JPH0572170B2 - - Google Patents
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- JPH0572170B2 JPH0572170B2 JP60018766A JP1876685A JPH0572170B2 JP H0572170 B2 JPH0572170 B2 JP H0572170B2 JP 60018766 A JP60018766 A JP 60018766A JP 1876685 A JP1876685 A JP 1876685A JP H0572170 B2 JPH0572170 B2 JP H0572170B2
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- Japan
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- zero
- sequence
- relay
- degrees
- processing
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電力系統の保護を行う保護継電シス
テムにおける保護リレー、特に地絡方向リレーの
ための演算(単に、保護リレー演算ともいう)を
実行する方法に関する。
テムにおける保護リレー、特に地絡方向リレーの
ための演算(単に、保護リレー演算ともいう)を
実行する方法に関する。
第4図は、一般的な地絡方向リレーの構成を示
すブロツク図、第5図は、地絡方向リレーの位相
特性を示す特性図、第6図は、一般的な地絡方向
リレー演算方法を示すフローチヤートである。
すブロツク図、第5図は、地絡方向リレーの位相
特性を示す特性図、第6図は、一般的な地絡方向
リレー演算方法を示すフローチヤートである。
一般に、地絡方向リレーは、例えば第4図に示
される如く、変流器1、変圧器2、過電流保護リ
レー3、方向判別リレー4、過電圧保護リレー
5、アンドゲート6およびタイマ7等より構成さ
れる。
される如く、変流器1、変圧器2、過電流保護リ
レー3、方向判別リレー4、過電圧保護リレー
5、アンドゲート6およびタイマ7等より構成さ
れる。
変流器1、変圧器2は、それぞれ保護系統の零
相電流、零相電圧を検出する。過電流保護リレー
3、過電圧保護リレー5は、変流器1、変圧器2
を介して検出される零相電流、零相電圧がそれぞ
れ所定の設定値を超えたとき出力を出す。方向判
別リレー4は、変流器1により検出された零相電
流と変圧器2により検出された零相電圧との積に
より方向判別を行うもので、例えば第5図に、
V0として示される零相電圧に対し、これと所定
位相0の関係にある零相電流成分I0の方向判別を
行うべく、零相電流と零相電圧の積を演算するも
のである。
相電流、零相電圧を検出する。過電流保護リレー
3、過電圧保護リレー5は、変流器1、変圧器2
を介して検出される零相電流、零相電圧がそれぞ
れ所定の設定値を超えたとき出力を出す。方向判
別リレー4は、変流器1により検出された零相電
流と変圧器2により検出された零相電圧との積に
より方向判別を行うもので、例えば第5図に、
V0として示される零相電圧に対し、これと所定
位相0の関係にある零相電流成分I0の方向判別を
行うべく、零相電流と零相電圧の積を演算するも
のである。
アンドゲート6は、これら各リレー3〜5から
の出力に対して論理積演算を行い、これら出力の
全てが一致したとき、タイマ7を介して出力して
図示せざる回路を遮断するなどして、系統の保護
動作を行う。
の出力に対して論理積演算を行い、これら出力の
全てが一致したとき、タイマ7を介して出力して
図示せざる回路を遮断するなどして、系統の保護
動作を行う。
以上、述べたごとく、地絡方向リレーは、過電
流保護リレー3、過電圧保護リレー5、及び方向
判別リレー4の三者により構成され、成り立つも
のである。
流保護リレー3、過電圧保護リレー5、及び方向
判別リレー4の三者により構成され、成り立つも
のである。
以上は、演算装置を用いないタイプの保護リレ
ーの場合であるが、演算装置を備えた保護リレー
では、上記の如き処理がソフトウエア演算によつ
て実現される。すなわち、第6図に示されるよう
に、電力系統から取り込んだ入力電流(零相電
流)、入力電圧(零相電圧)についてデイジタル
的なフイルタ処理(ノイズを除去して、50Hzなら
50Hz成分のみを取り出す処理)を行つた後(参
照)、その入力電流と入力電圧の積を用いて行う
方向判別演算、入力電流を用いて行う地絡過電
流演算及び入力電圧を用いて行う地絡過電圧演
算を行い、その全体で、地絡方向リレー演算が
行われたことになるわけである。
ーの場合であるが、演算装置を備えた保護リレー
では、上記の如き処理がソフトウエア演算によつ
て実現される。すなわち、第6図に示されるよう
に、電力系統から取り込んだ入力電流(零相電
流)、入力電圧(零相電圧)についてデイジタル
的なフイルタ処理(ノイズを除去して、50Hzなら
50Hz成分のみを取り出す処理)を行つた後(参
照)、その入力電流と入力電圧の積を用いて行う
方向判別演算、入力電流を用いて行う地絡過電
流演算及び入力電圧を用いて行う地絡過電圧演
算を行い、その全体で、地絡方向リレー演算が
行われたことになるわけである。
ところで、このような演算を行うためには、系
統周波数に同期したサンプリング周期で系統入力
(電流、電圧)を順次サンプリングして零相電流
と零相電圧の各サンプル値を得ることが必要であ
り、系統入力である正弦波入力を、専ら電気角30
度毎、90度毎にサンプリングしてサンプル値を得
る方法がとられている。
統周波数に同期したサンプリング周期で系統入力
(電流、電圧)を順次サンプリングして零相電流
と零相電圧の各サンプル値を得ることが必要であ
り、系統入力である正弦波入力を、専ら電気角30
度毎、90度毎にサンプリングしてサンプル値を得
る方法がとられている。
前者は30度サンプル方式、後者は90度サンプル
方式と呼ばれ、それぞれ系統入力の平均値、実効
値相当の値を求める演算が行われることから、平
均値演算方式、実効値演算方式とも呼ばれる。第
6図は前者の例であり、電気角30度毎に起動され
る。因に、電気角30度は(1/12)サイクルである
から、系統周波数を50Hzとすれば電気角30度毎と
は、(5/3)=1.6mS毎ということになる。
方式と呼ばれ、それぞれ系統入力の平均値、実効
値相当の値を求める演算が行われることから、平
均値演算方式、実効値演算方式とも呼ばれる。第
6図は前者の例であり、電気角30度毎に起動され
る。因に、電気角30度は(1/12)サイクルである
から、系統周波数を50Hzとすれば電気角30度毎と
は、(5/3)=1.6mS毎ということになる。
以上述べたように、第6図に示される地絡方向
リレー演算は、30度サンプル形(平均値演算形)
の保護リレー演算であり、〜の全ての演算処
理を、一つの起動タイミングで起動された同一の
処理系統に沿つて、直列形式で実行するものであ
るから、単一入力形の保護リレー演算に比較する
と、その約3倍の演算要処理時間が必要となる。
リレー演算は、30度サンプル形(平均値演算形)
の保護リレー演算であり、〜の全ての演算処
理を、一つの起動タイミングで起動された同一の
処理系統に沿つて、直列形式で実行するものであ
るから、単一入力形の保護リレー演算に比較する
と、その約3倍の演算要処理時間が必要となる。
しかも、かかる保護リレー演算は、保護系統の
数とその相数に応じて多数回行われ、かつ第6図
に示す如き、各相毎の保護リレー演算は、1回の
サンプリング周期内に完了させておくことが必要
であるため、保護の対象である系統や相の数を多
くしようとすると、大容量の演算装置が必要とな
つてコスト高になるという問題があり、他方、比
較的小容量で安価な演算装置を用いるとすると、
保護の対象となる系統数や相数が少なくなるとい
う問題がある。
数とその相数に応じて多数回行われ、かつ第6図
に示す如き、各相毎の保護リレー演算は、1回の
サンプリング周期内に完了させておくことが必要
であるため、保護の対象である系統や相の数を多
くしようとすると、大容量の演算装置が必要とな
つてコスト高になるという問題があり、他方、比
較的小容量で安価な演算装置を用いるとすると、
保護の対象となる系統数や相数が少なくなるとい
う問題がある。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決し、比
較的小容量で安価な演算装置を用いながら、保護
の対象となる系統数や相数を多くすることのでき
る保護リレー演算の実行方法を提供することを目
的とする。
較的小容量で安価な演算装置を用いながら、保護
の対象となる系統数や相数を多くすることのでき
る保護リレー演算の実行方法を提供することを目
的とする。
上記目的達成のため、本発明では、電力系統の
零相電流、零相電圧を互いに異なるタイミングで
検出処理して零相電流値、零相電圧値を得るとと
もに、該零相電流値と該零相電圧値との積を演算
し、前記零相電流値に基づく地絡過電流リレー演
算、前記零相電圧値に基づく地絡過電圧リレー演
算および前記積に基づく方向判別リレー演算を行
い、それぞれの演算がすべて成立するとき、地絡
方向リレー演算が成立したとして出力を発生する
保護リレー演算の実行方法において、 前記零相電流を検出処理して零相電流値を得た
後リターンする処理を90度に電気角周期をもつて
繰り返し実行する第1の処理ループと、 前記零相電圧を検出処理して零相電圧値を得た
後、前記第1の処理ループにおいて得た前記零相
電流値を取込み、該零相電流値と前記零相電圧値
との積を演算した後リターンする処理を、繰り返
し実行される前記第1の処理ループの、1回おき
のものに対して、電気角で60度位相をずらしたタ
イミングでスタートして、180度の電気角周期を
もつて繰り返し実行する第2の処理ループと、 前記零相電圧を検出処理して零相電圧値を得た
後、前記第1の処理ループにおいて前記零相電流
値を取込み、該零相電流値と前記零相電圧値との
積を演算した後、地絡過電流、地絡過電圧、及び
方向判別の各リレー演算の全体から成る前記地絡
方向リレー演算を行い、その後リターンする処理
を、繰り返し実行される前記第1の処理ループ
の、残りの1回おきのものに対して、電気角で60
度位相をずらしたタイミングでスタートして、
180度の電気角周期をもつて繰り返し実行する第
3の処理ループと、 を1相分として含んで成る保護リレー演算の実行
方法を提案した。
零相電流、零相電圧を互いに異なるタイミングで
検出処理して零相電流値、零相電圧値を得るとと
もに、該零相電流値と該零相電圧値との積を演算
し、前記零相電流値に基づく地絡過電流リレー演
算、前記零相電圧値に基づく地絡過電圧リレー演
算および前記積に基づく方向判別リレー演算を行
い、それぞれの演算がすべて成立するとき、地絡
方向リレー演算が成立したとして出力を発生する
保護リレー演算の実行方法において、 前記零相電流を検出処理して零相電流値を得た
後リターンする処理を90度に電気角周期をもつて
繰り返し実行する第1の処理ループと、 前記零相電圧を検出処理して零相電圧値を得た
後、前記第1の処理ループにおいて得た前記零相
電流値を取込み、該零相電流値と前記零相電圧値
との積を演算した後リターンする処理を、繰り返
し実行される前記第1の処理ループの、1回おき
のものに対して、電気角で60度位相をずらしたタ
イミングでスタートして、180度の電気角周期を
もつて繰り返し実行する第2の処理ループと、 前記零相電圧を検出処理して零相電圧値を得た
後、前記第1の処理ループにおいて前記零相電流
値を取込み、該零相電流値と前記零相電圧値との
積を演算した後、地絡過電流、地絡過電圧、及び
方向判別の各リレー演算の全体から成る前記地絡
方向リレー演算を行い、その後リターンする処理
を、繰り返し実行される前記第1の処理ループ
の、残りの1回おきのものに対して、電気角で60
度位相をずらしたタイミングでスタートして、
180度の電気角周期をもつて繰り返し実行する第
3の処理ループと、 を1相分として含んで成る保護リレー演算の実行
方法を提案した。
本発明によれば、地絡方向リレー演算におい
て、従来は電気角30度周期で実行していたのに対
して、180度の電気角周期で実行することになる
ため、要処理時間または処理内容を、従来のそれ
の(1/6)に軽減することができる。また、電流
検出処理、電圧検出処理および電流・電圧の積を
求める演算処理において、本発明では、90度の電
気角周期で実行するため、要処理時間または処理
内容を、電気角30度の周期で行う従来のそれに比
較して(1/3)に軽減することができる。
て、従来は電気角30度周期で実行していたのに対
して、180度の電気角周期で実行することになる
ため、要処理時間または処理内容を、従来のそれ
の(1/6)に軽減することができる。また、電流
検出処理、電圧検出処理および電流・電圧の積を
求める演算処理において、本発明では、90度の電
気角周期で実行するため、要処理時間または処理
内容を、電気角30度の周期で行う従来のそれに比
較して(1/3)に軽減することができる。
換言すれば、その分だけ、小容量で安価な演算
装置を用いることが可能となり、或いは容量およ
びコストの点で同じ演算装置を用いるとすれば、
その分だけ、保護の対象となる系統数や相数を多
くすることができるわけである。
装置を用いることが可能となり、或いは容量およ
びコストの点で同じ演算装置を用いるとすれば、
その分だけ、保護の対象となる系統数や相数を多
くすることができるわけである。
第1図は、本発明の一実施例を示すフローチヤ
ート、第2図は、第1図の実施例における各種動
作の実行タイミングを示すためのタイミング図で
ある。
ート、第2図は、第1図の実施例における各種動
作の実行タイミングを示すためのタイミング図で
ある。
第1図を参照する。本実施例では、系統から零
相電流をサンプリングして取り込む処理を実行
するだけの処理ループAと、 系統から零相電圧をサンプリングして取り込む
処理、前記処理ループAで取り込んだ零相電流
と処理で取り込んだ零相電圧との積を求める処
理、続いて地絡方向リレー演算を行う処理,
,を実行する処理ループ(CとD)と、 系統から零相電圧をサンプリングして取り込む
処理、前記処理ループAで取り込んだ零相電流
と処理で取り込んだ零相電圧との積を求める処
理を実行する処理ループ(CとE)と、に分け
て保護リレー演算を実行している。
相電流をサンプリングして取り込む処理を実行
するだけの処理ループAと、 系統から零相電圧をサンプリングして取り込む
処理、前記処理ループAで取り込んだ零相電流
と処理で取り込んだ零相電圧との積を求める処
理、続いて地絡方向リレー演算を行う処理,
,を実行する処理ループ(CとD)と、 系統から零相電圧をサンプリングして取り込む
処理、前記処理ループAで取り込んだ零相電流
と処理で取り込んだ零相電圧との積を求める処
理を実行する処理ループ(CとE)と、に分け
て保護リレー演算を実行している。
従来は、〜の処理を直列に1つの処理ルー
プで実行することとして、それを電気角30度毎に
繰り返していたので、処理負荷が重く、要処理時
間も長かつたわけであるが、本実施例では、処理
ループAと、処理ループ(CとD)と、処理ルー
プ(CとE)と、に分け、処理ループAは電気角
90度の周期で、処理ループ(CとD)と、処理ル
ープ(CとE)と、はそれぞれ電気角180度の周
期で、実行することとしたので、処理負荷も軽
く、要処理時間も短くなつている。
プで実行することとして、それを電気角30度毎に
繰り返していたので、処理負荷が重く、要処理時
間も長かつたわけであるが、本実施例では、処理
ループAと、処理ループ(CとD)と、処理ルー
プ(CとE)と、に分け、処理ループAは電気角
90度の周期で、処理ループ(CとD)と、処理ル
ープ(CとE)と、はそれぞれ電気角180度の周
期で、実行することとしたので、処理負荷も軽
く、要処理時間も短くなつている。
なお、第1図において、処理ループBと処理ル
ープE(特に処理ループB)は、ループとして図
示はされているが、実際は遊んでいるわけで、本
実施例においては意味を持たないように見える
(事実、その通りであるが)。
ープE(特に処理ループB)は、ループとして図
示はされているが、実際は遊んでいるわけで、本
実施例においては意味を持たないように見える
(事実、その通りであるが)。
しかし本実施例が1相分を対象としているのに
対して、保護対象を複数(複数系統、多相)にし
て、各保護対象それぞれのフローチヤートを対称
(同一)にして相互に組み合わせることによつて、
A,B,(CとD),(CとE)の四つの処理ルー
プを、同じ処理負荷にしようとするとき、第1図
では遊んでいる処理ループBと処理ループEが有
効になる。この場合の実施例については、後で第
3図を参照して説明するが、1相分としては、処
理ループBは不要である。
対して、保護対象を複数(複数系統、多相)にし
て、各保護対象それぞれのフローチヤートを対称
(同一)にして相互に組み合わせることによつて、
A,B,(CとD),(CとE)の四つの処理ルー
プを、同じ処理負荷にしようとするとき、第1図
では遊んでいる処理ループBと処理ループEが有
効になる。この場合の実施例については、後で第
3図を参照して説明するが、1相分としては、処
理ループBは不要である。
第1図、第2図を再び参照して、以下、本実施
例について具体的に説明してゆく。
例について具体的に説明してゆく。
第1図において、リングカウンタの切り換え
動作により、処理ルートAは、90度の電気角周期
をもつて繰り返し実行される。また処理ルート
(CとDの直列)は、180度の電気角周期をもつて
繰り返し実行されるのであるが、処理ルートA
の、90度の電気角周期をもつて繰り返し実行され
る中の一つおきのもの(つまり1回おきの処理ル
ートA)、に対して電気角で60度位相をずらした
タイミングでスタートするようにリングカウンタ
,の切り換えが機能する。
動作により、処理ルートAは、90度の電気角周期
をもつて繰り返し実行される。また処理ルート
(CとDの直列)は、180度の電気角周期をもつて
繰り返し実行されるのであるが、処理ルートA
の、90度の電気角周期をもつて繰り返し実行され
る中の一つおきのもの(つまり1回おきの処理ル
ートA)、に対して電気角で60度位相をずらした
タイミングでスタートするようにリングカウンタ
,の切り換えが機能する。
そして処理ルート(CとEの直列)も、180度
の電気角周期をもつて繰り返し実行されるのであ
るが、処理ルートAの、90度の電気角周期をもつ
て繰り返し実行される中の、残りの一つおきのも
の(つまり先に1回おきにとつた残りの1回おき
の処理ルートA)、に対して電気角で60度位相を
ずらしたタイミングでスタートするようにリング
カウンタ,の切り換えが機能する。
の電気角周期をもつて繰り返し実行されるのであ
るが、処理ルートAの、90度の電気角周期をもつ
て繰り返し実行される中の、残りの一つおきのも
の(つまり先に1回おきにとつた残りの1回おき
の処理ルートA)、に対して電気角で60度位相を
ずらしたタイミングでスタートするようにリング
カウンタ,の切り換えが機能する。
次に第2図を併せ参照して更に具体的に説明す
る。
る。
いま、系統の零相電流が零相電圧に対して60度
進んでいる場合(最大感度角が60度の場合;第5
図の0=60度の場合)について考える。このと
き、系統の電流、電圧を同相としてこれが第2図
イの如く表わされるものとし、入力電流のデイジ
タルフイルタ演算が、ルートAで第2図ハに示
すタイミングで行われるものとすると、入力電圧
のデイジタルフイルタ演算および電流・電圧積
演算(方向判定演算)は、ルートAよりも電気
角で60度遅れたルートCにて、第2図ロ,ニに示
すタイミングで実行される。
進んでいる場合(最大感度角が60度の場合;第5
図の0=60度の場合)について考える。このと
き、系統の電流、電圧を同相としてこれが第2図
イの如く表わされるものとし、入力電流のデイジ
タルフイルタ演算が、ルートAで第2図ハに示
すタイミングで行われるものとすると、入力電圧
のデイジタルフイルタ演算および電流・電圧積
演算(方向判定演算)は、ルートAよりも電気
角で60度遅れたルートCにて、第2図ロ,ニに示
すタイミングで実行される。
なお、電流・電圧積演算(方向判定演算)で
は、現時点の電流データVoと、60度分だけ過去
の電流データio-2(処理ループAので既に得ら
れているので、それを取り込んできて用いる)と
の積が演算され、方向判定リレー演算のための
データ作成が行われる。こうして得られた電流、
電圧および電流・電圧積データにもとづいて、地
絡過電流リレー演算、地絡過電圧リレー演算
および方向判定リレー演算を含む地絡方向リレ
ー演算が、第2図ホ,ヘおよびトに示すタイミン
グで行われる。
は、現時点の電流データVoと、60度分だけ過去
の電流データio-2(処理ループAので既に得ら
れているので、それを取り込んできて用いる)と
の積が演算され、方向判定リレー演算のための
データ作成が行われる。こうして得られた電流、
電圧および電流・電圧積データにもとづいて、地
絡過電流リレー演算、地絡過電圧リレー演算
および方向判定リレー演算を含む地絡方向リレ
ー演算が、第2図ホ,ヘおよびトに示すタイミン
グで行われる。
つまり、第1図で、A→B→C(D)→A→B
→C(E)なるルートによつて演算が繰り返し実
行されることになり、ルートDの,,で示
される地絡方向リレー演算は、電気角180度の周
期で行われることとなるため、電気角30度毎に毎
回リレー演算を行う従来方法に比較すると、約1/
6の処理にまで、処理負荷を軽減することができ
る。
→C(E)なるルートによつて演算が繰り返し実
行されることになり、ルートDの,,で示
される地絡方向リレー演算は、電気角180度の周
期で行われることとなるため、電気角30度毎に毎
回リレー演算を行う従来方法に比較すると、約1/
6の処理にまで、処理負荷を軽減することができ
る。
第3図は、本発明の他の実施例を示すフローチ
ヤートである。
ヤートである。
上記のように、第1図に示した実施例によれ
ば、1つの地絡方向リレー演算のための要処理時
間または処理内容を、従来の約1/6に軽減するこ
とができるが、このことは逆に、要処理時間が同
じで良いのならば、6つの保護リレー演算が可能
であるということであり、かかる観点に立つて、
6つの保護リレー演算を実行する実施例を示した
のが第3図である。
ば、1つの地絡方向リレー演算のための要処理時
間または処理内容を、従来の約1/6に軽減するこ
とができるが、このことは逆に、要処理時間が同
じで良いのならば、6つの保護リレー演算が可能
であるということであり、かかる観点に立つて、
6つの保護リレー演算を実行する実施例を示した
のが第3図である。
すわなち、6つの電流演算〜と、6つの電
圧および方向判定(電流・電圧積)演算〜〓〓
を、図示の如き、それぞれの処理ルートX,Y,
Zに配置するとともに、リングカウンタ〜も
配置する。
圧および方向判定(電流・電圧積)演算〜〓〓
を、図示の如き、それぞれの処理ルートX,Y,
Zに配置するとともに、リングカウンタ〜も
配置する。
第1図と第3図を比較すると、第1図では意味
がないと見られた処理ルートBとEが、有効適切
に用いられていることが分かるであろう。第3図
において、リレー67F1に対する1相分の保護
リレー演算の実行ルート(,〓〓,(55))に着目
すると、それは、正に、第1図に示したもの、に
ほかならないことが分かる。第1図に示した如き
1相分の実行ルートが、リレー67F1〜67F6
の6相分だけ、組み合わされて第3図が構成され
ているのである。
がないと見られた処理ルートBとEが、有効適切
に用いられていることが分かるであろう。第3図
において、リレー67F1に対する1相分の保護
リレー演算の実行ルート(,〓〓,(55))に着目
すると、それは、正に、第1図に示したもの、に
ほかならないことが分かる。第1図に示した如き
1相分の実行ルートが、リレー67F1〜67F6
の6相分だけ、組み合わされて第3図が構成され
ているのである。
第7図は、第3図に示す実施例の演算タイミン
グを説明するためのタイミング図であり、第1図
の実施例を実現する演算装置と同じものにて、演
算ルートX,Y,Zは電気角30度のサンプリング
間隔で、90度の電気角周期で行われ、各地絡方向
リレー演算67F1〜67F6は、電気角30度のサ
ンプリング間隔で、180度の電気角周期で行われ
る。
グを説明するためのタイミング図であり、第1図
の実施例を実現する演算装置と同じものにて、演
算ルートX,Y,Zは電気角30度のサンプリング
間隔で、90度の電気角周期で行われ、各地絡方向
リレー演算67F1〜67F6は、電気角30度のサ
ンプリング間隔で、180度の電気角周期で行われ
る。
こうすることにより、電気角30度毎の演算ルー
トX,Y,Zについて、他のリレーに関する電流
演算、電圧演算および電流・電圧積演算が増加す
るが(例えばルートXについては,が増加す
る)、第1図に示される実施例に対して、約6倍
の保護リレー演算が可能となる利点がもたらされ
る。なお、動作時間(復帰)は、第6図に示す従
来方法より若干劣るが、限度となる50mS以内に
は充分に対応することができる。
トX,Y,Zについて、他のリレーに関する電流
演算、電圧演算および電流・電圧積演算が増加す
るが(例えばルートXについては,が増加す
る)、第1図に示される実施例に対して、約6倍
の保護リレー演算が可能となる利点がもたらされ
る。なお、動作時間(復帰)は、第6図に示す従
来方法より若干劣るが、限度となる50mS以内に
は充分に対応することができる。
本発明によれば、各種演算処理を直列的でなく
並列的に順次行うことにより、要処理時間を地絡
方向リレー演算について考えると従来の1/6程度
にまで短縮し得るので、演算装置の負担を軽減す
ることができるばかりでなく、演算装置はそのま
まとすると、保護の対象となる系統数を増やすこ
とができ、保護機能が拡充される利点がもたらさ
れる。
並列的に順次行うことにより、要処理時間を地絡
方向リレー演算について考えると従来の1/6程度
にまで短縮し得るので、演算装置の負担を軽減す
ることができるばかりでなく、演算装置はそのま
まとすると、保護の対象となる系統数を増やすこ
とができ、保護機能が拡充される利点がもたらさ
れる。
第1図は本発明の一実施例を示すフローチヤー
ト、第2図は本発明における各種演算タイミング
を説明するためのタイミング図、第3図は本発明
の他の実施例を示すフローチヤート、第4図は地
絡方向リレーの一般的な構成を示すブロツク図、
第5図は地絡方向リレーの位相特性を示す特性
図、第6図は一般的な地絡方向リレー演算方法を
示すフローチヤート、第7図は第3図に示す実施
例の演算タイミングを説明するためのタイミング
図である。 符号説明、1……変流器、2……変圧器、3…
…過電流保護リレー(OCG),4……方向判別リ
レー(DG),5……過電圧保護リレー、6……
アンドゲート、7……タイマ。
ト、第2図は本発明における各種演算タイミング
を説明するためのタイミング図、第3図は本発明
の他の実施例を示すフローチヤート、第4図は地
絡方向リレーの一般的な構成を示すブロツク図、
第5図は地絡方向リレーの位相特性を示す特性
図、第6図は一般的な地絡方向リレー演算方法を
示すフローチヤート、第7図は第3図に示す実施
例の演算タイミングを説明するためのタイミング
図である。 符号説明、1……変流器、2……変圧器、3…
…過電流保護リレー(OCG),4……方向判別リ
レー(DG),5……過電圧保護リレー、6……
アンドゲート、7……タイマ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電力系統の零相電流、零相電圧を互いに異な
るタイミングで検出処理して零相電流値、零相電
圧値を得るとともに、該零相電流値と該零相電圧
値との積を演算し、前記零相電流値に基づく地絡
過電流リレー演算、前記零相電圧値に基づく地絡
過電流リレー演算および前記積に基づく方向判別
リレー演算を行い、それぞれの演算がすべて成立
するとき、地絡方向リレー演算が成立したとして
出力を発生する保護リレー演算の実行方法におい
て、 前記零相電流を検出処理して零相電流値を得た
後リターンする処理を90度の電気角周期をもつて
繰り返し実行する第1の処理ループと、 前記零相電圧を検出処理して零相電圧値を得た
後、前記第1の処理ループにおいて得た前記零相
電流値を取込み、該零相電流値と前記零相電圧値
との積を演算した後リターンする処理を、繰り返
し実行される前記第1の処理ループの、1回おき
のものに対して、電気角で60度位相をずらしたタ
イミングでスタートして、180度の電気角周期を
もつて繰り返し実行する第2の処理ループと、 前記零相電圧を検出処理して零相電圧値を得た
後、前記第1の処理ループにおいて得た前記零相
電流値を取込み、該零相電流値と前記零相電圧値
との積を演算した後、地絡過電流、地絡過電圧、
及び方向判別の各リレー演算の全体から成る前記
地絡方向リレー演算を行い、その後リターンする
処理を、繰り返し実行される前記第1の処理ルー
プの、残りの1回おきのものに対して、電気角で
60度位相をずらしたタイミングでスタートして、
180度の電気角周期をもつて繰り返し実行する第
3の処理ループと、 を1相分として少なくとも含んで成ることを特徴
とする保護リレー演算の実行方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1876685A JPS61180525A (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 | 保護リレー演算の実行方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1876685A JPS61180525A (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 | 保護リレー演算の実行方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61180525A JPS61180525A (ja) | 1986-08-13 |
| JPH0572170B2 true JPH0572170B2 (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=11980761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1876685A Granted JPS61180525A (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 | 保護リレー演算の実行方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61180525A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63144714A (ja) * | 1986-12-09 | 1988-06-16 | エナジーサポート株式会社 | 地絡保護継電器 |
| JPS63144717A (ja) * | 1986-12-09 | 1988-06-16 | エナジーサポート株式会社 | 地絡保護継電器 |
| JP3074347B2 (ja) * | 1988-03-07 | 2000-08-07 | 株式会社日立製作所 | デジタル保護リレー装置 |
| JP2509889B2 (ja) * | 1988-08-30 | 1996-06-26 | 富士電機株式会社 | 保護継電装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS573516A (en) * | 1980-06-04 | 1982-01-09 | Hitachi Ltd | Method of processing digital relay |
-
1985
- 1985-02-04 JP JP1876685A patent/JPS61180525A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61180525A (ja) | 1986-08-13 |
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