JPH0572655A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH0572655A
JPH0572655A JP23331091A JP23331091A JPH0572655A JP H0572655 A JPH0572655 A JP H0572655A JP 23331091 A JP23331091 A JP 23331091A JP 23331091 A JP23331091 A JP 23331091A JP H0572655 A JPH0572655 A JP H0572655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
switch
camera
exposure
film
Prior art date
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Pending
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JP23331091A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Tosaka
登坂洋一
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH0572655A publication Critical patent/JPH0572655A/ja
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  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来、フォーカルプレーンシャッター付きの
カメラ(一眼レフレツクスカメラ)として画面寸法変更
可能なカメラは存在しなかった。本発明の目的は、画面
寸法変更可能なフォーカルプレーンシャッター付きのカ
メラを提供することである。 【構成】 本発明のカメラでは、フォーカルプレーンシ
ャッターのシャッター羽根走行スペースとカメラ本体と
の間に、アパーチャ面と平行な面内を移動する遮光部材
とアームを設け、画面寸法変更可能に構成したことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラに関し、特に露光
面の位置や寸法を変更できる、すなわちトリミング機能
を有しているカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】スチールカメラの画面寸法として、従来
はフルサイズ(24mm×36mm)とハーフサイズ
(17mm×24mm)が主であったが、最近いわゆる
パノラマサイズ(13mm×36mm)が新しいサイズ
として提供されている。パノラマサイズは横寸法が36
mmとフルサイズと同じであるため、フィルムを1コマ
送る機構に改変を加える必要がない。従って、フルサイ
ズ用露光開口を必要量覆うことで、パノラマサイズによ
る撮影をすることが可能である。
【0003】この目的で可動遮光部材を内蔵し、操作に
応じて必要量露光用開口部を覆うよう構成されたカメラ
もすでに提供されている。このようなカメラの概略構成
を図11に示す。101は撮影用光学系、102は露光
用開口でフルサイズに対応した大きさを持つ。103は
露光用開口102を有する面に設けられた穴である。1
04,105は露光用開口102の上下に設けられた遮
光部材でそれぞれ軸部104a,105aを中心として
回動可能であり、かつ不図示手段により開口102の上
下部分を覆う方向に回転付勢されている。106は操作
部材で、図中上下方向にスライド可能に支持されるが、
不図示のクリック機構により、スライド上端、下端で保
持されるよう構成され、図示状態ではその上側クリック
位置にある。操作部材106は操作用突部106a、遮
光部材104の突部104bと当接するカム部106
b、レバー107の一端部107bと当接する突部10
6cを有する。107は107aを中心に回動可能に軸
支されたレバーで、一端部107bと他端に遮光部材1
05の突部105bと当接する107cを有する。図示
状態では操作部材106のクリック力により、遮光部材
104,105は付勢力に抗し、撮影光路外に退避した
位置に保持されている。このままフィルムを装填し撮影
をすればフルサイズ撮影となる。もし撮影者がフィルム
装填前に操作部材106を下にスライドさせると、遮光
部材104,105は追従してそれぞれ左旋、右旋し、
開口102の上、下部を覆ってしまう。このままフィル
ムを装填し、撮影すればパノラマサイズ撮影となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では遮光部材を回転作動させる構成のためフォーカ
ルプレーンシャッターを有するカメラには適用できない
という欠点があった。つまり、通常のフォーカルプレー
ンシャッターは露光用開口102の撮影レンズ側に広く
密着するように設けられるため従来例にあるような回動
する遮光部材や操作部材を設けるスペースがないのであ
る(フォーカルプレーンシャッターの形については後述
の本発明による実施例で詳しく説明する。)。
【0005】それ故、本発明の目的は、上記従来例にお
ける問題点を解決できる新規な構成のトリミング機能を
有したカメラを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、フォー
カルプレーンシャッターの、シャッター羽根の走行する
スペースと本体の間に、露光用開口を有する面と平行な
面内を移動する遮光部材を設けることでフォーカルプレ
ーンシャッターを有するカメラのパノラマサイズ撮影を
可能とするものである。
【0007】
【実施例】図1は本発明による一実施例であるカメラの
概略斜視図である。1はカメラの構造部材である本体、
2は本体1に設けられた露光用開口で、24mm×36
mmのフルサイズに対応する寸法となっている。1aは
本体に設けられたフィルムのガイドレールである。3は
フォーカルプレーンシャッター(以下単にシャッターと
略す)の地板であり、4はシャッターのカバーである。
地板3とカバー4はそれぞれ露光用開口3a,4aを有
し、図の様に所定の間隔をもって固定されている。この
間隔はシャッター羽根の走行スペースであり、図1は露
光前であるため、先羽根が開口を遮光しているが、図中
では省略されている。
【0008】カバー4と本体1の間は通常0.2〜0.
5mm程度の隙間しかない。これはフォーカルプレーン
シャッターはできるだけフィルムに近づけることが望ま
しいのと、後に述べるファインダーへ被写体像を送るた
めのミラー23が、シャッターと撮影レンズの間にある
ためである。カバー4には後述するマスクストッパ4
b,4c,4d,4eが各2ケずつ設けられている。
7,8は7a,8aを中心に回動可能に軸支されるアー
ムであり、アーム7の一端に植設されたロッド9とアー
ム8の一端側のスリットが嵌合することでお互いに連動
する。またアーム7,8の先端部7b,8bにはマスク
5,6がそれぞれ回動可能に軸支されている。マスク
5,6はアーム7,8とマスクストッパ4bおよび4e
によって図中位置に停止している。またロッド9はバネ
によって付勢されているが、レバー24によって作動を
止められている。10は不図示シャッターの機構をチャ
ージするシャッターレバーであり、チャージレバー20
によってシャッターをチャージ状態に保持している。レ
バー24はその一端をシャッターレバー10に押圧さ
れ、回動を阻止され、また更にシャッターレバー10に
よる係止が解除されても回動しないように緊定レバー2
8によっても係止されている。11は正逆転可能なモー
ターでピニオンギヤ11a、太陽ギヤ12、遊星13、
ギヤ14等からなるギヤ別に接続されている。遊星13
はモーター11が矢印方向(以下正転という)に回転し
た時のみギヤ14に噛みあい、モーター11が反矢印方
向(以下逆転という)回転したときは太陽ギヤ12を中
心に公転して不図示フィルムの給送メカに連結する。ギ
ヤ14には一体的に回転するウォームギヤ15があり、
更にホイールギヤ16,18と回転が伝達され、モータ
ー11が正転したときにホイールギヤ16は図中矢印方
向に回転する。17はホイールギヤ16と一体的に回転
するミラーカムであり、19はホイールギヤ18と一体
的に回転するチャージカムである。図示状態でチャージ
カム19はカムトップ部分が、チャージレバー20に当
接し、前述のようにシャッターをチャージ状態に保持し
ている。一方22は前述のファインダーへ被写体像を送
るためのミラー23を支持するミラー受板であり、軸2
2aを中心に回動可能に支持されている。21はミラー
カム17によって押圧されると回転し、ミラー受板22
に植設されたピン22bを介してミラー受板を右旋させ
るミラーレバーであるが、図ではミラーカム17とミラ
ーレバー21は当接していず、従ってミラー受板22は
被写体像をファインダーへ反射する位置にある。25,
26,27はマグネットユニットを構成していて、それ
ぞれヨーク、コイル、アーマチュアである。コイル26
に通電されるとヨーク25がアーマチュア27を引きつ
け、これを左旋させ、アーマチュア27の先端が緊定レ
バー28を右旋させて緊定レバー28によるレバー24
の係止を解除するよう構成されている。
【0009】図2は本発明における制御回路の一実施例
である。50はマイクロコンピューターであり、以下に
説明するスイッチ制御部と入力ポートIX、出力ポート
OX、また複数の入出力ポートPX等で接続され、入力
ポートIXから入力される信号に従い各制御部を制御す
る。S1はカメラのレリーズボタンの押下げで最初にO
Nとなるスイッチで、S2はカメラの撮影モード切換え
ボタンを押したときONとなるスイッチである。S3は
パノラマ撮影と通常撮影を切換えるボタンを押すとON
となるスイッチ、S4は背蓋を閉じるとONするスイッ
チ、S5は内蔵されたストロボをポップアップさせると
ONとなるスイッチである。S6はレリーズボタンをS
1がONしてから更に押下げるとONとなるスイッチ、
S7はシャッターがチャージ完了状態にある間ONする
スイッチ、S8−1,S8−2はアップボタン、ダウン
ボタンの押下げに連動してONするスイッチである。ア
ップボタン、ダウンボタンは後に説明する撮影データを
更新するための操作部材で例えば撮影モードとしてシャ
ッター優先(Tv優先)が選択されているときは、アッ
プボタンでシャッター秒時を高速側に、ダウンボタンで
低速側にシフトし、絞り優先(Av優先)が選択されて
いるときには、アップボタンで絞り値を小絞り側に、ダ
ウンボタンで開放側にシフトするというように使われ
る。S9はフィルムの巻上げに連動するスイッチで一コ
マ送るごとにONする。S10はカメラにフィルムのパ
トローネを装填するとONとなるスイッチ、S11はカ
メラを不作動状態と作動状態とに切換える操作部材に連
動するスイッチで不作動状態でONとなるスイッチであ
る。スイッチS1〜S11はそれぞれ一端を接地され、
他端はマイクロコンピューター50の入力ポートI1〜
I12に入力される。入力ポートI1〜I12はそれぞ
れ抵抗Rを介して+電圧に接続されているので、スイッ
チS1〜S11がOFFのときには各入力ポートは
「H」にプルアップされ、ONのときには対応する入力
ポートが「L」になる。
【0010】入力ポートI1,I2,I3,I5は直
接、I4は微分回路51を介してアンド回路52に接続
され、アンド回路52の出力はマイクロコンピューター
50の割込み端子IN1に接続され、また入力ポートI
11は割込み端子IN2に接続されている。従ってスイ
ッチS1,S2,S3,S5がONするか、スイッチS
4がONからOFF又は、OFFからONに変化したと
き、アンド回路52から割込み端子IN1への入力信号
は「H」から「L」になり、割込みがかけられる。ま
た、割込み端子IN2はスイッチS11のONにより入
力信号が「H」から「L」に変化したとき割込みがかけ
られるよう構成されている。
【0011】53はカメラの測光手段を含む測光制御部
材で、入出力ポートP1でマイクロコンピューターに接
続され、マイクロコンピューター50からの信号によ
り、撮影レンズを通過した光を測光し、結果をマイクロ
コンピューター50に出力し、また、あらかじめ定めら
れた値に測光値が達したとき、ストロボ発光を停止する
ための発光停止信号をストロボ制御部56へ出力する。
54はシャッター制御部であり、マイクロコンピュータ
ー50の入出力ポートP2に接続され、先幕、後幕の制
御を行なう。また先幕の走行完了時にストロボ制御部5
6へストロボの発光をスタートさせる発光信号を出力す
る。55は撮影レンズ内の絞りを制御する絞り制御部で
マイクロコンピューター50と入出力ポートP3で接続
され、信号に従い所定絞りまでの絞り込みや開放復帰さ
せ、また、動作終了信号をマイクロコンピューター50
へ出力する。56はストロボ制御部で、マイクロコンピ
ューター50と入出力ポートP4で接続され、ズーム情
報、充電開始信号などを入出力するとともに、マイクロ
コンピューター50の出力ポートO1から発光許可信号
を入力し、充電完了信号を入力ポートI13へ出力す
る。57はマグネット制御部で、マイクロコンピュータ
ー50の出力ポートO2と接続しそこからの信号により
図1に示されたマグネットを制御する。58はカメラの
表示制御部でマイクロコンピューター50の出力ポート
O3からの信号により、カメラの外部表示器59、ファ
インダー内表示器60を制御する。61はモーター制御
部であり、マイクロコンピューター50の出力ポートO
4と接続され信号に従って、図1のモーター11を駆動
する。
【0012】図3に本発明によるカメラの外部表示器5
9の一実施例を示す。表示器59は液晶から成り、図中
塗りつぶした文字、絵は現在表示されているもの、白抜
き文字は現在は表示されていないことを表わす。62は
シャッター秒時、63は絞り値であり、現在1/100
0秒、F5.6となっている。64はバッテリーの残量
表示、65はフィルムカウンターである。66はパノラ
マ撮影の設定、非設定の表示であり、現在はパノラマ撮
影に設定されている。このとき、スイッチS3を一回O
Nさせると「TRM」の文字は消え、通常のフルサイズ
撮影であることを表わし、後はスイッチS3を一回ON
するごとに点灯、消灯を繰返す。67はパトローネマー
クであり、スイッチS10がONすると点灯する。68
はフィルム感度マークであり、この点灯中のみ表示62
に表示される内容がフィルム感度であることを表わす。
例えばフィルムを装填し、背蓋を閉めたことを検知した
ら、次にカメラのシャッターボタンの操作により、測光
が始まるまでの間フィルム感度を表示するようにすれば
良い。69,70,71,72は撮影モードであり、P
はプログラム、Tvはシャッタースピード優先、Avは
絞り優先、Mはマニュアルであることを表わす。現在は
プログラムモードとなっているが、スイッチS2を1回
押すごとに点灯表示はP→Tv→Av→Mと変化してい
く。
【0013】次に上記制御回路によるカメラの動作をフ
ローチャートに従って説明する。図4は割込み端子IN
1による割込みルーチンを示している。前述のようにス
イッチS1,2,3,5がONとなるか、スイッチS4
がONからOFF又はOFFからONに変化した場合に
割込み端子IN1に割込みがかかると、ステップ#1で
IN1端子による更なる割込みが禁止される。次にステ
ップ#2にてスイッチS11がONであるかOFFであ
るかの判定がなされONであればカメラは操作部材によ
り不作動状態に保持されているので何もせずステップ#
12へ進み、OFFであればステップ#3に進む。
【0014】ステップ#3ではスイッチS1の状態が判
定され、ONであればカメラのレリーズボタンが操作さ
れているので後に述べるステップ#4に進み、測光ルー
チンに入る。S1がOFFであればステップ#5へ進
む。ステップ#5ではスイッチS2の状態を判別する。
ONであればステップ#14へ進み、前述のようにプロ
グラムモード、シャッタースピード優先等の撮影モード
が所定の順に1つ変更された後、ステップ#10へと進
む。スイッチS2がOFFであればステップ#6へ進
む。
【0015】スイッチS4は背蓋の開閉に連動するスイ
ッチで、OFFであれば背蓋が開いているということで
あるので、ステップ#7に進み、フィルムカウンターの
内容を0にリセットし、ステップ#8に進む。スイッチ
S4がONであれば、背蓋が閉じているのでそのままス
テップ#8へ進む。ステップ#8ではスイッチS3の状
態が判別され、ONであれば露光サイズの変更(パノラ
マサイズと通常のサイズの切換え)が操作されているこ
とになり、ステップ#15へ進む。ステップ#15では
フィルムカウンターの内容が、0か1であるが、それ以
外であるかを判別する。フィルムカウンターが0という
ことは、カメラにフィルムが装填されていないか、背蓋
が開いているか、撮影1コマ目までフィルムがカラ送り
されている最中かいづれかの状態にあることであり、ま
たフィルムカウンター1ということはフィルムがすでに
撮影1コマ目まで送られてから、1コマ目が撮影され、
2コマ目までフィルム給送されている、いづれかの状態
にあることをあらわす。しかし後に説明するが、1コマ
目の撮影が始まった時からはIN1端子への割込みが禁
止されるため、ステップ#15でフィルムカウンターが
1であることは、撮影1コマ目までフィルムが送られて
から、撮影が始まるまでの状態にあることになる。フィ
ルムカウンターが0でも1でもなければそのままステッ
プ#10へ進み、0または1であれば、ステップ#16
に進み、通常のサイズとパノラマサイズの露光サイズの
切換えが行なわれ、ステップ#10に進む。ステップ#
8でスイッチS3がOFFであればステップ#9に進
み、スイッチS5の状態が判別される。スイッチS5が
ONであればストロボがポップアップしているのでステ
ップ#17に進み、ストロボの発光用コンデンサーに充
電し、ステップ#10に進む。スイッチS5がOFFで
あればそのままステップ#10に進む。ステップ10で
は、スイッチS2,S4,S3,S5で設定された内容
を外部表示器59、内部表示器60に表示し、ステップ
#11でマイクロコンピューター50の出力ポートをリ
セットし、ステップ#12でIN1による割込みを許可
した後ステップ#13にてスタンバイ状態になる。
【0016】次に図5に割込み端子IN2への割込みが
かかったときのルーチンを示す。スイッチ11がONに
なるとIN2端子に割込みがかかりステップ#18で全
割込みが禁止され、ステップ#19でマイクロコンピュ
ーター50の出力ポートがリセットされ、ステップ#2
0でスタンバイ用の表示データを表示制御部58に出力
し、ステップ#21でスタンバイ用の表示がされる。以
上の動作でマイクロコンピューター50に接続されてい
る各制御部は、動作中であってもその動作を停止し、ス
テップ#22で割込みを許可し、ステップ#23でスタ
ンバイ状態になる。
【0017】図6は図4のステップ4の測光へ進んだ場
合のルーチンを示す。ステップ#24で測光制御手段5
3に測光を許可する信号を送り、測光を開始する。ステ
ップ#25でスイッチS8−1かS8−2がONしてい
るか判定する。ONであればステップ#26に進み、撮
影データを選択されている撮影モードに従い、例えば、
シャッタースピード優先モードであればシャッタースピ
ードを、絞り優先モードであれば絞り値を更新し、ステ
ップ#27に進む。ステップ#27ではスイッチS2,
S3,S4,S5の状態を判定し、図4に示されるフロ
ーと同じ処理をする。ステップ#28では測光制御部5
3から測光結果を読み込み、ステップ#29で測光結果
とフィルム感度等から実際に露出するときの絞り値、シ
ャッタースピードを演算し、ステップ#30でその結果
を表示する。
【0018】ステップ#31ではスイッチS1がONし
ているかを判定し、ONであればステップ#33でタイ
マーをリセット(つまりカウント中のタイマーを再スタ
ート)し、ステップ#34でスイッチS6の状態を判定
し、OFFであればステップ#25に戻る。ステップ#
31でスイッチS1がOFFであれば、ステップ#32
でタイマーがカウントアップしているかどうかを判定
し、カウントアップしていなければステップ#25に戻
り、カウントアップしていれば、カメラをスタンバイ状
態にするために「A」に示すところまでジャンプしステ
ップ#44に進む。従って、スイッチS1がONし、か
つスイッチS2をOFFした状態を保つか、またはスイ
ッチS1がOFFしてもタイマーが所定秒時をカウント
中はステップ#25からステップ#30が繰返されるこ
とになる。
【0019】ステップ#34においてスイッチS6がO
Nであればステップ#35に進み、実際の露光動作を開
始する。ステップ#35では全ての割込みが禁止され、
ステップ#36でステップ#29で得られた値に従い、
露出を実行する。露光動作は後に詳述するが、露光動作
終了の状態を図7に示す。図7はパノラマ撮影を行った
場合であるが、図1からの違いを説明すると、ホイール
ギヤ16,18はモーターにより所定量回転し、ミラー
カム17はミラーレバー21を介してミラー23を上方
退避位置へ、チャージカム19はチャージレバー20と
シャッターレバー10のチャージ状態を解放している。
不図示シャッター羽根は露光後であるので先羽根はアパ
ーチャから退避し、アパーチャは後羽根が覆っている。
緊定レバー22による係止は解除され、かつシャッター
レバー10によるチャージも解除されているので、レバ
ー24は左旋し、アーム7,8はそれぞれマスク5,6
が、マスクストッパ4c,4dに当接するまで右旋、左
旋し、露光用開口2の上下部分のみ遮光している。
【0020】この状態でステップ#37でモーター11
を正転させるとホイールギヤ16は矢印方向に回転し、
ミラー23はダウンし、シャッターレバー10も再度チ
ャージされる。ステップ#38でスイッチS7がON、
つまり、チャージ完了を検知すると、ステップ#39で
モーター11は逆転する。遊星ギヤ13は太陽ギヤ12
に対し公転し、不図示フィルムの巻上げ系に接続し、フ
ィルムを巻上げる。ステップ#40でスイッチS9がO
N、つまり一コマ分フィルムが巻きあげられたことを検
知すると、ステップ#41でモーター11を停止し、ス
テップ#42でフィルムカウンターの数に1を足す。次
にステップ#43でストロボを充電し、ステップ#44
でスタンバイ表示用データを作成し、ステップ#45で
表示し、ステップ#46でマイクロコンピューター50
の出力ポートとリセットし、ステップ#47で割込み端
子による割込みを許可し、ステップ#48でスタンバイ
となり、図1に示す状態に戻る。
【0021】以上で1コマの撮影を終了するが、次に、
選択された露光サイズによるシーケンスの違いを順に説
明する。
【0022】図8は図6に示すフローチャートのステッ
プ#29を詳しくしたフローチャートである。ステップ
#49において測光結果から適正露出の露光量EV が求
められる。ステップ#50でスイッチS5の状態が判定
され、ON、つまりストロボがポップアップされていれ
ば、ステップ#51に進む。ステップ#51ではパノラ
マサイズで露光するパノラマモードが選択されているか
否かを判定し、パノラマモードであればステップ#52
へ進む。ステップ#52ではシャッタースピード優先モ
ードかマニュアルモードにおいて、設定されているシャ
ッタースピードが1/90秒より高速であるかどうか判
定され、高速であればステップ#57でシャッタースピ
ードを1/90としてそうでなければそのままステップ
#53へ進み、絞り値をF5.6とする。またステップ
#50でスイッチS5がOFF、つまりストロボがポッ
プアップしていなければ、ステップ#54に進む。ステ
ップ#54では設定されている撮影モードに従ってEv
値からシャッタースピード、絞り値をアベックス式に乗
っとり演算する。つまり、シャッタースピード優先モー
ドであれば絞り値を、絞り優先モードであればシャッタ
ースピードを、プログラムモードであれば所定のプログ
ラムに従いシャッタースピードと絞り値を演算し、図6
のステップ#30へ進む。ステップ#51において、パ
ノラマモードが選択されていないときは、ステップ#5
5に進み、設定されているシャッタースピードが1/6
0秒より高速か否かが判定され、高速であればステップ
#56でシャッタースピードを1/60秒とし、低速で
あればそのままステップ#53に進む。従って、ストロ
ボ撮影のシャッタースピードはパノラマモード選択のと
きは1/90秒以下、フルサイズ選択のときは1/60
秒以下となる。
【0023】図9は図6に示すステップ#36の詳細フ
ローチャートである。ステップ#58で絞り値が絞り制
御部54に出力され、絞り込まれる。ステップ#59で
はまずモーター11が正転し、ミラー23をアップする
とともに、シャッターのチャージも解除する。その動作
が完了するとスイッチS7がOFFし、モーター11を
停止する。このとき、シャッターの羽根は図1には省略
されたマグネット等の制御手段のみで保持され、またマ
スク5,6をバネ力に抗して保持しているレバー24は
緊定レバー28のみで係止されている。
【0024】ステップ#60でパノラマモードであるか
どうか判定され、パノラマモードであれば、ステップ#
61でマグネットを作動させる。マグネットが作動する
とアーマチュア27は左旋し、緊定レバーを右旋させ、
レバー24の係止を解除する。アーム7,8はそれぞれ
バネ力で右旋、左旋し、マスク5,6がマスクストッパ
4c,4dに当接し、停止する。パノラマモードでなけ
れば、ステップ#60から、ステップ#62に進む。ス
テップ#62ではスイッチS5が判定され、ONであれ
ば、ステップ#63でストロボ制御部へ発光許可信号が
出され、スイッチS5がOFFであればステップ#64
へ進む。従って以後スイッチS5がOFFであれば(ス
トロボがポップアップしていなければ)シャッター制御
部54からストロボ制御部56へ発光信号が出されて
も、発光許可信号がないため、ストロボ発光はしないこ
とになる。ステップ#64ではシャッターの先羽根をス
タートすると同時に、フィルム面反射光の測光がスター
トし、またシャッタースピード制御用計時も開始する。
先幕が走行を終了すると、シャッター制御部54からス
トロボ制御部56へ発光信号が出力され、発光許可信号
が出力されているときのみストロボが発光する。ステッ
プ#66で測光制御部53がフィルム面反射測光量が所
定量に達するとストロボ制御部56へ発光停止信号が出
力され、ストロボ光は停止する。ステップ#67でシャ
ッタースピード制御用計時が終了すると後羽根がスター
トし、図6フローチャートのステップ#37へ進む。
【0025】次にストロボ同調シャッタースピードをパ
ノラマモードのとき、フルサイズモードのときより早く
することができる理由を図10を用いて説明する。図1
0はシャッターの先羽根、後羽根の動きを時間を追って
表わしたもので、横軸は左へ向かって時間Tの経過を表
わし縦軸は露出用開口の縦方向の寸法で、Lは撮影の光
軸、l1 はパノラマに相当する13mm、l2 はフルサ
イズに相当する24mm巾である。Sは先羽根の動き、
Rはフルサイズ撮影のときの後羽根、R’はパノラマ撮
影のときの後羽根の動きを示す。フルサイズ撮影のとき
のストロボ同調シャッタースピードを1/60秒とする
と、先羽根Sと後羽根Rが露光域l2 に入るポイントS
1とR1の間隔T1 が1/60秒(正確には1/64秒
で15.63msecに相当)となる。先羽根が露光域
を走行する時間を9msecとすると、ストロボの発光
可能なシャッターの全開している時間T3 は15.63
−9=6.63msecとなる。ストロボは、先羽根S
がフルサイズ露光域l2 を出るポイントS2で発光信号
を受け、通常最大、4〜5msec発光するので、余裕
を含め6.63msecの全開時間はほぼ妥当である。
ところが、パノラマ撮影の露光域はl1 と小さくなる。
従って後羽根が露光域に入るポイントはR1からR2ま
で、時間でT4 だけ遅くなる。T4 は羽根走行特性から
4msec程度である。そのときのシャッター全開時間
はT3 +T4 =10.63msecとなり、実際のスト
ロボ発光時間に対し、長すぎることになる。パノラマ撮
影のときのストロボ同調シャッタースピードT2 を1/
90(正確には1/90.51秒=11.05mse
c)とすると、後羽根R’がパノラマ用露光域l1 に入
るポイントR’2までの時間はT2 +4=15.05m
secとなり、シャッター全開時間T3 は15.05−
9=6.05msecとなる。これはフルサイズ撮影の
ときより0.58msec程短かくなり、その分R1と
R’2も図のように正確には同じタイミングにはならな
いもののストロボ発光時間に対しては充分に余裕を持つ
ものである。
【0026】本実施例においては、シャッターユニット
と本体の間にマスクを設定している。強度はシャッター
羽根と同程度あれば充分であり、厚みはマスク、アーム
とも0.1mm程度となる。従ってマスクの回転支持
部、7b,8b等の部分的な逃げを本体に設ければ本
体、シャッターとの位置関係を変更する必要もない。
【0027】なお、本発明で遮光用マスクをシャッター
カバーと本体の間に設定するのは必須構成ではない。例
えば、図1において、カバー4を更に薄い板とし、単に
羽根走行スペースとの仕切りとして使い、マスクと本体
の間に新たにカバー4とほぼ同形状のカバーを設けるこ
とでシャッターユニット内にマスクを持たせるようにし
ても良い。カバー4と新たなカバーは2枚構成になるた
め薄くても剛性を保ち、シャッター厚み方向への影響は
小さく、かつマスクの作動スペースが確保されるため作
動の信頼性が増す利点がある。
【0028】更にはマスクとアームをシャッターユニッ
トに組み込むことも必須ではない。特に図解はしない
が、図1においてアーム7,8の回動中心7a,8aを
本体1に軸を立て、その軸で軸支すれば良いことは、容
易に理解し得るものである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フォーカルプレーンシャッターのシャッター羽根の走行
するスペースと本体の間に露光用開口を有する面と平行
な面内を移動する遮光部材を設けたので本体とフォーカ
ルプレーンシャッターの相対位置を大きく変化させず
に、露光範囲の大きさを切り換えることが可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカメラの機構概略斜視図。
【図2】図1の機構を作動させる回路例。
【図3】図2の回路により制御される表示例。
【図4】図2の回路による割込みルーチンのフローチャ
ート。
【図5】図2の回路による他の割込みルーチンのフロー
チャート。
【図6】図2の回路による測光ルーチンのフローチャー
ト。
【図7】図1の機構の作動中の状態を示す図。
【図8】図2の回路による露出演算のフローチャート。
【図9】図2の回路による露光のフローチャート。
【図10】シャッター羽根の作動を示す図。
【図11】従来のパノラマモード内蔵カメラの機構図。
【符号の説明】 1;本体 2;本体1の露出用開
口 3;シャッター地板 4;シャッターのカバ
ー 5,6;マスク 7,8;マスクのアー
ム 11;モーター 16;ホイールギヤ 17;ミラーカム 18;ホイールギヤ 19;チャージカム 22;ミラー受板 23;ミラー 25;ヨーク 26;コイル 27;アーマチュア 50;マイクロコンピューター 53;測光制御部 54;シャッター 55;絞り 56;ストロボ 57;マグネット 58;表示 61;モーター S1〜S11;スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォーカルプレーンシャッターを有した
    カメラにおいて、該フォーカルプレーンシャッターの羽
    根走行スペースと平行に露光用開口部を移動可能な遮光
    部材を有し、露光画面の位置および寸法を変更可能に構
    成されていることを特徴とするカメラ。
JP23331091A 1991-09-12 1991-09-12 カメラ Pending JPH0572655A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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