であって、前記2つの光電変換手段は
    光透過性を有し、さらに、 前記2つの光電変換手段を透過した2つの光束に対し、
    前記光路長差と異なる光路長差を設定する第2の光路長
    差設定手段と、 前記第2の光路長差設定手段からの2つの光束をそれぞ
    れ受光し、電気信号に変換する2つの第2の光電変換手
    段と、 前記2つの第2の光電変換手段からの2つの電気信号を
    比較し、ビート光のビート周波数を表す電気信号を発生
    させる第2のビート周波数検出手段とを含む光ビート周
    波数測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の光ビー
    ト周波数測定装置を2つ含み、その第1の光ビート周波
    数測定装置の光路長差設定手段は所定のビート周波数に
    対して2mπ(但し、mは正の整数)のビート信号位相
    差を設定し、他の第2の光ビート周波数測定装置の光路
    長差設定手段は前記所定のビート周波数に対して2nπ
    (但し、nは正の整数)のビート信号位相差を設定する
    光ビート周波数測定装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1302268C (zh) * 2004-05-31 2007-02-28 中国科学院物理研究所 一种测量弱光光源拍频的方法及装置
US9143260B2 (en) 2012-10-10 2015-09-22 Fujitsu Limited Optical transmission system, method of adjusting optical transmission device, and non-transitory computer-readable medium
WO2017151843A1 (en) * 2016-03-02 2017-09-08 The Government Of The United States Of America, As Represented By The Secretary Of The Navy Naval Chip-scale two-dimensionai optical phased array with simplified controls

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