JPH0576302B2 - - Google Patents
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- JPH0576302B2 JPH0576302B2 JP59255919A JP25591984A JPH0576302B2 JP H0576302 B2 JPH0576302 B2 JP H0576302B2 JP 59255919 A JP59255919 A JP 59255919A JP 25591984 A JP25591984 A JP 25591984A JP H0576302 B2 JPH0576302 B2 JP H0576302B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- frequency
- velocity
- calculator
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S15/00—Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
- G01S15/88—Sonar systems specially adapted for specific applications
- G01S15/89—Sonar systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging
- G01S15/8906—Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques
- G01S15/8979—Combined Doppler and pulse-echo imaging systems
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B8/00—Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
- A61B8/06—Measuring blood flow
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Pathology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Surgery (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Hematology (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Description
〔技術分野〕
本発明は、生体内運動部分の運動状態を検知す
る測定技術に係り、特に、生体内の運動部分の運
動速度(以下、単に速度という)の測定と速度及
び運動速度分散(以下、単に速度分散という)を
測定する超音波診断装置に適用して有効な技術に
関するものである。 〔背景技術〕 従来、生体内の心臓等の臓器、血液や液体の循
環器など運動部位の速度を測定するために、超音
波パルスドツプラ法が実用化されている。 この超音波パルスドツプラ法を利用した従来の
超音波診断装置は、例えば、特開昭5−188433号
に記載されるように、生体内反射信号を自己相関
器を用いてから速度演算器を用いているため、回
路構成が複雑となり、装置が大型となるという問
題があつた。 また、探触子より受信されたドツプラ偏移周波
数を含む受信高周波信号より、生体内運動部分の
速度を求めるために求いるデイレイライキヤンセ
ラ及び自己相関器の一連の信号処理において、前
期受信高周波信号の一連の信号処理を記述してい
る数式において、振幅の項が含まれていないの
で、振幅が一定であるとして演算を行なつてい
る。このことは、血流について考えた場合、ドツ
プラ偏移信号の振幅の2乗(エネルギー)が超音
波ビーム中にある血球の数に比例し、かつ、超音
波ビーム中の血球の数が流速に関係なく一定であ
るという条件に限つた場合を想定している。 しかしながら、血流には乱流が生じたり、ま
た、赤血球と白血球の濃度差があるため、一概に
超音波ビーム中の血球の数が流速に関係なく一定
であるとは言えない。このため、ドツプラ偏移信
号の振幅も一定であるとは限りらない。さらに、
超音波信号のパワーは、生体内に打ち出されてか
ら受信される間に減衰するが、この減衰量は生体
組織により異なるために、心臓等の運動が大きい
所では、刻々と超音波ビームが通過する生体組織
の状態が変わるため、常時一定の振幅を持つ受信
高周波信号、ドツプラ偏移信号も得られない。 このために、前述のように振幅を一定とみなし
た平均速度を求めるための一連の演算処理では、
得られる結果に誤差が含まれるという問題があつ
た。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、自己相関器を用いない簡単な
回路構成で、超音波パルスドツプラ法により得ら
れる生体内情報を、臓器、循環器内の流体等の運
動部分の速度に限定せず、速度分散等の正確な情
報をも得ることができる技術を提供することにあ
る。 本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特
徴は、本明細書の記述及び添付図面によつて明ら
かになるであろう。 〔発明の概要〕 本願において開示される発明のうち、代表的な
ものの概要を簡単に説明すれば、下記のとおりで
ある。 本発明は、基本的には、超音波パルスビームを
一定の繰返し周波数で生体内に送信し、反射波を
受信増幅して表示する超音波診断装置において、
送信繰返し周波数の整数倍の周波数を有し、互い
に複素関係にある一組みの複素基準信号と受信高
周波信号とを混合して、受信高周波信号を複素信
号に変換する複素信号変換器と、該複素信号から
生体内運動部分の運動速度とこの運動速度に対応
する部位の運動速度分散を演算する演算器と、該
演算器で得られた運動速度および運動速度分散を
実時間で表示する表示装置を具備したことを特徴
とするものである。 〔発明の構成〕 以下、本発明の構成について、本発明を超音波
パルスドツプラ法により生体内の運動部分の情報
を得るようにした超音波診断装置に適用した一実
施例とともに図面を用いて説明する。 なお、実施例を説明するための全図において、
同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰
り返しの説明は省略する。 第1図乃至第8図は、本実施例の超音波診断装
置を説明するための図であり、第1図は、その超
音波診断装置の全体概略構成を示すブロツク図、
第2図乃至第5図は、本実施例の速度及び速度分
散の演算式を説明するための図、第6図は、第1
図に示す速度演算器の一実施例の詳細な構成を示
すブロツク図、第7図は、速度演算器の他の実施
例の詳細な構成を示すブロツク図、第8図は、第
1図に示す速度分散演算器の一実施例の構成を示
すブロツク図である。 第1図において、1は超音波探触子であり、こ
の超音波探触子1から打ち出される超音波ビーム
は、打ち出し回路2により生成される。打ち出さ
れた超音波パルスは、生体内で反射され、超音波
探触子1で受信されるようになつている。この生
体内情報を含む受信信号は、高周波増幅回路3に
より増幅される。4は水晶発振器であり、安定し
た高周波同期信号を発生する。5は同期回路であ
り、前記高周波周期信号を超音波探触子1から打
ち出される超音波パルス繰り返し周波数に応じた
参照波に変換するためのものである。7及び8は
混合器であり、混合器7は、運動部分(例えば、
血流)の運動方向を指示するために、前記参照波
を移相器6を用いて90°位相をずらした参照波と、
前記増幅さた受信信号とを混合するものである。
また、混合器8は、前記増幅された受信信号と同
期回路5からの参照波とを混合するものである。 14,15はキヤンセラであり、それぞれ、前
記混合された各々の信号か生体内の運動部分の情
報を持つドツプラ成分のみを抽出するためのもの
である。なお、これら各キヤンセル14,15
は、いわゆるデイレイラインと同様の構成からな
つている。16は速度演算器であり、抽出された
ドツプラ成分を持つ各々の信号から演算して、生
体内の運動部分の速度を求めるためのものであ
る。17は速度分散演算器であり、前記速度演算
器16により求められた速度の値から演算して、
速度分散の値を求めるためのものである。この速
度演算器16と速度分散演算器17によつて速度
及び速度分散を示す信号に変えられる。18は演
算選択スイツチであり、速度演算のみを行うか、
あるいは速度及び速度分散演算を行うかを切換え
るためのものである。この演算選択スイツチ18
の切換えは、演算選択制定器19によつて制御さ
れるようになつている。20は検波器であり、前
記高周波増幅回路3で増幅された生体内情報を含
んだ受信信号を検波して生体内断層像信号を抽出
するためのものである。この抽出された生体内断
層像信号は、デイジタル・スキヤン・コンバータ
(dgital scan converter;以下、DSCという)2
1に書き込まれるようになつている。 また、前記混合器7で得られる信号は、低域通
過フイルタ10により高周波成分を取り除かれ
る。この信号から従来の一次元のドツプラ偏移成
分を抽出するために、サンプルパルス回路9で生
成されたゲートパルスにより、サンプル・ホール
ド回路11で生体内の運動部分のドツプラ偏移を
示す信号を抽出し、これを帯域通過フイルタ12
によりスムージングし、高速フーリエ変換などに
よる周波数分析回路13により一次元のドツプラ
偏移信号が抽出されるようになつえいる。この一
次元のドツプラ偏移信号もDSC21に書き込ま
れるようになつている。 DSC21に書き込まれた生体内情報の信号は、
DSC21内部でビデオ信号に変換されテレビ信
号として読み出されて陰極線管(CRT)モニタ、
テレビモニタ等の表示装置22に表示されるよう
になつている。 前記生体内情報の信号のうち、速度及び速度分
散は次に述べる演算式により求められる。 速度及び速度分散を求めるためには、数個の反
射波における任意の一定深度から生じるドツプラ
偏移量が必要である。ここでは、便宜上、2個の
信号による例について説明する。 超音波探触子1から超音波ビームがΔtの間隔
をおいて打ち出され、生体内で反射された反射波
が受信される。この受信された信号から抽出され
たドツプラ信号の各反射点での強度は、各反射点
の時間的変化を考えた場合、任意の強度を有し、
かつ、ドツプラ偏移分の周期を有する周波関数の
任意の時間における値である。これにより、この
ドツプラ偏移を受けることにより生じた周期関数
の強度(すなわち、生体内運動部分の運動量)を
求めるために、移相器6と混合器7,8を用いて
位相差90°の信号を各々生成する。これらの計4
個の信号の任意の深さにおけるドツプラ偏移の強
度a、b、c、dは、第2図に示すように、時刻
t及びt+Δtにおける位相により与えられる。 すなわち、受信信号の強度の絶対値をlとする
と、時刻tにおけるドツプラ偏移成分の周期(周
波数)fdを有する関数の強度a、cは、 a=lsin2πfdt ……(1) c=lcos2πfdt ……(2) の90°の位相差を有する2つの関数で表わせる。 同様に時刻t+Δtでは、 b=lsin2πfd(t−Δt) ……(3) d=lcos2πfd(t−Δt) ……(4) で表わされる。これらの式(1)乃至(4)により、時刻
t、時刻t+Δtでの各関数の絶対強度lt、l(t+〓t)
は、次の式(5)、(6)で表わされる。 lt=(a2+c2)1/2 ……(5) l(t+〓t)=(b2+d2)1/2 ……(6) このlt、l(t+〓t)は、生体内流体の流量に比例す
る。 次に、制定内流体の移動速度の演算について説
明する。 第3図に示すように、時刻t及びt+Δtにお
けるドツプラ波の変位をθ及びδとすると、 θ=sin-1(a/lt) ……(7) δ=sin-1(b/l(t+〓t)) ……(8) で表わされる。ただし、式(7)及び式(8)により求ま
るθとδは各々−90°<θ<90°、−90°<δ<90°の
範囲にある。このためθとδを、 0<θ<360°、0<δ<360° ……(9) の範囲で決めるために、第4図及び第5図に示す
ように、a(=lsin2πfdt)とc(=lcos2πfdt)、a
とc′〔=lcos(π−2πfdt)〕の値からθを求める。
同様にして、b〔=lsin2πfd(t−Δt)〕とd〔=
lcos2πfd(t−Δt)〕の値からδを式(9)の範囲で求
めている。
る測定技術に係り、特に、生体内の運動部分の運
動速度(以下、単に速度という)の測定と速度及
び運動速度分散(以下、単に速度分散という)を
測定する超音波診断装置に適用して有効な技術に
関するものである。 〔背景技術〕 従来、生体内の心臓等の臓器、血液や液体の循
環器など運動部位の速度を測定するために、超音
波パルスドツプラ法が実用化されている。 この超音波パルスドツプラ法を利用した従来の
超音波診断装置は、例えば、特開昭5−188433号
に記載されるように、生体内反射信号を自己相関
器を用いてから速度演算器を用いているため、回
路構成が複雑となり、装置が大型となるという問
題があつた。 また、探触子より受信されたドツプラ偏移周波
数を含む受信高周波信号より、生体内運動部分の
速度を求めるために求いるデイレイライキヤンセ
ラ及び自己相関器の一連の信号処理において、前
期受信高周波信号の一連の信号処理を記述してい
る数式において、振幅の項が含まれていないの
で、振幅が一定であるとして演算を行なつてい
る。このことは、血流について考えた場合、ドツ
プラ偏移信号の振幅の2乗(エネルギー)が超音
波ビーム中にある血球の数に比例し、かつ、超音
波ビーム中の血球の数が流速に関係なく一定であ
るという条件に限つた場合を想定している。 しかしながら、血流には乱流が生じたり、ま
た、赤血球と白血球の濃度差があるため、一概に
超音波ビーム中の血球の数が流速に関係なく一定
であるとは言えない。このため、ドツプラ偏移信
号の振幅も一定であるとは限りらない。さらに、
超音波信号のパワーは、生体内に打ち出されてか
ら受信される間に減衰するが、この減衰量は生体
組織により異なるために、心臓等の運動が大きい
所では、刻々と超音波ビームが通過する生体組織
の状態が変わるため、常時一定の振幅を持つ受信
高周波信号、ドツプラ偏移信号も得られない。 このために、前述のように振幅を一定とみなし
た平均速度を求めるための一連の演算処理では、
得られる結果に誤差が含まれるという問題があつ
た。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、自己相関器を用いない簡単な
回路構成で、超音波パルスドツプラ法により得ら
れる生体内情報を、臓器、循環器内の流体等の運
動部分の速度に限定せず、速度分散等の正確な情
報をも得ることができる技術を提供することにあ
る。 本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特
徴は、本明細書の記述及び添付図面によつて明ら
かになるであろう。 〔発明の概要〕 本願において開示される発明のうち、代表的な
ものの概要を簡単に説明すれば、下記のとおりで
ある。 本発明は、基本的には、超音波パルスビームを
一定の繰返し周波数で生体内に送信し、反射波を
受信増幅して表示する超音波診断装置において、
送信繰返し周波数の整数倍の周波数を有し、互い
に複素関係にある一組みの複素基準信号と受信高
周波信号とを混合して、受信高周波信号を複素信
号に変換する複素信号変換器と、該複素信号から
生体内運動部分の運動速度とこの運動速度に対応
する部位の運動速度分散を演算する演算器と、該
演算器で得られた運動速度および運動速度分散を
実時間で表示する表示装置を具備したことを特徴
とするものである。 〔発明の構成〕 以下、本発明の構成について、本発明を超音波
パルスドツプラ法により生体内の運動部分の情報
を得るようにした超音波診断装置に適用した一実
施例とともに図面を用いて説明する。 なお、実施例を説明するための全図において、
同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰
り返しの説明は省略する。 第1図乃至第8図は、本実施例の超音波診断装
置を説明するための図であり、第1図は、その超
音波診断装置の全体概略構成を示すブロツク図、
第2図乃至第5図は、本実施例の速度及び速度分
散の演算式を説明するための図、第6図は、第1
図に示す速度演算器の一実施例の詳細な構成を示
すブロツク図、第7図は、速度演算器の他の実施
例の詳細な構成を示すブロツク図、第8図は、第
1図に示す速度分散演算器の一実施例の構成を示
すブロツク図である。 第1図において、1は超音波探触子であり、こ
の超音波探触子1から打ち出される超音波ビーム
は、打ち出し回路2により生成される。打ち出さ
れた超音波パルスは、生体内で反射され、超音波
探触子1で受信されるようになつている。この生
体内情報を含む受信信号は、高周波増幅回路3に
より増幅される。4は水晶発振器であり、安定し
た高周波同期信号を発生する。5は同期回路であ
り、前記高周波周期信号を超音波探触子1から打
ち出される超音波パルス繰り返し周波数に応じた
参照波に変換するためのものである。7及び8は
混合器であり、混合器7は、運動部分(例えば、
血流)の運動方向を指示するために、前記参照波
を移相器6を用いて90°位相をずらした参照波と、
前記増幅さた受信信号とを混合するものである。
また、混合器8は、前記増幅された受信信号と同
期回路5からの参照波とを混合するものである。 14,15はキヤンセラであり、それぞれ、前
記混合された各々の信号か生体内の運動部分の情
報を持つドツプラ成分のみを抽出するためのもの
である。なお、これら各キヤンセル14,15
は、いわゆるデイレイラインと同様の構成からな
つている。16は速度演算器であり、抽出された
ドツプラ成分を持つ各々の信号から演算して、生
体内の運動部分の速度を求めるためのものであ
る。17は速度分散演算器であり、前記速度演算
器16により求められた速度の値から演算して、
速度分散の値を求めるためのものである。この速
度演算器16と速度分散演算器17によつて速度
及び速度分散を示す信号に変えられる。18は演
算選択スイツチであり、速度演算のみを行うか、
あるいは速度及び速度分散演算を行うかを切換え
るためのものである。この演算選択スイツチ18
の切換えは、演算選択制定器19によつて制御さ
れるようになつている。20は検波器であり、前
記高周波増幅回路3で増幅された生体内情報を含
んだ受信信号を検波して生体内断層像信号を抽出
するためのものである。この抽出された生体内断
層像信号は、デイジタル・スキヤン・コンバータ
(dgital scan converter;以下、DSCという)2
1に書き込まれるようになつている。 また、前記混合器7で得られる信号は、低域通
過フイルタ10により高周波成分を取り除かれ
る。この信号から従来の一次元のドツプラ偏移成
分を抽出するために、サンプルパルス回路9で生
成されたゲートパルスにより、サンプル・ホール
ド回路11で生体内の運動部分のドツプラ偏移を
示す信号を抽出し、これを帯域通過フイルタ12
によりスムージングし、高速フーリエ変換などに
よる周波数分析回路13により一次元のドツプラ
偏移信号が抽出されるようになつえいる。この一
次元のドツプラ偏移信号もDSC21に書き込ま
れるようになつている。 DSC21に書き込まれた生体内情報の信号は、
DSC21内部でビデオ信号に変換されテレビ信
号として読み出されて陰極線管(CRT)モニタ、
テレビモニタ等の表示装置22に表示されるよう
になつている。 前記生体内情報の信号のうち、速度及び速度分
散は次に述べる演算式により求められる。 速度及び速度分散を求めるためには、数個の反
射波における任意の一定深度から生じるドツプラ
偏移量が必要である。ここでは、便宜上、2個の
信号による例について説明する。 超音波探触子1から超音波ビームがΔtの間隔
をおいて打ち出され、生体内で反射された反射波
が受信される。この受信された信号から抽出され
たドツプラ信号の各反射点での強度は、各反射点
の時間的変化を考えた場合、任意の強度を有し、
かつ、ドツプラ偏移分の周期を有する周波関数の
任意の時間における値である。これにより、この
ドツプラ偏移を受けることにより生じた周期関数
の強度(すなわち、生体内運動部分の運動量)を
求めるために、移相器6と混合器7,8を用いて
位相差90°の信号を各々生成する。これらの計4
個の信号の任意の深さにおけるドツプラ偏移の強
度a、b、c、dは、第2図に示すように、時刻
t及びt+Δtにおける位相により与えられる。 すなわち、受信信号の強度の絶対値をlとする
と、時刻tにおけるドツプラ偏移成分の周期(周
波数)fdを有する関数の強度a、cは、 a=lsin2πfdt ……(1) c=lcos2πfdt ……(2) の90°の位相差を有する2つの関数で表わせる。 同様に時刻t+Δtでは、 b=lsin2πfd(t−Δt) ……(3) d=lcos2πfd(t−Δt) ……(4) で表わされる。これらの式(1)乃至(4)により、時刻
t、時刻t+Δtでの各関数の絶対強度lt、l(t+〓t)
は、次の式(5)、(6)で表わされる。 lt=(a2+c2)1/2 ……(5) l(t+〓t)=(b2+d2)1/2 ……(6) このlt、l(t+〓t)は、生体内流体の流量に比例す
る。 次に、制定内流体の移動速度の演算について説
明する。 第3図に示すように、時刻t及びt+Δtにお
けるドツプラ波の変位をθ及びδとすると、 θ=sin-1(a/lt) ……(7) δ=sin-1(b/l(t+〓t)) ……(8) で表わされる。ただし、式(7)及び式(8)により求ま
るθとδは各々−90°<θ<90°、−90°<δ<90°の
範囲にある。このためθとδを、 0<θ<360°、0<δ<360° ……(9) の範囲で決めるために、第4図及び第5図に示す
ように、a(=lsin2πfdt)とc(=lcos2πfdt)、a
とc′〔=lcos(π−2πfdt)〕の値からθを求める。
同様にして、b〔=lsin2πfd(t−Δt)〕とd〔=
lcos2πfd(t−Δt)〕の値からδを式(9)の範囲で求
めている。
以上説明したように、本発明によれば、速度及
び速度分散の各々の演算器のみを用いた簡単な構
成で、超音波ビーム上の生体内運動部分の速度又
は速度及び速度分散を、各深度ごとに高速に測定
演算するとにより、生体内臓器等を診断するため
のより多くの正確な情報を得ることができるの
で、診断精度を向上させることができる。 特に、生体運動部分の運動速度の他に、さら
に、運動速度分散をも同時に求めていることによ
つて、たとえば、該生体運動部分が血流の場合等
において、その流れの状態、すなわち、乱流ある
いは層流となつているか等、さらにはそれらの詳
細な流れの状態までも解析することができるよう
になる。
び速度分散の各々の演算器のみを用いた簡単な構
成で、超音波ビーム上の生体内運動部分の速度又
は速度及び速度分散を、各深度ごとに高速に測定
演算するとにより、生体内臓器等を診断するため
のより多くの正確な情報を得ることができるの
で、診断精度を向上させることができる。 特に、生体運動部分の運動速度の他に、さら
に、運動速度分散をも同時に求めていることによ
つて、たとえば、該生体運動部分が血流の場合等
において、その流れの状態、すなわち、乱流ある
いは層流となつているか等、さらにはそれらの詳
細な流れの状態までも解析することができるよう
になる。
第1図乃至第8図は、本発明の一実施例の超音
波診断装置を説明するための図であり、第1図
は、その超音波診断装置の全体概略構成を示すブ
ロツク図、第2図乃至第5図は、本実施例の速度
及び速分散の演算式を説明するための図、第6図
は、第1図に示す速度演算器の一実施例の詳細な
構成を示すブロツク図、第7図は、速度演算器の
他の実施例の構成を示すブロツク図、第8図は、
第1図に示す速度分散演算器の一実施例の詳細な
構成を示すブロツク図である。 図中、1……超音波探触子、2……打ち出し回
路、3……高周波増幅回路、4……水晶発振器、
5……同期回路、6……移相器、7,8……混合
器、9……サンプルパルス回路、10……低域通
過フイルタ、11……サンプル・ホールド回路、
12……帯域通過フイルタ、13……周波数分析
回路、14,15……キヤンセラ、16……速度
演算器、17……速度分散演算器、18……演算
選択スイツチ、19……演算選択設算定器、20
……検波器、21……DSC、22……表示装置
である。
波診断装置を説明するための図であり、第1図
は、その超音波診断装置の全体概略構成を示すブ
ロツク図、第2図乃至第5図は、本実施例の速度
及び速分散の演算式を説明するための図、第6図
は、第1図に示す速度演算器の一実施例の詳細な
構成を示すブロツク図、第7図は、速度演算器の
他の実施例の構成を示すブロツク図、第8図は、
第1図に示す速度分散演算器の一実施例の詳細な
構成を示すブロツク図である。 図中、1……超音波探触子、2……打ち出し回
路、3……高周波増幅回路、4……水晶発振器、
5……同期回路、6……移相器、7,8……混合
器、9……サンプルパルス回路、10……低域通
過フイルタ、11……サンプル・ホールド回路、
12……帯域通過フイルタ、13……周波数分析
回路、14,15……キヤンセラ、16……速度
演算器、17……速度分散演算器、18……演算
選択スイツチ、19……演算選択設算定器、20
……検波器、21……DSC、22……表示装置
である。
Claims (1)
- 1 超音波パルスビームを一定の繰返し周波数で
生体内に送信し、反射波を受信増幅して表示する
超音波診断装置において、送信繰返し周波数の整
数倍の周波数を有し、互いに複素関係にある一組
みの複素基準信号と受信高周波信号とを混合し
て、受信高周波信号を複素信号に変換する複素信
号変換器と、該複素信号から生体内運動部分の運
動速度とこの運動速度に対応する部位の運動速度
分散を演算する演算器と、該演算器で得られた運
動速度および運動速度分散を実時間で表示する表
示装置を具備したことを特徴とする超音波診断装
置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59255919A JPS61135639A (ja) | 1984-12-04 | 1984-12-04 | 超音波診断装置 |
| DE3542534A DE3542534C2 (de) | 1984-12-04 | 1985-12-02 | Ultraschalldiagnosevorrichtung |
| US07/160,754 US4840180A (en) | 1984-12-04 | 1988-02-26 | Ultrasonic diagnosis apparatus for measurement of speed of moving medium in a living body |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59255919A JPS61135639A (ja) | 1984-12-04 | 1984-12-04 | 超音波診断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61135639A JPS61135639A (ja) | 1986-06-23 |
| JPH0576302B2 true JPH0576302B2 (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=17285387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59255919A Granted JPS61135639A (ja) | 1984-12-04 | 1984-12-04 | 超音波診断装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4840180A (ja) |
| JP (1) | JPS61135639A (ja) |
| DE (1) | DE3542534C2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61141347A (ja) * | 1984-12-12 | 1986-06-28 | 株式会社 日立メデイコ | 超音波診断装置 |
| FR2655260A1 (fr) * | 1989-12-01 | 1991-06-07 | Philips Electronique Lab | Dispositif de mesure et de visualisation par echographie ultrasonore de parametres physiologiques d'un ecoulement sanguin. |
| US5109857A (en) * | 1991-03-04 | 1992-05-05 | Duke University | Ultrasound time domain velocity detection method and apparatus |
| JPH06270379A (ja) * | 1993-03-17 | 1994-09-27 | Daisen:Kk | スクリーン印刷用の製版装置 |
| EP1460555A1 (en) * | 2003-03-20 | 2004-09-22 | Alcatel | Multiprocessor Architecture for DSL applications |
| CN100464708C (zh) | 2003-07-03 | 2009-03-04 | 株式会社日立医药 | 超声波探头和超声波诊断设备 |
| JP3964364B2 (ja) * | 2003-07-22 | 2007-08-22 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | 超音波診断装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5554941A (en) * | 1978-10-20 | 1980-04-22 | Tokyo Shibaura Electric Co | Ultrasoniccwave disgnosis device |
| JPS58188433A (ja) * | 1982-04-28 | 1983-11-02 | アロカ株式会社 | 超音波診断装置 |
| NO831718L (no) * | 1983-05-13 | 1984-11-14 | Vingmed As | Fremgangsmaate og apparat ved blodstroem-hastighetsmaaling med ultralyd for dannelse av todimensjonal avbildning av blodets hastighet |
-
1984
- 1984-12-04 JP JP59255919A patent/JPS61135639A/ja active Granted
-
1985
- 1985-12-02 DE DE3542534A patent/DE3542534C2/de not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-02-26 US US07/160,754 patent/US4840180A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61135639A (ja) | 1986-06-23 |
| DE3542534C2 (de) | 1996-08-29 |
| US4840180A (en) | 1989-06-20 |
| DE3542534A1 (de) | 1986-06-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |