JPH0574511U - 実験動物用ハーネス - Google Patents

実験動物用ハーネス

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JPH0574511U JP2123992U JP2123992U JPH0574511U JP H0574511 U JPH0574511 U JP H0574511U JP 2123992 U JP2123992 U JP 2123992U JP 2123992 U JP2123992 U JP 2123992U JP H0574511 U JPH0574511 U JP H0574511U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実験動物に対してカテーテルを確実に固定
し、また実験動物の皮膚に違和感を感じさせない実験動
物用ハーネスを提供する。 【構成】 実験動物の前足をハーネス本体1の2つの穴
部1b,1bに挿通させ、ファスナー面を実験動物の皮
膚側に向けて、ハーネス本体1を実験動物の胴部から頚
部にかけて被覆する。カテーテル保護体3が取り付けら
得る保持片2を、そのファスナー面2aを外側に向け
て実験動物の胴部の背から頚部にかけて設置する。ハー
ネス本体1の接合片1c,1dの裏面のファスナー面1
aを保持片2のファスナー面2aを圧着させることによ
り、ハーネス本体1と保持片2とを実験動物にしっかり
取り付けることができる。またハーネス本体1のファス
ナー面が皮膚側に向いていることにより、実験動物の皮
膚に刺激や違和感を感じさせなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カテーテルを挿通するためのカテーテル保護体が保持される実験動 物用ハーネスに関する。
【0002】
【従来の技術】
持続的透析、連続高カロリー液の投与等は、生体の皮膚を貫通したカテーテル を通して行われる。 これらの研究を実験動物を用いて行う場合、カテーテルは皮膚を貫通させて永 続的に装着される。しかし実験動物が動くために、カテーテルを皮膚に直接固定 するのは困難である。また、実験動物が動き回るとカテーテルが皮膚を貫通する 部分の近傍に細菌による感染および炎症等が生じる問題もある。
【0003】 また、コイルスプリングにより形成されたカテーテル保護体を使用し、このカ テーテル保護体の先端を実験動物の表皮に縫い付け、このカテーテル保護体内に カテーテルを挿通させてカテーテルを体内に挿入する方法も行なわれている。し かし、この方法おいても、カテーテル保護体を表皮に縫い付けているため、実験 動物の動きに十分に追従できず、また前記感染および炎症等の問題を完全に解決 できていない。
【0004】 さらに最近では、前記のコイルスプリングにより形成されたカテーテル保護体 を固定するためのローデント・ジャケットが市販されている。このジャケットを 実験動物に装着することにより、実験動物の動きを許容しやすくしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら従来のローデント・ジャケットは、実験動物に装着させにくいも のであり、また本体表面が単純な織布で構成されているため、実験動物に装着し たときに、前記の織布の表面が実験動物の皮膚に刺激を与え、実験動物がジャケ ットを引っ掻いたりまたは噛み切ったりして破損されやすく、よって長期の使用 に耐えないものであった。また紐で縛ってとめる操作があるため装着作業が煩雑 であった。
【0006】 本考案は、前記従来の課題を解決するものであり、実験動物に対する装着が容 易で、且つカテーテル保護体の取り付けも簡単であり、さらに実験動物が比較的 自由に動いてもカテーテルを皮膚に確実に固定でき、さらに実験動物の皮膚に刺 激または違和感を与えにくいように構成された実験動物用ハーネスを提供するこ とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案による実験動物用ハーネスは、実験動物の足が挿通される穴部を有し且 つ実験動物に巻き付けられるハーネス本体と、このハーネス本体の両端部間に設 けられ且つハーネス本体の両端部に対してファスナー接合される保持片とを有し 、この保持片に形成された貫通孔にカテーテルを挿入するためのカテーテル保護 体が着脱自在に取り付けられていることを特徴とするものである。
【0008】 また上記ハーネス本体は、そのファスナー面が実験動物の皮膚側に向けて装着 されることが好ましい。
【0009】 さらに、保持片における貫通孔が形成されている部分にて、表層と裏層とを分 離し、カテーテル保護体の先端のフランジ部を前記表層と裏層との間に挟持させ るようにすることが可能である。
【0010】
【作用】
上記手段では、ハーネス本体の穴部に実験動物の例えば前足を挿通して、この ハーネス本体を実験動物に巻き付ける。またカテーテル保護体が着脱自在に取り 付けられた保持片を、実験動物の表皮に設置し、ハーネス本体の両端部を保持片 に対してファスナー接合させる。よってハーネス本体と保持片の装着は非常に簡 単である。カテーテルは前記カテーテル保護体に挿入し、実験動物の皮膚を貫通 させて頚動脈などに刺し入れる。ファスナー接合により、ハーネス本体と保持片 とを実験動物に対してしっかり止めることができるため、カテーテルを確実に保 持できるようになる。
【0011】 また、ハーネス本体のファスナー面を実験動物の皮膚側に向けて装着すると、 ファスナー面の細かな突起が実験動物の毛にからむことによって実験動物が自由 に動いてもハーネス本体がずれにくくなる。またファスナー面の細かな突起が実 験動物の表皮に当ることにより、実験動物の皮膚への刺激や違和感が緩和され、 引っ掻きや噛み切りによる破損が生じにくくなる。
【0012】 さらに保持片の表層と裏層との間にカテーテル保護体のフランジ部を挟むこと により、カテーテル保護体の着脱作業が簡単になる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案を図面に基づき説明する。 図1は本考案の実験動物用ハーネスが実験動物に装着された状態を示す斜視図 、図2はハーネス本体を内面側から見た展開平面図、図3はハーネス本体の部分 断面図、図4は保持片を外面側から見た展開平面図、図5は図4のV−V線断面 図、図6は図5の部分拡大図、図7はカテーテル保護体の外観を示す斜視図、図 8はカテーテル保護体が保持片に取り付けられた状態を示す拡大断面図である。 実験動物用ハーネスは、図2に示すハーネス本体1と、図4に示す保持片2と 、図7に示すカテーテル保護体3とから構成されている。
【0014】 ハーネス本体1の内面(実験動物の皮膚側に向く面)はファスナー面1aであ り、また保持片2の外面(実験動物の皮膚側と逆の面)もファスナー面2aであ る。ハーネス本体1のファスナー面1aには、例えば図3および図9(A)に示 すような、樹脂単繊維のループ11が多数設けられ、保持片2のファスナー面2 aには、例えば図6と図9(B)に示すような釣針状の鉤構造をした突起21が 多数設けられ、両ファスナー面1aと2aを図9に示すように対面させて互いに 圧接させることにより、ループ11と突起21とが互いに引っ掛かり、ハーネス 本体1と保持片2がファスナー接合される。
【0015】 ファスナー面1aと2aに設けられるファスナー構造は図3、図6、図9に示 すループ11と突起21の組み合わせに限られず、例えば図10(A)に示すよ うなハーネス本体1側に密集した多数のループ群11aを設け、保持片2側にキ ノコ状の鉤構造をした多数の突起21aを設けてもよい。このファスナー構造は 上記のものに限られず、一般に用いられる形状であればどのようなものであって もよい。また図の実施例では、ハーネス本体1側にループ11または11aを設 け、保持片2側に突起21または21aを設けているが、ハーネス本体1側に釣 針状またはキノコ状の鉤構造の突起を設け、保持片2側にループを設けてもよい 。ただし、実験動物の皮膚に刺激や違和感を与えないために、ハーネス本体1側 のファスナー面1aにループ11または11aを設けるのが好ましい。
【0016】 また両ファスナー面1aと2aにおけるループ11または11aと、釣針状ま たはキノコ状の鉤構造の突起21,21aは、ポリアミド、ポリエステル、ポリ オキシメチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン等のプラスチック材料により形 成されている。
【0017】 図2に示すように、ハーネス本体1のほぼ中央には実験動物の前足を挿通する 2つの穴部1b,1bが穿設されている。ハーネス本体1の両端は、破線で示す 12の部分が切り欠かれて、残った部分が接合片1cと1dとなっている。図1 に示すように、ハーネス本体1は、実験動物の前足が穴部1b,1bに挿通され た状態で、ファスナー面1aを内側に向けて胴部から頚部にかけて巻き付けられ るが、このとき、両接合片1cと1dとの間に約4mm以上の間隔wが保たれ、 カテーテル保護体3がこの間隔wの中間に位置できるようになっている。
【0018】 ハーネス本体1の両端部から、前記接合片1cと1dを所定の長さLa,Lb にて突出させることにより、図1に示すように、保持片2とのファスナー接合面 積を十分に確保でき、ハーネス本体1と保持片2とを実験動物に確実に取り付け ることができる。また前記長さLa,Lbをある程度長くしておくことにより、 実験動物の大きさが異なっても、接合片1c,1dと保持片2とのファスナー接 合面積を確保でき、同じ寸法のハーネス本体1を種々の大きさの実験動物に対し て共通に使用することが可能になる。
【0019】 なお、ハーネス本体1の両端部に前記接合片1cと1dが突出していないもの であってもよい。この場合、ハーネス本体1の両端部と保持片2とで十分なファ スナー接合ができる重なり面積があればよい。 また同じ寸法のハーネス本体1を異なる大きさの実験動物に共通して装着でき るようにするため、ハーネス本体1の中央部O−Oに弾性体例えばゴム帯を設け て、長さを弾性的に調整できるようにしてもよい。また、ハーネス本体1の円周 方向のDで示す範囲の任意の位置の1ヶ所または2ヶ所に前記ゴム帯を介在させ てもよい。
【0020】 図3において断面図にて示すように、ハーネス本体1は表層13と裏層14と を積層した構造である。このうち裏層14はファスナー面1aのループ11など の支持体であり、例えば繊維状のプラスチック材の織物や編物、あるいはこれら がプラスチック等のシートにより補強されたものである。表層13は繊維状のプ ラスチック材の織物や編物またはプラスチックシートあるいは布のシートなどで あり、表層13と裏層14は縫い付けや接着などにより互いに離れることのない ように接合されている。また裏層14を厚くして表層13を省略したものであっ てもよい。
【0021】 図4に示すように、保持片2は長方形または正方形である。ただし、保持片2 の平面形状は矩形状に限られず、前記ハーネス本体1の接合片1c,1dなどと ファスナー接合できるものであればどのような形状であってもよい。
【0022】 図5と図6に示すように、保持片2は表層23と裏層24とが積層された2層 構造である。表層23は、ファスナー面2aの例えば釣針状の突起21を支持す る支持体であり、例えば繊維状のプラスチック材の織物や編物、あるいはこれら がプラスチック等のシートにより補強されたものである。裏層24は繊維状のプ ラスチック材の織物や編物またはプラスチックシートあるいは布のシートなどで ある。図1に示すように、実験動物に対してはこの裏層24が表皮に触れるため 、皮膚への刺激や違和感の少ないプラスチック材の織物や編物を使用することが 好ましい。またループが裏層24にあってもよい。
【0023】 表層23と裏層24は両側のEで示す範囲にて、縫い付けや接着などにより互 いに剥がれないように接合されており、中央のFで示す帯状部分では表層23と 裏層24が接合されておらず、表裏方向に分離できるようになっている。保持片 2の中央であって前記Fで示す帯状部分の中心位置には、表層23と裏層24を 貫通するカテーテル貫通孔2bが形成されている。また表層23には、前記カテ ーテル貫通孔2bから保持片2の縁部に延びる切り込み2cが形成されている。
【0024】 図7に示すように、カテーテル保護体3は、カテーテルが挿入された状態でこ のカテーテルを被覆するもので、コイルスプリングよりなり、この先端に固定さ れた中空円板状のフランジ部3bとから構成されている。このカテーテル保護体 3は前記保持片2に対して着脱自在に取り付けられる。取り付けの際には、保持 片2のFで示す部分にて前記フランジ部3bを矢印G方向から挿入し、フランジ 部3bを保持片2の表層23と裏層24の間に挟みこむ。そのまま矢印G方向へ 押し込むと、保護体3が切り込み2c内を通過し、保護体3がカテーテル貫通孔 2bの位置まで入った状態で、フランジ部3bが表層23と裏層24とに挟まれ て保持され、且つ保護体3がカテーテル貫通孔2b内に嵌合する。この状態で、 保護体筒aの内部、フランジ部3bの中心穴および保持片2のカテーテル貫通孔 2b内を経てカテーテルを実験動物に刺し入れることができるようになる。
【0025】 次に上記実施例による実験動物用ハーネスの使用方法を説明する。 実験動物としては、マウス、ラット、ハムスター、モルモットあるいはウサギ などの小動物が使用される。 図1に示すように、実験動物の前足をハーネス本体1の2つの穴部1b,1b に挿通させ、ファスナー面1aを実験動物の皮膚側に向けて、ハーネス本体1を 実験動物の胴部から頚部にかけて被覆する。また図8に示すように、予め表層2 3と裏層24との間にカテーテル保護体3のフランジ部3bを挟み込んだ状態の 保持片2を、そのファスナー面2aを外側に向けて実験動物の胴部の背から頚部 にかけて設置する。ハーネス本体1の接合片1c,1dではファスナー面1aが 内向きで、保持片2はそのファスナー面2aが外向きである。よってハーネス本 体1の接合片1cと1dを保持片2の上面に重ね合わせファスナー面1aとファ スナー面2aを圧着させることにより、ハーネス本体1と保持片2とがファスナ ー接合により相互に確実に固定される。
【0026】 カテーテル保護体3は、ハーネス本体1の接合片1cと1dとの間の間隔wの 中間からほぼ垂直に外方に延びる。カテーテルはカテーテル保護体3内に挿入さ れ、フランジ部3bの中心穴を通過させ、保持片2のカテーテル貫通孔2bを通 し、さらに実験動物の皮膚を貫通し皮下を通して頚静脈等に刺入される。
【0027】 カテーテル保護体3およびこれに挿入されたカテーテルの上部末端は輸液用ス イベル(図示せず)に連結される。実験動物が動き廻ると、この動きに応じてス イベルが回転し、カテーテルおよびカテーテル保護体3の捩れが修正される。し たがって実験動物の皮膚貫通部にてカテーテルに負荷がかからなくなり、しかも カテーテルは保持片2により実験動物に対して確実に固定されているため、皮膚 の細菌による感染および炎症等を防ぐことができ、実験動物を飼育ケージ中で自 由に活動させながら長期間連続的に輸液することができる。
【0028】 なお、図1に示す例では、保持体2の外面となるファスナー面2aに、ハーネ ス本体1の接合片1c,1dの内面のファスナー面1aを上から重ねてファスナ ー接合しているが、逆にハーネス本体1の接合片1c,1dの外面にファスナー 面を設け、保持体2の内面側をファスナー面として、前記接合片1c,1dの上 に保持片2を設置して両者をファスナー接合してもよい。
【0029】 (実施例1) 250gのラットに本考案の実験動物用ハーネスを装着した。ハーネス本体1 及び保持片2の図2、図4に示す各寸法は以下の通りであった。 ・ハーネス1の寸法 中央部の幅Wa … 4.2cm 幅中心線の長さLc … 11.0cm 接合片の長さLa,Lb … 2.5cm 接合片の幅Wb … 1.4cm 切欠部の基部の幅Wc … 1.8cm ・保持片2の寸法 短辺幅Wd … 2.8cm 長辺幅We … 5.5cm ・ハーネス本体1は、表層13と裏層14が共にナイロン繊維による平織物であ り、裏層14のファスナー面1aにはナイロン単織のループ11が多数設けられ たものを使用した。保持片2は、表層23と裏層24が共にナイロン繊維による 平織物で、表層23のファスナー面2aにナイロン単繊維の釣針状の鉤構造の突 起21が多数設けられ、また表層23と裏層24とがEで示す部分にてエポキシ 接着剤で接着されたものを使用した。
【0030】 カテーテル保護体3は外径約4mmのコイルスプリングよりなりその先端に外 径13mm、中心穴の内径4mmのフランジ部3bが設けられたものを使用した 。カテーテル保護体3のフランジ部3bを、保持片2のFの部分にて表層23と 裏層24との間に挟み、保護体3を保持片2の表層側のカテーテル貫通孔2bか ら上方へ垂直に装着した。
【0031】 カテーテルをカテーテル保護体3内に通し、フランジ部3bの中心穴および保 持片2の裏層側のカテーテル貫通孔2bを通過させ、ラットの皮膚を貫通し皮下 を通して頚静脈に刺入した。またカテーテルおよびカテーテル保護体3の上部末 端をスイベルに連結した。カテーテルを通して高カロリー液を連結的に投与し3 0日間飼育した。ラットは自由に飼育ケージの中で動くことができた。カテーテ ルが貫通している部分のラットの表皮に炎症または細菌による感染などが認めら れなかった。ラットの飼育も順調であり、またラットによるハーネス本体1対す る引っ掻き、噛害も認められなかった。
【0032】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、ハーネス本体に実験動物の足を挿通し、カテ ーテル保護体が着脱自在に取り付けられた保持片とハーネス本体とがファスナー 接合されて装着されるので、装着作業が簡単である。またファスナー接合により ハーネス本体と保持片とが実験動物に対して確実に密着して装着され、カテーテ ルをしっかり保持できるので、カテーテルが貫通している皮膚の部分に炎症や細 菌による感染が生じなくなる。 またハーネス本体と保持片とがファスナー接合により相互固定されるため、動 物の大きさが相違しても、ハーネス本体と保持片とを実験動物に確実に装着でき るようになる。
【0033】 請求項2の考案では、ハーネス本体のファスナー面が実験動物の皮膚側に面し ているため、皮膚の刺激や違和感が少なく、よってハーネスが引っ掻かれたり噛 み切られたりすることがなく、長期間使用できるようになる。またファスナー面 に設けられた突起やループが実験動物の毛に絡むため、ハーネス本体がずれるこ とがなくなり、カテーテルを確実に保持できるようになる。
【0034】 請求項3記載の考案では、カテーテル保護体のフランジ部を保持片の表層と裏 層との間に挟持しているため、カテーテルと保持体との組み付けならびに分離が 容易である。
【提出日】平成4年11月6日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案による実験動物用ハーネスは、実験動物の足が挿通される穴部を有し且 つ実験動物に巻き付けられるハーネス本体と、このハーネス本体の両端部間に設 けられ且つハーネス本体の両端部に対してファスナー接合される保持片とを有し 、この保持片に形成された貫通孔にカテーテルを挿入するためのカテーテル保護 体が着脱自在に取り付けられ得ることを特徴とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 図2に示すように、ハーネス本体1のほぼ中央には実験動物の前 足を挿通する2つの穴部1b,1bが穿設されている。ハーネス本体1の両端は 、破線で示す12の部分が切り欠かれて、残った部分が接合片1cと1dとなっ ている。図1に示すように、ハーネス本体1は、実験動物の前足穴部1b,1 bに挿通された状態で、ファスナー面1aを内側に向けて胴部から頚部にかけて 巻き付けられるが、このとき、両接合片1cと1dとの間に約4mm以上の間隔 wが保たれ、カテーテル保護体3がこの間隔wの中間に位置できるようになって いる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】 図7に示すように、カテーテル保護体3は、カテーテルが挿入さ れた状態でこのカテーテルを被覆するもので、コイルスプリングよりなり、この 先端に固定されたフランジ部3bとから構成されている。このカテーテル保護体 3は前記保持片2に対して着脱自在に取り付けられる。取り付けの際には、保持 片2のFで示す部分にて前記フランジ部3bを矢印G方向から挿入し、フランジ 部3bを保持片2の表層23と裏層24の間に挟みこむ。そのまま矢印G方向へ 押し込むと、保護体3が切り込み2c内を通過し、保護体3がカテーテル貫通孔 2bの位置まで入った状態で、フランジ部3bが表層23と裏層24とに挟まれ て保持され、且つ保護体3がカテーテル貫通孔2b内に嵌合する。この状態で、 保護体筒aの内部、フランジ部3bの中心穴および保持片2のカテーテル貫通孔 2b内を経てカテーテルを実験動物に刺し入れることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る実験動物用ハーネスの使用状態を
示す斜視図、
【図2】ハーネス本体を内面側から見た展開平面図、
【図3】ハーネス本体の断面拡大図、
【図4】保持体を外面側から見た展開平面図、
【図5】図4のV−V線断面図、
【図6】図5の中心部の拡大図、
【図7】カテーテル保護体の外観斜視図、
【図8】カテーテル保護体が保持片に取り付けられた状
態を示す部分拡大断面図、
【図9】(A)と(B)はファスナー面の組み合わせを
示す拡大側面図、
【図10】(A)と(B)はファスナー面の他の組み合
わせを示す拡大側面図、
【符号の説明】
1 ハーネス本体 1a ファスナー面 1b 穴部 1c,1d 接合片 2 保持片 2a ファスナー面 2b カテーテル貫通孔 2c 切り込み 3 カテーテル保護体 3b フランジ部 13 ハーネス本体の表層 14 ハーネス本体の裏層 23 保持片の表層 24 保持片の裏層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実験動物の足が挿通される穴部を有し且
    つ実験動物に巻き付けられるハーネス本体と、このハー
    ネス本体の両端部間に設けられ且つハーネス本体の両端
    部に対してファスナー接合される保持片とを有し、この
    保持片に形成された貫通孔にカテーテルを挿入するため
    のカテーテル保護体が着脱自在に取り付けられているこ
    とを特徴とする実験動物用ハーネス。
  2. 【請求項2】 ハーネス本体は、そのファスナー面が実
    験動物の皮膚側に向けて装着される請求項1記載の実験
    動物用ハーネス。
  3. 【請求項3】 保持片における貫通孔が形成されている
    部分では、表層と裏層とが分離されており、カテーテル
    保護体の先端のフランジ部が前記表層と裏層との間に挟
    持される請求項1記載の実験動物用ハーネス。
JP2123992U 1992-03-09 1992-03-09 実験動物用ハーネス Expired - Lifetime JPH0742409Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017033452A1 (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 学校法人同志社 注射針支持固定具及び注射針器具
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