JPH0572717U - 組立式箱 - Google Patents
組立式箱Info
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- JPH0572717U JPH0572717U JP1079592U JP1079592U JPH0572717U JP H0572717 U JPH0572717 U JP H0572717U JP 1079592 U JP1079592 U JP 1079592U JP 1079592 U JP1079592 U JP 1079592U JP H0572717 U JPH0572717 U JP H0572717U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 1枚のシートから、外方向に向けて突出して
緩衝機能を発揮する緩衝部を備える組立式箱を実現する
こと。 【構成】 組立式箱10の側板12〜15には、第1お
よび第2の下方緩衝部22〜27bと、第1ないし第3
の側方緩衝部42a〜47bと、第1および第2の上方
緩衝部32〜35bとが延設されており、これらの各緩
衝部は組立された状態で、組立式箱10の外方向へ向け
て突出する。ここで、第1ないし第3の側方緩衝部42
a〜47bは隣接し合って補強効果を発揮する。また、
切込み部36,37と切り欠き溝38,39とは係合し
合って、箱形状を維持する。
緩衝機能を発揮する緩衝部を備える組立式箱を実現する
こと。 【構成】 組立式箱10の側板12〜15には、第1お
よび第2の下方緩衝部22〜27bと、第1ないし第3
の側方緩衝部42a〜47bと、第1および第2の上方
緩衝部32〜35bとが延設されており、これらの各緩
衝部は組立された状態で、組立式箱10の外方向へ向け
て突出する。ここで、第1ないし第3の側方緩衝部42
a〜47bは隣接し合って補強効果を発揮する。また、
切込み部36,37と切り欠き溝38,39とは係合し
合って、箱形状を維持する。
Description
【0001】
本考案は、一枚のシートから組み立てられる組立式箱に関し、特に、その各面 から外周に向かって突出する緩衝部を備える組立式箱に関するものである。
【0002】
電気製品や精密機器などを運搬する場合には、運搬時の振動や衝撃によって製 品が損傷を受ける危険性があるため、製品に伝わる振動や衝撃を緩和することを 目的に、梱包箱の内部に製品と共に緩衝材(保護材)などを収納しておく。たと えば、図4に示す梱包用の外装箱50においては、その内側にポリエチレン製の 緩衝材61,62が設けられており、これらの緩衝材61,62の端部は外装箱 50の内壁面と嵌合して外装箱50の内側に位置決めされた状態にある。また、 緩衝材61,62は、その相互に対向する支持面61a,62aに製品60を嵌 め込み可能な支持孔63,64が開口しており、製品60は支持孔63,64に 嵌め込まれた状態で外装箱50の内側に納められる。従って、製品60は外装箱 50の内部において宙吊りの状態、すなわち、製品60は外装箱50の内壁面に 接触しない状態にある。それ故、振動や衝撃は、製品60に直接伝わらず、クッ ション性を有する緩衝材61,62に吸収されて緩和される。
【0003】
しかしながら、ポリエチレン製の緩衝材61,62については、その処分にあ たって、焼却炉が損傷しやすく、また、いつまでも原型を保つなどの問題から、 従前のように緩衝材61,62を多量に使い捨てることができないという問題が あり、このことを解消する一手段として緩衝材61,62を再利用するにしても 、それらは、複数を組み合わせて緩衝機能を発揮するため(たとえば、緩衝材6 1,62を用いて製品60を保護する)それらを回収して再利用することは困難 である。また、従来の緩衝材61,62は、大きな体積を占有するため、それを 用いての出荷は、緩衝材61,62を保管する者および製品を購入して緩衝材6 1,62を処分する者のいずれにとっても好ましくない。
【0004】 以上の問題点に鑑みて、本考案が解決しようとする課題は、振動や衝撃を緩和 して製品を保護可能であって、ゴミ問題および環境問題の上からも支障のない緩 衝材として使用可能な組立式箱を実現することにある。
【0005】
上記の課題を解決するために、本考案において講じた手段は、四角形の底板の 四方に少なくとも折曲自在線を有する第1の連接部を介して延設されて組立され た状態で周壁を形成する4つの側板と、これらの側板のうちの相互に対向する一 方対の側板の上縁に少なくとも折曲自在線を有する第2の連接部を介して延設さ れて組立された状態で上面を形成する上板とを有する組立式箱であって、側板の うちの一方対の側板は第2の連接部における折り曲げ自在線の非形成領域で上板 の側に切り込まれた切断線によって延設されて組立された状態で上板から上方に 向けて突出する第1の上方緩衝部を有する一方、側板のうちの他方対の側板はそ の上縁に延設されて組立された状態で上板から上方に向けて突出する第2の上方 緩衝部を有する。また、いずれの側板も、その底縁の端部に、隣接する側板の側 に切り込まれた切断線によって延設されて組立された状態で底板から下方に向け て突出する第1の下方緩衝部、または第1の連接部における折り曲げ自在線の非 形成領域で底板の側に切り込まれた切断線によって延設されて組立された状態で 底板から下方に向けて突出する第2の下方緩衝部を有する。さらに、その側縁の うち、組立された状態で隣接する側板の側から互いに隣接し合って側方に向けて 突出可能な側縁部分に延設された側方緩衝部、すなわち、組立てされた状態で隣 接し合う2つの側板のうち、一方側の側板の側縁に形成されたものと、他方側の 側板の側縁に形成されたものとが、組立された状態で互いに隣接し合った状態で 突出する側方緩衝部とを有することである。
【0006】 ここで、側方緩衝部としては、組立てされた状態で隣接し合う2つの側板のう ち、一方側の側板の側縁中央領域に延設された第1の側方緩衝部と、他方側の側 板の側縁両端部に組立された状態で第1の側方緩衝部の両側に隣接可能に形成さ れた第2および第3の側方緩衝部として形成することが好ましい。
【0007】 また、側板の第2の上方緩衝部には切込み形成された第1のフック部と、上板 の側縁には第1のフック部と係合して組立された箱の形状を維持可能な第2のフ ック部とを形成しておくことが好ましい。
【0008】
斯かる手段を講じた本考案の組立式箱において、その側板には、その上縁に第 1の上方緩衝部または第2の上方緩衝部が延設され、その底縁に下方緩衝部が延 設され、さらに、側縁に側方緩衝部が延設されているため、組立された状態で、 これらの緩衝部はその外周方向(下方,側方,上方)へ向けて突出する。従って 、この組立式箱を内装用箱として外装箱に収納した場合には、各緩衝部が外装箱 の内壁面と接触して緩衝機能を発揮する。このため、外装箱に加わる振動や衝撃 は、組立式箱の各緩衝部を介して組立式箱の全体に分散され、内部に直接伝わら ないので、内部に収納した製品が振動などで損傷することがない。ここで、組立 式箱は1枚のシートから構成されて、一体になっているため、再利用が容易であ る。また、それを保管するのに必要なスペースが小さくてよいので、組立式箱を 用いて製品などを出荷する者にとっても、また、製品を購入した者にとっても扱 いが容易である。
【0009】
以下に、本考案に係る一実施例を添付図面を参照して説明する。
【0010】 図1は本考案の実施例に係る組立式箱を示す斜視図、図2はその展開図である 。なお、図2において、破線は谷折自在線(折曲自在線)を示す。
【0011】 (組立式箱の全体構成) これらの図において、本例の組立式箱10は、厚さが約1mmの紙製の組立式 箱用シート10aから一体に形成され、組立時には直方体状を呈する構成となっ ている。この組立式箱10においては、長方形状の底板11の四方に側板12, 13,14,15が延設されており、4つの側板12,13,14,15のうち 、底板11の長辺側に延設された側板12,13(一方対の側板)の上縁には、 上板16,17が延設されている。
【0012】 (各面部および緩衝部の構成) ここで、底板11と側板12,13,14,15との各連接部(第1の連接部 )において、その中央部には、側板12,13,14,15から底板11の側に 切り込まれた底部切断線22a,23a,24a,25aによって、はみ出し領 域としての第2の下方緩衝部22,23,24,25が形成されており、これら の底部切断線22a,23a,24a,25aの両側は谷折自在線11a,11 b,11c,11dが形成されている。さらに、谷折自在線11a,11bは、 その底板11の隅部側が底板11の辺縁に沿った端部切断線11e,11fとし て形成されている。ここで、第2の下方緩衝部22,23,24,25は、いず れも各角部が円弧状に形成されている。なお、第2の下方緩衝部22,23の大 きさは、幅が約67mm,高さが約15mmである一方、第2の下方緩衝部24 ,25の大きさは、幅が約47mm,高さが約15mmである。
【0013】 また、側板12と上板16との連接部(第2の連接部)および側板13と上板 17との連接部(第2の連接部)において、いずれもその中央部には、側板12 ,13から上板16,17の側に切り込まれた上部切断線32a,33aによっ て、はみ出し領域たる第1の上方緩衝部32,33が形成され、これらの上部切 断線32a,33aの両側には谷折自在線12a,13aが形成されている。こ こで、第1の上方緩衝部32,33は、いずれも各角が円弧状に形成されている 。なお、第1の上方緩衝部32,33の大きさは、幅が約67mm,高さが約1 5mmである。
【0014】 さらに、側板12,13には、その両側縁のほぼ中央部に第1の側方緩衝部4 2a,42b,43a,43bが延設されている。これに対して、4つの側板1 2,13,14,15のうち、底板11の短辺側に延設された側板14,15( 他方対の側板)には、その両側縁の下端部に第2の側方緩衝部46a,46b, 47a,47bが延設され、上端部に第3の側方緩衝部44a,44b,45a ,45bが延設されている。ここで、側板12は、その側縁の一方側下端部で側 板14の第2の側方緩衝部46bと隣接し、他方側下端部で側板15の第2の側 方緩衝部47bと隣接しており、側板12と第2の側方緩衝部46b,47bと のいずれの隣接部においても、側板12の側へ向けて切り込まれて端部切断線1 1eの端部と接続する側板切断線12bが形成され、これらの側板切断線12b と端部切断線11eとによって形成された延設領域は、側板14,15のはみ出 し領域たる第1の下方緩衝部26b,27bとして、第2の側方緩衝部46b, 47bと一体になっている。同様に、側板13も、その側縁の一方側下端部で側 板14の第2の側方緩衝部46aに隣接し、他方側下端部で側板15の第2の側 方緩衝部47aに隣接し、これらの隣接部において、側板13の内側へ向けて切 り込まれて端部切断線11fの端部と接続する側板切断線13bが形成され、こ れらの側板切断線13bと端部切断線11fとによって形成された延設領域は、 側板14,15のはみ出し領域たる第1の下方緩衝部26a,27aとして第2 の側方緩衝部46a,47aと一体になっている。
【0015】 また、側板14,15の上縁には、いずれもその両端側に第2の上方緩衝部3 4a,34b,35a,35bが延設され、それらのうちの第2の上方緩衝部3 4a,35aは第3の側方緩衝部44a,45aと一体に形成されている一方、 第2の上方緩衝部34b,35bは第3の側方緩衝部44b,45bと一体に形 成されている。ここで、第1ないし第3の側方緩衝部42a〜47bは、いずれ も各角部が円弧状に形成されている。また、第2の上方緩衝部34a,34bも 、その各角部が円弧状に形成されていると共に、対向する縁が斜縁として形成さ れて、その大きさは基端側から上端側へ向けて小さくなっている。同様に、第2 の上方緩衝部35a,35bも各角部が円弧状に形成されていると共に、対向す る縁が斜縁として形成されて、その大きさが基端側から上端側へ向けて小さくな っている。なお、第1の側方緩衝部42a,42b,43a,43bの大きさは 、幅が約50mm,高さが約15mmである。また、一体に形成された第2の側 方緩衝部46a,46b,47a,47bおよび第1の下方緩衝部26a,26 b,27a,27bの大きさは、全体で、幅が約46mm,高さが約15mmで あり、同様に、一体に第3の側方緩衝部44a,44b,45a,45bおよび 第2の上方緩衝部34a,34b,35a,35bの大きさは、全体で、側縁方 向の幅が約55mm,上縁方向の幅が約41mmであり、高さはいずれの方向も 約15mmである。
【0016】 (箱形状維持機構の構成) さらに、第2の上方緩衝部34a,34b,35a,35bの基端部には、側 板14,15の上辺に沿って、第2の上方緩衝部34a,34b,35a,35 bの内側縁部からフック溝状の切込み部36,37(第1のフック部)が形成さ れている。これに対して、上板16,17のいずれの両側縁において、その上縁 側に掛止フラップ48a,48b,49a,49bが延設されており、これらの 掛止フラップ48a,48b,49a,49bの基端部には、上板16,17の 側縁に沿って切り欠き溝38,39(第2のフック部)が形成されて、これらの 切り欠き溝38,39と、第2の上方緩衝部34a,34b,35a,35bに 形成されている切込み部36,37とは、互い係合可能になっている。なお、掛 止フラップ48a,48b,49a,49bの大きさは、幅が約35mm,高さ が約15mmである。
【0017】 (組立式箱の組立動作) このような構成の組立式箱10における組立動作について、説明する。
【0018】 まず、側板12,13,14,15を谷折自在線11a,11b,11c,1 1dに沿って折曲して、周壁を形成する。これにより、第1の側方緩衝部42a ,42b,43a,43bは、第2の側方緩衝部46a,46b,47a,47 bと第3の側方緩衝部44a,44b,45a,45bとの間に係合した状態に 隣接して、隣接する側板12,13,14,15同士の側縁同士が当接する状態 に位置決めされる。この状態で、第1の側方緩衝部42a,42b,43a,4 3bは、隣接する側板14,15から側方へ突出する一方、第2,第3の側方緩 衝部46a,46b,47a,47b,44a,44b,45a,45bは、隣 接する側板12,13から側方へ突出する。ここで、第1ないし第3の側方緩衝 部42a〜47bは、いずれも各角部が円弧状に形成されているため、互いに干 渉しにくくなっている。また、第2の下方緩衝部22,23,24,25および 第1の下方緩衝部26a,26b,27a,27bは、側板12,13,14, 15に延設された領域であるため、組立操作による側板12,13,14,15 の動作に応じて底板11の下方側へ突出する状態となる。ここで、第2の下方緩 衝部22,23,24,25は、各角部が円弧状に形成されているので、底板1 1の側から容易に離脱する。
【0019】 このようにして、組立式箱1を形成した状態において、その上面側は開放状態 にあるため、そこから製品を内部に収納した後に、上板16,17を谷折自在線 12a,13aに沿って折曲げて、上面部を形成する。ここで、第2の上方緩衝 部34a,34b,35a,35bは、切り欠き溝38,39の内側に位置可能 に形成されているため、上板16,17は第2の上方緩衝部34a,34b,3 5a,35bを案内としながら折曲されていく。このようにして、上面部を形成 するときに、切込み部36,37と切り欠き溝38,39とを係合させて、組立 式箱10の箱形状を維持する。ここで、第1の上方緩衝部32,33および第2 の上方緩衝部34a,34b,35a,35bは、切断線によって側板12,1 3,14,15に延設された領域であるため、上板16,17から離脱して、上 方に向けて突出する。なお、第1の上方緩衝部32,33は、その各角が円弧状 に形成されているので、上板16,17から容易に離脱する。この状態における 各緩衝部を見込まない大きさとしての組立式箱10の外形寸法(内部空間の概略 寸法に相当する。)は、幅が約165mm,奥行きが約95mm,高さが約12 2mmである。そして、各緩衝部を含めた大きさ(内装箱として用いた場合にお ける外装箱の内部空間の概略寸法に相当する。)は、幅が約195mm,奥行き が約125mm,高さが約152mmである。
【0020】 (組立式箱の使用例) つぎに、本例の組立式箱10を内装箱として用いた場合の使用態様を図3を参 照して説明する。
【0021】 図3(a)は外装箱の内側に本例の組立式箱を納めた状態を上面から見た平面 図、図3(b)は(a)をvi−vi線に沿って切断した状態を示す切断矢視図であ る。なお、組立式箱10の内側には製品1が納められており、組立式箱10は製 品1の外形寸法に適合した寸法に形成されているので、製品1は組立式箱10の 内側に固定状態に収納されている。
【0022】 これらの図において、組立式箱10は、その全ての稜線部から外周方向へ突出 する緩衝部、すなわち、下方に向かう第1の下方緩衝部26a,26b,27a ,27bおよび第2の下方緩衝部22,23,24,25と、側方に向かう第1 の側方緩衝部42a,42b,43a,43b,第2の側方緩衝部46a,46 b,47a,47bおよび第3の側方緩衝部44a,44b,45a,45bと 、上方に向かう第1の上方緩衝部32,33および第2の上方緩衝部34a,3 4b,35a,35bとを有しているので、組立式箱10の各緩衝部は、外装箱 20の内壁面と接触する状態にあり、組立式箱10のいずれの壁面(底板11, 側板12,13,14,15,上板16,17)も外装箱20の内壁面とは直接 には接触しない状態にある。
【0023】 (実施例の効果) 以上のとおり、本例の組立式10においては、運搬時などにおいて外装箱20 から伝わる振動や衝撃は、組立式箱10の各緩衝部によって吸収,緩和されて製 品1に伝わるので、製品1は損傷しない。ここで、組立式箱10は1枚のシート から構成されて、一体になっているため、回収して再利用することも容易である 。また、それを保管するのに必要なスペースが小さくてよいので、組立式箱10 を用いて製品1などを出荷する者にとっても、また、製品1を購入した者にとっ ても扱いが容易である。従って、組立式箱10を、紙の他にプラスッチックなど から構成しても、リサイクルして使用することによって、その処分に関わる問題 を最小限に止めることができる。また、第1の側方緩衝部42a,42b,43 a,43b,第2の側方緩衝部46a,46b,47a,47bおよび第3の側 方緩衝部44a,44b,45a,45bとが隣接し合って係合した状態にある ため、補強効果を有するので、緩衝機能を有する組立式箱10を紙からでも充分 に構成でき、プラスチック製のものを処分するときに発生する問題を完全に解消 できる。また、上下方向からの圧力にも耐えることができ、強い耐荷重性を有し ているので、外装箱20を複数積み上げられた場合であっても、製品1を荷重か ら保護することができる。さらに、組立式箱10においては、緩衝部が全ての稜 線部およびすべての角部に形成されているので、どの方向からの衝撃に対しても 緩衝作用を発揮可能な構造となっている。しかも、組立式箱10は、切込み部3 6,37と切り欠き溝38,39とによって構成された係合手段を有しているた め、接着テープなどを使用しなくとも梱包でき、作業効率が良い。また、上方か らみたときに、第1の上方緩衝部32,33の抜けた領域から、組立式箱10の 内部を確認できるので、使い勝手がよい。
【0024】
以上のとおり、本考案に係る組立式箱においては、側板には、その上縁に第1 の上方緩衝部または第2の上方緩衝部が延設され、その底縁に下方緩衝部が延設 され、さらに、側縁に側方緩衝部が延設され、これらの緩衝部はいずれも、箱を 組立てした状態で、外周方向へ向けて突出することに特徴を有するので、以下の 効果を奏する。
【0025】 組立式箱を内装用箱として外装箱に収納した場合に、各緩衝部は外装箱の内 壁面と接触して緩衝機能を発揮する。
【0026】 組立式は1枚のシートから構成され、一体化されており、しかも、それを保 管するにも小さなスペースで充分である。それ故、組立式箱を用いて製品などを 出荷する者にとっても、また、製品を購入した者にとっても扱いが容易であると 共に、再使用しやすいという効果を奏する。
【0027】 側方緩衝部同士が隣接可能に形成されているので、それらが上下方向からの 荷重に対する補強効果を発揮する。このため、運搬時などに外装箱が複数積み上 げられた場合であっても、製品が損傷することがないことに加えて、緩衝機能を 有する組立式箱を紙から構成できるので、プラスチック製のものを処分するとき に発生する問題を完全に解消することができる。
【0028】 組立式箱が箱形状を維持可能な係合機構を有している場合には、接着テープ などの固定手段を必要としないので、梱包作業が容易である。
【図1】本考案の実施例に係る組立式箱を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1に示す組立式箱の展開図である。
【図3】(a)は図1に示す組立式箱を外装箱に納めた
状態を上側から見た平面図、(b)は図3(a)のvi−
vi線に沿って切断した状態を示す切断矢視図である。
状態を上側から見た平面図、(b)は図3(a)のvi−
vi線に沿って切断した状態を示す切断矢視図である。
【図4】従来のポリエチレン製の緩衝材を外装箱の内側
に納めた状態を示す斜視図である。
に納めた状態を示す斜視図である。
10・・・組立式箱 10a・・・組立式箱用シート 11・・・底板 12,13,14,15・・・側板 16,17・・・上板 26a,26b,27a,27b・・・第1の下方緩衝
部 22,23,24,25・・・第2の下方緩衝部 32,33・・・第1の上方緩衝部 34a,34b,35a,35b・・・第2の上方緩衝
部 42a,42b,43a,43b・・・第1の側方緩衝
部 44a,44b,45a,45b・・・第3の側方緩衝
部 46a,46b,47a,47b・・・第2の側方緩衝
部 48a,48b,49a,49b・・・掛止フラップ 36,37・・・切込み部 38,39・・・切り欠き溝
部 22,23,24,25・・・第2の下方緩衝部 32,33・・・第1の上方緩衝部 34a,34b,35a,35b・・・第2の上方緩衝
部 42a,42b,43a,43b・・・第1の側方緩衝
部 44a,44b,45a,45b・・・第3の側方緩衝
部 46a,46b,47a,47b・・・第2の側方緩衝
部 48a,48b,49a,49b・・・掛止フラップ 36,37・・・切込み部 38,39・・・切り欠き溝
Claims (3)
- 【請求項1】 四角形の底板の四方に少なくとも折曲自
在線を有する第1の連接部を介して延設され、組立され
た状態で周壁を形成する4つの側板と、これらの側板の
うちの相互に対向する一方対の側板の上縁に少なくとも
折曲自在線を有する第2の連接部を介して延設され、組
立された状態で上面を形成する上板と、を有する組立式
箱であって、 前記側板のうちの前記一方対の側板は、前記第2の連接
部における折り曲げ自在線の非形成領域で前記上板の側
に切り込まれた切断線によって延設されて組立された状
態で前記上板から上方に向けて突出する第1の上方緩衝
部を有し、 前記側板のうちの他方対の側板は、その上縁に延設され
て組立された状態で前記上板から上方に向けて突出する
第2の上方緩衝部を有し、 前記のいずれの側板も、その底縁の端部に隣接する側板
の側に切り込まれた切断線によって延設されて組立され
た状態で前記底板から下方に向けて突出する第1の下方
緩衝部および前記第1の連接部における折り曲げ自在線
の非形成領域で前記底板の側に切り込まれた切断線によ
って延設されて組立された状態で前記底板から下方に向
けて突出する第2の下方緩衝部のうちの少なくとも1つ
の下方緩衝部と、その側縁のうち、組立された状態で隣
接する側板の側から互いに隣接し合って側方に向けて突
出可能な側縁部分に延設された側方緩衝部と、を有する
ことを特徴とする組立式箱。 - 【請求項2】 請求項1において、前記側方緩衝部は、
組立てされた状態で隣接し合う2つの側板のうち、一方
側の側板の側縁中央領域に延設された第1の側方緩衝部
と、他方側の側板の側縁両端部に組立された状態で前記
第1の側方緩衝部の両側に隣接可能に形成された第2お
よび第3の側方緩衝部として形成されていることを特徴
とする組立式箱。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
側板の前記第2の上方緩衝部には切込み形成された第1
のフック部と、前記上板の側縁には前記第1のフック部
と係合して組立された箱の形状を維持可能な第2のフッ
ク部と、を有することを特徴とする組立式箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1079592U JPH0572717U (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 組立式箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1079592U JPH0572717U (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 組立式箱 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0572717U true JPH0572717U (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=11760284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1079592U Withdrawn JPH0572717U (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 組立式箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0572717U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007210665A (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Kitagawa Ind Co Ltd | 緩衝材、および電子機器内部の緩衝構造 |
| JP2018111337A (ja) * | 2017-01-06 | 2018-07-19 | 株式会社ジェイテクト | ステアリング装置 |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP1079592U patent/JPH0572717U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007210665A (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Kitagawa Ind Co Ltd | 緩衝材、および電子機器内部の緩衝構造 |
| JP2018111337A (ja) * | 2017-01-06 | 2018-07-19 | 株式会社ジェイテクト | ステアリング装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960606 |