JPH0573690U - 鍵盤楽器の鍵盤蓋 - Google Patents
鍵盤楽器の鍵盤蓋Info
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- JPH0573690U JPH0573690U JP2123692U JP2123692U JPH0573690U JP H0573690 U JPH0573690 U JP H0573690U JP 2123692 U JP2123692 U JP 2123692U JP 2123692 U JP2123692 U JP 2123692U JP H0573690 U JPH0573690 U JP H0573690U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 装飾的機能と強度的機能とを併せ持ち、安価
な鍵盤楽器の鍵盤蓋を提供することを目的とする。 【構成】 蓋本体41と、蓋本体41の縁部に取り付け
られ、蓋本体41の強度を保持する枠板43とを備えた
鍵盤楽器のスライド蓋15において、枠板43は、互い
に別体で構成された、蓋本体41の表面側の飾り板46
と蓋本体41の裏面側の補強板47とを備える。
な鍵盤楽器の鍵盤蓋を提供することを目的とする。 【構成】 蓋本体41と、蓋本体41の縁部に取り付け
られ、蓋本体41の強度を保持する枠板43とを備えた
鍵盤楽器のスライド蓋15において、枠板43は、互い
に別体で構成された、蓋本体41の表面側の飾り板46
と蓋本体41の裏面側の補強板47とを備える。
Description
【0001】
本考案は、例えば、電子ピアノなどの鍵盤楽器に用いる鍵盤蓋に関するもので ある。
【0002】
従来、鍵盤楽器の鍵盤蓋として、例えば実開平3−8390号公報に記載のも のが知られている。この公報に記載の鍵盤蓋は、蓋本体と枠板とから成り、枠板 は蓋本体の前後両端部に設けられて、蓋本体の装飾と補強とを兼ねている。枠板 は、断面略「H」形状に一体に構成され、蓋本体の端部が枠板の内側に差し込ま れるように嵌合されて、蓋本体に組み付けられており、楽器本体の外部に露出す る表面側の上半部が主として装飾部材として機能し、楽器本体の内部に隠蔽され る裏面側の下半部が主として補強部材として機能するようになっている。
【0003】
しかし、この従来の枠板は、一体に形成されているので、全体が装飾的機能と 強度的機能の両機能を満足するのに材料の選定に一定の制約があった。すなわち 、装飾的機能に主眼をおくと補強のため部材が厚くなり、特に裏面側はスペース 効率が悪くなる。一方で、強度的機能に主眼をおくと装飾的に劣ることととなる 。また、両機能を満足するものとして、例えばアルミニウムの押出し材を用いる と、枠板が高価になる問題があった。
【0004】 本考案は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、装飾的機能と強度的機 能とを併せ持ち、安価な鍵盤楽器の鍵盤蓋を提供することをその目的としている 。
【0005】
上記目的を達成すべく本考案は、蓋本体と、蓋本体の縁部に取り付けられ、蓋 本体の強度を保持する枠板とを備えた鍵盤楽器の鍵盤蓋において、枠板は、互い に別体で構成された、蓋本体の表面側の飾り板と蓋本体の裏面側の補強板とを備 えることを特徴とする。
【0006】
枠板を表面側の飾り板と裏面側の補強板とで構成すれば、枠板に要求される諸 機能の振り分けが実現できる。すなわち、飾り板を装飾的機能に優れた材料で任 意の形状に構成でき、補強板を強度的機能に優れた材料で任意の形状に構成でき る。したがって、飾り板および補強板共にその材質に選択の余地が広くなり、特 に補強板にあっては薄手のもので構成できる。
【0007】
以下、本考案の一実施例に係るスライド蓋構造が適用された電子ピアノについ て説明する。図1は電子ピアノの外観図を示しており、この電子ピアノ1は、ピ アノ本体2と両脚部3,3とで構成されている。ピアノ本体2は、両脚部3,3 が取り付けられた底板4上に前後方向(演奏者から見て前を「前」、先方を「後 」として説明する。)に鍵盤部5と装置部6とを有し、またこの鍵盤部5および 装置部6の両側にこれらを挟むように左右一対の腕木7,7を有して構成されて いる。
【0008】 鍵盤部5は、鍵盤8とその後部を覆うように設けられたコントロールパネル9 とから成り、コントロールパネル9には各種のコントロールスイッチ10が配設 されている。一方、装置部6は、天板11と後板12とを有しており、底板4と の間に構成された内部空間に音響装置等が収容されている。また、天板11の上 面前部には譜面台13が設けられている。そして、コントロールパネル9の上面 と天板11の前端との間にはスリット14が形成されており、このスリット14 を介して装置部6の内部からスライド蓋(鍵盤蓋)15が出し入れされるように なっている。スライド蓋15は、両腕木7,7に沿って前後方向にスライドされ 、鍵盤部5の上部空間を開閉して鍵盤8を覆いこれを保護する。
【0009】 次に、図2ないし図4を参照して、腕木について詳細に説明する。図2ないし 図4は、それぞれ内側から見た腕木の側面図、その横断断面図、その縦断断面図 である。これら各図に示すように、腕木7は、腕木外板21と腕木内板22と腕 木用補強板23とから構成され、腕木用補強板23に腕木外板21と腕木内板2 2とが取り付けられる構造になっている。腕木外板21は、図5に示すように、 外面板21a、上面板21b、下面板21c、前面板21dおよび後面板21e が縦断断面略「コ」字状に一体に形成されており、下部に膨らみを持たせて全体 的にボリーム感を出すようにしている。腕木外板21は、装飾的に優れたプラス チックなどの材料で構成され、腕木外板21の内面に沿わせて設けた腕木用補強 板23に内側からネジ止め固定されている。このため、腕木外板21の内面の各 部にはネジ止め用のボス24が複数形成され、また、屈曲部には補強用のリブ2 5が複数形成されている。
【0010】 図6に示すように、腕木用補強板23は、鋼板などの強度的に優れた材料で構 成され、プレス成形により腕木外板21の内面の全域に亘るように形成されてい る。腕木用補強板23には、腕木外板21をネジ止めするためのネジ穴26が複 数形成されると共に、前記コントロールパネル9及び後述の拍子木31を固定す るためのアーム27が設けられている。また、腕木用補強板23の下端には腕木 用補強板23を前記底板4に固定するための2枚の下フランジ23a,23aが 、上端には前記天板11を取り付けるための上フランジ23bが、そして後端に は前記後板12を取り付けるための3枚の後フランジ23c,23c,23cが 屈曲形成されている。
【0011】 腕木内板22は、図7に示すように、前半部の装飾部28と後半部の蓋ガイド 部29とで構成されており、全域に分散配置したボス30によって腕木用補強板 23に固定されている(図2参照)。腕木内板22は、装飾的に優れたプラスチ ックなどの材料で構成され、そのうち、装飾部28は装置部6の外部に露出され 、蓋ガイド部29は装置部6の内部に隠蔽される。装飾部28には、下部に鍵盤 8に沿って拍子木31が突出形成され、上部に前ガイド溝32が没入形成されて いる。前ガイド溝32は、装飾部28の前端部から後端部に亘って外縁に沿って 設けられており、この部分でスライド蓋15の前端がスライド自在に案内される ようになっている。この場合、前ガイド溝32は、装飾部28の前端部において 、下方から上方へ延び湾曲部32aを介して後方に延びている。このため、スラ イド蓋15の前部は、いったん上方へ案内されてからゆっくり方向転換されて後 方へ案内される。すなわち、演奏者のスライド蓋15を開けようとする力が上方 から後方へ自然に作用されるようになっている。
【0012】 蓋ガイド部29は、下半部上面にラック33が突出形成され、上半部に後ガイ ド溝34が没入形成されている。ラック33と後ガイド溝34とは、蓋ガイド部 29の前端部から後端部に亘って直線状に延びており、この部分でスライド蓋1 5の後端がスライド自在に案内されるようになっている。すなわち、スライド蓋 15は、前ガイド溝32と後ガイド溝34とにより案内されて、前方に引き出さ れて鍵盤8を覆う閉塞位置と、後方に押しやられて装置部6に収容される開放位 置との間でスライド移動される。
【0013】 スライド蓋15は、図8に示すように、蓋本体41と、蓋本体41の前後端に それぞれ取り付けられた前枠板42及び後枠板43とを備え、蓋本体41に前枠 板42及び後枠板43が差し込まれて、蓋本体41が補強されている。前枠板4 2は、例えば押出し成形等により形成された装飾的に優れたプラスチックなどの 材料で構成され、蓋本体41にネジ止め固定される固定部42aと、取っ手状の 手繰り部42bと、前ガイドバー44が取り付けられるバー保持部42cとを有 している。前ガイドバー44は、その両端が前枠板42から幾分突出し、図9に 示すように、この突出した部分にプラスチック製のキャップが取り付けられて前 ガイド突起45が構成されている。すなわち、この前ガイド突起45が腕木内板 22の前ガイド溝32に摺動自在に係合して、スライド蓋15の前部のスライド を案内する。
【0014】 後枠板43は、表面側の飾り板46と、飾り板46を蓋本体41に取り付ける ための、蓋用補強板である第1固定板47および第2固定板48とで構成されて おり、その後端部にはスライド機構49が取り付けられている。飾り板46は、 例えば押出し成形等により形成された装飾的に優れたプラスチックなどの材料で 構成され、上方へ幾分湾曲した形状となっていて、スライド蓋15が閉塞位置に ある場合にコントロールパネル9と天板11との間のスリット14を塞ぐように なっている。また、飾り板46は、前端が蓋本体41に接触した状態で、その下 面に突設したリブ46aの部分で第1固定板47にネジ止めされている。第1、 第2両固定板47,48は、鋼板などの強度的に優れた材料で構成され、裏面側 の第1固定板47と表面側の第2固定板48とで蓋本体41を挟み込むようにし て、これに取り付けられている。この場合、第2両定板48は蓋本体41の表面 側に位置しているが、飾り板46がこれに覆い被さって、第2両定板48が外部 から見えないようになっている。
【0015】 スライド機構49は、前記ラック33に噛み合うピニオン50と、ピニオン5 0の支軸である後ガイドバー51と、後ガイドバー51を保持するホルダ52と 、ホルダ52を後枠板43に取り付けるための取付板53とで構成され、この取 付板53の部分で第1固定板47と共に蓋本体41に共締めされている。後ガイ ドバー51は、図10に示すように、その両端がピニオン50から幾分突出し、 この突出した部分にプラスチック製のキャップが取り付けられて後ガイド突起5 4が構成されている。すなわち、この後ガイド突起54が腕木内板22の後ガイ ド溝34に摺動自在に係合して、スライド蓋15の後部のスライドを案内する。
【0016】 以上のようにスライド蓋15の後枠板43の内、外部から見える飾り板46は 装飾的機能を主目的とする材料で構成され、外部から見えない第1、第2固定板 47,48は強度的機能を主目的とする材料で構成されているので、後枠板43 に、無理なく装飾的機能と強度的機能とを併せ持たせることができる。また、飾 り板46と第1、第2固定板47,48とのそれぞれの材料および形状の選択の 余地が広がるため、全体としてコストを低減することができる。さらに、第1、 第2固定板47,48は、鋼板などを用いることで薄肉のものとすることができ 、スライド蓋15の占有スペースを小さくすることができる。
【0017】
以上のように本考案の鍵盤蓋によれば、枠板が表面側の飾り板と裏面側の補強 板とで構成されているので、装飾的にも強度的にも満足する低コストのスライド 蓋を構成することができ、しかも、補強板をコンパクトに構成できて、楽器本体 のスペース効率を向上することができる。
【図1】実施例の電子ピアノの外観図である。
【図2】内側から見た腕木の側面図である。
【図3】図2の横断断面図である。
【図4】図2の縦断断面図である。
【図5】腕木外板の側面図である。
【図6】腕木用補強板の側面図である。
【図7】腕木内板の側面図である。
【図8】スライド蓋の裁断側面図である。
【図9】スライド蓋前部のガイド部分の側面図である。
【図10】スライド蓋後部のガイド部分の側面図であ
る。
る。
1 電子ピアノ 2 ピアノ本体 6 装置部 41 蓋本体 43 後枠板 46 飾り板 47 第1固定板
Claims (1)
- 【請求項1】 蓋本体と、当該蓋本体の縁部に取り付け
られ、当該蓋本体の強度を保持する枠板とを備えた鍵盤
楽器の鍵盤蓋において、 前記枠板は、互いに別体で構成された、前記蓋本体の表
面側の飾り板と当該蓋本体の裏面側の補強板とを備える
ことを特徴とする鍵盤楽器の鍵盤蓋。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2123692U JPH0573690U (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 鍵盤楽器の鍵盤蓋 |
| US08/017,256 US5429026A (en) | 1992-03-09 | 1993-02-12 | Keyboard lid, its open-close structure and arm members for keyed instrument |
| DE4345230A DE4345230C2 (de) | 1992-03-09 | 1993-02-24 | Armteile eines Tasteninstruments |
| DE4305682A DE4305682C2 (de) | 1992-03-09 | 1993-02-24 | Öffnungs/Schließ-Mechanismus einer Tastenklappe eines Tasteninstruments |
| US08/352,566 US5487321A (en) | 1992-03-09 | 1994-12-09 | Keyboard lid, its open-close structure and arm members for keyed instrument |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2123692U JPH0573690U (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 鍵盤楽器の鍵盤蓋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0573690U true JPH0573690U (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=12049413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2123692U Withdrawn JPH0573690U (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 鍵盤楽器の鍵盤蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0573690U (ja) |
-
1992
- 1992-03-09 JP JP2123692U patent/JPH0573690U/ja not_active Withdrawn
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| JPS5850594A (ja) | 電子楽器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960606 |