JPH0576017U - フライバックトランス - Google Patents

フライバックトランス

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JPH0576017U
JPH0576017U JP2345492U JP2345492U JPH0576017U JP H0576017 U JPH0576017 U JP H0576017U JP 2345492 U JP2345492 U JP 2345492U JP 2345492 U JP2345492 U JP 2345492U JP H0576017 U JPH0576017 U JP H0576017U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gap
coil
flyback transformer
pair
cores
Prior art date
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Pending
Application number
JP2345492U
Other languages
English (en)
Inventor
宗治 山口
唯夫 永井
悟史 山下
昌巳 水山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2345492U priority Critical patent/JPH0576017U/ja
Publication of JPH0576017U publication Critical patent/JPH0576017U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コアの内足からの漏れ磁束が少なく、コイル
の温度上昇が小さくて、かつ、製作が容易で安価なフラ
イバックトランスを提供する。 【構成】 コイル組み立て体4の一対のコア1の内足8
同志を両側からコア挿通孔10に嵌め込んでギャップ11を
介して突き合わせる。また、コイル組み立て体4の外側
では一対のコア1の外足9同志をギャップ12を介して突
き合わせる。前記内足8同志の突き合わせ端面間のギャ
ップ11を零又は外足9同志の突き合わせ端面間のギャッ
プ12よりも小さく設定する。これによりギャップ11より
の漏れ磁束18を小さくし、渦電流によって発生する熱を
小さくしてフライバックトランスの温度上昇を防ぐ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テレビジョン受像機やディスプレイ装置等に使用するフライバック トランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8には一般的なフライバックトランスの回路の一例が示されている。同図に おいて、コア1に低圧コイル(一次コイル)2と高圧コイル(二次コイル)3と が巻装されてコイル組み立て体4が形成され、高圧コイル3の高圧端側は高圧整 流ダイオード5を介して陰極線管6のアノード7に接続されている。このコイル 組み立て体4はトランスケース(図示せず)内に収容され、このトランスケース に注型樹脂等が注入されてモールド硬化され、フライバックトランスが形成され るものである。
【0003】 図6には前記コイル組み立て体4の一例が示されている。このコイル組み立て 体4のボビン15に捲線14を巻回して一次コイル2が形成され、この一次コイル2 の外側には二次コイル3が装着されている。そして前記ボビン15の内側にはコア 挿通孔10が形成されており、このコア挿通孔10にはU字形状をした一対のコア1 の内足8同志が両側から嵌め込まれてギャップ(内ギャップ)11を介して突き合 わされている。また、コイル組み立て体4の外側では前記一対のコア1の外足9 同志がギャップ(外ギャップ)12を介して突き合わされている。この内ギャップ 11と外ギャップ12は一次コイルのインダクタンスの値を調整するために設けられ るもので、内ギャップ11と外ギャップ12との和の大きさによって一次コイル2の インダクタンスの値が可変設定される。したがって、一次コイルのインダクタン スを可変調整する場合、内ギャップ11の大きさを可変したり、外ギャップ12の大 きさを可変したりしてその調整を行うことができるが、周知のように、ギャップ を大きくすると、そこから漏れる漏洩磁束の大きさも大きくなる。そのため、外 ギャップ12を大きくすると、多量の漏れ磁束が外に漏洩して人体等に影響を及ぼ す虞がある。そのため、従来においては外ギャップ12はできるだけ小さくし、そ の分、内ギャップ11を大きくして、前記インダクタンスの調整を行っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のように内ギャップ11が大きいと、この内ギャップ11から 発生する漏れ磁束が大きくなり、図7に示されるようにこの漏れ磁束18によって 一次コイル2に渦電流が流れ、この渦電流によって一次コイル2の温度が上昇す るという問題があった。この一次コイル2の温度上昇を抑制する方法として様々 な工夫がなされており、例えば、図5に示される工夫例では、一次コイル2の中 央部に空間部13を設け、この空間部13にコイルが形成されない状態で捲線14を巻 回して、一次コイルが形成されている。このコイルに内ギャップ11から漏れ磁束 18が発生しても、前記一次コイル2の空間部13には捲線14が存在しないので、渦 電流の発生がなく、したがって発熱することがないため、一次コイル2の温度上 昇を防ぐことができる。しかしながら、この方式ではボビン15の中央部に空間部 13を設けているので、ボビン15への捲線14の巻回領域が小さくなるため、ボビン 15に捲線14を必要巻回数まで巻回すると、どうしても一次コイル2の直径が大き くなってしまうという問題があった。また、コイル2の捲線14の径を太くして発 熱を抑制することも考えられるが、この場合も、巻回した一次コイル2の径が大 きくなるという問題がある。
【0005】 さらに、他構成として図3に示されるようにコア1の内足8にテーパ16を設け 、コイル2の捲線14に交差する漏れ磁束18を軽減しようとする工夫がなされてい るが、この方式では、例えばフライバックトランスの仕様が異なった場合、その 異なった各々の仕様に合わせてそれぞれコア1のテーパ16を設計しなければなら ず、さらにコア1の金型もその仕様に合わせてわざわざ新規に作製しなければな らないという極めて面倒な問題があった。
【0006】 本考案は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、 コアの内足からの漏れ磁束が少なくてコイルの温度上昇が小さく、かつ、製作が 容易で安価なフライバックトランスを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、次のように構成されている。すなわち、 本考案は、一次コイルの外側に二次コイルが嵌装されているコイル組み立て体の コア挿通孔に、U字形状をした一対のコアの内足同志が両側から嵌め込まれて突 き合わされており、コイル組み立て体の外側では前記一対のコアの外足同志が突 き合わされているフライバックトランスにおいて、前記一対のコアの内足同志の 突き合わせ端面間のギャップは零にするか又は外足同志の突き合わせ端面間のギ ャップよりも小さく設定されていることを特徴として構成されている。
【0008】
【作用】
コイル組み立て体のコアからの漏れ磁束の量は一対のコアの突き合わせ端面間 のギャップの量に比例する。コアの内足同志の突き合わせ端面間のギャップを零 にするか、外足同志の突き合わせ端面間のギャップよりも小さく設定することに より、そのギャップから漏れる漏れ磁束の量を小さくし、コイルに発生する渦電 流を小さくしてコイルの発熱を防ぎ、コイルの温度上昇を小さくする。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。なお、本実施例の説明にお いて、従来例と同一の名称部分には同一符号を付し、その詳細な重複説明は省略 する。
【0010】 図1には本実施例に係わるフライバックトランスのコイル組み立て体の説明図 が示されている。このコイル組み立て体4は従来例と同様にトランスケース(図 示せず)内に収容され、このトランスケースに注型樹脂等が注入されて硬化され 、フライバックトランスが形成される。本実施例のコイル組み立て体の特徴的な ことは一対のコア1の内足8同志の突き合わせ端面間のギャップ(内ギャップ) 11を零にするか、外足9同志の突き合わせ端面間のギャップ(外ギャップ)12よ りも小さく設定した構成としたことであり、その他の構成は図6に示す従来例と 同様である。
【0011】 前記一対のコア1の内ギャップ11や外ギャップ12には例えばポリカーボネート 樹脂やノリル樹脂等のプラスチックフィルム又は成型品からなる絶縁材20が挟み 込むまれている。この絶縁材20の厚さを調整することにより内ギャップ11と外ギ ャップ12の大きさを調整するものである。
【0012】 この実施例のコイル組み立て体4のコア1に磁界が発生すると、この磁界の漏 れ磁束18が外ギャップ12側ではギャップ12が大きいため大きくなり、内ギャップ 11側では図2に示されるようにギャップ11が小さいため小さくなる。したがって 、この内ギャップ11からの漏れ磁束18が小さくなるため渦電流によるコイルの発 熱が小さい。これによりコイル2の温度上昇を小さくすることができる。特に、 低い周波数(民生テレビジョン受像機の領域)では温度上昇を下げる効果が顕著 である。これにより、フライバックトランスの温度上昇が小さくなるので、その 分コア1の径を小さくすることができる。また図5のように空間部13を設ける必 要がないので、空間部13を設けた場合よりも捲線14を多く巻回することができ、 太い捲線14を巻回することもできる。
【0013】 さらに、フライバックトランスの仕様が異なった場合においても、新規に金型 や設備を必要とせず、一対のコア1の内足8同志、外足9同志の突き合わせ端面 を研磨し、研磨量を調整することによりアレンジ設計に対応することが容易とな り、製造が容易で製造コストを大幅に低減することができる。
【0014】 なお、本出願人は漏れ磁束18を打ち消す回路を既に開発している。したがって 、外足9のギャップ12を大きくすることによって、そこから多量に漏れ磁束18が 外部に漏れても、前記回路を用いてこの漏れ磁束18を打ち消すことができるので 、全く問題はない。
【0015】 なお、本考案は上記実施例に限定されることはなく、様々な実施の態様を採り 得る。例えば、上記実施例ではコア1の内足8の形状は四角形状としたが、これ を図3に示すようにテーパ16を設けてもよい。
【0016】 また、上記実施例では内ギャップ11および外ギャップ12にプラスチックフィル ム等の絶縁材20を挟み込んでいるが、これを例えばセラミック等の無機系絶縁材 としてもよい。
【0017】
【考案の効果】
本考案は一対のコアの内足同志の突き合わせ端面間のギャップを零にするか又 は外足同志の突き合わせ端面間のギャップよりも小さくしたので、内足同志の突 き合わせ端面間のギャップから出る漏れ磁束は小さくなり、フライバックトラン スの温度上昇を小さくすることができる。
【0018】 また、フライバックトランスの仕様が異なった場合においても、新規に金型や 設備を必要とせず、一対のコアの内足同志、外足同志の突き合わせ端面を研磨し て研磨量を調整するだけでギャップの大きさを調整することができるので、製造 が容易で製造コストを大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係わるフライバックトランスのコイ
ル組み立て体の説明図である。
【図2】同フライバックトランスの漏れ磁束の状態を示
す説明図である。
【図3】従来のフライバックトランスのコイル組み立て
体の工夫例の説明図である。
【図4】同フライバックトランスの漏れ磁束の状態を示
す説明図である。
【図5】従来のフライバックトランスのコイル組み立て
体の他の工夫例の説明図である。
【図6】従来の一般的なフライバックトランスのコイル
組み立て体の説明図である。
【図7】同フライバックトランスの漏れ磁束の状態を示
す説明図である。
【図8】一般的なフライバックトランスの回路図の一例
である。
【符号の説明】
1 コア 2 一次コイル 3 二次コイル 4 コイル組み立て体 8 コアの内足 9 コアの外足 11 内ギャップ 12 外ギャップ 18 漏れ磁束
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 水山 昌巳 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次コイルの外側に二次コイルが嵌装さ
    れているコイル組み立て体のコア挿通孔に、U字形状を
    した一対のコアの内足同志が両側から嵌め込まれて突き
    合わされており、コイル組み立て体の外側では前記一対
    のコアの外足同志が突き合わされているフライバックト
    ランスにおいて、前記一対のコアの内足同志の突き合わ
    せ端面間のギャップは零にするか又は外足同志の突き合
    わせ端面間のギャップよりも小さく設定されていること
    を特徴とするフライバックトランス。
JP2345492U 1992-03-19 1992-03-19 フライバックトランス Pending JPH0576017U (ja)

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JP2345492U JPH0576017U (ja) 1992-03-19 1992-03-19 フライバックトランス

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JP2345492U JPH0576017U (ja) 1992-03-19 1992-03-19 フライバックトランス

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JPH0576017U true JPH0576017U (ja) 1993-10-15

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