JPH0572761U - 紙ひも - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 適当な引っ張り強さ、結び性、剛性等を有
し、大量生産が可能な紙ひもを提供する。 【構成】 紙ひも1は、ポリプロピレンフィルム2をク
レープ紙3により包装し、長手方向に沿った中心線で折
畳み、全体に長手方向に直角の方向に波状の折り加工を
施して製造する。よって紙ひも1は、芯材となるポリプ
ロピレンフィルム2の引っ張り強さ、剛性と、表面のク
レープ紙3の結び性とを併せ持ち、波状の折り加工によ
り伸び率、帯性を保持することができる。
し、大量生産が可能な紙ひもを提供する。 【構成】 紙ひも1は、ポリプロピレンフィルム2をク
レープ紙3により包装し、長手方向に沿った中心線で折
畳み、全体に長手方向に直角の方向に波状の折り加工を
施して製造する。よって紙ひも1は、芯材となるポリプ
ロピレンフィルム2の引っ張り強さ、剛性と、表面のク
レープ紙3の結び性とを併せ持ち、波状の折り加工によ
り伸び率、帯性を保持することができる。
Description
【0001】
本考案は、主として米や麦等の穀類の紙袋を封緘する際に使用される紙ひもに 関する。
【0002】
粒状あるいは粉状の米、麦、豆等の穀類を入れる紙袋を封緘するために使われ る紙ひもは、例えば8本の紙製の紐を相互に平行に並置して幅10mm以下の帯 状に形成しているものがある。このような紙ひもは、農林水産規格により引っ張 り強さが68kg以上なければならないとされている。これに加えて、伸び率、 袋口の幅方向の剛性である帯性が保持されており、結びやすくかつ解きやすく、 一定の剛性を有し、自然開封が生じないようなものでなければならない。
【0003】
このような条件を満たす従来の紙ひもは、8本の紙製の紐を並列に固着して成 るもので、紐の撚りや接着加工の工程が複雑であって、手作業で行なわなければ ならないため、大量生産に適さず、コストが高く付いていた。
【0004】 よって本考案の目的は、引っ張り強さ等の条件を満足しつつ、大量生産の可能 な紙ひもを提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するために請求項1に記載の考案は、帯状の合成樹脂製フィル ムを略2倍の幅の帯状の紙により包装したものを一側面の長手方向に沿った中心 線で折畳み、さらに長手方向に対して直角な折曲げ線に沿って波状に折り加工し て紙ひもを構成した。
【0006】 請求項2に記載の考案は、前記帯状の紙の継ぎ目が前記合成樹脂製フィルムの 長手方向に沿った一側面の中心線に一致するように包装し、かつ該継ぎ目に沿っ て谷おりに折畳んであるように請求項1に記載の紙ひもを構成した。
【0007】 請求項3に記載の考案は、前記帯状の合成樹脂製フィルムは、それぞれ前記帯 状の紙の略4分の1の幅を有する2枚の合成樹脂製フィルムであって、2本の合 成樹脂製フィルムは、前記帯状の紙の一側面の長手方向に沿った中心線に各合成 樹脂製フィルムの側縁が略一致するように並置されて包装されるように請求項1 に記載の紙ひもを構成した。
【0008】
本考案は上記の構成としたので、次のような作用を奏する。
【0009】 請求項1に記載の考案に係る紙ひもは、帯状のポリエチレン、ポリプロピレン 等の合成樹脂製フィルムをクラフト紙又はクレープ紙のような紙で包装し、さら に折畳んで構成したので、合成樹脂製フィルムの有する引っ張り強さ及び剛性と 、表面が紙であるための結びやすさ、解きやすさを併せて有し、また波状に折り 加工したことにより伸び率、帯性が保持される。さらに、合成樹脂製フィルムを 紙で包装して折畳み、波状の折り加工をすることにより簡単に製造できるので、 大量生産を実現できる。
【0010】 請求項2に記載の考案に係る紙ひもにおいては、請求項1に記載の考案に係る 紙ひもの作用に加えて、包装した紙の継ぎ目に沿って谷折りに折畳んだので、継 ぎ目が外部に露出しない。よって帯性の保持をより確実にでき、また継ぎ目で折 畳むために折畳む部分だけ厚くなるようなこともない。
【0011】 請求項3に記載の考案に係る紙ひもにおいては、請求項1に記載の考案に係る 紙ひもの作用に加えて、2本の合成樹脂製フィルムを紙の中心線を挟んで並置し たので、折畳み加工がより容易であり、また厚みが均一な紙ひもを得ることがで きる。
【0012】
以下図示の実施例について説明する。
【0013】 図1は、本考案に係る紙ひもの第1実施例を示す斜視図である。
【0014】 同図において、紙ひも1は、芯材となるポリプロピレンフィルム2と、ポリプ ロピレンフィルム2を包装するクレープ紙3とから成る。バンド状の紙ひも1に は、両側面に波状の折り加工が施されている。ポリプロピレンフィルム2は1軸 延伸操作により強度を上げたものが使用される。
【0015】 この紙ひも1は、図2に示すような工程で製造される。
【0016】 まず、図2(a)に示すように、幅約4cmの帯状のクレープ紙3を平坦に載 置し、表面に接着剤4を塗布する。接着剤4は、クレープ紙3とポリプロピレン フィルム2とを接着するのに適した種類のものであって、例えばホットメルト接 着剤を利用すると、乾燥時間を短縮でき、生産性が向上する。
【0017】 次に、図2(b)に示すように、クレープ紙3の幅の約半分、すなわち幅約2 cmのポリプロピレンフィルム2を、クレープ紙3と長手方向に沿った中心線を 共通にするように載置して、ポリプロピレンフィルム2の裏面とクレープ紙3の 表面とを接着する。さらに、ポリプロピレンフィルム2の両側方にはみ出したク レープ紙3の周辺部分をポリプロピレンフィルム2の表面に折り返し、クレープ 紙3の周辺部分の表面とポリプロピレンフィルム2の表面とを接着する。
【0018】 これにより、図2(c)のように、ポリプロピレンフィルム2の表裏両面は、 クレープ紙3の接着剤4を塗布した一面と接着され、ポリプロピレンフィルム2 全体はクレープ紙3で包装されたことになる。
【0019】 この状態においては、クレープ紙3の両側縁が構成する継ぎ目Cは、ポリプロ ピレンフィルム2の長手方向に沿った中心線と一致している。
【0020】 次に、継ぎ目Cの右方の面に接着剤5を塗布し、継ぎ目C、すなわちポリプロ ピレンフィルム2の長手方向に沿った中心線を谷折りの線にして、全体を折畳み 、図2(d)の状態とする。
【0021】 さらにロールにより長手方向に直角の方向に波状の折り加工を施して、図1に 示すような紙ひも1を得ることができる。
【0022】 このように製造した紙ひも1は、ポリプロピレンフィルム3をクレープ紙2で 包装し、さらに折畳んであるので、ポリプロピレンフィルム3の引っ張り強さ及 び剛性を有し、表面がクレープ紙2であるため結び性が良好であって、また波状 に折り加工したことにより伸び率、帯性が保持される。
【0023】 また、上記のような工程により簡単に製造できるので、製造コストが安く、大 量生産が可能である。
【0024】 さらに、継ぎ目Cに沿って谷折りに折畳んで継ぎ目Cが外部に露出しないよう にしたので、クレープ紙3がはがれにくく、帯性の保持をより確実にでき、また 継ぎ目Cで折畳むために、図2(d)の左端の折畳み部分だけ、全体の厚さより も厚くならず、均一の厚さの紙ひも1を得ることができる。
【0025】 図3は、本考案の第2実施例を示す斜視図である。
【0026】 紙ひも6は2枚のポリプロピレンフィルム7、8をクレープ紙9で包装し、長 手方向に直角な折曲げ線に沿って折り加工して成る。
【0027】 図4は第2実施例に係る紙ひも6の製造工程を説明する図である。図4(a) のように、クレープ紙9の表面には接着剤10が塗布され、図4(b)のように 2枚のポリプロピレンフィルム7、8が並置される。2枚のポリプロピレンフィ ルム7、8は、それぞれの側縁がクレープ紙9の長手方向に沿った中心線にほぼ 一致して、それぞれが非常に近接して並置される。
【0028】 それから、クレープ紙9の周辺部分を折り返してポリプロピレンフィルム7、 8全体を包み込み、図4(c)の状態とし、継ぎ目Cの右方の面に接着剤11を 塗布し、継ぎ目Cに沿って谷折りし、図4(d)のような紙ひも6を得ることが できる。
【0029】 第2実施例の紙ひも6にあっては、図4(c)の折り返しの際の折曲げ線が、 ポリプロピレンフィルム7、8の間隔部分なので、折曲げ加工が容易であり、ま た折曲げた部分が厚くなりにくく、全体に均一な厚さの紙ひも6を製造すること ができる。
【0030】 以上本考案の実施例について説明したが、本考案は上記実施例に限定されるも のではなく、本考案の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは言う までもない。
【0031】 例えば、図示の実施例では合成樹脂フィルムとしてポリプロピレンフィルムを 採用したが、ポリエチレン等の他の合成樹脂フィルムを利用することもでき、こ の合成樹脂フィルムの材質、厚さ、幅等を選択することにより、強度及び硬さの 使用目的に最適な紙ひもを製造することができる。
【0032】
請求項1に記載の考案に係る紙ひもによれば、合成樹脂製フィルムを紙で包装 し、さらに折畳んで構成したので、芯材の合成樹脂製フィルムの有する引っ張り 強さ及び剛性と、表面の紙の結び性を併せて有し、また波状に折り加工したこと により伸び率、帯性が保持される。さらに、合成樹脂製フィルムを紙で包装して 折畳み、波状の折り加工をすることにより簡単に製造できるので、大量生産を実 現できる。
【0033】 請求項2に記載の考案に係る紙ひもによれば、請求項1に記載の考案に係る紙 ひもの効果に加えて、包装した紙の継ぎ目に沿って谷折りに折畳んだので、継ぎ 目が外部に露出しない。よって帯性の保持をより確実にでき、また継ぎ目で折畳 むために折畳む部分だけ厚くなるようなこともない。
【0034】 請求項3に記載の考案に係る紙ひもによれば、2枚の合成樹脂フィルムの間で 折畳むようにしたので、折曲げ加工が容易であり、また折曲げ部分が他の部分よ り厚くならず、均一な厚さの紙ひもを得ることができる。
【図1】図1は、本考案に係る紙ひもの第1実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】図2(a)〜(d)は、第1実施例の製造工程
を説明する図である。
を説明する図である。
【図3】図3は、本考案に係る紙ひもの第2実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図4】図4(a)〜(d)は、第2実施例の製造工程
を説明する図である。
を説明する図である。
1 紙ひも 2 ポリプロピレンフィルム 3 クレープ紙
Claims (3)
- 【請求項1】 帯状の合成樹脂製フィルムを略2倍の幅
の帯状の紙により包装したものを一側面の長手方向に沿
った中心線で折畳み、さらに長手方向に対して直角な折
曲げ線に沿って波状に折り加工したことを特徴とする紙
ひも。 - 【請求項2】 前記帯状の紙の継ぎ目が前記合成樹脂製
フィルムの長手方向に沿った一側面の中心線に一致する
ように包装し、かつ該継ぎ目に沿って谷おりに折畳んで
ある請求項1に記載の紙ひも。 - 【請求項3】 前記帯状の合成樹脂製フィルムは、それ
ぞれ前記帯状の紙の略4分の1の幅を有する2枚の合成
樹脂製フィルムであって、2本の合成樹脂製フィルム
は、前記帯状の紙の一側面の長手方向に沿った中心線に
各合成樹脂製フィルムの側縁が略一致するように並置さ
れて包装された請求項1に記載の紙ひも。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992020426U JP2575110Y2 (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 紙ひも |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992020426U JP2575110Y2 (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 紙ひも |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0572761U true JPH0572761U (ja) | 1993-10-05 |
| JP2575110Y2 JP2575110Y2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=12026714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992020426U Expired - Fee Related JP2575110Y2 (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 紙ひも |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2575110Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004026743A1 (ja) * | 2002-09-18 | 2004-04-01 | Shida Shiko & Co., Ltd. | ペーパーウエブ分離用ストリップ及びその製造方法 |
| CN107364187A (zh) * | 2017-09-05 | 2017-11-21 | 江苏方邦机械有限公司 | 一种扁绳制作装置及纸袋机 |
-
1992
- 1992-03-06 JP JP1992020426U patent/JP2575110Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004026743A1 (ja) * | 2002-09-18 | 2004-04-01 | Shida Shiko & Co., Ltd. | ペーパーウエブ分離用ストリップ及びその製造方法 |
| CN107364187A (zh) * | 2017-09-05 | 2017-11-21 | 江苏方邦机械有限公司 | 一种扁绳制作装置及纸袋机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2575110Y2 (ja) | 1998-06-25 |
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Legal Events
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