JPH0572123A - Ofケ−ブルの絶縁油中ガス監視装置 - Google Patents
Ofケ−ブルの絶縁油中ガス監視装置Info
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- JPH0572123A JPH0572123A JP23011491A JP23011491A JPH0572123A JP H0572123 A JPH0572123 A JP H0572123A JP 23011491 A JP23011491 A JP 23011491A JP 23011491 A JP23011491 A JP 23011491A JP H0572123 A JPH0572123 A JP H0572123A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 OFケ−ブルの絶縁油中に発生する油中ガス
をOFケ−ブルの通電を停止することなく、常時監視す
ることを可能にする。 【構成】 OFケ−ブルを接続する接続箱等に取り付け
られ絶縁油に含まれる複数の成分からなる油中ガスを絶
縁油より分離して捕捉する油中ガス分離捕捉手段9と、
上記油中ガス分離捕捉手段に設けられ捕捉された複数の
成分からなる油中ガスが混在する雰囲気中を透過して形
成される光伝送路14と、上記油中ガスに含まれる複数
の成分の各々の吸収スペクトルに一致する異なる波長を
有する光を生成すると共にこれら異なる波長の光を重畳
させる発光手段16と、上記異なる波長が重畳された光
より上記吸収スペクトルに一致する単独の波長の光成分
を分別抽出すると共に光電変換する受光手段22と、上
記発光手段及び上記受光手段と上記光伝送路とを結んで
光を導く伝達手段26とを備えた。
をOFケ−ブルの通電を停止することなく、常時監視す
ることを可能にする。 【構成】 OFケ−ブルを接続する接続箱等に取り付け
られ絶縁油に含まれる複数の成分からなる油中ガスを絶
縁油より分離して捕捉する油中ガス分離捕捉手段9と、
上記油中ガス分離捕捉手段に設けられ捕捉された複数の
成分からなる油中ガスが混在する雰囲気中を透過して形
成される光伝送路14と、上記油中ガスに含まれる複数
の成分の各々の吸収スペクトルに一致する異なる波長を
有する光を生成すると共にこれら異なる波長の光を重畳
させる発光手段16と、上記異なる波長が重畳された光
より上記吸収スペクトルに一致する単独の波長の光成分
を分別抽出すると共に光電変換する受光手段22と、上
記発光手段及び上記受光手段と上記光伝送路とを結んで
光を導く伝達手段26とを備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なOFケ−ブルの
絶縁油中ガス監視装置に係り、特に、OFケ−ブルの絶
縁油中に発生する油中ガスをOFケ−ブルの通電を停止
することなく、常時監視することを可能にするOFケ−
ブルの絶縁油中ガス監視装置に関するものである。
絶縁油中ガス監視装置に係り、特に、OFケ−ブルの絶
縁油中に発生する油中ガスをOFケ−ブルの通電を停止
することなく、常時監視することを可能にするOFケ−
ブルの絶縁油中ガス監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電力を伝送するためのケ−ブル
にはOFケ−ブルが用いられる。OFケ−ブルは電力を
伝送する導体が絶縁性の高い絶縁油で被覆されたケ−ブ
ルである。OFケ−ブルが劣化すると発熱して絶縁油が
加熱されたり、内部で部分放電が発生したりする。この
ような加熱や放電により絶縁油が分解されて水素、炭化
水素ガス(メタン、アセチレン等)、一酸化炭素、二酸
化炭素などが発生することが知られている。従って、絶
縁油中に含まれるこれらのガスを監視すれば、OFケ−
ブルの絶縁劣化を検出することができる。従来、このよ
うな絶縁油中ガスを監視するために、以下のような作業
が行われている。
にはOFケ−ブルが用いられる。OFケ−ブルは電力を
伝送する導体が絶縁性の高い絶縁油で被覆されたケ−ブ
ルである。OFケ−ブルが劣化すると発熱して絶縁油が
加熱されたり、内部で部分放電が発生したりする。この
ような加熱や放電により絶縁油が分解されて水素、炭化
水素ガス(メタン、アセチレン等)、一酸化炭素、二酸
化炭素などが発生することが知られている。従って、絶
縁油中に含まれるこれらのガスを監視すれば、OFケ−
ブルの絶縁劣化を検出することができる。従来、このよ
うな絶縁油中ガスを監視するために、以下のような作業
が行われている。
【0003】まず、安全のためにOFケ−ブルの通電を
停止した後、OFケ−ブルの接続箱に設けられた給油口
等から絶縁油を採取する。この採取された絶縁油を減圧
することにより、絶縁油に溶け込んでいるガスを分離す
る。分離されたガスはクロマトグラフィ等によりガス成
分の測定が行われる。このようにして、ガス成分の測定
を行うことにより、OFケ−ブルの絶縁劣化を検出する
ことができる。
停止した後、OFケ−ブルの接続箱に設けられた給油口
等から絶縁油を採取する。この採取された絶縁油を減圧
することにより、絶縁油に溶け込んでいるガスを分離す
る。分離されたガスはクロマトグラフィ等によりガス成
分の測定が行われる。このようにして、ガス成分の測定
を行うことにより、OFケ−ブルの絶縁劣化を検出する
ことができる。
【0004】一方、OFケ−ブルではないが、絶縁油を
内蔵する変圧器においては、上記と同様の作業を行うほ
かに、変圧器に常時監視のための検出器を設けることも
行われている。即ち、高分子膜を用いた油中ガス分離装
置を設けると共に電気的にガスを検出するセンサを設
け、上記油中ガス分離装置で絶縁油中の油中ガスを分離
して上記センサで検出する試みがなされている。
内蔵する変圧器においては、上記と同様の作業を行うほ
かに、変圧器に常時監視のための検出器を設けることも
行われている。即ち、高分子膜を用いた油中ガス分離装
置を設けると共に電気的にガスを検出するセンサを設
け、上記油中ガス分離装置で絶縁油中の油中ガスを分離
して上記センサで検出する試みがなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなOFケ
−ブルの監視には、以下の問題がある。
−ブルの監視には、以下の問題がある。
【0006】(1)絶縁油を採取するには、OFケ−ブ
ルの通電を停止する必要があり、随時測定することがで
きない。即ち、常時監視ができないため、異常の早期発
見ができない。
ルの通電を停止する必要があり、随時測定することがで
きない。即ち、常時監視ができないため、異常の早期発
見ができない。
【0007】(2)現地での絶縁油採取、持ち帰り、ガ
ス分析測定等の作業量が多い。
ス分析測定等の作業量が多い。
【0008】また、変圧器で試みられている常時監視装
置をOFケ−ブルに応用するには、以下の問題がある。
置をOFケ−ブルに応用するには、以下の問題がある。
【0009】(1)検出するガスが一種類だけであり、
また、測定の精度が低い。
また、測定の精度が低い。
【0010】(2)センサが電気式であるため、長距離
に亘って強い電磁界に晒され、且つ多湿な環境に設置さ
れる電力ケ−ブルには適用できない。
に亘って強い電磁界に晒され、且つ多湿な環境に設置さ
れる電力ケ−ブルには適用できない。
【0011】本出願人は、以上のような問題を解決する
ためにガスの光学的性質に着目し、これを利用してガス
を検知する装置をOFケ−ブルに設けることを考えた。
即ち、ガス中を光が透過するとき、特定の波長の光がガ
スの濃度に応じて吸収されることから、この吸収量を測
定することによりガス濃度を測定することができる。
ためにガスの光学的性質に着目し、これを利用してガス
を検知する装置をOFケ−ブルに設けることを考えた。
即ち、ガス中を光が透過するとき、特定の波長の光がガ
スの濃度に応じて吸収されることから、この吸収量を測
定することによりガス濃度を測定することができる。
【0012】そこで、本発明の目的は、光学装置を用い
て上記課題を解決し、OFケ−ブルの絶縁油中に発生す
る油中ガスをOFケ−ブルの通電を停止することなく、
常時監視することを可能にするOFケ−ブルの絶縁油中
ガス監視装置を提供することにある。
て上記課題を解決し、OFケ−ブルの絶縁油中に発生す
る油中ガスをOFケ−ブルの通電を停止することなく、
常時監視することを可能にするOFケ−ブルの絶縁油中
ガス監視装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第一の発明は、OFケ−ブルを接続する接続箱等に取
り付けられ絶縁油に含まれる複数の成分からなる油中ガ
スを絶縁油より分離して捕捉する油中ガス分離捕捉手段
と、上記油中ガス分離捕捉手段に設けられ捕捉された複
数の成分からなる油中ガスが混在する雰囲気中を透過し
て形成される光伝送路と、上記油中ガスに含まれる複数
の成分の各々の吸収スペクトルに一致する異なる波長を
有する光を生成すると共にこれら異なる波長の光を重畳
させる発光手段と、上記異なる波長が重畳された光より
上記吸収スペクトルに一致する単独の波長の光成分を分
別抽出すると共に光電変換する受光手段と、上記発光手
段及び上記受光手段と上記光伝送路とを結んで光を導く
伝達手段とを備えて構成されている。
に第一の発明は、OFケ−ブルを接続する接続箱等に取
り付けられ絶縁油に含まれる複数の成分からなる油中ガ
スを絶縁油より分離して捕捉する油中ガス分離捕捉手段
と、上記油中ガス分離捕捉手段に設けられ捕捉された複
数の成分からなる油中ガスが混在する雰囲気中を透過し
て形成される光伝送路と、上記油中ガスに含まれる複数
の成分の各々の吸収スペクトルに一致する異なる波長を
有する光を生成すると共にこれら異なる波長の光を重畳
させる発光手段と、上記異なる波長が重畳された光より
上記吸収スペクトルに一致する単独の波長の光成分を分
別抽出すると共に光電変換する受光手段と、上記発光手
段及び上記受光手段と上記光伝送路とを結んで光を導く
伝達手段とを備えて構成されている。
【0014】また、第二の発明は、OFケ−ブルを接続
する接続箱等に取り付けられ絶縁油に含まれる油中ガス
を分離して捕捉する油中ガス分離捕捉手段と、この油中
ガス分捕捉手段に外部より挿通されて設けられこの油中
ガス分離捕捉手段内で所定の間隔を隔てて光学的に結合
された一対の光ファイバと、絶縁油中から分離された複
数の油中ガスのそれぞれの赤外吸収スペクトルに等しい
波長を持つ複数のレ−ザ光を生成する複数のレ−ザ装置
と、これら複数のレ−ザ光に対応してそれぞれ所定の値
に定められた基準信号をそれぞれ異なる搬送周波数で変
調して変調信号を生成すると共にこの変調信号により上
記レ−ザ装置をそれぞれ駆動する複数のレ−ザ駆動回路
と、上記光ファイバの一端に設けられ上記複数のレ−ザ
光を重畳させて注入する光カプラと、上記光ファイバの
他端に設けられ上記複数のレ−ザ光を電気信号に変換す
る光検出装置と、上記電気信号を上記異なる搬送周波数
で検波し且つ復調して復調信号を生成すると共にこの復
調信号からレ−ザ光の減衰量を検知する複数の検知回路
とを備えて構成されている。
する接続箱等に取り付けられ絶縁油に含まれる油中ガス
を分離して捕捉する油中ガス分離捕捉手段と、この油中
ガス分捕捉手段に外部より挿通されて設けられこの油中
ガス分離捕捉手段内で所定の間隔を隔てて光学的に結合
された一対の光ファイバと、絶縁油中から分離された複
数の油中ガスのそれぞれの赤外吸収スペクトルに等しい
波長を持つ複数のレ−ザ光を生成する複数のレ−ザ装置
と、これら複数のレ−ザ光に対応してそれぞれ所定の値
に定められた基準信号をそれぞれ異なる搬送周波数で変
調して変調信号を生成すると共にこの変調信号により上
記レ−ザ装置をそれぞれ駆動する複数のレ−ザ駆動回路
と、上記光ファイバの一端に設けられ上記複数のレ−ザ
光を重畳させて注入する光カプラと、上記光ファイバの
他端に設けられ上記複数のレ−ザ光を電気信号に変換す
る光検出装置と、上記電気信号を上記異なる搬送周波数
で検波し且つ復調して復調信号を生成すると共にこの復
調信号からレ−ザ光の減衰量を検知する複数の検知回路
とを備えて構成されている。
【0015】また、第三の発明は、OFケ−ブルを接続
する接続箱等に取り付けられ絶縁油に含まれる油中ガス
を分離して捕捉する油中ガス分離捕捉手段と、この油中
ガス分離捕捉手段に外部より挿通されて設けられこの油
中ガス分離捕捉手段内で所定の間隔を隔てて光学的に結
合された一対の光ファイバと、絶縁油中から分離された
複数の油中ガスのそれぞれの赤外吸収スペクトルに等し
い波長を持つ複数のレ−ザ光を生成する複数のレ−ザ装
置と、このレ−ザ装置を所定の値に基づいて駆動するレ
−ザ駆動回路と、上記光ファイバの一端に設けられ上記
複数のレ−ザ光を重畳させて注入する光カプラと、上記
光ファイバの他端に設けられ上記複数のレ−ザ光をそれ
ぞれの波長に分光する分光装置と、分光された上記複数
のレ−ザ光をそれぞれ電気信号に変換する複数の光検出
装置と、上記電気信号よりそれぞれのレ−ザ光の減衰量
を検知する複数の検知回路とを備えて構成されている。
する接続箱等に取り付けられ絶縁油に含まれる油中ガス
を分離して捕捉する油中ガス分離捕捉手段と、この油中
ガス分離捕捉手段に外部より挿通されて設けられこの油
中ガス分離捕捉手段内で所定の間隔を隔てて光学的に結
合された一対の光ファイバと、絶縁油中から分離された
複数の油中ガスのそれぞれの赤外吸収スペクトルに等し
い波長を持つ複数のレ−ザ光を生成する複数のレ−ザ装
置と、このレ−ザ装置を所定の値に基づいて駆動するレ
−ザ駆動回路と、上記光ファイバの一端に設けられ上記
複数のレ−ザ光を重畳させて注入する光カプラと、上記
光ファイバの他端に設けられ上記複数のレ−ザ光をそれ
ぞれの波長に分光する分光装置と、分光された上記複数
のレ−ザ光をそれぞれ電気信号に変換する複数の光検出
装置と、上記電気信号よりそれぞれのレ−ザ光の減衰量
を検知する複数の検知回路とを備えて構成されている。
【0016】さらに、第四の発明は、上記第三の発明に
よるOFケ−ブルの絶縁油中ガス監視装置において、上
記複数のレ−ザ装置に併設され上記絶縁油中から分離さ
れた複数の油中ガスを吸収されることのない波長を持つ
基準レ−ザ光を生成するレ−ザ装置と、上記分光装置に
より分光された基準レ−ザ光を電気信号に変換する光検
出装置と、上記複数のレ−ザ光から変換された電気信号
と基準レ−ザ光から変換された電気信号とを比較してそ
れぞれのレ−ザ光の減衰量を検知する比較回路とを備え
て構成されている。
よるOFケ−ブルの絶縁油中ガス監視装置において、上
記複数のレ−ザ装置に併設され上記絶縁油中から分離さ
れた複数の油中ガスを吸収されることのない波長を持つ
基準レ−ザ光を生成するレ−ザ装置と、上記分光装置に
より分光された基準レ−ザ光を電気信号に変換する光検
出装置と、上記複数のレ−ザ光から変換された電気信号
と基準レ−ザ光から変換された電気信号とを比較してそ
れぞれのレ−ザ光の減衰量を検知する比較回路とを備え
て構成されている。
【0017】
【作用】上記構成により、第一の発明にあっては、OF
ケ−ブルを接続する接続箱等に取り付けられた油中ガス
分離捕捉手段により、絶縁油に含まれる複数の成分から
なる油中ガスが絶縁油より分離されて捕捉される。上記
油中ガス分離捕捉手段に設けられ光伝送路は捕捉された
複数の成分からなる油中ガスが混在する雰囲気中を透過
して形成されることになる。一方、上記発光手段は上記
油中ガスに含まれる複数の成分の各々の吸収スペクトル
に一致する異なる波長を有する光を生成すると共にこれ
ら異なる波長の光を重畳させる。この異なる波長が重畳
された光は伝達手段により上記光伝送路へ導かれる。光
伝送路は上記油中ガス分離捕捉手段に設けられ捕捉され
た複数の成分からなる油中ガスが混在する雰囲気中を透
過して形成されるので、油中ガスは各々の成分の吸収ス
ペクトルに一致する光を吸収する。従って、光伝送路下
流では透過した光は油中ガスに含まれる各々の成分の濃
度に応じて光量が減少していることになる。この透過し
た光は、伝達手段によって受光手段に導かれる。受光手
段に導かれた光は、上記吸収スペクトルに一致する単独
の波長の光成分に分別抽出されると共に光電変換され
る。この光電変換された信号の大きさは油中ガスに含ま
れる各々の成分の濃度に応じて得られる。即ち、絶縁油
中に含まれるガスの種類を特定すると共にその濃度を検
出することが可能となる。
ケ−ブルを接続する接続箱等に取り付けられた油中ガス
分離捕捉手段により、絶縁油に含まれる複数の成分から
なる油中ガスが絶縁油より分離されて捕捉される。上記
油中ガス分離捕捉手段に設けられ光伝送路は捕捉された
複数の成分からなる油中ガスが混在する雰囲気中を透過
して形成されることになる。一方、上記発光手段は上記
油中ガスに含まれる複数の成分の各々の吸収スペクトル
に一致する異なる波長を有する光を生成すると共にこれ
ら異なる波長の光を重畳させる。この異なる波長が重畳
された光は伝達手段により上記光伝送路へ導かれる。光
伝送路は上記油中ガス分離捕捉手段に設けられ捕捉され
た複数の成分からなる油中ガスが混在する雰囲気中を透
過して形成されるので、油中ガスは各々の成分の吸収ス
ペクトルに一致する光を吸収する。従って、光伝送路下
流では透過した光は油中ガスに含まれる各々の成分の濃
度に応じて光量が減少していることになる。この透過し
た光は、伝達手段によって受光手段に導かれる。受光手
段に導かれた光は、上記吸収スペクトルに一致する単独
の波長の光成分に分別抽出されると共に光電変換され
る。この光電変換された信号の大きさは油中ガスに含ま
れる各々の成分の濃度に応じて得られる。即ち、絶縁油
中に含まれるガスの種類を特定すると共にその濃度を検
出することが可能となる。
【0018】また、第二の発明にあっては、OFケ−ブ
ルを接続する接続箱等に取り付けられた油中ガス分離捕
捉手段により、絶縁油に含まれる複数の成分からなる油
中ガスが絶縁油より分離されて捕捉される。この油中ガ
ス分捕捉手段に外部より挿通されて設けられ所定の間隔
を隔てて設けられた一対の光ファイバは捕捉された複数
の成分からなる油中ガスが混在する雰囲気中を透過して
光学的に結合されることになる。一方、複数のレ−ザ装
置は絶縁油中から分離された複数の油中ガスのそれぞれ
の赤外吸収スペクトルに等しい波長を持つ複数のレ−ザ
光を生成する。この時、上記複数のレ−ザ駆動回路は複
数のレ−ザ光に対応してそれぞれ所定の値に定められた
基準信号をそれぞれ異なる搬送周波数で変調して変調信
号を生成する。この変調信号により上記レ−ザ装置がそ
れぞれ駆動される。このようにして変調された複数のレ
−ザ光は上記光ファイバの一端に設けられた光カプラに
より重畳されて上記光ファイバに注入される。上記光フ
ァイバに注入されたレ−ザ光は捕捉された複数の成分か
らなる油中ガスが混在する雰囲気中を透過して他方の光
ファイバに注入される。この間、油中ガスは各々の成分
の吸収スペクトルに一致する光を吸収する。この光ファ
イバの他端に設けられた光検出装置はレ−ザ光を電気信
号に変換する。この電気信号は変調されているので、複
数の検知回路により上記異なる搬送周波数で検波且つ復
調されて復調信号が生成される。この復調信号からレ−
ザ光の減衰量を検知することができる。絶縁油中に含ま
れるガスの種類を特定すると共にその濃度を検出するこ
とが可能となる。
ルを接続する接続箱等に取り付けられた油中ガス分離捕
捉手段により、絶縁油に含まれる複数の成分からなる油
中ガスが絶縁油より分離されて捕捉される。この油中ガ
ス分捕捉手段に外部より挿通されて設けられ所定の間隔
を隔てて設けられた一対の光ファイバは捕捉された複数
の成分からなる油中ガスが混在する雰囲気中を透過して
光学的に結合されることになる。一方、複数のレ−ザ装
置は絶縁油中から分離された複数の油中ガスのそれぞれ
の赤外吸収スペクトルに等しい波長を持つ複数のレ−ザ
光を生成する。この時、上記複数のレ−ザ駆動回路は複
数のレ−ザ光に対応してそれぞれ所定の値に定められた
基準信号をそれぞれ異なる搬送周波数で変調して変調信
号を生成する。この変調信号により上記レ−ザ装置がそ
れぞれ駆動される。このようにして変調された複数のレ
−ザ光は上記光ファイバの一端に設けられた光カプラに
より重畳されて上記光ファイバに注入される。上記光フ
ァイバに注入されたレ−ザ光は捕捉された複数の成分か
らなる油中ガスが混在する雰囲気中を透過して他方の光
ファイバに注入される。この間、油中ガスは各々の成分
の吸収スペクトルに一致する光を吸収する。この光ファ
イバの他端に設けられた光検出装置はレ−ザ光を電気信
号に変換する。この電気信号は変調されているので、複
数の検知回路により上記異なる搬送周波数で検波且つ復
調されて復調信号が生成される。この復調信号からレ−
ザ光の減衰量を検知することができる。絶縁油中に含ま
れるガスの種類を特定すると共にその濃度を検出するこ
とが可能となる。
【0019】また、第三の発明にあっては、OFケ−ブ
ルを接続する接続箱等に取り付けられた油中ガス分離捕
捉手段により、絶縁油に含まれる複数の成分からなる油
中ガスが絶縁油より分離されて捕捉される。この油中ガ
ス分捕捉手段に外部より挿通されて設けられ所定の間隔
を隔てて設けられた一対の光ファイバは捕捉された複数
の成分からなる油中ガスが混在する雰囲気中を透過して
光学的に結合されることになる。一方、複数のレ−ザ装
置は絶縁油中から分離された複数の油中ガスのそれぞれ
の赤外吸収スペクトルに等しい波長を持つ複数のレ−ザ
光を生成する。この時、レ−ザ駆動回路はレ−ザ装置を
所定の値に基づいて駆動する。このようにして駆動され
た複数のレ−ザ光は上記光ファイバの一端に設けられた
光カプラにより重畳されて上記光ファイバに注入され
る。上記光ファイバに注入されたレ−ザ光は捕捉された
複数の成分からなる油中ガスが混在する雰囲気中を透過
して他方の光ファイバに注入される。この間、油中ガス
は各々の成分の吸収スペクトルに一致する光を吸収す
る。光ファイバの他端に設けられた分光装置は上記複数
のレ−ザ光をそれぞれの波長に分光する。複数の光検出
装置は分光された上記複数のレ−ザ光をそれぞれ電気信
号に変換する。検知回路は上記電気信号よりそれぞれの
レ−ザ光の減衰量を検知することができる。絶縁油中に
含まれるガスの種類を特定すると共にその濃度を検出す
ることが可能となる。
ルを接続する接続箱等に取り付けられた油中ガス分離捕
捉手段により、絶縁油に含まれる複数の成分からなる油
中ガスが絶縁油より分離されて捕捉される。この油中ガ
ス分捕捉手段に外部より挿通されて設けられ所定の間隔
を隔てて設けられた一対の光ファイバは捕捉された複数
の成分からなる油中ガスが混在する雰囲気中を透過して
光学的に結合されることになる。一方、複数のレ−ザ装
置は絶縁油中から分離された複数の油中ガスのそれぞれ
の赤外吸収スペクトルに等しい波長を持つ複数のレ−ザ
光を生成する。この時、レ−ザ駆動回路はレ−ザ装置を
所定の値に基づいて駆動する。このようにして駆動され
た複数のレ−ザ光は上記光ファイバの一端に設けられた
光カプラにより重畳されて上記光ファイバに注入され
る。上記光ファイバに注入されたレ−ザ光は捕捉された
複数の成分からなる油中ガスが混在する雰囲気中を透過
して他方の光ファイバに注入される。この間、油中ガス
は各々の成分の吸収スペクトルに一致する光を吸収す
る。光ファイバの他端に設けられた分光装置は上記複数
のレ−ザ光をそれぞれの波長に分光する。複数の光検出
装置は分光された上記複数のレ−ザ光をそれぞれ電気信
号に変換する。検知回路は上記電気信号よりそれぞれの
レ−ザ光の減衰量を検知することができる。絶縁油中に
含まれるガスの種類を特定すると共にその濃度を検出す
ることが可能となる。
【0020】また、第四の発明にあっては、OFケ−ブ
ルを接続する接続箱等に取り付けられた油中ガス分離捕
捉手段により、絶縁油に含まれる複数の成分からなる油
中ガスが絶縁油より分離されて捕捉される。この油中ガ
ス分捕捉手段に外部より挿通されて設けられ所定の間隔
を隔てて設けられた一対の光ファイバは捕捉された複数
の成分からなる油中ガスが混在する雰囲気中を透過して
光学的に結合されることになる。一方、複数のレ−ザ装
置は絶縁油中から分離された複数の油中ガスのそれぞれ
の赤外吸収スペクトルに等しい波長を持つ複数のレ−ザ
光と、上記絶縁油中から分離された複数の油中ガスを吸
収されることのない波長を持つ基準レ−ザ光とを生成す
る。この時、レ−ザ駆動回路はレ−ザ装置を所定の値に
基づいて駆動する。このようにして駆動された複数のレ
−ザ光は上記光ファイバの一端に設けられた光カプラに
より重畳されて上記光ファイバに注入される。上記光フ
ァイバに注入されたレ−ザ光は捕捉された複数の成分か
らなる油中ガスが混在する雰囲気中を透過して他方の光
ファイバに注入される。この間、油中ガスは各々の成分
の吸収スペクトルに一致する光を吸収する。光ファイバ
の他端に設けられた分光装置は上記複数のレ−ザ光及び
基準レ−ザ光をそれぞれの波長に分光する。複数の光検
出装置は分光された上記複数のレ−ザ光及び基準レ−ザ
光をそれぞれ電気信号に変換する。検知回路は上記電気
信号よりそれぞれのレ−ザ光の減衰量を検知する。比較
回路は上記複数のレ−ザ光から変換された電気信号と基
準レ−ザ光から変換された電気信号とを比較して、レ−
ザ光の減衰量を補正する。これにより、絶縁油中に含ま
れるガスの種類を特定すると共にその濃度を検出するこ
とが可能となる。また、基準レ−ザ光の減衰量から伝送
ロスが測定に与える影響を補正することができる。
ルを接続する接続箱等に取り付けられた油中ガス分離捕
捉手段により、絶縁油に含まれる複数の成分からなる油
中ガスが絶縁油より分離されて捕捉される。この油中ガ
ス分捕捉手段に外部より挿通されて設けられ所定の間隔
を隔てて設けられた一対の光ファイバは捕捉された複数
の成分からなる油中ガスが混在する雰囲気中を透過して
光学的に結合されることになる。一方、複数のレ−ザ装
置は絶縁油中から分離された複数の油中ガスのそれぞれ
の赤外吸収スペクトルに等しい波長を持つ複数のレ−ザ
光と、上記絶縁油中から分離された複数の油中ガスを吸
収されることのない波長を持つ基準レ−ザ光とを生成す
る。この時、レ−ザ駆動回路はレ−ザ装置を所定の値に
基づいて駆動する。このようにして駆動された複数のレ
−ザ光は上記光ファイバの一端に設けられた光カプラに
より重畳されて上記光ファイバに注入される。上記光フ
ァイバに注入されたレ−ザ光は捕捉された複数の成分か
らなる油中ガスが混在する雰囲気中を透過して他方の光
ファイバに注入される。この間、油中ガスは各々の成分
の吸収スペクトルに一致する光を吸収する。光ファイバ
の他端に設けられた分光装置は上記複数のレ−ザ光及び
基準レ−ザ光をそれぞれの波長に分光する。複数の光検
出装置は分光された上記複数のレ−ザ光及び基準レ−ザ
光をそれぞれ電気信号に変換する。検知回路は上記電気
信号よりそれぞれのレ−ザ光の減衰量を検知する。比較
回路は上記複数のレ−ザ光から変換された電気信号と基
準レ−ザ光から変換された電気信号とを比較して、レ−
ザ光の減衰量を補正する。これにより、絶縁油中に含ま
れるガスの種類を特定すると共にその濃度を検出するこ
とが可能となる。また、基準レ−ザ光の減衰量から伝送
ロスが測定に与える影響を補正することができる。
【0021】
【実施例】本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳述
する。
する。
【0022】本実施例では、絶縁油中ガスの内、アセチ
レンとメタンとを監視対象とした。アセチレンは主とし
て絶縁油中で部分放電が起きた場合に発生し、メタンは
主として絶縁油が加熱された場合に発生するとされてい
るので、これら2種類の油中ガスを監視することによ
り、ケ−ブルの劣化を検知することができる。
レンとメタンとを監視対象とした。アセチレンは主とし
て絶縁油中で部分放電が起きた場合に発生し、メタンは
主として絶縁油が加熱された場合に発生するとされてい
るので、これら2種類の油中ガスを監視することによ
り、ケ−ブルの劣化を検知することができる。
【0023】アセチレン、メタン等の炭化水素ガスは分
子の回転、振動により特定の波長の光を吸収する性質が
あり、このような特定の波長のことを吸収スペクトルと
呼んでいる。吸収スペクトルはガス固有のもので、一つ
の種類のガスは離散的に複数の波長の吸収スペクトルを
有している。また、その吸収量はガス濃度に依存するこ
とが知られている。従って、吸収スペクトルにあたる波
長において、ガス内に照射される光の強さと、透過する
距離が知られていれば、透過後の光の強さを測定するこ
とによりガスの濃度が測定できる。さらに、2種類以上
のガスが混合されていても、それぞれの吸収スペクトル
が異なっていることから、光学的には互いに影響し合う
ことがないので、独立に測定することができる。
子の回転、振動により特定の波長の光を吸収する性質が
あり、このような特定の波長のことを吸収スペクトルと
呼んでいる。吸収スペクトルはガス固有のもので、一つ
の種類のガスは離散的に複数の波長の吸収スペクトルを
有している。また、その吸収量はガス濃度に依存するこ
とが知られている。従って、吸収スペクトルにあたる波
長において、ガス内に照射される光の強さと、透過する
距離が知られていれば、透過後の光の強さを測定するこ
とによりガスの濃度が測定できる。さらに、2種類以上
のガスが混合されていても、それぞれの吸収スペクトル
が異なっていることから、光学的には互いに影響し合う
ことがないので、独立に測定することができる。
【0024】また、このような特定の波長を効率よく発
生すると共に伝送路での減衰の少ない光としては、レ−
ザ光が有効であるので本実施例にあっては、赤外レ−ザ
光を使用すると共に赤外レ−ザ光の伝送路として光ファ
イバを使用している。
生すると共に伝送路での減衰の少ない光としては、レ−
ザ光が有効であるので本実施例にあっては、赤外レ−ザ
光を使用すると共に赤外レ−ザ光の伝送路として光ファ
イバを使用している。
【0025】図1に示されるように、導体を絶縁油で被
覆させてなるOFケ−ブル1を用いて形成された電力ラ
イン2は、図では省略されているが長い距離を有し、O
Fケ−ブル1が多数連結されて構成されている。OFケ
−ブル1同志を接続するためにOFケ−ブル1の端部に
設けられた接続箱3は、隣合うOFケ−ブル1の接続箱
3に突合わされて接合され、電気的な接続が達成される
と共に絶縁油のシ−ルが施されている。この接続箱3の
外殻に密閉された容器4が設けられ、接続箱3と密閉さ
れた容器4とは継手5によって連通されている。容器4
はその内部を仕切るようにに設けられたフィルタ6によ
って2つの区画に分割されている。2つの区画の内、上
記継手5が設けられ接続箱3と連通される区画は、絶縁
油Lを導入するための液相室7を形成している。フィル
タ6は多孔質金属に高分子膜を融着させてなるもので、
油は通過させないがガスは通過させるという性質を有し
ている。即ち、液相室7に満たされた絶縁油Lにガスが
含まれているとき、このガスのみフィルタ6を通過する
ことができる。このフィルタ6によって仕切られたもう
一つの区画は、フィルタ6を通過してきたガスGを捕捉
するための気相室8を形成している。このようにガスの
みを選択的に通過させるフィルタ6を設けた容器4は、
絶縁油Lよりこれに含まれたガスGを分離捕捉するため
の油中ガス分離捕捉手段9を構成していることになる。
フィルタ6により分離され気相室8に捕捉されるガスG
には、絶縁油Lが分解されて生成された水素、炭化水素
ガス(メタン、アセチレン等)、一酸化炭素、二酸化炭
素などが含まれる。
覆させてなるOFケ−ブル1を用いて形成された電力ラ
イン2は、図では省略されているが長い距離を有し、O
Fケ−ブル1が多数連結されて構成されている。OFケ
−ブル1同志を接続するためにOFケ−ブル1の端部に
設けられた接続箱3は、隣合うOFケ−ブル1の接続箱
3に突合わされて接合され、電気的な接続が達成される
と共に絶縁油のシ−ルが施されている。この接続箱3の
外殻に密閉された容器4が設けられ、接続箱3と密閉さ
れた容器4とは継手5によって連通されている。容器4
はその内部を仕切るようにに設けられたフィルタ6によ
って2つの区画に分割されている。2つの区画の内、上
記継手5が設けられ接続箱3と連通される区画は、絶縁
油Lを導入するための液相室7を形成している。フィル
タ6は多孔質金属に高分子膜を融着させてなるもので、
油は通過させないがガスは通過させるという性質を有し
ている。即ち、液相室7に満たされた絶縁油Lにガスが
含まれているとき、このガスのみフィルタ6を通過する
ことができる。このフィルタ6によって仕切られたもう
一つの区画は、フィルタ6を通過してきたガスGを捕捉
するための気相室8を形成している。このようにガスの
みを選択的に通過させるフィルタ6を設けた容器4は、
絶縁油Lよりこれに含まれたガスGを分離捕捉するため
の油中ガス分離捕捉手段9を構成していることになる。
フィルタ6により分離され気相室8に捕捉されるガスG
には、絶縁油Lが分解されて生成された水素、炭化水素
ガス(メタン、アセチレン等)、一酸化炭素、二酸化炭
素などが含まれる。
【0026】油中ガス分離捕捉手段9の内、ガス捕捉を
受け持つ気相室8には、後述する伝達手段26を構成す
る光ファイバ10、11が挿通されて設けられ、光ファ
イバ10、11のそれぞれの端部12、13は気相室8
内で所定の間隔を隔てて向合わされて配置されている。
光ファイバ10、11の端部12、13は、気相室8内
に捕捉された複数の成分からなる油中ガスが混在する雰
囲気中を透過する光伝送路14を形成している。
受け持つ気相室8には、後述する伝達手段26を構成す
る光ファイバ10、11が挿通されて設けられ、光ファ
イバ10、11のそれぞれの端部12、13は気相室8
内で所定の間隔を隔てて向合わされて配置されている。
光ファイバ10、11の端部12、13は、気相室8内
に捕捉された複数の成分からなる油中ガスが混在する雰
囲気中を透過する光伝送路14を形成している。
【0027】油中ガス分離捕捉手段9が取付けられた接
続箱3より隔てて、例えは監視所等に設けられた監視箱
15には、油中ガスGに含まれる複数の成分の各々の吸
収スペクトルに一致する異なる波長を有する光を生成す
ると共にこれら異なる波長の光を重畳させる発光手段1
6が設けられている。発光手段16は具体的には、アセ
チレンの赤外吸収スペクトルに等しい波長を持つレ−ザ
光を生成するレ−ザ装置17と、メタンの赤外吸収スペ
クトルに等しい波長を持つレ−ザ光を生成するレ−ザ装
置18と、所定の値に定められた基準信号S1を所定の
搬送周波数C1で変調して変調信号M1を生成すると共
に変調信号M1によりレ−ザ装置17を駆動するレ−ザ
駆動回路19と、所定の値に定められた基準信号S2を
上記C1と異なる搬送周波数C2で変調して変調信号M
2を生成すると共に変調信号M2によりレ−ザ装置18
を駆動するレ−ザ駆動回路20と、レ−ザ装置17とレ
−ザ装置18とが生成するレ−ザ光を重畳させて1本の
光ファイバに注入する光カプラ21とから構成されてい
る。光カプラ21には伝達手段26を構成する光ファイ
バ10の端部が接続されている。前述したように光ファ
イバ10の他端部12は油中ガス分離捕捉手段9の内、
ガス捕捉を受け持つ気相室8に挿通され、気相室8内に
捕捉された複数の成分からなる油中ガスGが混在する雰
囲気中を透過する光伝送路14の一端部を形成している
ので、レ−ザ装置17、18より生成されたレ−ザ光
が、光カプラ21により重畳されて光ファイバ10に注
入され、光ファイバ10の端部12から光伝送路14に
照射されるように構成されていることになる。
続箱3より隔てて、例えは監視所等に設けられた監視箱
15には、油中ガスGに含まれる複数の成分の各々の吸
収スペクトルに一致する異なる波長を有する光を生成す
ると共にこれら異なる波長の光を重畳させる発光手段1
6が設けられている。発光手段16は具体的には、アセ
チレンの赤外吸収スペクトルに等しい波長を持つレ−ザ
光を生成するレ−ザ装置17と、メタンの赤外吸収スペ
クトルに等しい波長を持つレ−ザ光を生成するレ−ザ装
置18と、所定の値に定められた基準信号S1を所定の
搬送周波数C1で変調して変調信号M1を生成すると共
に変調信号M1によりレ−ザ装置17を駆動するレ−ザ
駆動回路19と、所定の値に定められた基準信号S2を
上記C1と異なる搬送周波数C2で変調して変調信号M
2を生成すると共に変調信号M2によりレ−ザ装置18
を駆動するレ−ザ駆動回路20と、レ−ザ装置17とレ
−ザ装置18とが生成するレ−ザ光を重畳させて1本の
光ファイバに注入する光カプラ21とから構成されてい
る。光カプラ21には伝達手段26を構成する光ファイ
バ10の端部が接続されている。前述したように光ファ
イバ10の他端部12は油中ガス分離捕捉手段9の内、
ガス捕捉を受け持つ気相室8に挿通され、気相室8内に
捕捉された複数の成分からなる油中ガスGが混在する雰
囲気中を透過する光伝送路14の一端部を形成している
ので、レ−ザ装置17、18より生成されたレ−ザ光
が、光カプラ21により重畳されて光ファイバ10に注
入され、光ファイバ10の端部12から光伝送路14に
照射されるように構成されていることになる。
【0028】本実施例においては、レ−ザ装置17の波
長は1.53μm、レ−ザ装置18の波長は1.66μ
mに設定されている。これは、数多いアセチレン、メタ
ンの吸収スペクトルの中から選んだもので、光ファイバ
での伝達を考慮して赤外領域に設けたものである。即
ち、1.53μmはアセチレンの、1.66μmはメタ
ンの吸収スペクトルであって、これらは波長が異なるた
め互いに測定に影響し合うことがない。
長は1.53μm、レ−ザ装置18の波長は1.66μ
mに設定されている。これは、数多いアセチレン、メタ
ンの吸収スペクトルの中から選んだもので、光ファイバ
での伝達を考慮して赤外領域に設けたものである。即
ち、1.53μmはアセチレンの、1.66μmはメタ
ンの吸収スペクトルであって、これらは波長が異なるた
め互いに測定に影響し合うことがない。
【0029】監視箱15には、異なる波長が重畳された
光より吸収スペクトルに一致する単独の波長の光成分を
分別抽出すると共に光電変換する受光手段22が設けら
れている。受光手段22は伝達手段26を構成するもう
1本の光ファイバ11の端部に接続されて設けられレ−
ザ光を電気信号Mに変換する光検出装置23と、光検出
装置23が出力する電気信号Mを上記異なる搬送周波数
C1、C2で検波し且つ復調して復調信号D1、D2を
生成すると共に復調信号D1、D2からレ−ザ光の減衰
量を検知する複数の検知回路24、25とから構成され
ている。前述したように光ファイバ11の他端部13は
油中ガス分離捕捉手段9の内、ガス捕捉を受け持つ気相
室8に挿通され、気相室8内に捕捉された複数の成分か
らなる油中ガスが混在する雰囲気中を透過する光伝送路
14の一端部を形成しているので、光ファイバ10の端
部12から光伝送路14に照射されたレ−ザ光が光ファ
イバ11の端部13に入射され、伝達されて光検出装置
23に導かれるように構成されていることになる。光検
出装置23は赤外領域で連続的なスペクトル特性を有し
ており、波長1.53μmのレ−ザ光の光量と、波長
1.66μmのレ−ザ光の光量との和に相当する電気信
号Mを発生する。
光より吸収スペクトルに一致する単独の波長の光成分を
分別抽出すると共に光電変換する受光手段22が設けら
れている。受光手段22は伝達手段26を構成するもう
1本の光ファイバ11の端部に接続されて設けられレ−
ザ光を電気信号Mに変換する光検出装置23と、光検出
装置23が出力する電気信号Mを上記異なる搬送周波数
C1、C2で検波し且つ復調して復調信号D1、D2を
生成すると共に復調信号D1、D2からレ−ザ光の減衰
量を検知する複数の検知回路24、25とから構成され
ている。前述したように光ファイバ11の他端部13は
油中ガス分離捕捉手段9の内、ガス捕捉を受け持つ気相
室8に挿通され、気相室8内に捕捉された複数の成分か
らなる油中ガスが混在する雰囲気中を透過する光伝送路
14の一端部を形成しているので、光ファイバ10の端
部12から光伝送路14に照射されたレ−ザ光が光ファ
イバ11の端部13に入射され、伝達されて光検出装置
23に導かれるように構成されていることになる。光検
出装置23は赤外領域で連続的なスペクトル特性を有し
ており、波長1.53μmのレ−ザ光の光量と、波長
1.66μmのレ−ザ光の光量との和に相当する電気信
号Mを発生する。
【0030】光ファイバ10、11は距離を隔てて設け
られた油中ガス分離捕捉手段9と監視箱15と結んで設
けられており、上記発光手段16及び上記受光手段22
と上記光伝送路14とを結んで光を導く伝達手段26を
形成している。伝達手段26は光ファイバ10、11で
構成されているので、距離が大きくても伝達損失が少な
く、引き回しの自由度が大きい。また、OFケ−ブル1
に沿わせて、大きなスペ−スを取らずに設置されると共
にOFケ−ブル1に流れる大電流の影響を受けることが
ない。
られた油中ガス分離捕捉手段9と監視箱15と結んで設
けられており、上記発光手段16及び上記受光手段22
と上記光伝送路14とを結んで光を導く伝達手段26を
形成している。伝達手段26は光ファイバ10、11で
構成されているので、距離が大きくても伝達損失が少な
く、引き回しの自由度が大きい。また、OFケ−ブル1
に沿わせて、大きなスペ−スを取らずに設置されると共
にOFケ−ブル1に流れる大電流の影響を受けることが
ない。
【0031】次に、実施例の作用を述べる。
【0032】油中ガス分離捕捉手段9の液相室7に満た
された絶縁油Lにアセチレン、メタン等のガスGが含ま
れているとき、これらのガスはフィルタ6を通過して気
相室8に捕捉される。
された絶縁油Lにアセチレン、メタン等のガスGが含ま
れているとき、これらのガスはフィルタ6を通過して気
相室8に捕捉される。
【0033】発光手段16において、レ−ザ駆動回路1
9は所定の値に定められた基準信号S1を所定の搬送周
波数C1で変調して変調信号M1を生成する。レ−ザ装
置17は変調信号M1により駆動されるので、変調信号
M1に比例して振幅変調された波長1.53μmのレ−
ザ光が得られる。一方、レ−ザ駆動回路20は所定の値
に定められた基準信号S2を所定の搬送周波数C2で変
調して変調信号M2を生成する。レ−ザ装置18は変調
信号M2により駆動されるので、変調信号M2に比例し
て振幅変調された波長1.66μmのレ−ザ光が得られ
る。これら2つのレ−ザ光は光カプラ21によって重畳
されて伝達手段26即ち、光ファイバ10に注入され、
光ファイバ10の端部12から光伝送路14に照射され
る。
9は所定の値に定められた基準信号S1を所定の搬送周
波数C1で変調して変調信号M1を生成する。レ−ザ装
置17は変調信号M1により駆動されるので、変調信号
M1に比例して振幅変調された波長1.53μmのレ−
ザ光が得られる。一方、レ−ザ駆動回路20は所定の値
に定められた基準信号S2を所定の搬送周波数C2で変
調して変調信号M2を生成する。レ−ザ装置18は変調
信号M2により駆動されるので、変調信号M2に比例し
て振幅変調された波長1.66μmのレ−ザ光が得られ
る。これら2つのレ−ザ光は光カプラ21によって重畳
されて伝達手段26即ち、光ファイバ10に注入され、
光ファイバ10の端部12から光伝送路14に照射され
る。
【0034】光伝送路14はアセチレン、メタン等の油
中ガスGが混在する雰囲気中に形成されているので、波
長1.53μm及び波長1.66μmのレ−ザ光は光伝
送路14を透過すると共にそれぞれアセチレン、メタン
の濃度に応じて吸収され減衰することになる。このよう
にして光伝送路14を透過すると共にアセチレン、メタ
ンの濃度に応じて減衰されたレ−ザ光が光ファイバ11
の端部13に入射され、伝達されて受光手段22を構成
する光検出装置23に導かれる。
中ガスGが混在する雰囲気中に形成されているので、波
長1.53μm及び波長1.66μmのレ−ザ光は光伝
送路14を透過すると共にそれぞれアセチレン、メタン
の濃度に応じて吸収され減衰することになる。このよう
にして光伝送路14を透過すると共にアセチレン、メタ
ンの濃度に応じて減衰されたレ−ザ光が光ファイバ11
の端部13に入射され、伝達されて受光手段22を構成
する光検出装置23に導かれる。
【0035】光検出装置23では、波長1.53μm及
び波長1.66μmのレ−ザ光の光量の和に比例した電
気信号Mが光電変換によって得られる。電気信号Mは搬
送周波数C1、C2で振幅変調されたままなので、検知
回路24、25にてそれぞれ検波且つ復調することによ
り、復調信号D1、D2を生成する。これら復調信号D
1、D2の値を基準信号S1、S2と比較することによ
り、アセチレン、メタンの濃度が測定される。或いは、
復調信号D1、D2の値を予めガスGが存在しない時の
復調信号を記憶しておいた値と比較してもよいし、変調
に伴う高調波と基本波との比較から求めてもよい。
び波長1.66μmのレ−ザ光の光量の和に比例した電
気信号Mが光電変換によって得られる。電気信号Mは搬
送周波数C1、C2で振幅変調されたままなので、検知
回路24、25にてそれぞれ検波且つ復調することによ
り、復調信号D1、D2を生成する。これら復調信号D
1、D2の値を基準信号S1、S2と比較することによ
り、アセチレン、メタンの濃度が測定される。或いは、
復調信号D1、D2の値を予めガスGが存在しない時の
復調信号を記憶しておいた値と比較してもよいし、変調
に伴う高調波と基本波との比較から求めてもよい。
【0036】このようにして、アセチレン、メタンの濃
度がそれぞれ測定されることにより、絶縁油Lにおける
加熱と部分放電との存在及びその程度が検出され、OF
ケ−ブル1の劣化が間接的に検知されることになる。
度がそれぞれ測定されることにより、絶縁油Lにおける
加熱と部分放電との存在及びその程度が検出され、OF
ケ−ブル1の劣化が間接的に検知されることになる。
【0037】本発明の第3の発明、第4の発明に基づい
た、別の実施例を図2に示す。図2の実施例にあって
は、発光手段16は波長1.53μm及び波長1.66
μmのレ−ザ光の他に、アセチレン、メタンのどちらの
吸収スペクトルにも属さない赤外レ−ザ光が用いられ
る。このために、レ−ザ装置27及びレ−ザ駆動回路2
8が併設されている。また、レ−ザ装置17、18、2
7を所定の値に基づいて駆動するレ−ザ駆動回路19、
20、28は変調機能を持たない。このため、光ファイ
バ10には光量が一定の3種のレ−ザ光が注入されるこ
とになる。また、図2の実施例にあっては、受光手段2
2には複数のレ−ザ光をそれぞれの波長に分光する分光
装置29と、分光された上記3種のレ−ザ光をそれぞれ
電気信号に変換する3台の光検出装置23、23、23
とが設けられている。3台の光検出装置23、23、2
3はそれぞれ復調機能を持たない検知回路24、25、
30に接続されている。これら検知回路24、25、3
0は1個の比較回路31に接続されている。
た、別の実施例を図2に示す。図2の実施例にあって
は、発光手段16は波長1.53μm及び波長1.66
μmのレ−ザ光の他に、アセチレン、メタンのどちらの
吸収スペクトルにも属さない赤外レ−ザ光が用いられ
る。このために、レ−ザ装置27及びレ−ザ駆動回路2
8が併設されている。また、レ−ザ装置17、18、2
7を所定の値に基づいて駆動するレ−ザ駆動回路19、
20、28は変調機能を持たない。このため、光ファイ
バ10には光量が一定の3種のレ−ザ光が注入されるこ
とになる。また、図2の実施例にあっては、受光手段2
2には複数のレ−ザ光をそれぞれの波長に分光する分光
装置29と、分光された上記3種のレ−ザ光をそれぞれ
電気信号に変換する3台の光検出装置23、23、23
とが設けられている。3台の光検出装置23、23、2
3はそれぞれ復調機能を持たない検知回路24、25、
30に接続されている。これら検知回路24、25、3
0は1個の比較回路31に接続されている。
【0038】図2の実施例にあっては、光伝送路14に
て、波長1.53μm及び波長1.66μmのレ−ザ光
はガスGに吸収されて減衰され、もう一つのレ−ザ光は
ほとんど減衰されない。これらのレ−ザ光は、分光装置
29により分光されて各々別の光検出装置23で処理さ
れることになる。即ち、受光手段22において単独の波
長の光成分を分別抽出するために分光装置29を設けた
もので、この代わりに電気的な変調、復調が不要となっ
たものである。また、アセチレン、メタンのどちらの吸
収スペクトルにも属さない赤外レ−ザ光が測定の基準信
号として使用され、比較回路31でそれぞれの波長の検
出結果が比較される。これにより、光ファイバ10、1
1の経時変化や光伝送路14を形成する光ファイバ10
(12)、11(13)の端面に付着する汚れ等による
伝送ロスが測定に与える影響を補正することができると
共にガス濃度の絶対値等の算出をするための正確な測定
が可能となる。
て、波長1.53μm及び波長1.66μmのレ−ザ光
はガスGに吸収されて減衰され、もう一つのレ−ザ光は
ほとんど減衰されない。これらのレ−ザ光は、分光装置
29により分光されて各々別の光検出装置23で処理さ
れることになる。即ち、受光手段22において単独の波
長の光成分を分別抽出するために分光装置29を設けた
もので、この代わりに電気的な変調、復調が不要となっ
たものである。また、アセチレン、メタンのどちらの吸
収スペクトルにも属さない赤外レ−ザ光が測定の基準信
号として使用され、比較回路31でそれぞれの波長の検
出結果が比較される。これにより、光ファイバ10、1
1の経時変化や光伝送路14を形成する光ファイバ10
(12)、11(13)の端面に付着する汚れ等による
伝送ロスが測定に与える影響を補正することができると
共にガス濃度の絶対値等の算出をするための正確な測定
が可能となる。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以下のごとき優れた効果を発
揮する。
揮する。
【0040】(1)複数の油中ガスを常時監視できるこ
とにより、早期且つ確実にケ−ブル絶縁の劣化を検出で
き、ひいてはケ−ブル破壊事故を未然に防止できる。
とにより、早期且つ確実にケ−ブル絶縁の劣化を検出で
き、ひいてはケ−ブル破壊事故を未然に防止できる。
【0041】(2)監視が自動的にできるようになり、
人的資源が節約される。
人的資源が節約される。
【0042】(3)遠隔監視ができるので、洞道或いは
人孔に点検者が入る必要がない。
人孔に点検者が入る必要がない。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の別の実施例を示すブロック図である。
1 OFケ−ブル 3 接続箱 9 油中ガス分離捕捉手段 10、11 光ファイバ 14 光伝送路 16 発光手段 17、18、27 レ−ザ装置 19、20、28 レ−ザ駆動回路 21 光カプラ 22 受光手段 23 光検出装置 24、25、30 検知回路 26 伝達手段 29 分光装置 31 比較回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大沢 晋 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (72)発明者 安藤 順夫 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電線 株式会社アドバンスリサーチセンタ内
Claims (4)
- 【請求項1】 導体を絶縁油で被覆させてなるOFケ−
ブルにおいて、OFケ−ブルを接続する接続箱等に取り
付けられ絶縁油に含まれる複数の成分からなる油中ガス
を絶縁油より分離して捕捉する油中ガス分離捕捉手段
と、上記油中ガス分離捕捉手段に設けられ捕捉された複
数の成分からなる油中ガスが混在する雰囲気中を透過し
て形成される光伝送路と、上記油中ガスに含まれる複数
の成分の各々の吸収スペクトルに一致する異なる波長を
有する光を生成すると共にこれら異なる波長の光を重畳
させる発光手段と、上記異なる波長が重畳された光より
上記吸収スペクトルに一致する単独の波長の光成分を分
別抽出すると共に光電変換する受光手段と、上記発光手
段及び上記受光手段と上記光伝送路とを結んで光を導く
伝達手段とを備えたことを特徴とするOFケ−ブルの絶
縁油中ガス監視装置。 - 【請求項2】 導体を絶縁油で被覆させてなるOFケ−
ブルにおいて、OFケ−ブルを接続する接続箱等に取り
付けられ絶縁油に含まれる油中ガスを分離して捕捉する
油中ガス分離捕捉手段と、該油中ガス分捕捉手段に外部
より挿通されて設けられ該油中ガス分離捕捉手段内で所
定の間隔を隔てて光学的に結合された一対の光ファイバ
と、絶縁油中から分離された複数の油中ガスのそれぞれ
の赤外吸収スペクトルに等しい波長を持つ複数のレ−ザ
光を生成する複数のレ−ザ装置と、これら複数のレ−ザ
光に対応してそれぞれ所定の値に定められた基準信号を
それぞれ異なる搬送周波数で変調して変調信号を生成す
ると共に該変調信号により上記レ−ザ装置をそれぞれ駆
動する複数のレ−ザ駆動回路と、上記光ファイバの一端
に設けられ上記複数のレ−ザ光を重畳させて注入する光
カプラと、上記光ファイバの他端に設けられ上記複数の
レ−ザ光を電気信号に変換する光検出装置と、上記電気
信号を上記異なる搬送周波数で検波し且つ復調して復調
信号を生成すると共に該復調信号からレ−ザ光の減衰量
を検知する複数の検知回路とを備えたことを特徴とする
OFケ−ブルの絶縁油中ガス監視装置。 - 【請求項3】 導体を絶縁油で被覆させてなるOFケ−
ブルにおいて、OFケ−ブルを接続する接続箱等に取り
付けられ絶縁油に含まれる油中ガスを分離して捕捉する
油中ガス分離捕捉手段と、該油中ガス分離捕捉手段に外
部より挿通されて設けられ該油中ガス分離捕捉手段内で
所定の間隔を隔てて光学的に結合された一対の光ファイ
バと、絶縁油中から分離された複数の油中ガスのそれぞ
れの赤外吸収スペクトルに等しい波長を持つ複数のレ−
ザ光を生成する複数のレ−ザ装置と、該レ−ザ装置を所
定の値に基づいて駆動するレ−ザ駆動回路と、上記光フ
ァイバの一端に設けられ上記複数のレ−ザ光を重畳させ
て注入する光カプラと、上記光ファイバの他端に設けら
れ上記複数のレ−ザ光をそれぞれの波長に分光する分光
装置と、分光された上記複数のレ−ザ光をそれぞれ電気
信号に変換する複数の光検出装置と、上記電気信号より
それぞれのレ−ザ光の減衰量を検知する複数の検知回路
とを備えたことを特徴とするOFケ−ブルの絶縁油中ガ
ス監視装置。 - 【請求項4】 上記複数のレ−ザ装置に併設され上記絶
縁油中から分離された複数の油中ガスに吸収されること
のない波長を持つ基準レ−ザ光を生成するレ−ザ装置
と、上記分光装置により分光された基準レ−ザ光を電気
信号に変換する光検出装置と、上記複数のレ−ザ光から
変換された電気信号と基準レ−ザ光から変換された電気
信号とを比較してそれぞれのレ−ザ光の減衰量を検知す
る比較回路とを備えたたことを特徴とする請求項3記載
のOFケ−ブルの絶縁油中ガス監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23011491A JPH0572123A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | Ofケ−ブルの絶縁油中ガス監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23011491A JPH0572123A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | Ofケ−ブルの絶縁油中ガス監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0572123A true JPH0572123A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=16902792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23011491A Pending JPH0572123A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | Ofケ−ブルの絶縁油中ガス監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0572123A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1991
- 1991-09-10 JP JP23011491A patent/JPH0572123A/ja active Pending
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