JPH0573841A - 磁気ヘツド及びその製造方法 - Google Patents

磁気ヘツド及びその製造方法

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JPH0573841A
JPH0573841A JP13906891A JP13906891A JPH0573841A JP H0573841 A JPH0573841 A JP H0573841A JP 13906891 A JP13906891 A JP 13906891A JP 13906891 A JP13906891 A JP 13906891A JP H0573841 A JPH0573841 A JP H0573841A
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JP
Japan
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magnetic
laminated
thin film
substrate
head
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Application number
JP13906891A
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English (en)
Inventor
Michio Kumakiri
通雄 熊切
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 積層コア型磁気ヘッドにおいて、媒体摺接面
に偏摩耗等が生じず、且つ製造が容易な磁気ヘッド及び
その製造方法を提供する。 【構成】 非磁性基板としての第1の結晶化ガラス基板
17、17の一方の面に形成された積層薄膜3、3と第
2の結晶化ガラス基板17’、17’とを、その第2の
結晶化ガラス基板17’、17’の積層薄膜3、3と接
する面側に形成したガラス質を含有した領域16、16
のガラス質によって接合して、磁気ヘッドのコア半体1
5a、15bを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高周波信号を効率よく記
録再生するのに好適な磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、VTR等の高周波信号を記録再生
する装置においては、ビデオヘッド用磁性材料として高
周波損失の少ないフェライト材料が用いられている。し
かし、近年になって高品位VTRやデジタルVTRのよ
うに更に広帯域の信号を取り扱うシステムの開発が盛ん
になってきており、記録媒体もこのような大量の情報を
記録するための高密度化の流れの中で酸化鉄系媒体から
合金粉末媒体や金属蒸着媒体等の高抗磁力媒体へ移行し
つつある。
【0003】これに対してフェライトヘッドではその最
大磁束密度が高々5000ガウス程度であり、又短波長
信号を効率よく再生するためには狭ギャップにする必要
があり、上述のような保磁力HCが1000Oe以上の高
抗磁力媒体ではギャップ先端部のフェライトコアが飽和
し、十分な記録ができない。そこで最大磁束密度の高い
センダストやアモルファス磁性合金等の金属磁性材料を
用いた磁気ヘッドの開発が行われているが、バルク状の
金属磁性材料を用いたのではうず電流による高周波信号
が大きく上記システムには適していない。
【0004】従来、このような欠点を解消するため、例
えば特開昭62−119709号公報(G11B 5/
127)等に開示されているような高周波用積層型磁気
ヘッドが提案されている。
【0005】図11は高周波用積層型磁気ヘッドの外観
を示す斜視図、図12は上記磁気ヘッドの媒体摺動面を
示す図である。
【0006】図中、1a,1bはそれぞれ結晶化ガラ
ス、非磁性セラミックス等よりなる非磁性基板2,2,
2,2間にセンダスト等の強磁性金属膜4とSiO2
の絶縁薄膜5との積層薄膜3よりなる主コア半体が狭持
されている第1,第2コア半体である。前記第1コア半
体1aには巻線溝7及びガラス充填溝8が形成されてい
る。
【0007】前記第1,第2コア半体1a,1bはその
ギャップ形成面同士が衝き合わされた状態で前期ガラス
充填溝8及び巻線溝7の上端に充填された低融点ガラス
9により接合されており、該接合面にはSiO2等介在
させてなる磁気ギャップ10が形成されている。
【0008】上記積層型磁気ヘッドの製造方法として
は、例えば特開昭58−70418号公報(G11B
5/16)に開示されている方法がある。
【0009】この製造方法は、まず、図13に示すよう
に非磁性基板2上に強磁性金属膜4と絶縁薄膜5とを交
互に被着して積層薄膜3を形成する。
【0010】次に、図13に示す非磁性基板2を複数枚
用意し、該基板2を図14に示すように複数枚積み重
ね、最上面の積層薄膜3上に非磁性基板2’を載置し、
封着ガラス14を用いて一体化することにより積層ブロ
ック11を形成する。
【0011】次に、前記積層ブロック11を破線d−
d’、e−e’で切断して、図15に示す積層ヘッドピ
ース12を形成する。
【0012】次に、図16に示すように前記積層ヘッド
ピース12a,12bを一対用意した後、図17に示す
ように一方の積層ヘッドピース12aに巻線溝7及びガ
ラス充填溝8を形成し、その後、前記一対の積層ヘッド
ピース12a,12bを低融点ガラス9,9により接合
して積層ヘッドブロック13を形成する。
【0013】そして、最後に前記積層ヘッドブロック1
3の媒体摺接面側の端面にR加工を施した後、該ヘッド
ブロック13を切断して図11に示す磁気ヘッドが完成
する。
【0014】然し乍ら、上記従来の磁気ヘッドでは、図
12に示す積層薄膜3と非磁性基板2とをガラス接合す
るための数μm厚の封着ガラス14としては、軟化点が
400〜600℃、ガラス接合時の溶解温度が500〜
800℃のものが主に使用されるが、この種の封着ガラ
ス14は前記非磁性基板2,2に比べ化学的及び機械的
耐久性が劣るため、長時間にわたり磁気媒体を高速摺動
させると前記封着ガラス14が偏摩耗する。
【0015】また、上記封着ガラス14,14によるガ
ラス接合は、接合面の汚れによる気泡の発生が起こり易
く、前記気泡は媒体摺接面に孔を形成し、良好なヘッド
テープの走行系が得られないという問題も生じる。
【0016】また、上記従来の製造方法は、量産性には
適しているが、図14に示す積層ブロック11を形成す
るには非磁性基板2の下面に封着ガラスを均一に形成し
て積層薄膜3の上面の非磁性基板2の下面とを大面積に
て接合する必要がある。このため、前記積層ブロック1
1においては、積層薄膜3と非磁性基板2との間にはガ
スが滞留するため、接合強度が低下したり、図18に示
すように、封着ガラス14の厚みのバラツキにより、積
層薄膜3のピッチTP2、TP3にバラツキが生じるた
め、図17において一対の積層ヘッドピース12a,1
2aを衝き合わせてギャップ接合する際、トラック幅が
バラツキ、製造歩留まりが悪化する。
【0017】上述のような欠点を解消した磁気ヘッド
を、本発明者は特願平2−168806号公報(G11
B 5/31)で提案している。
【0018】この先行技術の磁気ヘッドは、屈伏点が5
00〜800℃の結晶化ガラスからなる第2の非磁性基
板と屈伏点が前記非磁性基板の屈伏点の温度近傍にあ
り、屈伏点の温度より高い結晶化ガラスかからなる第1
の非磁性基板が積層薄膜を狭持する構成を採っている。
前記第2の非磁性基板は、その屈伏点温度の加熱により
該基板を構成する結晶化ガラス中から染み出したガラス
質によって積層薄膜上に直接接合されるため、媒体摺接
面の積層薄膜と第1の非磁性基板との間に軟質な接合層
が露出せず、又気泡が発生することもない。
【0019】然し乍ら、上記磁気ヘッドにおいては、第
1の非磁性基板と第2の非磁性基板の機械的特性を合わ
せるので、屈伏点が近接するような基板を使用する必要
があるため、接合時の加熱温度の制御等が困難であっ
た。又、第1、第2の非磁性基板の機械的特性等を完全
に一致することは不可能なので、ヘッドの機械的特性が
悪かった。又、接合時の加熱は、第2の非磁性基板の屈
伏点近傍であることが必要があるので、接合強度が比較
的弱かった。更に、非磁性基板の耐熱性が比較的低いた
め、アニール等の熱的プロセスに制約があった。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の欠
点に鑑み為されたものであり、媒体摺接面に露出したガ
ラスに偏摩耗や気泡による孔が生じ、媒体との当りが劣
化するのを防止すると共に、製造工程が容易である磁気
ヘッドを提供するものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ヘッドは、
第1の非磁性基板上に磁性材料からなる薄膜を形成し、
該薄膜上に第2の非磁性基板を接合してなる一対の第
1,第2コア半体を有し、該第1、第2コア半体の前記
薄膜の端面同士を磁気ギャップとなる非磁性材料を介し
て衝き合わせてなる磁気ヘッドにおいて、第2の非磁性
基板は前記薄膜と接する側にガラス質を含有する領域を
形成し、該領域が前記薄膜と融着接合されてなることを
特徴とする。
【0022】本発明の磁気ヘッドの製造方法は、第1の
非磁性基板上に磁性材料からなる薄膜を形成し、該薄膜
上に第2の非磁性基板を接合してなる一対の第1,第2
コア半体を有し、該第1、第2コア半体の前記薄膜の端
面同士を磁気ギャップとなる非磁性材料を介して衝き合
わせてなる磁気ヘッドの製造方法において、非磁性基板
の一方の面側にガラス質を含有させ、他方の面に磁性材
料からなる薄膜を形成して積層基板を作製する工程と、
前記積層基板を複数積層して融着固定して積層ブロック
を作製する工程と、積層ブロックを切断加工して積層ヘ
ッドピースを作製する工程と、一対の積層ヘッドピース
を絶縁膜を介して衝き合わせる工程を有する。
【0023】又、本発明の磁気ヘッドの製造方法は、第
1の非磁性基板上に磁性材料からなる薄膜を形成し、該
薄膜上に第2の非磁性基板を接合してなる一対の第1,
第2コア半体を有し、該第1、第2コア半体の前記薄膜
の端面同士を磁気ギャップとなる非磁性材料を介して衝
き合わせてなる磁気ヘッドの製造方法において、第1非
磁性基板の両方の面側にガラス質を含有させる工程と、
第2非磁性基板の一方の面に磁性材料からなる薄膜を形
成して作製する工程と、前記第1非磁性基板と第2非磁
性基板を交互に複数積層して融着固定して積層ブロック
を作製する工程と、積層ブロックを切断加工して積層ヘ
ッドピースを作製する工程と、一対の積層ヘッドピース
を絶縁膜を介して衝き合わせる工程を有する。
【0024】
【作用】上記の磁気ヘッドによれば、第2の非磁性基板
は加熱により該非磁性基板中に含有されるガラス質によ
って薄膜上に融着されるため、媒体摺接面の薄膜と前記
非磁性基板との間に軟質な接合層が生じず、又、気泡が
発生することもない。更に、非磁性基板の屈伏点より低
い温度をもつ前記ガラス質の屈伏点の温度によって、上
記薄膜と非磁性基板の接合温度の設定されることになる
ので、製造工程が容易になる。
【0025】
【実施例】以下、図1〜図10を参照しつつ本発明の一
実施例を詳細に説明する。図1は本実施例の磁気ヘッド
の外観を示す斜視図、図2は磁気ヘッドの媒体摺接面を
示す図であり、図11及び図12と同一部分には同一符
号を付し、その説明を割愛する。
【0026】本実施例の第1,第2コア半体15a,1
5bは、それぞれ結晶化ガラス等からなる第1の非磁性
基板17,17上に積層薄膜3,3が被着形成され、結
晶化ガラス等からなる第2の非磁性基板17’,17’
は、前記積層薄膜3,3と接する面側にNa2O−B2
3−SiO2系(例えば、屈伏点:460℃)、ZnO−
23−SiO2系(例えば、屈伏点:510℃)又は
Na2O−Al23−SiO2系(例えば、屈伏点:53
0℃)等のガラス質(非晶質)を前記面から基板内部の
方向に該ガラス質の濃度が減少するように含有した1〜
20μm厚の含有領域16、16を有し、該基板1
7’,17’の前記含有領域16、16のガラス質によ
り前記積層薄膜3,3と接合固定された構成となってい
る。
【0027】第1の非磁性基板17及び第2の非磁性基
板17’の材料としては、ZnO−Al23−SiO2
系(例えば、屈伏点:1000℃)、Li2O−SiO2
系(例えば、屈伏点:850℃)又はLi2O−ZnO
−SiO2系(例えば、屈伏点:900℃)等の結晶化
ガラスで構成されており、十分な耐熱性を有している。
【0028】上記含有領域16、16は、屈伏点の低い
上記ガラス質の濃度の増加と共に、屈伏点温度が低下す
るので、該ガラス質の濃度を調整することにより含有領
域16、16の表面での屈伏点温度を適当な温度、例え
ば600〜800℃に調整でき、従って、この含有領域
16中のガラスにより上記600〜800℃で接合する
ことができる。
【0029】又、上記含有領域16、16の厚みは、非
磁性基板17’とガラス質の材質の組み合わせ及び加熱
圧着条件を適宜変更することにより、1〜20μm厚程
度の範囲で形成することができる。
【0030】次に、上記実施例の磁気ヘッドの製造方法
について説明する。
【0031】先づ、図3に示すようにZnO−Al23
−SiO2系の結晶化ガラスからなる非磁性基板17の
上面に例えばNa2O−B23−SiO2系からなる接合
ガラス板6を載置する。次に、この状態で加熱圧着(例
えば、2kg/cm2,700℃で1時間保持)するこ
とにより、接合ガラス板6が接する非磁性基板17の表
面(界面)で、接合ガラス板6のガラス質が拡散反応を
起こし、図4に示すように非磁性基板17の表面には、
ガラス質が前記表面から基板内部の方向に該ガラス質の
濃度が連続的に減少するように含有した1〜20μm厚
の含有領域16が形成される 次に、図5に示すように非磁性基板17上の含有領域1
6が残存するように未反応の接合ガラス板6を研摩、研
削又はエッチング等により除去する。
【0032】次に、図6に示すように非磁性基板17の
含有領域16が形成された面と逆の面にスパッタ法等の
真空薄膜形成技術により、Fe−Al−Si系合金また
はCoを主成分とするアモルファス合金等の強磁性金属
膜4とSiO2等の絶縁薄膜5を交互に積層し、積層薄
膜3を作製し、更に、後述する接合の強度を向上するた
めに、前記積層薄膜3の上面にはSiO2、Ti2O、Z
nO等からなる0.1〜0.5μm厚の保護膜25を形
成して積層基板18を作製する。
【0033】次に、図7に示すように上記積層基板18
を複数枚積層し、更にその最上面に含有領域16を持つ
非磁性基板17と、その最下面に積層薄膜3を持つ非磁
性基板17を配置し、含有領域16の屈伏点温度600
〜800℃で加熱圧着(望ましくは、加圧2kg/cm
2,保持時間1時間程度)して、積層一体化された積層
ブロック19が作製される。
【0034】次に、前記積層ブロック19を破線d−
d’、e−e’に沿って切断して図8に示すように一対
の積層ヘッドピース20a,20bを形成する。
【0035】次に、図9に示すように一方の積層ヘッド
ピース20aに巻線溝7及びガラス充填溝8を形成し、
その後、前記一対の積層ヘッドピース20a,20bを
溶融温度が前記含有領域16の屈伏点よりも低い低融点
の封着ガラス9’,9’により接合して積層ヘッドブロ
ック21を形成する。
【0036】最後に、前記積層ヘッドブロック21の媒
体摺接側の端面にR付加工を施した後、該ヘッドブロッ
ク21の前記非磁性基板17を第1の非磁性基板17と
第2の非磁性基板17’になるように切断し、積層薄膜
3が第1,第2の非磁性基板17,17’に狭持された
図1に示す本実施例の磁気ヘッドを完成する。
【0037】上述の本実施例の磁気ヘッドでは、非磁性
基板17,17’の屈伏点の温度より低い任意の温度の
屈伏点を有する含有領域16を形成でき、含有領域16
の表面の屈伏点近傍の温度から非磁性基板17,17’
の屈伏点の温度より低い適当な温度で加熱することによ
り、該含有領域16に含有されたガラス質により積層薄
膜3上に非磁性基板17’が直接融着接合されている。
このため、図2に示すように積層薄膜3と第2の非磁性
基板17’との間には軟質な接合層が形成されない。
又、非磁性基板17,17’の屈伏点温度より低い温度
で接合できるので、接合温度の設定の自由度が高く、含
有領域16の屈伏点より高い温度でも接合でき、堅固な
接合が得られる。又、非磁性基板17,17’の屈伏点
よりかなり低い温度で接合できるので、接合時の温度制
御が容易であり、製造が容易である。
【0038】又、含有領域16から、気泡が発生するこ
とはなく、媒体摺接面には気泡による孔は全く発生しな
い。
【0039】又、含有領域16は結晶化ガラス材がベー
スと成っているので、偏摩耗が起こらず、更に、含有領
域16に含まれるガラス質の濃度が連続的に変化するの
で、機械的特性、摩耗特性等が良好である。
【0040】又、本実施例の製造方法では、上述したよ
うに第1,第2の非磁性基板17,17’はその屈伏点
温度より低い温度で加熱するので、外形が変化せず、又
含有領域16も外形変化が起こらないので、図18の積
層ブロック19における積層薄膜3のピッチを非磁性基
板17の厚みにより高精度に設定できる。
【0041】本発明の磁気ヘッド及びその製造方法は、
上記実施例に限定されず適宜変更が可能である。例え
ば、上記ヘッドでは、積層薄膜を磁気コアとしている
が、磁性膜単体からなる磁気コアでもよい。又、上記製
造方法では、含有領域を形成するのに接合ガラス板を用
いているが、結晶化ガラスからなる非磁性基板上にスク
リーン印刷でガラスぺーストの塗布、またはスパッタ等
でガラス層を形成した後、加熱して含有領域を形成する
ようにしてもよい。
【0042】更に、図10に示すように含有領域16,
16を両面に形成した非磁性基板17と積層薄膜3を形
成した非磁性基板17を交互に積層して積層ブロックを
作製しても同様に本発明の磁気ヘッドが完成できる。
【0043】更に、含有領域16はそのガラス質濃度が
上述のように変化せずとも同様の効果がある。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、媒体摺接面に偏摩耗等
が生じず、媒体との当りが劣化するのを防止できると共
に、製造工程に於ける接合時の温度制御当が容易である
磁気ヘッドとその製造方法を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気ヘッドの一実施例の外観を示
す斜視図である。
【図2】上記磁気ヘッドの媒体摺接面を示す図である。
【図3】上記磁気ヘッドの製造工程を示す斜視図であ
る。
【図4】上記磁気ヘッドの製造工程を示す要部の断面図
である。
【図5】上記磁気ヘッドの製造工程を示す要部の断面図
である。
【図6】上記磁気ヘッドの製造工程を示す斜視図であ
る。
【図7】上記磁気ヘッドの製造工程を示す斜視図であ
る。
【図8】上記磁気ヘッドの製造工程を示す斜視図であ
る。
【図9】上記磁気ヘッドの製造工程を示す斜視図であ
る。
【図10】本発明に係る磁気ヘッドの他の実施例の製造工
程を示す斜視図である。
【図11】従来例に係る磁気ヘッドの外観を示す斜視図で
ある。
【図12】上記磁気ヘッドの媒体摺接面を示す図である。
【図13】上記磁気ヘッドの製造工程を示す斜視図であ
る。
【図14】上記磁気ヘッドの製造工程を示す斜視図であ
る。
【図15】上記磁気ヘッドの製造工程を示す斜視図であ
る。
【図16】上記磁気ヘッドの製造工程を示す斜視図であ
る。
【図17】上記磁気ヘッドの製造工程を示す斜視図であ
る。
【図18】上記磁気ヘッドの積層薄膜のピッチを示す図で
ある。
【符号の説明】
3 積層薄膜 10 磁気ギャップ 15a 第1コア半体 15b 第2コア半体 16 含有領域 17 第1の非磁性基板 17’ 第2の非磁性基板 18 積層基板 19 積層ブロック 20 積層ヘッドピース 21 積層ヘッドブロック
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高周波信号を効率よく記
録再生するのに好適な磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、VTR等の高周波信号を記録再生
する装置においては、ビデオヘッド用磁性材料として高
周波損失の少ないフェライト材料が用いられている。し
かし、近年になって高品位VTRやデジタルVTRのよ
うに更に広帯域の信号を取り扱うシステムの開発が盛ん
になってきており、記録媒体もこのような大量の情報を
記録するための高密度化の流れの中で酸化鉄系媒体から
合金粉末媒体や金属蒸着媒体等の高抗磁力媒体へ移行し
つつある。
【0003】これに対してフェライトヘッドではその最
大磁束密度が高々5000ガウス程度であり、又短波長
信号を効率よく再生するためには狭ギャップにする必要
があり、上述のような保磁力HCが1000Oe以上の高
抗磁力媒体ではギャップ先端部のフェライトコアが飽和
し、十分な記録ができない。そこで最大磁束密度の高い
センダストやアモルファス磁性合金等の金属磁性材料を
用いた磁気ヘッドの開発が行われているが、バルク状の
金属磁性材料を用いたのではうず電流による高周波信号
が大きく上記システムには適していない。
【0004】従来、このような欠点を解消するため、例
えば特開昭62−119709号公報(G11B 5/
127)等に開示されているような高周波用積層型磁気
ヘッドが提案されている。
【0005】図11は高周波用積層型磁気ヘッドの外観
を示す斜視図、図12は上記磁気ヘッドの媒体摺動面を
示す図である。
【0006】図中、1a,1bはそれぞれ結晶化ガラ
ス、非磁性セラミックス等よりなる非磁性基板2,2,
2,2間にセンダスト等の強磁性金属膜4とSiO2
の絶縁薄膜5との積層薄膜3よりなる主コア半体が狭持
されている第1,第2コア半体である。前記第1コア半
体1aには巻線溝7及びガラス充填溝8が形成されてい
る。
【0007】前記第1,第2コア半体1a,1bはその
ギャップ形成面同士が衝き合わされた状態で前期ガラス
充填溝8及び巻線溝7の上端に充填された低融点ガラス
9により接合されており、該接合面にはSiO2等介在
させてなる磁気ギャップ10が形成されている。
【0008】上記積層型磁気ヘッドの製造方法として
は、例えば特開昭58−70418号公報(G11B
5/16)に開示されている方法がある。
【0009】この製造方法は、まず、図13に示すよう
に非磁性基板2上に強磁性金属膜4と絶縁薄膜5とを交
互に被着して積層薄膜3を形成する。
【0010】次に、図13に示す非磁性基板2を複数枚
用意し、該基板2を図14に示すように複数枚積み重
ね、最上面の積層薄膜3上に非磁性基板2’を載置し、
封着ガラス14を用いて一体化することにより積層ブロ
ック11を形成する。
【0011】次に、前記積層ブロック11を破線d−
d’、e−e’で切断して、図15に示す積層ヘッドピ
ース12を形成する。
【0012】次に、図16に示すように前記積層ヘッド
ピース12a,12bを一対用意した後、図17に示す
ように一方の積層ヘッドピース12aに巻線溝7及びガ
ラス充填溝8を形成し、その後、前記一対の積層ヘッド
ピース12a,12bを低融点ガラス9,9により接合
して積層ヘッドブロック13を形成する。
【0013】そして、最後に前記積層ヘッドブロック1
3の媒体摺接面側の端面にR加工を施した後、該ヘッド
ブロック13を切断して図11に示す磁気ヘッドが完成
する。
【0014】然し乍ら、上記従来の磁気ヘッドでは、図
12に示す積層薄膜3と非磁性基板2とをガラス接合す
るための数μm厚の封着ガラス14としては、軟化点が
400〜600℃、ガラス接合時の溶解温度が500〜
800℃のものが主に使用されるが、この種の封着ガラ
ス14は前記非磁性基板2,2に比べ化学的及び機械的
耐久性が劣るため、長時間にわたり磁気媒体を高速摺動
させると前記封着ガラス14が偏摩耗する。
【0015】また、上記封着ガラス14,14によるガ
ラス接合は、接合面の汚れによる気泡の発生が起こり易
く、前記気泡は媒体摺接面に孔を形成し、良好なヘッド
テープの走行系が得られないという問題も生じる。
【0016】また、上記従来の製造方法は、量産性には
適しているが、図14に示す積層ブロック11を形成す
るには非磁性基板2の下面に封着ガラスを均一に形成し
て積層薄膜3の上面の非磁性基板2の下面とを大面積に
て接合する必要がある。このため、前記積層ブロック1
1においては、積層薄膜3と非磁性基板2との間にはガ
スが滞留するため、接合強度が低下したり、図18に示
すように、封着ガラス14の厚みのバラツキにより、積
層薄膜3のピッチTP2、TP3にバラツキが生じるた
め、図17において一対の積層ヘッドピース12a,1
2aを衝き合わせてギャップ接合する際、トラック幅が
バラツキ、製造歩留まりが悪化する。
【0017】上述のような欠点を解消した磁気ヘッド
を、本発明者は特願平2−168806号公報(G11
B 5/31)で提案している。
【0018】この先行技術の磁気ヘッドは、屈伏点が5
00〜800℃の結晶化ガラスからなる第2の非磁性基
板と屈伏点が前記非磁性基板の屈伏点の温度近傍にあ
り、屈伏点の温度より高い結晶化ガラスかからなる第1
の非磁性基板が積層薄膜を狭持する構成を採っている。
前記第2の非磁性基板は、その屈伏点温度の加熱により
該基板を構成する結晶化ガラス中から染み出したガラス
質によって積層薄膜上に直接接合されるため、媒体摺接
面の積層薄膜と第1の非磁性基板との間に軟質な接合層
が露出せず、又気泡が発生することもない。
【0019】然し乍ら、上記磁気ヘッドにおいては、第
1の非磁性基板と第2の非磁性基板の機械的特性を合わ
せるので、屈伏点が近接するような基板を使用する必要
があるため、接合時の加熱温度の制御等が困難であっ
た。又、第1、第2の非磁性基板の機械的特性等を完全
に一致することは不可能なので、ヘッドの機械的特性が
悪かった。又、接合時の加熱は、第2の非磁性基板の屈
伏点近傍であることが必要があるので、接合強度が比較
的弱かった。更に、非磁性基板の耐熱性が比較的低いた
め、アニール等の熱的プロセスに制約があった。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の欠
点に鑑み為されたものであり、媒体摺接面に露出したガ
ラスに偏摩耗や気泡による孔が生じ、媒体との当りが劣
化するのを防止すると共に、製造工程が容易である磁気
ヘッドを提供するものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ヘッドは、
第1の非磁性基板上に磁性材料からなる薄膜を形成し、
該薄膜上に第2の非磁性基板を接合してなる一対の第
1,第2コア半体を有し、該第1、第2コア半体の前記
薄膜の端面同士を磁気ギャップとなる非磁性材料を介し
て衝き合わせてなる磁気ヘッドにおいて、第2の非磁性
基板は前記薄膜と接する側にガラス質を含有する領域を
形成し、該領域が前記薄膜と融着接合されてなることを
特徴とする。
【0022】本発明の磁気ヘッドの製造方法は、第1の
非磁性基板上に磁性材料からなる薄膜を形成し、該薄膜
上に第2の非磁性基板を接合してなる一対の第1,第2
コア半体を有し、該第1、第2コア半体の前記薄膜の端
面同士を磁気ギャップとなる非磁性材料を介して衝き合
わせてなる磁気ヘッドの製造方法において、非磁性基板
の一方の面側にガラス質を含有させ、他方の面に磁性材
料からなる薄膜を形成して積層基板を作製する工程と、
前記積層基板を複数積層して融着固定して積層ブロック
を作製する工程と、積層ブロックを切断加工して積層ヘ
ッドピースを作製する工程と、一対の積層ヘッドピース
を絶縁膜を介して衝き合わせる工程を有する。
【0023】又、本発明の磁気ヘッドの製造方法は、第
1の非磁性基板上に磁性材料からなる薄膜を形成し、該
薄膜上に第2の非磁性基板を接合してなる一対の第1,
第2コア半体を有し、該第1、第2コア半体の前記薄膜
の端面同士を磁気ギャップとなる非磁性材料を介して衝
き合わせてなる磁気ヘッドの製造方法において、第1非
磁性基板の両方の面側にガラス質を含有させる工程と、
第2非磁性基板の一方の面に磁性材料からなる薄膜を形
成して作製する工程と、前記第1非磁性基板と第2非磁
性基板を交互に複数積層して融着固定して積層ブロック
を作製する工程と、積層ブロックを切断加工して積層ヘ
ッドピースを作製する工程と、一対の積層ヘッドピース
を絶縁膜を介して衝き合わせる工程を有する。
【0024】
【作用】上記の磁気ヘッドによれば、第2の非磁性基板
は加熱により該非磁性基板中に含有されるガラス質によ
って薄膜上に融着されるため、媒体摺接面の薄膜と前記
非磁性基板との間に軟質な接合層が生じず、又、気泡が
発生することもない。更に、非磁性基板の屈伏点より低
い温度をもつ前記ガラス質の屈伏点の温度によって、上
記薄膜と非磁性基板の接合温度の設定されることになる
ので、製造工程が容易になる。
【0025】
【実施例】以下、図1〜図10を参照しつつ本発明の一
実施例を詳細に説明する。図1は本実施例の磁気ヘッド
の外観を示す斜視図、図2は磁気ヘッドの媒体摺接面を
示す図であり、図11及び図12と同一部分には同一符
号を付し、その説明を割愛する。
【0026】本実施例の第1,第2コア半体15a,1
5bは、それぞれ結晶化ガラス等からなる第1の非磁性
基板17,17上に積層薄膜3,3が被着形成され、結
晶化ガラス等からなる第2の非磁性基板17’,17’
は、前記積層薄膜3,3と接する面側にNa2O−B2
3−SiO2系(例えば、屈伏点:460℃)、ZnO−
23−SiO2系(例えば、屈伏点:510℃)又は
Na2O−Al23−SiO2系(例えば、屈伏点:53
0℃)等のガラス質(非晶質)を前記面から基板内部の
方向に該ガラス質の濃度が減少するように含有した1〜
20μm厚の含有領域16、16を有し、該基板1
7’,17’の前記含有領域16、16のガラス質によ
り前記積層薄膜3,3と接合固定された構成となってい
る。
【0027】第1の非磁性基板17及び第2の非磁性基
板17’の材料としては、ZnO−Al23−SiO2
系(例えば、屈伏点:1000℃)、Li2O−SiO2
系(例えば、屈伏点:850℃)又はLi2O−ZnO
−SiO2系(例えば、屈伏点:900℃)等の結晶化
ガラスで構成されており、十分な耐熱性を有している。
【0028】上記含有領域16、16は、屈伏点の低い
上記ガラス質の濃度の増加と共に、屈伏点温度が低下す
るので、該ガラス質の濃度を調整することにより含有領
域16、16の表面での屈伏点温度を適当な温度、例え
ば600〜800℃に調整でき、従って、この含有領域
16中のガラスにより上記600〜800℃で接合する
ことができる。
【0029】又、上記含有領域16、16の厚みは、非
磁性基板17’とガラス質の材質の組み合わせ及び加熱
圧着条件を適宜変更することにより、1〜20μm厚程
度の範囲で形成することができる。
【0030】次に、上記実施例の磁気ヘッドの製造方法
について説明する。
【0031】先づ、図3に示すようにZnO−Al23
−SiO2系の結晶化ガラスからなる非磁性基板17の
上面に例えばNa2O−B23−SiO2系からなる接合
ガラス板6を載置する。次に、この状態で加熱圧着(例
えば、2kg/cm2,700℃で1時間保持)するこ
とにより、接合ガラス板6が接する非磁性基板17の表
面(界面)で、接合ガラス板6のガラス質が拡散反応を
起こし、図4に示すように非磁性基板17の表面には、
ガラス質が前記表面から基板内部の方向に該ガラス質の
濃度が連続的に減少するように含有した1〜20μm厚
の含有領域16が形成される 次に、図5に示すように非磁性基板17上の含有領域1
6が残存するように未反応の接合ガラス板6を研摩、研
削又はエッチング等により除去する。
【0032】次に、図6に示すように非磁性基板17の
含有領域16が形成された面と逆の面にスパッタ法等の
真空薄膜形成技術により、Fe−Al−Si系合金また
はCoを主成分とするアモルファス合金等の強磁性金属
膜4とSiO2等の絶縁薄膜5を交互に積層し、積層薄
膜3を作製し、更に、後述する接合の強度を向上するた
めに、前記積層薄膜3の上面にはSiO2、Ti2O、Z
nO等からなる0.1〜0.5μm厚の保護膜25を形
成して積層基板18を作製する。
【0033】次に、図7に示すように上記積層基板18
を複数枚積層し、更にその最上面に含有領域16を持つ
非磁性基板17と、その最下面に積層薄膜3を持つ非磁
性基板17を配置し、含有領域16の屈伏点温度600
〜800℃で加熱圧着(望ましくは、加圧2kg/cm
2,保持時間1時間程度)して、積層一体化された積層
ブロック19が作製される。
【0034】次に、前記積層ブロック19を破線d−
d’、e−e’に沿って切断して図8に示すように一対
の積層ヘッドピース20a,20bを形成する。
【0035】次に、図9に示すように一方の積層ヘッド
ピース20aに巻線溝7及びガラス充填溝8を形成し、
その後、前記一対の積層ヘッドピース20a,20bを
溶融温度が前記含有領域16の屈伏点よりも低い低融点
の封着ガラス9’,9’により接合して積層ヘッドブロ
ック21を形成する。
【0036】最後に、前記積層ヘッドブロック21の媒
体摺接側の端面にR付加工を施した後、該ヘッドブロッ
ク21の前記非磁性基板17を第1の非磁性基板17と
第2の非磁性基板17’になるように切断し、積層薄膜
3が第1,第2の非磁性基板17,17’に狭持された
図1に示す本実施例の磁気ヘッドを完成する。
【0037】上述の本実施例の磁気ヘッドでは、非磁性
基板17,17’の屈伏点の温度より低い任意の温度の
屈伏点を有する含有領域16を形成でき、含有領域16
の表面の屈伏点近傍の温度から非磁性基板17,17’
の屈伏点の温度より低い適当な温度で加熱することによ
り、該含有領域16に含有されたガラス質により積層薄
膜3上に非磁性基板17’が直接融着接合されている。
このため、図2に示すように積層薄膜3と第2の非磁性
基板17’との間には軟質な接合層が形成されない。
又、非磁性基板17,17’の屈伏点温度より低い温度
で接合できるので、接合温度の設定の自由度が高く、含
有領域16の屈伏点より高い温度でも接合でき、堅固な
接合が得られる。又、非磁性基板17,17’の屈伏点
よりかなり低い温度で接合できるので、接合時の温度制
御が容易であり、製造が容易である。
【0038】又、含有領域16から、気泡が発生するこ
とはなく、媒体摺接面には気泡による孔は全く発生しな
い。
【0039】又、含有領域16は結晶化ガラス材がベー
スと成っているので、偏摩耗が起こらず、更に、含有領
域16に含まれるガラス質の濃度が連続的に変化するの
で、機械的特性、摩耗特性等が良好である。
【0040】又、本実施例の製造方法では、上述したよ
うに第1,第2の非磁性基板17,17’はその屈伏点
温度より低い温度で加熱するので、外形が変化せず、又
含有領域16も外形変化が起こらないので、図18の積
層ブロック19における積層薄膜3のピッチを非磁性基
板17の厚みにより高精度に設定できる。
【0041】本発明の磁気ヘッド及びその製造方法は、
上記実施例に限定されず適宜変更が可能である。例え
ば、上記ヘッドでは、積層薄膜を磁気コアとしている
が、磁性膜単体からなる磁気コアでもよい。又、上記製
造方法では、含有領域を形成するのに接合ガラス板を用
いているが、結晶化ガラスからなる非磁性基板上にスク
リーン印刷でガラスぺーストの塗布、またはスパッタ等
でガラス層を形成した後、加熱して含有領域を形成する
ようにしてもよい。
【0042】更に、図10に示すように含有領域16,
16を両面に形成した非磁性基板17と積層薄膜3を形
成した非磁性基板17を交互に積層して積層ブロックを
作製しても同様に本発明の磁気ヘッドが完成できる。
【0043】更に、含有領域16はそのガラス質濃度が
上述のように変化せずとも同様の効果がある。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、媒体摺接面に偏摩耗等
が生じず、媒体との当りが劣化するのを防止できると共
に、製造工程に於ける接合時の温度制御当が容易である
磁気ヘッドとその製造方法を提供し得る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の非磁性基板上に磁性材料からなる
    薄膜を形成し、該薄膜上に第2の非磁性基板を接合して
    なる一対の第1,第2コア半体を有し、該第1、第2コ
    ア半体の前記薄膜の端面同士を磁気ギャップとなる非磁
    性材料を介して衝き合わせてなる磁気ヘッドにおいて、
    第2の非磁性基板は前記薄膜と接する側にガラス質を含
    有する領域が形成され、該領域が前記薄膜と融着接合さ
    れてなることを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 第1の非磁性基板上に磁性材料からなる
    薄膜を形成し、該薄膜上に第2の非磁性基板を接合して
    なる一対の第1,第2コア半体を有し、該第1、第2コ
    ア半体の前記薄膜の端面同士を磁気ギャップとなる非磁
    性材料を介して衝き合わせてなる磁気ヘッドの製造方法
    において、非磁性基板の一方の面側にガラス質を含有さ
    せ、他方の面に磁性材料からなる薄膜を形成して積層基
    板を作製する工程と、前記積層基板を複数積層して融着
    固定して積層ブロックを作製する工程と、積層ブロック
    を切断加工して積層ヘッドピースを作製する工程と、一
    対の積層ヘッドピースを絶縁膜を介して衝き合わせる工
    程を有することを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
  3. 【請求項3】 第1の非磁性基板上に磁性材料からなる
    薄膜を形成し、該薄膜上に第2の非磁性基板を接合して
    なる一対の第1,第2コア半体を有し、該第1、第2コ
    ア半体の前記薄膜の端面同士を磁気ギャップとなる非磁
    性材料を介して衝き合わせてなる磁気ヘッドの製造方法
    において、第1の非磁性基板の両方の面側にガラス質を
    含有させる工程と、第2の非磁性基板の一方の面に磁性
    材料からなる薄膜を形成して作製する工程と、前記第1
    の非磁性基板と第2の非磁性基板を交互に複数積層して
    融着固定して積層ブロックを作製する工程と、積層ブロ
    ックを切断加工して積層ヘッドピースを作製する工程
    と、一対の積層ヘッドピースを絶縁膜を介して衝き合わ
    せる工程を有することを特徴とする磁気ヘッドの製造方
    法。
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