JPH0574954U - 燃料タンクの液位計測装置 - Google Patents
燃料タンクの液位計測装置Info
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- JPH0574954U JPH0574954U JP1277792U JP1277792U JPH0574954U JP H0574954 U JPH0574954 U JP H0574954U JP 1277792 U JP1277792 U JP 1277792U JP 1277792 U JP1277792 U JP 1277792U JP H0574954 U JPH0574954 U JP H0574954U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料の表示値を燃料の減少とともに連続的に
変化させ、正確な燃料の残液量を表示することのできる
燃料タンクの液位計測装置を提供する。 【構成】 主タンク室3の液面位を検出するメインセン
サ62と、副タンク室5の液面位を段階的に検出するサ
ブセンサ60と、メインセンサの液面位信号と前記サブ
センサの段階検出信号を加算する加算手段64と、回転
センサ67が出力する回転信号に応じて前記総残液量信
号を補正する補正手段66と、補正手段66によって補
正された総残液量信号の値を表示する表示手段68とを
備え、補正手段66は、サブセンサ60が検出する液面
位の段階検出信号が上位の段階から下位の段階の値に変
化した際に、その変化直前に加算手段から出力される総
残液量信号の値を、前記回転信号に応じた減少幅で時間
の経過とともに減少させていく時定数回路を備えた。
変化させ、正確な燃料の残液量を表示することのできる
燃料タンクの液位計測装置を提供する。 【構成】 主タンク室3の液面位を検出するメインセン
サ62と、副タンク室5の液面位を段階的に検出するサ
ブセンサ60と、メインセンサの液面位信号と前記サブ
センサの段階検出信号を加算する加算手段64と、回転
センサ67が出力する回転信号に応じて前記総残液量信
号を補正する補正手段66と、補正手段66によって補
正された総残液量信号の値を表示する表示手段68とを
備え、補正手段66は、サブセンサ60が検出する液面
位の段階検出信号が上位の段階から下位の段階の値に変
化した際に、その変化直前に加算手段から出力される総
残液量信号の値を、前記回転信号に応じた減少幅で時間
の経過とともに減少させていく時定数回路を備えた。
Description
【0001】
この考案は、タンク本体の下部に主タンク室と副タンク室とを設けた燃料タン クの液位計測装置に関する。
【0002】
例えば、自動車用燃料タンクにあっては、図7に示すものが知られている。
【0003】 図7において、1は燃料タンクのタンク本体で、このタンク本体1の底壁に内 側に向けて膨出部2が形成されて主タンク室3と副タンク室5とが隔成されてい る。この膨出部2はタンク本体の底壁と車体の機能部品との干渉を回避するため に形成したものである。
【0004】 7は主タンク室3の燃料を図示しないエンジンに供給する燃料供給装置に送給 するフィードパイプで、その吸込端にはフィードポンプ8が取り付けられている 。
【0005】 9はバーチカルタイプのフューエルゲージで、これは、液面位に応じて上下動す るフロート10を備え、このフロート10の位置によって抵抗値を変えることに より液面位を検出するもので、主タンク室3の底部からタンク本体1の上端まで の液面位を検出する。
【0006】 11は前記燃料供給装置で消費されない余剰燃料をタンク本体1内に戻すリタ ーンパイプで、このリターンパイプ11の先端にはチャンバ12内に突出するノ ズル13が形成されている。また、チャンバ12の下部には絞り部14が形成さ れ、この絞り部14は主タンク室3に配置されている。15はチャンバ12と副 タンク室5とを連通する吸込パイプで、この一端がサブフューエルゲージ20の 吸込路16に接続されている。
【0007】 このサブフューエルゲージ20は、副タンク室5の底部から膨出部2の上端ま での範囲の液面位を検出するものであり、これは、フロート室21に配置され液 面位に応じて上下動するフロート22と、このフロート22によってオン・オフ 動作するリードスイッチ23とを備えている。
【0008】 このリードスイッチ23はフロート22が上昇した位置にあるとオンし、下降 した位置にあるとオフするものである。
【0009】 いま、フィードポンプ8が駆動されると、燃料は主タンク室3からフィードパ イプ7を介して燃料供給装置に供給され、この燃料供給装置に供給された余剰燃 料はリターンパイプ11を経由してタンク本体1内に戻される。
【0010】 この際、フィードポンプ8の吐出圧によって燃料はノズル13より絞り部14 に向けて勢い良く噴出される。このため、チャンバ12内のノズル13周囲に負 圧領域が発生し、この負圧により、吸込路16および吸込パイプ15を介して副 タンク室5の燃料が主タンク室3へ移送される。そして、吸込パイプ15とチャ ンバ12と絞り部14とリターンパイプ11とノズル13等とで移送ユニットQ が構成されている。
【0011】 ここで、タンク本体1内の燃料残量は、フューエルメータ17により確認され るのであるが、このフューエルメータ17の表示値は、主タンク室3と副タンク 室5とに残っている燃料の総和値が表示される。
【0012】 すなわち、副タンク室5の液面位が一定以上のときフロート22が上昇した位 置にあってリードスイッチ23がオンとなり、一定値以下のときフロート22が 下がりリードスイッチ23がオフとなって、主タンク室3内のヒューエルゲージ 12の検出値が補正され上記フューエルメータ17に表示される。
【0013】
ところで、サブフューエルゲージ20は、1つのリードスイッチ23のオン・ オフで副タンク室5の燃料の残液量を検出している。つまり、リードスイッチ2 3のオン・オフによって副タンク室5に燃料があるかないかを検出しているに過 ぎないので、フューエルメータ17に表示される燃料の総和量はかなり不正確で あるという問題があった。
【0014】 この問題を解消するためには、主タンク室3と同じバーチカルタイプのフュー エルゲージを使用すれば正確な燃料の総和量を求めることができるが、高価なも のになってしまうという問題がある。
【0015】 そこで、サブフューエルゲージ20に3つのリードスイッチを上下方向に直列 に接続して設け、これらリードスイッチのオン・オフによって副タンク室5の液 面位を3段階にして検出し、これによりヒューエルゲージ9の検出値をその3段 階に応じて補正してフューエルメータ17に表示する液位計測装置が提案されて いる。
【0016】 しかしながら、この液位計測装置にあっても、副タンク室5の液面位を3段階 に分けて検出するだけなので、フューエルメータ14に表示される燃料の総和量 はやはり不正確であり、しかもそのフューエルメータ14の指針は階段状に移動 することになるので、ユーザが不信感を抱くという問題があった。
【0017】 この考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、燃料の表示値 が燃料の減少とともに連続的に変化し、しかも安価な構成で正確な燃料の残液量 の総和量を表示することのできる燃料タンクの液位計測装置を提供することにあ る。
【0018】
この考案は、上記目的を達成するため、タンク本体の下部に主タンク室と副タ ンク室とが形成され、前記主タンク室の燃料をエンジンへ送給するためのフィー ドパイプと、このフィードパイプによる燃料の送給によって前記副タンク室の燃 料を主タンク室へ送給する吸込パイプとを備えた燃料タンクの前記主タンク室の 底部からタンク本体の上部までの範囲の燃料の液面位を検出して該液面位に応じ た液面位信号を出力するメインセンサを設けた燃料タンクの液位計測装置におい て、 前記エンジンの回転数に応じた回転信号を出力する回転センサと、 前記副タンク室の底部から上部までの範囲を数段階に区分して、該副タンク室 の燃料の液面位が位置する段階を検出し、この検出した段階に応じた段階検出信 号を出力するサブセンサと、 前記メインセンサの液面位信号と前記サブセンサの段階検出信号の値を加算し た総残液量信号を出力する加算手段と、 前記回転センサが出力する回転信号に応じて前記総残液量信号を補正する補正 手段と、 この補正手段によって補正された総残液量信号の値を表示する表示手段とを備 え、 前記補正手段は、サブセンサが検出する液面位の段階検出信号が上位の段階か ら下位の段階の値に変化した際に、その変化直前に加算手段から出力される総残 液量信号の値を、前記回転信号の値に応じた割合で時間の経過とともに減少させ ていく時定数回路を備えていることを特徴とする。
【0019】
この考案は、上記構成により、副タンク室の燃料の液面位が位置する段階を検 出し、この検出した段階に応じた段階検出信号を出力し、加算手段がメインセン サの液面位信号と前記サブセンサの段階検出信号の値を加算した総残液量信号を 出力する。そして、補正手段の時定数回路がサブセンサが検出する液面位の段階 検出信号が上位の段階から下位の段階の値に変位した際に、その変位直前に加算 手段から出力される総残液量信号の値を、回転センサが出力する回転信号の値に 応じた割合で時間の経過とともに減少させていき、表示手段が補正手段によって 補正された総残液量信号の値を表示する。
【0020】
以下、この考案に係る燃料タンクの液位計測装置の実施例を図面に基づいて説 明する。なお、図7に示す部材と同一なものには同一符号を付したのでその説明 は省略する。
【0021】 図2ないし図4において、50は副タンク室5の底部から膨出部2の上端まで の範囲の液面位を検出するサブフューエルゲージであり、このサブフューエルゲ ージ50は、筒状のケーシング26とこのケーシング26の下部に取り付けられ るリードスイッチユニット27とで構成されている。
【0022】 上記ケーシング26は、上部に前記フランジ部25が形成されかつ、タンク本 体1の底壁へ延びる吸込パイプとしての吸込路16が形成されたものであって、 タンク本体1の上面に形成された取付孔18を閉塞する蓋体29に一体形成され た吸込パイプとしてのコネクタ30の下端を上記吸込路16に受容し、上記コネ クタ30に接続された吸込パイプ15を介してチャンバ12内に生じる負圧によ って、副タンク室5内の燃料を吸い上げるようになっている。
【0023】 上記吸込路16の先端部は、上記コネクタ30を受容する部分よりも細く形成 されていて、この先端部の周囲には、隔壁31によって上記吸込路16の外壁と この隔壁31によって吸込路16の隔壁31との間に下側が開放されたドーナッ ツ状のフロート室32が設けられている。上記フロート室32には、後述するリ ードスイッチ部33に設けたリードスイッチ33a、33b、33cを作動させ るマグネット34を備えたフロート35が上下自在に設けられている。
【0024】 また、上記隔壁31の上壁にはフロート35の上部ストッパ36が突出形成さ れると共に燃料液面が下がった場合に空気を取入れる連通孔37が形成され、一 方隔壁31の下縁には吸込口38が形成されている。
【0025】 尚、上記ケージング26のフランジ部は、取付孔18に所定の固定手段によっ て取付けられ、コネクタ30を受容する部分には、シール材39がストッパ40 を介して取付けられている。
【0026】 一方、前記ケージング26の下部に取付けられるリードスイッチユニット27 はケージング26の下部を閉塞すると共に隔壁31に設けられたフック41に係 合する爪42を備えたプレート43と、このプレート43の中央部で一体となっ て立ち上がる端子44a,44b,47a,47bとで構成され、上記端子44a,47a の先端部に前記フロート35によりON−OFF作動する周知のリードスイッチ 33a〜33cを設けたリードスイッチ部33が取付けられている。
【0027】 プレート43をケーシング26の下部に、プレート43の爪42を隔壁31の フック41に係着して取り付けると、上記端子44はケーシング26の吸入路1 6に挿入され、上記リードスイッチ部33が吸入路16内に配置されることとな る。
【0028】 尚、上記プレート43上面には、前記フロート35の下部ストッパー45が一 体形成されている。また、上記端子44、44の各端部は、プレート43をケー シング26に取り付けた際にケーシング26の隔壁31周囲よりも外側に配置さ れるよう、プレート43の周方向に延出され、立ち上げ形成されている。
【0029】 ところで、リードスイッチ33a〜33cはリードスイッチ部33の上から順に 配置されており、リードスイッチ33aは副タンク室5の燃料の液面位が下降し てフロート35が底部からの高さがH1以下に下降するとオンし、リードスイッ チ33bはフロート35が高さH2(<H1)以下に下降するとオンし、リードスイ ッチ33cはフロート35が高さH3(<H2)以下に下降するとオンするものであ る。
【0030】 これらリードスイッチ33a〜33cは、図5に示すように、各抵抗R1,R2,R 3を短絡するように接続されている。そして、抵抗R1〜R3とリードスイッチ3 3a〜33c等とでサブセンサ60が構成され、端子47bが図1に示す平均回路 61に接続されている。
【0031】 このサブセンサ60は、リードスイッチ33a〜33cのオン・オフによって端 子44b,47b間の合成抵抗を3段階に変え、この合成抵抗に応じた電圧(段階 検出信号)を平均回路61へ出力するものである。すなわち、このサブセンサ6 0は、液面位がH1,H2,H3となったとき、これを検出するものである。
【0032】 また、図2において、62は従来と同様なバーチカルタイプのフューエルゲー ジからなるメインセンサで、これは、フロート10の位置によって抵抗値を変え 、この抵抗値に応じた電圧(液面位信号)を出力することにより、主タンク室3 の底部からタンク本体1の上端までの液面位を検出するものである。
【0033】 図1はこの考案に係わる液位計測装置の電気系統の構成を示したブロック図で ある。
【0034】 図1において、61はサブセンサ60から出力される段階検出信号を、例えば 0.1秒毎にサンプリングし、このサンプリングした段階検出信号を例えば1秒間 毎に平均し、この平均した平均段階信号SDを出力する平均回路である。63は メインセンサ62から出力される液面位信号を、上記と同様にサンプリングして 、その平均したメ平均液面位信号SMを出力する平均回路である。
【0035】 64は平均段階信号SDと平均液面位信号SMとを加算してタンク本体1の総残 液量を求め、この総残液量を示す加算信号SGを出力する加算回路(加算手段) 、65は加算回路64から出力される加算信号SGを例えば数十秒毎に平均して 、この平均した平均加算信号SHを数十秒毎に出力していく平均回路である。こ れら平均回路61,63,65は車体の揺動等によって液面が変動するので、その 変動による影響を取り除くためのものである。
【0036】 66は平均加算信号SHを補正する時定数回路を備えた補正回路(補正手段) で、この補正回路66は、エンジンの回転数を検出する回転センサ67から出力 される回転信号SKの値に応じた割合で平均加算信号SHを時間の経過とともに減 少させた補正加算信号SJを出力していくものである。68は補正加算信号SJの 値に応じた燃料の総残液量を表示する表示器(表示手段)で、この表示器68は 駆動回路69によって表示される。
【0037】 71は平均回路63から出力される平均液面位信号SMと平均回路65から出 力される平均加算信号SHとを比較し、その差が所定値以下のときその平均液面 位信号SMを出力し、その差が所定値以上のとき異常であると判断してその平均 液面位信号SMの出力をキャンセルする異常処理回路である。
【0038】 72は平均回路61から出力される平均段階信号SDと平均回路65から出力 される平均加算信号SHとを比較し、その差が所定値以下のときその平均段階信 号SDを出力し、その差が所定値以上のとき異常であると判断してその平均段階 信号SDの出力をキャンセルする異常処理回路である。
【0039】 これら異常処理回路71,72は、車体の揺動等により液面が大きく変動した 際に各センサ60,62が検出する信号を取り除くものである。
【0040】 73は異常処理回路71から出力される平均液面位信号SMを例えば数十秒毎 に平均し、この平均した平均液面位信号SLを出力する平均回路、74は異常処 理回路72から出力される平均段階信号SDを例えば数十秒毎に平均し、この平 均した平均段階信号SPを出力する平均回路である。
【0041】 75は平均回路73から出力される平均液面位信号SLが予め設定された設定 値A以下であって、且つ、平均回路74から出力される平均段階信号SPが予め 設定した設定値B(<A)以上のとき、移送ユニットQが故障して副タンク室5の 燃料が主タンク室3へ移送されていないと判断する不良判断回路である。
【0042】 この不良判断回路75は、移送ユニットQが故障していると判断するとリセッ ト信号Rを出力し、このリセット信号Rにより、加算回路64は平均回路61が 出力する平均段階信号SDの値をゼロとして処理する。
【0043】 次ぎに、上記実施例の動作を図6に示すタイムチャートを参照しながら説明す る。
【0044】 燃料がタンク本体1に満たされた状態から図6のAに示すように燃料が消費さ れていくと、燃料の液面位が下降していく。この液面位が副タンク室5の底部か らの高さH1の位置に降下するまで、サブセンサ60のリードスイッチ33a〜3 3cは全てオフとなっている。したがって、図6に示す時点t0から時点t1(リ ードスイッチ33aがオンする時点)まではサブセンサ60は一定値の段階検出 信号を出力する。
【0045】 一方、メインセンサ62はその液面位の下降に応じた液面位信号を出力する。 そして、平均回路63は平均した平均液面位信号SMを出力し、平均回路61は 平均した平均段階信号SDを出力する。
【0046】 加算回路64は平均液面位信号SMと平均段階信号SDとを加算した加算信号S Gを出力し、平均回路65が加算回路64から出力される加算信号SGを平均した 平均加算信号SHを例えば数十秒毎に出力していく。
【0047】 この平均加算信号SHの値は、燃料が一定の割合で消費されていれば、図6の (C)の時点t0から時点t1までに示す直線に沿って下降した値となる。
【0048】 そして、補正回路66は、平均回路65が出力する平均加算信号SHの値、例 えば時点taでSH1の信号を出力してから時点tbでSH2の信号を出力するまで、 SH1の値から時間の経過とともに減少していく補正加算信号SJ1(図6の(D)参 照)を出力していく。この補正加算信号SJ1は時定数回路によって出力していく もので、指数関数的に減少していくが、時点taから時点tbまでの時間が数十秒 程度なので、ほぼ直線とみなすことができる(直線とみなせるように時定数を設 定しておくものである)。その時定数は回転センサ67から出力される回転信号 に応じて決定する。
【0049】 そして、この補正加算信号SJ1の値である燃料の総残液量がドライバ69によ って表示器68に表示される。
【0050】 燃料の液位面が高さH1の位置に降下すると、リードスイッチ33aがオンする (時点t2)。このリードスイッチ33aがオンすると、図5に示す抵抗R1が短 絡した状態となるので、サブセンサ60から出力される段階検出信号の値は急激 に落ちることとなる。この結果、平均回路65から出力される平均加算信号SH も時点t2で急激に落ちることとなる。例えば、図6の(C)に示すように平均加 算信号SHがSH3からSH4になる。
【0051】 そして、時定数回路66が平均加算信号SH3の値から時間の経過とともに減少 していく補正加算信号SJ2を出力していく(図6の(D)参照)。この補正加算信 号SJ2は、回転センサ67から出力される回転信号SKに応じて時定数を決定し 、この決定した時定数に基づいた時定数回路(図示せず)が出力していくものであ る。
【0052】 その時定数の値は、回転信号SKの値が大きい場合には燃料の消費が多いので、 補正加算信号SJ2が時間の経過とともに大きく減少していくように決定するもの である。
【0053】 平均回路65は、時点t2まで平均加算信号SH4を何回か出力するが、補正加 算信号SJ2の値が平均加算信号SH4の値より大きい場合、補正回路66は補正加 算信号SJ2を出力するようにしておけば、時点t2まで補正加算信号SJ2を出力 していく。
【0054】 同様に、時点t2,t3で副タンク室5の液面位がH2,H3に下降してリードスイ ッチ30b,30cがオンし、平均回路65が平均加算信号SH5,SH6を出力した場 合も、補正回路66は時間の経過とともに減少していく補正加算信号SJ3,SJ4 を出力する。そして、表示器68に補正加算信号SJ3,SJ4の値である燃料の総 残液量が表示される。
【0055】 このように、サブセンサ60が副タンク室5の液面位を3段階に検出して、平 均回路65から出力される平均加算信号SHが階段状に変化しても、時定数回路 66によって時間の経過とともに減少していく補正加算信号SJに補正するので 、表示器68の表示値は、燃料の減少に応じて連続的に変化していくことになり 、その表示値もほぼ正確な燃料の残液量を表示することとなる。また、サブセン サ60はリードスイッチ30a〜30cを使用しているので、液位計測装置は安価 なものとなる。
【0056】 一方、異常検出回路71は、平均回路63から出力される平均液面位信号SM と平均回路65から出力される平均加算信号SHとを比較し、その差が所定値以 下のときその平均液面位信号SMを出力する。その差が所定値以上のとき、異常 であると判断してその平均液面位信号SMの出力をキャンセルする。
【0057】 同様に、異常処理回路72は、平均回路61から出力される平均段階信号SD と平均回路65から出力される平均加算信号SHとを比較し、その差が所定値以 下のときその平均段階信号SDを出力し、その差が所定値以上のとき異常である と判断してその平均段階信号SDの出力をキャンセルする。
【0058】 そして、平均回路73が異常処理回路71から出力される平均液面位信号SM を例えば数十秒毎に平均し、この平均した平均液位信号SLを出力していく。同 様に、平均回路74が異常処理回路72から出力される平均段階信号SDを例え ば数十秒毎に平均し、この平均した平均液位信号SPを出力していく。
【0059】 不良判断回路75は、平均回路73から出力される平均液位信号SLが予め設 定された設定値A以下であって、且つ、平均回路74から出力される平均液位信 号SPが予め設定した設定値B(<A)以上のとき、移送ユニットQが故障してい ると判断してリセット信号Dを出力する。このリセット信号Dにより加算回路6 4は、平均回路61が出力する平均段階信号SDの値をゼロとして処理する。
【0060】 すなわち、加算回路64は平均回路63から出力される平均液面位信号SMを 出力することになる。この結果、主タンク室3の燃料の残液量のみが表示器68 に表示され、移送ユニットQの故障により副タンク室5の燃料の使用ができない 場合、副タンク室5の残液量は表示されないこととなる。
【0061】 したがって、ドライバーは表示器68の「EMPTY」表示まで安心して走行する ことができることとなる。ちなみに、移送ユニットQが故障している場合、副タ ンク室5の燃料が使用できないにも拘らず、副タンク室5の残液量が表示されて しまうと、表示器68が「EMPTY」表示していないのに、燃料不足により走行不 能になってしまう不具合が生じ、表示器68が「EMPTY」を表示するまで安心し て走行できないということになる。
【0062】
この考案によれば、サブセンサが副タンク室の液面位を複数段階に検出するが 、補正手段により時間の経過とともに減少していく補正信号に補正するので、表 示手段の表示値は燃料の減少とともに連続して変化し、その表示値もほぼ正確な 燃料の残液量を表示することとなる。また、リードスイッチからなるサブセンサ を使用すればよいで、液位計測装置を安価に提供することができる。
【図1】考案に係わる燃料タンクの液位計測装置の電気
系統の構成を示したブロック図、
系統の構成を示したブロック図、
【図2】燃料タンクの構成を示した概略構成図、
【図3】副タンク室の液面位を検出するサブヒューエル
ゲージの構成を示した断面図、
ゲージの構成を示した断面図、
【図4】上記サブヒューエルゲージを一部分解した断面
斜視図、
斜視図、
【図5】リードスイッチと抵抗の接続を示した回路図、
【図6】図1の主要回路が出力する信号を示したタイム
チャート図、
チャート図、
【図7】従来の燃料タンクの液位計測装置の構成を示し
た概略説明図である。
た概略説明図である。
1 タンク本体 3 主タンク室 5 副タンク室 7 フィードパイプ 15 吸込パイプ 60 サブセンサ 62 メインセンサ 64 加算回路(加算手段) 66 補正回路(補正手段) 68 表示器(表示手段)
Claims (1)
- 【請求項1】タンク本体の下部に主タンク室と副タンク
室とが形成され、前記主タンク室の燃料をエンジンへ送
給するためのフィードパイプと、このフィードパイプに
よる燃料の送給によって前記副タンク室の燃料を主タン
ク室へ送給する吸込パイプとを備えた燃料タンクの前記
主タンク室の底部からタンク本体の上部までの範囲の燃
料の液面位を検出して該液面位に応じた液面位信号を出
力するメインセンサを設けた燃料タンクの液位計測装置
において、 前記エンジンの回転数に応じた回転信号を出力する回転
センサと、 前記副タンク室の底部から上部までの範囲を数段階に区
分して、該副タンク室の燃料の液面位が位置する段階を
検出し、この検出した段階に応じた段階検出信号を出力
するサブセンサと、 前記メインセンサの液面位信号と前記サブセンサの段階
検出信号の値を加算した総残液量信号を出力する加算手
段と、 前記回転センサが出力する回転信号に応じて前記総残液
量信号を補正する補正手段と、 この補正手段によって補正された総残液量信号の値を表
示する表示手段とを備え、 前記補正手段は、サブセンサが検出する液面位の段階検
出信号が上位の段階から下位の段階の値に変化した際
に、その変化直前に加算手段から出力される総残液量信
号の値を、前記回転信号の値に応じた割合で時間の経過
とともに減少させていく時定数回路を備えていることを
特徴とする燃料タンクの液位計測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1277792U JP2539652Y2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 燃料タンクの液位計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1277792U JP2539652Y2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 燃料タンクの液位計測装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0574954U true JPH0574954U (ja) | 1993-10-12 |
| JP2539652Y2 JP2539652Y2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=11814841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1277792U Expired - Lifetime JP2539652Y2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 燃料タンクの液位計測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2539652Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002162282A (ja) * | 2000-10-30 | 2002-06-07 | Applied Materials Inc | 液面センサ、液体容器および液量検知方法 |
| JP2002162283A (ja) * | 2000-10-30 | 2002-06-07 | Applied Materials Inc | 液面センサ、液体容器および液量検知方法 |
| JP2006208024A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Komatsu Ltd | 残量表示システム及び残量表示方法 |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP1277792U patent/JP2539652Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002162282A (ja) * | 2000-10-30 | 2002-06-07 | Applied Materials Inc | 液面センサ、液体容器および液量検知方法 |
| JP2002162283A (ja) * | 2000-10-30 | 2002-06-07 | Applied Materials Inc | 液面センサ、液体容器および液量検知方法 |
| JP2006208024A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Komatsu Ltd | 残量表示システム及び残量表示方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2539652Y2 (ja) | 1997-06-25 |
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