JPH0572567B2 - - Google Patents
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- JPH0572567B2 JPH0572567B2 JP61154114A JP15411486A JPH0572567B2 JP H0572567 B2 JPH0572567 B2 JP H0572567B2 JP 61154114 A JP61154114 A JP 61154114A JP 15411486 A JP15411486 A JP 15411486A JP H0572567 B2 JPH0572567 B2 JP H0572567B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spherical
- rotating
- support shafts
- joint
- rotation
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Telescopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〈発明の利用分野〉
この発明は、天体望遠鏡の標準を分乃至秒単位
の精度で微調整したり、あるいは天体望遠鏡で特
定の星を分乃至秒単位の精度で追尾したりするた
めの赤道儀架台に設けられる精密回動構造に関す
る。
の精度で微調整したり、あるいは天体望遠鏡で特
定の星を分乃至秒単位の精度で追尾したりするた
めの赤道儀架台に設けられる精密回動構造に関す
る。
〈従来の技術〉
従来、この種の精密回動構造としては、例えば
第5図に示されるようなもの、あるいはギアを用
いるものなどが知られている。
第5図に示されるようなもの、あるいはギアを用
いるものなどが知られている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかしながら、第5図に示されるものにあつて
は、送りネジ1上を送りネジ1の回転により直線
運動するコマ2に連結された回動体3がコマ2の
直線運動によつて回動するものであるから、その
先端が描く円弧運動軌跡Aとコマ2の直線運動軌
跡Bとの間にギヤツプを招くことになる。そのた
め、送りネジ1の雄ネジとコマ2の雌ネジとの間
にこのギヤツプを吸収するのに必要な「遊び」を
設けねばならず、その結果送りネジ1の回転とコ
マ2の運動との関係に精密性を欠き、回動体3の
精密回動が不十分となる。
は、送りネジ1上を送りネジ1の回転により直線
運動するコマ2に連結された回動体3がコマ2の
直線運動によつて回動するものであるから、その
先端が描く円弧運動軌跡Aとコマ2の直線運動軌
跡Bとの間にギヤツプを招くことになる。そのた
め、送りネジ1の雄ネジとコマ2の雌ネジとの間
にこのギヤツプを吸収するのに必要な「遊び」を
設けねばならず、その結果送りネジ1の回転とコ
マ2の運動との関係に精密性を欠き、回動体3の
精密回動が不十分となる。
また、ギアを用いるものにあつては、標準を分
乃至秒単位の精度で微調整したり、あるいは分乃
至秒単位の精度で追尾する回動を得るためにはギ
アの径を大きなものとするか、あるいは複雑なギ
アの組み合わせや減速機構を設けるかせねばなら
ず、その結果費用もさることながら赤道儀架台の
重量化及び巨大化は、特に天体愛好家に多用され
る「ポータブルタイプ」のものにおいては致命的
となる。
乃至秒単位の精度で微調整したり、あるいは分乃
至秒単位の精度で追尾する回動を得るためにはギ
アの径を大きなものとするか、あるいは複雑なギ
アの組み合わせや減速機構を設けるかせねばなら
ず、その結果費用もさることながら赤道儀架台の
重量化及び巨大化は、特に天体愛好家に多用され
る「ポータブルタイプ」のものにおいては致命的
となる。
そこで、この発明では、標準の精密な微調整を
行つたりまた、分乃至秒単位の精度での追尾を十
分に達成し得且つ構造全体が小型で済む赤道儀架
台の精密回動構造を提供することを目的としてい
る。
行つたりまた、分乃至秒単位の精度での追尾を十
分に達成し得且つ構造全体が小型で済む赤道儀架
台の精密回動構造を提供することを目的としてい
る。
〈問題点を解決するための手段〉
上記の目的を達成するための手段を、実施例の
図面に基づいて説明すると、この発明に係る赤道
儀架台の精密回動構造は、直線状の送りネジ機構
による伸縮体11の両端部に各々球状関節継手1
3,14を設け、一方の球状関節継手14に固定
体10を連結し、また他方の球状関節継手13に
回動支点15を介して回動自在に装着される回動
体12を連結し、上記伸縮体11と固定体10及
び回動体12との間に、上記両球状関節継手1
3,14及び上記回動支点15の各々に回り対遇
が形成されたリンク機構を形成せしめ、そして、
上記伸縮体11の伸縮により上記回動体12を回
動せしめるものであつて、上記伸縮体11が、表
面に所定長さLを有する雄ネジ28が形成された
棒状で且つモータ22により回転する送りネジ2
0と、該雄ネジ28に相応する長さL′の概略円筒
形状で且つ内側面に前記雄ネジ28に螺合する雌
ネジ部29が形成され、一端のテーパ状表面にネ
ジ31が形成されたスリワリ30を有すると共に
該ネジ31にカラー32を螺合させて前記スリワ
リ30を締め付けた割り雌ネジ24と、を備え、
上記球状関節継手13,14が、前記伸縮体11
の両端に各々接続される支持軸40,41と、該
各支持軸40,41を貫通させる該支持軸40,
41よりも大径の貫通孔13a,14aが形成さ
れ且つ固定体10及び回動体12それぞれへの連
結部42,42を有する球状部13b,14b
と、該各球状部13b,14bを挟み込んだ状態
で前記支持軸40,41に貫通され且つそれぞれ
に球状部13b,14bに面接触する凹状の球面
部47a,47aが形成された各一対の球面ワツ
シヤ47,47と、を各々備えた構成となつてい
る。
図面に基づいて説明すると、この発明に係る赤道
儀架台の精密回動構造は、直線状の送りネジ機構
による伸縮体11の両端部に各々球状関節継手1
3,14を設け、一方の球状関節継手14に固定
体10を連結し、また他方の球状関節継手13に
回動支点15を介して回動自在に装着される回動
体12を連結し、上記伸縮体11と固定体10及
び回動体12との間に、上記両球状関節継手1
3,14及び上記回動支点15の各々に回り対遇
が形成されたリンク機構を形成せしめ、そして、
上記伸縮体11の伸縮により上記回動体12を回
動せしめるものであつて、上記伸縮体11が、表
面に所定長さLを有する雄ネジ28が形成された
棒状で且つモータ22により回転する送りネジ2
0と、該雄ネジ28に相応する長さL′の概略円筒
形状で且つ内側面に前記雄ネジ28に螺合する雌
ネジ部29が形成され、一端のテーパ状表面にネ
ジ31が形成されたスリワリ30を有すると共に
該ネジ31にカラー32を螺合させて前記スリワ
リ30を締め付けた割り雌ネジ24と、を備え、
上記球状関節継手13,14が、前記伸縮体11
の両端に各々接続される支持軸40,41と、該
各支持軸40,41を貫通させる該支持軸40,
41よりも大径の貫通孔13a,14aが形成さ
れ且つ固定体10及び回動体12それぞれへの連
結部42,42を有する球状部13b,14b
と、該各球状部13b,14bを挟み込んだ状態
で前記支持軸40,41に貫通され且つそれぞれ
に球状部13b,14bに面接触する凹状の球面
部47a,47aが形成された各一対の球面ワツ
シヤ47,47と、を各々備えた構成となつてい
る。
〈作用〉
即ち、固定体10と伸縮体11及び回動体12
との間に形成される両球状関節継手13,14及
び回動支点15を回り対偶とするリンク機構であ
る三角形Cは、その一辺である伸縮体11が伸び
ると三角形Dとなるがその際に、球状関節継手1
3によつて回動体12と伸縮体11とが相互に、
また球状関節継手14によつて伸縮体11が固定
体10に対し、それぞれに回動しつつ回動体12
が回動支点15で回動する。従つて、伸縮体11
の伸縮と回動体12の回動の間に何らの無理も生
ぜず、伸縮体11の伸縮が極めてスムースに且つ
正確に回動体12の回動に変換される。しかも、
送りネジ20に螺合する割り雌ネジ24のスリワ
リ30をカラー32にて締め付けるため、送りネ
ジ20の雄ネジ28と割り雌ネジ24の雌ネジ2
9とが密着し、両者間の「遊び(バツクラツシ
ユ)」の発生が抑止される。また、球状関節継手
13,14において、各球状部13b,14bに
対して球面ワツシヤ47,47の球面部47a,
47aが面接触しているため、この部分において
もガタが発生しずらい。このように、「伸縮体」
として「送りネジ機構」を用いても、「遊び」が
発生しないため、回動体12の極めて精密な回動
が得られると同時に、回動構造を単純化し得、構
造全体を小型・軽量化し得ることになる(第1図
及び第2図参照)。
との間に形成される両球状関節継手13,14及
び回動支点15を回り対偶とするリンク機構であ
る三角形Cは、その一辺である伸縮体11が伸び
ると三角形Dとなるがその際に、球状関節継手1
3によつて回動体12と伸縮体11とが相互に、
また球状関節継手14によつて伸縮体11が固定
体10に対し、それぞれに回動しつつ回動体12
が回動支点15で回動する。従つて、伸縮体11
の伸縮と回動体12の回動の間に何らの無理も生
ぜず、伸縮体11の伸縮が極めてスムースに且つ
正確に回動体12の回動に変換される。しかも、
送りネジ20に螺合する割り雌ネジ24のスリワ
リ30をカラー32にて締め付けるため、送りネ
ジ20の雄ネジ28と割り雌ネジ24の雌ネジ2
9とが密着し、両者間の「遊び(バツクラツシ
ユ)」の発生が抑止される。また、球状関節継手
13,14において、各球状部13b,14bに
対して球面ワツシヤ47,47の球面部47a,
47aが面接触しているため、この部分において
もガタが発生しずらい。このように、「伸縮体」
として「送りネジ機構」を用いても、「遊び」が
発生しないため、回動体12の極めて精密な回動
が得られると同時に、回動構造を単純化し得、構
造全体を小型・軽量化し得ることになる(第1図
及び第2図参照)。
尚、この明細書において「リンク機構」とは、
第1図及び第2図に示されるものを代表例とする
広義の用語として理解されるものである。
第1図及び第2図に示されるものを代表例とする
広義の用語として理解されるものである。
〈実施例〉
以下、この発明に係る赤道儀架台の精密回動構
造の一実施例を、第1図〜第4図を参照して説明
する。この赤道儀架台の精密回動構造は、主に伸
縮体11、固定体10、及び回動体12より構成
される。
造の一実施例を、第1図〜第4図を参照して説明
する。この赤道儀架台の精密回動構造は、主に伸
縮体11、固定体10、及び回動体12より構成
される。
伸縮体
伸縮体11としては、送りネジ機構を用いてい
る。即ち、送りネジ20の一端に設けられたカサ
歯車21に、この送りネジ20に直交するように
配されたモータ22の軸端のカサ歯車23が噛合
し、このカサ歯車21,23によつてモータ22
の回転を送りネジ20に伝達し、送りネジ20に
螺合する割り雌ネジ24を進退動させ、伸縮体1
1を伸縮せしめるものである。
る。即ち、送りネジ20の一端に設けられたカサ
歯車21に、この送りネジ20に直交するように
配されたモータ22の軸端のカサ歯車23が噛合
し、このカサ歯車21,23によつてモータ22
の回転を送りネジ20に伝達し、送りネジ20に
螺合する割り雌ネジ24を進退動させ、伸縮体1
1を伸縮せしめるものである。
送りネジ20は棒状で、その一端部に設けられ
たベアリング受部25、フランジ部26及び歯車
受部27を除いて全面に所定長さLの雄ネジ28
が設けられている。
たベアリング受部25、フランジ部26及び歯車
受部27を除いて全面に所定長さLの雄ネジ28
が設けられている。
割り雌ネジ24は前記雄ネジ28に相応する長
さL′を有する円筒状で、その内側面に雌ネジ29
が設けられ、その一端のテーパ状表面にはスリワ
リ30及びこのスリワリ30に対応する部位にネ
ジ31が設けられている。そして、このネジ31
にバツクラツシ止めカラー32を螺合することに
よつて、雄ネジ28と雌ネジ29との「遊び」
(バツクラツイシユ)を抑止せしめ伸縮体11の
伸縮精度をより高めている。
さL′を有する円筒状で、その内側面に雌ネジ29
が設けられ、その一端のテーパ状表面にはスリワ
リ30及びこのスリワリ30に対応する部位にネ
ジ31が設けられている。そして、このネジ31
にバツクラツシ止めカラー32を螺合することに
よつて、雄ネジ28と雌ネジ29との「遊び」
(バツクラツイシユ)を抑止せしめ伸縮体11の
伸縮精度をより高めている。
図中33は、ギアボツクスであり、カサ歯車2
1,23が収納されるものであり、34は、押え
ナツトでベアリング35のベアリング受部25へ
の装着に用いられるものであり、36は、カバー
で送りネジ20と割り雌ネジ24との螺合部をカ
バーするものである。
1,23が収納されるものであり、34は、押え
ナツトでベアリング35のベアリング受部25へ
の装着に用いられるものであり、36は、カバー
で送りネジ20と割り雌ネジ24との螺合部をカ
バーするものである。
球状関節継手
この伸縮体11の両端には、支持軸40,41
を介して連結部42を有する球状関節継手13,
14が各々設けられている。すなわち、各球状関
節継手13,14において、その球状部13b,
14bには支持軸40,41よりも大径の貫通孔
13a,14aが形成されており、この各球状部
13b,14bの貫通孔13a,14に、該球状
部13b,14bを一対の球面ワツシヤ47,4
7にて挟み込んだ状態で支持軸40,41を各々
貫通させ、該球面ワツシヤ47,47の各球面部
47a,47aをそれぞれ球状部13b,14b
に面接触させた状態となつている。
を介して連結部42を有する球状関節継手13,
14が各々設けられている。すなわち、各球状関
節継手13,14において、その球状部13b,
14bには支持軸40,41よりも大径の貫通孔
13a,14aが形成されており、この各球状部
13b,14bの貫通孔13a,14に、該球状
部13b,14bを一対の球面ワツシヤ47,4
7にて挟み込んだ状態で支持軸40,41を各々
貫通させ、該球面ワツシヤ47,47の各球面部
47a,47aをそれぞれ球状部13b,14b
に面接触させた状態となつている。
支持軸40には、その両端にネジ43,44が
各々設けられており、この一端のネジ43がギア
ボツクス33に螺合固定される固定用フランジ4
5に螺合されている。そして固定用フランジ45
の端面と支持軸40の他端のネジ44に螺合する
ナツト46との間に球面ワツシヤ47を介して球
状関節継手14が回動自在に設けられている。
各々設けられており、この一端のネジ43がギア
ボツクス33に螺合固定される固定用フランジ4
5に螺合されている。そして固定用フランジ45
の端面と支持軸40の他端のネジ44に螺合する
ナツト46との間に球面ワツシヤ47を介して球
状関節継手14が回動自在に設けられている。
支持軸41には、同様にその両端にネジ48,
49が設けられていると共にこの一端のネジ48
に接続させてストツパーフランジ50が設けられ
ており、このストツパーフランジ50側のネジ4
8を割り雌ネジ24の雌ネジ29に螺合し、支持
軸41を割り雌ネジ24に接続せしめている。そ
して、この支持軸41他端のネジ49に螺合する
ナツト46とストツパーフランジ50の端面との
間に球面ワツシヤ47を介して球状関節継手13
が回動自在に設けられている。
49が設けられていると共にこの一端のネジ48
に接続させてストツパーフランジ50が設けられ
ており、このストツパーフランジ50側のネジ4
8を割り雌ネジ24の雌ネジ29に螺合し、支持
軸41を割り雌ネジ24に接続せしめている。そ
して、この支持軸41他端のネジ49に螺合する
ナツト46とストツパーフランジ50の端面との
間に球面ワツシヤ47を介して球状関節継手13
が回動自在に設けられている。
固定体
固定体10は、上端にフランジ51を有する筒
体で、このフランジ51から一体的に突き出した
固定アーム52を有している。フランジ51に
は、後述の回動体12を軸支するベアリング54
を装着し、また固定アーム52には、その先端に
球状関節継手14の連結部42に連結する突起5
3を設けまた先端やや下側にモータ22本体の回
転を防止するための挾持爪58を設けている。
体で、このフランジ51から一体的に突き出した
固定アーム52を有している。フランジ51に
は、後述の回動体12を軸支するベアリング54
を装着し、また固定アーム52には、その先端に
球状関節継手14の連結部42に連結する突起5
3を設けまた先端やや下側にモータ22本体の回
転を防止するための挾持爪58を設けている。
回動体
回動体12は、前記ベアリング54に回動自在
に軸支され回動支点15となる回動軸55、この
回動軸55に装着される略円形のベース56及び
このベース56から一体的に突き出した回動アー
ム57とから成る。回動アーム57の先端には前
述の固定アーム52と同様に突起53を設けてい
る。この回動体12のベース56にはスベリ台5
9が固定され、これに回動対象たる天体望遠鏡6
0が装架される。
に軸支され回動支点15となる回動軸55、この
回動軸55に装着される略円形のベース56及び
このベース56から一体的に突き出した回動アー
ム57とから成る。回動アーム57の先端には前
述の固定アーム52と同様に突起53を設けてい
る。この回動体12のベース56にはスベリ台5
9が固定され、これに回動対象たる天体望遠鏡6
0が装架される。
伸縮体、固定体及び回動体の連結関係
そして、伸縮体11の両端に上記の如く設けら
れた球状関節継手13,14に固定アーム52及
び回動アーム57をその突起53によつて各々連
結し、伸縮体11と固定体10及び回動体12と
の間に、両球状関節継手13,14及び回動支点
15において固定体10と伸縮体11、伸縮体1
1と回動体12及び回動体12と固定体10とが
各々回り対遇となるリンク機構を形成せしめてい
る。
れた球状関節継手13,14に固定アーム52及
び回動アーム57をその突起53によつて各々連
結し、伸縮体11と固定体10及び回動体12と
の間に、両球状関節継手13,14及び回動支点
15において固定体10と伸縮体11、伸縮体1
1と回動体12及び回動体12と固定体10とが
各々回り対遇となるリンク機構を形成せしめてい
る。
次に、この赤道儀架台の精密回動構造の作動状
態を説明する。
態を説明する。
モータ22の回転はカサ歯車21,23によつ
て送りネジ20に伝達され、この送りネジ20に
螺合する割り雌ネジ24が進退動し、伸縮体11
が伸縮する。そして、この伸縮体11をその一辺
とするリンク機構の三角形Cは伸縮体11が伸び
ると三角形Dとなるが、その際に球状関節継手1
3によつて回動体12と伸縮体11とが相互に、
また球状関節継手14によつて伸縮体11が固定
体10に対し、それぞれ回動しつつ回動体12が
回動支点15で回動する。従つて、伸縮体11の
伸縮と回動体12の回動の間に何らの無理も生ぜ
ず、伸縮体11の伸縮が極めてスムースに且つ正
確に回動体12の回動に変換される。しかも、送
りネジ20に螺合する割り雌ネジ24のスリワリ
30をカラー32にて締め付けるため、送りネジ
20の雄ネジ28と割り雌ネジ24の雌ネジ部2
9とが密着し、両者間の「遊び(バツクラツシ
ユ)」の発生が抑止される。また、球状関節継手
13,14において、各球状部13b,14bに
対して球面ワツシヤ47,47の球面部47a,
47aが面接触しているため、この部分において
もガタが発生しずらいので極めて精密な回動体1
2の回動が得られることになる。そして、この回
動により回動体12に装架された天体望遠鏡60
を回動せしめ、標準の精密な微調整乃至特定の星
の正確な追尾を行わしめる。
て送りネジ20に伝達され、この送りネジ20に
螺合する割り雌ネジ24が進退動し、伸縮体11
が伸縮する。そして、この伸縮体11をその一辺
とするリンク機構の三角形Cは伸縮体11が伸び
ると三角形Dとなるが、その際に球状関節継手1
3によつて回動体12と伸縮体11とが相互に、
また球状関節継手14によつて伸縮体11が固定
体10に対し、それぞれ回動しつつ回動体12が
回動支点15で回動する。従つて、伸縮体11の
伸縮と回動体12の回動の間に何らの無理も生ぜ
ず、伸縮体11の伸縮が極めてスムースに且つ正
確に回動体12の回動に変換される。しかも、送
りネジ20に螺合する割り雌ネジ24のスリワリ
30をカラー32にて締め付けるため、送りネジ
20の雄ネジ28と割り雌ネジ24の雌ネジ部2
9とが密着し、両者間の「遊び(バツクラツシ
ユ)」の発生が抑止される。また、球状関節継手
13,14において、各球状部13b,14bに
対して球面ワツシヤ47,47の球面部47a,
47aが面接触しているため、この部分において
もガタが発生しずらいので極めて精密な回動体1
2の回動が得られることになる。そして、この回
動により回動体12に装架された天体望遠鏡60
を回動せしめ、標準の精密な微調整乃至特定の星
の正確な追尾を行わしめる。
尚、赤道儀架台には通常複数の回動部が設けら
れるものであり、各回動部の部位あるいは回動目
的に応じ「伸縮体」、「固定体」、「回動体」等は適
宜に形状・構造が採られるものであり、上記実施
例の形状・構造は、その一つの場合の例を示した
に過ぎず、この発明がこれに限定されるものでな
いことは勿論である。要は、「伸縮体」、「固定体」
及び「回動体」間に「伸縮体」により一辺が伸縮
する三角形から成るリンク機構が形成されるもの
であれば、この発明は充足されるものである。
れるものであり、各回動部の部位あるいは回動目
的に応じ「伸縮体」、「固定体」、「回動体」等は適
宜に形状・構造が採られるものであり、上記実施
例の形状・構造は、その一つの場合の例を示した
に過ぎず、この発明がこれに限定されるものでな
いことは勿論である。要は、「伸縮体」、「固定体」
及び「回動体」間に「伸縮体」により一辺が伸縮
する三角形から成るリンク機構が形成されるもの
であれば、この発明は充足されるものである。
〈発明の効果〉
この発明は、以上説明してきた如く、伸縮体の
両端に球状関節継手を介して固定体と回動体を連
結し、この伸縮体、固定体及び回動体の間にリン
ク機構を形成せしめ、このリンク機構により伸縮
体の伸縮を回動体の回動に変換せしめつつ回動制
御を行うこととしたので、天体望遠鏡の標準を分
乃至秒単位の精度で微調整したり、あるいは天体
望遠鏡で特定の星を分乃至秒単位における精度で
追尾することができ且つ天体愛好家に多用される
「ポータブルタイプ」にも十分使用し得るサイズ
である赤道儀架台の精密回動構造を提供できると
いう秀れた効果がある。
両端に球状関節継手を介して固定体と回動体を連
結し、この伸縮体、固定体及び回動体の間にリン
ク機構を形成せしめ、このリンク機構により伸縮
体の伸縮を回動体の回動に変換せしめつつ回動制
御を行うこととしたので、天体望遠鏡の標準を分
乃至秒単位の精度で微調整したり、あるいは天体
望遠鏡で特定の星を分乃至秒単位における精度で
追尾することができ且つ天体愛好家に多用される
「ポータブルタイプ」にも十分使用し得るサイズ
である赤道儀架台の精密回動構造を提供できると
いう秀れた効果がある。
第1図は、この発明に係る赤道儀架台の精密回
動構造の一実施例を示す概略斜視図、第2図は、
伸縮体、固定体及び回動体が形成するリンク機構
を示す概略関係図、第3図は、赤道儀架台の概略
斜視図、第4図は、伸縮体及びこれに設けられた
球状関節継手の分解図、そして第5図は、従来の
赤道儀架台の精密回動構造を示す概略斜視図であ
る。 10……固定体、11……伸縮体、12……回
動体、13,14……球状関節継手、15……回
動支点。
動構造の一実施例を示す概略斜視図、第2図は、
伸縮体、固定体及び回動体が形成するリンク機構
を示す概略関係図、第3図は、赤道儀架台の概略
斜視図、第4図は、伸縮体及びこれに設けられた
球状関節継手の分解図、そして第5図は、従来の
赤道儀架台の精密回動構造を示す概略斜視図であ
る。 10……固定体、11……伸縮体、12……回
動体、13,14……球状関節継手、15……回
動支点。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 直線状の送りネジ機構による伸縮体11の両
端部に各々球状関節継手13,14を設け、一方
の球状関節継手14に固定体10を連結し、また
他方の球状関節継手13に回動支点15を介して
回動自在に装着される回動体12を連結し、 上記伸縮体11と固定体10及び回動体12と
の間に、上記両球状関節継手13,14及び上記
回動支点15の各々に回り対遇が形成されたリン
ク機構を形成せしめ、そして、上記伸縮体11の
伸縮により上記回動体12を回動せしめるもので
あつて、 上記伸縮体11が、 表面に所定長さLを有する雄ネジ28が形成さ
れた棒状で且つモータ22により回転する送りネ
ジ20と、該雄ネジ28に相応する長さL′の概略
円筒形状で且つ内側面に前記雄ネジ28に螺合す
る雌ネジ部29が形成され、一端のテーパ状表面
にネジ31が形成されたスリワリ30を有すると
共に該ネジ31にカラー32を螺合させて前記ス
リワリ30を締め付けた割り雌ネジ24と、を備
え、 上記球状関節継手13,14が、 前記伸縮体11の両端に各々接続される支持軸
40,41と、該各支持軸40,41を貫通させ
る該支持軸40,41よりも大径の貫通孔13
a,14aが形成され且つ固定体10及び回動体
12それぞれへの連結部42,42を有する球状
部13b,14bと、該各球状部13b,14b
を挟み込んだ状態で前記支持軸40,41に貫通
され且つそれぞれに球面部13b,14bに面接
触する凹状の球面部47a,47aが形成された
各一対の球面ワツシヤ47,47と、を各々備え
ていることを特徴とする赤道儀架台の精密回動構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15411486A JPS6310120A (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 | 赤道儀架台の精密回動構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15411486A JPS6310120A (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 | 赤道儀架台の精密回動構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6310120A JPS6310120A (ja) | 1988-01-16 |
| JPH0572567B2 true JPH0572567B2 (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=15577229
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15411486A Granted JPS6310120A (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 | 赤道儀架台の精密回動構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6310120A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61127700A (ja) * | 1984-11-21 | 1986-06-14 | Tokai Carbon Co Ltd | SiCウイスカ−の製造方法 |
| JPH02137799A (ja) * | 1988-11-18 | 1990-05-28 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 炭化珪素ウィスカーの製造方法 |
| JP4696286B2 (ja) * | 2005-09-08 | 2011-06-08 | 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 | 傾斜円弧プレート式赤道儀 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5645811U (ja) * | 1979-09-11 | 1981-04-24 |
-
1986
- 1986-07-02 JP JP15411486A patent/JPS6310120A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6310120A (ja) | 1988-01-16 |
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