JPH0575355A - アバランシエホトダイオードのバイアス回路 - Google Patents
アバランシエホトダイオードのバイアス回路Info
- Publication number
- JPH0575355A JPH0575355A JP23003891A JP23003891A JPH0575355A JP H0575355 A JPH0575355 A JP H0575355A JP 23003891 A JP23003891 A JP 23003891A JP 23003891 A JP23003891 A JP 23003891A JP H0575355 A JPH0575355 A JP H0575355A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- circuit
- apd
- avalanche photodiode
- bias
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】アバランシェホトダイオ−ドを用いた光受信回
路の最大受光範囲を拡大する。 【構成】アバランシェホトダイオ−ド1とバイアス電圧
回路VHとを、抵抗器2と定電圧素子3の並列回路によ
り接続し、バイアス電圧回路に発生する電圧から定電圧
素子の両端に発生する電圧を差し引いた電圧でもアバラ
ンシェホトダイオ−ド1が動作する範囲に定電圧素子の
電圧を選定する。 【効果】アバランシェホトダイオ−ドの必要周波数帯域
が維持され、最大受光範囲が拡大する。
路の最大受光範囲を拡大する。 【構成】アバランシェホトダイオ−ド1とバイアス電圧
回路VHとを、抵抗器2と定電圧素子3の並列回路によ
り接続し、バイアス電圧回路に発生する電圧から定電圧
素子の両端に発生する電圧を差し引いた電圧でもアバラ
ンシェホトダイオ−ド1が動作する範囲に定電圧素子の
電圧を選定する。 【効果】アバランシェホトダイオ−ドの必要周波数帯域
が維持され、最大受光範囲が拡大する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光通信を中心とするオプ
トエレクトロニクスの分野において、アバランシェホト
ダイオ−ドを用いた光受信回路の最大受光範囲の拡大を
図ったバイアス回路に関する。
トエレクトロニクスの分野において、アバランシェホト
ダイオ−ドを用いた光受信回路の最大受光範囲の拡大を
図ったバイアス回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アバランシェホトダイオ−ド(以
下APDと略す)を用いた光受信回路は、図2に示すよ
うに、APD1の一端が抵抗器2を介して高電圧バイア
ス回路VHに接続され、他端は前置増幅器3に接続する
ことにより構成されている。この時、抵抗器2はAPD
1の保護抵抗として入れると共に光入力レベルが大きい
場合、抵抗器2を流れる負荷電流による電圧降下によ
り、APD増倍率を下げ、光入力ダイナミックレンジを
広げるように動作する。本回路の一般性及び類似回路と
して特開平2−211707号公報がある。
下APDと略す)を用いた光受信回路は、図2に示すよ
うに、APD1の一端が抵抗器2を介して高電圧バイア
ス回路VHに接続され、他端は前置増幅器3に接続する
ことにより構成されている。この時、抵抗器2はAPD
1の保護抵抗として入れると共に光入力レベルが大きい
場合、抵抗器2を流れる負荷電流による電圧降下によ
り、APD増倍率を下げ、光入力ダイナミックレンジを
広げるように動作する。本回路の一般性及び類似回路と
して特開平2−211707号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、APDに印加
されるバイアス電圧にたいして、その周波数帯域と増倍
率は図3のように変化する。APDの増倍率はAPDバ
イアス電圧により制御可能であるが、その際に周波数帯
域も変化する。APDの増倍率の高いところで周波数帯
域が低下するのは、APDの利得帯域積が一定であるこ
とによるものであり、増倍率の低いところで周波数帯域
が低下するのは、APDの光吸収領域及びアバランシェ
領域での電界強度が低下し、キャリアの走行時間が長く
なること、接合容量の増大による時定数で制限されるこ
と等による。従って、高速信号を取り扱う光受信回路で
は、必要な周波数帯域を確保するようにAPDバイアス
電圧の最低値を維持させる必要がある。
されるバイアス電圧にたいして、その周波数帯域と増倍
率は図3のように変化する。APDの増倍率はAPDバ
イアス電圧により制御可能であるが、その際に周波数帯
域も変化する。APDの増倍率の高いところで周波数帯
域が低下するのは、APDの利得帯域積が一定であるこ
とによるものであり、増倍率の低いところで周波数帯域
が低下するのは、APDの光吸収領域及びアバランシェ
領域での電界強度が低下し、キャリアの走行時間が長く
なること、接合容量の増大による時定数で制限されるこ
と等による。従って、高速信号を取り扱う光受信回路で
は、必要な周波数帯域を確保するようにAPDバイアス
電圧の最低値を維持させる必要がある。
【0004】しかし、図2に示す回路では、光入力の増
大にともなってAPD両端にかかるバイアス電圧が低下
するので、光入力レベルが大きい場合、APD自身の周
波数特性が低下し、光受信回路に必要な帯域が確保され
ず、受信不能になる場合が生じる。また、抵抗器の値を
小さくして電圧低下量を少くすると、APDの増倍率が
大きいために前置増幅器が飽和して電気出力波形が歪み
受信不能になる場合が生じる。従って、APDの周波数
特性と前置増幅器の最大入力レベルの両者を考慮して抵
抗器2の値を設定する必要があり、調整範囲が狭く、結
果的に最大受光レベルを犠牲にしてしまう欠点があっ
た。
大にともなってAPD両端にかかるバイアス電圧が低下
するので、光入力レベルが大きい場合、APD自身の周
波数特性が低下し、光受信回路に必要な帯域が確保され
ず、受信不能になる場合が生じる。また、抵抗器の値を
小さくして電圧低下量を少くすると、APDの増倍率が
大きいために前置増幅器が飽和して電気出力波形が歪み
受信不能になる場合が生じる。従って、APDの周波数
特性と前置増幅器の最大入力レベルの両者を考慮して抵
抗器2の値を設定する必要があり、調整範囲が狭く、結
果的に最大受光レベルを犠牲にしてしまう欠点があっ
た。
【0005】本発明の目的は、APDに必要とされる周
波数帯域を確保することにより、最大受光レベルを拡大
した光受信回路を提供することにある。
波数帯域を確保することにより、最大受光レベルを拡大
した光受信回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による光受信回路は、受光素子とバイアス電
圧回路とが抵抗器と定電圧素子の並列回路により接続さ
れており、前記バイアス回路電圧から前記定電圧素子の
両端に生じる電圧を差し引いたバイアスでも、前記AP
Dが動作する範囲に前記定電圧素子の電圧が選定されて
いる構成になっている。
に、本発明による光受信回路は、受光素子とバイアス電
圧回路とが抵抗器と定電圧素子の並列回路により接続さ
れており、前記バイアス回路電圧から前記定電圧素子の
両端に生じる電圧を差し引いたバイアスでも、前記AP
Dが動作する範囲に前記定電圧素子の電圧が選定されて
いる構成になっている。
【0007】
【作用】本発明の作用を図1により説明する。抵抗器2
に並列に接続された定電圧素子3は、APD1により光
電変換された電流により抵抗器2に発生する電圧が定電
圧素子3の電圧に等しくなったときに導通し、それ以上
の電流値にたいしては、常に、一定電圧に固定され電圧
降下量が阻止される。この時、APDにかかるバイアス
電圧は高電圧発生回路の電圧VHから定電圧素子電圧V
Zの差で与えられる。従って、受信回路に必要なAPD
の周波数帯域の下限fLを与えるAPD電圧VL以上に
なるように定電圧素子を選定しておけば、光入力が増大
しても、APDの周波数帯域が不足して受信不能になる
ことはなく、受信回路の光入力レベルは接続された前置
増幅器の飽和点まで拡大することができる。
に並列に接続された定電圧素子3は、APD1により光
電変換された電流により抵抗器2に発生する電圧が定電
圧素子3の電圧に等しくなったときに導通し、それ以上
の電流値にたいしては、常に、一定電圧に固定され電圧
降下量が阻止される。この時、APDにかかるバイアス
電圧は高電圧発生回路の電圧VHから定電圧素子電圧V
Zの差で与えられる。従って、受信回路に必要なAPD
の周波数帯域の下限fLを与えるAPD電圧VL以上に
なるように定電圧素子を選定しておけば、光入力が増大
しても、APDの周波数帯域が不足して受信不能になる
ことはなく、受信回路の光入力レベルは接続された前置
増幅器の飽和点まで拡大することができる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図1に示す。APD1とバ
イアス電圧回路VHが抵抗器2とツェナ−ダイオ−ド3
との並列回路により接続されており、APD1の出力は
前置増幅回路4に接続されている。APDはInGaA
s−APDを用いた。バイアス電圧VHは、最小受信感
度が最良となるレベルに固定することができる。図4に
実施例におけるAPDのバイアス電圧と光入力レベルの
関係を示す。ここで受信回路に必要なAPDの周波数帯
域fL(=1GHz)を与える電圧はVL(=60V)
であり、この時の増倍率はML(=2)である。最小受
光レベルがPL(=−40dBm)の時APD1の増倍
率はMH(=15)、バイアス電圧VH(=85V)と
なるように設定されている。また、前置増幅回路4の飽
和入力電流は400μAである。APD1に入力する光
レベルPに対してAPD1のバイアス電圧VAPDは、
APD1の受光感度をS(=1 A/W)、増倍率を
M、抵抗器2の定数をR(=300kΩ)として、
イアス電圧回路VHが抵抗器2とツェナ−ダイオ−ド3
との並列回路により接続されており、APD1の出力は
前置増幅回路4に接続されている。APDはInGaA
s−APDを用いた。バイアス電圧VHは、最小受信感
度が最良となるレベルに固定することができる。図4に
実施例におけるAPDのバイアス電圧と光入力レベルの
関係を示す。ここで受信回路に必要なAPDの周波数帯
域fL(=1GHz)を与える電圧はVL(=60V)
であり、この時の増倍率はML(=2)である。最小受
光レベルがPL(=−40dBm)の時APD1の増倍
率はMH(=15)、バイアス電圧VH(=85V)と
なるように設定されている。また、前置増幅回路4の飽
和入力電流は400μAである。APD1に入力する光
レベルPに対してAPD1のバイアス電圧VAPDは、
APD1の受光感度をS(=1 A/W)、増倍率を
M、抵抗器2の定数をR(=300kΩ)として、
【0009】
【数1】 VAPD=VH−R×M×S×P
…(1) となる。ここでツェナ−電圧VZは VZ=VH−VL
…(1) となる。ここでツェナ−電圧VZは VZ=VH−VL
【0010】
【数2】 =25V
…(2) となるように設定した。これにより、光入力を増大して
もAPD電圧はVLに維持され、図中の実線のようにバ
イアスされる。ツェナ−ダイオ−ドを付加しない場合
は、図中の破線のようにバイアスされ
…(2) となるように設定した。これにより、光入力を増大して
もAPD電圧はVLに維持され、図中の実線のようにバ
イアスされる。ツェナ−ダイオ−ドを付加しない場合
は、図中の破線のようにバイアスされ
【0011】
【数3】 VAPD=VL
…(3) となる光入力PH1(=−13.8dBm)以上でfL
を下回り、受信不能となるが、本実施例により前置増幅
機の飽和レベルまで拡大することができPH2(=−7
dBm)まで向上した。
…(3) となる光入力PH1(=−13.8dBm)以上でfL
を下回り、受信不能となるが、本実施例により前置増幅
機の飽和レベルまで拡大することができPH2(=−7
dBm)まで向上した。
【0012】
【発明の効果】本発明では光入力が大きい場合にも、抵
抗器に並列接続された定電圧素子により、APDの電圧
降下量が制限され、APDに必要な周波数帯域が確保さ
れるので、光受信器の最大受光レベルを拡大することが
できる。
抗器に並列接続された定電圧素子により、APDの電圧
降下量が制限され、APDに必要な周波数帯域が確保さ
れるので、光受信器の最大受光レベルを拡大することが
できる。
【図1】本発明による実施例の回路図、
【図2】従来例の回路図、
【図3】APDの一般的特性図、
【図4】本発明による実施例の動作を説明する特性図。
1…アバランシェホトダイオ−ド、2…抵抗器、3…定
電圧素子、4…前置増幅器。
電圧素子、4…前置増幅器。
Claims (1)
- 【請求項1】光信号を自己増倍して電気信号に変換する
アバランシェホトダイオ−ドと、前記アバランシェホト
ダイオ−ドの動作に必要な電圧を供給するバイアス回路
と、前記電気信号を増幅する前置増幅回路を含む光受信
回路において、前記アバランシェホトダイオ−ドとバイ
アス電圧回路とが、抵抗器と定電圧素子の並列回路によ
り接続されており、前記バイアス回路の電圧から前記定
電圧素子の両端に生じる電圧を差し引いたバイアス電圧
でも前記アバランシェホトダイオ−ドが動作する範囲に
前記定電圧素子の電圧が選定されていることを特徴とす
るアバランシェホトダイオ−ドのバイアス回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23003891A JPH0575355A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | アバランシエホトダイオードのバイアス回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23003891A JPH0575355A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | アバランシエホトダイオードのバイアス回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0575355A true JPH0575355A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16901594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23003891A Pending JPH0575355A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | アバランシエホトダイオードのバイアス回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0575355A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20170017780A (ko) * | 2015-08-05 | 2017-02-15 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 광 모듈 |
-
1991
- 1991-09-10 JP JP23003891A patent/JPH0575355A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20170017780A (ko) * | 2015-08-05 | 2017-02-15 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 광 모듈 |
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