JPH0573493B2 - - Google Patents
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- JPH0573493B2 JPH0573493B2 JP12409690A JP12409690A JPH0573493B2 JP H0573493 B2 JPH0573493 B2 JP H0573493B2 JP 12409690 A JP12409690 A JP 12409690A JP 12409690 A JP12409690 A JP 12409690A JP H0573493 B2 JPH0573493 B2 JP H0573493B2
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- Japan
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- aluminum alloy
- forging
- composite
- press
- alloy material
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は鍛造プレスを使用したアルミニウム複
合鍛造品の製造方法に関するものである。
合鍛造品の製造方法に関するものである。
[従来の技術]
アルミニウム合金は鋼材などに較べて軽量で加
工性に富むが、耐摩耗性や硬さの点で劣る。
工性に富むが、耐摩耗性や硬さの点で劣る。
従つてアルミニウム合金材を自動車のエンジン
商品やブレーキ部材等の如く部分的に硬度および
耐摩耗性を要求されるような部材として用いる場
合には必要部分に鋼材等の硬質材料を配した複合
材料が使用されている。
商品やブレーキ部材等の如く部分的に硬度および
耐摩耗性を要求されるような部材として用いる場
合には必要部分に鋼材等の硬質材料を配した複合
材料が使用されている。
従来、このようなアルミニウム合金素材と硬質
異種材料との複合材料を製造する技術としては、
鋳造による方法が最も一般的である。この方法は
鋳ぐるみ法とも呼ばれ予め複合すべき硬質異種材
料を金型内の所定位置に設置しておき、金型内に
アルミニウム合金溶湯を注いで鋳造凝固させるも
のでり、このような鋳造複合材はその製法が比較
的簡単であるために可成りの頻度で実用に供され
ているが、母材となるアルミニウム合金に鋳造用
合金が使用されること、また単なる鋳造品である
ために高強度のものが得られない上に鋳造品自体
に気孔や鋳巣を生ずる等の欠点があつた。
異種材料との複合材料を製造する技術としては、
鋳造による方法が最も一般的である。この方法は
鋳ぐるみ法とも呼ばれ予め複合すべき硬質異種材
料を金型内の所定位置に設置しておき、金型内に
アルミニウム合金溶湯を注いで鋳造凝固させるも
のでり、このような鋳造複合材はその製法が比較
的簡単であるために可成りの頻度で実用に供され
ているが、母材となるアルミニウム合金に鋳造用
合金が使用されること、また単なる鋳造品である
ために高強度のものが得られない上に鋳造品自体
に気孔や鋳巣を生ずる等の欠点があつた。
[発明が解決すべき課題]
そこで鋳造品よりも強度の高い鋳造品を母材と
して使用した複合材料を得ることが試みられた。
して使用した複合材料を得ることが試みられた。
即ちアルミニウム合金鋳造材の所定箇所に複合
しようとする硬質異種材料を嵌込むための穴を明
け、この穴に硬質異種材料を嵌込むか、溶接で肉
盛りを施しすことによつて複合化することが行な
われた。しかしながら。上記した嵌込みによる方
法は鋳造品に精度の高い穴明け加工を行なわなけ
れば成らず、また溶接による方法は手数がかかる
上に溶接に際しての高熱により母材のアルミニウ
ム合金鋳造品の一部に亀裂を生じたり、溶失した
りするので好ましくないし、また何れの方法によ
つても生産性やコスト上の問題があつた。
しようとする硬質異種材料を嵌込むための穴を明
け、この穴に硬質異種材料を嵌込むか、溶接で肉
盛りを施しすことによつて複合化することが行な
われた。しかしながら。上記した嵌込みによる方
法は鋳造品に精度の高い穴明け加工を行なわなけ
れば成らず、また溶接による方法は手数がかかる
上に溶接に際しての高熱により母材のアルミニウ
ム合金鋳造品の一部に亀裂を生じたり、溶失した
りするので好ましくないし、また何れの方法によ
つても生産性やコスト上の問題があつた。
本発明はアルミニウム合金と硬質異種材料とを
複合化したアルミニウム複合鍛造製造における上
記したような問題を改善し、高性能の複合鍛造材
を効率的に製造することを目的とするものであ
る。
複合化したアルミニウム複合鍛造製造における上
記したような問題を改善し、高性能の複合鍛造材
を効率的に製造することを目的とするものであ
る。
[課題を解決するための手段]
上記した目的を達成するために本発明において
は、アルミニウム合金素材と硬質異種材料とから
アルミニウム複合鋳造品を得るに際して、下死点
がなく且つラム速度の遅いプレスを使用し、予め
200〜450℃の温度範囲に加熱した硬質異種材料を
プレスの下金型内に押圧時に位置がずれないよう
にして設置し、更に該硬質異種材料の上面に接触
するようにして予め350〜450℃の温度範囲に加熱
したアルミニウム合金素材を設置して、2.5ト
ン/cm2以上の加圧力をもつてプレスの上金型を押
圧することによつて、アルミニウム合金素材の鍛
造成形と複合化を一挙に行なわせることを特徴と
するものである。
は、アルミニウム合金素材と硬質異種材料とから
アルミニウム複合鋳造品を得るに際して、下死点
がなく且つラム速度の遅いプレスを使用し、予め
200〜450℃の温度範囲に加熱した硬質異種材料を
プレスの下金型内に押圧時に位置がずれないよう
にして設置し、更に該硬質異種材料の上面に接触
するようにして予め350〜450℃の温度範囲に加熱
したアルミニウム合金素材を設置して、2.5ト
ン/cm2以上の加圧力をもつてプレスの上金型を押
圧することによつて、アルミニウム合金素材の鍛
造成形と複合化を一挙に行なわせることを特徴と
するものである。
[作用]
本発明を完成するに当つて、発明者らの行なつ
た研究によると、アルミニウム合金素材と硬質異
種材料との両者プレス金型内で直接加圧して複合
化するためには、被複合物である硬質異種材料に
対するアルミニウム合金素材の相対的な塑性流動
によつて、アルミニウム合金素材が硬質異種材料
を包み込むようにすることが肝要であつて、この
ようにするためにはゆつくりとした鍛造速度で最
後まで殆ど変わらなる鍛造圧力によつてじつくり
と加圧することが望ましく、具体的にはクランク
プレスやリンクプレスの如く下死点のあるプレス
よりも油圧プレスや静水圧プレスの如く流体圧に
よつて加圧を行なうようなプレスを使用して、プ
レスの加圧力を2.5トン/cm2以上とし、且つラム
による上金型の加圧速度を例えば10〜50mm/秒程
度のような極めて緩徐な速度にして加圧を行なう
必要があることが判かつた。
た研究によると、アルミニウム合金素材と硬質異
種材料との両者プレス金型内で直接加圧して複合
化するためには、被複合物である硬質異種材料に
対するアルミニウム合金素材の相対的な塑性流動
によつて、アルミニウム合金素材が硬質異種材料
を包み込むようにすることが肝要であつて、この
ようにするためにはゆつくりとした鍛造速度で最
後まで殆ど変わらなる鍛造圧力によつてじつくり
と加圧することが望ましく、具体的にはクランク
プレスやリンクプレスの如く下死点のあるプレス
よりも油圧プレスや静水圧プレスの如く流体圧に
よつて加圧を行なうようなプレスを使用して、プ
レスの加圧力を2.5トン/cm2以上とし、且つラム
による上金型の加圧速度を例えば10〜50mm/秒程
度のような極めて緩徐な速度にして加圧を行なう
必要があることが判かつた。
プレス加圧力を2.5トン/cm2未満とするときは
鋳造成形性が十分でない上に、アルミニウム合金
素材の塑性流動性が著しく低下し、鋳造に際して
アルミニウム合金素材が硬質異種材料を包み込む
ことができない。
鋳造成形性が十分でない上に、アルミニウム合金
素材の塑性流動性が著しく低下し、鋳造に際して
アルミニウム合金素材が硬質異種材料を包み込む
ことができない。
また、上金型を加圧するためのラム速度が10
mm/秒未満であるときは鍛造速度が遅すぎて生産
性が低下するので経済的に好ましくないし、また
50mm/秒を越えるとアルミニウム合金素材の塑性
粒動の方向が水平方向に向かい易くなり、従つて
アルミニウユ合金素材による被複合材の包み込み
が十分に行なわれなくなる。
mm/秒未満であるときは鍛造速度が遅すぎて生産
性が低下するので経済的に好ましくないし、また
50mm/秒を越えるとアルミニウム合金素材の塑性
粒動の方向が水平方向に向かい易くなり、従つて
アルミニウユ合金素材による被複合材の包み込み
が十分に行なわれなくなる。
鍛造に際してのアルミニウム合金素材の温度は
合金種類によつて多少の変化はあるものの、既ね
350〜450℃の範囲に加熱しておくことが必要であ
る。350℃未満ではアルミニウム合金素材の鍛造
に際しての塑性流動が起こり難く、成形性、複合
性が何れも低下するので好ましくなく、また450
℃を超えるとアルミニウム合金素材が金型に焼付
きを起こしやすくなる上に、合金素材の塑性流動
方向が水平に向かい易くなり、極端な場合には上
金型の〓間からアルミニウム合金素材が流れ出す
ような状態になるので好ましくない。
合金種類によつて多少の変化はあるものの、既ね
350〜450℃の範囲に加熱しておくことが必要であ
る。350℃未満ではアルミニウム合金素材の鍛造
に際しての塑性流動が起こり難く、成形性、複合
性が何れも低下するので好ましくなく、また450
℃を超えるとアルミニウム合金素材が金型に焼付
きを起こしやすくなる上に、合金素材の塑性流動
方向が水平に向かい易くなり、極端な場合には上
金型の〓間からアルミニウム合金素材が流れ出す
ような状態になるので好ましくない。
また、下金型に配置する硬質異種材料は鍛造に
際してのアルミニウム合金素材の塑性流動を助長
し、且つ接合力を高める意味合いから或る程度の
温度まで予熱しておくとが望ましい。
際してのアルミニウム合金素材の塑性流動を助長
し、且つ接合力を高める意味合いから或る程度の
温度まで予熱しておくとが望ましい。
その好ましい温度範囲は250〜450℃程度であ
る。450℃を超えるとアルミニウム合金素材と局
部的な焼付けを生じ、素材の塑性流動化が局部的
に阻害される恐れがある。
る。450℃を超えるとアルミニウム合金素材と局
部的な焼付けを生じ、素材の塑性流動化が局部的
に阻害される恐れがある。
また、この際に被覆複合材料を設置する下金型
の温度をこれの同温度付近に予熱しておくこと
は、鍛造に際しての被複合材温度の変動を防ぎ、
操業を安定化する意味で望ましいことである。
の温度をこれの同温度付近に予熱しておくこと
は、鍛造に際しての被複合材温度の変動を防ぎ、
操業を安定化する意味で望ましいことである。
第1図a乃至dはアルミニウム合金素材に鋼片
を埋め込んだ鋳造品を製造する場合における各種
の鍛造条件のもとでのアルミニウム合金素材の塑
性流動の状況を示す説明図である。
を埋め込んだ鋳造品を製造する場合における各種
の鍛造条件のもとでのアルミニウム合金素材の塑
性流動の状況を示す説明図である。
図において、1はプレス下金型、2はプレス上
金型、3はアルミニウム合金素材、4は鋼片であ
る。またアルミニウム合金素材3に描かれた実線
は鍛造に際しての合金素材の塑性流動の状態を示
したものである。
金型、3はアルミニウム合金素材、4は鋼片であ
る。またアルミニウム合金素材3に描かれた実線
は鍛造に際しての合金素材の塑性流動の状態を示
したものである。
また、第1図aは下金型1内にセツトしたアル
ミニウム合金素材3および鋼片4に対して上金型
に2の押圧による鍛造を行なう前の状況を示す図
面である。第1図b乃至dは上記第1図aによる
材料に鍛造を施した場合のアルミニウム合金素材
の塑性流動の状況を模式的に示す図面であつて、
bは本発明の条件、即ちプレスに下死点のないも
のを使用し、且つラム速度を10〜50mm/秒範囲内
として、上金型2に対し2.5トン/cm2以上の押圧
力をかけて鍛造を行なつた場合の、またcはラム
速度および押圧力については本発明の条件範囲を
満たすが、プレスに下死点のあるものを使用して
鍛造を行なつた場合の、また更にdは使用プレス
および上金型2に対する押圧力は本発明の条件を
満たすものであるが、ラム速度が本発明の速度よ
り早い場合のものを示す。
ミニウム合金素材3および鋼片4に対して上金型
に2の押圧による鍛造を行なう前の状況を示す図
面である。第1図b乃至dは上記第1図aによる
材料に鍛造を施した場合のアルミニウム合金素材
の塑性流動の状況を模式的に示す図面であつて、
bは本発明の条件、即ちプレスに下死点のないも
のを使用し、且つラム速度を10〜50mm/秒範囲内
として、上金型2に対し2.5トン/cm2以上の押圧
力をかけて鍛造を行なつた場合の、またcはラム
速度および押圧力については本発明の条件範囲を
満たすが、プレスに下死点のあるものを使用して
鍛造を行なつた場合の、また更にdは使用プレス
および上金型2に対する押圧力は本発明の条件を
満たすものであるが、ラム速度が本発明の速度よ
り早い場合のものを示す。
これらの図面から判かるように、本発明の製造
方法による場合にはアルミニウム合金素材3は鍛
造を施すことによつて下金型2内に設置された鋼
片をくるむように塑性流動を起こし、これによつ
て鍛造成形と鋼片との複合化が同時に行なわれる
のに対し、下死点を有するプレスを使用して鍛造
を行なつたcにおいてはアルミニウム合金素材の
塑性流動が不十分であつて完全な複合化を行なう
ことができず、またラム速度の早いdの場合はア
ルミニウム合金素材の塑性流動は横方向に行なわ
れ易くなるので、鋼片4を十分に包み込むことが
できず、何れにしても本発明の条件を外れた条件
で鍛造を行なうときは効果的な複合鍛造品の製造
を行ない得ない。
方法による場合にはアルミニウム合金素材3は鍛
造を施すことによつて下金型2内に設置された鋼
片をくるむように塑性流動を起こし、これによつ
て鍛造成形と鋼片との複合化が同時に行なわれる
のに対し、下死点を有するプレスを使用して鍛造
を行なつたcにおいてはアルミニウム合金素材の
塑性流動が不十分であつて完全な複合化を行なう
ことができず、またラム速度の早いdの場合はア
ルミニウム合金素材の塑性流動は横方向に行なわ
れ易くなるので、鋼片4を十分に包み込むことが
できず、何れにしても本発明の条件を外れた条件
で鍛造を行なうときは効果的な複合鍛造品の製造
を行ない得ない。
なお、上記の実施例においては鍛造用のアルミ
ニウム合金素材として、60mmφ/100mmのAl−10
%Si−0.5%Sb合金ビレツトを用い、また被複合
材料として10mm×100mm×20mmの鋼片を用い、鍛
造に際して鋼片を250℃に、またアルミニウム合
金素材を425℃にそれぞれ予熱したものを使用し
た。
ニウム合金素材として、60mmφ/100mmのAl−10
%Si−0.5%Sb合金ビレツトを用い、また被複合
材料として10mm×100mm×20mmの鋼片を用い、鍛
造に際して鋼片を250℃に、またアルミニウム合
金素材を425℃にそれぞれ予熱したものを使用し
た。
本発明において、被複合材料である硬質異種材
料はアルミニウム合金材に較べて硬度が高く、且
つ耐摩耗性が顕著に良好な材料、具体的には鉄お
よび鉄合金材、銅および銅合金材、ニツケルおよ
びニツケル合金材、タングステン、モリブデン等
の高融点金属およびその合金による粉末治金材料
およびセラミツク材等を云う。
料はアルミニウム合金材に較べて硬度が高く、且
つ耐摩耗性が顕著に良好な材料、具体的には鉄お
よび鉄合金材、銅および銅合金材、ニツケルおよ
びニツケル合金材、タングステン、モリブデン等
の高融点金属およびその合金による粉末治金材料
およびセラミツク材等を云う。
また、アルミニウム合金素材としては一般的な
鍛造用アルミニウム合金が使用される。
鍛造用アルミニウム合金が使用される。
本発明において使用される下死点のないプレス
機の代表的なものは油圧プレス、静水圧プレス等
である。またプレス機は堅型、横型の何れでもよ
い。
機の代表的なものは油圧プレス、静水圧プレス等
である。またプレス機は堅型、横型の何れでもよ
い。
また、本発明の鍛造を行なうように際しては、
上記した以外は一般的に行なわれる鍛造作業手順
によつて鍛造を行なうものであるが、但し金型内
に潤滑剤(離型剤)の塗布を行なう場合には被覆
合材およびアルミニウム合金材の各面、および被
覆合材に接触する下金型面には潤滑剤の塗布は行
なわないようにすることが望ましい。これはアル
ミニウム合金素材が被複合材面で滑りやすくな
り、複合化に際しての密着性が低下するからであ
る。
上記した以外は一般的に行なわれる鍛造作業手順
によつて鍛造を行なうものであるが、但し金型内
に潤滑剤(離型剤)の塗布を行なう場合には被覆
合材およびアルミニウム合金材の各面、および被
覆合材に接触する下金型面には潤滑剤の塗布は行
なわないようにすることが望ましい。これはアル
ミニウム合金素材が被複合材面で滑りやすくな
り、複合化に際しての密着性が低下するからであ
る。
[実施例]
次に本発明によるアルミニウム合金複合鍛造品
の製造についての実施例のついて説明する。
の製造についての実施例のついて説明する。
実施例 1
第2図に示すようにスクロール部5の基板部6
下面の対称位置に自転防止用オルダム継手キー摺
動鋼片7を有するアルミニウム合金製スクロール
複合鍛造品(スクロール部:外径90φmm、高さ30
mm、基板部:外径120mmφ、高さ10mm)を得るに
際し、鍛造用アルミニウム合金素材としてAl−
10%Si−3.0%Cu−0.11%Sbの組成を有するアル
ミニウム−珪素係合金押出材を加工して、120mm
φ×30mmの円筒体としたものを用い、プレス機と
して400トン後方押出式竪型油圧鍛造機を使用し、
250℃に加熱した下金型内の所定位置に、同温度
に予熱した7mm×15mm×20mmの大きさの材質FC
25の鋼片2片を配置し、その上に425℃に予熱
した該鍛造用アルミニウム合金素材を設置して、
ラムにより上金型を押圧することによつて該アル
ミニウム合金素材を押圧鍛造し、スクローク部相
当部分が外径91mmφ、高さ21mmで、且つ、基板部
相当部分が外径131φmm、高さ12mmであつて所定
部分に鋼材が埋込まれた複合アルミニウム合金粗
形材を得た。
下面の対称位置に自転防止用オルダム継手キー摺
動鋼片7を有するアルミニウム合金製スクロール
複合鍛造品(スクロール部:外径90φmm、高さ30
mm、基板部:外径120mmφ、高さ10mm)を得るに
際し、鍛造用アルミニウム合金素材としてAl−
10%Si−3.0%Cu−0.11%Sbの組成を有するアル
ミニウム−珪素係合金押出材を加工して、120mm
φ×30mmの円筒体としたものを用い、プレス機と
して400トン後方押出式竪型油圧鍛造機を使用し、
250℃に加熱した下金型内の所定位置に、同温度
に予熱した7mm×15mm×20mmの大きさの材質FC
25の鋼片2片を配置し、その上に425℃に予熱
した該鍛造用アルミニウム合金素材を設置して、
ラムにより上金型を押圧することによつて該アル
ミニウム合金素材を押圧鍛造し、スクローク部相
当部分が外径91mmφ、高さ21mmで、且つ、基板部
相当部分が外径131φmm、高さ12mmであつて所定
部分に鋼材が埋込まれた複合アルミニウム合金粗
形材を得た。
次に該粗形材を切削加工することによつて所望
の形状のアルミニウム合金スクロールを得、さら
に鋼片の基板部下面に突出した部分を切削するこ
とによつて、鋼片部分をアルミニウム合金基板面
位置になるようにして、第2図に示される如き最
終製品を得た。
の形状のアルミニウム合金スクロールを得、さら
に鋼片の基板部下面に突出した部分を切削するこ
とによつて、鋼片部分をアルミニウム合金基板面
位置になるようにして、第2図に示される如き最
終製品を得た。
この場合において、各材料の金型内への配置を
行なうように際しては、鋼片およびアルミニウム
合金素材の各面、および鋼片と接する下金型面に
は潤滑剤が施されないように注意して金型内に潤
滑剤を塗布した。
行なうように際しては、鋼片およびアルミニウム
合金素材の各面、および鋼片と接する下金型面に
は潤滑剤が施されないように注意して金型内に潤
滑剤を塗布した。
また鍛造に際してのラム速度は35mm/秒、鍛造
圧力は7.2トン/cm2であつた。
圧力は7.2トン/cm2であつた。
上記の如くして得られたアルミニウム合金スク
ロール複合鍛造品は基板部に鋼片が強固に埋込ま
れており、該鋼片はオルヂム継手キーに対する摺
動片として十分に機能するものであり、且つ使用
中の脱落事故も皆無あつた。
ロール複合鍛造品は基板部に鋼片が強固に埋込ま
れており、該鋼片はオルヂム継手キーに対する摺
動片として十分に機能するものであり、且つ使用
中の脱落事故も皆無あつた。
実施例 2
第3図に示すように、シリンダ一部8の一端に
銅合金製のカツプリング部9を有するアルミニウ
ム合金製油圧シリンダー材(シリンダー部:外径
60φmm、内径50mm、長さ220mm、カツプリング
部:8mmφ、内径6mmφ、長さ10mm)を製造する
に際し、鍛造用アルミニウム合金素材として、
Al−0.55%Si−1.0%Mg合金を用いて、半連続鋳
造法によつて外径60mmφ、長さ100mmのビレツト
を作成し、プレス機として400t後方押出式竪型鍛
造機を使用して、250℃に予熱した下金型の中央
部に同温度に予熱した外径5mmφ、長さ10mmの銅
合金(真鍮)製カツプリング材を設置し、その上
に425℃に予熱した上記アルミニウム合金ビレツ
トを配置してマンドレル型の上金型を使用してビ
レツトを押圧し、シリンダーの鍛造成形と銅合金
カツプリング材の複合化とを同時に行なわせた。
銅合金製のカツプリング部9を有するアルミニウ
ム合金製油圧シリンダー材(シリンダー部:外径
60φmm、内径50mm、長さ220mm、カツプリング
部:8mmφ、内径6mmφ、長さ10mm)を製造する
に際し、鍛造用アルミニウム合金素材として、
Al−0.55%Si−1.0%Mg合金を用いて、半連続鋳
造法によつて外径60mmφ、長さ100mmのビレツト
を作成し、プレス機として400t後方押出式竪型鍛
造機を使用して、250℃に予熱した下金型の中央
部に同温度に予熱した外径5mmφ、長さ10mmの銅
合金(真鍮)製カツプリング材を設置し、その上
に425℃に予熱した上記アルミニウム合金ビレツ
トを配置してマンドレル型の上金型を使用してビ
レツトを押圧し、シリンダーの鍛造成形と銅合金
カツプリング材の複合化とを同時に行なわせた。
鍛造を行なうに際しては金型内のカツプリング
材およびアルミニウム合金素材の各面、およびカ
ツプリング材と接する下金型面に潤滑材が施され
ないようにして、金型内に十分な潤滑剤の塗布を
塗布を行ない、ラム速度を23mm/秒、加圧力を
11.2トン/cm2として鍛造を行なつたところ、シリ
ンダーの下端部にカツプリング材が強固に嵌込ま
れたカツプリング付きアルミニウム合金製油圧シ
リンダー材を得ることができた。
材およびアルミニウム合金素材の各面、およびカ
ツプリング材と接する下金型面に潤滑材が施され
ないようにして、金型内に十分な潤滑剤の塗布を
塗布を行ない、ラム速度を23mm/秒、加圧力を
11.2トン/cm2として鍛造を行なつたところ、シリ
ンダーの下端部にカツプリング材が強固に嵌込ま
れたカツプリング付きアルミニウム合金製油圧シ
リンダー材を得ることができた。
このものは、油圧シリンダー材として使用した
場合にカツプリング部からの圧洩れを生ずること
なく、また長期使用しても何等問題を生ずること
がなかつた。
場合にカツプリング部からの圧洩れを生ずること
なく、また長期使用しても何等問題を生ずること
がなかつた。
[発明の効果]
以上述べたように本発明によるときは、従来困
難とされていた複合鍛造製品の製造を、製造品に
穴明け加工を施すことなく、鍛造段階で成形と複
合化を一挙におこなうことによつて、堅固で密着
性のよい複合鍛造品を得ることができるのでその
経済効果は大きい。
難とされていた複合鍛造製品の製造を、製造品に
穴明け加工を施すことなく、鍛造段階で成形と複
合化を一挙におこなうことによつて、堅固で密着
性のよい複合鍛造品を得ることができるのでその
経済効果は大きい。
第1図a乃至dは各種鍛造条件によつてアルミ
ニウム合金素材に鋼片を複合鍛造する場合におけ
るアルミニウム合金素材の塑性流動状況を示す説
明図である。第2図は本発明の第1実施例によつ
て得られたアルミニウム合金製スクロール複合鍛
造品の外観を示す斜視図である。第3図は本発明
の第2実施例によつて得られた銅合金製カツプリ
ング付きアルミニウム合金製油圧シリンダー材の
外観を示す斜視図である。 1……プレス下金型、2……プレス上金型、3
……アルミニウム合金素材(鍛造用合金)、4…
…硬質異種材料(鋼材等の被複合材料)、5……
スクロール部、6……基盤部、7……鋼片、8…
…シリンダー部、9……カツプリング部。
ニウム合金素材に鋼片を複合鍛造する場合におけ
るアルミニウム合金素材の塑性流動状況を示す説
明図である。第2図は本発明の第1実施例によつ
て得られたアルミニウム合金製スクロール複合鍛
造品の外観を示す斜視図である。第3図は本発明
の第2実施例によつて得られた銅合金製カツプリ
ング付きアルミニウム合金製油圧シリンダー材の
外観を示す斜視図である。 1……プレス下金型、2……プレス上金型、3
……アルミニウム合金素材(鍛造用合金)、4…
…硬質異種材料(鋼材等の被複合材料)、5……
スクロール部、6……基盤部、7……鋼片、8…
…シリンダー部、9……カツプリング部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アルミニウム合金素材と硬質異種材料とを鍛
造法によつて複合化させるに際して、下死点がな
く且つラム速度の遅いプレスを使用して、予め
200〜450℃の温度範囲に加熱した硬質異種材料を
プレスの下金型内に設置し、更に該硬質異種材料
の上面に接触するようにして予め350〜450℃の温
度範囲に加熱したアルミニウム合金素材を設置し
て、2.5トン/cm2以上の加圧力をもつて上金型を
押圧することによつて、アルミニウム合金素材の
鍛造成形と複合化を一挙に行なわせることを特徴
とするアルミニウム複合鍛造品の製造方法。 2 ラム速度が10〜50mm/秒である請求項1記載
のアルミニウム複合鍛造品の製造方法。 3 アルミニウム合金素材および硬質異種材料の
各面および硬質異種材料が接する下金型面に潤滑
剤を塗布することなく鍛造成形を行なう請求項1
または2記載のアルミニウム複合鍛造製品の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12409690A JPH0422529A (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | アルミニウム複合鍛造品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12409690A JPH0422529A (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | アルミニウム複合鍛造品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0422529A JPH0422529A (ja) | 1992-01-27 |
| JPH0573493B2 true JPH0573493B2 (ja) | 1993-10-14 |
Family
ID=14876825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12409690A Granted JPH0422529A (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | アルミニウム複合鍛造品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0422529A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102189207A (zh) * | 2011-04-08 | 2011-09-21 | 南昌大学 | 一种金属基复合材料触变塑性成形方法 |
| JP2021088059A (ja) * | 2019-12-02 | 2021-06-10 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 接合部材および接合部材の製造方法 |
-
1990
- 1990-05-16 JP JP12409690A patent/JPH0422529A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0422529A (ja) | 1992-01-27 |
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