JPH0575257U - 紡糸巻取機におけるボビンホルダ - Google Patents

紡糸巻取機におけるボビンホルダ

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JPH0575257U
JPH0575257U JP2303492U JP2303492U JPH0575257U JP H0575257 U JPH0575257 U JP H0575257U JP 2303492 U JP2303492 U JP 2303492U JP 2303492 U JP2303492 U JP 2303492U JP H0575257 U JPH0575257 U JP H0575257U
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bobbin holder
holder
air pressure
holding
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保持機構の各々が空気圧で作動するボビンホ
ルダであっても、各保持機構に構造上無理なく空気圧を
導くことができる紡糸巻取機のボビンホルダを提供す
る。 【構成】 ボビンBが嵌挿される回転体5,6であっ
て、該回転体5,6外周にボビンBを内側から押圧して
保持する保持機構71の2以上が配設され、前記保持機
構71の各々が空気圧で作動する紡糸巻取機におけるボ
ビンホルダにおいて、回転体5,6の両端が軸受60,
61で軸支され、該回転体5,6中心に一端側から空気
圧を導入する中心孔64,65が設けられたものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は紡糸機から紡出された紡糸を高速で巻取る紡糸巻取機におけるボビン ホルダに係わり、特に嵌挿されるボビンの保持が軸方向に略均一に行われるもの に関する。
【0002】
【従来の技術】
まず、ボビンホルダを備えた紡糸巻取機の従来例としてタレット式のものを図 7(側面図)及び図8(正面図)に基づいて説明する。この紡糸巻取機101は 本体フレーム102に対して回転軸103のまわりで180°ずつ旋回するタレ ット板104と、該タレット板104から片持ち状に突設した2本のボビンホル ダ105,106とタレット板104の背面側に固定され上記ボビンホルダ10 5,106を回転駆動する誘導モータ107,108と、本体フレーム102に 対して垂直に昇降自在になった昇降枠109に設けたタッチローラ110と、同 じく該昇降枠109に設けたトラバース装置111とから主に構成されていて、 昇降枠109は、その基端側に設けた接圧シリンダ112によって荷重を支えら れ、昇降部材全重量と該接圧シリンダ112による持上げ力との差圧力がタッチ ローラ110のパッケージに対する接圧力となるようになっている。なお、Bは ボビン、Pは該ボビンBに巻かれたパッケージ、113は満巻パッケージPのボ ビンBを押し出すプッシャ装置である。
【0003】 上述した紡糸巻取機の作動を以下に説明する。図7において、ボビンホルダ1 05は巻取位置aになり、ボビンホルダ106は待機位置bにある。巻取位置a にあるパッケージが満巻きとなると、タレット板104が180°旋回し、満巻 パッケージPが待機位置になり、空のボビンBが巻取位置となる。そして、図7 に示されるように、糸YはボビンBに接しながら、満巻パッケージPに巻き取ら れる状態となり、図示されない糸渡し装置によって、糸Yを満巻パッケージPか らボビンBに移す。つぎに、待機位置にあるボビンホルダ106の回転を止め、 プッシャ装置113で満巻パッケージPを図示されない玉揚台車に押し出し、同 時にボビンホルダ106に空のボビンBが挿入される。以上の動作の繰り返しに よって、連続的に紡糸を巻き取っていく。
【0004】 上述した従来のボビンホルダ105,106は片持ち支持された回転体であり 、さらにボビンBに巻形成された相当重量のパッケージPを保持すると共に所定 の接圧力がタッチローラ10を介して負荷される構造である。このようなボビン ホルダ105,106の構造例を図9により説明する。ボビンホルダ105,1 06は、固定円筒122と、駆動軸123と、回転円筒124とを主要構成部分 としている。回転円筒124はボビンBを保持する基礎部材となっており、回転 円筒124内のリブ124Aで駆動軸123先端に固定されている。この駆動軸 123は回転円筒124内に挿入される固定円筒122内のベアリング126で 軸支されている。この駆動軸123の終端には誘導モ−タ107,108が取り 付けられている。このように、回転円筒124は誘導モ−タ107,108を介 して固定円筒122に軸支され高速回転が可能な構造となっている。つぎに、ボ ビンBの保持機構を説明する。回転円筒124外周には、スペーサリング129 と弾性リング130が交互に遊嵌されている。スペーサリング129はアルミ材 の円筒であり、その外周でボビンBの内径を支持するものである。弾性リング1 30はその両端に金属板が接着された断面略方形のゴムリングであり、スペーサ リング129を介して、軸方向の圧縮力を受けると内外径が膨張する。そして、 この内外径の膨張変形によって、弾性リング130が回転円筒124外周とボビ ンB内周に密着して一体化させ、ボビンBを回転円筒124に同芯状に保持して 回転駆動力を伝達する。また、回転円筒124先端にキャップ131が移動可能 に挿入されており、弾性リング130はこのキャップ131により圧縮又は解放 される。さらに、このキャップのピストン131Aと回転円筒先端のシリンダ1 24Bは、アクチュエータを構成している。通常は、ピストン131Aとシリン ダ124Bの間にスプリング132が介装されており、キャップ131がスペー サリング129を介して弾性リング130を圧縮し、ボビンBを保持する。そし て、駆動軸123の中心を嵌通する空気孔123Aからピストン131Aの右室 に圧縮空気が導入されると、ピストン131Aは左方に移動し、弾性リング13 0を解放し、ボビンBも解放される。以上説明した構造のボビンホルダにおいて は、回転円筒124は駆動軸123に対してA点を固定支点にした片持ち状に支 持されていることになる。
【0005】 ところで、弾性リング130はスペーサリング129を介して先端から順次圧 縮され膨張するので、ボビンBを保持する押圧力は軸方向に配列された弾性リン グ130毎に均一に発生するものではなく、始端から順次応力が伝わるのに応じ て、終端に行くに従って押圧力が小さくなっていく。この押圧力の減少の程度は 、ボビンホルダ105が長尺化するに従って大きくなる。そこで、ボビンBを保 持する押圧力を均一にするために、図10の如き保持機構が提案されている。個 々の保持機構がスプリングとアクチュエータを有するものである。スペーサリン グ129の一端はテーパ150であり、他端は延出部151の先端で内側に鍵状 に屈曲した屈曲部152となっている。そして、屈曲部152が形成する空間1 53内に先端がテーパ155となったピストン体154が収容されており、回転 筒体124の肉厚内の横孔156及び外周の縦孔157を介して空間153に空 気圧が導入可能となっている。また、スペーサリング129とピストン体154 の間にはスプリング158が介装され、ピストン体154が突出方向に付勢され ている。そして、スペーサリング129のテーパ150とピストン体154のテ ーパ155の間に弾性リング130が挟持されている。このように、弾性リング 130とピストン体154とスプリング158で一つの保持機構が形成される。 また、弾性リング130は、摺動性をよくするための樹脂リング130Aと、ゴ ム製の弾性体130Bと押えリング130Cとから成っている。空間153に空 気圧を導入すると、スプリング158の付勢力に打ち勝ってピストン体154が 引っ込み、弾性リング130は外径が小さくなって、ボビンBが解放される。空 間153の空気圧を抜くと、スプリング158でピストン体154が突出し、弾 性リング130の外径が大きくなって押圧力が発生し、ボビンBが保持される。 このように、各々の保持機構がエアー圧で単独に作動すると、ボビンBを保持す る押圧力を軸方向略均一にすることができる。なお、このような単独作動の保持 機構は弾性リングを用いるものに限らずテーパリングの組み合わせで外径が縮小 拡大するメカニカルタイプのものもある。また、空気圧の導入で弾性リングが押 し込まれ外径が大きくなるタイプのものもある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図10の如く各保持機構がピストン体154によるアクチュエ ータを有するものにあっては、薄い肉厚しかない回転円筒124に横孔156を 設ける必要があり、長尺化したボビンホルダにあっては加工が実際上不可能であ るという問題点を有していた。また、図9のように、固定円筒122に挿入され る回転円筒124という構造的制限から回転円筒124の肉厚を無闇に厚くする こともできず、各保持機構への空気圧導入構造が複雑化する。
【0007】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、保持機構の各々が空気圧で作動するボビンホルダで あっても、各保持機構に構造上無理なく空気圧を導くことができる紡糸巻取機の ボビンホルダを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の紡糸巻取機におけるボビンホルダは、ボ ビンが嵌挿される回転体であって、該回転体外周にボビンを内側から押圧して保 持する保持機構の2以上が配設され、前記保持機構の各々が空気圧で作動する紡 糸巻取機におけるボビンホルダにおいて、回転体の両端が軸支され、該回転体中 心に一端側から空気圧を導入する中心孔が設けられたものである。
【0009】
【作用】
回転体を両持ちにすると、回転体内における固定筒の如き支持部材がなくなり 、回転体の中心に空気圧を導入する中心孔が設けられる。
【0010】
【実施例】 以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。図1は本考案のボビンホ ルダの断面図である。
【0011】 図1において、4はタレット板、3はその中心軸、5,6は回転体としてのボ ビンホルダ、7,8は誘導モータ、23は先端支持装置のチャック装置である。 ボビンホルダ5,6の根本は小径になっており軸受60を介してタレット板4に 回転自在に軸支されている。ボビンホルダ5,6の先端は凹部になっており、そ の中に軸受61を介してチャックホルダー62が内設されている。このチャック ホルダー62はチャック装置23と一体化される穴部63を有している。すなわ ち、ボビンホルダ5,6の先端は軸受61を介してチャックホルダー62及びチ ャック装置23に回転自在に軸支されている。
【0012】 このように、ボビンホルダ5,6の根本と先端が軸支された両持ちであるので 、ボビンホルダ5,6は単なる円筒形状又は円柱形状でよい。図示例では慣性力 を小さくするため円筒形状となっており、その中心部は中心孔でもある空洞64 であって固定筒の如き支持部材が存在しない。この空洞64に通じる中心孔65 がボビンホルダ5,6の根本の中心に設けらレている。この中心孔65はカップ リング孔66及び誘導モータ7,8の軸孔67に連通しており、誘導モータ7, 8の背面にシリンダ68で進退するエアカップリング69が配設されている。ま た、ボビンホルダ5,6の外周部分にスペーサリング70と保持機構71が交互 に配設されている。この保持機構71は空気圧でボビンBを解放し、空気圧が抜 けるとボビンBを保持するタイプとなっており、空洞64から各保持機構71に 至る通孔72を経て空気圧が導入される。
【0013】 上述したボビンホルダ5,6が巻取を行っている状態では、図示のようにエア カップリング69が軸孔67から離れて空気圧が遮断されており、空洞64は大 気圧となって保持機構71がボビンBを内側から押圧して保持している。巻取が 完了し、ボビンホルダ5,6が完全に停止すると、エアカップリング69が軸孔 67に嵌入し、空気圧を空洞64に導入する。保持機構71とボビンBを解放し 、満管パッケージPの抜き出しと新たなボビンBの嵌挿が行われる(この時、チ ャック装置23は退避位置にある)。このようにボビンホルダ5,6を両持ちに すると、保持機構71に空気圧を導入する構造が極めて簡単になる。
【0014】 つぎに、図1の如き両持ちのボビンホルダを備えたタレット式紡糸巻取機の一 例を以下に説明する。図2はその紡糸巻取機の側面図、図3正面図である。図2 及び図3において、1は紡糸巻取機、2は本体フレーム、4はタレット板、5, 6はボビンホルダ、7,8は誘導モータ、9は昇降枠、10はタッチローラ、1 1は羽根タイプのトラバース装置、13はプッシャ装置、15は先端支持装置、 16,17は昇降枠9のスライド装置、18はボビンホルダ5,6の根本外径部 を把持するチャック装置である。
【0015】 先端支持装置15は、本体フレーム2の先端に立設された側面フレーム20に 揺動自在に支持されたアーム部材21と、アーム部材21に対して回転自在に支 持された旋回部材22と、旋回部材22両端のチャック装置23と、アーム部材 21とチャック装置23との間のストッパー部材51とからなっている。
【0016】 図4において、アーム部材21は側面フレーム20に固設されたブロック20 aに嵌入された軸21aと軸受21bとを介して回転自在に支持されている。ア ーム部材21の下側には軸受21cが内蔵され、旋回部材22の軸22aが回転 自在に支持されている。また、アーム部材21は空圧シリンダ25で押され、揺 動軸26を中心としてアーム部材21を垂直位置(実線位置)と斜め位置(二点 鎖線位置)との間を揺動可能としている(図3参照)。この揺動軸26はボビン ホルダ5の中心軸5aと一致しており、アーム部材21が揺動しても巻取中のボ ビンホルダ5の中心軸がずれないようになっている。また、図3に示されるよう に、アーム部材21が斜め位置にあると、満巻パッケージPと干渉しないように なっている。さらに、アーム部材21が斜め位置に揺動する際に、次に述べるス トッパー部材51もアーム部材21と共に揺動し、巻取位置aのボビンホルダが 位置ずれしないようになっている。
【0017】 旋回部材22は軸22aでアーム部材21に回転自在に支持されている。旋回 部材22の両端には後述するチャック装置23が取り付けられ、ボビンホルダ5 ,6の先端を係脱自在に支持している。旋回部材22の旋回軸27は図2のタレ ット板4の回転軸3と一致しており、タレット板4の回転が支障なく行われるよ うになっている。
【0018】 ストッパー部材51はピストン52の先端にローラ53が軸支されたものであ る。ピストン52はガイドリング52aによる両持ち支持であり、耐横荷重に優 れている。また、チャック装置23に受け板54が固設され、ストッパー部材5 1から進出するローラ53が受け板54の半円溝54aに押し当てられる。この ストッパー部材51は巻取位置aと待機位置bとを切り換える時(図2のタレッ ト板4が180°旋回する時)には、ポートkに圧力空気が導入され、ローラ5 3は受け板54から解放され、旋回部材22が旋回可能となる。旋回部材22の 旋回が完了すると、ポートjに圧力空気が導入され、ローラ53が受け板54に 押し当てられ、ボビンホルダ5が巻取位置aの所定位置に位置決めされる。なお 、図2のタレット板4にも出没自在なピンによる位置決め手段が従来より取り付 けられているので、ボビンホルダ5,6の切り換え後の位置決めは両端で行なわ れる。
【0019】 図2において、スライド装置16,17はタッチローラ10を保持する昇降枠 9の左右両端を支持するものである。昇降枠9の左右両端に摺動軸受を内蔵した 筒体28が取り付けられている。また、本体フレーム2にガイド棒29が立設さ れ、このガイド棒29に筒体28が案内されている。そして、図示されない接圧 シリンダによりタッチローラ10を介してパッケージに所定の接圧力が付与され る。
【0020】 チャック装置18は後述する詳細構造を有し、待機位置にあって満管パッケー ジを保持するボビンホルダ6の根本外径部を把持する。図3に示されるように、 満管パッケージPの抜き取りに際しては、アーム部材21及び旋回部材22が二 点鎖線の位置にあって、待機位置で停止状態のボビンホルダは片持ち状態になる ので、ボビンホルダの根本外径部を把持して二点支持を維持するようになってい る。
【0021】 つぎに、上述した紡糸巻取機の作動を図2及び図3に基づいて説明する。巻取 位置aにおいて満巻パッケージが形成されると、ストッパー部材51が解放位置 となり、タレット板4が旋回すると同時に旋回部材22も旋回する。タレット板 4の旋回が完了するとストッパー部材が係合位置に復帰する。そして、満巻パッ ケージPが待機位置bとなり、空ボビンBが巻取位置aとなってタッチローラ1 0に転接するようになり、満巻パッケージPから空ボビンBに糸渡しが行われる 。糸渡し完了後、誘導モータ8はブレーキ状態になって待機位置bにあるボビン ホルダ6は減速される。この減速状態でも、ボビンホルダ6は両持ち支持された ままである。そして、減速が完了し停止状態になると、チャック装置23とボビ ンホルダ6先端との係合が解かれると同時に、チャック装置18がボビンホルダ 6の根本外径部を把持する。つぎに、アーム部材21が揺動軸26を中心として 揺動し、アーム部材21と旋回部材22は、満巻パッケージPの軸方向押し出し に支障のない二点鎖線位置に退避する(図3参照)。そして、プッシャ装置13 によって、満巻パッケージPは図示されない自動玉揚装置等に押し出される。そ して、ボビンホルダ6に空のボビンBが挿入されると、アーム部材21が揺動し て垂直方向姿勢に戻り、チャック装置23とボビンホルダ6は再び係合し、次回 の糸切換に備える。以上のように、巻取、糸渡し、満管排出、空ボビン挿入の一 連の動作の間、ボビンホルダ5,6は両持ち支持又は二点支持されたままであり 、これによりボビンホルダ5,6の長尺化と高速回転も可能となる。
【0022】 また、昇降枠9もスライド装置16,17で両端支持されているので、タッチ ローラ10とボビンホルダ5の平行度が維持される。すなわち、ボビンホルダ5 を両持ちにし、昇降枠9を片持ちにすると、昇降枠9即ちタッチローラ10の先 端の撓みに起因する接圧の不均一が発生するが、ボビンホルダ5及び昇降枠9の 両方を両持ちにすることにより接圧が均一となる。また、両持ち構造により、昇 降枠9にそれほどの剛性が必要なくなる。
【0023】 つぎに、図5により、旋回部材22の両端のチャック装置23の構造と作動を 説明する。図5上側がチャック状態を示し、図5下側が開放状態を示している。 ボビンホルダ5,6の先端に内径部31が設けられ、チャック装置23はこの内 径部31を内つかみする拡縮自在な円周分割リング32を有している。すなわち 、図9で説明したように、ボビンホルダはベアリングで回転自在に支持されてお り、軸方向に押しつけることによるチャック装置ではベアリングに軸方向力が付 加されることになる。しかし、内径部31の内つかみチャック装置23であれば 、両持ちに際してボビンホルダ5,6に軸方向力を与えることがない。
【0024】 このチャック装置23は、シリンダ33と、複動ピストン34と、単動ピスト ン35と、コーン付軸36と、分割リング32とを主要部分として成っている。 。シリンダ33と複動ピストン34は第1空気室37と第2空気室38を形成し ており、第1空気室37の受圧面積が第2空気室38の受圧面積より大きくなっ ている。ポートcが第1空気室37に開口し、ポートdが第2空気室38に開口 している。複動ピストン34と単動ピストン35との間には第3空気室39が形 成されており、ポートdに連通するボートeが第3空気室39に開口している。 この単動ピストン35は板ばね40で図面左側に付勢されており、第3空気室3 9へ圧力空気を導入すると図面右側に単動ピストン35が移動する。軸36は単 動ピストン35に連結され、その先端にコーン41を有している。分割リング3 2のフランジ部32aは複動ピストン34の溝34aに係合し、分割リング32 の円錐内径部32aはコーン41の外径部分を包み込んでいる。また、分割リン グ32はばね42により縮径方向に付勢されている。
【0025】 上述したチャック装置23の作動を以下に説明する。まず、図5下側が開放状 態を説明する。ポートdから第2空気室38へと圧力空気が導入されると、複動 ピストン34が図面左側へと移動する。また、ポートdに連通するポートeによ り第3空気室39へと圧力空気が導入され、単動ピストン35が板ばね40の付 勢力に打ち勝ち図面右側に移動する。コーン41も図面右側に移動するので、分 割リング32の外径D1が内径部31の内径D2より小さくなる。また、分割リ ング32自体がシリンダ33内に収納される。つぎに、図5上側のチャック状態 を説明する。ポートcから第1空気室37へと圧力空気が導入される。この場合 、第2空気室38及び第3空気室39にも圧力空気が導入されたままであるが、 第1空気室37の受圧面積が第2空気室38の受圧面積より大きいので複動ピス トン34が図面左側へと移動する。ただし、単動ピストン35は板ばね40の付 勢力に打ち勝ち図面右側に移動したままである。そのため、分割リング32は小 さい外径D1を保ったまま、内径部31の中に挿入される。そして、ポートdへ の圧力空気の導入が断たれると、単動ピストン35は板ばね40の付勢力で図面 左側に移動し、分割リング32が拡径してボビンホルダ5,6の内径部31を内 つかみにより把持する。
【0026】 つぎに、図6により、ボビンホルダ6の根本部分のチャック装置18の構造と 作動を説明する。図6上側が開放状態を示し、図6下側がチャック状態を示して いる。チャック装置18はボビンホルダ6の外径部分を外つかみする拡縮自在な 円周分割リング45を有している。すなわち、ボビンホルダ6から満管パッケー ジを抜き出す場合には、ボビンホルダ6は図9で説明したような片持ち状態にな る。そのため、ベアリングに過大な負荷が作用することになるので、ボビンホル ダ6の根本をチャック装置18で把持し、ボビンホルダ6内のベアリングに対す る負荷を軽減させる。
【0027】 チャック装置18は、タレット板4に付設されたシリンダ46と、ピストン4 7と、分割リング45を主要部分として成っている。シリンダ46とピストン4 7は第1空気室48と第2空気室49を形成しており、ポートfが第1空気室4 8に開口し、ポートgが第2空気室49に開口している。ピストン47は傾斜内 径部47aを有しており、分割リング45の傾斜外径部45aと係合している。 また、分割リング45はばね50によって拡径方向に付勢されており、ピストン 47の傾斜内径部47aとの密着を保っている。この分割リング45はシリンダ 46の先端46aに案内されている。
【0028】 上述したチャック装置18の作動を以下に説明する。まず、図6上側が開放状 態を説明する。ポートgから第2空気室49へと圧力空気が導入されると、ピス トン47が図面左側へと移動する。ばね50で拡径しようとする分割リング45 は傾斜内径部47aの奥側に位置し、分割リング45の内径部45bはボビンホ ルダ6から離れている。つぎに、図6下側のチャック状態を説明する。ポートf から第1空気室48へと圧力空気が導入されると、ピストン47が図面右側へと 移動する。分割リング45のばね50付勢力に打ち勝ち、分割リング45は縮径 し、傾斜内径部47aの先端付近に位置する。そして、分割リング45の内径部 45bでボビンホルダ6を把持する。
【0029】 なお、以上の実施例はボビンBを装着するボビンホルダ5,6を誘導モータ7 ,8で直接駆動する、いわゆるスピンドルドライブ型の紡糸巻取機におけるボビ ンホルダについて説明したが、ボビンホルダに装着されたボビンBに転接するタ ッチローラを駆動することによりボビンBを間接的に駆動するいわゆるフリクシ ョンドライブ型の紡糸巻取機のボビンホルダにも本考案が適用される。
【0030】
【考案の効果】
本考案の紡糸巻取機におけるボビンホルダは、回転体の両端が軸支され、該回 転体中心に一端側から空気圧を導入する中心孔が設けられたものであり、回転体 内における固定筒の如き支持部材がなくなり、回転体の中心に空気圧を導入する 中心孔が設けられるので、ボビンを内側から押圧して保持する各保持機構に構造 上無理なく空気圧を導くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のボビンホルダの断面図である。
【図2】本考案のボビンホルダを備えた紡糸巻取機の側
面図である。
【図3】本考案のボビンホルダを備えた紡糸巻取機の正
面図である。
【図4】先端支持装置の断面図である。
【図5】ボビンホルダ先端のチャック装置の断面図であ
る。
【図6】ボビンホルダ根本のチャック装置の断面図であ
る。
【図7】従来の紡糸巻取機の側面図である。
【図8】従来の紡糸巻取機の正面図である。
【図9】従来のボビンホルダの断面図である。
【図10】保持機構の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
5,6 ボビンホルダ(回転体) 60,61 軸受(両端軸支構造) 64 空洞(中心孔) 71 保持機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビンが嵌挿される回転体であって、該
    回転体外周にボビンを内側から押圧して保持する保持機
    構の2以上が配設され、前記保持機構の各々が空気圧で
    作動する紡糸巻取機におけるボビンホルダにおいて、回
    転体の両端が軸支され、該回転体中心に一端側から空気
    圧を導入する中心孔が設けられたことを特徴とする紡糸
    巻取機におけるボビンホルダ。
JP2303492U 1992-03-16 1992-03-16 紡糸巻取機におけるボビンホルダ Pending JPH0575257U (ja)

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JP2303492U JPH0575257U (ja) 1992-03-16 1992-03-16 紡糸巻取機におけるボビンホルダ

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