JPH0572782A - 光背面記録用感光体及び画像形成装置 - Google Patents
光背面記録用感光体及び画像形成装置Info
- Publication number
- JPH0572782A JPH0572782A JP1650492A JP1650492A JPH0572782A JP H0572782 A JPH0572782 A JP H0572782A JP 1650492 A JP1650492 A JP 1650492A JP 1650492 A JP1650492 A JP 1650492A JP H0572782 A JPH0572782 A JP H0572782A
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- Japan
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- amorphous silicon
- photoconductive layer
- forming apparatus
- image forming
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- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 暗減衰時間を長くするとともに、残留電位を
低下させ寿命を向上させる。 【構成】 光背面記録用感光体の光導電層を、アモルフ
ァスシリコンを主成分として形成するとともに、光導電
層上にアモルファスシリコンカーバイド表面保護層を形
成した。
低下させ寿命を向上させる。 【構成】 光背面記録用感光体の光導電層を、アモルフ
ァスシリコンを主成分として形成するとともに、光導電
層上にアモルファスシリコンカーバイド表面保護層を形
成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光背面記録用感光体、
並びに記録電極を有する磁気ブラシ現像器と画像露光手
段とを、光導電層を備えた感光体を介し対向配置して画
像形成を行う画像形成装置に関する。
並びに記録電極を有する磁気ブラシ現像器と画像露光手
段とを、光導電層を備えた感光体を介し対向配置して画
像形成を行う画像形成装置に関する。
【0002】現在の複写機あるいは高速、かつ高印字品
質のプリンタは、電子写真記録方式を用いたものが一般
的である。この方式は、一様帯電、画像露光、現像、転
写、定着、除電、クリーニングの工程で記録が行われ
る、いわゆるカールソンプロセスである。このカールソ
ンプロセスでは、一様帯電、転写、除電にコロナ放電器
を用いる。コロナ放電は、数kVの高電圧をコロナワイ
ヤに印加する構成であるから、高圧電源を必要とすると
ともに、湿度、粉塵等の影響を受け易いので、信頼性が
低い欠点がある。また、コロナ放電器からは臭気のある
オゾンが発生し、このオゾンの人体への有害性が近年問
題になっている。さらに、カールソンプロセスでは上記
の7つの工程が必要であるため、装置が複雑かつ大型に
なる欠点がある。最近、これらの問題点を解決するもの
として、コロナ放電を不要として装置を小型化すること
のできる画像形成方式が提案されている。
質のプリンタは、電子写真記録方式を用いたものが一般
的である。この方式は、一様帯電、画像露光、現像、転
写、定着、除電、クリーニングの工程で記録が行われ
る、いわゆるカールソンプロセスである。このカールソ
ンプロセスでは、一様帯電、転写、除電にコロナ放電器
を用いる。コロナ放電は、数kVの高電圧をコロナワイ
ヤに印加する構成であるから、高圧電源を必要とすると
ともに、湿度、粉塵等の影響を受け易いので、信頼性が
低い欠点がある。また、コロナ放電器からは臭気のある
オゾンが発生し、このオゾンの人体への有害性が近年問
題になっている。さらに、カールソンプロセスでは上記
の7つの工程が必要であるため、装置が複雑かつ大型に
なる欠点がある。最近、これらの問題点を解決するもの
として、コロナ放電を不要として装置を小型化すること
のできる画像形成方式が提案されている。
【0003】
【従来の技術】図9はこの種の従来の画像形成装置(特
願昭62−30703号記載)の構成概要を示すもの
で、図中、1は帯状の感光体である。感光体1は、ポリ
エチレンテレフタレート等の透明基体1a上に透明導電
層1b、有機体の光導電層1cを積層して構成され、透
明導電層1bはアースに接続されている。
願昭62−30703号記載)の構成概要を示すもの
で、図中、1は帯状の感光体である。感光体1は、ポリ
エチレンテレフタレート等の透明基体1a上に透明導電
層1b、有機体の光導電層1cを積層して構成され、透
明導電層1bはアースに接続されている。
【0004】感光体1の光導電層1c側に設けられた磁
気ブラシ現像器2は、マグネットローラ2aとスリーブ
2bから成り、マグネットローラ2aは回転自在であ
る。スリーブ2bの表面には、絶縁フィルム3でスリー
ブ2bと絶縁されて図の紙面と垂直方向に伸びる帯状の
記録電極4が設けられている。
気ブラシ現像器2は、マグネットローラ2aとスリーブ
2bから成り、マグネットローラ2aは回転自在であ
る。スリーブ2bの表面には、絶縁フィルム3でスリー
ブ2bと絶縁されて図の紙面と垂直方向に伸びる帯状の
記録電極4が設けられている。
【0005】記録電極4には、光導電層1cのキャリア
極性(図ではプラス極性)と逆極性の電圧が第1の電圧
印加手段6により印加され、スリーブ2bには記録電極
4と逆極性の電圧が第2の電圧印加手段7により印加さ
れている。
極性(図ではプラス極性)と逆極性の電圧が第1の電圧
印加手段6により印加され、スリーブ2bには記録電極
4と逆極性の電圧が第2の電圧印加手段7により印加さ
れている。
【0006】この現像器2には一成分系または二成分系
の現像剤5が収納されており、該現像剤5は現像器作動
時に矢印で示す時計方向に搬送される。感光体1の透明
基体1a側には、画像露光手段8が配置されている。画
像露光手段8としては、LEDアレイを用いた光学系、
液晶シャッタを用いた光学系、エレクトロルミネセンス
を用いた光学系、レーザを用いた光学系等が挙げられ
る。この画像露光手段8は、露光光の光軸が記録電極4
と交差するように配設されている。
の現像剤5が収納されており、該現像剤5は現像器作動
時に矢印で示す時計方向に搬送される。感光体1の透明
基体1a側には、画像露光手段8が配置されている。画
像露光手段8としては、LEDアレイを用いた光学系、
液晶シャッタを用いた光学系、エレクトロルミネセンス
を用いた光学系、レーザを用いた光学系等が挙げられ
る。この画像露光手段8は、露光光の光軸が記録電極4
と交差するように配設されている。
【0007】このような構成を有する画像形成装置の作
用は次の通りである。上記構成の装置のA部において画
像露光手段8により光導電層1cを画像露光すると、該
光導電層1c内にホトキャリアが発生する。このホトキ
ャリアの内、記録電極4の印加電圧と逆極性のキャリア
が光導電層1cの表面近傍に移動して潜像電荷9とな
る。このように、露光部では、光導電層1cの静電容量
が見掛け上増加するため付着トナー量が多くなり、露光
部と非露光部とである程度コントラストのあるトナー画
像となる。
用は次の通りである。上記構成の装置のA部において画
像露光手段8により光導電層1cを画像露光すると、該
光導電層1c内にホトキャリアが発生する。このホトキ
ャリアの内、記録電極4の印加電圧と逆極性のキャリア
が光導電層1cの表面近傍に移動して潜像電荷9とな
る。このように、露光部では、光導電層1cの静電容量
が見掛け上増加するため付着トナー量が多くなり、露光
部と非露光部とである程度コントラストのあるトナー画
像となる。
【0008】次に、B部において、スリーブ2bに第2
の電圧印加手段7による逆電圧を印加しかつ現像剤の溜
りを作ることで、非露光部の余分なトナーを静電力と磁
力によって現像器2に回収する。このとき、露光部のト
ナーもわずかに回収されるが、潜像電荷9とトナー電荷
の静電拘束力によって大部分のトナーが感光体1上に残
り、トナー像10が形成される。
の電圧印加手段7による逆電圧を印加しかつ現像剤の溜
りを作ることで、非露光部の余分なトナーを静電力と磁
力によって現像器2に回収する。このとき、露光部のト
ナーもわずかに回収されるが、潜像電荷9とトナー電荷
の静電拘束力によって大部分のトナーが感光体1上に残
り、トナー像10が形成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の感
光体は有機体の光導電層を備えた有機感光体であるが、
この有機感光体は次のような問題点をかかえていた。 (1) 暗減衰が早いために、印字濃度が低くバックの
かぶりもでやすい。 (2) 表面硬度が低いために、耐刷性が悪く寿命が数
万枚程度と短い。 (3) 低い現像バイアスを印加するのに対して、感光
体の残留電位が高く、印字濃度のコントラストが低下す
る。
光体は有機体の光導電層を備えた有機感光体であるが、
この有機感光体は次のような問題点をかかえていた。 (1) 暗減衰が早いために、印字濃度が低くバックの
かぶりもでやすい。 (2) 表面硬度が低いために、耐刷性が悪く寿命が数
万枚程度と短い。 (3) 低い現像バイアスを印加するのに対して、感光
体の残留電位が高く、印字濃度のコントラストが低下す
る。
【0010】本発明は暗減衰時間を長くするとともに残
留電位を低下させかつ寿命を向上させるようにすること
のできる光背面記録用感光体及び画像形成装置を提供す
ることを目的とするものである。
留電位を低下させかつ寿命を向上させるようにすること
のできる光背面記録用感光体及び画像形成装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の光背面記録用感光体では、透明基体上に、
透明導電層と、アモルファスシリコン感光層と、アモル
ファスシリコンカーバイド表面保護層とを順次積層した
構成とする。
め、本発明の光背面記録用感光体では、透明基体上に、
透明導電層と、アモルファスシリコン感光層と、アモル
ファスシリコンカーバイド表面保護層とを順次積層した
構成とする。
【0012】また、この構成の光背面記録用感光体にお
いて、透明導電層とアモルファスシリコン感光層との間
に、アモルファスシリコンカーバイド基板ブロック層を
形成した構成とする。
いて、透明導電層とアモルファスシリコン感光層との間
に、アモルファスシリコンカーバイド基板ブロック層を
形成した構成とする。
【0013】更に本発明の画像形成装置では、透明基体
上に、透明導電層と、アモルファスシリコン感光層と、
アモルファスシリコンカーバイド表面保護層とを順次積
層した感光体と、その感光体に対して表面保護層側に配
置した記録電極を有する磁気ブラシ現像器と、上記感光
体に対して透明基体側に配置した画像露光手段とを備え
た構成とする。
上に、透明導電層と、アモルファスシリコン感光層と、
アモルファスシリコンカーバイド表面保護層とを順次積
層した感光体と、その感光体に対して表面保護層側に配
置した記録電極を有する磁気ブラシ現像器と、上記感光
体に対して透明基体側に配置した画像露光手段とを備え
た構成とする。
【0014】また、この構成の画像形成装置において、
透明導電層とアモルファスシリコン感光層との間に、ア
モルファスシリコンカーバイド基板ブロック層を形成し
た構成とする。
透明導電層とアモルファスシリコン感光層との間に、ア
モルファスシリコンカーバイド基板ブロック層を形成し
た構成とする。
【0015】
【作用】光導電層を水素化アモルファスシリコン(a−
Si:H)を主成分にするものとした場合、その硬度
は、ビッカース硬度で2500以上で、従来の有機感光
体に比べ3桁以上も硬い。従って、耐刷性が著しく向上
して寿命が大幅に延びる。
Si:H)を主成分にするものとした場合、その硬度
は、ビッカース硬度で2500以上で、従来の有機感光
体に比べ3桁以上も硬い。従って、耐刷性が著しく向上
して寿命が大幅に延びる。
【0016】また、a−Si感光体は、アモルファスシ
リコンカーバイド(a−SiC:H)の表面保護層や基
板ブロック層とのブロッキング構造を用いること等によ
り暗減衰時間を長くし、また残留電位を低下させること
ができる。
リコンカーバイド(a−SiC:H)の表面保護層や基
板ブロック層とのブロッキング構造を用いること等によ
り暗減衰時間を長くし、また残留電位を低下させること
ができる。
【0017】
【実施例】以下、図1乃至図8に関連して本発明の実施
例を説明する。図1は本発明を適用する画像形成装置の
1例を示す構成概要図で、図中、11はエンドレスの帯
状感光体である。なお、従来と同一構成の部材には従来
と同様の符号を付している。
例を説明する。図1は本発明を適用する画像形成装置の
1例を示す構成概要図で、図中、11はエンドレスの帯
状感光体である。なお、従来と同一構成の部材には従来
と同様の符号を付している。
【0018】感光体11は、厚さ100μm程度のポリ
エチレンテレフタレート等の透明基体12上に、ITO
(酸化インジウム)の導電層13及びa−Si系の光導
電層14を順次形成して構成される。光導電層14の詳
細は図2の断面図に示す通りで、導電層13上に形成さ
れた基板ブロック層14Aと、その上に形成された感光
層14Bと、その上に形成された表面保護層14Cとよ
り成る。導電層13はアースに接続され、感光体11自
体は、図示しない駆動系により駆動される駆動ローラ1
5及び従動ローラ16、17、18に掛け渡されて矢印
方向に走行するようになっている。
エチレンテレフタレート等の透明基体12上に、ITO
(酸化インジウム)の導電層13及びa−Si系の光導
電層14を順次形成して構成される。光導電層14の詳
細は図2の断面図に示す通りで、導電層13上に形成さ
れた基板ブロック層14Aと、その上に形成された感光
層14Bと、その上に形成された表面保護層14Cとよ
り成る。導電層13はアースに接続され、感光体11自
体は、図示しない駆動系により駆動される駆動ローラ1
5及び従動ローラ16、17、18に掛け渡されて矢印
方向に走行するようになっている。
【0019】画像形成部では、従来と同様に、感光体1
1上に、潜像電荷の静電力に保持された帯電トナー像1
9が形成される。この場合、記録電極4に接近させて感
光体11移動方向の下流に現像剤の溜まり2Cを設けて
おくことにより、非露光部分の余分なトナーを静電力と
磁力によって現像器2に回収する。次にトナー像19
は、電圧印加手段20により電圧が印加された転写用導
電性ゴムローラ21を用いて、記録紙22に静電転写さ
れる。転写されたトナー像23は、熱定着器24で記録
紙22に定着され、半永久的な記録画像25が得られ
る。
1上に、潜像電荷の静電力に保持された帯電トナー像1
9が形成される。この場合、記録電極4に接近させて感
光体11移動方向の下流に現像剤の溜まり2Cを設けて
おくことにより、非露光部分の余分なトナーを静電力と
磁力によって現像器2に回収する。次にトナー像19
は、電圧印加手段20により電圧が印加された転写用導
電性ゴムローラ21を用いて、記録紙22に静電転写さ
れる。転写されたトナー像23は、熱定着器24で記録
紙22に定着され、半永久的な記録画像25が得られ
る。
【0020】一方、転写後に感光体11上に残った残留
トナー26は、除電ランプ27を用いて除電され、除電
により静電拘束力を失ったトナー28は、現像器2によ
り回収されて再利用される。
トナー26は、除電ランプ27を用いて除電され、除電
により静電拘束力を失ったトナー28は、現像器2によ
り回収されて再利用される。
【0021】このような構成、作用を有する画像形成装
置に使用される感光体11の光導電層14は、上述のよ
うにa−Si系で形成されており、充分な硬度を有して
いる。例えば光導電層14をa−Si:Hで形成した場
合、その硬度は、ビッカース硬度で2500以上で、従
来の有機感光体に比べ3桁以上も硬い。従って、耐刷性
が著しく向上して寿命が数百万枚と大幅に改善される。
また、a−Si感光体は、暗減衰時間が長くなり、残留
電位が低下し、印字濃度向上とバックの解消、また良好
なコントラストを実現することができる。この効果は、
ブロッキング構造を用いることによってより顕著にな
る。
置に使用される感光体11の光導電層14は、上述のよ
うにa−Si系で形成されており、充分な硬度を有して
いる。例えば光導電層14をa−Si:Hで形成した場
合、その硬度は、ビッカース硬度で2500以上で、従
来の有機感光体に比べ3桁以上も硬い。従って、耐刷性
が著しく向上して寿命が数百万枚と大幅に改善される。
また、a−Si感光体は、暗減衰時間が長くなり、残留
電位が低下し、印字濃度向上とバックの解消、また良好
なコントラストを実現することができる。この効果は、
ブロッキング構造を用いることによってより顕著にな
る。
【0022】上述の説明では感光体を帯状としたが、ド
ラム状の感光体(透明ドラムの表面に透明導電層、光導
電層を形成)を使用する場合にも本発明は適用可能であ
る。このドラム状感光体を例にとって光導電層成膜要領
を説明すると、次の通りである。
ラム状の感光体(透明ドラムの表面に透明導電層、光導
電層を形成)を使用する場合にも本発明は適用可能であ
る。このドラム状感光体を例にとって光導電層成膜要領
を説明すると、次の通りである。
【0023】成膜に際しては、まず円筒状の透明基体
(材質:石英)上に透明電極(ITO)を数十μmスパ
ッタ法で蒸着し、この透明基体101を図3に示す成膜
装置の真空容器102内にセットする。そして、図示し
ない油拡散ポンプ等により真空容器102内を10-7t
orrまで排気する。
(材質:石英)上に透明電極(ITO)を数十μmスパ
ッタ法で蒸着し、この透明基体101を図3に示す成膜
装置の真空容器102内にセットする。そして、図示し
ない油拡散ポンプ等により真空容器102内を10-7t
orrまで排気する。
【0024】次に、透明基体101を、モータ103に
より一定速度で回転させるとともに、ヒータ104によ
り200〜300℃(250℃が望ましい)に加熱す
る。ここで、ポンプをメカニカルブースタポンプ(PM
B)105とロータポンプ(RP)106に切り替え、
ジシラン(Si2 H6 )ガス(またはシラン(Si
H4 )ガス)とプロパン(C3 H8 )ガスをボンベ10
71 、1072 、1073 から図示しない流量調整器、
バルブを経て真空容器102内に導入する。
より一定速度で回転させるとともに、ヒータ104によ
り200〜300℃(250℃が望ましい)に加熱す
る。ここで、ポンプをメカニカルブースタポンプ(PM
B)105とロータポンプ(RP)106に切り替え、
ジシラン(Si2 H6 )ガス(またはシラン(Si
H4 )ガス)とプロパン(C3 H8 )ガスをボンベ10
71 、1072 、1073 から図示しない流量調整器、
バルブを経て真空容器102内に導入する。
【0025】そして、ガス圧を一定(10-2〜数tor
r)とした後、RF電源108より放電電極109に高
周波電力を投入してグロー放電を生起させる。このプラ
ズマのエネルギーにより、材料ガスは励起、分解され、
基板101上にa−Si1-X CX :Hの基板ブロック層
(図2の基板ブロック層14Aに相当)が成膜される。
r)とした後、RF電源108より放電電極109に高
周波電力を投入してグロー放電を生起させる。このプラ
ズマのエネルギーにより、材料ガスは励起、分解され、
基板101上にa−Si1-X CX :Hの基板ブロック層
(図2の基板ブロック層14Aに相当)が成膜される。
【0026】次に導入ガスをSi2 H6 (またはSiH
4 )のみとし、a−Si:Hの感光層(図2の感光層1
4Bに相当)を成膜する。次に再びC3 H8 も導入し、
a−Si1-X CX :Hの表面保護層(図2の表面保護層
14Cに相当)を成膜する。このときの成膜条件は次の
表1に示す通りである。
4 )のみとし、a−Si:Hの感光層(図2の感光層1
4Bに相当)を成膜する。次に再びC3 H8 も導入し、
a−Si1-X CX :Hの表面保護層(図2の表面保護層
14Cに相当)を成膜する。このときの成膜条件は次の
表1に示す通りである。
【表1】
【0027】このようにして得られた感光体の特性を従
来のカールソンプロセスで評価した結果を図4及び図5
に示す。
来のカールソンプロセスで評価した結果を図4及び図5
に示す。
【0028】図4に明らかなように、帯電電位200V
に対し残留電位は5Vで、その電位差の半分が減衰する
のにかかる時間(暗減衰時間)は約50秒と、従来の1
0数秒に比べ5倍近くに改善されている。この値は、本
印字プロセスで必要としている20秒を大幅に改善する
ものである。また、この感光体は、図5に明らかなよう
に、十分な光感度を持っており、波長λ=750nmの
半減露光エネルギーは0.6μJ/cm2 であった。
に対し残留電位は5Vで、その電位差の半分が減衰する
のにかかる時間(暗減衰時間)は約50秒と、従来の1
0数秒に比べ5倍近くに改善されている。この値は、本
印字プロセスで必要としている20秒を大幅に改善する
ものである。また、この感光体は、図5に明らかなよう
に、十分な光感度を持っており、波長λ=750nmの
半減露光エネルギーは0.6μJ/cm2 であった。
【0029】なお、基板ブロック層や表面層をa−Si
1-X CX :Hで形成した場合には、これらをa−Si
1-X NX:Hで形成した場合に比べて残留電位を低下さ
せることができるが、その理由は、C元素はN元素に比
べて結合手という点で、Si元素と適合するために、不
純物準位が少なくなり、そのために電荷がトラップされ
にくく、これにより、安定した膜特性が得られるためで
ある。
1-X CX :Hで形成した場合には、これらをa−Si
1-X NX:Hで形成した場合に比べて残留電位を低下さ
せることができるが、その理由は、C元素はN元素に比
べて結合手という点で、Si元素と適合するために、不
純物準位が少なくなり、そのために電荷がトラップされ
にくく、これにより、安定した膜特性が得られるためで
ある。
【0030】上述の成膜要領の説明では、感光層は、ド
ープされていないa−Si:Hで、n型半導体(メイン
キャリアが電子)であるが、これにジボラン(B
2 H6 )ガスを混合して成膜することにより、ボロン
(B)をドープし、i型〜p型にする(メインキャリア
が正孔)ことができる。この場合は、基板ブロック層を
a−Si:HのBの高ドープ層(P+層)とすることも
できる。図3のボンベ1074 はB2 H6 供給用のもの
である。
ープされていないa−Si:Hで、n型半導体(メイン
キャリアが電子)であるが、これにジボラン(B
2 H6 )ガスを混合して成膜することにより、ボロン
(B)をドープし、i型〜p型にする(メインキャリア
が正孔)ことができる。この場合は、基板ブロック層を
a−Si:HのBの高ドープ層(P+層)とすることも
できる。図3のボンベ1074 はB2 H6 供給用のもの
である。
【0031】また上述の成膜要領の説明では、基板ブロ
ック層と表面層をともに、a−Si 1-X CX :Hにより
形成しているが、これらのうち表面層のみを形成しても
本発明を達成することができる。
ック層と表面層をともに、a−Si 1-X CX :Hにより
形成しているが、これらのうち表面層のみを形成しても
本発明を達成することができる。
【0032】ところで、電子写真法でカラー刷り(多色
刷り)を行う場合、複数の色を重ねる必要がある。フル
カラー出力の場合は、通常3原色と黒で総ての色を表現
する。紙は4回トナーと接触し、各色のトナーが転写さ
れた後定着が行われるが、この各色の重ね合わせの精度
が色の表現精度(ドット密度)を限定していた。
刷り)を行う場合、複数の色を重ねる必要がある。フル
カラー出力の場合は、通常3原色と黒で総ての色を表現
する。紙は4回トナーと接触し、各色のトナーが転写さ
れた後定着が行われるが、この各色の重ね合わせの精度
が色の表現精度(ドット密度)を限定していた。
【0033】図6は従来の位置合わせ要領説明図で、第
1ドラム31、第2ドラム32、第3ドラム33、第4
ドラム34の4本のドラムで各色を表現する場合、ベル
ト35上に紙200を固定し、該ベルト35の回転と第
1〜第4ドラム31〜34の回転を機構的に同期させる
ことで位置精度を出していた。36、37、38、39
は転写器である。
1ドラム31、第2ドラム32、第3ドラム33、第4
ドラム34の4本のドラムで各色を表現する場合、ベル
ト35上に紙200を固定し、該ベルト35の回転と第
1〜第4ドラム31〜34の回転を機構的に同期させる
ことで位置精度を出していた。36、37、38、39
は転写器である。
【0034】この方式では電子写真法の精度を上回る±
100μm程度の色ずれが出ていた。この問題を解決す
るために、紙上に予め小さな磁性粉(10〜100μ
m)を印字領域外で付着させておき、この磁性粉40の
磁場を、図7に第1ドラム31について例示したように
各ドラムの前にあるDC SQUID(Superco
nducting Quantum Interfer
ence Device:超電導量子干渉計)41で測
定し、紙の位置及び移動状態を把握する方式が有効であ
る。
100μm程度の色ずれが出ていた。この問題を解決す
るために、紙上に予め小さな磁性粉(10〜100μ
m)を印字領域外で付着させておき、この磁性粉40の
磁場を、図7に第1ドラム31について例示したように
各ドラムの前にあるDC SQUID(Superco
nducting Quantum Interfer
ence Device:超電導量子干渉計)41で測
定し、紙の位置及び移動状態を把握する方式が有効であ
る。
【0035】この磁性粉の量は、装置内に紙が複数枚あ
る場合は紙毎に変える。この測定情報に基づき、各ドラ
ムで露光のタイミングを決定して色ずれをなくす。この
場合、潜像の形成のタイミングだけでなく、紙送りの速
度を調整しても良い。なお、DC SQUIDは、二つ
のジョセフソン結合を超伝導体で並列接続して構成さ
れ、10-15 T以上の磁束の測定が可能である。
る場合は紙毎に変える。この測定情報に基づき、各ドラ
ムで露光のタイミングを決定して色ずれをなくす。この
場合、潜像の形成のタイミングだけでなく、紙送りの速
度を調整しても良い。なお、DC SQUIDは、二つ
のジョセフソン結合を超伝導体で並列接続して構成さ
れ、10-15 T以上の磁束の測定が可能である。
【0036】図7において42は前帯電器、43は露光
器、44は現像器、45は転写器、46は除電器、47
はクリーナーである。
器、44は現像器、45は転写器、46は除電器、47
はクリーナーである。
【0037】この磁性粉を用いる位置合わせ方式は、図
8に示す装置によりカラー刷りを行う場合にも適用でき
る。図8において、48はドラム、49は現像部で、図
7と同様の他の部材には図7と同様の符号を付してい
る。現像部49は、各色の現像器501 、502 、50
3 、504 を現像位置に選択的に位置決めできるように
なっており、1つのドラムによって4色の色刷りを可能
としている。この場合は転写位置に矢印で示すように供
給される紙200は、図中、矢印線で示す経路を4回循
環して4回の転写が行われ、各色毎の露光開始のタイミ
ングは、DC SQUID41による磁性粉40の磁場
測定により調整される。
8に示す装置によりカラー刷りを行う場合にも適用でき
る。図8において、48はドラム、49は現像部で、図
7と同様の他の部材には図7と同様の符号を付してい
る。現像部49は、各色の現像器501 、502 、50
3 、504 を現像位置に選択的に位置決めできるように
なっており、1つのドラムによって4色の色刷りを可能
としている。この場合は転写位置に矢印で示すように供
給される紙200は、図中、矢印線で示す経路を4回循
環して4回の転写が行われ、各色毎の露光開始のタイミ
ングは、DC SQUID41による磁性粉40の磁場
測定により調整される。
【0038】これらの各例で示したようなDC SQU
IDによるタイミング調整方式の採用によって、従来±
100μmの大きさで起きていた色ずれを、電子写真の
潜像のドット径(〜60μm)より1桁以上小さくする
ことができ高精度の多色刷りが可能になるが、この調整
方式は、本発明が適用される画像形成装置にも応用可能
である。
IDによるタイミング調整方式の採用によって、従来±
100μmの大きさで起きていた色ずれを、電子写真の
潜像のドット径(〜60μm)より1桁以上小さくする
ことができ高精度の多色刷りが可能になるが、この調整
方式は、本発明が適用される画像形成装置にも応用可能
である。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、感
光体の光導電層がa−Siを主成分とする構成となって
いるため、暗減衰時間を長くすることができ、印字濃度
の向上、バックの解消を実現することが可能になる。ま
た感光体の表面硬度が向上し、寿命を大幅に改善するこ
とが可能である。更にまた、a−SiC:Hの表面保護
層や基板ブロック層とのブロッキング構造を用いること
等により、その安定した膜特性によって残留電位が低く
なり、これによって低現像バイアスの印加でも、良好な
コントラストが得られる。
光体の光導電層がa−Siを主成分とする構成となって
いるため、暗減衰時間を長くすることができ、印字濃度
の向上、バックの解消を実現することが可能になる。ま
た感光体の表面硬度が向上し、寿命を大幅に改善するこ
とが可能である。更にまた、a−SiC:Hの表面保護
層や基板ブロック層とのブロッキング構造を用いること
等により、その安定した膜特性によって残留電位が低く
なり、これによって低現像バイアスの印加でも、良好な
コントラストが得られる。
【図1】本発明の実施例の画像形成装置の構成概略図で
ある。
ある。
【図2】本発明の実施例の感光体の構成を示す断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の実施例の感光体の光導電層成膜要領説
明図である。
明図である。
【図4】本発明の実施例の感光体の暗減衰特性を示すグ
ラフである。
ラフである。
【図5】本発明の実施例の感光体の光感度特性を示すグ
ラフである。
ラフである。
【図6】従来のカールソンプロセスによる色重ね合わせ
要領を示す側面図である。
要領を示す側面図である。
【図7】図6の方式の問題点を解決するためのDC S
QUIDによるタイミング調整方式を示す側面図であ
る。
QUIDによるタイミング調整方式を示す側面図であ
る。
【図8】DC SQUIDによるタイミング調整方式の
他の例を示す側面図である。
他の例を示す側面図である。
【図9】従来の画像形成装置の要部の構成概略説明図で
ある。
ある。
2 磁気ブラシ現像器 4 記録電極 8 画像露光手段 11 感光体 12 透明基体 13 導電層 14 光導電層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 信 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 釜地 英樹 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 木村 正利 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 透明基体上に、透明導電層と、アモルフ
ァスシリコン感光層と、アモルファスシリコンカーバイ
ド表面保護層とを順次積層したことを特徴とする光背面
記録用感光体。 - 【請求項2】 前記透明導電層とアモルファスシリコン
感光層との間に、アモルファスシリコンカーバイド基板
ブロック層を形成したことを特徴とする請求項1記載の
光背面記録用感光体。 - 【請求項3】 透明基体上に、透明導電層と、アモルフ
ァスシリコン感光層と、アモルファスシリコンカーバイ
ド表面保護層とを順次積層した感光体と、 該感光体に対して表面保護層側に配置した記録電極を有
する磁気ブラシ現像器と、 上記感光体に対して透明基体側に配置した画像露光手段
とを備えた画像形成装置。 - 【請求項4】 前記透明導電層とアモルファスシリコン
感光層との間に、アモルファスシリコンカーバイド基板
ブロック層を形成したことを特徴とする請求項3記載の
画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4016504A JPH0769622B2 (ja) | 1988-03-08 | 1992-01-31 | 光背面記録用感光体及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63052725A JP2864124B2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | 光背面記録用感光体及び光背面記録装置 |
| JP4016504A JPH0769622B2 (ja) | 1988-03-08 | 1992-01-31 | 光背面記録用感光体及び画像形成装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63052725A Division JP2864124B2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | 光背面記録用感光体及び光背面記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0572782A true JPH0572782A (ja) | 1993-03-26 |
| JPH0769622B2 JPH0769622B2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=26352852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4016504A Expired - Fee Related JPH0769622B2 (ja) | 1988-03-08 | 1992-01-31 | 光背面記録用感光体及び画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0769622B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5752180A (en) * | 1980-09-12 | 1982-03-27 | Canon Inc | Photoconductive member |
| JPS5758160A (en) * | 1980-09-25 | 1982-04-07 | Canon Inc | Photoconductive member |
| JPS57115551A (en) * | 1981-01-09 | 1982-07-19 | Canon Inc | Photoconductive material |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4016504A patent/JPH0769622B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5752180A (en) * | 1980-09-12 | 1982-03-27 | Canon Inc | Photoconductive member |
| JPS5758160A (en) * | 1980-09-25 | 1982-04-07 | Canon Inc | Photoconductive member |
| JPS57115551A (en) * | 1981-01-09 | 1982-07-19 | Canon Inc | Photoconductive material |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0769622B2 (ja) | 1995-07-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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