JPH0574979B2 - - Google Patents

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JPH0574979B2
JPH0574979B2 JP59126331A JP12633184A JPH0574979B2 JP H0574979 B2 JPH0574979 B2 JP H0574979B2 JP 59126331 A JP59126331 A JP 59126331A JP 12633184 A JP12633184 A JP 12633184A JP H0574979 B2 JPH0574979 B2 JP H0574979B2
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color
image
signal
sensor array
blur
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Susumu Sugiura
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、カラー原稿画像を読取るに際して、
カラー原稿画像を表わす複数色のカラー画像信号
と、その複数色のカラー画像信号に色毎に対応す
る複数色のボケ画像信号とをほぼ同時に得られる
画像入力装置に関する。
〔従来技術〕
従来、印刷分野等で用いられているこの種の画
像入力装置では、例えば第1図に示す様な構成に
より結像信号とそのぼけ信号との両方を同時に得
ていた。これを説明すると、ドラム100に原稿
101を巻きつけて回転させ、その原稿101の
走査点Aとその近傍を光源102の光で照射し、
原稿からの反射光を結像レンズ103,104を
通して光電変換器105,106に到達させる。
レンズ103,104等の光学系は一体にドラム
100の回転軸方向に移動して原稿101を走査
する。一方の光電変換器105は原稿101上の
点Aに対する結像点位置に配設しているが、他方
の光電変換器106は、点Aとその近傍の両方の
画像入力情報が入る様に、点Aに対して焦点ずれ
となるぼけ位置に配設するか、光電変換器106
の開孔部を大きくしてある。従つて、光電変換器
105,106から結像信号とそのぼけ信号の両
方が同時に得られる。
第1図に示したような画像読取方式では、走査
中の原稿上の1点についてのみ結像信号とそのぼ
け信号の両方を同時に得ることはできるが、
CCDの様に1次元に光電変換用センサアレイが
並んだ光電変換器を使用した場合では上述の方式
は適用できない。CCDの各センサ素子毎のぼけ
信号を作る方法として、従来ではCCDから出力
された信号をメモリに一旦格納して2次元イメー
ジ情報を形成した後、この2次元イメージ情報に
対してn×m画素(n,mは整数)の2次元フイ
ルタリング処理を施してぼけ信号を得ていた。
だが、このぼけ信号作成方式では、n×m回の
積和演算を必要とするので、例えば13×13画素で
のフイルタリングを行う場合には169回の積和演
算と平均値を得るための1回の割り算を実行させ
る必要がある。従つて、1画素当り1μsec(マイク
ロ秒)でアクセス出来て、しかも積和計算も出来
るという演算素子がたとえ存在していたとして
も、その演算素子により注目の1画素に対するぼ
け信号を作るのに、少なくとも169μsecかかるこ
とになる。また、後述のようにぼけ信号を得るた
めに走査領域が増大して読取時間も遅くなる欠点
がある。
第2図は本発明を適用可能な画像入力装置を備
えた複写機の一例を示す。ここで、201は本発
明を適用可能な画像入力装置の読取りヘツド、2
02はON/OFFの2値の記録方式により記録を
行うマルチノイズタイプのインクジエツト記録ヘ
ツドである。原則として、読取りヘツド201の
読取りセンサのピツチと記録ヘツド202の記録
素子のピツチは等しく、その両素子は同数とす
る。入力用の原稿203と印刷用の記録紙204
はローラ205を介して駆動モータ206により
垂直方向に同時に移動され、読取りヘツド201
と記録ヘツド202はベルトまたはワイヤ等の伝
導部材207を介して駆動モータ208により同
時に水平方向に移動される。その際、読取りヘツ
ド201から入力した画像信号はデータ作成部2
09により所定の処理を施され、記録ヘツド20
2に送出される。
第3図Aは、第2図に示す構成で原稿203を
一走査読み取るときの読取りヘツド201の走査
状態と、その読取りヘツド201でぼけ信号を作
成するのに必要な走査領域とを示す。ここで、3
01は読取りヘツド201の読取りセンサアレイ
であり、副走査方向に一列に配列したa1〜a5まで
5素子からなり、主走査方向に左から右へ移動し
ながら、原稿203を走査する。302は読取り
センサアレイ301で1ライン走査するのに必要
な画像領域を示し、303は画像領域302の各
画素に対するぼけ信号を作成するのに必要な画像
領域を示す。
第3図Bは上述のセンサアレイ301でぼけ信
号(ぼけマイク信号)を形成するときの動作の一
例を示す。図示のように、例えばa1の画素に対す
るぼけ信号b1は次式(1)により求められる。
b1=1/25(22i=1 3j=1 Pi・Ci+aj・Cj) (1) 但し、Ci,Cjはぼけ信号作成用のフイルタリン
グ係数。
ところが、センサアレイ301の1ラインの走
査で得られる画像データは、A1,A2,A3,A4
囲まれた画像領域302のみであるので、上式(1)
を計算するには、A1,A2,A3,A4で囲まれた領
域外のP1〜P10までの画像データも必要とする。
このため、センサアレイ301で1ライン分走査
しただけではデータ量が不足し、前走査ラインの
画像データも必要となる。同様に画像領域302
の右端下のa5の画素に対するぼけ信号を作るに
は、Q1,Q2,Q3,Q4で囲まれた領域の画像デー
タが必要となり、次の走査ラインの画像データと
右側のはみだし部分の画像データも必要となる。
なお、ここではぼけ信号を5×5画素で計算す
る場合を示したが、入力原稿203が網点原稿で
ある場合にサンプリングにより画像を読取るとモ
アレが発生するので、このモアレの発生を防止
し、または発生したモアレを検出するために13×
13画素程度の平均化フイルタを使用する場合もあ
る。
以上のような方式でぼけ信号を得る場合には、
実質的に第3図Aで示すR1,R2,R3,R4で囲ま
れたぼけ信号作成用画像領域303に相当する容
量のメモリが必要となり、センサアレイ301も
3ライン分走査して画像読取りした後に、初めて
第3図A,Bで示すA1,A2,A3,A4で囲まれた
1ライン分の画像領域302の各画素のぼけ信号
の計算が可能となる。
このように、従来方式によりCCD等のライン
センサを用いてぼけマスク信号を作る場合には、 メモリ容量が極めて大きくなる。
ぼけマスク信号を得るための演算時間が極め
て大きくなる。
必要とするライン走査が有効画面幅よりも大
きく、しかも上下に余分に走査して、初めてぼ
けマスク信号が得られるため、画像読取り時間
が大きくなる。
ぼけマスク信号作成領域と結像信号作成領域
とが異なるため、制御手段が複雑になる。
等の欠点があつた。
〔目的〕
本発明は、上述のような問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的は、カラー原稿画像を表わす
複数色のカラー画像信号と、その複数色のカラー
画像信号に色毎に対応する複数色のボケ画像信号
とを、簡易な構成で、かつ、ほぼ同時に得ること
ができる画像入力装置を提供することにある。
[目的を達成するための手段] 上述目的を達成するための、本発明の特徴的な
構成としては主として次の点が挙げられる。
(a) 複数色の色分解フイルタが周期的に取付けら
れた複数の光電変換素子がアレイ状に配列され
た第1のセンサアレイにカラー原稿画像を結像
するとともに、第1のセンサアレイを構成する
光電変換素子よりも大面積で、かつ、複数色の
色分解フイルタが周期的に取付けられた複数色
の光電変換素子がアレイ状に配列された第2の
センサアレイに第1のセンサアレイに結像され
る原稿画像領域を含み、かつ、その原稿画像領
域よりも広い原稿画像領域を結像する点(以
下、第1の構成と称する)、および (b) 第2のセンサアレイから出力される複数色の
ボケ画像形成信号を色毎に演算することにより
ボケ画像信号を色毎に形成し、また、第1のセ
ンサアレイから出力される複数色のカラー画像
信号を色毎に遅延することにより、色毎のボケ
画像信号に同期合わせして複数色のカラー画像
信号を色毎に出力する点(以下、第2の構成と
称する)。
[作用] 本発明は、上記第1の構成により、カラー原稿
画像を表わす複数色のカラー画像信号を出力する
第1のセンサアレイの読取位置と、色毎のボケ画
像信号形成用の複数色のボケ画像形成信号を出力
する第2のセンサアレイの読取位置が、常に一致
するので、これら読取位置のズレ量や読取走査速
度をを考慮して、電気的に位置合わせする複雑な
回路構成を用いずに、カラー原稿画像上の同位置
の複数色のカラー画像信号および複数色のボケ画
像形成信号を得ることができる。
また、本発明は、上記第2の構成により、複数
色のボケ画像形成信号を色毎に演算することによ
り得られる色毎のボケ画像信号に対応する複数色
のカラー画像信号を常に得ることができるので、
複数色のカラー画像信号と、その色毎の処理に必
要な色毎のボケ画像信号をほぼ同時に得ることが
できる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
第4図A,Bはそれぞれ本発明画像入力装置の
光学系の構成例を示す。第4図Aにおいて、40
1は原稿をセツトする原稿台、402はぼけマス
ク信号の作成に要するマスク面積以上の面積を備
えた開孔部材であり、この開孔部材402を原稿
台401の近くに配設して、後述の結像センサ群
409とぼけ信号形成センサ群410に結像する
光像が互いに干渉するのを防止する。
403は光源、404は光源カバーであり、原
稿台401上にセツトされた原稿を光源403の
光により照射し、その原稿から反射された光像を
結像レンズ405を通つてハーフミラー406に
到達させ、分離する。ハーフミラー406を透過
した光像は、光路を変える反射ミラー407を通
つて同一の共通基板411上に形成した結像セン
サ群409に結像する。また、ハーフミラー40
6の表面で反射した光像は、光路を変える反射ミ
ラー408を通つて上述の共通基板411上に形
成したぼけ信号形成センサ群410に結像する。
このぼけ信号形成センサ群410の受光面積は、
結像センサ群409の受光面積より大に形成して
いる。
第4図Bは光像を分離するミラー406〜40
8を用いないで構成した場合を示す。
第5図は、第4図A,Bのセンサ群409,4
10の詳細な構成例を示す。本例では、ぼけ信号
を5×5画素から作成するものとする。同一基板
411上に形成された結像センサ群409および
ぼけ信号形成センサ群410は、カラー印刷用の
色分解信号をかねて結像信号またはぼけ信号を作
成する。504は結像センサ群409のシフトレ
ジスタ、505はぼけ信号形成センサ群410の
シフトレジスタであり、両シフトレジスタ50
4,505も上述の同一基板411上に形成され
ている。本図の各センサに付けた符号Pij(但しi
=1〜5、j=1〜3)、Qij(但しi=1〜9、
j=1〜3)のiは素子番号を、jは色情報位置
を表わす。jは例えば、j=1のとき赤、j=2
のとき緑、j=3のとき青とする。
結像センサ群409の各結像素子は、図のA1
A2,A3,A4で囲まれた領域で1画素を形成し、
この領域の内部で3色色分解をしている。また、
ぼけ信号形成センサ群410の各結像素子も図の
B1,B2,B3,B4で囲まれた領域で1画素を形成
し、この領域の内部で3色色分解をしている。ぼ
け信号形成センサ群410は5×5画素でぼけ信
号を形成するために、図のB1,B4間の長さを結
像センサ群409の素子のA1,A4間の長さの5
倍にしている。
さらに、第4図A,Bの光軸の中心は第5図の
B1,B4の中心位置に、またA1,A4の中心位置に
到達する。従つて、A1,A2,A3,A4の範囲の結
像画像に対するぼけ信号はB1,B5,B6,B4の範
囲のセンサ群により形成され、同様にA2,A5
A6,A3の範囲の結像画像に対するぼけ信号は、
B2,B7,B8,B3の範囲のセンサ群により形成さ
れる。
ぼけ信号を作るには、上述の前式(1)に示した様
に、さらに各画素信号に所定のフイルタリング係
数を乗算し、この乗算結果の和の平均値を求める
必要がある。この演算を実現するために、2次元
的平均化フイルタS(x,y)をx軸方向(図の
横方向)の場所関数m(x)と、y軸方向(図の
縦方向)の場所関数n(y)とに分ける。すると、
このフイルタS(x,y)は次式(2)で与えられる。
S(x,y)=m(x)n(y) (2) 本発明では、例えば、上述のx軸方向の場所関
数m(x)に応じて透過率を可変にしたM変透過
濃度フイルタと、y軸方向の場所関数n(y)に
応じたフイルタリング係数を乗算した値に変換す
る変換テーブルを用い、X軸方向のフイルタリン
グをぼけ信号形成用長尺センサ410と可変透過
濃度フイルタとにより行い、y軸方向のフイルタ
リングを従来の電気的手法により行うことによ
り、結果として2次元フイルタリングを高速化
し、かつ廉価にしたものである。
第6図A〜Cは、フイルタリング係数の一例を
示す。本図Aは2次元的フイルタリング係数を示
し、本図BはX軸方向の1次元的フイルタリング
係数を示し、本図Cはy軸方向の1次元的フイル
タリング係数を示す。5×5画素の中心位置に対
するぼけ信号は、本図Aのマスクにより作成され
るが、本図Bのマスクの係数と本図Cのマスクの
係数を乗算しても同じ結果が得られる。ここで、
本図Aの係数は透過濃度とする。以下に説明する
本発明実施例では、本図Aのフイルタを実現する
のに、本図Bの係数に応じた可変透過濃度フイル
タと、本図Cの係数に応じた電気的1次元フイル
タリングを用いる。
第7図は第5図のぼけ信号形成センサ群410
の上部に可変透過濃度フイルタ701を配置して
1次元光学的フイルタリングをかけた状態を示
す。第7図で示す符号Rijk(但し、i=1〜9、
j=1〜3、k=1〜5)のiはセンサ位置を示
し、jはカラー識別を示し、kは透過濃度を示
す。例えば、k=1またはk=5のときの透過濃
度を1.0とすると、k=2またはk=4のときの
透過濃度は0.5、k=3のときの透過濃度は0.2と
する。結像センザ群409には可変透過濃度フイ
ルタを使用しないので、符合Pijに関しては第5
図で説明したのと同様である。
第8図は、上述の可変透過濃度フイルタ701
としてRijkのうちのkが示す透過濃度が連続的に
変化するフイルタを使用した場合を示す。
第9図はさらに具体的な配置構成例を示す。図
示のように、共通の同一基板411に形成したぼ
け信号形成センサ群410上に色分解フイルタ9
02および可変透過濃度フイルタ701をサンド
ウイツチ状に積み上げて固定する。また、基板4
11上に形成した結像センサ群409上に色分解
フイルタ903を取付け、さらに必要な場合には
NDフイルタ904をその上に積み上げて固定す
る。NDフイルタ904は両センサ群409,4
10の感度調整のため入射光量を調整する。図示
の可変透過濃度フイルタ701は図の長手方向
(y軸方向)に一様な濃度で、図の短手方向(x
軸方向)に可変透過率濃度に形成してある。ま
た、902−1,902−2,903−3はそれ
ぞれ色分解のための赤フイルタ、緑フイルタ、青
フイルタを示す。
第10図は、シフトレジスタ504,505か
らの出力信号を処理してぼけ信号、結像信号を形
成する周辺回路の構成例を示す。結像センサ群4
09のシフトレジスタ504は、結像センサ群4
09の出力信号をセンサ外に引出すために用いら
れる。また、ぼけ信号作成用センサ群410のシ
フトレジスタ505は、可変透過濃度フイルタ7
01により1次元ぼけフイルタのかかつた信号を
ぼけ信号作成用センサ群410のセンサ外に引出
すために用いられる。1005は上述のシフトレ
ジスタ505から出力されるシリアルアナログビ
デオ信号を増幅する画像増幅器(以下、ビデオア
ンプと称する)であり、1006は同様にシフト
レジスタ504から出力されるシリアルアナログ
ビデオ信号を増幅するビデオアンプである。10
07はビデオアンプ1005で増幅されたアナロ
グビデオ信号をデジタルビデオ信号に変換するア
ナログデジタル(A/D)コンバータであり、1
008はビデオアンプ1006で増幅されたアナ
ログビデオ信号をデジタルビデオ信号に変換する
A/Dコンバータである。
1009および1010は赤、緑、青の信号に
グループ分けして出力信号を取り出すためのデジ
タルスイツチである。A/Dコンバータ100
7,1008から連続して出力されるデジタル信
号は、青、緑、赤の順に繰返し出力されてくるの
で、このデジタルスイツチユータ1009,10
10により色別にデジタル信号を整列し送出させ
る。すなわち、ぼけ信号および結像信号を作ると
きには、赤、緑、青のグループ別に行う必要があ
るからである。
1011〜1013は色別に設けた各5段のシ
フトレジスタであり、シフトレジスタ1011に
はデジタルスイツチ1009の青接点から青に関
するビデオデータが5箇所に入り、シフトレジス
タ1012にはデジタルスイツチ1009の縁接
点から縁に関するビデオデータが5箇所に入り、
シフトレジスタ1013にはデジタルスイツチ1
009の赤接点から赤に関するビデオデータが5
箇所に入る。その際、5箇以上のデータが入る
と、1番古いデータが順に消えてシフトされる
が、レジスタ内のデータはパラレルに出力され
る。
1014〜1016は対応のシフトレジスタ1
011〜1013のパラレル出力データによりア
クセルされる変換テーブルであり、RAM(ラン
ダムアクセスメモリ)、PROM(プログラムメモ
リ)またはROM(リードオンメモリ)からなる。
変換テーブル1014〜1016は入力したパラ
レルデータに対応したy軸方向1次元フイルタリ
ング係数とパラレルデータの積に相当するデータ
を対応する加算器1017〜1019に送出す
る。変換テーブル1014のC11〜C15、変換テー
ブル1015のC21〜C25、および変換テーブルの
C31〜C35はそれぞれ図のRijkのi方向1次元フイ
ルタリング係数と入力データとの積のデータを格
納した各単位変換テーブルを示す。ここで、Cij
のiは色情報位置、jはセンサ群410の素子番
号を示す。すなわち、変換テーブルは色と素子毎
に備えられている。
加算器1017〜1019は対応する変換テー
ブル1014〜1016から入力する5個のデー
タを加算する。1020〜1022は対応する加
算器1017〜1019から入力するデータに対
応する平均値を出力する割り算用変換テーブルで
ある。この変換テーブル1020〜1022は原
理的には5×5画素でぼけ信号を作成する場合に
1/25の値にする変換テーブルであるが、ぼけセン
サ群410と結像センサ群409の相互の感度の
違いや、ビデオアンプ1005,1006の増幅
率の相違により、必ずしも1/25の値にはならな
い。この変換テーブル1020〜1022により
各色間ぼけ信号や各色間結像信号との相対比較に
より加算データに適切な係数をかけた値を得る。
以上の構成において、P51〜P53の位置の結像画
素に対するぼけ信号を作成する場合の動作を、第
11図を参照して説明する。
センサ群409,410上に原稿の反射光像が
結像すると、ぼけ信号作成センサ群410からシ
フトレジスタ505に次式(3)で示すデータyiが出
力される。
i5j=1 Dij×Ej (3) 但し、Dijは色分解フイルタを含むフイルタ7
01,902の透過率、 Ejはセンサ群410の長尺センサの長手方向
(x軸方向)での入力光線の分布光度、 iはシフトレジスタ505のレジスタ位置、 jは長尺センサの長手方向の位置を示す。
シフトレジスタ505に格納されたデータyi
クロツク信号CLK1より読み出され、ビデオア
ンプ1005で増幅され、A/Dコンバータ10
07でデジタルビデオ信号に変換された後、デジ
タルスイツチ1009により色データ別にデータ
振り分けが行われ、対応のシフトレジスタ101
1〜1013に格納される。
このようにして、クロツク信号CLK1の15ク
ロツク目では、シフトレジスタ505に格納され
た各位置データr51〜r93は、第11図に示すよう
に対応のデータr51′〜r93′として後段のシフトレジ
スタ1011〜1013内に格納される。シフト
レジスタ1011〜1013のデータr51′〜r93′は
変換テープル1014〜1016により各々Cij
×yiのデータに変換される。Cijは乗算係数であ
る。従つて、各加算器1017〜1019の出力
Siは次式(4)で与えられる。
i5j=1 Cij×yi (4) 前式(3)から式(4)は次式(5)となる。
i5j=1 〔Cij×(5j=1 Dij×Ej)〕 (5) 式(5)は前述の式(1)と係数を除き一致する。従つ
て、割り算用変換テーブル1020〜1022か
ら出る出力信号はP51〜P53の結像画素に対応する
ぼけ信号となる。
第12図はP31〜P33の結像画素に対するぼけ信
号を得る場合の動作を示している。この場合はク
ロツク信号CLK1の入力に応じてシフトレジス
タ505のデータr31〜r73が後段のシフトレジス
タ1011〜1013にデータr31′〜r73′として格
納される。これにより、変換テーブル1020〜
1022からP31〜P33の結像画素に対するぼけ信
号が出力される。
以上の説明から明らかな様に、各色結像信号に
対応するぼけ信号がクロツク信号CLK1の発生
に同期してリアルタイムに高速で出力される。ま
た、演算部は光学的フイルタリング701とテー
ブル変換1014〜1016によるフイルタリン
グで行うので、積和演算のための複雑な回路も必
要でなく、しかも回路構成が簡潔となり、廉価に
提供できる。
なお、5×5画素でぼけ信号を作る場合には、
ぼけ信号を作るのに5画素分遅れているので、結
像信号をシフトレジスタ504であらかじめ5画
素分遅らせるようにすれば、結像信号とその画素
点のぼけ信号とを同時に得ることが出来る。
また、本発明は第4図Bに示すような構成の光
学系でも実施できる。この場合、ぼけ信号形成セ
ンサ群410の各長尺センサの長手方向の寸法
を、例えば 62.5μm×13個=812.5μm とすれば、ぼけ信号形成センサ群410と結像セ
ンサ群409との間〓幅は1mm程度でよいから、
1個の結像レンズ405で両センサ群409,4
10に光学像を同時に結像させることができる。
但し、両センサ群409,410には原稿の同一
画像点を結像していないので、結像センサ群40
9上の結像点に対応するぼけ信号を結像信号と同
時に取り出すには、そのタイミング合せ用のバツ
フアメモリが必要となる。このタイミング合せ
は、公知の技術で容易に行える。
さらにまた、本発明の実施例では可変透過濃度
フイルタ(グレーテイングフイルタ)と色分解フ
イルタを別々に設けて両フイルタを重ね合せて構
成していたが、これに限定されず、例えば、両フ
イルタの機能を兼ねて赤、縁、青の3色で濃度変
化をもつ1枚のフイルタをぼけ信号形成センサ群
に取付けるようにしてもよい。
以上説明したように、本発明実施例によれば、
ぼけ信号形成センサ群を結像センサ群と別に設
け、前者のセンサ群の受光面積を後者のセンサ群
より大きくしたので、ぼけ信号を形成するために
画像信号を記憶するバツフアメモリが不要とな
り、バツフアメモリに信号を送るためのセンサ走
査が不要となつて走査等の制御が容易となる。ま
た、このようにバツフアメモリがなくなるので、
バツフアメモリのメモリアクセスがなくなり、ぼ
け信号作成用の画像データを連続的に後段の回路
へ流して演算処理を行うことが可能となり、全体
の処理速度が極めて早くなる。
さらに、本発明実施例では、1次元フイルタリ
ングを光学的フイルタリングで行つているので、
残りの1次元方向のフイルタリングのみを演算処
理すればよいので、演算に要する時間的損失が極
めて少なくなる。よつて、本発明実施例によれ
ば、結像信号とぼけ信号とをCCD等のセンサ群
(センサアレイ)を用いても同時に高速に得るこ
とができ、かつ簡潔な構成で廉価に提供すること
ができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、複数色
の色分解フイルタが周期的に取付けられた複数の
光電変換素子がアレイ状に配列された第1のセン
サアレイにカラー原稿画像を結像するとともに、
第1のセンサアレイを構成する光電変換素子より
も大面積、かつ、複数色の色分解フイルタが周期
的に取付けられた複数の光電変換素子がアレイ状
に配列された第2のセンサアレイに第1のセンサ
アレイに結像される原稿画像領域を含み、かつ、
その原稿画像領域より広い原稿画像領域を結像す
るので、これにより、カラー原稿画像を表わす複
数色のカラー画像信号を出力する第1のセンサア
レイの読取位置と、色毎のボケ画像信号形成用の
複数色のボケ画像形成信号を出力する第2のセン
サアレイの読取位置が、常に一致するので、これ
ら読取位置のズレ量や読取走査速度を考慮して、
電気的に位置合わせする複雑な回路構成を用いず
に、カラー原稿画像上の同位置の複数色のカラー
画像信号および複数色のボケ画像形成信号を得る
ことができる。
また、本発明によれば、第2のセンサアレイか
ら出力される複数色のボケ画像形成信号を色毎に
演算することによりボケ画像信号を色毎に形成
し、また、第1のセンサアレイから出力される複
数色のカラー画像信号を色毎に遅延することによ
り、色毎のボケ画像信号に同期合わせして複数色
のカラー画像信号を色毎に出力するので、これに
より、複数色のボケ画像形成信号を色毎に演算す
ることにより得られる色毎のボケ画像信号に対応
する複数色のカラー画像信号を常に得ることがで
きるので、複数色のカラー画像信号と、その色毎
の処理に必要な色毎のボケ画像信号をほぼ同時に
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の構成例を示す斜視図、第2
図は本発明が適用可能な複写機の構成例を示す斜
視図、第3図A,Bは従来方式でぼけ信号を作成
するときの態様を説明する平面図、第4図A,B
はそれぞれ本発明画像入力装置の光学系の構成例
を示す正面図、第5図、第7図および第8図はそ
れぞれ第4図に示す各センサ群の配列構成とフイ
ルタの特性の関係を示す平面図、第6図A〜Cは
本発明に係わるフイルタリング係数の一例を示す
説明図、第9図は本発明装置のセンサ部とフイル
タの結合状態を説明する分解斜視図、第10図は
第7図に示すセンサ部と接続する本発明に係わる
回路の構成例を示すブロツク図、第11図および
第12図は第10図の回路を用いてぼけ信号を得
るときの動作を説明する動作態様図である。 201……読取りヘツド、202……記録ヘツ
ド、203……原稿、204……記録紙、209
……データ作成部、301……読取りセンサアレ
イ、302……結像信号作成領域、303……ぼ
け信号作成領域、401……原稿台、405……
結像レンズ、406……ハーフミラー、409…
…結像センサ群、410……ぼけ信号形成センサ
群、411……基板、504,505……シフト
レジスタ、701……可変透過濃度フイルタ、9
02,903……色分解フイルタ、904……
NDフイルタ、1009,1010……デジタル
スイツチ、1011〜1013……シフトレジス
タ、1014〜1016……変換テーブル、10
17〜1019……加算器、1020〜1022
……変換テーブル、CLK1……クロツク信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数色の色分解フイルタが周期的に取付けら
    れた複数の光電変換素子がアレイ状に配列され、
    カラー原稿画像を表わす複数色のカラー画像信号
    を出力する第1のセンサアレイと、 前記第1のセンサアレイを構成する光電変換素
    子よりも大面積で、かつ、複数色の色分解フイル
    タが周期的に取付けられた複数の光電変換素子が
    アレイ状に配列され、色毎のボケ画像信号形成用
    の複数色のボケ画像形成信号を出力する第2のセ
    ンサアレイと、 カラー原稿画像を前記第1のセンサアレイに結
    像するとともに、前記第1のセンサアレイに結像
    される原稿画像領域を含み、かつ、その原稿画像
    領域よりも広い原稿画像領域を前記第2のセンサ
    アレイに結像する結像光学系と、 前記第2のセンサアレイから出力される複数色
    のボケ画像形成信号を色毎に演算することによ
    り、前記第1のセンサアレイにより読取られる原
    稿画像領域に対応するボケ画像信号を色毎に形成
    する演算手段と、 前記第1のセンサアレイから出力される複数色
    のカラー画像原稿を色毎に遅延することにより、
    前記演算手段から出力される色毎のボケ画像信号
    に同期合わせしてカラー原稿画像を表わす複数色
    のカラー画像信号を色毎に出力する遅延手段とを
    有することを特徴とする画像入力装置。
JP12633184A 1984-06-13 1984-06-21 画像入力装置 Granted JPS616973A (ja)

Priority Applications (2)

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JP12633184A JPS616973A (ja) 1984-06-21 1984-06-21 画像入力装置
US07/220,959 US5020118A (en) 1984-06-13 1988-06-21 Image reading apparatus

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JPS616973A JPS616973A (ja) 1986-01-13
JPH0574979B2 true JPH0574979B2 (ja) 1993-10-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4288821A (en) * 1980-06-02 1981-09-08 Xerox Corporation Multi-resolution image signal processing apparatus and method
JPS5866465A (ja) * 1981-10-16 1983-04-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> カラ−画像入力装置

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