JPH0572952B2 - - Google Patents
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- JPH0572952B2 JPH0572952B2 JP60070640A JP7064085A JPH0572952B2 JP H0572952 B2 JPH0572952 B2 JP H0572952B2 JP 60070640 A JP60070640 A JP 60070640A JP 7064085 A JP7064085 A JP 7064085A JP H0572952 B2 JPH0572952 B2 JP H0572952B2
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/14—Thermal energy storage
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は蓄熱方法に係り、特に、液状の蓄熱剤
を用いて蓄熱ロスを少なくした蓄熱方法に関す
る。
を用いて蓄熱ロスを少なくした蓄熱方法に関す
る。
蓄熱方法には、熱運動の形で貯える(1)顕熱利用
(比熱容量利用ともいう)と(2)潜熱利用、化学エ
ネルギーの形で蓄える(3)反応熱利用濃厚液の希釈
熱を利用する(4)濃度差エネルギー利用、およびそ
れらの組み合わせの各種の方法がある。
(比熱容量利用ともいう)と(2)潜熱利用、化学エ
ネルギーの形で蓄える(3)反応熱利用濃厚液の希釈
熱を利用する(4)濃度差エネルギー利用、およびそ
れらの組み合わせの各種の方法がある。
一般に顕熱利用は操作が簡単であるが、蓄熱密
度(蓄熱剤当りの蓄熱量)が他に比べ小さいとい
う欠点がある。また、反応熱利用は蓄熱密度は大
きいが、蓄熱温度に制限がある。一般に、200〜
500℃と高温蓄熱が対象となる。
度(蓄熱剤当りの蓄熱量)が他に比べ小さいとい
う欠点がある。また、反応熱利用は蓄熱密度は大
きいが、蓄熱温度に制限がある。一般に、200〜
500℃と高温蓄熱が対象となる。
希釈熱のみを利用する濃度差エネルギー利用
は、蓄熱密度は小さいので、これに潜熱利用を組
み合わせた方法が有利となる。
は、蓄熱密度は小さいので、これに潜熱利用を組
み合わせた方法が有利となる。
したがつて、冷暖房や給湯および加熱乾燥等の
分野の蓄熱方法には、潜熱利用と、希釈熱を併用
した方法が好ましく用いられている。
分野の蓄熱方法には、潜熱利用と、希釈熱を併用
した方法が好ましく用いられている。
潜熱利用には、(A)液体が気化するときの蒸発熱
を利用する方法、(B)固体が液体になるときの融解
熱を利用する方法がある。蒸発潜熱の方が融解熱
に比べ大きいため、蒸発熱利用の方が有利であ
る。
を利用する方法、(B)固体が液体になるときの融解
熱を利用する方法がある。蒸発潜熱の方が融解熱
に比べ大きいため、蒸発熱利用の方が有利であ
る。
気化する物質として、蒸発潜熱の大きい水が用
いられる。この方法では熱を水の蒸発に用いて水
蒸気に変える方法であるが、水蒸気の状態では体
積が大きいため、一般に固体もしくは液体の蓄熱
剤に吸着または吸収させて、体積を小さくして貯
蔵している。
いられる。この方法では熱を水の蒸発に用いて水
蒸気に変える方法であるが、水蒸気の状態では体
積が大きいため、一般に固体もしくは液体の蓄熱
剤に吸着または吸収させて、体積を小さくして貯
蔵している。
水蒸気を固体蓄熱剤で保持する方法に、ゼオラ
イト吸着法や塩化カルシウム水和塩を用いる吸収
法があるが(例えば特開昭51−43387)、固体(一
般には微粒)と水蒸気の接触不良および熱交換効
率が小さい等の問題がある。
イト吸着法や塩化カルシウム水和塩を用いる吸収
法があるが(例えば特開昭51−43387)、固体(一
般には微粒)と水蒸気の接触不良および熱交換効
率が小さい等の問題がある。
一方水蒸気を液体蓄熱剤で保持する方法は、固
体蓄熱剤に比べ水蒸気との接触が容易で熱交換効
率を良好である。液体蓄熱剤としては、吸収冷凍
機に用いる臭化リチウム水溶液(例えば冷凍34−
496第22頁〜第25頁)等の塩類や硫酸、水酸化ナ
トリウム等と酸、アルカリ水溶液がある。
体蓄熱剤に比べ水蒸気との接触が容易で熱交換効
率を良好である。液体蓄熱剤としては、吸収冷凍
機に用いる臭化リチウム水溶液(例えば冷凍34−
496第22頁〜第25頁)等の塩類や硫酸、水酸化ナ
トリウム等と酸、アルカリ水溶液がある。
液体蓄熱剤を用いた蓄熱システムとして例えば
Proc.Intersoc.Engergy Convers eng conf 14th
No.1で記載された従来例が存在する。この従来
例の蓄熱システムを第4図で説明する。
Proc.Intersoc.Engergy Convers eng conf 14th
No.1で記載された従来例が存在する。この従来
例の蓄熱システムを第4図で説明する。
図において、システムは、水タンク100、蓄
熱液(臭化リチウム水溶液)タンク500、伝熱
管210を持つ水用熱交換器200と、伝熱管6
10を持つ蓄熱液用熱交換器600より構成され
る。水タンク100と水用熱交換器200の間を
水10がポンプ11によつて循環する。一方、蓄
熱液タンク500と蓄熱液用熱交換器600の間
を蓄熱液20がポンプ21によつて循環する。
熱液(臭化リチウム水溶液)タンク500、伝熱
管210を持つ水用熱交換器200と、伝熱管6
10を持つ蓄熱液用熱交換器600より構成され
る。水タンク100と水用熱交換器200の間を
水10がポンプ11によつて循環する。一方、蓄
熱液タンク500と蓄熱液用熱交換器600の間
を蓄熱液20がポンプ21によつて循環する。
次にこのシステムにおける蓄熱および出熱(冷
熱発生)操作について第4図の他の第5図の水蒸
気圧線図を用いて説明する。
熱発生)操作について第4図の他の第5図の水蒸
気圧線図を用いて説明する。
図において、横軸が温度で縦軸が水蒸気圧であ
り、水と蓄熱液の水蒸気圧線を示す。両者の水蒸
気圧の相異により、蓄熱および冷熱発生(出熱)
が起こる。
り、水と蓄熱液の水蒸気圧線を示す。両者の水蒸
気圧の相異により、蓄熱および冷熱発生(出熱)
が起こる。
蓄熱操作は、まず蓄熱液用熱交換器600内で
伝熱管610の表面に散布された蓄熱液を温度
THで加熱し、温度TH℃で水を蒸発させ蓄熱液を
濃度C1%が濃度C2%まで濃縮する(第5図のG
点)。そこで発生した水蒸気30は蓄熱液用熱交
換器600と連通された水用熱交換器200へ入
り、外気の空気等により伝熱管210で冷却さ
れ、温度TL℃で凝縮し水となる(第5図のC
点)。両熱交換器内の圧力は、温度TL℃の水の飽
和水蒸気圧に等しくPHとなる。以上で温度TH℃
の熱を水を相変化させて蒸発潜熱として回収し蓄
熱液の濃度差として蓄熱したことになる。
伝熱管610の表面に散布された蓄熱液を温度
THで加熱し、温度TH℃で水を蒸発させ蓄熱液を
濃度C1%が濃度C2%まで濃縮する(第5図のG
点)。そこで発生した水蒸気30は蓄熱液用熱交
換器600と連通された水用熱交換器200へ入
り、外気の空気等により伝熱管210で冷却さ
れ、温度TL℃で凝縮し水となる(第5図のC
点)。両熱交換器内の圧力は、温度TL℃の水の飽
和水蒸気圧に等しくPHとなる。以上で温度TH℃
の熱を水を相変化させて蒸発潜熱として回収し蓄
熱液の濃度差として蓄熱したことになる。
次に冷熱発生操作であるが、蓄熱液タンク50
0よりポンプ21により濃度C2%の濃厚蓄熱液
20を蓄熱液用熱交換器600内へ送り、伝熱管
610表面へ散布すると同時に伝熱管610で冷
却する。すると蓄熱液20は水蒸気圧が低いた
め、容器内の水蒸気を吸収し発熱するとともに、
容器は密閉されているから器内蒸気圧がPCまで
下がる。一方、水タンク100よりポンプ11で
水10を水用熱交換器200へ送り、伝熱管21
0の表面に散布すると、器内が真空になつている
ため蒸発が起こり、伝熱管210は蒸発潜熱を奪
われ、冷却される。発生した水蒸気31は蓄熱液
20へ吸収され、蓄熱液は希釈され水蒸気と蓄熱
液量のバランスにより濃度C1となる。伝熱管6
10表面の蓄熱液20は外気の空気等により伝熱
管610で冷され、水蒸気吸収時に発生する熱を
奪われて温度TL℃となる。そのときの蓄熱液用
熱交換器600内圧力は、蓄熱液20の希釈後の
濃度C1%で温度TL℃の状態(第5図のA点)の
水蒸気圧PCまで下がる。したがつて、水用熱交
換器200の伝熱管210で蒸発する水の温度
は、器内圧力PCにおける水の飽和温度TCまで下
がる(第5図のE点)。この操作により、濃厚蓄
熱板が水蒸気吸収で希釈されることにより、水用
熱交換器200の伝熱管210より温度TCの冷
熱が発生し、冷房等に利用される。
0よりポンプ21により濃度C2%の濃厚蓄熱液
20を蓄熱液用熱交換器600内へ送り、伝熱管
610表面へ散布すると同時に伝熱管610で冷
却する。すると蓄熱液20は水蒸気圧が低いた
め、容器内の水蒸気を吸収し発熱するとともに、
容器は密閉されているから器内蒸気圧がPCまで
下がる。一方、水タンク100よりポンプ11で
水10を水用熱交換器200へ送り、伝熱管21
0の表面に散布すると、器内が真空になつている
ため蒸発が起こり、伝熱管210は蒸発潜熱を奪
われ、冷却される。発生した水蒸気31は蓄熱液
20へ吸収され、蓄熱液は希釈され水蒸気と蓄熱
液量のバランスにより濃度C1となる。伝熱管6
10表面の蓄熱液20は外気の空気等により伝熱
管610で冷され、水蒸気吸収時に発生する熱を
奪われて温度TL℃となる。そのときの蓄熱液用
熱交換器600内圧力は、蓄熱液20の希釈後の
濃度C1%で温度TL℃の状態(第5図のA点)の
水蒸気圧PCまで下がる。したがつて、水用熱交
換器200の伝熱管210で蒸発する水の温度
は、器内圧力PCにおける水の飽和温度TCまで下
がる(第5図のE点)。この操作により、濃厚蓄
熱板が水蒸気吸収で希釈されることにより、水用
熱交換器200の伝熱管210より温度TCの冷
熱が発生し、冷房等に利用される。
上記蓄熱システムは固体蓄熱剤を用いた場合に
比べ多くの長所を持つが、蓄熱密度および得られ
る冷熱温度は、蓄熱液の濃度と水蒸気圧特性に大
きく影響し、低温度の蓄熱の場合は、高濃度まで
の濃縮ができないため、蓄熱密度が小さいことお
よび冷熱温度があまり下がらなくなる欠点があ
る。
比べ多くの長所を持つが、蓄熱密度および得られ
る冷熱温度は、蓄熱液の濃度と水蒸気圧特性に大
きく影響し、低温度の蓄熱の場合は、高濃度まで
の濃縮ができないため、蓄熱密度が小さいことお
よび冷熱温度があまり下がらなくなる欠点があ
る。
本発明の目的は、蓄熱密度が高く、かつより低
温度の冷熱を発生することのできる蓄熱方法を提
供することにある。
温度の冷熱を発生することのできる蓄熱方法を提
供することにある。
本発明者らは上記目的を達成するために種々の
検討をおこなつた結果、次のような知見を得るに
至つた。
検討をおこなつた結果、次のような知見を得るに
至つた。
この知見の内容(1)〜(3)を第3図に基づきながら
説明する。
説明する。
(1) 蓄熱密度向上
蓄熱が水蒸気の蒸発潜熱と蓄熱液の希釈熱で起
こることに着目すれば、蓄熱密度を上げるには、
より高濃度まで蓄熱液を濃縮させるのが最良であ
る。つまり高濃度ほど希釈熱が大きいとともに、
水蒸気吸収量が大きいから、蓄熱液当りの蓄熱量
(蓄熱密度)が大きくなる。したがつて、同じ温
度の熱を用いてもより高濃度まで蓄熱液を濃縮す
ることができる。
こることに着目すれば、蓄熱密度を上げるには、
より高濃度まで蓄熱液を濃縮させるのが最良であ
る。つまり高濃度ほど希釈熱が大きいとともに、
水蒸気吸収量が大きいから、蓄熱液当りの蓄熱量
(蓄熱密度)が大きくなる。したがつて、同じ温
度の熱を用いてもより高濃度まで蓄熱液を濃縮す
ることができる。
このことは、第3図において、蓄熱時(つまり
高い水蒸気圧と温度の所)で濃度C2′の蓄熱液が
より高濃度C3(>C2)まで濃縮できる。
高い水蒸気圧と温度の所)で濃度C2′の蓄熱液が
より高濃度C3(>C2)まで濃縮できる。
(2) 低温冷熱発生
より低い温度TC′を発生させる根本的方策は、
第3図で冷熱発生時(つまり低い水蒸気圧と温度
の所)、蓄熱液と媒体である水の水蒸気圧差およ
び温度差が大きい必要がある。
第3図で冷熱発生時(つまり低い水蒸気圧と温度
の所)、蓄熱液と媒体である水の水蒸気圧差およ
び温度差が大きい必要がある。
(3) 高性能蓄熱方法
上記(1)蓄熱密度向上(2)低温冷熱発生のために
は、蒸気圧の低い蓄熱液と蒸気圧の高い媒体の水
蒸気圧差を、蓄熱時に小さく、冷熱発生時(水蒸
気圧と温度小のとき)に逆に大きくなるように操
作することが重要である。このことは、媒体の水
温度に対する変化率を小さくし、蓄熱液のそれは
逆に大きいものを用いればよいことになる。
は、蒸気圧の低い蓄熱液と蒸気圧の高い媒体の水
蒸気圧差を、蓄熱時に小さく、冷熱発生時(水蒸
気圧と温度小のとき)に逆に大きくなるように操
作することが重要である。このことは、媒体の水
温度に対する変化率を小さくし、蓄熱液のそれは
逆に大きいものを用いればよいことになる。
そうすることにより、同じ温度差(TH−TC)
を用いても、高勾配の蓄熱液を用いることによ
り、高濃度(C2→C3)まで濃縮できて蓄熱密度
が向上するとともに、より低い温度(TC→TC′)
の冷熱が発生でき、さらに低勾配の媒体を用いる
ことにより、より低い温度の冷熱が得られる。
を用いても、高勾配の蓄熱液を用いることによ
り、高濃度(C2→C3)まで濃縮できて蓄熱密度
が向上するとともに、より低い温度(TC→TC′)
の冷熱が発生でき、さらに低勾配の媒体を用いる
ことにより、より低い温度の冷熱が得られる。
本発明はこのような知見の基づいてなされたも
のであり、その構成は蒸気圧の低い物質と蒸気圧
の高い物質の蒸気圧差に基づく蒸気圧の低い物質
の蒸気の移動により熱を貯蔵する蓄熱方法におい
て、前記蒸気圧の低い物質の温度変化に対する蒸
気圧の変化率が、前記蒸気圧の高い物質の温度変
化に対する蒸気圧の変化率より大きいことを特徴
とする蓄熱方法である。
のであり、その構成は蒸気圧の低い物質と蒸気圧
の高い物質の蒸気圧差に基づく蒸気圧の低い物質
の蒸気の移動により熱を貯蔵する蓄熱方法におい
て、前記蒸気圧の低い物質の温度変化に対する蒸
気圧の変化率が、前記蒸気圧の高い物質の温度変
化に対する蒸気圧の変化率より大きいことを特徴
とする蓄熱方法である。
上記本発明の構成において蒸気圧の低い物質と
蒸気圧の高い物質の間で温度変化に応じた蒸気圧
の変化率を相対的に変える方法として、蒸気圧の
低い物質の水蒸気圧の温度に対する変化率を大き
くすることおよび蒸気圧の高い物質の水蒸気圧の
温度に対する変化率を低くする方法またはそれら
の一方がある。
蒸気圧の高い物質の間で温度変化に応じた蒸気圧
の変化率を相対的に変える方法として、蒸気圧の
低い物質の水蒸気圧の温度に対する変化率を大き
くすることおよび蒸気圧の高い物質の水蒸気圧の
温度に対する変化率を低くする方法またはそれら
の一方がある。
蒸気圧の低い物質の水蒸気圧の温度に対する変
化率を大きくする方策として塩化カルシウム、塩
化リチウム等の塩類やその混合物、水酸化ナトリ
ウム等のアルカリ溶液を用いる方法がある。
化率を大きくする方策として塩化カルシウム、塩
化リチウム等の塩類やその混合物、水酸化ナトリ
ウム等のアルカリ溶液を用いる方法がある。
また逆に、水蒸気圧の大きい物質の水蒸気圧の
温度に対する変化率を小さくする方法として、水
の代わりにフレオン、n−ヘキサン、ジクロルペ
ンタンを用いる方法、水の代わりに水蒸気圧の温
度に対する変化率が小さい塩化マグネシユウムや
塩化亜鉛の薄い水溶液を中間蓄熱液として用いる
方法がある。
温度に対する変化率を小さくする方法として、水
の代わりにフレオン、n−ヘキサン、ジクロルペ
ンタンを用いる方法、水の代わりに水蒸気圧の温
度に対する変化率が小さい塩化マグネシユウムや
塩化亜鉛の薄い水溶液を中間蓄熱液として用いる
方法がある。
次に本発明の一実施例を第1図および第2図を
用いて詳説する。なお、従来の技術と同一の部分
は同じ符号を付しその説明を省略する。
用いて詳説する。なお、従来の技術と同一の部分
は同じ符号を付しその説明を省略する。
第1図および第2図で示した実施例では媒体に
水の代わりに水蒸気圧の温度に対する変化率が低
い低濃度の蓄熱液(例えば塩化マグネシウムの薄
い水溶液)を用い、蓄熱液に水蒸気の温度に対す
る変化率が大きい高濃度の蓄熱液(塩化カルシウ
ムの水溶液)を用いている。したがつて、前記第
5図で示した媒体としての水の温度対水蒸気圧直
線が第2図において中間蓄熱液の温度対水蒸気圧
直線になつている。
水の代わりに水蒸気圧の温度に対する変化率が低
い低濃度の蓄熱液(例えば塩化マグネシウムの薄
い水溶液)を用い、蓄熱液に水蒸気の温度に対す
る変化率が大きい高濃度の蓄熱液(塩化カルシウ
ムの水溶液)を用いている。したがつて、前記第
5図で示した媒体としての水の温度対水蒸気圧直
線が第2図において中間蓄熱液の温度対水蒸気圧
直線になつている。
以下本実施例の蓄熱方法について冷熱発生を例
にとり説明する。
にとり説明する。
蓄熱操作は、第1図に示すように蓄熱液タンク
500からポンプ21で送られた濃度C2′の希薄
蓄熱液40が蓄熱液熱交換器600の伝熱管61
0へ散布され温度THで加熱されて、水が蒸発し
濃度C3まで濃縮される。そして、タンク500
へ戻され貯蔵される(第2図のG点)。発生した
水蒸気30は、中間蓄熱液熱交換器400へ入
り、そこで中間蓄熱液タンク800からポンプ8
1で送られた中間蓄熱液80と伝熱管410付近
で接触し中間蓄熱液に吸収される。そして、同時
に中間蓄熱液は希釈されて、タンク800へ戻さ
れる。そのとき発生する吸収熱(凝縮熱と希釈
熱)は外気で冷され、温度はTLに保持される
(第2図のA′点)。蓄熱時の圧力は希釈された中
間蓄熱液の温度TLにおける水蒸気圧に等しく
PH′となり、第5図の場合に比べ蓄熱圧力は低く
(PH′<PH)なり、蓄熱液をより高濃度まで濃縮
でき(C3>C2)、蓄熱密度が大きくなる。
500からポンプ21で送られた濃度C2′の希薄
蓄熱液40が蓄熱液熱交換器600の伝熱管61
0へ散布され温度THで加熱されて、水が蒸発し
濃度C3まで濃縮される。そして、タンク500
へ戻され貯蔵される(第2図のG点)。発生した
水蒸気30は、中間蓄熱液熱交換器400へ入
り、そこで中間蓄熱液タンク800からポンプ8
1で送られた中間蓄熱液80と伝熱管410付近
で接触し中間蓄熱液に吸収される。そして、同時
に中間蓄熱液は希釈されて、タンク800へ戻さ
れる。そのとき発生する吸収熱(凝縮熱と希釈
熱)は外気で冷され、温度はTLに保持される
(第2図のA′点)。蓄熱時の圧力は希釈された中
間蓄熱液の温度TLにおける水蒸気圧に等しく
PH′となり、第5図の場合に比べ蓄熱圧力は低く
(PH′<PH)なり、蓄熱液をより高濃度まで濃縮
でき(C3>C2)、蓄熱密度が大きくなる。
冷熱発生時は、タンク500よりポンプ21
で、濃度C3の濃厚蓄熱液40を熱交換器600
内の伝熱管610の表面に散布するとともに、外
気で冷却する。すると蓄熱液の水蒸気圧が低いの
で器内の水蒸気を吸収し、圧力が下がる。一方タ
ンク800よりポンプ81で希薄中間蓄熱液80
を熱交換器400内へ送ると、器内圧力が低いた
め蒸発が起こり中間蓄熱液は逆に濃縮されるとと
もに、蒸発潜熱により温度が下がる。そのときの
器内圧力は、蓄熱液40の希釈後の濃度C2′の温
度TLの水蒸気圧に等しくPC′(<PC)となる(第
2図のA点)。したがつて、得られる冷熱温度は、
中間蓄熱液の圧力PC′における飽和温度TC′(第
2図のG′点)となり、第5図で示した場合に比
べ大幅に低温化(TC′<TCを図ることができる。
で、濃度C3の濃厚蓄熱液40を熱交換器600
内の伝熱管610の表面に散布するとともに、外
気で冷却する。すると蓄熱液の水蒸気圧が低いの
で器内の水蒸気を吸収し、圧力が下がる。一方タ
ンク800よりポンプ81で希薄中間蓄熱液80
を熱交換器400内へ送ると、器内圧力が低いた
め蒸発が起こり中間蓄熱液は逆に濃縮されるとと
もに、蒸発潜熱により温度が下がる。そのときの
器内圧力は、蓄熱液40の希釈後の濃度C2′の温
度TLの水蒸気圧に等しくPC′(<PC)となる(第
2図のA点)。したがつて、得られる冷熱温度は、
中間蓄熱液の圧力PC′における飽和温度TC′(第
2図のG′点)となり、第5図で示した場合に比
べ大幅に低温化(TC′<TCを図ることができる。
以上の実施例では、冷熱発生を例にとり説明し
たが温熱発生でも、同様のシステムとすることが
可能である。その場合、蓄熱時と温熱発生時の操
作圧力が近づくため、水蒸気圧の温度に対する変
化率の違いの効果は冷熱発生の場合に比べ少なく
なる。
たが温熱発生でも、同様のシステムとすることが
可能である。その場合、蓄熱時と温熱発生時の操
作圧力が近づくため、水蒸気圧の温度に対する変
化率の違いの効果は冷熱発生の場合に比べ少なく
なる。
また第1図、第2図の実施例では水の代わりに
中間蓄熱液を用いたが、前記のごとく単体で勾配
の大きいフレオン等を用いても同様な効果が得ら
れる。
中間蓄熱液を用いたが、前記のごとく単体で勾配
の大きいフレオン等を用いても同様な効果が得ら
れる。
さらに、液体蓄熱剤を用いて説明したが、本発
明と同様の水蒸気圧特性を有する固体蓄熱剤でも
同様の効果がある。
明と同様の水蒸気圧特性を有する固体蓄熱剤でも
同様の効果がある。
以上説明したように本発明に係る蓄熱方法によ
れば、蓄熱剤をより高濃度まで濃縮できるため蓄
熱密度が大きくなる。したがつて、比較的低温の
熱が蓄熱でき、蓄熱量あたりの蓄熱剤の量が少な
くてすむので、装置のコンパクト化を図ることが
できる。
れば、蓄熱剤をより高濃度まで濃縮できるため蓄
熱密度が大きくなる。したがつて、比較的低温の
熱が蓄熱でき、蓄熱量あたりの蓄熱剤の量が少な
くてすむので、装置のコンパクト化を図ることが
できる。
また、冷熱発生時の蒸気圧の異なる物質の蒸気
圧差および温度差が大きいことから、より低温の
冷熱を発生することができるという特有の効果を
奏する。
圧差および温度差が大きいことから、より低温の
冷熱を発生することができるという特有の効果を
奏する。
第1図は本発明に係る蓄熱方法のシステムを示
す系統図、第2図は第1図で示す蓄熱システムの
水蒸気圧線図、第3図は本発明の原理を示す水蒸
気圧線図、第3図は本発明の原理を示す水蒸気圧
線図、第4図は従来の蓄熱システムを示す系統
図、第5図は第4図で示した蓄熱システムの水蒸
気圧線図である。 10……水、20……蓄熱液、30……水蒸
気、100……水タンク、200……水用熱交換
器、210,610……伝熱管、500……蓄熱
液タンク、600……蓄熱液用熱交換器。
す系統図、第2図は第1図で示す蓄熱システムの
水蒸気圧線図、第3図は本発明の原理を示す水蒸
気圧線図、第3図は本発明の原理を示す水蒸気圧
線図、第4図は従来の蓄熱システムを示す系統
図、第5図は第4図で示した蓄熱システムの水蒸
気圧線図である。 10……水、20……蓄熱液、30……水蒸
気、100……水タンク、200……水用熱交換
器、210,610……伝熱管、500……蓄熱
液タンク、600……蓄熱液用熱交換器。
Claims (1)
- 1 蒸気圧の低い物質と蒸気圧の高い物質の蒸気
圧差に基づく蒸気圧の低い物質の蒸気の移動によ
り熱を貯蔵する蓄熱方法において、前記蒸気圧の
低い物質の温度に対する蒸気圧の変化率が、前記
蒸気圧の高い物質の温度に対する蒸気圧の変化率
より大きいことを特徴とする蓄熱方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60070640A JPS61231078A (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | 蓄熱方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60070640A JPS61231078A (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | 蓄熱方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61231078A JPS61231078A (ja) | 1986-10-15 |
| JPH0572952B2 true JPH0572952B2 (ja) | 1993-10-13 |
Family
ID=13437446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60070640A Granted JPS61231078A (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | 蓄熱方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61231078A (ja) |
-
1985
- 1985-04-03 JP JP60070640A patent/JPS61231078A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61231078A (ja) | 1986-10-15 |
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