JPH0573146B2 - - Google Patents
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- JPH0573146B2 JPH0573146B2 JP61264677A JP26467786A JPH0573146B2 JP H0573146 B2 JPH0573146 B2 JP H0573146B2 JP 61264677 A JP61264677 A JP 61264677A JP 26467786 A JP26467786 A JP 26467786A JP H0573146 B2 JPH0573146 B2 JP H0573146B2
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- Japan
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- polyester
- coloring agent
- glycol
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- parts
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明はポリエステル原着用液状着色剤に関す
るものであり、特にポリエステル繊維、フイルム
等の形成時に添加する着色剤に関するものであ
る。 (従来の技術) ポリエチレンテレフタレートに代表される芳香
族ポリエステルは耐熱性及び耐候性に優れている
為、繊維、フイルム、プラスチツク等広く使用さ
れている。しかしながら、これらポリエステルの
繊維は染色性が悪いという重大な欠点がある。こ
れを改善するものとしてポリエステルポリマーに
顔料及び/又は染料を混合、分散させる方法、即
ち原着方法があり、従来から種々検討されてい
る。 ポリエステルの重縮合反応の際、反応系にカー
ボンブラツク等の顔料を添加することが知られて
いるが、反応温度が高いため耐熱性のよいものし
か使用し得ない。又、いわゆるマスターバツチ法
は顔料を高温度でポリマー中に分散させる為、分
散性に問題あるばかりでなく工程が煩雑であり、
しかもマスターチツプを得る工程及び他のチツプ
と混合する工程などで高熱によりポリマーが劣化
するという欠点を有する。 合成繊維のいわゆる原着用着色剤としては、エ
チレングリコール等の分散媒にアミノアルコール
等の分散助剤を用いて顔料を分散させたものが知
られているが満足できるものではなく、又実用上
の問題も解決されていない。 一方、特開昭58−149311号公報には一塩基もし
くは多塩基有機酸を酸成分と一価もしくは多価ア
ルコールをアルコール成分とするエステル中に顔
料を分散させた着色剤が記載されている。又、特
開昭60−45689号公報には液状ポリエステルに顔
料を添加したポリエステル繊維原着用液状着色剤
が記載されており、特開昭60−45690号公報には
アジピン酸、エチレングリコール及び2−エチル
ヘキシルアルコールを原料とした酸価1.0、粘度
10ポイズの液状ポリエステルに顔料を添加した着
色剤が記載されている。 (発明が解決しようとする問題点) ポリエステルに、殊にポリエチレンテレフタレ
ートに代表される芳香族ポリエステルに着色剤を
混合・分散させた場合、ポリエステルの熱的安定
性が低下し、溶融成形時の熱で製造トラブルや変
着色を惹起するという問題は依然として解決され
ず、アジピン酸とエチレングリコール等の液状の
脂肪族ポリエステルを分散媒とする着色剤を使用
した場合もポリエステルの固有粘度が低下し、例
えば糸切れが多くなり紡糸性が低下するばかりで
なく、得られたフイラメントの強伸度等の糸質も
低下する。又2−エチルヘキシルアルコールを原
料の一部に使用したものも耐熱性について満足し
得るものではなく、エステルの成型時に分解ガス
の発生や、着色ムラ、物性低下が起こる等の問題
点がある。 本発明者等はこれらの欠陥のないポリエステル
原着用液状着色剤を得るべく研究の結果本発明を
完成した。本発明の目的はポリエステル繊維、フ
イルムその他の成形物の原着用の着色剤を提供す
るものであり、成形部の製造時の安定性に優れ、
物性の劣化を防止し、しかも使用が容易な着色剤
を提供するものである。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、顔料及び/又は染料100重量部と、
少なくとも一方の末端をプロピルアルコール、ブ
チルアルコール及びアミルアルコールから選ばれ
た一価アルコールで封鎖した水酸基価25mg
KOH/g以下の脂肪族ポリエステル分散媒100〜
2000重量部とよりなる耐熱性に優れたポリエステ
ル原着用液状着色剤に関するものである。 本発明に適用する顔料及び染料は特定のもので
はなく通常使用されているものでよく、例えば、
アゾ系、フタロシアニン系、ペリノン系及びアン
スラキノン糸等の有機顔料、カーボンブラツク、
群青及び酸化チタン等の無機顔料、及びアゾ系、
ペリノン糸及びアンスラキノン系等の染料が挙げ
られる。本発明の着色剤では顔料のみ、或いは顔
料と染料を併用するのが好ましい。 本発明に適用するポリエステル分散媒は、水酸
基価が25mgKOH/g以下、好ましくは、20mg
KOH/g以下のものであり、アジピン酸、セバ
シン酸、アゼライン酸又はグルタル酸等の脂肪族
ジカルボン酸と、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、1.3−ブタンジオール、ペンチル
グリコール、ヘキシルグリコール、ジエチレング
リコール等のグリコールと或いはポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリブチ
レングリコール等のポリアルキレングリコールと
を共重合したものの脂肪族ジカルボン酸とグリコ
ールとより得られるポリエステルの少なくとも一
方の末端をプロピルアルコール、ブチルアルコー
ル、アミルアルコール等の一価アルコールで封鎖
したものが用いられる。 脂肪族ポリエステルの酸成分は炭素数3〜8の
脂肪族カルボン酸が通常用いられ、又グリコール
成分としては通常炭素数2〜6の脂肪族グリコー
ルが用いられるが、酸成分としはアジピン酸が最
も好ましく、グリコール成分としてはエチレング
リコールと1,3−ブタンジオールが最適であ
る。又、ポリエステルの末端を封鎖する一価アル
コールとしてはプロピルアルコールが好ましい。 本発明に適用するポリエステル分散媒は、25℃
に於ける粘度が好ましくは150ポイズ以下、特に
好ましくは100ポイズ以下で、分子量は好ましく
は700〜3500、特に、好ましくは1000〜2500であ
る。尚、分子量は数平均分子量を示す。 ポリエステル分散媒の水酸基価が、25mg
KOH/gを超えると、本発明の着色剤をポリエ
ステルに混合・分散して溶融成形した時にポリエ
ステルの熱的安定性が低下して製造トラブル、例
えば繊維の場合紡糸糸切れの多発や変着色を惹起
するので避けねばならない。 又、一価アルコールによる末端の封鎖は脂肪族
ポリエステルの重縮合反応後に実施することも、
また該反応系に一価アルコールを添加混合して重
縮合反応させることもできるが反応系に添加する
のが容易である。 本発明に適用するポリエステル分散媒は顔料及
び染料100重量部に対し100〜2000重量部、好まし
くは150〜1500重量部である。前記分散媒の量が
100重量末端では顔料等の均一分散が難しく、又
着色剤の粘度も高くなり取扱いが困難となる。一
方2000重量部を越すと液状着色剤の粘性が低く時
間経過につれて顔料等が沈降し、しかも紡糸性が
低下し、均一な糸質のものが得難い。 本発明のポリエステル原着用液状着色剤は通常
の方法で均一に配合製造することができ、例え
ば、ニーダー、ボールミル、サンドミル、三本ロ
ール等の分散、混練機を使用することができる。
勿論これらを組合わせてもよい。 又、本発明のポリエステル原着用液状着色剤に
は通常の蛍光増白剤、艶消剤、光沢付与剤、制電
性付与剤、熱及び光安定剤を必要に応じ適宜組合
せて使用してもよい。 本発明の液状着色剤は通常の方法でポリエステ
ルに配合することができる。例えばスタテイツク
ミキサー等を用い紡糸前の溶融ポリエステル中に
配合することができる。 (発明の効果) 本発明のポリエステル原着用液状着色剤はポリ
エステルの繊維、フイルム、その他の成形物の成
形時に容易に配合することができるものであり、
ポリエステルの劣化を防止し、成形物の製造時の
安定性に優れ、品質の均一性に富む成形品を製造
し得るものである。 (実施例 1) アジピン酸1モルに対し、ポリエチレングリコ
ール(分子量2000)0.3モル,エチレングリコー
ル0.7モル,アミルアルコール0.2モルとから得ら
れたポリエステル(酸価0.5,水酸基価22mg
KOH/g)72重量部、フタロシアニンブルー顔
料(商品名シアニンブルーRNF,東洋インキ製
造製)26重量部、カーボンブラツク(商品名ラー
ベン420デンス,コロンビアカーボン製)2重量
部を、3本ロールにて混練し、液状着色剤を得
た。ポリエチレンテレフタレート100重量部に対
して上記着色剤を3重量部添加し、通常方法によ
り紡糸延伸し単糸3dの糸を得た。紡糸延伸時着
色剤の耐熱性及び相溶性は良好であつた。 延伸糸の繊度3.20d,強度5.5g/d,伸度45%
でブルーに均一着色していた。 (実施例 2) アジピン酸0.8モル,イソフタル酸0.2モルに対
して、ポリプロピレングリコール(分子量1200)
0.4モル、エチレングリコール0.3モル,プロピレ
ングリコール0.3モル、ブチルアルコール0.2モル
とから得られたポリエステル(酸価0.7,水酸基
価20mgKOH/g)65重量部,アントラキノンイ
エロー(商品名フイレスターイエローRN,チバ
ーガイギー製)12重量部,ペリレンレツド(商品
名パリオゲンレツドK−3911HD,BASF製)16
重量部,カーボンブラツク(MCF−88,三菱化
成製)7重量部を3本ロールにて混練し液状着色
剤を得た。 実施例1と同様にポリエチレンテレフタレート
100重量部に対し上記着色剤5重量部添加し、繊
度3.15d,強度5.2g/d,伸度55%の褐色に均一
着色した糸を得た。 (実施例 3) アジピン酸0.8モル,セバシン酸0.2モルに対
し、ポリブチレングリコール(分子量1000)0.4
モル,ジエチレングリコール0.6モル,アミルア
ルコール0.2モルとから得られたポリエステル
(酸価0.8,水酸基価18mgKOH/g)81.2重量部,
アントラキノン系染料(エストフイルイエローS
−5GL,サンド社製)17.5重量部,カーボンブラ
ツク(三菱カーボン10,三菱化成製)0.7重量部
を3本ロールにて混練し液状着色剤を得た。 上記着色剤を数平均分子量21000のポリエチレ
ンテレフタレート100重量部に対し3重量部添加
し、添加後混合分散をはかる為に、スタテイツク
ミキサー(ケーニツクス社製)18エレメント、及
びBKHミキサー(ズルサ−社製)4エレメント
をポリマー流路に使用した。 通常方法により紡糸延伸し、繊度2.05d,強度
5.4g/d,伸度38.3%の糸を得た。 紡糸延伸時にも操業性は良好で均一に着色した
黄色の糸であつた。 (比較例 1〜3) 以下第1表の分散媒75重量部とフタロシアニン
ブルー顔料25重量部とを3本ロールで混練し液状
着色剤を得た。ポリエステル100重量部に該着色
剤3重量部添加し、紡糸延伸後、単糸3dの糸を
得た。
るものであり、特にポリエステル繊維、フイルム
等の形成時に添加する着色剤に関するものであ
る。 (従来の技術) ポリエチレンテレフタレートに代表される芳香
族ポリエステルは耐熱性及び耐候性に優れている
為、繊維、フイルム、プラスチツク等広く使用さ
れている。しかしながら、これらポリエステルの
繊維は染色性が悪いという重大な欠点がある。こ
れを改善するものとしてポリエステルポリマーに
顔料及び/又は染料を混合、分散させる方法、即
ち原着方法があり、従来から種々検討されてい
る。 ポリエステルの重縮合反応の際、反応系にカー
ボンブラツク等の顔料を添加することが知られて
いるが、反応温度が高いため耐熱性のよいものし
か使用し得ない。又、いわゆるマスターバツチ法
は顔料を高温度でポリマー中に分散させる為、分
散性に問題あるばかりでなく工程が煩雑であり、
しかもマスターチツプを得る工程及び他のチツプ
と混合する工程などで高熱によりポリマーが劣化
するという欠点を有する。 合成繊維のいわゆる原着用着色剤としては、エ
チレングリコール等の分散媒にアミノアルコール
等の分散助剤を用いて顔料を分散させたものが知
られているが満足できるものではなく、又実用上
の問題も解決されていない。 一方、特開昭58−149311号公報には一塩基もし
くは多塩基有機酸を酸成分と一価もしくは多価ア
ルコールをアルコール成分とするエステル中に顔
料を分散させた着色剤が記載されている。又、特
開昭60−45689号公報には液状ポリエステルに顔
料を添加したポリエステル繊維原着用液状着色剤
が記載されており、特開昭60−45690号公報には
アジピン酸、エチレングリコール及び2−エチル
ヘキシルアルコールを原料とした酸価1.0、粘度
10ポイズの液状ポリエステルに顔料を添加した着
色剤が記載されている。 (発明が解決しようとする問題点) ポリエステルに、殊にポリエチレンテレフタレ
ートに代表される芳香族ポリエステルに着色剤を
混合・分散させた場合、ポリエステルの熱的安定
性が低下し、溶融成形時の熱で製造トラブルや変
着色を惹起するという問題は依然として解決され
ず、アジピン酸とエチレングリコール等の液状の
脂肪族ポリエステルを分散媒とする着色剤を使用
した場合もポリエステルの固有粘度が低下し、例
えば糸切れが多くなり紡糸性が低下するばかりで
なく、得られたフイラメントの強伸度等の糸質も
低下する。又2−エチルヘキシルアルコールを原
料の一部に使用したものも耐熱性について満足し
得るものではなく、エステルの成型時に分解ガス
の発生や、着色ムラ、物性低下が起こる等の問題
点がある。 本発明者等はこれらの欠陥のないポリエステル
原着用液状着色剤を得るべく研究の結果本発明を
完成した。本発明の目的はポリエステル繊維、フ
イルムその他の成形物の原着用の着色剤を提供す
るものであり、成形部の製造時の安定性に優れ、
物性の劣化を防止し、しかも使用が容易な着色剤
を提供するものである。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、顔料及び/又は染料100重量部と、
少なくとも一方の末端をプロピルアルコール、ブ
チルアルコール及びアミルアルコールから選ばれ
た一価アルコールで封鎖した水酸基価25mg
KOH/g以下の脂肪族ポリエステル分散媒100〜
2000重量部とよりなる耐熱性に優れたポリエステ
ル原着用液状着色剤に関するものである。 本発明に適用する顔料及び染料は特定のもので
はなく通常使用されているものでよく、例えば、
アゾ系、フタロシアニン系、ペリノン系及びアン
スラキノン糸等の有機顔料、カーボンブラツク、
群青及び酸化チタン等の無機顔料、及びアゾ系、
ペリノン糸及びアンスラキノン系等の染料が挙げ
られる。本発明の着色剤では顔料のみ、或いは顔
料と染料を併用するのが好ましい。 本発明に適用するポリエステル分散媒は、水酸
基価が25mgKOH/g以下、好ましくは、20mg
KOH/g以下のものであり、アジピン酸、セバ
シン酸、アゼライン酸又はグルタル酸等の脂肪族
ジカルボン酸と、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、1.3−ブタンジオール、ペンチル
グリコール、ヘキシルグリコール、ジエチレング
リコール等のグリコールと或いはポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリブチ
レングリコール等のポリアルキレングリコールと
を共重合したものの脂肪族ジカルボン酸とグリコ
ールとより得られるポリエステルの少なくとも一
方の末端をプロピルアルコール、ブチルアルコー
ル、アミルアルコール等の一価アルコールで封鎖
したものが用いられる。 脂肪族ポリエステルの酸成分は炭素数3〜8の
脂肪族カルボン酸が通常用いられ、又グリコール
成分としては通常炭素数2〜6の脂肪族グリコー
ルが用いられるが、酸成分としはアジピン酸が最
も好ましく、グリコール成分としてはエチレング
リコールと1,3−ブタンジオールが最適であ
る。又、ポリエステルの末端を封鎖する一価アル
コールとしてはプロピルアルコールが好ましい。 本発明に適用するポリエステル分散媒は、25℃
に於ける粘度が好ましくは150ポイズ以下、特に
好ましくは100ポイズ以下で、分子量は好ましく
は700〜3500、特に、好ましくは1000〜2500であ
る。尚、分子量は数平均分子量を示す。 ポリエステル分散媒の水酸基価が、25mg
KOH/gを超えると、本発明の着色剤をポリエ
ステルに混合・分散して溶融成形した時にポリエ
ステルの熱的安定性が低下して製造トラブル、例
えば繊維の場合紡糸糸切れの多発や変着色を惹起
するので避けねばならない。 又、一価アルコールによる末端の封鎖は脂肪族
ポリエステルの重縮合反応後に実施することも、
また該反応系に一価アルコールを添加混合して重
縮合反応させることもできるが反応系に添加する
のが容易である。 本発明に適用するポリエステル分散媒は顔料及
び染料100重量部に対し100〜2000重量部、好まし
くは150〜1500重量部である。前記分散媒の量が
100重量末端では顔料等の均一分散が難しく、又
着色剤の粘度も高くなり取扱いが困難となる。一
方2000重量部を越すと液状着色剤の粘性が低く時
間経過につれて顔料等が沈降し、しかも紡糸性が
低下し、均一な糸質のものが得難い。 本発明のポリエステル原着用液状着色剤は通常
の方法で均一に配合製造することができ、例え
ば、ニーダー、ボールミル、サンドミル、三本ロ
ール等の分散、混練機を使用することができる。
勿論これらを組合わせてもよい。 又、本発明のポリエステル原着用液状着色剤に
は通常の蛍光増白剤、艶消剤、光沢付与剤、制電
性付与剤、熱及び光安定剤を必要に応じ適宜組合
せて使用してもよい。 本発明の液状着色剤は通常の方法でポリエステ
ルに配合することができる。例えばスタテイツク
ミキサー等を用い紡糸前の溶融ポリエステル中に
配合することができる。 (発明の効果) 本発明のポリエステル原着用液状着色剤はポリ
エステルの繊維、フイルム、その他の成形物の成
形時に容易に配合することができるものであり、
ポリエステルの劣化を防止し、成形物の製造時の
安定性に優れ、品質の均一性に富む成形品を製造
し得るものである。 (実施例 1) アジピン酸1モルに対し、ポリエチレングリコ
ール(分子量2000)0.3モル,エチレングリコー
ル0.7モル,アミルアルコール0.2モルとから得ら
れたポリエステル(酸価0.5,水酸基価22mg
KOH/g)72重量部、フタロシアニンブルー顔
料(商品名シアニンブルーRNF,東洋インキ製
造製)26重量部、カーボンブラツク(商品名ラー
ベン420デンス,コロンビアカーボン製)2重量
部を、3本ロールにて混練し、液状着色剤を得
た。ポリエチレンテレフタレート100重量部に対
して上記着色剤を3重量部添加し、通常方法によ
り紡糸延伸し単糸3dの糸を得た。紡糸延伸時着
色剤の耐熱性及び相溶性は良好であつた。 延伸糸の繊度3.20d,強度5.5g/d,伸度45%
でブルーに均一着色していた。 (実施例 2) アジピン酸0.8モル,イソフタル酸0.2モルに対
して、ポリプロピレングリコール(分子量1200)
0.4モル、エチレングリコール0.3モル,プロピレ
ングリコール0.3モル、ブチルアルコール0.2モル
とから得られたポリエステル(酸価0.7,水酸基
価20mgKOH/g)65重量部,アントラキノンイ
エロー(商品名フイレスターイエローRN,チバ
ーガイギー製)12重量部,ペリレンレツド(商品
名パリオゲンレツドK−3911HD,BASF製)16
重量部,カーボンブラツク(MCF−88,三菱化
成製)7重量部を3本ロールにて混練し液状着色
剤を得た。 実施例1と同様にポリエチレンテレフタレート
100重量部に対し上記着色剤5重量部添加し、繊
度3.15d,強度5.2g/d,伸度55%の褐色に均一
着色した糸を得た。 (実施例 3) アジピン酸0.8モル,セバシン酸0.2モルに対
し、ポリブチレングリコール(分子量1000)0.4
モル,ジエチレングリコール0.6モル,アミルア
ルコール0.2モルとから得られたポリエステル
(酸価0.8,水酸基価18mgKOH/g)81.2重量部,
アントラキノン系染料(エストフイルイエローS
−5GL,サンド社製)17.5重量部,カーボンブラ
ツク(三菱カーボン10,三菱化成製)0.7重量部
を3本ロールにて混練し液状着色剤を得た。 上記着色剤を数平均分子量21000のポリエチレ
ンテレフタレート100重量部に対し3重量部添加
し、添加後混合分散をはかる為に、スタテイツク
ミキサー(ケーニツクス社製)18エレメント、及
びBKHミキサー(ズルサ−社製)4エレメント
をポリマー流路に使用した。 通常方法により紡糸延伸し、繊度2.05d,強度
5.4g/d,伸度38.3%の糸を得た。 紡糸延伸時にも操業性は良好で均一に着色した
黄色の糸であつた。 (比較例 1〜3) 以下第1表の分散媒75重量部とフタロシアニン
ブルー顔料25重量部とを3本ロールで混練し液状
着色剤を得た。ポリエステル100重量部に該着色
剤3重量部添加し、紡糸延伸後、単糸3dの糸を
得た。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 顔料及び/又は染料100重量部と、少なくと
も一方の末端をプロピルアルコール、ブチルアル
コール及びアミルアルコールから選ばれた一価ア
ルコールで封鎖した水酸基価25mgKOH/g以下
の脂肪族ポリエステル分散媒100〜2000重量部と
よりなる耐熱性に優れたポリエステル原着用液状
着色剤。 2 ポリエステルがポリアルキレングリコールを
共重合したものである特許請求の範囲第1項記載
の着色剤。 3 ポリアルキレングリコールがポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール及びポリブ
チレングリコールである特許請求の範囲第2項記
載の着色剤。 4 脂肪族ポリエステルの酸成分が炭素数3〜8
の脂肪族カルボン酸で、グリコール成分が炭素数
2〜6の脂肪族グリコールである特許請求の範囲
第1項記載の着色剤。 5 分散媒の25℃に於ける粘度が150ポイズ以下
である特許請求の範囲第1項記載の着色剤。 6 ポリエステルの分子量が700〜3500である特
許請求の範囲第1項記載の着色剤。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61264677A JPS63117071A (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 | ポリエステル原着用液状着色剤 |
| EP87116234A EP0266754A3 (en) | 1986-11-05 | 1987-11-04 | Colorants and polyester shaped articles mass-colored therewith |
| KR1019870012451A KR910001688B1 (ko) | 1986-11-05 | 1987-11-05 | 착색제 및 그것으로 원료착색된 폴리에스테르 성형물품 |
| US07/644,547 US5106905A (en) | 1986-11-05 | 1991-01-23 | Colorants, polyester fibers mass-colored therewith and process for spinning mass-colored polyester fibers |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61264677A JPS63117071A (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 | ポリエステル原着用液状着色剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63117071A JPS63117071A (ja) | 1988-05-21 |
| JPH0573146B2 true JPH0573146B2 (ja) | 1993-10-13 |
Family
ID=17406665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61264677A Granted JPS63117071A (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 | ポリエステル原着用液状着色剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63117071A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0653856B2 (ja) * | 1986-11-08 | 1994-07-20 | 日本エステル株式会社 | ポリエステル原着用着色剤 |
| JP3802797B2 (ja) * | 2001-11-02 | 2006-07-26 | 帝人ファイバー株式会社 | ポリトリメチレンテレフタレート原着繊維 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58149311A (ja) * | 1982-02-25 | 1983-09-05 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | ポリエステル繊維原着用着色剤 |
| JPH062990B2 (ja) * | 1983-08-22 | 1994-01-12 | 東洋インキ製造株式会社 | ポリエステル繊維原着用液状着色剤 |
| JPS6045690A (ja) * | 1983-08-22 | 1985-03-12 | 東洋インキ製造株式会社 | 成形ポリエステル樹脂用液状着色剤 |
-
1986
- 1986-11-05 JP JP61264677A patent/JPS63117071A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63117071A (ja) | 1988-05-21 |
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