JPH0573860A - 磁気ヘツド支持装置 - Google Patents
磁気ヘツド支持装置Info
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- JPH0573860A JPH0573860A JP3234816A JP23481691A JPH0573860A JP H0573860 A JPH0573860 A JP H0573860A JP 3234816 A JP3234816 A JP 3234816A JP 23481691 A JP23481691 A JP 23481691A JP H0573860 A JPH0573860 A JP H0573860A
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- head
- thin film
- magnetic head
- film magnetic
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的寸法の小さいプレッシャーパッドにお
いても、ギャップ間距離を小さくすることなく、良好な
ヘッド−テープタッチを得る。 【構成】 薄膜磁気ヘッド集合体20は、記録用と再生
用の薄膜磁気ヘッド単体の基板背面同士が組合わされて
いる。この薄膜磁気ヘッド集合体20は、支持ステージ
1の上に固定されている。この支持ステージ1は支持板
2の上に載置されている。支持ステージ1は支持板2の
上をテープ走行方向に沿って滑らかに移動可能である。
支持板2の上には支持ステージ1の移動範囲を限定する
ためストッパー3が取付けられている。
いても、ギャップ間距離を小さくすることなく、良好な
ヘッド−テープタッチを得る。 【構成】 薄膜磁気ヘッド集合体20は、記録用と再生
用の薄膜磁気ヘッド単体の基板背面同士が組合わされて
いる。この薄膜磁気ヘッド集合体20は、支持ステージ
1の上に固定されている。この支持ステージ1は支持板
2の上に載置されている。支持ステージ1は支持板2の
上をテープ走行方向に沿って滑らかに移動可能である。
支持板2の上には支持ステージ1の移動範囲を限定する
ためストッパー3が取付けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ヘッド支持装置に関
し、特に複数個の磁気ヘッドを組合わせた磁気ヘッド集
合体を備えた磁気ヘッド支持装置に関するものである。
し、特に複数個の磁気ヘッドを組合わせた磁気ヘッド集
合体を備えた磁気ヘッド支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】薄膜磁気ヘッドは、真空成膜技術または
フォトリソグラフィ技術などを用いて形成される。この
薄膜磁気ヘッドは狭ギャップ化・狭トラック化が容易に
実現でき、また量産性にも優れているため、高密度磁気
記録の分野において非常に注目されている。薄膜磁気ヘ
ッドは、一般に、記録ヘッドと再生ヘッドを組合わせて
薄膜磁気ヘッド集合体として用いられることが多い。特
に、固定ヘッド式の民生用オーディオのようにテープの
速度が低速の場合、薄膜磁気ヘッド集合体は記録専用ヘ
ッドとして巻線型ヘッドと,再生専用ヘッドとして磁気
抵抗効果型ヘッドとから構成されている。
フォトリソグラフィ技術などを用いて形成される。この
薄膜磁気ヘッドは狭ギャップ化・狭トラック化が容易に
実現でき、また量産性にも優れているため、高密度磁気
記録の分野において非常に注目されている。薄膜磁気ヘ
ッドは、一般に、記録ヘッドと再生ヘッドを組合わせて
薄膜磁気ヘッド集合体として用いられることが多い。特
に、固定ヘッド式の民生用オーディオのようにテープの
速度が低速の場合、薄膜磁気ヘッド集合体は記録専用ヘ
ッドとして巻線型ヘッドと,再生専用ヘッドとして磁気
抵抗効果型ヘッドとから構成されている。
【0003】近年、民生用のオーディオ分野において
は、この薄膜磁気ヘッド集合体を用いた、より簡便で安
価な固定ヘッド式のデジタル記録再生装置への要望が大
きい。この要望に応えるデジタル記録再生装置として、
ヘッドとパッドでテープ媒体をはさみ込むことにより、
テープ媒体にテンションを発生させ、ヘッドとテープの
接触(以後、ヘッド−テープタッチとする)を得る方法
を採用したものが検討されている。テープテンションに
よりヘッド−テープタッチを得るデジタル記録再生装置
の構造について説明する。
は、この薄膜磁気ヘッド集合体を用いた、より簡便で安
価な固定ヘッド式のデジタル記録再生装置への要望が大
きい。この要望に応えるデジタル記録再生装置として、
ヘッドとパッドでテープ媒体をはさみ込むことにより、
テープ媒体にテンションを発生させ、ヘッドとテープの
接触(以後、ヘッド−テープタッチとする)を得る方法
を採用したものが検討されている。テープテンションに
よりヘッド−テープタッチを得るデジタル記録再生装置
の構造について説明する。
【0004】図15は、デジタル記録再生装置のテープ
走行経路の一部を示す正面図である。図15を参照し
て、プレッシャーパッド30は、テープカセット内に取
付けられている。また、ヘッド201,ピンチローラ2
03およびキャプスタン204は記録再生装置に取付け
られている。記録または再生の際、ヘッド201とキャ
プスタン204が突出る。これによって、テープ50は
ヘッド201とプレッシャーパッド30の間およびピン
チローラ203とキャプスタン204の間に挟まれる。
このピンチローラ203は矢印211の方向へ,キャプ
スタン204は矢印212の方向へ各々回転する。この
回転により、テープ50は矢印213に沿う方向へ走行
させられる。このテープ50の走行によって、P点では
摩擦力が発生する。この摩擦力により、テープ50のP
点とQ点の間にテープテンションが生ずる。このテープ
テンションが発生し、テープが張詰めた状態で、磁気ギ
ャップ202が下からテープ50を押している。このた
め、磁気ギャップ202においてヘッドとテープの接触
が密接となり、良好なヘッド−テープタッチが得られ
る。R点側には、装置の簡便化のため、ピンチローラと
キャプスタンを設けていない。このため、R点側には、
テープテンションは発生しない。テープテンションが発
生しないと、ヘッドとテープの接触部に隙間が生じ、良
好なヘッド−テープタッチが得られない。この隙間によ
る損失(以後、スペーシングロスとする)によって、再
生出力が低下する。したがって磁気ギャップの位置がP
点よりR点側にあると、スペーシングロスを生じるた
め、良好な記録・再生が行なえない。
走行経路の一部を示す正面図である。図15を参照し
て、プレッシャーパッド30は、テープカセット内に取
付けられている。また、ヘッド201,ピンチローラ2
03およびキャプスタン204は記録再生装置に取付け
られている。記録または再生の際、ヘッド201とキャ
プスタン204が突出る。これによって、テープ50は
ヘッド201とプレッシャーパッド30の間およびピン
チローラ203とキャプスタン204の間に挟まれる。
このピンチローラ203は矢印211の方向へ,キャプ
スタン204は矢印212の方向へ各々回転する。この
回転により、テープ50は矢印213に沿う方向へ走行
させられる。このテープ50の走行によって、P点では
摩擦力が発生する。この摩擦力により、テープ50のP
点とQ点の間にテープテンションが生ずる。このテープ
テンションが発生し、テープが張詰めた状態で、磁気ギ
ャップ202が下からテープ50を押している。このた
め、磁気ギャップ202においてヘッドとテープの接触
が密接となり、良好なヘッド−テープタッチが得られ
る。R点側には、装置の簡便化のため、ピンチローラと
キャプスタンを設けていない。このため、R点側には、
テープテンションは発生しない。テープテンションが発
生しないと、ヘッドとテープの接触部に隙間が生じ、良
好なヘッド−テープタッチが得られない。この隙間によ
る損失(以後、スペーシングロスとする)によって、再
生出力が低下する。したがって磁気ギャップの位置がP
点よりR点側にあると、スペーシングロスを生じるた
め、良好な記録・再生が行なえない。
【0005】図16は、図15を参照して説明された良
好なヘッド−テープタッチを得る方法を採用する従来の
薄膜磁気ヘッド集合体の概略構成を示す正面図である。
図16を参照して、薄膜磁気ヘッド集合体250は、記
録用の薄膜磁気ヘッド単体205と再生用薄膜磁気ヘッ
ド単体206から構成されている。記録用の薄膜磁気ヘ
ッド単体205は、基板207,保護板208などから
構成されている。基板207の薄膜形成面220の上に
は、薄膜電磁変換素子,リード端子(図示せず)などが
形成されている。薄膜電磁変換素子の上には、保護板2
08が取付けられている。基板207,保護板208な
どからなる端面が、1つの曲率を持つ媒体摺接面213
に加工されている。記録用の薄膜磁気ヘッド単体205
は、このように構成されている。また、再生用の薄膜磁
気ヘッド単体206は、基板209,保護板210など
から構成されている。この構成は、上記記録用の薄膜磁
気ヘッド単体205とほぼ同様であるため、説明を省略
する。薄膜磁気ヘッド集合体250は、記録用と再生用
の両薄膜磁気ヘッド205,206をそれぞれ基板の背
面が対向するように組合わせた構造を有する。この薄膜
磁気ヘッド集合体250は記録・再生中はプレッシャー
パッド30に対して突出した状態で固定されている。こ
の薄膜磁気ヘッド集合体250とプレッシャーパッド3
0の間にはテープ50が挟まれている。
好なヘッド−テープタッチを得る方法を採用する従来の
薄膜磁気ヘッド集合体の概略構成を示す正面図である。
図16を参照して、薄膜磁気ヘッド集合体250は、記
録用の薄膜磁気ヘッド単体205と再生用薄膜磁気ヘッ
ド単体206から構成されている。記録用の薄膜磁気ヘ
ッド単体205は、基板207,保護板208などから
構成されている。基板207の薄膜形成面220の上に
は、薄膜電磁変換素子,リード端子(図示せず)などが
形成されている。薄膜電磁変換素子の上には、保護板2
08が取付けられている。基板207,保護板208な
どからなる端面が、1つの曲率を持つ媒体摺接面213
に加工されている。記録用の薄膜磁気ヘッド単体205
は、このように構成されている。また、再生用の薄膜磁
気ヘッド単体206は、基板209,保護板210など
から構成されている。この構成は、上記記録用の薄膜磁
気ヘッド単体205とほぼ同様であるため、説明を省略
する。薄膜磁気ヘッド集合体250は、記録用と再生用
の両薄膜磁気ヘッド205,206をそれぞれ基板の背
面が対向するように組合わせた構造を有する。この薄膜
磁気ヘッド集合体250は記録・再生中はプレッシャー
パッド30に対して突出した状態で固定されている。こ
の薄膜磁気ヘッド集合体250とプレッシャーパッド3
0の間にはテープ50が挟まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記に示すように、従
来の薄膜磁気ヘッド集合体250は、プレッシャーパッ
ド30に対して突出した状態で固定されている。また、
テープ走行方向に対して少なくとも上流側の磁気ギャッ
プがプレッシャーパッド30を押圧しなければならな
い。図16に示すように、テープ走行方向が矢印260
に沿う方向である場合、磁気ギャップ211がプレッシ
ャーパッド30を押圧していなければならない。また、
テープ50の走行方向が矢印270に沿う方向である場
合、磁気ギャップ212がプレッシャーパッド30を押
圧していなければならない。このため、テープ50のオ
ートリバース方式を考慮すると、記録用と再生用の2つ
の磁気ギャップ211,212はプレッシャーパッド3
0のテープ走行方向の長さの範囲L内に配置されなけれ
ばならない。しかし装置の簡便化を図ると、ヘッドの組
立精度,各部の取付精度,テープ走行装置の精度などが
低下する。この各精度の低下によって、プレッシャーパ
ッドの走行方向の範囲内に2つの磁気ギャップを配置す
ることが困難となる。これに対して、プレッシャーパッ
ドのテープ走行方向の長さの範囲は、JIS規格により
規定されている。特にコンパクトカセットの場合、その
長さは2〜6mmである。このように、プレッシャーパ
ッド30の長さは規定されており、その規定長さ以上に
することはできない。このため、プレッシャーパッド内
に2つの磁気ギャップを配置するには、ギャップ間距離
を小さくしなければならない。しかし、薄膜磁気ヘッド
集合体250は、図16に示されるように基板背面同士
を対向させて組合わせた構成をなす。よって、この薄膜
磁気ヘッド集合体250のギャップ間距離を小さくする
ためには、基板の厚さを薄くする必要がある。基板を薄
くしすぎると、薄膜形成の際に、内部応力によって、基
板に反りが発生する。基板の機械的強度を保ち、基板の
反りを抑制するには、ギャップ間距離は2mm以上必要
となる。したがって、比較的寸法の小さいプレッシャー
パッドでは、そのプレッシャーパッドのテープ走行方向
の長さの範囲L内に2つの磁気ギャップを配置できない
という問題点があった。また、薄膜磁気ヘッド集合体2
50を、薄膜形成面同士を対向させて組合わせた場合、
ギャップ間距離は2mmより小さくすることができる。
しかし、この構造では、信号引出方法が複雑となり、量
産性に乏しく、コストの上昇を招くという問題点があっ
た。
来の薄膜磁気ヘッド集合体250は、プレッシャーパッ
ド30に対して突出した状態で固定されている。また、
テープ走行方向に対して少なくとも上流側の磁気ギャッ
プがプレッシャーパッド30を押圧しなければならな
い。図16に示すように、テープ走行方向が矢印260
に沿う方向である場合、磁気ギャップ211がプレッシ
ャーパッド30を押圧していなければならない。また、
テープ50の走行方向が矢印270に沿う方向である場
合、磁気ギャップ212がプレッシャーパッド30を押
圧していなければならない。このため、テープ50のオ
ートリバース方式を考慮すると、記録用と再生用の2つ
の磁気ギャップ211,212はプレッシャーパッド3
0のテープ走行方向の長さの範囲L内に配置されなけれ
ばならない。しかし装置の簡便化を図ると、ヘッドの組
立精度,各部の取付精度,テープ走行装置の精度などが
低下する。この各精度の低下によって、プレッシャーパ
ッドの走行方向の範囲内に2つの磁気ギャップを配置す
ることが困難となる。これに対して、プレッシャーパッ
ドのテープ走行方向の長さの範囲は、JIS規格により
規定されている。特にコンパクトカセットの場合、その
長さは2〜6mmである。このように、プレッシャーパ
ッド30の長さは規定されており、その規定長さ以上に
することはできない。このため、プレッシャーパッド内
に2つの磁気ギャップを配置するには、ギャップ間距離
を小さくしなければならない。しかし、薄膜磁気ヘッド
集合体250は、図16に示されるように基板背面同士
を対向させて組合わせた構成をなす。よって、この薄膜
磁気ヘッド集合体250のギャップ間距離を小さくする
ためには、基板の厚さを薄くする必要がある。基板を薄
くしすぎると、薄膜形成の際に、内部応力によって、基
板に反りが発生する。基板の機械的強度を保ち、基板の
反りを抑制するには、ギャップ間距離は2mm以上必要
となる。したがって、比較的寸法の小さいプレッシャー
パッドでは、そのプレッシャーパッドのテープ走行方向
の長さの範囲L内に2つの磁気ギャップを配置できない
という問題点があった。また、薄膜磁気ヘッド集合体2
50を、薄膜形成面同士を対向させて組合わせた場合、
ギャップ間距離は2mmより小さくすることができる。
しかし、この構造では、信号引出方法が複雑となり、量
産性に乏しく、コストの上昇を招くという問題点があっ
た。
【0007】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、比較的寸法の小さいプレッシャー
パッドにおいても、ギャップ間距離を小さくすることな
く良好なヘッド−テープタッチを得ることを目的とす
る。
めになされたもので、比較的寸法の小さいプレッシャー
パッドにおいても、ギャップ間距離を小さくすることな
く良好なヘッド−テープタッチを得ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に従った磁気ヘ
ッド支持装置は、複数個の磁気ギャップが磁気テープの
走行方向に沿って、磁気テープ接触面に並んで形成さ
れ、パッドに押圧された磁気テープが接触するように、
その磁気テープ接触面が配された磁気ヘッドを支持する
ための磁気ヘッド支持装置であって、磁気ヘッドをテー
プ走行方向に応じて移動させる移動手段を設けたもので
ある。
ッド支持装置は、複数個の磁気ギャップが磁気テープの
走行方向に沿って、磁気テープ接触面に並んで形成さ
れ、パッドに押圧された磁気テープが接触するように、
その磁気テープ接触面が配された磁気ヘッドを支持する
ための磁気ヘッド支持装置であって、磁気ヘッドをテー
プ走行方向に応じて移動させる移動手段を設けたもので
ある。
【0009】
【作用】本発明においては、磁気ヘッド支持装置に磁気
ヘッド集合体の移動手段を設ける。この移動手段によ
り、磁気ヘッド集合体は、テープ走行方向に応じて移動
可能となる。このため、パッドに対する磁気ギャップの
位置を変更することができる。すなわち、テープの走行
方向に関係なく、最も上流側の磁気ギャップがパッドに
押圧される位置に設定でき、これにより良好なヘッド−
テープタッチが得られる。最も上流側の磁気ギャップを
適正な位置に配置できれば、これより下流側の磁気ギャ
ップは、パッドのテープ走行方向の長さの範囲内に配置
されなくても、良好なヘッド−テープタッチが得られ
る。したがって、磁気ギャップ間の距離を小さくする必
要はない。また、パッドのテープ走行方向の長さをすべ
ての磁気ギャップが収まる大きさにする必要はない。し
たがって、比較的寸法の小さいパッドでも良好なヘッド
−テープタッチが得られる。
ヘッド集合体の移動手段を設ける。この移動手段によ
り、磁気ヘッド集合体は、テープ走行方向に応じて移動
可能となる。このため、パッドに対する磁気ギャップの
位置を変更することができる。すなわち、テープの走行
方向に関係なく、最も上流側の磁気ギャップがパッドに
押圧される位置に設定でき、これにより良好なヘッド−
テープタッチが得られる。最も上流側の磁気ギャップを
適正な位置に配置できれば、これより下流側の磁気ギャ
ップは、パッドのテープ走行方向の長さの範囲内に配置
されなくても、良好なヘッド−テープタッチが得られ
る。したがって、磁気ギャップ間の距離を小さくする必
要はない。また、パッドのテープ走行方向の長さをすべ
ての磁気ギャップが収まる大きさにする必要はない。し
たがって、比較的寸法の小さいパッドでも良好なヘッド
−テープタッチが得られる。
【0010】
【実施例】図1は、プレッシャーパッドと磁気ギャップ
の相対位置を変えたときの再生出力の変化を実験により
求めて示す図である。この実験においては、市販のコン
パクトカセットを使用した。このカセットに取付けられ
ているプレッシャーパッドのテープ走行方向の寸法L0
は3.5mmである。図1を参照して、テープはプレッ
シャーパッド30に対して矢印16に沿う方向へ走行し
ている。この走行するテープは、ヘッドとプレッシャー
パッド30によって挟まれる。このヘッドは、薄膜磁気
ヘッド集合体ではなく、薄膜磁気ヘッド単体である。こ
のため、磁気ギャップは1つしかない。まず、位置Aは
プレッシャーパッド30のテープ上流側の端面13に沿
っている。磁気ギャップを位置Aに配した場合、得られ
る再生出力はほとんど0に近い。次に位置Bは、位置A
から下流側に距離Mの位置にある。距離Mは0.5mm
である。磁気ギャップを位置Aから位置Bの間に配した
場合、再生出力は、位置Aから位置Bまで急激に増加す
る。この位置Bから下流側へは、再生出力は緩やかに増
加し、所定の値Hに到達する。この所定の値Hに到達し
た位置を位置Cとする。位置Cの再生出力は位置Bより
1dB高いだけである。位置Dはプレッシャーパッド3
0のテープ下流側の端面14に沿っている。位置Cから
位置Dへは、再生出力は変化せず、所定の値をとり続け
る。この図1の実験結果より、磁気ギャップを位置Aか
ら位置Bの間に配置した場合は再生出力が低く、ヘッド
−テープタッチが良好でないことがわかる。また、位置
Bから下流側に配置した場合は、スペーシングロスによ
る再生出力の低下が無視できる程度であり、ヘッド−テ
ープタッチは良好であることがわかる。
の相対位置を変えたときの再生出力の変化を実験により
求めて示す図である。この実験においては、市販のコン
パクトカセットを使用した。このカセットに取付けられ
ているプレッシャーパッドのテープ走行方向の寸法L0
は3.5mmである。図1を参照して、テープはプレッ
シャーパッド30に対して矢印16に沿う方向へ走行し
ている。この走行するテープは、ヘッドとプレッシャー
パッド30によって挟まれる。このヘッドは、薄膜磁気
ヘッド集合体ではなく、薄膜磁気ヘッド単体である。こ
のため、磁気ギャップは1つしかない。まず、位置Aは
プレッシャーパッド30のテープ上流側の端面13に沿
っている。磁気ギャップを位置Aに配した場合、得られ
る再生出力はほとんど0に近い。次に位置Bは、位置A
から下流側に距離Mの位置にある。距離Mは0.5mm
である。磁気ギャップを位置Aから位置Bの間に配した
場合、再生出力は、位置Aから位置Bまで急激に増加す
る。この位置Bから下流側へは、再生出力は緩やかに増
加し、所定の値Hに到達する。この所定の値Hに到達し
た位置を位置Cとする。位置Cの再生出力は位置Bより
1dB高いだけである。位置Dはプレッシャーパッド3
0のテープ下流側の端面14に沿っている。位置Cから
位置Dへは、再生出力は変化せず、所定の値をとり続け
る。この図1の実験結果より、磁気ギャップを位置Aか
ら位置Bの間に配置した場合は再生出力が低く、ヘッド
−テープタッチが良好でないことがわかる。また、位置
Bから下流側に配置した場合は、スペーシングロスによ
る再生出力の低下が無視できる程度であり、ヘッド−テ
ープタッチは良好であることがわかる。
【0011】図2は、図1の実験結果をもとに、従来の
ギャップ間距離を考察したものであり、プレッシャーパ
ッドとヘッドの位置関係を示す正面図である。図2を参
照して、従来例の場合、記録・再生の際、ヘッドの位置
がプレッシャーパッドに対して固定されている。このた
め、オートリバースを考慮すると、2つの磁気ギャップ
をプレッシャーパッドのテープ走行方向の長さの範囲内
に配置せねばならない。また、このプレッシャーパッド
30のテープ走行方向のがたつきによるずれは約1mm
である。このため、このずれを考慮すると、プレッシャ
ーパッド30のがたつきによる移動範囲L2 は4.5m
mである。ずれによる影響をうけないプレッシャーパッ
ド30の長さL3 は2.5mmである。さらに、図1の
実験結果より、良好なヘッド−テープタッチを得るに
は、テープ上流側の磁気ギャップの位置は、プレッシャ
ーパッド30のテープ上流側の端面から距離N以上下流
側にしなければならない。距離Nは0.5mmである。
以上のことを考慮すると、ギャップ間距離は、3.5−
1.0−0.5×2=1.5mm以下でないと良好なヘ
ッドタッチは得られないことになる。その上、コンパク
トカセット間の互換性,ヘッドの取付精度を考慮する
と、少なくともギャップ間距離は1mm以下でなければ
ならない。したがって、従来例では市販のコンパクトカ
セットを用いて、良好なヘッド−テープタッチを得るこ
とが困難であることがわかる。
ギャップ間距離を考察したものであり、プレッシャーパ
ッドとヘッドの位置関係を示す正面図である。図2を参
照して、従来例の場合、記録・再生の際、ヘッドの位置
がプレッシャーパッドに対して固定されている。このた
め、オートリバースを考慮すると、2つの磁気ギャップ
をプレッシャーパッドのテープ走行方向の長さの範囲内
に配置せねばならない。また、このプレッシャーパッド
30のテープ走行方向のがたつきによるずれは約1mm
である。このため、このずれを考慮すると、プレッシャ
ーパッド30のがたつきによる移動範囲L2 は4.5m
mである。ずれによる影響をうけないプレッシャーパッ
ド30の長さL3 は2.5mmである。さらに、図1の
実験結果より、良好なヘッド−テープタッチを得るに
は、テープ上流側の磁気ギャップの位置は、プレッシャ
ーパッド30のテープ上流側の端面から距離N以上下流
側にしなければならない。距離Nは0.5mmである。
以上のことを考慮すると、ギャップ間距離は、3.5−
1.0−0.5×2=1.5mm以下でないと良好なヘ
ッドタッチは得られないことになる。その上、コンパク
トカセット間の互換性,ヘッドの取付精度を考慮する
と、少なくともギャップ間距離は1mm以下でなければ
ならない。したがって、従来例では市販のコンパクトカ
セットを用いて、良好なヘッド−テープタッチを得るこ
とが困難であることがわかる。
【0012】次に、2つの磁気ギャップの位置について
考察してみる。図3は、デジタル記録再生装置のテープ
走行経路の一部を示す平面図である。図3を参照して、
テープ走行経路に対して上流側の磁気ギャップ202の
位置を適正なテープテンションが得られる位置に配置す
る。この場合、テープテンションによってP点からQ点
の間でテープ50は張詰めた状態となる。このテープ5
0が張詰めた状態で、P点とQ点の間に別のヘッド20
5をテープ50に押付ける。この場合は、磁気ギャップ
202と同様に磁気ギャップ206にも、良好なヘッド
−テープタッチが得られる。すなわち、テープ走行方向
に対して、少なくとも上流側の磁気ギャップ202が、
適正なテープテンションが得られる位置に配置されてい
れば、上流側と下流側の両磁気ギャップ202,206
において良好なヘッド−テープタッチが得られることが
わかる。
考察してみる。図3は、デジタル記録再生装置のテープ
走行経路の一部を示す平面図である。図3を参照して、
テープ走行経路に対して上流側の磁気ギャップ202の
位置を適正なテープテンションが得られる位置に配置す
る。この場合、テープテンションによってP点からQ点
の間でテープ50は張詰めた状態となる。このテープ5
0が張詰めた状態で、P点とQ点の間に別のヘッド20
5をテープ50に押付ける。この場合は、磁気ギャップ
202と同様に磁気ギャップ206にも、良好なヘッド
−テープタッチが得られる。すなわち、テープ走行方向
に対して、少なくとも上流側の磁気ギャップ202が、
適正なテープテンションが得られる位置に配置されてい
れば、上流側と下流側の両磁気ギャップ202,206
において良好なヘッド−テープタッチが得られることが
わかる。
【0013】図4は、本発明の第1の実施例によるヘッ
ド支持装置の概略構成を示す正面図である。図4を参照
して、ヘッド支持装置は、薄膜磁気ヘッド集合体20,
支持ステージ1,支持板2およびストッパー3から構成
されている。この薄膜磁気ヘッド集合体20は従来例と
同一の構成であるのでその説明は省略する。薄膜磁気ヘ
ッド集合体20の記録用と再生用のギャップ間距離Gは
2.4mmである。薄膜磁気ヘッド集合体20は、支持
ステージ1の上に固定されている。この支持ステージ1
は支持台2の上に載置されている。この支持台2の上に
は、ストッパー3が取付けられている。このストッパー
3は、支持ステージ1の移動範囲を限定している。支持
台2の表面であって、支持ステージ1が移動する領域に
は、ボールベアリングが設けられている。このボールベ
アリングにより、支持ステージ1は支持台2の上を滑ら
かに移動可能である。支持ステージ1の移動量は2.4
mmである。プレッシャーパッド30の中心線15に、
2つの薄膜磁気ヘッドの接合面10を合わせた場合、支
持ステージ1の移動距離Iは支持板2に対して矢印11
の方向および矢印12の方向へそれぞれ1.2mmであ
る。上記のように、本実施例によるヘッド支持装置は構
成されている。このヘッド支持装置は、記録・再生中
は、プレッシャーパッド30に対して突出されている。
このとき、ヘッド支持装置の薄膜磁気ヘッド集合体20
と、プレッシャーパッド30によって、テープ50が挟
まれている。
ド支持装置の概略構成を示す正面図である。図4を参照
して、ヘッド支持装置は、薄膜磁気ヘッド集合体20,
支持ステージ1,支持板2およびストッパー3から構成
されている。この薄膜磁気ヘッド集合体20は従来例と
同一の構成であるのでその説明は省略する。薄膜磁気ヘ
ッド集合体20の記録用と再生用のギャップ間距離Gは
2.4mmである。薄膜磁気ヘッド集合体20は、支持
ステージ1の上に固定されている。この支持ステージ1
は支持台2の上に載置されている。この支持台2の上に
は、ストッパー3が取付けられている。このストッパー
3は、支持ステージ1の移動範囲を限定している。支持
台2の表面であって、支持ステージ1が移動する領域に
は、ボールベアリングが設けられている。このボールベ
アリングにより、支持ステージ1は支持台2の上を滑ら
かに移動可能である。支持ステージ1の移動量は2.4
mmである。プレッシャーパッド30の中心線15に、
2つの薄膜磁気ヘッドの接合面10を合わせた場合、支
持ステージ1の移動距離Iは支持板2に対して矢印11
の方向および矢印12の方向へそれぞれ1.2mmであ
る。上記のように、本実施例によるヘッド支持装置は構
成されている。このヘッド支持装置は、記録・再生中
は、プレッシャーパッド30に対して突出されている。
このとき、ヘッド支持装置の薄膜磁気ヘッド集合体20
と、プレッシャーパッド30によって、テープ50が挟
まれている。
【0014】次に、本発明の第1の実施例によるヘッド
支持装置の動作について図4,図5,図6および図7を
用いて説明する。
支持装置の動作について図4,図5,図6および図7を
用いて説明する。
【0015】図4を参照して、記録・再生の際、ヘッド
支持装置は、プレッシャーパッド30に対して突出され
る。ヘッド支持装置の突出しにより、テープ50がプレ
ッシャーパッド30と薄膜磁気ヘッド集合体20により
挟まれる。よって、薄膜磁気ヘッド集合体20はテープ
50を押圧する。テープ50が走行すると、薄膜磁気ヘ
ッド集合体20とテープ50の接触部に摩擦力が発生す
る。
支持装置は、プレッシャーパッド30に対して突出され
る。ヘッド支持装置の突出しにより、テープ50がプレ
ッシャーパッド30と薄膜磁気ヘッド集合体20により
挟まれる。よって、薄膜磁気ヘッド集合体20はテープ
50を押圧する。テープ50が走行すると、薄膜磁気ヘ
ッド集合体20とテープ50の接触部に摩擦力が発生す
る。
【0016】図5を参照して、テープ50の走行方向が
矢印11に沿う方向の場合、摩擦力により薄膜磁気ヘッ
ド集合体20を搭載した支持ステージ1が矢印11に沿
う方向へ移動する。支持ステージ1は、支持台2の上を
1.2mm移動したところで、ストッパー3により停止
させられる。この状態で、テープ走行方向に対して上流
側の磁気ギャップ22は、プレッシャーパッド30の中
心線15付近に位置する。
矢印11に沿う方向の場合、摩擦力により薄膜磁気ヘッ
ド集合体20を搭載した支持ステージ1が矢印11に沿
う方向へ移動する。支持ステージ1は、支持台2の上を
1.2mm移動したところで、ストッパー3により停止
させられる。この状態で、テープ走行方向に対して上流
側の磁気ギャップ22は、プレッシャーパッド30の中
心線15付近に位置する。
【0017】図6を参照して、テープ50の走行方向が
矢印12に沿う方向の場合、摩擦力により、薄膜磁気ヘ
ッド集合体20を搭載した支持ステージ1が矢印12に
沿う方向へ移動する。支持ステージ1は、支持台2の上
を1.2mm移動したところで、ストッパー3により停
止させられる。この状態で、テープ走行方向に対して上
流側の磁気ギャップ21は、プレッシャーパッド30の
中心線15付近に位置する。
矢印12に沿う方向の場合、摩擦力により、薄膜磁気ヘ
ッド集合体20を搭載した支持ステージ1が矢印12に
沿う方向へ移動する。支持ステージ1は、支持台2の上
を1.2mm移動したところで、ストッパー3により停
止させられる。この状態で、テープ走行方向に対して上
流側の磁気ギャップ21は、プレッシャーパッド30の
中心線15付近に位置する。
【0018】図7を参照して、図6の状態からテープ走
行方向が逆方向となる場合である。この場合において
も、ヘッド20とテープ50の間に生じる摩擦力によ
り、支持ステージ1がテープ走行方向へ移動する。すな
わち、矢印11に沿う方向へ支持ステージ1が移動す
る。この支持ステージ1は、矢印11側のストッパー3
まで、約2.4mm移動する。この状態は図5の状態と
同じである。
行方向が逆方向となる場合である。この場合において
も、ヘッド20とテープ50の間に生じる摩擦力によ
り、支持ステージ1がテープ走行方向へ移動する。すな
わち、矢印11に沿う方向へ支持ステージ1が移動す
る。この支持ステージ1は、矢印11側のストッパー3
まで、約2.4mm移動する。この状態は図5の状態と
同じである。
【0019】上記のように、本発明の第1の実施例によ
るヘッド支持装置は動作する。次に、支持ステージ1の
移動が完了した状態でのヘッド−テープタッチを図5,
図6を用いて説明する。
るヘッド支持装置は動作する。次に、支持ステージ1の
移動が完了した状態でのヘッド−テープタッチを図5,
図6を用いて説明する。
【0020】図5を参照して、テープ走行方向に対して
上流側の磁気ギャップ22が、プレッシャーパッド30
の中心線15付近に位置している。図1の結果より、こ
の位置であれば、スペーシングロスの影響が無視できる
程度に、上流側の磁気ギャップ22のヘッド−テープタ
ッチは良好である。すなわち、プレッシャーパッド30
と上流側のヘッド23に挟まれる部分から下流側のピン
チローラとキャプスタン(図示せず)に挟まれる部分ま
でに、適度なテープテンションが働いている。テープ5
0が張りつめた状態で、下流側のヘッド24がテープ5
0を下から押圧している。このため、下流側の磁気ギャ
ップ21でも、ヘッド−テープタッチは良好となる。図
6についても、同様である。
上流側の磁気ギャップ22が、プレッシャーパッド30
の中心線15付近に位置している。図1の結果より、こ
の位置であれば、スペーシングロスの影響が無視できる
程度に、上流側の磁気ギャップ22のヘッド−テープタ
ッチは良好である。すなわち、プレッシャーパッド30
と上流側のヘッド23に挟まれる部分から下流側のピン
チローラとキャプスタン(図示せず)に挟まれる部分ま
でに、適度なテープテンションが働いている。テープ5
0が張りつめた状態で、下流側のヘッド24がテープ5
0を下から押圧している。このため、下流側の磁気ギャ
ップ21でも、ヘッド−テープタッチは良好となる。図
6についても、同様である。
【0021】なお、本実施例では、支持台2の表面であ
って、支持ステージ1が移動する領域にボールベアリン
グを設けているが、支持ステージ1が滑らかに移動でき
るものであれば何でもよい。また、ボールベアリングを
支持台2ではなく、支持ステージ1に設けてもよい。
って、支持ステージ1が移動する領域にボールベアリン
グを設けているが、支持ステージ1が滑らかに移動でき
るものであれば何でもよい。また、ボールベアリングを
支持台2ではなく、支持ステージ1に設けてもよい。
【0022】図8は、本発明の第2の実施例によるヘッ
ド支持装置の概略構成を示す正面図である。図8を参照
して、ヘッド支持装置は、薄膜磁気ヘッド集合体20,
支持ステージ101,支持台102,偏心カム103お
よびコイルばね104から構成されている。この薄膜磁
気ヘッド集合体20は、従来例と同一の構成であるので
その説明は省略する。薄膜磁気ヘッド集合体20の記録
用と再生用のギャップ間距離は2.4mmである。薄膜
磁気ヘッド集合体20は、支持ステージ101の上に固
定されている。この支持ステージ101は支持台102
の上に載置されている。この支持ステージ101の側面
101aに接するように、偏心カム103が取付けられ
ている。支持台102の側面102a付近には、コイル
ばね104の一端が取付けられている。コイルばね10
4の他端は、支持ステージ101の側面101b付近に
取付けられている。このコイルばね104によって、支
持ステージ101は、偏心カム103に押圧されてい
る。上記のように、第2の実施例によるヘッド支持装置
は構成されている。第2の実施例によるヘッド支持装置
は、記録・再生の際、プレッシャーパッド30に対して
突出されている。このとき、ヘッド支持装置の薄膜磁気
ヘッド集合体20と、プレッシャーパッド30によっ
て、テープ50が挟まれている。
ド支持装置の概略構成を示す正面図である。図8を参照
して、ヘッド支持装置は、薄膜磁気ヘッド集合体20,
支持ステージ101,支持台102,偏心カム103お
よびコイルばね104から構成されている。この薄膜磁
気ヘッド集合体20は、従来例と同一の構成であるので
その説明は省略する。薄膜磁気ヘッド集合体20の記録
用と再生用のギャップ間距離は2.4mmである。薄膜
磁気ヘッド集合体20は、支持ステージ101の上に固
定されている。この支持ステージ101は支持台102
の上に載置されている。この支持ステージ101の側面
101aに接するように、偏心カム103が取付けられ
ている。支持台102の側面102a付近には、コイル
ばね104の一端が取付けられている。コイルばね10
4の他端は、支持ステージ101の側面101b付近に
取付けられている。このコイルばね104によって、支
持ステージ101は、偏心カム103に押圧されてい
る。上記のように、第2の実施例によるヘッド支持装置
は構成されている。第2の実施例によるヘッド支持装置
は、記録・再生の際、プレッシャーパッド30に対して
突出されている。このとき、ヘッド支持装置の薄膜磁気
ヘッド集合体20と、プレッシャーパッド30によっ
て、テープ50が挟まれている。
【0023】次に、本発明の第2の実施例によるヘッド
支持装置の動作について図8,図9および図10を用い
て説明する。
支持装置の動作について図8,図9および図10を用い
て説明する。
【0024】図8を参照して、記録・再生の際、ヘッド
支持装置はプレッシャーパッド30に対して突出され
る。ヘッド支持装置の突出しにより、テープ50がプレ
ッシャーパッド30と薄膜磁気ヘッド集合体20の間に
挟まれる。この状態でテープ50が走行する。このテー
プ50の走行に連動して偏心カム103が回転する。
支持装置はプレッシャーパッド30に対して突出され
る。ヘッド支持装置の突出しにより、テープ50がプレ
ッシャーパッド30と薄膜磁気ヘッド集合体20の間に
挟まれる。この状態でテープ50が走行する。このテー
プ50の走行に連動して偏心カム103が回転する。
【0025】図9を参照して、テープ走行方向が矢印1
11に沿う方向の場合、偏心カム103は矢印121の
方向へ回転する。この偏心カム103の回転によって、
支持ステージ101は、支持台102の上を矢印111
に沿う方向へ約1.2mm移動する。偏心カム103は
所定の角度回転した後、停止する。このとき、薄膜磁気
ヘッド集合体20の磁気ギャップ22はプレッシャーパ
ッド30の中心線15付近に位置する。
11に沿う方向の場合、偏心カム103は矢印121の
方向へ回転する。この偏心カム103の回転によって、
支持ステージ101は、支持台102の上を矢印111
に沿う方向へ約1.2mm移動する。偏心カム103は
所定の角度回転した後、停止する。このとき、薄膜磁気
ヘッド集合体20の磁気ギャップ22はプレッシャーパ
ッド30の中心線15付近に位置する。
【0026】図10を参照して、テープ走行方向が矢印
112に沿う方向の場合、偏心カム103は矢印122
の方向へ回転する。この偏心カム103の回転により支
持ステージ101は、支持台102の上を矢印112に
沿う方向へ約1.2mm移動する。偏心カム103は、
所定の角度回転した後、停止する。このとき薄膜磁気ヘ
ッド集合体20の磁気ギャップ21が、プレッシャーパ
ッド30の中心線15付近に位置する。
112に沿う方向の場合、偏心カム103は矢印122
の方向へ回転する。この偏心カム103の回転により支
持ステージ101は、支持台102の上を矢印112に
沿う方向へ約1.2mm移動する。偏心カム103は、
所定の角度回転した後、停止する。このとき薄膜磁気ヘ
ッド集合体20の磁気ギャップ21が、プレッシャーパ
ッド30の中心線15付近に位置する。
【0027】上記2つの実施例では、テープの走行方向
に沿って移動するヘッド支持装置を示した。次に、テー
プの走行方向に対して回転する機構を備えるヘッド支持
装置を示す。
に沿って移動するヘッド支持装置を示した。次に、テー
プの走行方向に対して回転する機構を備えるヘッド支持
装置を示す。
【0028】図11,図12は、本発明の第3の実施例
によるヘッド支持装置の概略構成を示す平面図および正
面図である。これらの図を参照して、ヘッド支持装置
は、薄膜磁気ヘッド集合体20と回転支持ステージ30
1から構成されている。この薄膜磁気ヘッド集合体20
は、従来例と同一の構成であるので、その説明は省略す
る。回転支持ステージ301は、円板形状をなす。薄膜
磁気ヘッド集合体20は、この回転支持ステージ301
上に支持・固定されている。薄膜磁気ヘッド集合体20
の一方の磁気ギャップが、回転支持ステージ301の中
心を通る直線340に沿っている。上記のように、第3
の実施例によるヘッド支持装置は構成されている。第3
の実施例によるヘッド支持装置は、記録・再生の際、プ
レッシャーパッド30に対して突出されている。このと
き、薄膜磁気ヘッド集合体20とプレッシャーパッド3
0によってテープ50は挟まれている。この状態で、テ
ープ50が矢印311方向へ走行する場合、テープ走行
方向に対して上流側の磁気ギャップが、プレッシャーパ
ッド30の中心線15付近に位置している。このため、
両磁気ギャップにおいて、良好なヘッド−テープタッチ
が得られる。また、テープ50の走行方向が、矢印31
2方向へ反転する場合、図11の矢印350方向に沿っ
て、回転支持ステージ301が180度回転する。この
回転によって、回転支持ステージ301は、図13,図
14に示す状態となる。
によるヘッド支持装置の概略構成を示す平面図および正
面図である。これらの図を参照して、ヘッド支持装置
は、薄膜磁気ヘッド集合体20と回転支持ステージ30
1から構成されている。この薄膜磁気ヘッド集合体20
は、従来例と同一の構成であるので、その説明は省略す
る。回転支持ステージ301は、円板形状をなす。薄膜
磁気ヘッド集合体20は、この回転支持ステージ301
上に支持・固定されている。薄膜磁気ヘッド集合体20
の一方の磁気ギャップが、回転支持ステージ301の中
心を通る直線340に沿っている。上記のように、第3
の実施例によるヘッド支持装置は構成されている。第3
の実施例によるヘッド支持装置は、記録・再生の際、プ
レッシャーパッド30に対して突出されている。このと
き、薄膜磁気ヘッド集合体20とプレッシャーパッド3
0によってテープ50は挟まれている。この状態で、テ
ープ50が矢印311方向へ走行する場合、テープ走行
方向に対して上流側の磁気ギャップが、プレッシャーパ
ッド30の中心線15付近に位置している。このため、
両磁気ギャップにおいて、良好なヘッド−テープタッチ
が得られる。また、テープ50の走行方向が、矢印31
2方向へ反転する場合、図11の矢印350方向に沿っ
て、回転支持ステージ301が180度回転する。この
回転によって、回転支持ステージ301は、図13,図
14に示す状態となる。
【0029】次に、図13,図14を参照して、回転支
持ステージ301の回転によって、テープ50の走行方
向に対して上流側の磁気ギャップが、プレッシャーパッ
ド30の中心線15付近に位置している。よって、両磁
気ギャップにおいて、良好なヘッド−テープタッチが得
られる。
持ステージ301の回転によって、テープ50の走行方
向に対して上流側の磁気ギャップが、プレッシャーパッ
ド30の中心線15付近に位置している。よって、両磁
気ギャップにおいて、良好なヘッド−テープタッチが得
られる。
【0030】なお、本実施例では、回転支持ステージ3
01に円板形状のものを用いたが、回転可能であれば、
形状は問わない。
01に円板形状のものを用いたが、回転可能であれば、
形状は問わない。
【0031】また、上記3つの実施例では、薄膜磁気ヘ
ッドを用いたが、その他の磁気ヘッド(たとえば、バル
ク型ヘッド等)においても十分な効果を得ることができ
る。また、支持ステージの移動によって、テープ走行方
向に対して上流側の磁気ギャップをプレッシャーパッド
の中心線付近に位置するようにしたが、プレッシャーパ
ッドの長さの範囲内であれば、これより下流側に位置す
るようにしても良好なヘッド−テープタッチが得られ
る。
ッドを用いたが、その他の磁気ヘッド(たとえば、バル
ク型ヘッド等)においても十分な効果を得ることができ
る。また、支持ステージの移動によって、テープ走行方
向に対して上流側の磁気ギャップをプレッシャーパッド
の中心線付近に位置するようにしたが、プレッシャーパ
ッドの長さの範囲内であれば、これより下流側に位置す
るようにしても良好なヘッド−テープタッチが得られ
る。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、磁気ヘッ
ド支持装置に、磁気ヘッド集合体の移動手段を備えた構
造になっている。この移動手段により、磁気ヘッド集合
体は、テープ走行方向と平行に移動可能となる。これに
より、良好なヘッド−テープタッチが得られる位置に、
最も上流側の磁気ギャップが配置できる。したがって、
比較的寸法の小さいパッドにおいても、良好なヘッド−
テープタッチが得られる。また、パッドのテープ走行方
向の長さの範囲内に複数個の磁気ギャップを配置する必
要がない。したがって、磁気ギャップ間の距離を小さく
する必要はない。
ド支持装置に、磁気ヘッド集合体の移動手段を備えた構
造になっている。この移動手段により、磁気ヘッド集合
体は、テープ走行方向と平行に移動可能となる。これに
より、良好なヘッド−テープタッチが得られる位置に、
最も上流側の磁気ギャップが配置できる。したがって、
比較的寸法の小さいパッドにおいても、良好なヘッド−
テープタッチが得られる。また、パッドのテープ走行方
向の長さの範囲内に複数個の磁気ギャップを配置する必
要がない。したがって、磁気ギャップ間の距離を小さく
する必要はない。
【図1】プレッシャーパッド−磁気ギャップ相対位置と
再生出力との相関関係を示す概略図である。
再生出力との相関関係を示す概略図である。
【図2】プレッシャーパッドと磁気ギャップの位置関係
を示す薄膜磁気ヘッド集合体の正面図である。
を示す薄膜磁気ヘッド集合体の正面図である。
【図3】デジタル記録再生装置のテープ走行経路の一部
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図4】本発明の第1の実施例によるヘッド支持装置の
概略構成を示す正面図である。
概略構成を示す正面図である。
【図5】本発明の第1の実施例によるヘッド支持装置の
動作を示す正面図である。
動作を示す正面図である。
【図6】本発明の第1の実施例によるヘッド支持装置の
動作を示す正面図である。
動作を示す正面図である。
【図7】本発明の第1の実施例によるヘッド支持装置の
動作を示す正面図である。
動作を示す正面図である。
【図8】本発明の第2の実施例によるヘッド支持装置の
概略構成を示す正面図である。
概略構成を示す正面図である。
【図9】本発明の第2の実施例によるヘッド支持装置の
動作を示す正面図である。
動作を示す正面図である。
【図10】本発明の第2の実施例によるヘッド支持装置
の動作を示す正面図である。
の動作を示す正面図である。
【図11】本発明の第3の実施例によるヘッド支持装置
の概略構成を示す平面図である。
の概略構成を示す平面図である。
【図12】本発明の第3の実施例によるヘッド支持装置
の概略構成を示す正面図である。
の概略構成を示す正面図である。
【図13】本発明の第3の実施例によるヘッド支持装置
の動作を示す平面図である。
の動作を示す平面図である。
【図14】本発明の第3の実施例によるヘッド支持装置
の動作を示す正面図である。
の動作を示す正面図である。
【図15】デジタル記録再生装置のテープ走行経路の一
部を示す正面図である。
部を示す正面図である。
【図16】従来の薄膜磁気ヘッド集合体の正面図であ
る。
る。
1 支持ステージ 2 支持板 20 薄膜磁気ヘッド集合体
Claims (1)
- 【請求項1】 複数個の磁気ギャップが磁気テープの走
行方向に沿って、磁気テープ接触面に並んで形成され、
パッドに押圧された磁気テープが接触するようにその磁
気テープ接触面が配された磁気ヘッドを支持するための
磁気ヘッド支持装置において、 前記磁気ヘッドをテープ走行方向に応じて移動させる移
動手段を備えたことを特徴とする、磁気ヘッド支持装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3234816A JPH0573860A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 磁気ヘツド支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3234816A JPH0573860A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 磁気ヘツド支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0573860A true JPH0573860A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16976837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3234816A Withdrawn JPH0573860A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 磁気ヘツド支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0573860A (ja) |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP3234816A patent/JPH0573860A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |