JPH0572934A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JPH0572934A JPH0572934A JP26257091A JP26257091A JPH0572934A JP H0572934 A JPH0572934 A JP H0572934A JP 26257091 A JP26257091 A JP 26257091A JP 26257091 A JP26257091 A JP 26257091A JP H0572934 A JPH0572934 A JP H0572934A
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
提供することにある。 【構成】 1対の回転体の間に未定着トナー像を乗せた
画像担持体を挿通して、加熱・加圧してトナー像を画像
担持体上に永久定着する定着装置において、いずれか1
方の回転体表面に末端基が−CF3 より成るPFA樹脂
の層を形成したことを特徴とする定着装置である。
Description
担持体(紙葉体)に加熱・加圧作用により永久定着する
定着装置に関するものである。
定着装置は図2に示すように構成されている。鉄、アル
ミニウム等の金属より成る芯金11上にPFA、PTF
E等のフッ素樹脂より成る離型層12を設けた定着ロー
ラ1はヒータ3により内面より加熱される。定着ローラ
1の表面温度は温度センサー4により検知され、センサ
ー4の出力信号は不図示の温度コントローラに入力さ
れ、温度コントローラによりヒーター3のオン・オフを
制御して、一定の表面温度が維持される。金属製芯金2
1上に、弾性層22を設けた加圧ローラ2は不図示の付
勢手段により定着ローラ1に押圧され、定着ローラ1が
矢印方向に回動されるのに従って、加圧ローラ2も矢印
方向に回転する。紙葉体5上には未定着トナー像6が担
持されており、紙葉体5が矢印方向に移送されるに従っ
て定着ローラ1と加圧ローラ2の形成するニップ部に挿
通され、トナー像6は加熱・加圧作用により紙葉体5に
永久定着される。
転移して後続の画像を汚す、所謂オフセット現象を防止
するものであるが、トナー像6がもっている固有の静電
荷(図2の場合は、マイナス極性)を利用して、電源7
により芯金11にトナー像と同極性のバイアス電圧を付
与することで、より確実にオフセット現象が阻止され
る。
例では、離型層12が局所的に破損して、離型性が低下
し、そこにトナー像6が付着して後続の画像を汚した
り、剥ぎとったりする不具合が生じることがあった。こ
れは元来電気的に高絶縁性を有する離型層12の内部に
電気を通し易い部分(リークサイト)が生じ、そこに電
流が集中して発生するジュール熱で離型層12の表面が
破損し、離型性が低下するためと考えられる。このリー
クサイト形成に寄与するものとして、フッ素樹脂を構成
する高分子の末端基である酸フルオライド基(−CO
F)があり、ここから遊離フッ素イオンが供給され、電
源7による電界下で導通路が形成されると考えられる。
又、末端基の熱安定性が十分でなく、酸フルオライド基
(−COF)が加水分解して酸を発生し離型層12の表
面にくもりを生じ、離型性を低下させることがあった。
これらの離型層12の劣化現象は紙葉体5の挿通時に発
生する水蒸気等の高温ガスによって促進されると考えら
れる。
の離型層の問題点を解決して、長期間の使用後も離型性
に優れた定着装置を提供することにある。
の回転体の間に未定着トナー像を乗せた画像担持体を挿
通して、加熱・加圧してトナー像を画像担持体上に永久
定着する定着装置において、少なくとも1方の回転体表
面に末端基が−CF3 より成るPFA樹脂の層を形成し
たことを特徴とする定着装置である。このPFA樹脂層
の形成により、遊離フッ素イオンの発生を防ぎ、リーク
サイトが生じないようにして離型層の破損を防ぎ、オフ
セット現象や画像剥取りを防止するものである。更に、
本発明は熱安定性が良く、くもり等の離型性低下のない
良好な離型層を提供するものである。
100μmが好ましく、より好ましくは30〜60μm
である。また、PFA樹脂層には必要に応じてウィスカ
等の補強材などを含有させてもよい。
の定着装置を適用できるもので、以下の実施例に示す回
転体がローラ型の加熱・加圧方式の定着器のみならず、
回転体がベルト型の定着器や圧力定着方式の定着器にも
適用できる。
と同符号は同部材を示す。12’は末端基が−CF3 よ
り成るPFA樹脂層であり、芯金11上にスプレー塗布
して焼付け形成する方法又はPFAチューブを芯金11
上に被覆する方法で形成すれば良い。尚、芯金11とP
FA樹脂層12’の間には接着剤等を介在させても良
い。
例は三井・デュポンフロロケミカル(株)の商標名テフ
ロンPFA450HPがあり、従来の末端基が−COF
より成るPFA樹脂の一例である三井・デュポンフロロ
ケミカル(株)の商標名テフロンPFA350Jと比較
して下表のように溶出フッ素イオン量が少ないものであ
る。
2’を定着ローラ1’の表面に配設することにより、電
源7により定着ローラ1’と加圧ローラ2の間に電位差
を付与しても、PFA樹脂層12’内部に遊離イオンに
起因するリークサイトが生じる確率が大幅に低下するの
で、従来の末端基が−COFより成るPFA樹脂層12
において生じていた局所的な離型性低下の現象が激減す
る。
mmのアルミニウム製の芯金11上に肉厚50μmのP
FA450HPより成るチューブ12’を被覆焼成した
外径30.0mmのローラを準備した。加圧ローラ2と
して16.0mm径の鉄製の芯金21上にシリコンゴム
(体積抵抗率1012Ω・cm)より成るアスカーC硬度
40°の離型層22を形成して外径30.0mmとした
ローラを準備した。両者を総圧10.0kgwで押圧し
たところ、4.0mm幅のニップが形成された。定着ロ
ーラ1を外周速100.0mm/secで駆動して、未
定着トナー像6を乗せた普通紙5を定着ローラ1’と加
圧ローラ2の間に挿通して定着像を得るようにした。こ
の際、トナー6としては、スチレン・ブタジエン共重合
体をバインダとした1成分磁性トナーで体積平均粒径6
μmの固有荷電量−10μc/grを有するものを用い
た。又普通紙5はセルロースを主体とした坪量75gr
/m2 の用紙を用いた。電源7は定着ローラ1’と加圧
ローラ2の間に1500Vの電位差を付与し、定着ロー
ラ1’の芯金11は、加圧ローラ2の芯金21に対して
負となるように配設されている。
った後に定着ローラ1’の表面を観察したところ、離型
層12’の局所的な破損はなかった。又、その状態でプ
リントを行なったところ、異常画像の発生はなかった。
層12がPFA350Jより成るチューブから成ってい
る以外は全て上記と同構成の5万枚通紙テストを行なっ
たところ、離型層12上には局所的にトナー付着が認め
られ、その大きさは径0.2mm・1mmの円形で定着
ローラ1上に2箇所生じていた。この状態でプリントを
行なったところ、定着ローラ1上のトナー付着箇所相当
部分の画像がプリント上から剥ぎとられて、円形の欠陥
がプリント上に生じた。
と同符号は同部材を示す。2’は加圧ローラであり、表
面に末端基に−CF3 を有するPFA樹脂より成る離型
層23を配設しており、22’は導電性シリコンゴム
(体積抵抗率103 Ω・cm)等より成る弾性層であ
る。第1実施例の加圧ローラ2に比べて本実施例の加圧
ローラ2’は表面に離型層23を有しており長期間の使
用においても離型性が損われることが無く、特に紙葉体
5の両面にトナー像6を形成する両面プリントを行なう
場合に好適な実施例である。
るPFA樹脂を用いて加圧ローラ2の表面層を形成した
場合、定着ローラ1の離型層12のリークサイトに対応
した位置において、加圧ローラ2の表面のPFA層が破
損して離型性が低下し、加圧ローラ2の表面に局所的な
トナー付着が生じ、両面プリントの定着を行なう時に、
加圧ローラ2と対向した第1面目の画像が加圧ローラ2
により剥ぎとられることがある。これに対し、本実施例
のように加圧ローラ2’の離型層23として末端基に−
CF3 を有するPFA樹脂を用いたPFAチューブを用
いると定着ローラ1から加圧ローラ2’を通じたリーク
サイトが生じなく、又定着ローラ1の離型層11中に生
じた遊離イオンも加圧ローラ2’の離型層23の絶縁作
用により電界が抑制されるために、離型層11中でのイ
オンの動きも抑えられる結果として、離型層11自体の
破損も抑えられるという効果があり、両面プリント時の
異常画像も何ら発生しない。尚、定着ローラ1の離型層
にも末端基に−CF3 を有するPFAチューブを用いる
ことは当然可能であるが、20万枚程度の通紙テストの
結果で見る限りは、コスト的に安価な末端基に−COF
を有するPFAチューブより成る離型層11と末端基に
−CF3 を有するPFAチューブ23の組合せで十分な
実用性を得られることが判った。
ては本実施例に示したように導電性材料を用いること
で、トナー像6の定着ローラ1へのオフセットが効果的
に防止できると共に、電源7の電圧の大きさも(実験例
1)に比べて小さく約500Vで十分になり、この面か
らも局所的リークサイトの発生を低減させることが出来
る利点がある。
出と同符号は同部材を示す。本実施例は、図1に示した
第1実施例に比べて電源7が省かれている以外は同じ構
成である。すなわち、本発明の主旨は、定着ローラ1’
と加圧ローラ2の芯金間に積極的に電位差を付与する電
源7やダイオード類を有する定着器に限定されることな
く、本実施例のように芯金11と芯金21がともに接地
されている定着器においても適用可能なことである。す
なわち、定着ローラ1’の離型層12’は一般的に紙葉
体5との接触により剥離帯電を受けるので離型層12’
は電界作用下に置かれる。従って、離型層中に遊離イオ
ンが生じ易い従来の末端基に−COFを有するPFA樹
脂の場合は、長期間の使用によって離型層中にリークサ
イトが生じて、該当する表面の箇所の離型性が低下する
ことがあった。又、紙葉体5などに含まれている水蒸気
等のガスが末端基の−COFと反応して表面にくもりを
生じさせ、離型性が低下することがあった。本実施例の
ように末端基に−CF3 を有するPFAより成る離型層
12’を用いると、リークサイトの発生やくもりの発生
が大幅に低下するので、長期間にわたり安定した離型性
が維持出来るという効果がある。
を有するPFA樹脂を定着ローラ又は加圧ローラの表面
層として形成することにより、長期間の使用後も離型性
に優れた定着装置を得ることが出来る。
Claims (2)
- 【請求項1】 1対の回転体の間に未定着トナー像を乗
せた画像担持体を挿通して、加熱・加圧してトナー像を
画像担持体上に永久定着する定着装置において、少なく
とも1方の回転体表面に末端基が−CF3 より成るPF
A樹脂の層を形成したことを特徴とする定着装置。 - 【請求項2】 1対の回転体の間に電位差を付与する手
段を有することを特徴とする請求項1に記載の定着装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26257091A JP2850067B2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26257091A JP2850067B2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 定着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0572934A true JPH0572934A (ja) | 1993-03-26 |
| JP2850067B2 JP2850067B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=17377641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26257091A Expired - Lifetime JP2850067B2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2850067B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10301423A (ja) * | 1997-04-25 | 1998-11-13 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 定着部用フィルム及びその製造方法 |
| US5863690A (en) * | 1996-02-09 | 1999-01-26 | Ricoh Company, Ltd. | Toner image fixing method |
| US6002106A (en) * | 1996-12-24 | 1999-12-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Fixing device |
| JP2004012649A (ja) * | 2002-06-05 | 2004-01-15 | Arai Pump Mfg Co Ltd | ローラ |
-
1991
- 1991-09-17 JP JP26257091A patent/JP2850067B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5863690A (en) * | 1996-02-09 | 1999-01-26 | Ricoh Company, Ltd. | Toner image fixing method |
| US6002106A (en) * | 1996-12-24 | 1999-12-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Fixing device |
| JPH10301423A (ja) * | 1997-04-25 | 1998-11-13 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 定着部用フィルム及びその製造方法 |
| JP2004012649A (ja) * | 2002-06-05 | 2004-01-15 | Arai Pump Mfg Co Ltd | ローラ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2850067B2 (ja) | 1999-01-27 |
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Legal Events
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