JPH0563257B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0563257B2 JPH0563257B2 JP63163986A JP16398688A JPH0563257B2 JP H0563257 B2 JPH0563257 B2 JP H0563257B2 JP 63163986 A JP63163986 A JP 63163986A JP 16398688 A JP16398688 A JP 16398688A JP H0563257 B2 JPH0563257 B2 JP H0563257B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upsetting
- cup
- extrusion
- forming
- backward extrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Forging (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、据込み工程から押出し工程を経て鍛
造されるカツプ状部品の成形方法に関する。 (従来の技術) 従来例えば等速ジヨイントの外輪のようなカツ
プ状部品を鍛造する場合は、まず据込み加工によ
り素材を所定の外径に成形した後後方押出し加工
の工程を積んでカツプ状に成形している。この際
据込み加工では素材を所定の外径に成形するため
素材を上下(左右)に圧縮するが、加圧面では摩
擦により素材が一様に拡がらず中央側面が突出し
た樽形状となり、加圧面の外周辺端部の素材が欠
肉気味になるという特性がある。また、この素材
を後方押出しによりカツプ状に鍛造する際には加
圧面の内周辺端部も欠肉気味になるという特性を
有していた。一方本発明者は特許出願第62−
324515号に示されるように据込みから押出しまで
の工程に中間焼なましの工程を省略しうる冷間連
続成形法を開示しているが、この場合は第4−A
図に示すように、押出時パンチ51との接触面に
生ずる内周辺端部の欠肉52は小さくなるものの
据込み時生じた外周辺端部の欠肉53は依然残つ
たままであつた。 (発明が解決しようとする課題) このように周辺端部が欠肉となつた素材を押出
し加工しようとすると、欠肉となつた周辺端部は
押出しダイ内孔部との拘束が不充分となり、該周
辺端部には充分な静水圧が加わらないのみならず
素材の伸び性以上の引張り応力が作用して、第5
−B図に示すようにクラツクCの発生要因とな
り、又この欠肉の度合が大きい程クラツク発生率
が高くなるといつた傾向にあつた。 更に本発明者の冷間連続成形方法のように中間
焼なましの工程を省略して押出し加工を行なつた
場合は従来の単発式の成形法に較べて上記のよう
な欠肉部に起因するクラツク発生率が高くなり、 しかもこのクラツクはSCM420Hのような比較
的伸びのある素材に較べてS50C,S48Cのように
高周波焼入され炭素含有量の多い炭素鋼ほど多く
なるという事実も判明した。 一方この欠肉を据込み成形時になくそうとする
と据込みに強い圧縮荷重が要求され、金型の耐久
性が低下するのみならず、据込んでゆくに従い金
型の密閉度が増し、欠肉部の充填とともに荷重負
荷は加速度的に増大するため最後には型破損に至
ることもあるということから、ある程度の欠肉は
不可避なものとなつていた。 (課題を解決するための手段) 本発明は、以上の課題を解決するため押出し前
に欠肉を有する素材の外周をしごき、欠肉を埋め
てから加工することにした。 (作用) 押出し時には欠肉部分が充填されているため従
来のように押出ダイ内孔部との非拘束部がなくな
つて圧縮応力が効果的に作用する。 (実施例) 本発明の方法の一実施例について添付した図面
に基づき説明する。第1図は各加工工程での素材
の形状変化を示す縦断面図で、第2図は本発明の
方法による据込み後の素材の形状を示す縦断面
図、第3図は押出しダイ内孔に挿入した後の形状
変化を示す縦断面図である。本発明は中間焼なま
しの工程を不要とした冷間連続成形に適用され、
すなわち第1図に示す1op,2opの前方押出し
及び据込み加工と3op,4opの後方押出しとし
ごき加工を連続して成形する方法の途中において
至短時間に実施される。このため第2図に示すよ
うに据込み最終工程時の素材1の形状を上部が大
径となるようなテーパー状に形成し、すなわち、
この上部の大径は所望の外径に較べ僅かに大きめ
になるように素材1の略中央付近からテーパーが
つけられ、下部から上部にしごき成形することに
より、しごかれた余肉が欠肉2部に移動し得るよ
うにしている。尚本実施例の場合、テーパー角は
10度としている。一方後方押出しダイは第3図に
示すように、上記素材1をしごき成形するため押
出ダイの内孔3にしごき成形ランド4を設け、こ
のしごき成形ランド4より下方の小径部5の孔径
が素材1の下部の小径と略同一に形成されてい
る。従つて、この押出ダイの内孔3に挿入された
テーパー状の素材1は押出パンチ6による押圧で
しごき成形ランド4を通過する際外周がしごかれ
素材1aのように欠肉部が充填されてそのまま後
方押出しされることになる。 (発明の効果) 以上のように本発明は素材周辺端部の欠肉を充
填して押出すため、クラツク発生率が次表のよう
に低減した。すなわちこの表は欠肉の大小による
クラツク発生率を示すものであるが、表1に示す
従来例にあつては含有炭素量の多いS53Cのよ
うな素材の場合据込み時の欠肉が小さいにも拘わ
らず単発成形(中間焼なましを実施)で1〜2
%、連続成形で5〜10%のクラツク発生率があつ
たが、表2に示す本発明の場合あつては、据込み
時の欠肉が大きいにも拘わらずクラツク発生率は
皆無となつた。又、欠肉に起因する成形後の取代
いわゆる第4−A図のtも小さくできるという効
果を奏した。
造されるカツプ状部品の成形方法に関する。 (従来の技術) 従来例えば等速ジヨイントの外輪のようなカツ
プ状部品を鍛造する場合は、まず据込み加工によ
り素材を所定の外径に成形した後後方押出し加工
の工程を積んでカツプ状に成形している。この際
据込み加工では素材を所定の外径に成形するため
素材を上下(左右)に圧縮するが、加圧面では摩
擦により素材が一様に拡がらず中央側面が突出し
た樽形状となり、加圧面の外周辺端部の素材が欠
肉気味になるという特性がある。また、この素材
を後方押出しによりカツプ状に鍛造する際には加
圧面の内周辺端部も欠肉気味になるという特性を
有していた。一方本発明者は特許出願第62−
324515号に示されるように据込みから押出しまで
の工程に中間焼なましの工程を省略しうる冷間連
続成形法を開示しているが、この場合は第4−A
図に示すように、押出時パンチ51との接触面に
生ずる内周辺端部の欠肉52は小さくなるものの
据込み時生じた外周辺端部の欠肉53は依然残つ
たままであつた。 (発明が解決しようとする課題) このように周辺端部が欠肉となつた素材を押出
し加工しようとすると、欠肉となつた周辺端部は
押出しダイ内孔部との拘束が不充分となり、該周
辺端部には充分な静水圧が加わらないのみならず
素材の伸び性以上の引張り応力が作用して、第5
−B図に示すようにクラツクCの発生要因とな
り、又この欠肉の度合が大きい程クラツク発生率
が高くなるといつた傾向にあつた。 更に本発明者の冷間連続成形方法のように中間
焼なましの工程を省略して押出し加工を行なつた
場合は従来の単発式の成形法に較べて上記のよう
な欠肉部に起因するクラツク発生率が高くなり、 しかもこのクラツクはSCM420Hのような比較
的伸びのある素材に較べてS50C,S48Cのように
高周波焼入され炭素含有量の多い炭素鋼ほど多く
なるという事実も判明した。 一方この欠肉を据込み成形時になくそうとする
と据込みに強い圧縮荷重が要求され、金型の耐久
性が低下するのみならず、据込んでゆくに従い金
型の密閉度が増し、欠肉部の充填とともに荷重負
荷は加速度的に増大するため最後には型破損に至
ることもあるということから、ある程度の欠肉は
不可避なものとなつていた。 (課題を解決するための手段) 本発明は、以上の課題を解決するため押出し前
に欠肉を有する素材の外周をしごき、欠肉を埋め
てから加工することにした。 (作用) 押出し時には欠肉部分が充填されているため従
来のように押出ダイ内孔部との非拘束部がなくな
つて圧縮応力が効果的に作用する。 (実施例) 本発明の方法の一実施例について添付した図面
に基づき説明する。第1図は各加工工程での素材
の形状変化を示す縦断面図で、第2図は本発明の
方法による据込み後の素材の形状を示す縦断面
図、第3図は押出しダイ内孔に挿入した後の形状
変化を示す縦断面図である。本発明は中間焼なま
しの工程を不要とした冷間連続成形に適用され、
すなわち第1図に示す1op,2opの前方押出し
及び据込み加工と3op,4opの後方押出しとし
ごき加工を連続して成形する方法の途中において
至短時間に実施される。このため第2図に示すよ
うに据込み最終工程時の素材1の形状を上部が大
径となるようなテーパー状に形成し、すなわち、
この上部の大径は所望の外径に較べ僅かに大きめ
になるように素材1の略中央付近からテーパーが
つけられ、下部から上部にしごき成形することに
より、しごかれた余肉が欠肉2部に移動し得るよ
うにしている。尚本実施例の場合、テーパー角は
10度としている。一方後方押出しダイは第3図に
示すように、上記素材1をしごき成形するため押
出ダイの内孔3にしごき成形ランド4を設け、こ
のしごき成形ランド4より下方の小径部5の孔径
が素材1の下部の小径と略同一に形成されてい
る。従つて、この押出ダイの内孔3に挿入された
テーパー状の素材1は押出パンチ6による押圧で
しごき成形ランド4を通過する際外周がしごかれ
素材1aのように欠肉部が充填されてそのまま後
方押出しされることになる。 (発明の効果) 以上のように本発明は素材周辺端部の欠肉を充
填して押出すため、クラツク発生率が次表のよう
に低減した。すなわちこの表は欠肉の大小による
クラツク発生率を示すものであるが、表1に示す
従来例にあつては含有炭素量の多いS53Cのよ
うな素材の場合据込み時の欠肉が小さいにも拘わ
らず単発成形(中間焼なましを実施)で1〜2
%、連続成形で5〜10%のクラツク発生率があつ
たが、表2に示す本発明の場合あつては、据込み
時の欠肉が大きいにも拘わらずクラツク発生率は
皆無となつた。又、欠肉に起因する成形後の取代
いわゆる第4−A図のtも小さくできるという効
果を奏した。
【表】
第1図は鍛造工程中の素材の形状変化を示す縦
断面図、第2図は本発明の方法による据込み後の
素材の形状を示す縦断面図、第3図は押出しダイ
内孔に挿入した後の形状変化を示す縦断面図、第
4−A図は従来の冷間連続成形における形状変化
を示す縦断面図、第4−B図は素材のクラツクの
発生状況を示す平面図である。 尚図面中1,1aは素材、2は欠肉、3は内
孔、4はしごき成形ランド、5は小径部、51は
パンチ、51,53は欠肉、Cはクラツク、tは
取代を示す。
断面図、第2図は本発明の方法による据込み後の
素材の形状を示す縦断面図、第3図は押出しダイ
内孔に挿入した後の形状変化を示す縦断面図、第
4−A図は従来の冷間連続成形における形状変化
を示す縦断面図、第4−B図は素材のクラツクの
発生状況を示す平面図である。 尚図面中1,1aは素材、2は欠肉、3は内
孔、4はしごき成形ランド、5は小径部、51は
パンチ、51,53は欠肉、Cはクラツク、tは
取代を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外周を拘束して据込み成形した素材を後方押
出し加工によりカツプ状に鍛造する成形方法にお
いて、 後方押出しの前に素材外周をしごき、据込み成
形で生じた素材周辺端部の欠肉部に余肉を充填さ
せた後押出すことを特徴とするカツプ状部品の成
形法。 2 据込みから後方押出しまでを中間焼なましを
行なうことのない冷間連続成形とし、加工素材は
含有炭素量0.3%以上の炭素鋼であることを特徴
とする請求項1に記載のカツプ状部品の成形法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16398688A JPH0215845A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | カップ状部品の成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16398688A JPH0215845A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | カップ状部品の成形法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0215845A JPH0215845A (ja) | 1990-01-19 |
| JPH0563257B2 true JPH0563257B2 (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=15784586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16398688A Granted JPH0215845A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | カップ状部品の成形法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0215845A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2584874B2 (ja) * | 1989-10-27 | 1997-02-26 | 株式会社京三製作所 | 電子連動装置の連動検査装置 |
| KR100380930B1 (ko) * | 2000-06-15 | 2003-04-21 | 김기환 | 시엔시선반용 소재공급장치 |
| JP4944293B2 (ja) * | 2000-10-06 | 2012-05-30 | 株式会社神戸製鋼所 | 筒状部材の鍛造・圧延方法 |
| JP4856889B2 (ja) * | 2005-04-05 | 2012-01-18 | トヨタ自動車株式会社 | 冷間鍛造方法 |
| JP5205751B2 (ja) * | 2006-12-11 | 2013-06-05 | 日産自動車株式会社 | 軸状部品およびその鍛造成形装置並びに鍛造成形方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5147659A (ja) * | 1974-10-21 | 1976-04-23 | Nippon Steel Chemical Co | Funtaibunkyuki |
| JPS5834214A (ja) * | 1981-08-26 | 1983-02-28 | ワイケイケイ株式会社 | 押出型材におけるビスホ−ルピ−スの取付構造 |
-
1988
- 1988-06-30 JP JP16398688A patent/JPH0215845A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0215845A (ja) | 1990-01-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |