JPH0573760B2 - - Google Patents

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JPH0573760B2
JPH0573760B2 JP59032199A JP3219984A JPH0573760B2 JP H0573760 B2 JPH0573760 B2 JP H0573760B2 JP 59032199 A JP59032199 A JP 59032199A JP 3219984 A JP3219984 A JP 3219984A JP H0573760 B2 JPH0573760 B2 JP H0573760B2
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JP
Japan
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tumor
dissolved
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vascular endothelial
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JP59032199A
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JPS60178820A (ja
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Fujio Suzuki
Yukio Kato
Juji Kai
Masaharu Takigawa
Takeshi Shiio
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Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Publication date
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は抗腫瘍活性物質の新規製造方法に関す
る。 本発明者は、軟骨組織よりの粗抽出物はそのま
までは抗腫瘍活性を示さないが、水性溶媒で抽出
した後、親水性有機溶媒で沈澱せしめ分子量2〜
30万の画分を分離したところこれが抗腫瘍活性を
示すことを見出し、この発見に基づいて本発明を
完成するに至つた。すなわち、この物質は、上記
粗抽出物よりソマトメジン様成長因子CDF
(Cartilage−Derived Factor)を分離した残渣
より抽出精製されたものである。 本発明の出発物質として使用する動物軟骨は多
量に入手できるという点で胎児軟骨、特に牛胎児
軟骨が好ましい。 本発明の目的物質は水に可溶、親水性有機溶媒
に難溶であるが、出発物質より抽出するには、グ
アニジン等塩水溶液でPH5〜7程度の塩溶液に溶
解し、これにアセトン、エタノール等の親水性有
機溶媒を加えて再沈せしめ分取すればよい。 分子量2〜30万の画分を分離するには例えば膜
分画法を採用すればよい。 また、本発明の目的物質は血管内皮細胞増殖阻
害活性を有する。血管内皮細胞増殖阻害活性の測
定は公知の測定手段を利用すればよいが、本発明
では後述の方法により行つた。 なお、血管内皮細胞増殖阻害活性成分と抗腫瘍
活性成分が同一かどうか確認できていないが、上
記処理手段により得られ、かつ血管内皮細胞増殖
阻害活性を有する画分、例えば後述試料D、Fお
よびGが抗腫瘍活性を有するものとして本発明の
目的物質となる。 具体的には例えば、牛胎児軟骨をスライスし水
性溶媒例えば塩水溶液中でホモジナイズし、アセ
トン分画(45〜65%程度沈澱)し、得られた沈澱
を上記塩水溶液中に再溶解し、膜分画(分子量2
〜30万)により分離すればよいが、さらにこれよ
り血管内皮細胞増殖阻害活性を有する物質を分離
することもできる。 又は、さらにジエチルアミノエチル(DEAE)
アガロースに吸着させ(PH7〜9)た後、食塩水
(0.25〜0.6M)で溶離すればよい。所望により透
析等常法の蛋白精製手段により精製し凍結乾燥し
保存することができる。 このようにして得られた凍結乾燥品は淡黄色の
粉末で、水に可溶である。水溶液のPH値は6〜7
である。 本発明で得られた物質を制癌剤として使用する
場合には、そのままあるいは適当な担体とともに
経口投与するか、生理食塩水に溶解して注射投与
することが考えられる。 本発明品は、生体由来であるため副作用が少な
く、大量に入手可能な動物軟骨を出発原料として
いるので、必要によりさらに精製して制癌剤とし
ての実用性が期待される。 以下、実施例により本発明を詳細に説明する。 実施例 血管内皮細胞増殖阻害活性の測定 血管内皮細胞、例えば牛肺動脈内皮細胞を通常
の方法、例えば直径6mm、96穴のマルチ培養プレ
ートに1穴当り5×103個細胞を0.1mlの20%牛胎
児血清含有最小必須培養液(Minimum
Essential Medium)中に懸濁し、播種し、5%
炭酸ガス通気下37℃で培養した。培養3日後培地
交換を行ない、試料溶液(試料を平衡塩類溶液に
溶解したもの)又は試料の溶解に用いた前記平衡
塩類溶液(対照)を添加し、これより22時間後、
3H−チミジン(終濃度1μC/ml)添加し、さら
に2時間後DNA画分へとり込まれた3H放射能を
計測し、「DNA合成」とする。試料および対照の
DNA合成値より、下記式により試料の阻害率を
求める。例を第1図に示した。 DNA合成阻害率(%) =(1−試料のDNA合成/対照のDNA合成)×100 ○:試料G、△:試料F 1mlの培地に添加したとき阻害率50%を示すよ
うな試料を活性1単位とする。 又、培養プレート径を16mmとし、1穴当り2×
104個細胞を播種し、1日置きに培地交換を行な
い同様に1〜2週間培養したときの増殖細胞数に
及ぼす試料D(後述)の阻害作用を第2図に示し
た。 ●:試料D200μg/ml(終濃度)添加 ○:対照 実施例 (1) 牛胎児軟骨200gをスライスし、1Mグアニジ
ン塩酸−0.1M6−アミノ−n−カプロン酸(PH
6.0)2中でポリトロンによりホモゲナイズ
した。4℃下48時間攪拌の後、8000rpm、20分
(4℃)遠心し得られた上清にアセトンを45%
(終濃度)添加し、0℃下20分放置した。 次いで、8000rpm、20分(4℃)遠心し得ら
れた上清にさらにアセトンを加え終濃度65%と
し再び0℃下20分放置後8000rpm、20分(4
℃)遠心した。得られた沈澱を50mlの蒸留水に
溶解し、蒸留水に対して、4℃下48時間透析を
行い、凍結乾燥の後4gのアセトン画分(試料
A)を得た。 試料A3gを4Mグアニジン塩酸、0.01Mエチ
レンジアミン四酢酸(EDTA)、0.1M6−アミ
ノ−n−カプロン酸(PH6.5)200mlに溶解し、
8000rpm20分(4℃)遠心し、得られた上清
を、1.0Kg/cm2加圧下、アミコン社製分子量30
万カツト限外濾過膜「XM−300」を通し、限
外濾過液を得た。さらに、2.0Kg/cm2加圧下、
東洋濾紙社製分子量2万カツト限外濾過膜
「UP20」を通して内液(分子量30万〜2万画
分)(試料B)限外濾過液(試料C)を得た。
試料Bを同様透析し、凍結乾燥し266mgの試料
B乾燥品を得た。 ICR雌マウス(5週令)の皮下にザルコーマ
ー180腫瘍細胞を移植し、担癌とした後、試料
AおよびB乾燥品をそれぞれ2mgを生理食塩水
に溶解したものおよび対照群として生理食塩水
のみを2回皮下投与し、腫瘍移植後5週間目の
腫瘍の短、長径より腫瘍体積を測定し次の式に
より腫瘍阻止率(I.R.)を求め、結果を表1に
示した。 I.R.=〔対照群の腫瘍体積〕−〔試料投与群の腫
瘍体積〕/〔対照群の腫瘍体積〕×100% 表1に示すように試料Aは抗腫瘍活性を示さな
かつたのに対して、これにより精製した試料Bは
抗腫瘍活性を示した。 一方、試料BおよびCについてソマトメジン活
性(Y,Kato,Y.Nomura,M.Tsuji,H.
Ohmae,M.Kinoshita,S.Hamamoto and F.
Suzuki“Cartilage−Derived Factor(CDF). Somato medin−Like Action on Cultured
Chodrocytes”Exp Cell Res.vol.132 P339−347
(1981))を測定したところ、試料Cにのみ活性が
認められた。
【表】 (2) 牛胎児軟骨150gを1Mグアニジン塩酸0.1M6
−アミノ−n−カプロン酸(PH6.0)1.5中で
ミキサーによりホモゲナイズした。4℃48時間
攪拌の後8000rpm、20分(4℃)遠心し得られ
た上清にアセトンを終濃度45%添加し、0℃下
20分放置した。次いで8000rpm20分(4℃)遠
心し得られた上清にさらにアセトンを加え、終
濃度65%とし0℃下20分放置した。8000rpm20
分(4℃)遠心後、得られた沈澱を50mlの蒸留
水に溶解し蒸留水に対して4℃下48時間透析の
後凍結乾燥した。これを200mlの4Mグアニジン
塩酸、0.01M EDTA、0.1M6−アミノ−n−
カプロン酸(PH6.5)に溶解し、1.0Kg/cm2加圧
下、限外濾過膜「XM−300」に通し、得られ
た限外濾過液を1.5Kg/cm2加圧下、限外濾過膜
「UP20」に通し、内液を採取し同様蒸留水に対
して透析の後凍結乾燥し、172mgの粉末(試料
D)を得た。蛋白を重量比で64.5%(フオリン
法)含有する。 ICR雌マウス(5週令)の皮下にザルコーマ
ー180腫瘍細胞を移植し、担癌とした後、試料
D2mgを生理食塩水に溶解したものおよび対照
群として、生理食塩水のみを4回皮下投与し、
腫瘍移植後5週間目の腫瘍体積を測定し腫瘍阻
止率を求め、結果を表2に示した。
【表】 表2より試料Dは著しい抗腫瘍活性を示し、
その結果、7匹中3匹は腫瘍が完全に退縮して
いることが理解される。 (3) 牛胎児軟骨350g1Mグアニジン塩酸0.1M、
6−アミノ−n−カプロン酸(PH6.0)3.5中
でミキサーによりホモゲナイズした。4℃下48
時間攪拌の後8000rpm、20分(4℃)遠心し得
られた上清にさらにアセトンを加え、終濃度65
%とし0℃下20分間放置した。8000rpm20分
(4℃)遠心後、得られた沈澱を50mlの蒸留水
に溶解し蒸留水に対して4℃下48時間透析の後
凍結乾燥した。これを200mlの4Mグアニジン塩
酸、0.01M EDTA、0.1M6−アミノ−n−カ
プロン酸(PH6.5)に溶解し1.0Kg/cm2加圧下、
限外濾過膜「XM−300」に通し、得られた限
外濾過液を1.5Kg/cm2加圧下、限外濾過膜
「UP20」に通し、内液を採取し、さらにこれを
1Kg/cm2加圧下、限外濾過膜「スペクトロフイ
ルターUF(A)(スペクトロポア社製;分子量
100000カツト)」に通して内液を採取し、次い
で、同様に蒸留水に対して透析の後凍結乾燥し
270mgの試料Eを取得し、これを10mM燐酸ナ
トリウム緩衝液(PH8.0)30mlに溶解し、不溶
物を遠心除去し試料Fを得た(蛋白138mg)。こ
れを「DEAEセフアロースCL−6B」(DEAEア
ガロース;フアルマシア社製)カラム(径1.5
cm×13cm、23ml)(10mM燐酸ナトリウム緩衝
液(PH8.0)に平衡化した)に通流し、次いで
上記同一緩衝液0〜0.6M塩化ナトリウムを含
有した溶液でグラジユエント溶出し、溶離液を
分画採取した(1分画13ml)。 溶離パターン(280nm吸光度、血管内皮細胞
増殖阻害活性)を第3図に示した。分画番号19
〜21(塩化ナトリウム0.26〜0.33M溶離分画)
に血管内皮細胞増殖阻害活性を有する画分を回
収した(活性回収率103%、比活性6400単位/
mg、蛋白、×70.4倍精製)。これを試料Gとし
た。 C57BL雌マウスの足底にB16メラノーマ腫瘍
細胞(3×105個)を移植し、担癌とした後、
試料E(0.5mg)を生理食塩水に溶解したもの、
および対照群として、生理食塩水のみを6回皮
下投与し、腫瘍移植後6週間目の腫瘍体積を測
定し腫瘍阻止率を求め、結果を表3に示した。
【表】 表3より試料Eは著しい抗腫瘍活性を示してい
ることが理解される。 C57BL雌マウスの足底にB16メラノーマ腫瘍細
胞(3×105個)を移植し、担癌とした後、試料
F230μg蛋白を生理食塩水に溶解したもの、およ
び試料G10μg蛋白を生理食塩水に溶解したもの、
および対照群として、生理食塩水のみを6回皮下
投与し、腫瘍移植後2.5週間目の腫瘍体積を測定
し腫瘍阻止率を求め、結果を表4に示した。
【表】 表4より、試料E,Gは著しい抗腫瘍活性を示
していることが理解される。 なお試料F,Gの1回投与量中の血管内皮細胞
増殖阻害活性は、各々21単位、65単位であつた。
【図面の簡単な説明】
第1図はDNA合成阻害率測定例を、第2図は
試料Dの血管内皮細胞増殖阻害活性作用を、第3
図はDEAEアガロースカラム溶離パターン
(280nm吸光度、血管内皮細胞増殖阻害活性)な
らびに塩化ナトリウム溶離液の塩化ナトリウム濃
度を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 動物軟骨を水性溶媒で抽出し、この抽出液に
    親水性溶媒を加え沈澱を析出させ、更にこの析出
    した沈澱から限外濾過法を用いて分子量2〜30万
    の画分を分離することを特徴とする抗腫瘍性物質
    の製造方法。
JP59032199A 1984-02-22 1984-02-22 抗腫瘍活性物質の製造方法 Granted JPS60178820A (ja)

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JPS60178820A JPS60178820A (ja) 1985-09-12
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US5242692A (en) * 1990-07-10 1993-09-07 Bar Ilan University Anti-metastatic factor
US6380366B1 (en) 1994-04-28 2002-04-30 Les Laboratoires Aeterna Inc. Shark cartilage extract:process of making, methods of using and compositions thereof
CN1245993C (zh) 1997-03-11 2006-03-22 阿特纳赞塔里斯公司 用于治疗肿瘤的含有鲨鱼软骨提取物和抗肿瘤剂的药物组合物
US6168807B1 (en) 1998-07-23 2001-01-02 Les Laboratoires Aeterna Inc. Low molecular weight components of shark cartilage, processes for their preparation and therapeutic uses thereof

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