JPH0572710A - 複製画像情報の不良検出方法 - Google Patents
複製画像情報の不良検出方法Info
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- JPH0572710A JPH0572710A JP24280591A JP24280591A JPH0572710A JP H0572710 A JPH0572710 A JP H0572710A JP 24280591 A JP24280591 A JP 24280591A JP 24280591 A JP24280591 A JP 24280591A JP H0572710 A JPH0572710 A JP H0572710A
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Landscapes
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明の目的は、文字・線画・網点等の情
報から成る原画像情報に基づいて画像情報の複製を作成
する際の複製不良を人間の視覚特性に即して有効に検出
することができ、かつ網点部分に対しても正確に検出す
ることができるようにする。 【構成】 製版フイルムとそれを複製して作成されたP
S版とを比較する際に、画像情報を人間の視覚特性に合
致した基準で複数の領域に分割し、分割された個々の領
域ごとに網点画像領域であるか文字・線画領域であるか
を判定し、その判定結果に応じた基準で比較を行ない不
一致を検出する。
報から成る原画像情報に基づいて画像情報の複製を作成
する際の複製不良を人間の視覚特性に即して有効に検出
することができ、かつ網点部分に対しても正確に検出す
ることができるようにする。 【構成】 製版フイルムとそれを複製して作成されたP
S版とを比較する際に、画像情報を人間の視覚特性に合
致した基準で複数の領域に分割し、分割された個々の領
域ごとに網点画像領域であるか文字・線画領域であるか
を判定し、その判定結果に応じた基準で比較を行ない不
一致を検出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複製画像情報の不良
検出方法に関し、例えば印刷分野において製版フイルム
等から刷版を作成する際の情報劣化検出等に応用可能な
複製画像情報の不良検出方法に関する。
検出方法に関し、例えば印刷分野において製版フイルム
等から刷版を作成する際の情報劣化検出等に応用可能な
複製画像情報の不良検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の新聞印刷技術分野においても他の
情報提供技術分野と同様に自動化及び高速化が急速に図
られている。すなわち、配送までの流れを簡単に説明す
ると、先ず本社で作成された新聞原稿は高速ディジタル
通信回線等を介して全国各地の分工場へ送られる。各分
工場は送られてきた新聞原稿の情報を一旦格納手段に格
納すると共にその情報を基にして製版(リス型)フイル
ムを作成する。次に、その製版(リス型)フイルムを基
にして重ねて露光・現像を行なうことにより印刷のため
の刷版(PS版)を作成する。でき上がったPS版は印
刷機にかけられて印刷が行なわれ、刷り上がった新聞は
目的地別に分けられて梱包される。以上の作業はそのほ
とんどがコンピュータ制御により自動化されており、作
業時間も数十分程度である。
情報提供技術分野と同様に自動化及び高速化が急速に図
られている。すなわち、配送までの流れを簡単に説明す
ると、先ず本社で作成された新聞原稿は高速ディジタル
通信回線等を介して全国各地の分工場へ送られる。各分
工場は送られてきた新聞原稿の情報を一旦格納手段に格
納すると共にその情報を基にして製版(リス型)フイル
ムを作成する。次に、その製版(リス型)フイルムを基
にして重ねて露光・現像を行なうことにより印刷のため
の刷版(PS版)を作成する。でき上がったPS版は印
刷機にかけられて印刷が行なわれ、刷り上がった新聞は
目的地別に分けられて梱包される。以上の作業はそのほ
とんどがコンピュータ制御により自動化されており、作
業時間も数十分程度である。
【0003】以上は、具体的な新聞印刷についての説明
であるが、一般の印刷物ができ上がるまでの流れを図1
2に基づいて説明する。先ず、上述した新聞印刷等の場
合、印刷物の具体的な印刷情報であるオリジナルデジタ
ルデータ11から製版フイルム12が作成され、更にそ
の製版フイルム12は露光・現像が行なわれて刷版13
が作られる。現像済みの刷版13が印刷機にかけられる
ことにより印刷物14ができ上がる。また、オリジナル
デジタルデータ11から直接刷版13が作成される場合
もあるし、例えばデジタル複写の如くオリジナルデジタ
ルデータ11から直接印刷物14が作成される態様もあ
る。更に、製版フイルム12から直接印刷物14を作成
する場合もある。
であるが、一般の印刷物ができ上がるまでの流れを図1
2に基づいて説明する。先ず、上述した新聞印刷等の場
合、印刷物の具体的な印刷情報であるオリジナルデジタ
ルデータ11から製版フイルム12が作成され、更にそ
の製版フイルム12は露光・現像が行なわれて刷版13
が作られる。現像済みの刷版13が印刷機にかけられる
ことにより印刷物14ができ上がる。また、オリジナル
デジタルデータ11から直接刷版13が作成される場合
もあるし、例えばデジタル複写の如くオリジナルデジタ
ルデータ11から直接印刷物14が作成される態様もあ
る。更に、製版フイルム12から直接印刷物14を作成
する場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の新聞印刷工程においては、本社から送られてきた情
報がそのまま正確にまた奇麗にムラなく印刷されている
かどうかの細かい検査は時間的に困難で、機械を監視す
る作業員が明らかな印刷不良の際に機械を止めている程
度であった。したがって、図11に示すようないわゆる
焼ボケ(点線で囲んだ部分)が生じてもそのまま出され
ることがあるのが現状である。焼ボケは例えばフイルム
をPS版に貼り付ける際にゴミが挟まったりして密着が
完全でないような場合に生ずる。
来の新聞印刷工程においては、本社から送られてきた情
報がそのまま正確にまた奇麗にムラなく印刷されている
かどうかの細かい検査は時間的に困難で、機械を監視す
る作業員が明らかな印刷不良の際に機械を止めている程
度であった。したがって、図11に示すようないわゆる
焼ボケ(点線で囲んだ部分)が生じてもそのまま出され
ることがあるのが現状である。焼ボケは例えばフイルム
をPS版に貼り付ける際にゴミが挟まったりして密着が
完全でないような場合に生ずる。
【0005】また、上述した一般の印刷分野の作業の流
れにおいて、いずれの過程でも何らかの複製不良が生じ
る可能性があった。すなわち、複製不良としては、ゴミ
等によるピンホール,焼ボケ等の欠陥,貼り込み跡があ
った。更に、ゴミ以外に起因した文字,線画,画像の欠
け,太り,細り等の欠陥や原画像情報にはない情報の混
入ということがあった。
れにおいて、いずれの過程でも何らかの複製不良が生じ
る可能性があった。すなわち、複製不良としては、ゴミ
等によるピンホール,焼ボケ等の欠陥,貼り込み跡があ
った。更に、ゴミ以外に起因した文字,線画,画像の欠
け,太り,細り等の欠陥や原画像情報にはない情報の混
入ということがあった。
【0006】このような各種の複製不良が生じていたに
もかかわらず、そのいずれの過程においてもその不良を
効率的に発見しかつ人間の視覚に合致した基準での不良
の特定及びその位置の特定を行なうことができる手段は
なかった。
もかかわらず、そのいずれの過程においてもその不良を
効率的に発見しかつ人間の視覚に合致した基準での不良
の特定及びその位置の特定を行なうことができる手段は
なかった。
【0007】更に、印刷分野のみならず例えばプリント
基板を作成する過程でのパターン作成の不良やシャドウ
マスク,液晶ディスプレイ等のパターンの不良を検出す
る等の他のあらゆる分野のいわゆる画像情報複製技術に
おける複製不良の検出は、例えば、1ドット情報ごとに
比較していく等の正確ではあるが装置が大規模でかつ非
常に高価となる結果を生ずる比較であり、更に正確であ
るがために人間の視覚特性に合致した検出が必ずしも行
なわれていなかった。
基板を作成する過程でのパターン作成の不良やシャドウ
マスク,液晶ディスプレイ等のパターンの不良を検出す
る等の他のあらゆる分野のいわゆる画像情報複製技術に
おける複製不良の検出は、例えば、1ドット情報ごとに
比較していく等の正確ではあるが装置が大規模でかつ非
常に高価となる結果を生ずる比較であり、更に正確であ
るがために人間の視覚特性に合致した検出が必ずしも行
なわれていなかった。
【0008】この発明は上述のような事情から成された
ものであり、この発明の目的は、文字・線画・網点等の
情報から成る原画像情報に基づいて画像情報の複製を作
成する際の複製不良を人間の視覚特性に即して有効に検
出することができ、かつ網点部分に対しても正確に検出
することができる複製画像情報の不良検出方法を提供す
ることにある。
ものであり、この発明の目的は、文字・線画・網点等の
情報から成る原画像情報に基づいて画像情報の複製を作
成する際の複製不良を人間の視覚特性に即して有効に検
出することができ、かつ網点部分に対しても正確に検出
することができる複製画像情報の不良検出方法を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、例えば印刷
分野において製版フイルム等から刷版を作成する際の情
報劣化検出等に応用可能な複製画像情報の不良検出方法
に関するものであり、この発明の上記目的は、文字・線
画・網点等の情報を含む原画像情報とその原画像情報を
基にして作成された複製画像情報とを比較する際に、人
間の視覚特性に合致した基準で複数の領域に分割し、前
記分割された個々の領域ごとに前記比較を行ない不一致
を検出することにより達成される。
分野において製版フイルム等から刷版を作成する際の情
報劣化検出等に応用可能な複製画像情報の不良検出方法
に関するものであり、この発明の上記目的は、文字・線
画・網点等の情報を含む原画像情報とその原画像情報を
基にして作成された複製画像情報とを比較する際に、人
間の視覚特性に合致した基準で複数の領域に分割し、前
記分割された個々の領域ごとに前記比較を行ない不一致
を検出することにより達成される。
【0010】
【作用】この発明にあっては、人間の視覚特性を基準と
した大きさに画像情報を分割し、その大きさ単位でかつ
黒または白の画素数を比較するという方法で画像情報の
比較を行なっているので、人間の視覚的な認識に合致し
た複製不良の検出ができる。また、分割された個々の領
域ごとに網点画像領域であるか文字・線画領域であるか
を判定し、その判定結果に応じた基準で比較を行なうよ
うにしているので、いかなる濃淡の網点に対しても的確
に不良を検出する。
した大きさに画像情報を分割し、その大きさ単位でかつ
黒または白の画素数を比較するという方法で画像情報の
比較を行なっているので、人間の視覚的な認識に合致し
た複製不良の検出ができる。また、分割された個々の領
域ごとに網点画像領域であるか文字・線画領域であるか
を判定し、その判定結果に応じた基準で比較を行なうよ
うにしているので、いかなる濃淡の網点に対しても的確
に不良を検出する。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいてこの発明の実施例につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
【0012】ここでは、印刷分野における製版フイルム
12から刷版13を作成する際の情報の複製不良を検出
する場合について実施例として説明する。
12から刷版13を作成する際の情報の複製不良を検出
する場合について実施例として説明する。
【0013】図5は、この発明の複製画像情報の不良検
出方法の実施に使用するスキャナの一例を示す概略図で
ある。同図に示すようにこのスキャナ1は3個のスキャ
ナユニット21,22,23を有しており、そのそれぞ
れは5個のCCD3を有している。すなわち、全部で1
5個のCCD3により画像情報の読取りを行なう。ま
た、個々のCCD3はそれぞれ2つの処理装置すなわち
CPUユニット4A及びCPUユニット4Bに並列に接
続されている。したがって、個々のCCD3で読み取ら
れた画像情報は接続されるCPUユニット4A及びCP
Uユニット4Bにおいて交互に処理される。
出方法の実施に使用するスキャナの一例を示す概略図で
ある。同図に示すようにこのスキャナ1は3個のスキャ
ナユニット21,22,23を有しており、そのそれぞ
れは5個のCCD3を有している。すなわち、全部で1
5個のCCD3により画像情報の読取りを行なう。ま
た、個々のCCD3はそれぞれ2つの処理装置すなわち
CPUユニット4A及びCPUユニット4Bに並列に接
続されている。したがって、個々のCCD3で読み取ら
れた画像情報は接続されるCPUユニット4A及びCP
Uユニット4Bにおいて交互に処理される。
【0014】このようなスキャナ1を用いて画像情報を
読み取ることによりフイルムとPS版の比較を行なう際
の手順を以下に説明する。
読み取ることによりフイルムとPS版の比較を行なう際
の手順を以下に説明する。
【0015】そこで、先ずフイルムをスキャナ1で読み
取る。図1は、フイルムをスキャナ1で読み取った後の
処理手順を示すフローチャートである。図2(A)は、
読み取られたフイルムの画像情報全体を示す図である。
最初に、画像情報を読み取る(ステップS11) 。次
に、特徴点を決定する (ステップS12) 。特徴点は、
いくつかの候補点を選び出して特徴点の条件を満たすか
否かを検査して決定する。具体的には文字部における適
当な1点は特徴点となり得るが網点部ではなり得ない。
特徴点となり得る点がない場合には、図2(A)に示す
画像情報の左上にあるようなトンボ等のマークを入れ
る。次に、読み取った画像情報を1mm角の画像情報(1
セル)に分割する (ステップS13) 。図2(C)に示
すように、例えば400DPIの密度の画像情報であれ
ば1セルは16×16=256画素の情報で構成され
る。1mm角としたのは人間の目の画像分解能に基づけば
その程度が最適であるということによる。1mm角の画像
情報に分割したら、次に分割した1セルの画像情報ごと
にその領域が網点領域か否かを判断する (ステップS1
4) 。そこで、網点ではなく文字(テキスト)領域であ
ると判断された場合は、2値化するためのスレッシュホ
ールドレべルとして固定のスレッシュホールドレべルを
設定する (ステップS15) 。一方、網点領域であると
判断された場合は、いわゆるダイナミックにスレッシュ
ホールドレべルを設定する(ステップS16) 。ここ
で、図3(A)及び(B)はそれぞれ文字領域及び網点
領域における濃淡の状態を示す図である。同図(A)に
示すように文字領域においては文字の部分と文字でない
部分の差はそのまま濃淡の差となって顕著に表われるの
に対して、同図(B)に示すように網点領域においては
網点としての濃さに応じて濃淡分布に偏りが生ずる。す
なわち、網点として中間的な部分は同図(B)における
の部分にあるように比較的対称的に濃淡の差が表われ
るものの、網点として黒に偏った部分は同図(B)にお
けるの部分にあるように相対的な淡部も絶対的な濃淡
の度合いとしては濃に偏っており、逆に、網点として白
に偏った部分は同図(B)におけるの部分にあるよう
に相対的な濃部も絶対的な濃淡の度合いとしては淡に偏
っている。したがって、文字領域に対する固定のスレッ
シュホールドレべルとしてはちょうど中間レベルに設定
すれば文字の部分と文字でない部分に対応して2値化さ
れるのに対して、網点領域についてもそのようなスレッ
シュホールドレべルを設定するとすれば、網点として黒
に偏った部分では全く黒となってしまい淡部が表われ
ず、逆に網点として白に偏った部分では全く白となって
しまう。したがって、そのような部分に焼ボケが生じて
も焼ボケによる濃淡の変化は比較的わずかであり、文字
領域に対するスレッシュホールドレべルと同じにするな
らば変化が表われずに全く黒または全く白となってしま
う。ゆえに、この発明では網点領域に対していわゆるダ
イナミックにスレッシュホールドレべルを設定している
のである。単純には先ず画像周波数の低い成分をカット
する方法がある。これにより濃淡の最大値・最小値が一
致していない場合やスキャナむらの対処に有効である。
しかしながら、これだけではまだ焼ボケがカットされて
しまう。したがって以下のようにする。具体的には、図
3(B)に示すように網点の濃度に応じて網点として濃
くなればなるほどスレッシュホールドレべルも濃いレベ
ルに設定し、網点として淡くなればなるほど淡いレベル
に設定する。このように、網点領域に対していわゆるダ
イナミックにスレッシュホールドレべルを設定すれば、
網点のいかなる濃度に対しても相対的な濃淡差が2値化
により別れるので、焼ボケが生じた場合の濃淡変化はそ
のような2値化により促えることが可能となる。一般に
中間調画像(網点部)では低い画像周波数での濃淡変化
が重要で、スキャナ系等のノイズ(シェーディング等)
を受けやすい。ところが、ダイナミックにスレッシュホ
ールドを設定するとハイパスフィルタとなり、シェーデ
ィング等のノイズを軽減する。一方、文字部は前述のよ
うにもともとコントラストが高いのでこのような影響を
受けにくく、ダイナミックにスレッシュホールドを設定
すると逆に文字の太さに狂いが生じやすい。
取る。図1は、フイルムをスキャナ1で読み取った後の
処理手順を示すフローチャートである。図2(A)は、
読み取られたフイルムの画像情報全体を示す図である。
最初に、画像情報を読み取る(ステップS11) 。次
に、特徴点を決定する (ステップS12) 。特徴点は、
いくつかの候補点を選び出して特徴点の条件を満たすか
否かを検査して決定する。具体的には文字部における適
当な1点は特徴点となり得るが網点部ではなり得ない。
特徴点となり得る点がない場合には、図2(A)に示す
画像情報の左上にあるようなトンボ等のマークを入れ
る。次に、読み取った画像情報を1mm角の画像情報(1
セル)に分割する (ステップS13) 。図2(C)に示
すように、例えば400DPIの密度の画像情報であれ
ば1セルは16×16=256画素の情報で構成され
る。1mm角としたのは人間の目の画像分解能に基づけば
その程度が最適であるということによる。1mm角の画像
情報に分割したら、次に分割した1セルの画像情報ごと
にその領域が網点領域か否かを判断する (ステップS1
4) 。そこで、網点ではなく文字(テキスト)領域であ
ると判断された場合は、2値化するためのスレッシュホ
ールドレべルとして固定のスレッシュホールドレべルを
設定する (ステップS15) 。一方、網点領域であると
判断された場合は、いわゆるダイナミックにスレッシュ
ホールドレべルを設定する(ステップS16) 。ここ
で、図3(A)及び(B)はそれぞれ文字領域及び網点
領域における濃淡の状態を示す図である。同図(A)に
示すように文字領域においては文字の部分と文字でない
部分の差はそのまま濃淡の差となって顕著に表われるの
に対して、同図(B)に示すように網点領域においては
網点としての濃さに応じて濃淡分布に偏りが生ずる。す
なわち、網点として中間的な部分は同図(B)における
の部分にあるように比較的対称的に濃淡の差が表われ
るものの、網点として黒に偏った部分は同図(B)にお
けるの部分にあるように相対的な淡部も絶対的な濃淡
の度合いとしては濃に偏っており、逆に、網点として白
に偏った部分は同図(B)におけるの部分にあるよう
に相対的な濃部も絶対的な濃淡の度合いとしては淡に偏
っている。したがって、文字領域に対する固定のスレッ
シュホールドレべルとしてはちょうど中間レベルに設定
すれば文字の部分と文字でない部分に対応して2値化さ
れるのに対して、網点領域についてもそのようなスレッ
シュホールドレべルを設定するとすれば、網点として黒
に偏った部分では全く黒となってしまい淡部が表われ
ず、逆に網点として白に偏った部分では全く白となって
しまう。したがって、そのような部分に焼ボケが生じて
も焼ボケによる濃淡の変化は比較的わずかであり、文字
領域に対するスレッシュホールドレべルと同じにするな
らば変化が表われずに全く黒または全く白となってしま
う。ゆえに、この発明では網点領域に対していわゆるダ
イナミックにスレッシュホールドレべルを設定している
のである。単純には先ず画像周波数の低い成分をカット
する方法がある。これにより濃淡の最大値・最小値が一
致していない場合やスキャナむらの対処に有効である。
しかしながら、これだけではまだ焼ボケがカットされて
しまう。したがって以下のようにする。具体的には、図
3(B)に示すように網点の濃度に応じて網点として濃
くなればなるほどスレッシュホールドレべルも濃いレベ
ルに設定し、網点として淡くなればなるほど淡いレベル
に設定する。このように、網点領域に対していわゆるダ
イナミックにスレッシュホールドレべルを設定すれば、
網点のいかなる濃度に対しても相対的な濃淡差が2値化
により別れるので、焼ボケが生じた場合の濃淡変化はそ
のような2値化により促えることが可能となる。一般に
中間調画像(網点部)では低い画像周波数での濃淡変化
が重要で、スキャナ系等のノイズ(シェーディング等)
を受けやすい。ところが、ダイナミックにスレッシュホ
ールドを設定するとハイパスフィルタとなり、シェーデ
ィング等のノイズを軽減する。一方、文字部は前述のよ
うにもともとコントラストが高いのでこのような影響を
受けにくく、ダイナミックにスレッシュホールドを設定
すると逆に文字の太さに狂いが生じやすい。
【0016】以上のように文字領域か網点領域かで異な
るスレッシュホールドレべルを設定した後、それぞれの
セルごとに2値化された画像の黒白の画素数をカウント
する(ステップS17) 。最後に、カウントした情報を
画像情報と共に格納しておく(ステップS18) 。以上
がフイルムをスキャナ1で読み取った場合の処理手順で
ある。
るスレッシュホールドレべルを設定した後、それぞれの
セルごとに2値化された画像の黒白の画素数をカウント
する(ステップS17) 。最後に、カウントした情報を
画像情報と共に格納しておく(ステップS18) 。以上
がフイルムをスキャナ1で読み取った場合の処理手順で
ある。
【0017】次に、PS版をスキャナ1で読み取りフイ
ルムとの比較の処理を行なう。ところで、PS版をスキ
ャナ1で読み取った場合、通常その読み取られた情報は
フイルムの情報と相対的に位置ズレが生じている。図2
(B)は、読み取られたPS版の画像情報を示す図であ
る。格納領域上において同図(A)に示すフイルムの画
像情報とは相対的に傾いている。したがって、画像情報
相互の比較を行なう前段の処理として画像の位置合わせ
を行なう処理が必要となってくる。この発明では、その
位置合わせの処理をアフィン変換(affine tr
ansformation)による方法と更に発展させ
てアドレス変換による方法で行なっている。以下、その
2つの方法で行なった場合のそれぞれについて説明す
る。
ルムとの比較の処理を行なう。ところで、PS版をスキ
ャナ1で読み取った場合、通常その読み取られた情報は
フイルムの情報と相対的に位置ズレが生じている。図2
(B)は、読み取られたPS版の画像情報を示す図であ
る。格納領域上において同図(A)に示すフイルムの画
像情報とは相対的に傾いている。したがって、画像情報
相互の比較を行なう前段の処理として画像の位置合わせ
を行なう処理が必要となってくる。この発明では、その
位置合わせの処理をアフィン変換(affine tr
ansformation)による方法と更に発展させ
てアドレス変換による方法で行なっている。以下、その
2つの方法で行なった場合のそれぞれについて説明す
る。
【0018】図4は、位置合わせをアフィン変換で行な
った場合の処理手順を示すフローチャートである。そこ
で、先ず一定領域を読み取る (ステップS21) 。次
に、その読み取った領域に前述のフイルムの情報に対し
て決定された特徴点が存在するか否かを判断する (ステ
ップS22) 。特徴点がある場合には位置ズレを認識す
るための基準点をその特徴点とする (ステップS23)
。一方、特徴点がない場合には前回読み込んだ一定領
域の情報に基づくズレ量を基準とする (ステップS2
4) 。このように最も合っていそうな点を開始点として
逐次探索法により位置ズレ量を認識する (ステップS2
5) 。次に、認識した位置ズレ量に基づいて実際に位置
合わせを行なう (ステップS26) 。位置ズレは回転量
として促えることができるのでアフィン変換が1つの方
法となる。この場合には実際にメモリに格納された情報
に対して変換を行ない位置合わせを行なう。尚、アフィ
ン変換を行なう前にランレングス変換を行ない情報を1
/10〜1/20に圧縮する処理を行なえば、アフィン
変換を高速に行なえる。また、位置ズレの回転量が少な
い場合にはアフィン変換の代わりに簡易画像変換で代用
することも可能である。このようにして画像情報の位置
合わせが終了したら、次に、フイルムに対すると同様に
画像の分割を行なう (ステップS27) 。画像を分割し
たら1セルごとにステップS32までの処理を行なう。
すなわち、そのセルに対応しているフイルム上のセルに
ついて決定されたスレッシュホールドレべルでそのセル
に対して2値化を行なう (ステップS28) 。1セル中
の黒または白の画素数をカウントする(ステップS29)
。カウントされた黒または白の画素数を対応するフイ
ルムの1セルについてカウントされた画素数と比較する
(ステップS30) 。PS版の黒または白の画素数とフ
イルムの黒または白の画素数に一定量以上の差があるか
を判断し (ステップS31) 、一定量以上の差があれば
そのセルに対してエラー情報を設定する (ステップS3
2) 。ところで、2つの画像が一致しているか否かを判
断する手法として最も一般的に行なわれている手法は、
対応する個々の画素情報に対して排他的論理和の演算を
行ない、ある一定量異なる点があった場合に2つの画像
は不一致であると判断する手法である。しかしながら、
この手法は画像の回転ズレに対して不必要に感度が高
く、また莫大なメモリ容量を必要とするため経済的に不
可能であるという欠点がある。ゆえに、この発明では上
述のようにただ黒または白の数だけを比較する方法を採
用している。この画素数比較による方法によれば、人間
の目のレスポンスの最もよい所で比較するので、位置合
わせの精度が高精度であることを要求されることなく検
出能力が高い結果となる。このように個々のセルに対す
る比較をステップS21で読み取った一定領域における
すべてのセルに対して行なう (ステップS33) 。読み
込んだ一定領域について終了したらステップS21に戻
り次の一定領域を読み込んで以上の処理を繰り返し、P
S版全領域について終了したらすべての処理を終了する
(ステップS34) 。以上がアフィン変換を用いた場合
の処理手順である。
った場合の処理手順を示すフローチャートである。そこ
で、先ず一定領域を読み取る (ステップS21) 。次
に、その読み取った領域に前述のフイルムの情報に対し
て決定された特徴点が存在するか否かを判断する (ステ
ップS22) 。特徴点がある場合には位置ズレを認識す
るための基準点をその特徴点とする (ステップS23)
。一方、特徴点がない場合には前回読み込んだ一定領
域の情報に基づくズレ量を基準とする (ステップS2
4) 。このように最も合っていそうな点を開始点として
逐次探索法により位置ズレ量を認識する (ステップS2
5) 。次に、認識した位置ズレ量に基づいて実際に位置
合わせを行なう (ステップS26) 。位置ズレは回転量
として促えることができるのでアフィン変換が1つの方
法となる。この場合には実際にメモリに格納された情報
に対して変換を行ない位置合わせを行なう。尚、アフィ
ン変換を行なう前にランレングス変換を行ない情報を1
/10〜1/20に圧縮する処理を行なえば、アフィン
変換を高速に行なえる。また、位置ズレの回転量が少な
い場合にはアフィン変換の代わりに簡易画像変換で代用
することも可能である。このようにして画像情報の位置
合わせが終了したら、次に、フイルムに対すると同様に
画像の分割を行なう (ステップS27) 。画像を分割し
たら1セルごとにステップS32までの処理を行なう。
すなわち、そのセルに対応しているフイルム上のセルに
ついて決定されたスレッシュホールドレべルでそのセル
に対して2値化を行なう (ステップS28) 。1セル中
の黒または白の画素数をカウントする(ステップS29)
。カウントされた黒または白の画素数を対応するフイ
ルムの1セルについてカウントされた画素数と比較する
(ステップS30) 。PS版の黒または白の画素数とフ
イルムの黒または白の画素数に一定量以上の差があるか
を判断し (ステップS31) 、一定量以上の差があれば
そのセルに対してエラー情報を設定する (ステップS3
2) 。ところで、2つの画像が一致しているか否かを判
断する手法として最も一般的に行なわれている手法は、
対応する個々の画素情報に対して排他的論理和の演算を
行ない、ある一定量異なる点があった場合に2つの画像
は不一致であると判断する手法である。しかしながら、
この手法は画像の回転ズレに対して不必要に感度が高
く、また莫大なメモリ容量を必要とするため経済的に不
可能であるという欠点がある。ゆえに、この発明では上
述のようにただ黒または白の数だけを比較する方法を採
用している。この画素数比較による方法によれば、人間
の目のレスポンスの最もよい所で比較するので、位置合
わせの精度が高精度であることを要求されることなく検
出能力が高い結果となる。このように個々のセルに対す
る比較をステップS21で読み取った一定領域における
すべてのセルに対して行なう (ステップS33) 。読み
込んだ一定領域について終了したらステップS21に戻
り次の一定領域を読み込んで以上の処理を繰り返し、P
S版全領域について終了したらすべての処理を終了する
(ステップS34) 。以上がアフィン変換を用いた場合
の処理手順である。
【0019】次に、アドレス変換を用いた場合を説明す
る。図6は、その処理手順である。アドレス変換の場合
も位置ズレを認識する方法や画素数の比較の部分は異な
らないのでアドレス変換の部分のみ説明する。すなわ
ち、この場合には認識された位置ズレの情報に基づい
て、フイルムにおける任意のセルがPS版についての情
報が格納されるメモリ上のどのアドレスに対応している
かを算出する(ステップS47) 。つまり、例えば図7
に示すように、フイルム上のあるセルの左上のアドレス
情報が(100,100)であるとすれば、位置ズレの
情報に基づいてその(100,100)にアドレス変換
を施すことによりPS版の対応するセルの左上の位置の
アドレス情報が(120,90)と求まる。このように
実際に画像情報を回転せず、位置ズレの情報から対応す
る画像情報が格納されるメモリ上のアドレスを算出して
対応付けを行なう方法がアドレス変換による方法であ
る。
る。図6は、その処理手順である。アドレス変換の場合
も位置ズレを認識する方法や画素数の比較の部分は異な
らないのでアドレス変換の部分のみ説明する。すなわ
ち、この場合には認識された位置ズレの情報に基づい
て、フイルムにおける任意のセルがPS版についての情
報が格納されるメモリ上のどのアドレスに対応している
かを算出する(ステップS47) 。つまり、例えば図7
に示すように、フイルム上のあるセルの左上のアドレス
情報が(100,100)であるとすれば、位置ズレの
情報に基づいてその(100,100)にアドレス変換
を施すことによりPS版の対応するセルの左上の位置の
アドレス情報が(120,90)と求まる。このように
実際に画像情報を回転せず、位置ズレの情報から対応す
る画像情報が格納されるメモリ上のアドレスを算出して
対応付けを行なう方法がアドレス変換による方法であ
る。
【0020】そこで、この発明に含まれるいわゆるダイ
ナミックにスレッシュホールドレべルを変化させる方法
によれば、さまざまな濃淡における網点領域においても
的確に焼ボケを検出できる。図8は、その具体例を説明
するための図である。同図において、の部分に焼ボケ
が発生したとする。このとき、フイルムについての情報
の濃淡は実線で示されており、スレッシュホールドレべ
ルは同図のように設定される。ところが、PS版につい
ての情報の濃淡は焼ボケの影響から濃部へスライドした
濃淡分布となり、同図に点線で示すようになる。この点
線の濃淡情報を設定されているスレッシュホールドレべ
ルを基準にして2値化するとすべての情報が黒となって
しまう。したがって、フイルムについての情報を2値化
した場合の黒白の数とは全く異なってくるので、この部
分で焼ボケが生じていることが明確に認識できる。
ナミックにスレッシュホールドレべルを変化させる方法
によれば、さまざまな濃淡における網点領域においても
的確に焼ボケを検出できる。図8は、その具体例を説明
するための図である。同図において、の部分に焼ボケ
が発生したとする。このとき、フイルムについての情報
の濃淡は実線で示されており、スレッシュホールドレべ
ルは同図のように設定される。ところが、PS版につい
ての情報の濃淡は焼ボケの影響から濃部へスライドした
濃淡分布となり、同図に点線で示すようになる。この点
線の濃淡情報を設定されているスレッシュホールドレべ
ルを基準にして2値化するとすべての情報が黒となって
しまう。したがって、フイルムについての情報を2値化
した場合の黒白の数とは全く異なってくるので、この部
分で焼ボケが生じていることが明確に認識できる。
【0021】焼ボケが生じた場所を人間が認識しやすく
するためにはステップS32もしくはステップS52で
設定されたエラー情報と共にディスプレイ装置に表示し
たりプリンタで印字したりすればよい。図9(A)及び
(B)は、エラーとして検出したセルを表示して×印を
つけた例を示す図である。同図によれば焼ボケと明確に
対応しているのが理解できる。
するためにはステップS32もしくはステップS52で
設定されたエラー情報と共にディスプレイ装置に表示し
たりプリンタで印字したりすればよい。図9(A)及び
(B)は、エラーとして検出したセルを表示して×印を
つけた例を示す図である。同図によれば焼ボケと明確に
対応しているのが理解できる。
【0022】尚、上述した実施例においては、原画像情
報を製版フイルム、複製画像情報をPS版として説明し
たが、これに限られることはなく、図12に示した印刷
分野における個々の段階の情報に適用でき、また作成さ
れた複数のフィルム相互、刷版相互、印刷物相互につい
ても比較可能である。更に、印刷分野に限らず前述のプ
リント基板,シャドウマスク等のフォトパブリケーショ
ンなどの分野にも広く適用できる。但し、例えば原画像
情報がデジタル情報そのものであれば無論スキャナで読
み取って2値化する必要はなく、そのまま分割して比較
すればよい。また、比較される両者の情報の位置の対応
関係が初めから一致もしくは明らかであれば上述した実
施例における位置合わせの処理は不要となる。更に、例
えばシャドウマスクや液晶ディスプレイのパターニング
の如く初めから網点のみの情報とわかっている場合は網
点情報か否かの判断は不要となる。また、画像情報の分
割の1mm角は例示であり、人間の目の分解能に対応し
た値が適宜選択される。
報を製版フイルム、複製画像情報をPS版として説明し
たが、これに限られることはなく、図12に示した印刷
分野における個々の段階の情報に適用でき、また作成さ
れた複数のフィルム相互、刷版相互、印刷物相互につい
ても比較可能である。更に、印刷分野に限らず前述のプ
リント基板,シャドウマスク等のフォトパブリケーショ
ンなどの分野にも広く適用できる。但し、例えば原画像
情報がデジタル情報そのものであれば無論スキャナで読
み取って2値化する必要はなく、そのまま分割して比較
すればよい。また、比較される両者の情報の位置の対応
関係が初めから一致もしくは明らかであれば上述した実
施例における位置合わせの処理は不要となる。更に、例
えばシャドウマスクや液晶ディスプレイのパターニング
の如く初めから網点のみの情報とわかっている場合は網
点情報か否かの判断は不要となる。また、画像情報の分
割の1mm角は例示であり、人間の目の分解能に対応し
た値が適宜選択される。
【0023】図10(A)〜(C)は印刷画像の不良を
検出する他の方法であり、同図(A)は細線化により線
のつながりを認識して断線等を判断する方法、同図
(B)は文字画像に対して一様に太くした情報及び細く
した情報を作成して文字不良を認識する方法、同図
(C)は高速フーリエ変換を行ないフイルタを挿入して
人間の目の認識とは関係のない画像周波数の部分を除去
する方法である。
検出する他の方法であり、同図(A)は細線化により線
のつながりを認識して断線等を判断する方法、同図
(B)は文字画像に対して一様に太くした情報及び細く
した情報を作成して文字不良を認識する方法、同図
(C)は高速フーリエ変換を行ないフイルタを挿入して
人間の目の認識とは関係のない画像周波数の部分を除去
する方法である。
【0024】
【発明の効果】以上のようにこの発明の複製画像情報の
不良検出方法によれば、文字・線画・網点等の情報から
成る原画像情報に基づいて画像情報の複製を作成する際
の複製不良を、人間の視覚特性に即して有効に検出する
ことができる。特に網点領域においては、網点の濃淡に
応じて変化させていわゆるダイナミックにスレッシュホ
ールドレべルを設定して画像情報に対して2値化を行な
っているので、いかなる濃淡の網点に対しても焼ボケ等
が的確に検出できる。また、読取装置で読み取った際の
画像情報の位置ズレをアドレス変換の手法を用いて補正
しているので高速に処理が行なえかつハードウェアのコ
ストが低減できる。更に、2値化された2つの画像情報
を比較する際に、一般的な排他的論理和の演算ではなく
黒または白の画素数を比較しているので、人間の視覚認
識の特性に適した比較が行なえる。
不良検出方法によれば、文字・線画・網点等の情報から
成る原画像情報に基づいて画像情報の複製を作成する際
の複製不良を、人間の視覚特性に即して有効に検出する
ことができる。特に網点領域においては、網点の濃淡に
応じて変化させていわゆるダイナミックにスレッシュホ
ールドレべルを設定して画像情報に対して2値化を行な
っているので、いかなる濃淡の網点に対しても焼ボケ等
が的確に検出できる。また、読取装置で読み取った際の
画像情報の位置ズレをアドレス変換の手法を用いて補正
しているので高速に処理が行なえかつハードウェアのコ
ストが低減できる。更に、2値化された2つの画像情報
を比較する際に、一般的な排他的論理和の演算ではなく
黒または白の画素数を比較しているので、人間の視覚認
識の特性に適した比較が行なえる。
【図1】フイルムをスキャナで読み取った後の処理手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図2】フイルム及びPS版の読み取られた画像情報全
体を示す図並びに1セルの画像情報を示す図である。
体を示す図並びに1セルの画像情報を示す図である。
【図3】文字領域及び網点領域における濃淡分布を示す
図である。
図である。
【図4】アフィン変換を採用した場合のPS版の画像情
報に対する処理手順を示すフローチャートである。
報に対する処理手順を示すフローチャートである。
【図5】この発明の複製画像情報の不良検出方法の実施
に使用するスキャナの一例を示す概略図である。
に使用するスキャナの一例を示す概略図である。
【図6】アドレス変換を採用した場合の処理手順を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図7】アドレス変換を説明するための図である。
【図8】網点領域に焼ボケが生じた場合の検出を説明す
るための図である。
るための図である。
【図9】焼ボケの検出結果の一例を示す図である。
【図10】その他の複製画像情報の不良検出方法を示す
図である。
図である。
【図11】焼ボケが生じた新聞情報を示す図である。
【図12】印刷分野における印刷物ができ上がるまでの
流れを示す図である。
流れを示す図である。
1 スキャナ 21 スキャナユニット 22 スキャナユニット 23 スキャナユニット 3 CCD 4A CPUユニット 4B CPUユニット 11 オリジナルデジタルデータ 12 製版フイルム 13 刷版 14 印刷物
Claims (9)
- 【請求項1】 文字・線画・網点等の情報を含む原画像
情報とその原画像情報を基にして作成された複製画像情
報とを比較する際に、人間の視覚特性に合致した基準で
複数の領域に分割し、前記分割された個々の領域ごとに
前記比較を行ない不一致を検出するようにしたことを特
徴とする複製画像情報の不良検出方法。 - 【請求項2】 前記分割された個々の領域ごとに網点画
像領域であるか文字・線画領域であるかを判定し、その
判定結果に応じた基準で前記比較を行なうようにした請
求項1に記載の複製画像情報の不良検出方法。 - 【請求項3】 前記基準は、前記判定の結果が文字・線
画領域であった場合は固定のスレッシュホールドレべル
で2値化を行ない、網点画像領域であった場合は周囲の
領域を含めて網点の濃淡に応じたスレッシュホールドレ
べルで2値化を行なうという基準である請求項2に記載
の複製画像情報の不良検出方法。 - 【請求項4】 前記2値化が行なわれた画像情報につい
て、黒または白の画素数を計数して一定以上の差があっ
た場合に不一致として検出するようにした請求項3に記
載の複製画像情報の不良検出方法。 - 【請求項5】 前記原画像情報及び前記複製画像情報を
読取装置で読み取り、特徴点を設定して両者の画像情報
のズレを認識することにより位置合わせを行なった後、
前記分割を行なうようにした請求項1に記載の複製画像
情報の不良検出方法。 - 【請求項6】 前記位置合わせをアドレス変換の手法を
用いて行なうようにした請求項5に記載の複製画像情報
の不良検出方法。 - 【請求項7】 前記原画像情報は印刷物に係る情報であ
る請求項1に記載の複製画像情報の不良検出方法。 - 【請求項8】 前記原画像情報はプリント基板のパター
ンに係る情報である請求項1に記載の複製画像情報の不
良検出方法。 - 【請求項9】 前記原画像情報はシャドウマスクのパタ
ーンに係る情報である請求項1に記載の複製画像情報の
不良検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24280591A JPH0572710A (ja) | 1990-08-31 | 1991-08-28 | 複製画像情報の不良検出方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23145790 | 1990-08-31 | ||
| JP2-231457 | 1990-08-31 | ||
| JP24280591A JPH0572710A (ja) | 1990-08-31 | 1991-08-28 | 複製画像情報の不良検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0572710A true JPH0572710A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=26529882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24280591A Pending JPH0572710A (ja) | 1990-08-31 | 1991-08-28 | 複製画像情報の不良検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0572710A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8867094B2 (en) | 2012-03-26 | 2014-10-21 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Printing system, image forming apparatus, and printing method for detecting image defects |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP24280591A patent/JPH0572710A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8867094B2 (en) | 2012-03-26 | 2014-10-21 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Printing system, image forming apparatus, and printing method for detecting image defects |
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