JPH0573008U - ヒートパイプ式融雪装置 - Google Patents
ヒートパイプ式融雪装置Info
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- JPH0573008U JPH0573008U JP2255592U JP2255592U JPH0573008U JP H0573008 U JPH0573008 U JP H0573008U JP 2255592 U JP2255592 U JP 2255592U JP 2255592 U JP2255592 U JP 2255592U JP H0573008 U JPH0573008 U JP H0573008U
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- heat pipe
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 側溝内を流れる排水の有する熱を有効に利用
することのできる融雪装置を提供すること。 【構成】 側溝1内を流れる熱源水Wの有する熱を、ヒ
ートパイプ3によって路面20の直下に運んで路面20
を加熱するヒートパイプ式融雪装置において、複数本の
ヒートパイプ3の一端部が、前記側溝1内に上下方向に
所定の間隔をあけて複数段に配置されて、これらのヒー
トパイプの一端部の間に流路K1 ,K2 が形成され、か
つ前記各ヒートパイプ3の他方の端部が路面20直下に
埋設されている。
することのできる融雪装置を提供すること。 【構成】 側溝1内を流れる熱源水Wの有する熱を、ヒ
ートパイプ3によって路面20の直下に運んで路面20
を加熱するヒートパイプ式融雪装置において、複数本の
ヒートパイプ3の一端部が、前記側溝1内に上下方向に
所定の間隔をあけて複数段に配置されて、これらのヒー
トパイプの一端部の間に流路K1 ,K2 が形成され、か
つ前記各ヒートパイプ3の他方の端部が路面20直下に
埋設されている。
Description
【0001】
この考案は側溝内の熱源水を利用して路上の融雪を行うヒートパイプ式融雪装 置に関するものである。
【0002】
工場廃水や生活排水等は所定の温度を有しているため融雪用の熱源として用い ることができる。したがってこれらの熱源水が流れる道路の側溝にヒートパイプ の一端部側(加熱部)を配設するとともに、他端部側(放熱部)を道路の路面下 に配設して、路面上の融雪を行う側溝利用型のヒートパイプ式融雪装置が、従来 、知られている。
【0003】 図3および図4はこのような側溝利用型のヒートパイプ式融雪装置の一例を示 している。この融雪装置は、複数のヒートパイプ3の加熱部30が側溝1の底部 に斜めに所定ピッチで一列に配設され、ヒートパイプ3の放熱部31が道路2の 路面20下に所定ピッチで配設されているものであり、側溝1内のヒートパイプ 3は側溝1の側壁近傍で湾曲しつつその側壁を貫通して道路2の幅方向に延びて いるとともに、側溝1の底部に一列に並べられたヒートパイプ3の加熱部30上 にはモルタルが打設されて、モルタルブロック40が形成され、このモルタルブ ロック40上を熱源水Wが流れるようになっている。
【0004】 そしてヒートパイプ3の加熱部30内の作動流体は、モルタルブロック40を 介して側溝1の熱源水Wにより加熱蒸発させられて放熱部31側に移動し、その 蒸気が放熱部31の上方の路面20に熱を与えて融雪を行う。また路面20側か ら冷却された放熱部31内の作動流体は、凝縮して再び加熱部30に還流し、同 様の熱輸送を繰り返す。
【0005】 ここでヒートパイプ3の放熱部31は、一般に道路2の幅方向に長く延ばす必 要があり、これに見合った分だけヒートパイプ3の加熱部30の長さLを側溝1 内に確保する必要があるが、側溝1の幅方向のサイズMは一定であるため、ヒー トパイプ3の加熱部30は、図4に示すように、側溝1の長手方向に対して傾斜 角θで側溝1内に配設する必要がある。したがって側溝1内のヒートパイプ3の 加熱部3の配設ピッチP1 および傾斜角θによって、ヒートパイプ3の放熱部3 0の配設ピッチP2 が決定される。
【0006】
しかしながら上記従来の融雪装置では、ヒートパイプ3の加熱部30が側溝1 の底部に横一列に並べられるのみであるため、側溝1の上部側を流れる熱源水W の熱の利用が充分でなく、側溝1内の熱源水Wの有する熱をその温度が充分低く なるまで利用できない不都合があった。
【0007】 またヒートパイプ3の放熱部31の配設ピッチP2 は、側溝1内のヒートパイ プ3の加熱部30の配設ピッチP1 および傾斜角θにより決定されるが、加熱部 30の配設ピッチP1 は熱源水Wに対する吸熱を良好に行うためにあまり小さく することができず、限界があるので、設置可能なヒートパイプ3の本数が制限さ れ、その結果、放熱部31の配設ピッチP2 を大きくして融雪範囲をカバーする ことになり、結局、熱源水Wの熱を有効に利用できないことに起因して路面20 の融雪を充分にはできないおそれがあった。
【0008】 この考案は上記の事情を背景としてなされたもので、側溝内の熱源水の熱を充 分に利用して路面上の融雪を効果的に行うことのできるヒートパイプ式融雪装置 を提供することを目的とするものである。
【0009】
この考案は、上記の目的を達成するために、側溝内を流れる熱源水の有する熱 を、ヒートパイプによって路面直下に運んで路面を加熱するヒートパイプ式融雪 装置において、複数本のヒートパイプの一端部が、前記側溝内に上下方向に所定 の間隔をあけて複数段に配置され、かつこれらのヒートパイプの一端部の間に流 路が形成され、さらに前記各ヒートパイプの他方の端部が路面直下に埋設されて いることを特徴とするものである。
【0010】
この考案の融雪装置においても、側溝内を流れる熱源水によってヒートパイプ の一端部が加熱され、その熱をヒートパイプが路面直下の他端部に運んで放熱す ることにより、路面が加熱される。このようにして熱源水の有する熱をヒートパ イプがその一端部で吸収するが、ヒートパイプの端部は、側溝内に複数段になっ て配置されているから、熱源水が接触するヒートパイプの端部の面積が広くなり 、その結果、熱源水の有する、より多くの熱をヒートパイプが吸収して融雪の用 に供することができる。
【0011】
つぎにこの考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1および図2において 、側溝1は道路2の端部にその長手方向(図2では上下方向)に沿って設けられ 、工場廃水や生活排水等の排水Wを集めて排水母管に供給するものであり、例え ば、上方が解放されたU字状のコンクリートブロック10を複数つなぎ合わせ、 これらをその上部が道路2の路面20と同一レベルに位置するように地中に埋設 したものである。そしてこの側溝1内の排水Wは、一般に融雪用の熱源として充 分に利用できる程度の温度を有しているため、このヒートパイプ式融雪装置の熱 源水となる。
【0012】 側溝1を備えている道路2は、路盤上に例えばコンクリート21(アスファル トなどでも良い)が打設されたものであり、その路面20は側溝1に向かって下 がるよう傾斜しており、雨水や雪解け水をこの側溝1内に集めることができるよ うになっている。
【0013】 上記のヒートパイプ式融雪装置は複数のヒートパイプ3を主体として構成され ており、それらのヒートパイプ3は側溝1のコンクリートブロック10の側壁1 0aを貫通し、その一端部側が側溝1内に配設されて加熱部30となっており、 他端部側が道路2のコンクリート21内に埋設されて放熱部31となっている。 なお、ヒートパイプ3は、空気等の非凝縮性ガスが脱気された密閉構造の細い円 筒パイプ内に作動流体(例えば水やフロン)を封入した公知のものであり、必要 により内部にウイックが設けられている。
【0014】 ヒートパイプ3の加熱部30は、先ず、従来の装置と同様に、側溝1内に所定 長さLを確保するべく側溝1の長手方向に対して傾斜角θを有した状態で、側溝 1のコンクリートブロック10の底部10b上に所定ピッチP1 で水平に配設さ れている。そしてこれらの加熱部30は、側溝1内に二段に位置されている。す なわち一群の加熱部30がモルタルに埋設されて結束されてモルタルブロック4 0を形成し、その状態で側溝1の底部に固定されて第1段目の加熱部4を形成し ている。また他の一群の加熱部30がモルタルに埋設されて結束されてモルタル ブロック50を形成し、その状態で側溝1の上下方向でのほぼ中央部に固定され て第2段目の加熱部5を形成している。
【0015】 そして側溝1内からコンクリートブロック10の側壁10aを貫通した第1段 目の加熱部4のヒートパイプ3は、図2に示すように、側溝1の長手方向にほぼ 直交するように水平に湾曲し、隣接する放熱部31の間のピッチがP2 となるよ う道路2の幅方向に延び、かつ図1に示すように上向きに2度湾曲して上方に延 びた後、道路2のコンクリート21内を路面20に沿って延びている。また第2 段目の加熱部5を構成しているヒートパイプ3の放熱部31も、上記のヒートパ イプ3と同様にして路面20の直下に埋設されている。そして第2段目の加熱部 5の上下両側が熱源水Wの流路K1 ,K2 となっており、したがって第1段目の 加熱部4は上側から加熱され、また第2断面の加熱部5は上下両側から加熱され るようになっている。
【0016】 なお、第2段目の加熱部5におけるヒートパイプ3の加熱部30の側溝1内の 長さLおよび側溝1の長手方向に対する傾斜角θ、加熱部30の間のピッチP1 は、第1段目の加熱部4と同様に設定されている。
【0017】 また側溝1のコンクリートブロック10の側壁10aを貫通した第2段目の加 熱部5を構成するヒートパイプ3の放熱部31は、第1段目の加熱部4のヒート パイプの放熱部31と同一配設面を形成するように、これと平行に配設されるが 、この第2段目の加熱部5のヒートパイプ3の放熱部31は図2に示すように、 ピッチP2 で第1段目の加熱部4のヒートパイプ3と交互に配設されされている ため、ヒートパイプ3の放熱部31のピッチP3 はこのピッチP2 の半分になる 。
【0018】 以上のように側溝1内においてヒートパイプ3の加熱部30を二段に設けたか ら、ヒートパイプ3の加熱部30によって側溝1内の熱源水Wからの熱回収を充 分に行うことができる。すなわちヒートパイプ3の加熱部30の長さLおよびピ ッチP1 を所定位置に保持しつつ、この側溝1内に少なくとも2倍の本数のヒー トパイプ3の加熱部30を配置でき、道路2の路面20の下に狭いピッチP3 で ヒートパイプ30の放熱部30を配設できることとなって、道路2の融雪を充分 に行うことができる。
【0019】 なお、この考案では、側溝内のヒートパイプ加熱部を3段以上に設けることも 可能である。
【0020】
以上の説明から明らかなようにこの考案によれば、側溝内の熱源水に接触する ヒートパイプ加熱部を拡大することできるため、ヒートパイプの実質的な受熱面 積が増大し、その結果、熱源水の有する廃熱の有効利用を図ることができること に加え、熱源水の温度が低い場合であってもその熱源水を融雪のために利用する ことが可能となる。
【図1】この考案の一実施例を示す概略的な断面図であ
る。
る。
【図2】その平面図である。
【図3】従来のヒートパイプ式道路融雪装置の一例を示
す概略的な断面図である。
す概略的な断面図である。
【図4】従来のヒートパイプ式道路融雪装置を示す概略
的な平面図である。
的な平面図である。
1 側溝 3 ヒートパイプ 4 第1段目の加熱部 5 第2段目の加熱部 20 路面 K1 流路 K2 流路 W 熱源水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 杉原 伸一 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 側溝内を流れる熱源水の有する熱を、ヒ
ートパイプによって路面直下に運んで路面を加熱するヒ
ートパイプ式融雪装置において、複数本のヒートパイプ
の一端部が、前記側溝内に上下方向に所定の間隔をあけ
て複数段に配置され、かつこれらのヒートパイプの一端
部の間に流路が形成され、さらに前記各ヒートパイプの
他方の端部が路面直下に埋設されていることを特徴とす
るヒートパイプ式融雪装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2255592U JP2541974Y2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | ヒートパイプ式融雪装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2255592U JP2541974Y2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | ヒートパイプ式融雪装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0573008U true JPH0573008U (ja) | 1993-10-05 |
| JP2541974Y2 JP2541974Y2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=12086105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2255592U Expired - Lifetime JP2541974Y2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | ヒートパイプ式融雪装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2541974Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20240017589A (ko) * | 2022-08-01 | 2024-02-08 | 진이현 | 보수 작업이 용이한 도로 융설 구조 |
-
1992
- 1992-03-16 JP JP2255592U patent/JP2541974Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20240017589A (ko) * | 2022-08-01 | 2024-02-08 | 진이현 | 보수 작업이 용이한 도로 융설 구조 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2541974Y2 (ja) | 1997-07-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |