JPH0575374U - アクチュエータ - Google Patents
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- JPH0575374U JPH0575374U JP1416192U JP1416192U JPH0575374U JP H0575374 U JPH0575374 U JP H0575374U JP 1416192 U JP1416192 U JP 1416192U JP 1416192 U JP1416192 U JP 1416192U JP H0575374 U JPH0575374 U JP H0575374U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 工程終了スイッチの誤作動の防止や接点の延
命を実現でき、モータに少しの負担をかけることなくス
イングアームを完全に作動させることが可能であるアク
チュエータを提供する。 【構成】 正・逆方向に回転するモータ4を電源28の
切換えにより反転可能に停止させる工程終了スイッチ2
3に備えたコンタクタ24の両端側には接点24a,2
4bを各々設ける。接点24a,24a間の距離を中間
ターミナル25bよりも長くすると共に接点24b,2
4b間の距離を中間ターミナル25bとほぼ同じ長さと
する。コンタクタ24と各ターミナル25a〜25cと
の間に、モータ4の回転出力により揺動するスイングア
ーム30に従動して往復移動するコンタクタ24の両反
転位置から各々所定距離d離れた位置で接点24a,2
4aのうちの移動後方側の接点24aを絶縁する絶縁体
23を設ける。
命を実現でき、モータに少しの負担をかけることなくス
イングアームを完全に作動させることが可能であるアク
チュエータを提供する。 【構成】 正・逆方向に回転するモータ4を電源28の
切換えにより反転可能に停止させる工程終了スイッチ2
3に備えたコンタクタ24の両端側には接点24a,2
4bを各々設ける。接点24a,24a間の距離を中間
ターミナル25bよりも長くすると共に接点24b,2
4b間の距離を中間ターミナル25bとほぼ同じ長さと
する。コンタクタ24と各ターミナル25a〜25cと
の間に、モータ4の回転出力により揺動するスイングア
ーム30に従動して往復移動するコンタクタ24の両反
転位置から各々所定距離d離れた位置で接点24a,2
4aのうちの移動後方側の接点24aを絶縁する絶縁体
23を設ける。
Description
【0001】
この考案は、例えば、自動車のドアロック装置を遠隔操作するドアロックアク チュエータとして利用されるアクチュエータに関するものである。
【0002】
従来、上記したようなアクチュエータとしては、例えば、電源の切換えにより 正・逆回転するモータと、このモータの回転出力により揺動してドアラッチ側に モータ出力を伝達するスイングアームを備えたドアロックアクチュエータがあっ た。
【0003】 このドアロックアクチュエータは、図6に示すように、モータ側ターミナル1 01と、電源側ターミナル102と、モータ側ターミナル101および電源側タ ーミナル102の間に設けられて互いに逆方向を向くダイオード103,103 を介してモータ側ターミナル101および電源側ターミナル102に各々接続し た中間ターミナル104と、図外のスイングアームに従動して回動する図示しな いホルダに設けられてモータ側ターミナル101,中間ターミナル104,電源 側ターミナル102上を往復移動するコンタクタ105を具備してなる工程終了 スイッチ110を備えている。
【0004】 そして、この工程終了スイッチ110では、モータ側ターミナル101および 中間ターミナル104に両端側の各接点105a,105aをそれぞれ接触させ た実線で示す状態のコンタクタ105をスイングアームの揺動に従って時計方向 に移動させ、図示上側の接点105aをモータ側ターミナル101から離間させ ることによりモータを停止させると共に、各接点105a,105aを中間ター ミナル104および電源側ターミナル102にそれぞれ接触させて仮想線で示す 状態とすることにより、電源を切換えた際にモータを反転させることができるよ うにしていた。
【0005】
ところが、上記した従来のアクチュエータでは、工程終了スイッチ110に備 えたコンタクタ105の各接点105aが、モータ側ターミナル101と中間タ ーミナル104との間および中間ターミナル104と電源側ターミナル102と の間をそれぞれ通過する際に、チャタリングが多く発生するため、これが接点1 05a,105aの寿命を縮めたり、工程終了スイッチ110の誤作動を招いた りする要因になるという問題があった。
【0006】 また、従来のアクチュエータにあっては、図6に示すように、コンタクタ10 5の移動し得る範囲αの中心Lcに対してドアラッチ側の作動に伴うコンタクタ 105の実質移動範囲βの中心Ldがほぼ一致していると、コンタクタ105が 時計方向および反時計方向のいずれの方向に移動する場合も、図7に示すように 、スイングアームの揺動によるドアラッチの作動工程β´が半分強終了した時点 でモータを停止させることができるが、図8に示すように、コンタクタ105の 移動し得る範囲αの中心Lcに対してドアラッチ側の作動に伴うコンタクタ10 5の実質移動範囲βの中心Ldが一致していないと、コンタクタ105が時計方 向に移動する場合には、図9に示すように、スイングアームの揺動によるドアラ ッチの作動工程β´が半分以上終了してもモータが停止するまでにはかなりの時 間が経過するので、その分モータに負担がかかる恐れがある。一方、コンタクタ 105が反時計方向に移動する場合には、ドアラッチの作動工程β´が半分終了 するまえにモータが停止してしまい、これが極端な場合には、ドアラッチの作動 が完全に行われないことがないとはいえないという問題を有しており、これらの 問題を解決することが従来の課題となっていた。
【0007】
この考案は、上記した従来の課題に着目してなされたもので、工程終了スイッ チのコンタクタの接点がターミナル間を移動する際に発生するチャタリングを極 力抑えることが可能であると共に、コンタクタの移動し得る範囲の中心と作動体 の作動範囲の中心、すなわち、コンタクタの実質移動範囲の中心とが一致してい ない場合であっても、作動体の作動工程が半分強終了した時点でモータを停止さ せることができるアクチュエータを提供することを目的としている。
【0008】
この考案は、電源の切換えで正・逆方向に回転するモータと、前記モータの回 転出力により往復作動する作動体を備えると共に、前記電源およびモータに接続 した3枚のターミナルと前記作動体に従動して前記各ターミナル上を往復移動す るコンタクタとを具備して前記作動体の反転位置で前記コンタクタの両端側に設 けた各接点を隣り合うターミナルに各々接触させて前記モータを前記電源の切換 えにより反転可能に停止させる工程終了スイッチを備えたアクチュエータにおい て、前記工程終了スイッチに備えたコンタクタの両端側には接点を各々複数個ず つ設け、少なくとも一組の接点間距離を前記3枚のターミナルのうちの中間のタ ーミナルよりも長くすると共に少なくとも一組の接点間距離を前記中間のターミ ナルと略同じ長さとし、前記コンタクタと各ターミナルとの間には前記作動体に 従動して往復移動する前記コンタクタの両反転位置から各々所定距離離れた位置 で前記接点間距離を中間のターミナルよりも長くした一組の接点のうちの移動後 方側の接点を絶縁する絶縁体を設けた構成としたことを特徴としており、このよ うなアクチュエータの構成を前述した従来の課題を解決するための手段としてい る。
【0009】
この考案に係わるアクチュエータは上記した構成としてあるので、工程終了ス イッチに備えたコンタクタの接点間距離を中間のターミナルよりも長くした一組 の接点と、接点間距離を中間のターミナルと略同じ長さとした一組の接点とは、 互いに時間的ずれをもちかつ互いにずれた位置でそれぞれターミナル間を通過す ることになるので、チャタリングは生じにくいものとなる。
【0010】 また、作動体に従動してコンタクタが往復移動するに際して、コンタクタが往 路復路のいずれの移動を行う場合でも、接点間距離を中間のターミナルよりも長 くした一組の接点のうちの移動後方側の接点は、その反転位置から所定距離だけ 離れた位置で絶縁体によって絶縁されることから、コンタクタの移動し得る範囲 の中心と作動体の作動範囲の中心、すなわち、コンタクタの実質往復移動範囲の 中心とが一致していない場合であっても、モータは正・逆いずれの方向に回転し ても作動してから所定の時間が経過すると停止することとなる。
【0011】
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
【0012】 図1〜図5はこの考案に係わるアクチュエータの一実施例を示しており、この 実施例では、この考案に係わるアクチュエータを自動車用ドアのドアラッチを動 作させるドアロックアクチュエータに採用した場合を例に挙げて説明する。
【0013】 図に示すドアロックアクチュエータ1は、カバー2によって閉塞されるケース 3の内部に、正逆回転可能なモータ4と、このモータ4の回転をおとす減速機構 10と、減速機構10によっておとされたモータ4の回転を外部に伝達する出力 軸20を備えており、ケース3の外部には、スイングアーム30を備えている。 そして、ケース3には、図1に示すように、車両用ドアの左右ドアに設けた各ロ ック部用ブッラケットBのいずれにも取り付け可能としたフック部3aが設けて ある。
【0014】 前記モータ4は、ケース3に設けたモータ取り付け部3bに嵌合してあり、モ ータ軸4aにはウォーム5が装着してある。
【0015】 前記減速機構10は、上記ウォーム5のほか、このウォーム5と噛み合うウォ ームホイール11と、このウォームホイール11に連動するピニオン12を備え ている。ウォームホイール11およびピニオン12は、カバー2およびケース3 の間に設置した歯車軸13に各々支持されており、ピニオン12はそのつば部1 2aの外周から突出するピニオン側係合部12bに、ウォームホイール11の図 2上面に設けたホイール側係合部11bが係合した際にこのウォームホイール1 1とともに回動するようになっている。
【0016】 前記出力軸20は、減速機構10のピニオン12と噛み合うセクタギヤ部21 を一体で有しており、両端部20a,20aをカバー2およびケース3にそれぞ れ対向して設けた軸支持孔2c,3cに各々回動自在に支持させることによって 、ピニオン12の動作に合わせて回動するようになっている。この場合、出力軸 20の両端部20a,20aは、いずれも軸支持孔2c,3cを貫通して外部に 突出しており、両端部20a,20aともスイングアーム30を装着できるよう になっている。
【0017】 このスイングアーム30は、先端側にドアラッチに連結した図示しないロッド を連結するためのロッド連結部30eを備えている。そして、このスイングアー ム30は、ボス部30cに有する装着用凹部30aを出力軸20の端部20aに 嵌合すると共に、装着用凹部30a内に設けた環状突起30bを出力軸20の端 部20aに形成した環状溝20bに係合させることによって、出力軸20に取り 外し可能に装着するようにしてある。また、スイングアーム30の装着用凹部3 0aには、テーパ状をなす円柱部30dが設けてあって、この円柱部30dが出 力軸20の端部20aの軸心上に設けた心出し穴20dに圧接するようになすこ とにより、スイングアーム30の出力軸20に対する空廻りを防止している。
【0018】 この実施例において、スイングアーム30は、出力軸20の図2上側の端部2 0aに装着してあり、出力軸20の図2下側の端部20aには、スイングアーム 30のボス部30cと同一形状をなすキャップ31、すなわち、装着用凹部31 a,環状突起31bおよび円柱部31dを有するキャップ31を装着して、この 図2下側の端部20aを覆うようにしている。
【0019】 前記出力軸20のセクタギヤ部21は、その基端側部分に、図2下方に延出す る仮想線で示すピン21aを有しており、このピン21aを介してウォームホイ ール11の図2下方に設けたホルダ22を従動させるようにしている。
【0020】 このホルダ22は、つば付円筒状をなし、ケース3の底面に歯車軸13と同心 状に形成した環状壁部3eに嵌合してあり、つば部22aに設けた切欠22bに セクタギヤ部21のピン21aを嵌合させることにより、出力軸20の回動に合 わせて回動するようになっている。
【0021】 また、ホルダ22のつば部22aの下面には、工程終了スイッチ23を構成す るコンタクタ24が装着してあると共に、ケース3の底面には、同じく工程終了 スイッチ23を構成する3枚のターミナル25a〜25cが前記環状壁部3eに 沿って設けてある。
【0022】 コンタクタ24は、図3にも示すように、円弧形の接触片24A,24Bを連 ねた形状をなし、内側に位置する接触片24Aの両端部に設けた接点24a,2 4a間の距離は、3枚のターミナル25a〜25cのうちの中間ターミナル25 bよりも長く設定してあると共に、外側に位置する接触片24Bの両端部に設け た接点24b,24b間の距離は、前記中間ターミナル25bとほぼ同じ長さに 設定してある。
【0023】 一方、3枚のターミナル25a〜25cは、互いに逆方向を向くダイオード2 5d,25dにより各々接続してあり、図3上側のターミナル25aは、ドアロ ックをオン状態とするロックオンスイッチ26に接続していると共に、図3下側 のターミナル25cは、ドアロックをオフ状態とするロックオフスイッチ27に モータ4を介して接続している。ロックオンスイッチ26およびロックオフスイ ッチ27は、各々のオン操作時(図3はいずれもオフ状態を示している)に電源 28が切換わるように配線してあり、この電源28の切換えによりモータ4は正 逆回転する。
【0024】 つまり、この工程終了スイッチ23は、図3に示す状態において、ドアロック オンスイッチ26の点線で示すオン操作により、モータ4を作動させてドアロッ クをオン状態とするに際して、出力軸20を介してスイングアーム30に従動す るホルダ22の時計方向への回動により、コンタクタ24をターミナル25a〜 25c上で移動させ、ドアロックのラッチ作動工程が半分強終了するのに合わせ て、コンタクタ24の図3上側の接点24a,24bを各々上側ターミナル25 aから離間させることにより、モータ4を停止させるようにしている。そして、 このとき、コンタクタ24の上側接点24a,24bおよび下側接点24a,2 4bをターミナル25b,25cに各々接触させておくことにより、ロックオフ スイッチ27のオン操作時に、モータ4を前述とは逆回転させることができるよ うにしてある。
【0025】 この場合、工程終了スイッチ23は、絶縁体29を備えている。この絶縁体2 9は略円筒状をなし、ケース3の環状壁部3eとホルダ22との間に嵌合してあ り、コレクタ24の内側接触片24Aとターミナル25a〜25cとの間に挿入 されかつ内側接触片24Aに設けた一組の接点24a,24a間の距離よりも短 い長さ寸法の絶縁片29aを有している。また、この絶縁体29は、絶縁片29 aとほぼ反対側の位置に図2上方に突出する仮想線で示す突起29bを有してい る。この突起29bは、ホルダ22のつば部22aに設けた円周方向に沿う長円 孔22c内に位置するようになっており、突起29bを長円孔22cのほぼ中心 に位置させた状態では、図1に示すように、コンタクタ24の中心、とくに内側 接触片24Aの中心と、絶縁片29aの中心とがほぼ一致するようにしてある。 これによって、ホルダ22の回動とともにコンタクタ24が円周方向に移動する 際に、コンタクタ24が絶縁体29の絶縁片29aを中心にして往復移動するよ うにしてある。
【0026】 つまり、コンタクタ24の各反転位置において、内側接触片24Aの移動後方 側の接点24aと絶縁片29aの端部との距離dが各々所定の距離となるように なすことにより、図5に示すように、コンタクタ24の移動し得る範囲Sの中心 Lcと、ドアラッチ側の作動に伴うコンタクタ24の実質往復移動範囲Tの中心 Ldとがずれている場合であっても、図3に示す各中心Lc,Ldが一致してい る場合と同様に、図4に示すごとく、ドアラッチの作動工程T´が半分強終了し た時点で、モータ4を停止させることができるようにしてある。
【0027】 また、このドアロックアクチュエータ1は、前記環状壁部3eの内側に設けた コイルスプリング41と、ケース3の底面でかつ環状壁部3eの内側に形成した ケース側スプリング掛止部3fと、ウォームホイール11の図2下面に設けた図 示しないホイール側掛止部とからなるリターン機構を備えている。このリターン 機構は、コイルスプリング41の一方のフック状端部41aをケース側スプリン グ掛止部3fに掛止させると共に、図示しない他方のフック状端部をホイール側 掛止部に掛止させることによって、モータ4の出力によりウォームホイール11 が図1時計方向および反時計方向のいずれの方向に回動した場合であっても、モ ータ4が停止した際には、コイルスプリング41の反発力によって、このウォー ムホイール11を元の位置にもどすようにしている。
【0028】 さらに、このドアロックアクチュエータ1は、ケース3の図1上端に覆体装着 用溝3hを有しており、この覆体装着用溝3hには、スイングアーム30の上方 を覆ってドアパネルとドアガラスとの間から挿入された針金などによるこじあけ を防止する図示しないこじあけ防止用覆体が装着されるようにしてある。
【0029】 上記した構成のドアロックアクチュエータ1は、まず図3に示すようなドアロ ックがロックオフの状態(図1に仮想線で示す状態)において、ロックオンスイ ッチ26を実線で示すようにオン操作すると、上側ターミナル25aが電源28 の(+)側に、そして、下側ターミナル25cが電源28の(−)側に接続され 、上側ターミナル25a→コンタクタ24→中間ターミナル25b→ダイオード 25d→下側ターミナル25c→モータ4の順に電流が流れ、モータ4は回転す る。このモータ4の回転はウォーム5を介してウォームホイール11に伝達され 、ウォームホイール11は図1時計方向に回転する。
【0030】 次いで、ウォームホイール11のホイール側係止部11bがピニオン12のピ ニオン側係止部12bに係止すると、ピニオン12がウォームホイール11とと もに図1時計方向に回転を始め、これに伴って、ピニオン12にセクタギヤ部2 1を噛み合わせた出力軸20が図1反時計方向に回動し、出力軸20の端部20 aに装着したスイングアーム30が図1反時計方向に回動して、図示しないロッ ドを介してドアラッチを作動させる。
【0031】 そして、出力軸20の回動に伴って、ホルダ22が図1時計方向に回動し、工 程終了スイッチ23では、まず、コンタクタ24の外側接触片24Bの上側の接 点24bがターミナル25aから離間し、これに遅れて、内側接触片24Aの上 側の接点24aが絶縁体29の絶縁片29aに乗り上げてターミナル25aから 離間する。この時点において、モータ4への電源28の供給が遮断され、モータ 4は停止する。このとき、スイングアーム30は、図1に実線で示す状態となり 、ドアラッチのロック作動工程が終了して、ドアロックはロックオン状態となる 。
【0032】 このロックオン工程の間、コンタクタ24の外側接触片24Bに設けた接点2 4bと、内側接触片24Aに設けた接点24aとは、時間的ずれをもちかつ異っ た場所で上側ターミナル25aから離間するので、チャタリングはほとんど発生 しない。
【0033】 また、このロックオン工程の間、リターン機構の図示しないホイール側スプリ ング掛止部がケース側スプリング掛止部3fから遠ざかることによって、コイル スプリング41に反発力が生じるので、モータ4の停止と同時に、この反発力に よってウォームホイール11だけが元の位置に戻ることとなる。
【0034】 そして、コンタクタ24の各接点24a,24bがターミナル25b,25c に接触した状態(図3に仮想線で示す状態)からロックオフスイッチ27を一点 鎖線で示すようにオン操作すると、上述とは反対方向に電流が流れ、モータ4は 逆回転し、ウォームホイール11およびピニオン12が図1反時計方向に回転す ると共に、出力軸20およびスイングアーム30が図1時計方向に回動して、ス イングアーム30は図1に仮想線で示す状態となり、ドアラッチのロックオフ作 動工程が終了してドアロックはロックオフの状態となる。
【0035】 このロックオフ工程の間も、コンタクタ24の外側接触片24Aに設けた接点 24bと、内側接触片24Aに設けた接点24aとは、時間のずれをもちかつ各 々異った場所で下側ターミナル25cから離間するので、チャタリングの発生は 少ないものとなる。
【0036】 また、コンタクタ24が往復移動する際には、コンタクタ24が往路復路のい ずれの移動を行う場合でも、最後にターミナル25a(あるいはターミナル25 c)から離間する内側接触片24Aの移動後方側の接点24aは、反転位置から 所定の距離d(ドアラッチの作動工程を半分強終了させうる距離)だけ離れた位 置で絶縁体29の絶縁片29aに乗り上げてターミナル25a(あるいはターミ ナル25c)から離間することから、図5に示すように、コンタクタ24の移動 し得る範囲Sの中心Lcと、コンタクタ24の実質移動範囲Tの中心Ldとが一 致していない場合でも、モータ4は、図4に示すように、正・逆いずれの方向に 回転しても、ドアラッチの作動工程T´が半分強終了した時点で停止する。
【0037】 さらに、このドアロックアクチュエータ1では、工程終了スイッチ23のコン タクタ24を各々接点間距離が異なる内側接触片24Aおよび外側接触片24B とからなるものとしているので、いずれか一方の接触片24A(あるいは24B )に万一不具合が生じたとしても、このドアロックアクチュエータ1は、通常と ほとんど変わらない状態で作動することとなる。
【0038】 なお、この考案に係わるアクチュエータの詳細な構成は、上記した実施例に限 定されるものではなく、例えば、コンタクタ24や絶縁体29の形状を適宜変更 することも可能である。
【0039】
以上説明したようにこの考案によれば、電源の切換えで正・逆方向に回転する モータと、前記モータの回転出力により往復作動する作動体を備えると共に、前 記電源およびモータに接続した3枚のターミナルと前記作動体に従動して前記各 ターミナル上を往復移動するコンタクタを具備して前記作動体の反転位置で前記 コンタクタの両端側に設けた各接点を隣り合うターミナルに各々接触させて前記 モータを前記電源の切換えにより反転可能に停止させる工程終了スイッチを備え たアクチュエータにおいて、前記工程終了スイッチに備えたコンタクタの両端側 には接点を各々複数個ずつ設け、少なくとも一組の接点間距離を前記3つのター ミナルのうちの中間のターミナルよりも長くすると共に少なくとも一組の接点間 距離を前記中間のターミナルと略同じ長さとし、前記コンタクタと各ターミナル との間には前記作動体に従動して往復移動する前記コンタクタの両反転位置から 各々所定距離離れた位置で前記接点間距離を中間のターミナルよりも長くした一 組の接点のうちの移動後方側の接点を絶縁する絶縁体を設けた構成としたから、 コンタクタの接点間距離を中間のターミナルよりも長くした一組の接点と、接点 間距離を中間のターミナルと略同じ長さとした一組の接点とは、互いに時間的ず れをもちかつ互いにずれた位置でそれぞれ各ターミナル間を通過するため、チャ タリングは生じにくいものとなり、誤作動の防止および接点の長寿命化を実現す ることができると共に、コンタクタの移動し得る範囲の中心と作動体の作動範囲 の中心、すなわち、コンタクタの実質往復移動範囲の中心とが一致していない場 合であっても、正・逆いずれかの方向に回転するモータは、その作動から所定の 時間が経過した時点で停止するので、モータに少しの負担をかけることなく作動 体を完全に作動させることが可能であるという極めて優れた効果がもたらされる 。
【図1】この考案に係わるドアロックアクチュエータの
一実施例を示すカバーを取り外した状態の側面説明図で
ある。
一実施例を示すカバーを取り外した状態の側面説明図で
ある。
【図2】図1のA−A線位置での断面説明図である。
【図3】図1に示したドアロックアクチュエータの工程
終了スイッチの構成および動作説明図である。
終了スイッチの構成および動作説明図である。
【図4】図3のコンタクタの実質移動範囲に対応する工
程終了スイッチの開閉状態を示す説明図である。
程終了スイッチの開閉状態を示す説明図である。
【図5】図3に示した工程終了スイッチにおいてコンタ
クタの移動し得る範囲とコンタクタの実質移動範囲とが
ずれている場合の動作説明図である。
クタの移動し得る範囲とコンタクタの実質移動範囲とが
ずれている場合の動作説明図である。
【図6】従来のアクチュエータ(ドアロックアクチュエ
ータ)の工程終了スイッチの構成および動作説明図であ
る。
ータ)の工程終了スイッチの構成および動作説明図であ
る。
【図7】図6のコンタクタの実質移動範囲に対応する工
程終了スイッチの開閉状態を示す説明図である。
程終了スイッチの開閉状態を示す説明図である。
【図8】図6に示した工程終了スイッチにおいてコンタ
クタの移動し得る範囲とコンタクタの実質移動範囲とが
ずれている場合の動作説明図である。
クタの移動し得る範囲とコンタクタの実質移動範囲とが
ずれている場合の動作説明図である。
【図9】図8のコンタクタの実質移動範囲に対応する工
程終了スイッチの開閉状態を示す説明図である。
程終了スイッチの開閉状態を示す説明図である。
1 ドアロックアクチュエータ 4 モータ 23 工程終了スイッチ 24 コンタクタ 24a 接点 24b 接点 25a 25b 25c ターミナル 28 電源 29 絶縁体 30 スイングアーム(作動体) d 所定距離
Claims (1)
- 【請求項1】 電源の切換えで正・逆方向に回転するモ
ータと、前記モータの回転出力により往復作動する作動
体を備えると共に、前記電源およびモータに接続した3
つのターミナルと前記作動体に従動して前記各ターミナ
ル上を往復移動するコンタクタを具備し、前記作動体の
反転位置で前記コンタクタの両端側に設けた各接点を隣
り合うターミナルに各々接触させて前記モータを前記電
源の切換えにより反転可能に停止させる工程終了スイッ
チを備えたアクチュエータにおいて、前記工程終了スイ
ッチに備えたコンタクタの両端側には接点を各々複数個
ずつ設け、少なくとも一組の接点間距離を前記3つのタ
ーミナルのうちの中間のターミナルよりも長くすると共
に少なくとも一組の接点間距離を前記中間のターミナル
と略同じ長さとし、前記コンタクタと各ターミナルとの
間には前記作動体に従動して往復移動する前記コンタク
タの両反転位置から各々所定距離離れた位置で前記接点
間距離を中間のターミナルよりも長くした一組の接点の
うちの移動後方側の接点を絶縁する絶縁体を設けたこと
を特徴とするアクチュエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1416192U JPH0575374U (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1416192U JPH0575374U (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | アクチュエータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0575374U true JPH0575374U (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=11853429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1416192U Pending JPH0575374U (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | アクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0575374U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57172083A (en) * | 1981-04-15 | 1982-10-22 | Nissan Motor | Door lock manipulating apparatus |
| JPS6059278A (ja) * | 1983-09-13 | 1985-04-05 | 日産自動車株式会社 | ドアロック操作装置 |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP1416192U patent/JPH0575374U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57172083A (en) * | 1981-04-15 | 1982-10-22 | Nissan Motor | Door lock manipulating apparatus |
| JPS6059278A (ja) * | 1983-09-13 | 1985-04-05 | 日産自動車株式会社 | ドアロック操作装置 |
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