JPH0574606U - 濾過体の支持装置 - Google Patents

濾過体の支持装置

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JPH0574606U
JPH0574606U JP1179592U JP1179592U JPH0574606U JP H0574606 U JPH0574606 U JP H0574606U JP 1179592 U JP1179592 U JP 1179592U JP 1179592 U JP1179592 U JP 1179592U JP H0574606 U JPH0574606 U JP H0574606U
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雅彦 雪本
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日本金網商工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】濾過装置を大型化することなく、濾過効率と濾
過性能とを向上する。 【構成】筒状の濾過体7が被嵌する支持体6に、その軸
線回りに螺旋状に延びる支持部6aを形成して、該支持
部6aにて濾過体7の内周面を支持する。濾過体7が、
軸方向と外周方向との両方向において支持部6aにて支
持されることにより、濾過体7の剛性が格段に高くな
り、流体2の圧力に対する濾過体7の曲げ強度が向上す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、タンク等に充填された流体や管路を流れる流体を、筒状に形成した 濾過体にて濾過するに際して、前記濾過体が流体の圧力で変形しないように支持 するための支持装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
タンク内に充填された流体を、金網や不織布等にて筒状に形成した濾過体にて 濾過するには、一般に、図6に示すように、タンク21における排出口22の個 所に、直線状の支持部23aを放射状に突設して成る支持体23を取付けて、こ の支持体23に、金網や不織布等にて筒状に形成した濾過体24を被嵌し、濾過 体24の内周面を支持体23における各支持部23aにて線接触状の状態で支持 した構成になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来のように、支持体23の支持部23aを直線状に延びるように 形成したものでは、例えば、化学繊維を製造するに際して溶融状態のポリマーを 濾過する場合のように、濾過体24を目の細かい素材で形成して流体を高い圧力 で透過させるようにした場合には、相隣接した支持部23a間の間隔が広いと、 図6に一点鎖線Aで示すように、濾過体24が半径内向きに曲がり変形したり、 濾過体24が不規則に振動したりして、濾過性能が低下すると言う問題があった 。
【0004】 そこで従来は、流体の圧力が高い場合には、支持体23における支持部23a の枚数を増やして、相隣接した支持部23a間の間隔を狭めることによって濾過 体24の強度を高めるようにしているが、支持部23aの枚数を増やすと、支持 体23と濾過体24との接触面積が増大して濾過効率が低下するばかりか、支持 体23の体積及び表面積の増大により、濾過体24を通過した流体が排出口22 に流れ出るに際しての抵抗が増大すると言う弊害があるため、濾過面積を増大す ると共に濾過体24内部での流体の流れ抵抗を低減するには、支持体23及び濾 過体24の長さを長くしなければならず、濾過装置が大型化すると言う問題があ った。
【0005】 本考案は、濾過装置を大型化することなく、濾過体の変形を防止できるように することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため本考案は、筒状の濾過体が被嵌する支持体に、前記濾 過体の内周面に線接触状に接当する支持部を、支持体の軸線回りに螺旋状に延び るように形成する構成にした。
【0007】
【考案の作用・効果】
このように構成すると、濾過体は、円周方向と軸線方向との両方向において支 持体の支持部に接当することになり、濾過体の剛性が著しく向上するから、支持 体における支持体を直線状に延びるように形成した場合に比べて、支持体におけ る支持部と濾過体との接触面積を増大することなく、流体の圧力に対する濾過体 の曲げ強度を格段に向上できることになる。
【0008】 更に、支持体における支持部の長さを長くすることなく濾過体の曲げ強度を向 上できることにより、濾過体の曲げ強度を向上したことに起因して支持体の体積 及び表面積が増大することはないから、濾過体を透過した流体が排出されるに際 しての流れ抵抗が増大することもない。 従って本考案によると、支持体と濾過体との接触面積の増大及び濾過された流 体の流れ抵抗の増大を招来することなく、流体の圧力による濾過体の曲がり変形 を防止できるから、濾過装置を大型化することなく、濾過効率及び濾過性能を向 上できる効果を有する。
【0009】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面(図1〜図5)に基づいて説明する。 図1〜図3は第1の実施例を示し、これらの図において符号1は流体2を充填 したタンクを、符号3は、前記タンク1における排出口4の個所に設けた濾過装 置を各々示す。
【0010】 前記濾過装置3は、前期タンク1の排出口4に螺着するようにしたブッシュ4 と、軸線回りに螺旋状に延びる4条の板状支持部6aを一体的に連接して成る棒 状の支持体6と、該支持体6に被嵌した円筒状の濾過体7とを備えており、支持 体6の下端部6bを小径に形成して、これを前記ブッシュ5に密嵌する一方、支 持体6の上端には、濾過体7の外径と略同じ外径のヘッド部6cを一体的に造形 している。
【0011】 他方、前記濾過体7は、金網や不織布等の多孔状の素材にて形成されており、 ブッシュ5に対して熔接等にて固着している。 なお、ブッシュ5の下端部内周面は、当該ブッシュ5をタンク1に着脱するに 際して使用するレンチを係合するための六角孔5aに形成している。 この実施例では、支持部6aを4条に形成して、相隣接した支持部6a間のピ ッチPを小さくした状態で各支持部6aのリードLを大きくすることにより、相 隣接した支持部6a間の螺旋溝8を流体2がスムースに流れるようにしているが 、支持部6aは、1条のみとか、2条又は3条若しくは5条以上の複数状に形成 しても良いことは言うまでもない。
【0012】 以上のように、支持体6の支持部6aが螺旋状に延びるように形成すると、濾 過体7は円周方向と軸線方向との両方向で支持体6の支持部6aにて支持され、 支持部6aを直線状に形成した場合に比べて、軸線方向での濾過体7に対する支 持体6の支持スパンPを極く短くできるから、各支持部6aと濾過体7との接触 面積が従来と同じであっても、流体2の圧力に対する濾過体7の曲げ強度を格段 に向上することができるのである。
【0013】 また、支持体6と濾過体7との接触面積を増大することなく濾過体7の曲げ強 度を向上できるから、濾過体7を透過した流体2の流れ抵抗が増大することもな いのであり、従って、濾過装置3を大型化することなく濾過効率と濾過性能とを 向上できるのである。 上記の実施例のように、支持体6を、板状の支持部6aを連接した状態に形成 すると、濾過体7を透過した流体2は、螺旋溝8によって旋回作用を受け、旋回 流となって排出口4に排出されるから、流体2を混合することが好ましい場合の 濾過に適している。
【0014】 図4に示すのは第2の実施例であり、支持体6を、薄板にて断面十字状(断面 直線状とか三つ矢状等であっても良い)に形成した芯材6dと、この芯材6dに 被嵌して溶接等にて固着したコイル状の支持部6aとで構成したものである。こ のように芯材6dを薄肉に形成しても、芯材6dの相互間が支持部6aにて連結 されていることにより、芯材6d及び支持部6aとが互いに補強し合ってその剛 性が格段に向上するから、支持体6の強度を低下することなく軽量化できる。
【0015】 図5に示すのは第3の実施例であり、支持体6を、円周方向に沿って適宜間隔 で配設した複数本の棒状芯材6dと、各芯材6dの両端を連結する連結体6eと 、各芯材6dに外接した状態で溶接等にて固着したコイル状の支持部6aとで構 成したものである。この場合も、各芯材6dと支持部6aとが互いに補強し合っ ているため、軽量でありながら頑丈な構造にすることができる。
【0016】 これら図4及び図5の構成では、濾過体7を透過した流体2は支持体6軸線方 向に沿って直線状に流れるので、流体2を旋回流にすることが好ましくない流体 の濾過に適している。 なお、上記の各実施例は支持体の一端部から流体を排出するようにした場合で あったが、本考案は、支持体の両端部から流体を排出するようにした形態の濾過 装置にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のII−II視断面図である。
【図3】図1のIII − III視断面図である。
【図4】第2の実施例を示す図である。
【図5】第3の実施例を示す図である。
【図6】従来技術を示す図である。
【符号の簡単な説明】
1 タンク 2 流体 3 濾過装置 4 排出口 6 支持体 6a 支持部 7 濾過体 8 螺旋溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状の濾過体が被嵌する支持体に、前記濾
    過体の内周面に線接触状に接当する支持部を、支持体の
    軸線回りに螺旋状に延びるように形成したことを特徴と
    する濾過体の支持装置。
JP1992011795U 1992-03-10 1992-03-10 濾過体の支持体 Expired - Lifetime JP2523598Y2 (ja)

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JPH0574606U true JPH0574606U (ja) 1993-10-12
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010536543A (ja) * 2007-08-15 2010-12-02 モンテコ・リミテッド 水から堆積物を除去するためのフィルター
JP2014117681A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Monobe Engineering:Kk フィルターエレメント

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JPH01215319A (ja) * 1988-02-23 1989-08-29 Japan Tobacco Inc 濾過装置

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