JPH0572772A - 正帯電型有機感光体 - Google Patents
正帯電型有機感光体Info
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- JPH0572772A JPH0572772A JP3232875A JP23287591A JPH0572772A JP H0572772 A JPH0572772 A JP H0572772A JP 3232875 A JP3232875 A JP 3232875A JP 23287591 A JP23287591 A JP 23287591A JP H0572772 A JPH0572772 A JP H0572772A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フタロシアニン系光導電性化合物を用いた正
帯電型有機感光体の耐オゾン性を向上させる。 【構成】 フタロシアニン系光導電性化合物を含有する
感光体表面を、イオン性活性種およびラジカル性活性種
を消減させる能力を有する反応性モノマまたはオリゴマ
で処理した。
帯電型有機感光体の耐オゾン性を向上させる。 【構成】 フタロシアニン系光導電性化合物を含有する
感光体表面を、イオン性活性種およびラジカル性活性種
を消減させる能力を有する反応性モノマまたはオリゴマ
で処理した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式の複写機や
プリンタなどに使用される感光体に関する。
プリンタなどに使用される感光体に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の複写機やプリンタなどで
は、感光体表面を帯電させたのち、露光によって静電潜
像を形成するとともに、その静電潜像をトナーによって
現像し、ついでその可視像を紙などに転写、定着させ、
同時に感光体は付着トナーの除去や除電、表面の清浄化
が施され、多数回にわたって反復使用される。
は、感光体表面を帯電させたのち、露光によって静電潜
像を形成するとともに、その静電潜像をトナーによって
現像し、ついでその可視像を紙などに転写、定着させ、
同時に感光体は付着トナーの除去や除電、表面の清浄化
が施され、多数回にわたって反復使用される。
【0003】したがって、電子写真感光体としては帯電
特性および光感度が良好で、しかも暗減衰が小さいなど
の電子写真特性の他に、繰返し使用での前記電子写真特
性の経時変化が小さいこと、ならびに耐刷性、耐摩耗
性、耐湿性などの物理的性質やコロナ放電時に発生する
オゾンなどに対する化学的耐性に優れていることが要求
される。
特性および光感度が良好で、しかも暗減衰が小さいなど
の電子写真特性の他に、繰返し使用での前記電子写真特
性の経時変化が小さいこと、ならびに耐刷性、耐摩耗
性、耐湿性などの物理的性質やコロナ放電時に発生する
オゾンなどに対する化学的耐性に優れていることが要求
される。
【0004】従来、電子写真感光体には、セレン、酸化
亜鉛、硫化カドミウムなどの無機系の材料が用いられて
きたが、材料の毒性の問題や、複写機、プリンタなどの
高速化にともなう露光源の高輝度化、つまり半導体レー
ザやLEDの使用による感光波長域の長波長化などのた
めに、有機系の感光体材料が多く用いられるようになっ
てきた。また一方、機器使用者の健康保全の問題から、
コロナ帯電時のオゾン発生量を極力少なくしうる正帯電
型の有機感光体が大いに注目されている。
亜鉛、硫化カドミウムなどの無機系の材料が用いられて
きたが、材料の毒性の問題や、複写機、プリンタなどの
高速化にともなう露光源の高輝度化、つまり半導体レー
ザやLEDの使用による感光波長域の長波長化などのた
めに、有機系の感光体材料が多く用いられるようになっ
てきた。また一方、機器使用者の健康保全の問題から、
コロナ帯電時のオゾン発生量を極力少なくしうる正帯電
型の有機感光体が大いに注目されている。
【0005】前記正帯電型有機感光体材料としてフタロ
シアニン系光導電性化合物を用いることの優位性は、た
とえば米国特許第3,816,118号明細書や特公昭49-4338号
公報などに示されているように周知である。すなわちフ
タロシアニン系化合物は大きな吸光度特性、優れた耐熱
性、耐薬品性および耐光性を有しているばかりではな
く、光照射による大きな光導電性、つまり電子・ホール
対の生成効率に優れている。
シアニン系光導電性化合物を用いることの優位性は、た
とえば米国特許第3,816,118号明細書や特公昭49-4338号
公報などに示されているように周知である。すなわちフ
タロシアニン系化合物は大きな吸光度特性、優れた耐熱
性、耐薬品性および耐光性を有しているばかりではな
く、光照射による大きな光導電性、つまり電子・ホール
対の生成効率に優れている。
【0006】フタロシアニン系化合物を用いた正帯電型
感光体は、通常アルミニウムドラム上にアンダーコート
層が設けられ、しかる後にフタロシアニン系化合物粉体
を樹脂中に分散した層が設けられた構成になっている。
このように基本構成として非常にシンプルであるのが特
徴である。
感光体は、通常アルミニウムドラム上にアンダーコート
層が設けられ、しかる後にフタロシアニン系化合物粉体
を樹脂中に分散した層が設けられた構成になっている。
このように基本構成として非常にシンプルであるのが特
徴である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のフタロシアニン
系光導電性化合物を用いた正帯電型有機感光体は以上の
ような構成になっており、正コロナによって感光体を帯
電させるためオゾンの発生量は少ないが、耐オゾン性に
非常に弱いという欠点を有しており、繰返し使用および
オゾン発生率の高い温度湿度での使用条件で感光体寿命
が著しく低下するなどのため、実用化のためには感光体
まわりの換気を行なうなどのオゾン対策を充分にする必
要があった。
系光導電性化合物を用いた正帯電型有機感光体は以上の
ような構成になっており、正コロナによって感光体を帯
電させるためオゾンの発生量は少ないが、耐オゾン性に
非常に弱いという欠点を有しており、繰返し使用および
オゾン発生率の高い温度湿度での使用条件で感光体寿命
が著しく低下するなどのため、実用化のためには感光体
まわりの換気を行なうなどのオゾン対策を充分にする必
要があった。
【0008】本発明は前記のような感光体のオゾン対策
問題を完全解消するためになされたものである。
問題を完全解消するためになされたものである。
【0009】この問題を解決する方法として、まず容易
に考えられるのは、感光体層上にオーバーコート層を設
けて、感光体が直接オゾン雰囲気にさらされないように
することである。オーバーコート層を設けることは、前
記米国特許第3,816,118号明細書にも示されているが、
主たる目的は感光体の物理的な保護膜、つまり耐刷性、
耐摩耗性、耐湿性などの向上をはかったものであり、こ
の観点においては有効であることは本発明者らも確認し
た。しかしながら、オーバーコート層を設けることによ
る弊害も必らず同時に現れることも確認できている。す
なわち、オーバーコート層によって感光体の光感度が必
らず低下することおよび耐刷試験でオーバーコート層が
機械的に削られてゆくと光感度が経時変化することであ
る。しかも、ここでの問題点である対オゾン性について
は、オーバーコート層によって必ずしもブロックされな
いことも見出した。つまり長時間オゾン雰囲気下にさら
されると、オゾンはオーバーコート層を透過して感光体
層に浸入して感光体の特性に悪影響を及ぼすことを実験
的に確認した。
に考えられるのは、感光体層上にオーバーコート層を設
けて、感光体が直接オゾン雰囲気にさらされないように
することである。オーバーコート層を設けることは、前
記米国特許第3,816,118号明細書にも示されているが、
主たる目的は感光体の物理的な保護膜、つまり耐刷性、
耐摩耗性、耐湿性などの向上をはかったものであり、こ
の観点においては有効であることは本発明者らも確認し
た。しかしながら、オーバーコート層を設けることによ
る弊害も必らず同時に現れることも確認できている。す
なわち、オーバーコート層によって感光体の光感度が必
らず低下することおよび耐刷試験でオーバーコート層が
機械的に削られてゆくと光感度が経時変化することであ
る。しかも、ここでの問題点である対オゾン性について
は、オーバーコート層によって必ずしもブロックされな
いことも見出した。つまり長時間オゾン雰囲気下にさら
されると、オゾンはオーバーコート層を透過して感光体
層に浸入して感光体の特性に悪影響を及ぼすことを実験
的に確認した。
【0010】そこで本発明者らは、オゾンによる感光体
劣化のメカニズムを詳細に調べたところ、感光体中の化
学的な欠陥部分が選択的にオゾンに攻撃されることを見
出した。
劣化のメカニズムを詳細に調べたところ、感光体中の化
学的な欠陥部分が選択的にオゾンに攻撃されることを見
出した。
【0011】ここで、感光体中の化学的な欠陥部分と
は、光導電性材料であるフタロシアニン系化合物の構造
欠陥、たとえば水素などの原子が1個欠落した状態な
ど、およびバインダー樹脂の構造欠陥部分であり、これ
らの欠陥部分は通常、長寿命のイオン性またはラジカル
性活性種となっており、通常状態では安定である。しか
しながら、これらの欠陥部分は、反応性の高いオゾンな
どにより容易に分解する傾向を有している。もし無欠陥
の感光体を作製することができれば、オゾン問題は解決
できるのであるが、純度の高い無欠陥の材料単体により
感光体を製造することは経済性において工業的には実際
的ではない。
は、光導電性材料であるフタロシアニン系化合物の構造
欠陥、たとえば水素などの原子が1個欠落した状態な
ど、およびバインダー樹脂の構造欠陥部分であり、これ
らの欠陥部分は通常、長寿命のイオン性またはラジカル
性活性種となっており、通常状態では安定である。しか
しながら、これらの欠陥部分は、反応性の高いオゾンな
どにより容易に分解する傾向を有している。もし無欠陥
の感光体を作製することができれば、オゾン問題は解決
できるのであるが、純度の高い無欠陥の材料単体により
感光体を製造することは経済性において工業的には実際
的ではない。
【0012】本発明者らは以上の基礎的な実験とそのデ
ータ解析からついにその対策を見出し、本発明に至った
のである。
ータ解析からついにその対策を見出し、本発明に至った
のである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の正帯電型有機感
光体は、少なくともフタロシアニン系光導電性化合物15
〜40%(重量%、以下同様)を含有した膜厚が10〜30μ
mの感光体表面を、イオン性活性種およびラジカル性活
性種を消滅させる能力を有する反応性モノマまたはオリ
ゴマで処理したことを特徴とする。
光体は、少なくともフタロシアニン系光導電性化合物15
〜40%(重量%、以下同様)を含有した膜厚が10〜30μ
mの感光体表面を、イオン性活性種およびラジカル性活
性種を消滅させる能力を有する反応性モノマまたはオリ
ゴマで処理したことを特徴とする。
【0014】
【作用・実施例】本発明におけるフタロシアニン系光導
電性化合物としては、たとえば前記特公昭49-4338号公
報などの公知資料に示されているものが用いられる。本
発明の正帯電型感光体には、前記の理由でフタロシアニ
ン系材料が好ましく用いられるのである。
電性化合物としては、たとえば前記特公昭49-4338号公
報などの公知資料に示されているものが用いられる。本
発明の正帯電型感光体には、前記の理由でフタロシアニ
ン系材料が好ましく用いられるのである。
【0015】フタロシアニン系光導電性化合物のなかで
も無金属フタロシアニンのχ型結晶を用いるのが好まし
い。金属フタロシアニンにおいては、理想的には金属に
フタロシアニンが配位して電気的中性を保つのである
が、実際には欠陥部が発生しやすく、その部分がオゾン
によって酸化を受けやすい。これに対して無金属フタロ
シアニンは小さな水素原子が配位しているだけであり配
位欠陥は発生しにくい。
も無金属フタロシアニンのχ型結晶を用いるのが好まし
い。金属フタロシアニンにおいては、理想的には金属に
フタロシアニンが配位して電気的中性を保つのである
が、実際には欠陥部が発生しやすく、その部分がオゾン
によって酸化を受けやすい。これに対して無金属フタロ
シアニンは小さな水素原子が配位しているだけであり配
位欠陥は発生しにくい。
【0016】なお、フタロシアニン系光導電性化合物の
粒径は、当然のことながら小さい方が良好な分散が行な
える。
粒径は、当然のことながら小さい方が良好な分散が行な
える。
【0017】本発明の正帯電型感光体においては、前記
フタロシアニン系化合物が通常樹脂バインダー中に分散
された状態で用いられるが、本発明に用いられる樹脂バ
インダーとしては、通常の電荷保持率がよい、フタロシ
アニンの良分散媒であるなどの特徴を有しているものが
そのまま用いられるが、さらに耐オゾン性という観点か
ら、イオン性およびラジカル性活性種が少なく、かつ後
述する反応性モノマまたはオリゴマ処理時に溶解または
膨潤しないものが好ましい。たとえばアクリル樹脂、ポ
リエステル樹脂、ウレタン樹脂、ブチラール樹脂、それ
らをアミノ樹脂、イソシアネート樹脂などで熱硬化した
樹脂などの加熱硬化性樹脂などが好ましく用いられる。
フタロシアニン系化合物が通常樹脂バインダー中に分散
された状態で用いられるが、本発明に用いられる樹脂バ
インダーとしては、通常の電荷保持率がよい、フタロシ
アニンの良分散媒であるなどの特徴を有しているものが
そのまま用いられるが、さらに耐オゾン性という観点か
ら、イオン性およびラジカル性活性種が少なく、かつ後
述する反応性モノマまたはオリゴマ処理時に溶解または
膨潤しないものが好ましい。たとえばアクリル樹脂、ポ
リエステル樹脂、ウレタン樹脂、ブチラール樹脂、それ
らをアミノ樹脂、イソシアネート樹脂などで熱硬化した
樹脂などの加熱硬化性樹脂などが好ましく用いられる。
【0018】本発明の感光体中のフタロシアニン系光導
電性化合物の配合割合は15〜40%であることが必要であ
る。これは、感光体が正帯電型感光体として機能するた
めに必要な条件であり、この範囲より少ないばあいには
光感度が著しく低下してしまい、またこの範囲より多い
ばあいには感光体のバルク抵抗が低下し、電荷保持能が
低下してしまう。光感度と電荷保持能の兼ねあいで最も
好ましいのは25〜35%の範囲である。
電性化合物の配合割合は15〜40%であることが必要であ
る。これは、感光体が正帯電型感光体として機能するた
めに必要な条件であり、この範囲より少ないばあいには
光感度が著しく低下してしまい、またこの範囲より多い
ばあいには感光体のバルク抵抗が低下し、電荷保持能が
低下してしまう。光感度と電荷保持能の兼ねあいで最も
好ましいのは25〜35%の範囲である。
【0019】また感光体の膜厚は10〜30μmの範囲であ
ることが必要であり、これより薄いと電荷保持能が低下
し、ピンホールが発生しやすくなり、機械的な特性、た
とえば耐刷性が著しく低下してしまう。また逆にこの範
囲より厚いばあいには、光応答速度の不足をきたし、高
価な光導電性材料の使用量も多くなり不経済である。電
荷保持能、光応答速度などを考慮して、最も好ましい膜
厚の範囲は15〜25μmである。
ることが必要であり、これより薄いと電荷保持能が低下
し、ピンホールが発生しやすくなり、機械的な特性、た
とえば耐刷性が著しく低下してしまう。また逆にこの範
囲より厚いばあいには、光応答速度の不足をきたし、高
価な光導電性材料の使用量も多くなり不経済である。電
荷保持能、光応答速度などを考慮して、最も好ましい膜
厚の範囲は15〜25μmである。
【0020】前記膜厚の感光体は、通常フタロシアニン
系光導電性化合物を樹脂バインダーおよび溶媒と混合し
て、ペイントシェーカー、ボールミル、ディスパーなど
を用いて分散させ、アンダーコート層を設けたアルミド
ラムなどの表面にディッピング法、スプレー法などによ
って塗布することにより形成される。
系光導電性化合物を樹脂バインダーおよび溶媒と混合し
て、ペイントシェーカー、ボールミル、ディスパーなど
を用いて分散させ、アンダーコート層を設けたアルミド
ラムなどの表面にディッピング法、スプレー法などによ
って塗布することにより形成される。
【0021】前記フタロシアニン系光導電性化合物を含
有する感光体の表面には、必然的に耐オゾン性と密接な
関係のあるイオン性活性種およびラジカル性活性種が存
在する。本発明の正帯電型有機感光体は、そのような表
面をイオン性活性種およびラジカル性活性種を消減させ
る能力を有する反応性モノマまたはオリゴマで処理した
ものである。前記イオン性活性種およびラジカル性活性
種とは、前記したように通常の環境下においては安定で
あるがオゾンのような反応性の高い分子(強い酸化剤)
の攻撃を受けると容易に変質してしまう化学基の一種で
あり、たとえばフタロシアニンの配位欠陥、バインダー
樹脂中の比較的安定なラジカル、たとえばアリールラジ
カルなどである。本発明は、これらの活性種を反応性物
質を用いて処理し、あらかじめ消滅させておこうとする
ものである。
有する感光体の表面には、必然的に耐オゾン性と密接な
関係のあるイオン性活性種およびラジカル性活性種が存
在する。本発明の正帯電型有機感光体は、そのような表
面をイオン性活性種およびラジカル性活性種を消減させ
る能力を有する反応性モノマまたはオリゴマで処理した
ものである。前記イオン性活性種およびラジカル性活性
種とは、前記したように通常の環境下においては安定で
あるがオゾンのような反応性の高い分子(強い酸化剤)
の攻撃を受けると容易に変質してしまう化学基の一種で
あり、たとえばフタロシアニンの配位欠陥、バインダー
樹脂中の比較的安定なラジカル、たとえばアリールラジ
カルなどである。本発明は、これらの活性種を反応性物
質を用いて処理し、あらかじめ消滅させておこうとする
ものである。
【0022】このような効果を有する反応性モノマまた
はオリゴマとしては、たとえば特開昭51-139832号公報
や特開昭53-75235号公報に記載されているラジカル反応
で重合する化合物や、特開昭54-83966号公報に記載され
ているイオン重合反応のエポキシ樹脂などがあげられ
る。前記反応性モノマまたはオリゴマのなかでも、本発
明では、耐オゾン性、電荷保持能および光感度の観点か
ら、電気絶縁材料としても実績のあるビスフェノールA
またはビスフェノールFのジグリシジルエーテル型エポ
キシ樹脂が好ましく用いられ、また硬化剤としては反応
性の高さ(速硬化性)からアミン系化合物が好ましく用
いられる。無論両者の配合比は化学量論比を採用するの
が好ましい。
はオリゴマとしては、たとえば特開昭51-139832号公報
や特開昭53-75235号公報に記載されているラジカル反応
で重合する化合物や、特開昭54-83966号公報に記載され
ているイオン重合反応のエポキシ樹脂などがあげられ
る。前記反応性モノマまたはオリゴマのなかでも、本発
明では、耐オゾン性、電荷保持能および光感度の観点か
ら、電気絶縁材料としても実績のあるビスフェノールA
またはビスフェノールFのジグリシジルエーテル型エポ
キシ樹脂が好ましく用いられ、また硬化剤としては反応
性の高さ(速硬化性)からアミン系化合物が好ましく用
いられる。無論両者の配合比は化学量論比を採用するの
が好ましい。
【0023】感光体の反応性モノマまたはオリゴマによ
る処理方法は、基本的には前記のとおり活性種を消滅さ
せうる方法であればとくに限定はなく、たとえば前記反
応性モノマまたはオリゴマを有機溶媒などに溶解させ、
低粘度化した溶液にディッピングし、溶媒を乾燥させた
のち、反応させればよい。このとき前記オーバーコート
と同じような不具合が生じないように5%以下の低濃度
の溶液を用いるのが好ましい。また感光体中に反応性モ
ノマまたはオリゴマが含浸し、低感度化につながらない
ようにディッピング時間を長くしすぎないことが好まし
く、有機溶媒として感光体のバインダー樹脂を膨潤また
は溶解しないような溶媒を用いるのが好ましい。
る処理方法は、基本的には前記のとおり活性種を消滅さ
せうる方法であればとくに限定はなく、たとえば前記反
応性モノマまたはオリゴマを有機溶媒などに溶解させ、
低粘度化した溶液にディッピングし、溶媒を乾燥させた
のち、反応させればよい。このとき前記オーバーコート
と同じような不具合が生じないように5%以下の低濃度
の溶液を用いるのが好ましい。また感光体中に反応性モ
ノマまたはオリゴマが含浸し、低感度化につながらない
ようにディッピング時間を長くしすぎないことが好まし
く、有機溶媒として感光体のバインダー樹脂を膨潤また
は溶解しないような溶媒を用いるのが好ましい。
【0024】つぎに、本発明を実施例に基づいてさらに
具体的に説明する。
具体的に説明する。
【0025】[実施例1〜14]研磨加工したアルミニ
ウム板に、アンダーコート層として平均膜厚約0.5μm
のポリアミド樹脂(東レ(株)製、CM-8000)の層
を、メタノール溶液からのディップ法で塗布乾燥して形
成し、感光体基板とした。
ウム板に、アンダーコート層として平均膜厚約0.5μm
のポリアミド樹脂(東レ(株)製、CM-8000)の層
を、メタノール溶液からのディップ法で塗布乾燥して形
成し、感光体基板とした。
【0026】フタロシアニン系光導電性化合物として、
(A)無金属フタロシアニンのχ型結晶(大日本インキ化
学工業(株)製、8120B)、(B)銅フタロシアニンのε
型結晶(同社製、EP-101)、(C)銅フタロシアニンの
β型結晶(大日精化工業(株)製、4920)または(D)銅
フタロシアニンのα型結晶(東洋インキ製造(株)製、
B)、バインダー樹脂として、(a)エポキシ樹脂(油化
シェルエポキシ(株)製、エピコート828およびエポメ
ートB-002(50phr))、(b)ポリカーボネート樹脂(三菱
瓦斯化学(株)製、PCZ-4000)、(c)メラミン/アクリ
ル樹脂配合品(冨士色素(株)製、11-30)、 (d)スチレンアクリル樹脂(三井東圧化学(株)製、CPR
-100)、(e)ポリエステル/メラミン樹脂配合品(三井
東圧化学(株)製、P-645/同社製、ユーバン20−HS=1
27/32(重量比))、(f)シリコン樹脂(信越シリコー
ン(株)製、KE-108/同社製、CAT−108=100/10(重
量比))、(g)ポリウレタン樹脂(冨士色素(株)製、8
-30)または(h)塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(冨士
色素(株)製、9-30)をそれぞれ表1に示すように用
い、分散溶媒として、シクロヘキサノン、メチルエチル
ケトン、トルエンおよびキシレンをそれぞれバインダー
樹脂の溶解性に応じて単独または混合して用いて混合液
を調製した。
(A)無金属フタロシアニンのχ型結晶(大日本インキ化
学工業(株)製、8120B)、(B)銅フタロシアニンのε
型結晶(同社製、EP-101)、(C)銅フタロシアニンの
β型結晶(大日精化工業(株)製、4920)または(D)銅
フタロシアニンのα型結晶(東洋インキ製造(株)製、
B)、バインダー樹脂として、(a)エポキシ樹脂(油化
シェルエポキシ(株)製、エピコート828およびエポメ
ートB-002(50phr))、(b)ポリカーボネート樹脂(三菱
瓦斯化学(株)製、PCZ-4000)、(c)メラミン/アクリ
ル樹脂配合品(冨士色素(株)製、11-30)、 (d)スチレンアクリル樹脂(三井東圧化学(株)製、CPR
-100)、(e)ポリエステル/メラミン樹脂配合品(三井
東圧化学(株)製、P-645/同社製、ユーバン20−HS=1
27/32(重量比))、(f)シリコン樹脂(信越シリコー
ン(株)製、KE-108/同社製、CAT−108=100/10(重
量比))、(g)ポリウレタン樹脂(冨士色素(株)製、8
-30)または(h)塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(冨士
色素(株)製、9-30)をそれぞれ表1に示すように用
い、分散溶媒として、シクロヘキサノン、メチルエチル
ケトン、トルエンおよびキシレンをそれぞれバインダー
樹脂の溶解性に応じて単独または混合して用いて混合液
を調製した。
【0027】前記混合液の調製は、フタロシアニン系光
導電性化合物を25〜35%の範囲で配合し、ついで固形分
が15〜30%になるように液配合し、ペイントシェーカー
(レッドデビル社製)を用いて15分〜2時間分散処理し
て行なった。
導電性化合物を25〜35%の範囲で配合し、ついで固形分
が15〜30%になるように液配合し、ペイントシェーカー
(レッドデビル社製)を用いて15分〜2時間分散処理し
て行なった。
【0028】えられた混合液を用い、前記アンダーコー
ト層を設けた基板上にディッピング法で感光層を成膜し
た。ディッピングは液への浸漬時間2分、引上げ速度15
〜20cm/分で行なった。
ト層を設けた基板上にディッピング法で感光層を成膜し
た。ディッピングは液への浸漬時間2分、引上げ速度15
〜20cm/分で行なった。
【0029】つぎに、室温下で一夜空乾させて、オーブ
ン中150℃で4時間加熱し、準感光体テストピース1〜1
4をえた。表1に準感光体の組成と膜厚を示す。
ン中150℃で4時間加熱し、準感光体テストピース1〜1
4をえた。表1に準感光体の組成と膜厚を示す。
【0030】つぎに、えられた準感光体テストピース1
〜14の電子写真特性耐オゾン性を、(株)川口電機製作
所製のEPA-8100を用い、+10μAの定電流帯電させたと
きの感光体の初期帯電電位V0(V)、そのまま30秒間
コロナ帯電を続けたときの帯電電位V30(V)、さらに
1分間続けたときの帯電電位V90(V)を測定して評価
した。帯電電位は、耐オゾン性に優れた感光体であれば
V90値はV0値と比較してほとんど変化はなく、耐オゾ
ン性に弱いものであれば大きく低下することが知られて
いる。結果を表2に示す。
〜14の電子写真特性耐オゾン性を、(株)川口電機製作
所製のEPA-8100を用い、+10μAの定電流帯電させたと
きの感光体の初期帯電電位V0(V)、そのまま30秒間
コロナ帯電を続けたときの帯電電位V30(V)、さらに
1分間続けたときの帯電電位V90(V)を測定して評価
した。帯電電位は、耐オゾン性に優れた感光体であれば
V90値はV0値と比較してほとんど変化はなく、耐オゾ
ン性に弱いものであれば大きく低下することが知られて
いる。結果を表2に示す。
【0031】つぎに、ビスフェノールFのジグリシジル
エーテル型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ(株)
製、エピコート815)に、アミン(同社製エポメートBー0
02)を50phr添加し、これらをエタノールに溶解し、0.5
%の溶液を用意した。
エーテル型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ(株)
製、エピコート815)に、アミン(同社製エポメートBー0
02)を50phr添加し、これらをエタノールに溶解し、0.5
%の溶液を用意した。
【0032】前記準感光体テストピース1〜14をこの溶
液にディッピング(ディッピング時間1分)し、2時間
空乾したのち、再びオーブン中120℃で2時間加熱し、
感光体テストピースをえた。なお、この処理によるテス
トピースの膜厚の増加はいずれも1μm以下であった。
えられた感光体テストピースの電子写真特性耐オゾン性
を表3に示す。
液にディッピング(ディッピング時間1分)し、2時間
空乾したのち、再びオーブン中120℃で2時間加熱し、
感光体テストピースをえた。なお、この処理によるテス
トピースの膜厚の増加はいずれも1μm以下であった。
えられた感光体テストピースの電子写真特性耐オゾン性
を表3に示す。
【0033】表3に示すように、本発明の実施例1〜14
でえた感光体はいずれも耐オゾン性に優れたものであ
る。つまりエポキシ樹脂(反応性オリゴマ)で処理する
ことによって、耐オゾン性を大幅に向上させることに成
功した。
でえた感光体はいずれも耐オゾン性に優れたものであ
る。つまりエポキシ樹脂(反応性オリゴマ)で処理する
ことによって、耐オゾン性を大幅に向上させることに成
功した。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】 [実施例15〜16]表1に示した準感光体テストピー
ス7を用いて、これを トリエチレングリコールジメタクリレート 9.6g、 ジクミルパーオキシド 0.4gおよび エタノール 1.0リットル からなる溶液(実施例15)または ビス(アクリロキシジエトキシフェニル) プロパン 9.6g、 ジクミルパーオキシド 0.4gおよび エタノール 1.0リットル からなる溶液(実施例16)にディッピング(ディッピン
グ時間1分)し、2時間空乾したのち、オーブン中130
℃で2時間加熱して感光体テストピースを作製し、評価
した。結果を表4に示す。
ス7を用いて、これを トリエチレングリコールジメタクリレート 9.6g、 ジクミルパーオキシド 0.4gおよび エタノール 1.0リットル からなる溶液(実施例15)または ビス(アクリロキシジエトキシフェニル) プロパン 9.6g、 ジクミルパーオキシド 0.4gおよび エタノール 1.0リットル からなる溶液(実施例16)にディッピング(ディッピン
グ時間1分)し、2時間空乾したのち、オーブン中130
℃で2時間加熱して感光体テストピースを作製し、評価
した。結果を表4に示す。
【0037】[実施例17〜18]実施例7において、
ビスフェノールF型エポキシ樹脂のかわりにビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ(株)製、
エピコート828)(実施例17)またはフェノール・ノボ
ラック型エポキシ樹脂(同社製、エピコート152)(実
施例18)を用いて感光体テストピースを作製し、評価し
た。結果を表4に示す。
ビスフェノールF型エポキシ樹脂のかわりにビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ(株)製、
エピコート828)(実施例17)またはフェノール・ノボ
ラック型エポキシ樹脂(同社製、エピコート152)(実
施例18)を用いて感光体テストピースを作製し、評価し
た。結果を表4に示す。
【0038】[比較例15〜17]比較のため、反応性
モノマまたはオリゴマを用いない通常のオーバーコート
材としてポリエステル(三井東圧化学(株)製、P-64
5)(比較例15)、ブチラール樹脂(積水化学工業
(株)製、エスレックB)(比較例16)またはポリカー
ボネート(三菱瓦欺化学(株)製、PCZ-4000)(比較例
17)を準感光体テストピース7表面に通常の方法でコー
ティングしたテストピースを作製し、評価した。結果を
表4に示す。
モノマまたはオリゴマを用いない通常のオーバーコート
材としてポリエステル(三井東圧化学(株)製、P-64
5)(比較例15)、ブチラール樹脂(積水化学工業
(株)製、エスレックB)(比較例16)またはポリカー
ボネート(三菱瓦欺化学(株)製、PCZ-4000)(比較例
17)を準感光体テストピース7表面に通常の方法でコー
ティングしたテストピースを作製し、評価した。結果を
表4に示す。
【0039】表4に示す結果から、イオン性活性種およ
びラジカル性活性種を消滅させる能力を有する反応性モ
ノマまたはオリゴマで処理することにより、優れた耐オ
ゾン性を示す感光体のえられることがわかる。一方、比
較例15〜17のように、通常のオーバーコートではその効
果はほとんど現れないこともわかる。
びラジカル性活性種を消滅させる能力を有する反応性モ
ノマまたはオリゴマで処理することにより、優れた耐オ
ゾン性を示す感光体のえられることがわかる。一方、比
較例15〜17のように、通常のオーバーコートではその効
果はほとんど現れないこともわかる。
【0040】
【表4】 [実施例19]実施例7に用いた材料および方法に準じ
て、120mmφ感光体ドラムを作製し、感光体ドラムとし
て電子写真特性、すなわち帯電特性(図1)、電荷保持
能力(図2)、応答速度(図3)、分光感度(図4)、
繰返し帯電特性(図5)、繰返し試験後の光減衰特性
(図6)、暗減衰の環境安定性(図7)、光減衰特性の
環境安定性(図8)および光疲労特性(図9、図10)を
表5に示す条件で評価した。結果を図1〜図10に示す。
て、120mmφ感光体ドラムを作製し、感光体ドラムとし
て電子写真特性、すなわち帯電特性(図1)、電荷保持
能力(図2)、応答速度(図3)、分光感度(図4)、
繰返し帯電特性(図5)、繰返し試験後の光減衰特性
(図6)、暗減衰の環境安定性(図7)、光減衰特性の
環境安定性(図8)および光疲労特性(図9、図10)を
表5に示す条件で評価した。結果を図1〜図10に示す。
【0041】
【表5】 図1〜図10に示す結果から、本発明にかかる正帯電型有
機感光体はその実用性においても優れたものであること
がわかる。
機感光体はその実用性においても優れたものであること
がわかる。
【0042】
【発明の効果】本発明の正帯電型有機感光体は、大きな
吸光度特性、優れた耐熱性、耐薬品性および耐光性を有
し、電子・ホール対の生成効率に優れたフタロシアニン
系化合物を用いており、しかも耐オゾン性に優れた感光
体である。
吸光度特性、優れた耐熱性、耐薬品性および耐光性を有
し、電子・ホール対の生成効率に優れたフタロシアニン
系化合物を用いており、しかも耐オゾン性に優れた感光
体である。
【図1】帯電特性を示すグラフである。
【図2】電荷保持能力を示すグラフである。
【図3】応答速度を示すグラフである。
【図4】分光感度を示すグラフである。
【図5】繰返し帯電特性を示すグラフである。
【図6】繰返し試験後の光減衰特性を示すグラフであ
る。
る。
【図7】暗減衰の環境安定性を示すグラフである。
【図8】光減衰特性の環境安定性を示すグラフである。
【図9】光疲労特性を示すグラフである。
【図10】光疲労特性を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 端山 菊雄 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社材料研究所内 (72)発明者 山田 裕美 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社材料研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくともフタロシアニン系光導電性化
合物15〜40重量%を含有した膜厚10〜30μmの感光体表
面を、イオン性活性種およびラジカル性活性種を消滅さ
せる能力を有する反応性モノマまたはオリゴマで処理し
たことを特徴とする正帯電型有機感光体。 - 【請求項2】 前記フタロシアニン系光導電性化合物が
無金属フタロシアニンのχ型結晶である請求項1記載の
正帯電型有機感光体。 - 【請求項3】 前記反応性モノマまたはオリゴマがビス
フェノールAまたはビスフェノールFのジグリシジルエ
ーテル型エポキシ樹脂とアミン系化合物の混合物である
請求項1記載の正帯電型有機感光体。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3232875A JP2776655B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 正帯電型有機感光体 |
| EP92308047A EP0532243B1 (en) | 1991-09-12 | 1992-09-04 | Positive charge type organic photoconductor |
| DE69223709T DE69223709T2 (de) | 1991-09-12 | 1992-09-04 | Organische, photoleitfähige Substanz vom Typ der positiven Aufladung |
| US08/289,996 US5665503A (en) | 1991-09-12 | 1994-08-12 | Positive charge type organic photoconductive layer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3232875A JP2776655B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 正帯電型有機感光体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0572772A true JPH0572772A (ja) | 1993-03-26 |
| JP2776655B2 JP2776655B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=16946205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3232875A Expired - Lifetime JP2776655B2 (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 正帯電型有機感光体 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5665503A (ja) |
| EP (1) | EP0532243B1 (ja) |
| JP (1) | JP2776655B2 (ja) |
| DE (1) | DE69223709T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1020513A (ja) * | 1996-06-28 | 1998-01-23 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 有機電子写真感光体 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10155186B2 (en) | 2010-12-17 | 2018-12-18 | Hollingsworth & Vose Company | Fine fiber filter media and processes |
| US9594317B2 (en) | 2014-01-09 | 2017-03-14 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Organic photoreceptor, and electrophotographic cartridge and electrophotographic imaging apparatus including the same |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3816118A (en) * | 1964-06-15 | 1974-06-11 | Xerox Corp | Electrophotographic element containing phthalocyanine |
| DE2917151C2 (de) * | 1978-04-28 | 1983-09-29 | Canon K.K., Tokyo | Elektrostatographisches oder elektrophotographisches Aufzeichnungsmaterial |
| US4547447A (en) * | 1982-07-14 | 1985-10-15 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Photosensitive members for electrophotography containing phthalocyanine |
| JPS59135477A (ja) * | 1983-01-24 | 1984-08-03 | Minolta Camera Co Ltd | 電子写真用感光体 |
| JPS62227158A (ja) * | 1986-03-28 | 1987-10-06 | Konika Corp | 特定の下引層を有する電子写真感光体 |
| US5069992A (en) * | 1989-11-17 | 1991-12-03 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Electrophotographic printing plate precursor containing alkali-soluble polyurethane resin as binder resin |
| US5120628A (en) * | 1989-12-12 | 1992-06-09 | Xerox Corporation | Transparent photoreceptor overcoatings |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP3232875A patent/JP2776655B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-09-04 EP EP92308047A patent/EP0532243B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-04 DE DE69223709T patent/DE69223709T2/de not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-08-12 US US08/289,996 patent/US5665503A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1020513A (ja) * | 1996-06-28 | 1998-01-23 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 有機電子写真感光体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69223709T2 (de) | 1998-04-16 |
| JP2776655B2 (ja) | 1998-07-16 |
| DE69223709D1 (de) | 1998-02-05 |
| US5665503A (en) | 1997-09-09 |
| EP0532243B1 (en) | 1997-12-29 |
| EP0532243A1 (en) | 1993-03-17 |
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