JPH0572938U - 燻瓦生産設備の燻化装置 - Google Patents

燻瓦生産設備の燻化装置

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JPH0572938U
JPH0572938U JP1364292U JP1364292U JPH0572938U JP H0572938 U JPH0572938 U JP H0572938U JP 1364292 U JP1364292 U JP 1364292U JP 1364292 U JP1364292 U JP 1364292U JP H0572938 U JPH0572938 U JP H0572938U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 台車に燻化ボックスを被せて燻化行程を行う
ようにした燻瓦生産設備の燻化装置において、燻化ボッ
クスからの放熱を効果的に抑え、併せてガス漏れによる
爆発などを未然に防止する。 【構成】 瓦素地が支柱を介して載置される台車26に
は、焼成行程の後、焼成瓦の周囲部を密閉状態とするた
めの燻化ボックス34が被せられる。燻化ライン15
に、燻化ボックス34の上部を覆う断熱トンネル36を
設ける。さらに、断熱トンネル36の下部内面に、燻化
ボックス34側面のシール用プレート34bに摺接する
熱シール部材40を設ける。断熱トンネル36の下部を
側方に開放し、この開放部分に燻化ガス注入器41を設
ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、瓦素地を載置した台車を順送りに移動させつつ燻瓦を生産するよう にした燻瓦生産設備の燻化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、燻瓦は、原料粘土を瓦形状に成形した瓦素地を焼成(素焼き) した後、その焼成瓦に還元カーボンを付着させる燻化の行程を実行し、その後そ の焼成瓦を冷却することにより製造される。
【0003】 このような燻瓦をトンネル炉及び台車を用いて連続的に生産する設備として、 図4に示すものがある。即ち、1及び2は入口側及び出口側のトラバーサであり 、これらの間には、トンネル炉3及びボックス着脱部4、第2の冷却ライン5、 燻化ライン6及び第1の冷却ライン7が、3列に渡って設けられている。また、 これら各ラインの床には、台車を案内するためのレールが、図で左右方向に延び て設けられている。
【0004】 これにて、瓦素地を載置した台車は、図4に矢印で示すように、まず、入口側 トラバーサ1からトンネル炉3内に送られ、ここで瓦素地が約1100℃にて焼 成される。焼成の行程が終了した台車には、ボックス着脱部4において、下面が 開口した矩形箱状をなす鉄製の燻化ボックスが密閉状態に被せられるようになっ ている。
【0005】 そして、燻化ボックスが被せられた台車は、出口側トラバーサ2から燻化ライ ン6に送られる。この燻化ライン6では、密閉状態(酸素欠乏状態)の燻化ボッ クス内に、図示しない燻化ガス投入装置によって燃料ガスが投入され、ここで、 そのガスが熱分解されてカーボンが生成し、このカーボンが焼成瓦に浸透した状 態で付着し、焼成瓦に銀色の着色がなされるのである。
【0006】 この燻化の行程の後、台車は第1及び第2の冷却ライン7及び5を順に送られ 、約350℃まで冷却される。この冷却行程は、前記燻化ボックス内に不活性ガ スを投入しつつ行われる。そして、冷却行程を経た台車は、再びボックス着脱部 4に送られ、ここで燻化ボックスが外され、出口側トラバーサ2により排出され るようになっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、焼成行程後の焼成瓦は、いわば自然冷却状態に置かれるようになる のであるが、次の燻化の行程は、焼成行程にて得られた高温状態を極力維持し、 温度低下を抑えつつ行われることが望ましい。この燻化行程における温度は、焼 成瓦の着色に影響を与え、温度低下が大きいと焼成瓦が黒くなり、きれいな銀色 の燻瓦が得られなくなってしまうからである。
【0008】 このため、従来より、前記燻化ボックスの内面に、セラミックファイバー等の 断熱材を内張りして燻化ボックスからの放熱を抑えることが行われている。とこ ろが、次の冷却の行程では、逆に燻化ボックスからの放熱を促進しなければなら ないので、この断熱材による断熱性をあまりに大きくすると、冷却の効率が極め て悪化してしまう。従って、燻化ボックス自体による放熱抑制の効果をさほど大 きくすることはできなかった。
【0009】 そこで、例えば燻化ライン6にも、断熱壁体をトンネル状に設け、台車をこの 断熱壁体の内部を移動させるようにすることが考えられる。ところが、燻化ライ ンでは、燻化ボックス内部に燃料ガスを供給しているため、このガスが燻化ボッ クスと台車とのシール部分から、大気雰囲気の断熱壁体内に漏れた場合に、その ガス濃度が高くなって爆発する虞があるといった不具合があった。また、台車の 下部に設けられた車輪など鉄などからなる部品が高温に晒されてしまう不具合も あった。
【0010】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、台車に燻化ボックス を被せて燻化行程を行うようにしたものにおいて、燻化ボックスからの放熱を効 果的に抑えることができ、併せてガス漏れによる爆発などを未然に防止すること ができる燻瓦生産設備の燻化装置を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案の燻瓦生産設備の燻化装置は、台車の進行方向に延び燻化ボックスの上 部及び両側方を覆うと共に台車の下部の側方を開放させる断熱トンネルと、この 断熱トンネルの内側に台車の進行方向に延びて設けられ燻化ボックスの側面のう ち支柱の位置にほぼ相当する高さ位置に摺接する断熱材からなる熱シール部材と 、この熱シール部材よりも下方に位置して設けられ燻化ボックスの下部から該燻 化ボックス内に燻化ガスを注入する燻化ガス注入口とを具備するところに特徴を 有するものである。
【0012】
【作用】
上記手段によれば、断熱トンネルが燻化ボックスの上部及び両側方を覆うこと により、燻化ボックスからの放熱が抑えられる。しかも、断熱トンネルの内側に は、燻化ボックスの側面に摺接する断熱材からなる熱シール部材が設けられてい るので、燻化ボックス側面と断熱トンネル外部との間が熱シールされることにな り、放熱抑制の効果は著しく高くなる。この場合、熱シールの位置を台車上の支 柱の位置にほぼ相当する高さとすることにより、焼成瓦部分における断熱を確保 した状態で、台車下部が高温となることを防止することができる。
【0013】 また、断熱トンネルは、台車の下部の側方を開放させるように設けられている から、燻化ボックスと台車との間から燻化ボックス内部の燻化ガスが漏れるよう なことがあっても、そのガスは速やかに大気中に拡散され、爆発などの危険はな い。さらに、燻化ガス注入口も熱シール部材よりも下方に位置して設けられてい るので、燻化ガス注入口部分から燻化ガスが漏れるようなことがあっても、やは りそのガスは速やかに大気中に拡散されるようになる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について、図1乃至図3を参照して説明する。まず、 図3を参照して、本実施例に係る燻瓦生産設備の全体の構成について簡単に述べ る。
【0015】 生産設備の右側部及び左側部には、後述する台車をラインとは直交する方向に 搬送するための、入口側トラバーサ11及び出口側トラバーサ12が、夫々前後 方向に延びて設けられている。そして、これら入口側トラバーサ11及び出口側 トラバーサ12間には、以下のようなラインが設けられる。
【0016】 即ち、入口側トラバーサ11及び出口側トラバーサ12間には、奥方側に位置 して、トンネル炉から構成される焼成ライン13、ボックス装着部14、本実施 例に係る燻化装置たる燻化ライン15が右から左へ一列に連続するようにして設 けられている。
【0017】 そして、その手前側には、第2の冷却ライン16、ボックス取外し部17、熱 回収ライン18が一列に連続するように設けられ、さらにその手前側には第1の 冷却ライン19が左右方向に延びて設けられている。また、前記第1の冷却ライ ン19の出口部と第2の冷却ライン16の入口部との間には、それらに跨がるよ うに中間トラバーサ20が設けられている。
【0018】 さらに、前記第1の冷却ライン19の手前側には、焼成品ライン21、白地ラ イン22、作業ライン23が3列に設けられている。このうち作業ライン23に は、中央部の左右に位置して、積込部24及び製品回収部25が設けられている 。尚、上記した各ラインの床部には、後述する台車26を案内するためのレール 27(図1,図2参照)が図で左右方向に延びて設けられている。
【0019】 ここで、燻瓦の生産に使用される台車26について述べる。図1及び図2に示 すように、この台車26は、矩形状をなす耐火物製の載置台部28の下部に、前 記レール27上を転動する4個の車輪29を備えて構成されている。また、載置 台部28の下部には、後述する燻化ボックスの下端部を受けるための受け部30 が、該載置台部28の4辺の外周囲を囲むように設けられている。
【0020】 原料粘土を瓦形状に成形し乾燥してなる瓦素地31(焼成後は焼成瓦31とな る)は、図2に示すように、この台車26の載置台部28上に、耐火物製の支柱 32及び棚板33を介して載置されるようになっている。この場合、瓦素地31 は、棚板33上に多数枚が複数列に渡って縦置き状態で載置されるようになって いる。
【0021】 この瓦素地31の台車26への積込みは前記積込部24にて行われ、瓦素地3 1を載置した台車26は、多数個が上記した各ラインを、移動,停止を繰返しつ つ順送りされるようになっている。この場合、図3に矢印で示すように、その台 車26は、作業ライン23を図で左に送られた後、白地ライン22を右方に送ら れ、入口側トラバーサ11により焼成ライン13に送られる。そして、焼成ライ ン13にて焼成の行程が行われ、燻化ライン15にて燻化の行程が行われ、第1 及び第2の冷却ライン19及び16にて冷却の行程が行われ、これにて、燻瓦が 製造されるものである。
【0022】 前記焼成ライン13は、前述のように周知のトンネル炉から構成され、例えば バーナーにより内部が所定の温度分布となるようにされている。瓦素地31は、 この焼成ライン13(トンネル炉)を所定時間かけて通ることにより、約110 0℃まで加熱されて焼成(素焼き)され、焼成瓦31となるのである。
【0023】 そして、燻化の行程及び冷却の行程は、焼成瓦31の周囲を還元雰囲気とする ことにより行われるのであるが、焼成瓦31の周囲に密閉空間を構成するために 、ボックス装着部14において、図示しない移載機構により、台車26に燻化ボ ックス34が装着されるようになっている。
【0024】 この燻化ボックス34は、図1及び図2に示すように、前記台車26にすっぽ り被る大きさの、下面が開放した鉄製の略矩形箱状をなし、その内面には、セラ ミックファイバー等の断熱材35が薄く内張りされている。そして、前記台車2 6の受け部30は、U字状の溝部内に綿状のセラミックファイバーを収容してな り、図2に一部示すように、この受け部30に燻化ボックス34の下端部が上方 から嵌まり込むことにより、燻化ボックス34内が密閉状態にシールされるよう になっている。
【0025】 そして、燻化ボックス34には、燻化行程及び冷却行程において、それぞれ燻 化ガス及び不活性ガスを内部に導入するための、ガス導入口34a(図2参照) 及び所要の配管が設けられている。この場合、ガス導入口34aは、燻化ボック ス34の一側面の下部に、前記台車26の載置台部28に相当する高さに位置し て設けられている。さらに、この燻化ボックス34の両側面部には、後述する熱 シール部材に摺接するシール用プレート34bが、台車26の進行方向に延びて 設けられている。
【0026】 さて、前記燻化ライン15について詳述する。前述のように、燻化ライン15 の床部には、台車26を案内するためのレール27が図3で左右方向に延びて設 けられている。そして、そのレール27の上方部位に、断熱トンネル36が同方 向に延びて設けられている。
【0027】 この断熱トンネル36は、例えば鉄製のケーシング37の内面に、セラミック ファイバーからなる断熱材38を2層に内張りして構成されており、複数本の支 柱部39により、床部から所定高さ浮き上がった状態に設けられている。この場 合、段熱トンネル36の下端部の高さ位置は、図2に示すように、台車26上の 支柱32の高さ位置にほぼ相当している。
【0028】 これにて、レール27上を移動する台車26上の燻化ボックス34は、断熱ト ンネル36により、上部及び両側方のうち上部部位が、若干の隙間をもって覆わ れるようになっている。また、このとき、前記支柱部39により形成される空間 により、台車26の下部の両側方は開放されている。
【0029】 そして、この断熱トンネル36の下縁部内面には、例えばブロック状あるいは ブランケット状のセラミックファイバー等の断熱材からなる熱シール部材40が 、台車26の進行方向に延びて断熱トンネル36の内方に突出して設けられてい る。これにより、台車26の進行に伴い、前記燻化ボックス34は、前記シール 用プレート34bがこの熱シール部材40に圧接しながら移動し、もって、燻化 ボックス34と断熱トンネル36との間が熱シールされるようになっている。
【0030】 さらに、燻化ライン15には、前記燻化ボックス34内にブタン,プロパン等 の燻化ガスを注入するための燻化ガス注入装置が設けられている。詳しく図示は しないが、この燻化ガス注入装置は、前記レール27の一側方に所定の間隔(燻 化ボックス34の停止間隔)で設けられたガス注入器41(1個のみ図示)に、 配管を介してガス供給源からの燻化ガスを供給するようになっている。この場合 、ガス注入器41は、前記支柱部39間に位置して断熱トンネル36の下方に設 けられ、その注入口41aが、所定位置に停止された前記燻化ボックス34のガ ス導入口34aに連結されて、該燻化ボックス34内に燻化ガスを注入するよう になっている。
【0031】 これにて、この燻化ライン15において、密閉状態(酸素欠乏状態)の燻化ボ ックス34内に燻化ガスが投入され、そのガスが熱分解されてカーボンが生成し 、このカーボンが焼成瓦31に浸透した状態で付着し、焼成瓦31に銀色の着色 がなされるようになっている。
【0032】 尚、燻化の行程を終了した台車26は、出口側トラバーサ12により、第1の 冷却ライン19に送られ、さらに中間トラバーサ20により第2の冷却ライン1 6に送られる。これら第1及び第2の冷却ライン19及び16には、燻化ボック ス34内に窒素や二酸化炭素等の不活性ガスを注入するための不活性ガス注入装 置(図示せず)が設けられている。これにて、冷却の行程においても、燻化ボッ クス34内の還元雰囲気が維持され、カーボンが焼成瓦31に定着するようにな るのである。
【0033】 さらに、第2の冷却ライン16により、カーボンの反応の虞のない約340℃ まで焼成瓦31が冷却された後、ボックス取外し部17にて、台車26から燻化 ボックス34が取外される。この後、取外された燻化ボックス34は、図示しな いトラバーサによりボックス装着部14に戻され、一方、台車26は、熱回収ラ イン18によりさらに冷却され、出口側トラバーサ12を経て焼成品ライン21 を通り、さらに作業ライン23の製品回収部25に送られ、ここで焼成品31の 回収作業が行われるようになっている。
【0034】 次に、上記構成の作用について述べる。上述のように、瓦素地31が載置され た台車26は、移動,停止を繰返しながら焼成ライン13(トンネル炉内)に順 送りに送られ、瓦素地31が素焼きされる。この焼成の行程を終えた台車26は 、順にトンネル炉から排出され、次のボックス装着部14にて、燻化ボックス3 4が被せられて、焼成瓦31の周囲部に密閉空間が形成される。
【0035】 燻化ボックス34が被せられた台車26は、次の燻化ライン15に送られ、断 熱トンネル36により燻化ボックス34の上半部が覆われた状態で、ガス注入器 41により該燻化ボックス34内に燻化ガスが注入され、焼成瓦31にカーボン を付着させる燻化の行程が実行される。
【0036】 而して、焼成行程後の焼成瓦31は、いわば自然冷却状態に置かれるようにな るのであるが、次の燻化の行程は、焼成行程にて得られた高温状態を極力維持し 、温度低下を抑えつつ行われることが望ましい。この燻化行程における温度は、 焼成瓦の着色に影響を与え、温度低下が大きいと焼成瓦31が黒くなり、きれい な銀色の燻瓦が得られなくなってしまうからである。
【0037】 本実施例においては、断熱トンネル36が燻化ボックス34の上部及び両側方 を覆うことにより、燻化ボックス34からの放熱が抑えられる。しかも、断熱ト ンネル36の内側には、燻化ボックス34の側面に摺接する熱シール部材40が 設けられているので、燻化ボックス34と断熱トンネル36との間が熱シールさ れることになり、放熱抑制の効果は著しく高くなり、高温を維持した状態で燻化 の行程が行われるのである。
【0038】 この場合、熱シールの位置を台車26上の支柱32の位置にほぼ相当する高さ としているので、焼成瓦31部分における断熱を確保した状態で、台車26の下 部の車輪29や受け部30部分が高温となることを防止することができる。
【0039】 また、断熱トンネル36は、台車26の下部の側方を開放させるように設けら れているから、燻化ボックス34と台車26との間から燻化ボックス34内部の 燻化ガスが漏れるようなことがあっても、そのガスは速やかに大気中に拡散され 、爆発などの危険はない。さらに、ガス注入器41の注入口41aも熱シール部 材40よりも下方に位置して設けられているので、燻化ガス投入時にその注入口 41a部分から燻化ガスが燻化ボックス34の外部に漏れるようなことがあって も、やはりそのガスは速やかに大気中に拡散されるようになるのである。
【0040】 このように本実施例によれば、燻化ライン15に断熱トンネル36を設けたの で、燻化ボックス34自体による放熱抑制の効果をさほど大きくすることはでき い事情があっても、燻化ボックス34からの放熱を効果的に抑えることができる ようになり、ひいては、従来に比べて高品質な燻瓦を安定して生産することがで きるものである。
【0041】 そして、断熱トンネル36を、燻化ボックス34の上部のみを覆うように構成 したので、もし、燻化ボックス34の内部やガス注入器41からのガス漏れが発 生しても、ガスが高濃度となることはなく爆発を未然に防止することができる。 また、これと共に、台車26の下部が高温となることを防止することができて、 車輪29等に悪影響を与えることを防止することができるものである。
【0042】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、例えば各ラインの配置関 係等は種々の変形例が考えられるなど、要旨を逸脱しない範囲内で、適宜変更し て実施し得るものである。
【0043】
【考案の効果】
以上の説明にて明らかなように、本考案の燻瓦生産設備の燻化装置によれば、 台車の進行方向に延び燻化ボックスの上部及び両側方を覆うと共に台車の下部の 側方を開放させる断熱トンネルと、この断熱トンネルの内側に台車の進行方向に 延び燻化ボックスの側面のうち支柱の位置にほぼ相当する高さ位置に摺接する断 熱材からなる熱シール部材と、この熱シール部材よりも下方に位置し燻化ボック スの下部から該燻化ボックス内に燻化ガスを注入する燻化ガス注入口とを設けた ので、燻化ボックスからの放熱を効果的に抑えることができ、併せてガス漏れに よる爆発などを未然に防止することができるという優れた実用的効果を奏するも のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すもので、断熱トンネル
を破断して示す要部の斜視図
【図2】要部の縦断面図
【図3】生産設備全体を概略的に示す平面図
【図4】従来例を示す図3相当図
【符号の説明】
図面中、13は焼成ライン、14はボックス装着部、1
5は燻化ライン(燻化装置)、26は台車、27はレー
ル、28は載置台部、29は車輪、30は受け部、31
は瓦素地(焼成瓦)、32は支柱、34は燻化ボック
ス、34aはガス導入口、34bはシール用プレート、
35は断熱材、36は断熱トンネル、37はケーシン
グ、38は断熱材、40は熱シール部材、41は燻化ガ
ス注入器、41aは注入口を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 瓦素地を支柱を介して載置した台車を、
    トンネル状の焼成炉内を移動させつつ加熱して前記瓦素
    地を焼成する焼成行程と、 前記台車に燻化ボックスを被せた状態で移動させつつ該
    燻化ボックス内に燻化ガスを投入して焼成瓦にカーボン
    を付着させる燻化行程とを連続的に実行する燻瓦生産設
    備における、前記燻化行程を実行するための装置におい
    て、 前記台車の進行方向に延び、前記燻化ボックスの上部及
    び両側方を覆うと共に、台車の下部の側方を開放させる
    断熱トンネルと、 この断熱トンネルの内側に前記台車の進行方向に延びて
    設けられ、前記燻化ボックスの側面のうち、前記支柱の
    位置にほぼ相当する高さ位置に摺接する断熱材からなる
    熱シール部材と、 この熱シール部材よりも下方に位置して設けられ、前記
    燻化ボックスの下部から該燻化ボックス内に燻化ガスを
    注入する燻化ガス注入口とを具備することを特徴とする
    燻瓦生産設備の燻化装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009228943A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Ngk Insulators Ltd 燻化ボックスの間接冷却装置

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