JPH0572256A - ケーブルの部分放電測定方法 - Google Patents
ケーブルの部分放電測定方法Info
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- JPH0572256A JPH0572256A JP23751491A JP23751491A JPH0572256A JP H0572256 A JPH0572256 A JP H0572256A JP 23751491 A JP23751491 A JP 23751491A JP 23751491 A JP23751491 A JP 23751491A JP H0572256 A JPH0572256 A JP H0572256A
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- Japan
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- partial discharge
- sheath
- cable
- power cable
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- Testing Relating To Insulation (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ケーブルの絶縁や気密構造等を改善する必要
がなく、構造が簡単な部分放電検出器を用いて、精度よ
く部分放電の位置評定を行い、電力ケーブルの活線状態
下で発生する絶縁破壊事故を未然に防止する。 【構成】 電力ケーブル10の終端接続部と、中間部分
にシース11を電気的に絶縁するシース絶縁部12,1
3が設けられ、活線状態下及び試験状態下で前記電力ケ
ーブル10からの部分放電を測定するケーブルの部分放
電測定方法において、電力ケーブル10の外部に、複数
のシース絶縁部12,13からシースに分波され、伝搬
する部分放電パルスを検出するバランからなる検出器1
4を設け、該シース絶縁部12,13から伝搬し、検出
器14で検出された部分放電パルスの到達時間差から部
分放電パルスの発生位置を、算出・評定する。
がなく、構造が簡単な部分放電検出器を用いて、精度よ
く部分放電の位置評定を行い、電力ケーブルの活線状態
下で発生する絶縁破壊事故を未然に防止する。 【構成】 電力ケーブル10の終端接続部と、中間部分
にシース11を電気的に絶縁するシース絶縁部12,1
3が設けられ、活線状態下及び試験状態下で前記電力ケ
ーブル10からの部分放電を測定するケーブルの部分放
電測定方法において、電力ケーブル10の外部に、複数
のシース絶縁部12,13からシースに分波され、伝搬
する部分放電パルスを検出するバランからなる検出器1
4を設け、該シース絶縁部12,13から伝搬し、検出
器14で検出された部分放電パルスの到達時間差から部
分放電パルスの発生位置を、算出・評定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、活線状態又は試験状態
にある電力ケーブルの絶縁劣化の程度を評価するための
ケーブルの部分放電測定方法に関する。
にある電力ケーブルの絶縁劣化の程度を評価するための
ケーブルの部分放電測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CVケーブル等の電力ケーブルの絶縁破
壊の主要な原因には、外傷や施工不良及び活線状態の電
力ケーブルに生じた(水トリーなどの)欠陥等がある。
外傷や施工不良では、ある大きさの部分放電が発生し、
やがてこの部分絶縁破壊部(電気トリーと呼ぶ)が進展
し、ケーブルの全路破壊に至る。水トリー部やケーブル
内部の微細欠陥からの破壊も、同様に部分絶縁破壊を起
こしながら、最終的には全路破壊につながるのであり、
ケーブル破壊前には必ず、部分放電電流が流れる。
壊の主要な原因には、外傷や施工不良及び活線状態の電
力ケーブルに生じた(水トリーなどの)欠陥等がある。
外傷や施工不良では、ある大きさの部分放電が発生し、
やがてこの部分絶縁破壊部(電気トリーと呼ぶ)が進展
し、ケーブルの全路破壊に至る。水トリー部やケーブル
内部の微細欠陥からの破壊も、同様に部分絶縁破壊を起
こしながら、最終的には全路破壊につながるのであり、
ケーブル破壊前には必ず、部分放電電流が流れる。
【0003】また、OFケーブルや管路気中(GIL)
ケーブルにおいても、油やSF6 等の主絶縁部分のみな
らず、接続部、絶縁支持物等の複合絶縁部分に欠陥があ
った場合や金属片等により部分放電が生じることがあ
る。従って、部分放電測定は、電力ケーブルの絶縁評価
手法として非常に重要である。このような内部部分放電
を発生位置評定方法としては、従来より種々の方法があ
り、その代表的なものに部分放電パルスの反射や伝搬速
度を測定し、これらからその発生位置を算定する方法が
あった。これは、ケーブル内部を伝搬してくる部分放電
パルスを測定し、位置評定する手法である。
ケーブルにおいても、油やSF6 等の主絶縁部分のみな
らず、接続部、絶縁支持物等の複合絶縁部分に欠陥があ
った場合や金属片等により部分放電が生じることがあ
る。従って、部分放電測定は、電力ケーブルの絶縁評価
手法として非常に重要である。このような内部部分放電
を発生位置評定方法としては、従来より種々の方法があ
り、その代表的なものに部分放電パルスの反射や伝搬速
度を測定し、これらからその発生位置を算定する方法が
あった。これは、ケーブル内部を伝搬してくる部分放電
パルスを測定し、位置評定する手法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な部分放電の測定方法では、ケーブル内部を伝搬してく
る部分放電パルスのみから位置評定を実施するため、導
体部分が露出している終端接続部か、又はケーブル内部
や中間接続部に、特別に部分放電検出器を設置する必要
がある。このためには、ケーブルの絶縁や気密構造等を
改善する必要があり、このためケーブルや接続部の構造
が複雑になると共に、製作コストが高くなるという問題
点があった。
な部分放電の測定方法では、ケーブル内部を伝搬してく
る部分放電パルスのみから位置評定を実施するため、導
体部分が露出している終端接続部か、又はケーブル内部
や中間接続部に、特別に部分放電検出器を設置する必要
がある。このためには、ケーブルの絶縁や気密構造等を
改善する必要があり、このためケーブルや接続部の構造
が複雑になると共に、製作コストが高くなるという問題
点があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、ケーブルの絶縁や気密構造等を改善する必要がな
く、構造が簡単な部分放電検出器を用いて、精度よく部
分放電の位置評定を行うことができるケーブルの部分放
電測定方法を提供することを目的とする。
で、ケーブルの絶縁や気密構造等を改善する必要がな
く、構造が簡単な部分放電検出器を用いて、精度よく部
分放電の位置評定を行うことができるケーブルの部分放
電測定方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、電力ケーブルの終端接続部と、中間部
分にシースを電気的に絶縁するシース絶縁部が設けら
れ、活線状態下及び試験状態下で前記電力ケーブルから
の部分放電を測定するケーブルの部分放電測定方法にお
いて、前記電力ケーブルの外部に、複数の前記シース絶
縁部からシースに分波され、伝搬する部分放電パルスを
検出する検出手段を設け、前記伝搬する部分放電パルス
の到達時間差に応じて部分放電パルスの発生位置を評定
するケーブルの部分放電測定方法が提供される。
に、本発明では、電力ケーブルの終端接続部と、中間部
分にシースを電気的に絶縁するシース絶縁部が設けら
れ、活線状態下及び試験状態下で前記電力ケーブルから
の部分放電を測定するケーブルの部分放電測定方法にお
いて、前記電力ケーブルの外部に、複数の前記シース絶
縁部からシースに分波され、伝搬する部分放電パルスを
検出する検出手段を設け、前記伝搬する部分放電パルス
の到達時間差に応じて部分放電パルスの発生位置を評定
するケーブルの部分放電測定方法が提供される。
【0007】
【作用】電力ケーブルの外部に検出手段を設けて、シー
スに分波される部分放電パルスを検出し、その到達時間
差から部分放電発生位置を算出する。従って、部分放電
パルスの検出が容易になり、電力ケーブルの部分放電発
生位置を高精度で測定することが可能になった。
スに分波される部分放電パルスを検出し、その到達時間
差から部分放電発生位置を算出する。従って、部分放電
パルスの検出が容易になり、電力ケーブルの部分放電発
生位置を高精度で測定することが可能になった。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図3の図面に基づ
き詳細に説明する。図1は、本発明に係る部分放電測定
方法の原理を説明するための原理図である。図におい
て、電力ケーブル10は、終端接続部と、中間部分にシ
ース11が電気的に絶縁されたシース絶縁部(CVケー
ブルでは、絶縁接続部、GILケーブルでは、スペーサ
ーの絶縁フランジ部がこれに相当する。)12,13を
有しており、各シース絶縁部12,13とは長さLの間
隔で設置されている。また、電力ケーブル10では、図
中のA点で部分放電が発生したものとする。上記部分放
電パルスは、ケーブル10内部をそれぞれ左右に伝搬
し、シース絶縁部12,13に達すると、上記パルス信
号の一部が分波され、シース11側(通常はシース−大
地間)をそれぞれ左右に伝搬する。
き詳細に説明する。図1は、本発明に係る部分放電測定
方法の原理を説明するための原理図である。図におい
て、電力ケーブル10は、終端接続部と、中間部分にシ
ース11が電気的に絶縁されたシース絶縁部(CVケー
ブルでは、絶縁接続部、GILケーブルでは、スペーサ
ーの絶縁フランジ部がこれに相当する。)12,13を
有しており、各シース絶縁部12,13とは長さLの間
隔で設置されている。また、電力ケーブル10では、図
中のA点で部分放電が発生したものとする。上記部分放
電パルスは、ケーブル10内部をそれぞれ左右に伝搬
し、シース絶縁部12,13に達すると、上記パルス信
号の一部が分波され、シース11側(通常はシース−大
地間)をそれぞれ左右に伝搬する。
【0009】電力ケーブル10の外部近傍には、検出器
14が設けられており、上記シース絶縁部12,13で
分波したシース分波信号の一部は、シース11側を伝搬
し、それぞれ検出器14に到達し、ここで検出される。
なお、上記検出器14は、負の信号が右側から入力する
場合の極性が正に、左側から入力する場合の極性が負に
設定されている。
14が設けられており、上記シース絶縁部12,13で
分波したシース分波信号の一部は、シース11側を伝搬
し、それぞれ検出器14に到達し、ここで検出される。
なお、上記検出器14は、負の信号が右側から入力する
場合の極性が正に、左側から入力する場合の極性が負に
設定されている。
【0010】ここで、部分放電パルス信号が正のパルス
の場合、シース絶縁部12で分波された信号は、一般的
に反射してくる波は、負極性で、通過していく波は、正
極性である。また、上記シース分波信号が検出器14に
到達する時間をそれぞれt1,t2 とし、シース絶縁部
13とA点の距離をx、シース絶縁部13と検出器14
の距離をyとすると、図中、左側に伝搬し、シース11
側を戻ってくるシース分波信号の到達時間t1 は、 t1 =(L−x)/vc +(L−y)/vs …(1) 右側を伝搬し、シース11側を戻ってくるシース分波信
号の到達時間t2 は、 t2 =x/vc +y/vs …(2) 但し、vc は導体側(導体−シース間)の伝搬速度 vs はシース側(シース−大地間)の伝搬速度である。
の場合、シース絶縁部12で分波された信号は、一般的
に反射してくる波は、負極性で、通過していく波は、正
極性である。また、上記シース分波信号が検出器14に
到達する時間をそれぞれt1,t2 とし、シース絶縁部
13とA点の距離をx、シース絶縁部13と検出器14
の距離をyとすると、図中、左側に伝搬し、シース11
側を戻ってくるシース分波信号の到達時間t1 は、 t1 =(L−x)/vc +(L−y)/vs …(1) 右側を伝搬し、シース11側を戻ってくるシース分波信
号の到達時間t2 は、 t2 =x/vc +y/vs …(2) 但し、vc は導体側(導体−シース間)の伝搬速度 vs はシース側(シース−大地間)の伝搬速度である。
【0011】ここで、到達時間Δtは、Δt=t1 −t
2 だから、式(1) −(2) より、 Δt=(L−2x)/vc +(L−2y)/vs …(3) で表される。すなわち、xは、 x=1/2{L−vc Δt+(L−2y)vc /vs } …(4) 式(4) よりvc ,vs は、事前に測定しておくことがで
きるし、L,yは、実測可能なため、Δtが測定できれ
ば、発生位置xが算出可能となる。
2 だから、式(1) −(2) より、 Δt=(L−2x)/vc +(L−2y)/vs …(3) で表される。すなわち、xは、 x=1/2{L−vc Δt+(L−2y)vc /vs } …(4) 式(4) よりvc ,vs は、事前に測定しておくことがで
きるし、L,yは、実測可能なため、Δtが測定できれ
ば、発生位置xが算出可能となる。
【0012】また、yが「0」又は「L」の時は、シー
ス絶縁部に検出器を取り付けた場合であり、yが「L/
2」の時は、中央部に検出器を取り付けた場合となる。
なお、yが「L/2」の時、xは、 x=1/2(L−vc Δt) …(5) という式になり、算出が簡単になるという効果がある。
これは、シース側を伝搬してくる波の伝搬時間が左右等
しくなるためである。
ス絶縁部に検出器を取り付けた場合であり、yが「L/
2」の時は、中央部に検出器を取り付けた場合となる。
なお、yが「L/2」の時、xは、 x=1/2(L−vc Δt) …(5) という式になり、算出が簡単になるという効果がある。
これは、シース側を伝搬してくる波の伝搬時間が左右等
しくなるためである。
【0013】次に、本発明に係る部分放電測定のシステ
ムを検証するための実施例を図2に示す。図において、
本実施例では、長さ200[m]、外径5.8[mm]
の3C−2V同軸ケーブル20を模擬ケーブルとして使
用し、上記同軸ケーブル20の両端に絶縁接続部22,
23を設け、絶縁接続部22,23はシース21を縁切
りしたコネクタを使用し、さらに10[m]のケーブル
30,40を接続した後、上記ケーブル30,40の両
端は75[Ω]の整合抵抗Rでマッチングをとった。ま
た、上記ケーブルには、接地線(銅板)が沿わせてあ
り、導体側の信号の伝搬速度vc は、200[m/μse
c ]、シース側の信号の伝搬速度vs は、215[m/
μsec ]であった。
ムを検証するための実施例を図2に示す。図において、
本実施例では、長さ200[m]、外径5.8[mm]
の3C−2V同軸ケーブル20を模擬ケーブルとして使
用し、上記同軸ケーブル20の両端に絶縁接続部22,
23を設け、絶縁接続部22,23はシース21を縁切
りしたコネクタを使用し、さらに10[m]のケーブル
30,40を接続した後、上記ケーブル30,40の両
端は75[Ω]の整合抵抗Rでマッチングをとった。ま
た、上記ケーブルには、接地線(銅板)が沿わせてあ
り、導体側の信号の伝搬速度vc は、200[m/μse
c ]、シース側の信号の伝搬速度vs は、215[m/
μsec ]であった。
【0014】検出器24は、ケーブル20の中央部(絶
縁接続部22から100[m]の位置)に設置されてい
る。ケーブル20の一方の端部(絶縁接続部23)から
90[m]の位置には、部分放電の模擬として、パルス
ジェネレータ(模擬部分放電パルス発生器)25が接続
され、ケーブル20に正極性模擬放電パルス(立ち上が
り4〜30[ns])を入力するものとし、上記正極性
模擬放電パルスは、絶縁接続部22,23に達すると、
その信号の一部が分波されシース21を伝搬する。
縁接続部22から100[m]の位置)に設置されてい
る。ケーブル20の一方の端部(絶縁接続部23)から
90[m]の位置には、部分放電の模擬として、パルス
ジェネレータ(模擬部分放電パルス発生器)25が接続
され、ケーブル20に正極性模擬放電パルス(立ち上が
り4〜30[ns])を入力するものとし、上記正極性
模擬放電パルスは、絶縁接続部22,23に達すると、
その信号の一部が分波されシース21を伝搬する。
【0015】本発明に係る部分放電測定方法に用いる測
定装置は、検出器24と、アンプ26と、バンドパスフ
ィルタ回路27と、オシロスコープ28と、演算回路
(CPU)29とから構成されている。検出部24は、
1[m]間隔で、2つの金属箔をシース21上に巻き付
け、バランによって上記分波された信号を電気信号とし
て差動検出する。すなわち、検出部24は、絶縁接続部
22,23で反射されたシース反射波を検出する。
定装置は、検出器24と、アンプ26と、バンドパスフ
ィルタ回路27と、オシロスコープ28と、演算回路
(CPU)29とから構成されている。検出部24は、
1[m]間隔で、2つの金属箔をシース21上に巻き付
け、バランによって上記分波された信号を電気信号とし
て差動検出する。すなわち、検出部24は、絶縁接続部
22,23で反射されたシース反射波を検出する。
【0016】検出部23,24で検出された電気信号
は、アンプ26を介して増幅され、バンドパスフィルタ
回路27を通過してオシロスコープ28及びCPU29
に入力する。アンプ26は、22[dB]の増幅器で、
検出された電気信号を増幅し、バンドパスフィルタ回路
27に出力する。
は、アンプ26を介して増幅され、バンドパスフィルタ
回路27を通過してオシロスコープ28及びCPU29
に入力する。アンプ26は、22[dB]の増幅器で、
検出された電気信号を増幅し、バンドパスフィルタ回路
27に出力する。
【0017】バンドパスフィルタ回路27は、1[MH
z]〜100[MHz]の帯域幅を広帯域とするフィル
タ回路で、検出された電気信号の高周波成分を通過させ
ている。オシロスコープ28は、上記入力する電気信号
を、図3に示すような電圧特性の信号成分の波形として
観測する。なお、図1に示したシース分波信号(シース
反射波)の到達時間差Δtは、図3の観測波形の例で
は、約100[nsec ](=0.1[μsec ])であ
る。
z]〜100[MHz]の帯域幅を広帯域とするフィル
タ回路で、検出された電気信号の高周波成分を通過させ
ている。オシロスコープ28は、上記入力する電気信号
を、図3に示すような電圧特性の信号成分の波形として
観測する。なお、図1に示したシース分波信号(シース
反射波)の到達時間差Δtは、図3の観測波形の例で
は、約100[nsec ](=0.1[μsec ])であ
る。
【0018】CPU29は、上述した式(1) 〜(5) の演
算を実現するための回路で、上記入力する高周波成分の
信号に対して演算を実行して部分放電パルスの発生位置
を評定する。すなわち、本実施例では、シース反射波の
到達時間差Δtは、約100[nsec ]なので、式(5)
より模擬放電パルスの発生位置は、 x=1/2(200[m]−200[m/μsec ]×0.1[μsec ]) =90[m] と算出される。
算を実現するための回路で、上記入力する高周波成分の
信号に対して演算を実行して部分放電パルスの発生位置
を評定する。すなわち、本実施例では、シース反射波の
到達時間差Δtは、約100[nsec ]なので、式(5)
より模擬放電パルスの発生位置は、 x=1/2(200[m]−200[m/μsec ]×0.1[μsec ]) =90[m] と算出される。
【0019】この結果、CPU29によって測定、計算
された発生位置は、模擬部分放電パルスの発生位置と一
致した。従って、本実施例では、シースに分波される部
分放電パルスを検出し、その到達時間差から部分放電発
生位置を算出するので、部分放電パルスを精度良く検出
することができ、この検証によって本発明に係るケーブ
ルの部分放電測定方法の有効性が確認された。また、検
出器は、簡単な構造で構成され、かつ、ケーブルからの
着脱を容易に行うことができる。
された発生位置は、模擬部分放電パルスの発生位置と一
致した。従って、本実施例では、シースに分波される部
分放電パルスを検出し、その到達時間差から部分放電発
生位置を算出するので、部分放電パルスを精度良く検出
することができ、この検証によって本発明に係るケーブ
ルの部分放電測定方法の有効性が確認された。また、検
出器は、簡単な構造で構成され、かつ、ケーブルからの
着脱を容易に行うことができる。
【0020】なお、本実施例では、模擬部分放電パルス
発生器の入力パルスによってトリガをかけたが、本発明
に係る部分放電測定方法を実際に使用する場合には、デ
ジタルオシロスコープを用いたり、連続的にモニタを行
い、パルス発生時のデータのみを再処理する方法にな
る。また、本実施例では、シース絶縁部間に設けた1組
の検出器によって部分放電パルスを検出したが、本発明
はこれに限らず、検出器を複数組設けて上記部分放電パ
ルスを検出すれば、さらに高感度の部分放電測定を行う
ことも可能である。また、より高感度、高精度の測定を
行うためには、部分放電パルス信号の送信部に光ファイ
バーを、測定部にCPU等を用いることも可能である。
発生器の入力パルスによってトリガをかけたが、本発明
に係る部分放電測定方法を実際に使用する場合には、デ
ジタルオシロスコープを用いたり、連続的にモニタを行
い、パルス発生時のデータのみを再処理する方法にな
る。また、本実施例では、シース絶縁部間に設けた1組
の検出器によって部分放電パルスを検出したが、本発明
はこれに限らず、検出器を複数組設けて上記部分放電パ
ルスを検出すれば、さらに高感度の部分放電測定を行う
ことも可能である。また、より高感度、高精度の測定を
行うためには、部分放電パルス信号の送信部に光ファイ
バーを、測定部にCPU等を用いることも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明では、電
力ケーブルの終端接続部と、中間部分にシースを電気的
に絶縁するシース絶縁部が設けられ、活線状態下及び試
験状態下で前記電力ケーブルからの部分放電を測定する
ケーブルの部分放電測定方法において、前記電力ケーブ
ルの外部に、複数の前記シース絶縁部からシースに分波
され、伝搬する部分放電パルスを検出する検出手段を設
け、前記伝搬する部分放電パルスの到達時間差に応じて
部分放電パルスの発生位置を評定するので、ケーブルの
絶縁や気密構造等を改善する必要がなく、構造が簡単な
部分放電検出器を用いて、精度よく部分放電の位置評定
を行うことができ、これにより電力ケーブルの活線状態
下で発生する絶縁破壊事故を未然に防止することができ
る。
力ケーブルの終端接続部と、中間部分にシースを電気的
に絶縁するシース絶縁部が設けられ、活線状態下及び試
験状態下で前記電力ケーブルからの部分放電を測定する
ケーブルの部分放電測定方法において、前記電力ケーブ
ルの外部に、複数の前記シース絶縁部からシースに分波
され、伝搬する部分放電パルスを検出する検出手段を設
け、前記伝搬する部分放電パルスの到達時間差に応じて
部分放電パルスの発生位置を評定するので、ケーブルの
絶縁や気密構造等を改善する必要がなく、構造が簡単な
部分放電検出器を用いて、精度よく部分放電の位置評定
を行うことができ、これにより電力ケーブルの活線状態
下で発生する絶縁破壊事故を未然に防止することができ
る。
【図1】本発明に係る部分放電測定方法の原理を説明す
るための原理図である。
るための原理図である。
【図2】本発明に係る部分放電測定システムを検証する
ための部分放電測定装置の一実施例を示すブロック図で
ある。
ための部分放電測定装置の一実施例を示すブロック図で
ある。
【図3】図2で検出された信号の電圧特性の測定例を示
す図である。
す図である。
10,20,30,40 電力ケーブル 11,21 シース 12,13,22,23 シース絶縁部(絶縁接続部) 14,24 検出器 25 パルスジェネレータ(模擬部分放電パルス発生
器) 26 アンプ 27 バンドパスフィルタ回路 28 オシロスコープ 29 演算回路(CPU)
器) 26 アンプ 27 バンドパスフィルタ回路 28 オシロスコープ 29 演算回路(CPU)
Claims (1)
- 【請求項1】 電力ケーブルの終端接続部と、中間部分
にシースを電気的に絶縁するシース絶縁部が設けられ、
活線状態下及び試験状態下で前記電力ケーブルからの部
分放電を測定するケーブルの部分放電測定方法におい
て、前記電力ケーブルの外部に、複数の前記シース絶縁
部からシースに分波され、伝搬する部分放電パルスを検
出する検出手段を設け、前記伝搬する部分放電パルスの
到達時間差に応じて部分放電パルスの発生位置を評定す
ることを特徴とするケーブルの部分放電測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23751491A JPH0572256A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | ケーブルの部分放電測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23751491A JPH0572256A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | ケーブルの部分放電測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0572256A true JPH0572256A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=17016455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23751491A Pending JPH0572256A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | ケーブルの部分放電測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0572256A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014035243A (ja) * | 2012-08-08 | 2014-02-24 | Central Research Institute Of Electric Power Industry | 部分放電発生位置の評定方法および評定システム |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP23751491A patent/JPH0572256A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014035243A (ja) * | 2012-08-08 | 2014-02-24 | Central Research Institute Of Electric Power Industry | 部分放電発生位置の評定方法および評定システム |
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