JPH0576383A - 抗体製造方法 - Google Patents
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Abstract
する。 【構成】 この方法は、Bリンパ球のクローナル増加
と、それに先立つか又はその後に行なわれる、所望の特
異性を有する抗体を産生するBリンパ球の選択との組合
せから成るものである。選択されたリンパ球は不死化さ
れる。この方法によって、Bリンパ球源が如何に小規模
なものであってもそれを利用することが可能になる。
Description
造方法に係わる。1975年に(1)Kohler及び
Milsteinによって初めて開示されたモノクロー
ナル抗体の標準的製造方法は、感作したマウス(mur
ine)脾細胞をポリエチレングリコール(PEG)の
存在下でマウス骨髄腫細胞と融合する操作を含む。しか
しながら、この方法は余り効率的ではない。通常は、骨
髄腫細胞とうまく融合して安定増殖ハイブリドーマを形
成するB細胞の数が、2x105個の脾細胞で、せいぜ
い1つにすぎない。これは、細胞の99.9995%が
損失されることを意味する。1982年に(2)、Zi
mmermann及びその共同研究者らは、PEG誘導
型細胞融合の効果的な代替方法として電気融合(ele
ctrofusion)を導入した。この方法はその
後、マウス及びヒトの両方に由来する抗体産生ハイブリ
ドーマの製造に関して更に研究されてきた。この方法
は、2つの細胞の膜同士の密着を交流電界(誘電泳動
(dielctrophoresis))で樹立させる
ことができるという観察に基づいている。次いで、強さ
が大きく期間が短い電界パルスに暴露すると、細胞膜は
一時的に透過性になる。この短いパルスの後で交流電界
におくと細胞は再びシールされる。密着し合った細胞は
再シールの間に細胞質ブリッジを形成し得、その結果細
胞融合が起こる。電気融合頻度は1:2000に及ぶと
報告されている(3)。しかしながら、B細胞源として
は脾細胞しか使用できない。リンパ節細胞又は末梢血液
細胞との融合では、得られるハイブリドーマの数が余り
にも少ないか又は皆無だからである。in vitro
免疫又は選択実験の結果得られる限定された量の細胞に
ついても同じことが言える。モノクローナル抗体を産生
するための別の試みでは、Ig遺伝子用PCR技術が使
用されている。ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)技術
(4)は、in vitroでの限定されたDNAフラ
グメントの特異的増幅に使用されてきた。この技術は、
増幅すべき遺伝子の各末端の領域について特異的な2つ
のプライマーからのエクステンションを何回も繰り返す
操作を含む。近年、この技術は、ハイブリドーマ細胞か
らのmRNAを出発材料として使用する再構成イムノグ
ロブリン可変遺伝子フラグメント(rearrange
d immunoglobulin variable
gene fragments)の増幅に使用できる
ように改変されてきた(5)。Ig分子は種類が多様で
あるため、普遍的な特異的プライマーを形成することは
できない。そこでLarrickら(6、7、8)は、
ヒトH鎖及びL鎖の既知のリーダー配列に由来するオリ
ゴヌクレオチドプライマーとヒトイムノグロブリン不変
部のN末端部分に対応する配列に由来するオリゴヌクレ
オチドプライマーとの縮重混合物を考案した。マウスイ
ムノグロブリンについても同じことがBoeufらによ
って行われた(9)。このようにすれば、任意のヒト又
はマウスイムノクロブリンに由来するH鎖及びL鎖の可
変部配列を増幅し、配列決定し且つ発現させることが可
能になる。しかしながら、哺乳動物細胞の完全Ig遺伝
子をクローニングするためのPCR技術は、多数の抗体
産生細胞系を形成するのには適していない。なぜなら、
ハイブリドーマの形成と異なり、哺乳動物細胞系におけ
るIgの発現は極めて複雑だからである。従って、哺乳
動物細胞系に発現する僅か数個の抗体を選択するのに、
より多くの情報が製造すべき抗体に関して必要とされ
る。Igは比較的簡単な大腸菌発現システムで発現させ
ることもできる。Wardら(10)は、大腸菌中での
大きな抗原結合親和性を有するVHドメイン(単一ドメ
イン抗体、dAb)の発現及び分泌について記述してい
る。より有望と思われるのは、大腸菌中でのFvフラグ
メントの発現である(11、12)。Skerraら
(11)は、大腸菌中に発現されたVH及びVLが、も
との抗体と同じ親和性を有する完全機能二量体(com
plete functional dimer)Fv
にアッセンブルできると記述している。最後に述べた2
つの技術は多数の「抗体」を形成する可能性を有し、従
って選択は後の段階で、安定な「抗体」産生細菌クロー
ンについて実施し得る。興昧をひく抗体は更に操作し
て、完全抗体又は所望の性質を有する融合タンパク質、
例えば「抗体」−HRP結合体にし得る。単細胞に由来
するIgコードmRNAの単離及び増幅も報告されてい
る(13、14)。しかしながら、PCR技術の出発点
は通常ハイブリドーマであるためここでも融合技術と同
じ問題、特に脾細胞しか使用できないという問題が見ら
れる。抗体産生細胞を得るための更に別の試みはB細胞
のクローナル増加(clonal expansio
n)である。従来のB細胞クローニングシステムは主と
してLPSでのB細胞の刺激(マウスには効果があるが
ヒトB細胞には効かない)又は完全なクローン化された
同種反応性(alloreactive)ヘルパーT細
胞でのB細胞の刺激に基づくものであった。最近になっ
て、Zublerら(15、16、17、18)は、ヒ
ト及び/又はマウスB細胞をT細胞に依存せずにクロー
ン的に活性化できる培養システムを発表した。このシス
テムは、照射突然変異マウスEL−4胸腺腫細胞である
EL−4/B5を、増殖源及び分化因子(differ
entiation factor)としてのヒトT細
胞/マクロファージ上清と組合わせて使用する。EL−
4/B5細胞はMHC非制限(MHC−nonrest
ricted)直接細胞−細胞相互作用を介してB細胞
を活性化する。活性化シグナル自体はマイトジェン性で
はないが、B細胞をヒトT細胞上清中に存在する1つ
(IL−2)又は複数のサイトカインに応答するように
感作する。ヒト末梢血液又は脾臓に由来するB細胞の9
0%が活性化され、10日間の応答の間に抗体分泌細胞
平均数380の短期クローンを産生した(15)。クロ
ーン当たりの平均Ig分泌量は40ngであり、個々の
クローンはIgM、IgG、IgA、IgM+IgG又
はIgM+IgG+IgA産生を示した。これは、1g
クラススイッチが起きたことを意昧する。しかしなが
ら、前述の技術のいずれを使用しても、例えば動物のリ
ンパ節もしくは末梢血液のような任意の可能な源又はヒ
トに由来する源から、任意の所望の特異的モノクローナ
ル抗体を産生する安定な細胞系を得ることはできない。
リンパ節細胞又は末梢血液細胞の融合は脾臓細胞と比べ
て別の特異性、親和性又はイソタイプを有する抗体を形
成し得、従って先行技術で形成できる抗体に加えてまた
1つ有用な抗体が得られることになる。更に、末梢血液
細胞の融合は1種類の実験動物のより長い期間の免疫レ
パートリーを研究する機会も与えてくれる。動物由来の
モノクローナル抗体の他に、ヒト由来の抗体が関心を呼
んでいる。これには下記のような幾つかの理由がある: (i)治療過程で、マウスモノクローナル抗体がヒト抗
マウス応答に起因して患者に有害なものとなった(1
9、20)。ヒトモノクローナルはヒトにおいて免疫原
性を少ししか又は全く示さないと思われる。 (ii)ヒトゲノムは抗体の別のレパートリーであり
得、従って別の特異性をもつモノクローナルを形成し得
る。 (iii)免疫不妊(immunoinfertil
e)ドナー、自己免疫疾患のあるドナー、又は抗腫瘍抗
体を有するドナーのような或る個体は興味深い特異性を
もつ抗体を産生する。 ヒトモノクローナル抗体の開発は近年多くの研究者によ
って報告されているが(21、22)、ヒトモノクロー
ナル抗体の産生における多くの間題は今日まで未解決の
ままである。ヒトモノクローナル抗体の開発における共
通の問題は、倫理的理由から免疫感作が許されていない
という点にある。そのため、単離ヒトリンパ球から製造
できるのは、天然抗原に対する抗体にほぼ限られてい
る。抗原特異的Bリンパ球の頻度は通常極めて低い。ヒ
トリンパ球を用いたin vitro免疫感作の実験の
結果は現在までのところ極めておそまつであり、再現性
がない(23、24)。これまで、ヒトモノクローナル
抗体の産生は主に下記の2つの方法にしぼられてきた: (i)リンパ球と、マウス、ヒト及びマウスxヒト由来
の骨髄腫細胞との融合、並びに (ii)エプスタインバールウイルス(EBV)でのリ
ンパ球のウイルス性形質転換。 PEG融合技術(既述)に固有の低融合頻度の他に、ヒ
トリンパ球との融合は理想的な融合相手がまだみつかっ
ていないという理由で実現が阻まれている。従って、こ
れまでに形成されたヒト抗体産生ハイブリドーマの大部
分は増殖及び抗体産生に関して不安定であることが判明
した。前述の低無限増殖性化頻度に対比して、ヒトBリ
ンパ球はEBVにより極めて効果的に無限増殖性化され
得る。しかしながら、このシステムでは、無限増殖性化
がサブセットのB細胞に限定され、その結果IgMクラ
スを主体とするモノクローナル抗体が形成される。更
に、EBV形質転換細胞の一部は余り増殖せず、またE
BV形質転換細胞を骨髄腫細胞と融合させる試みは、得
られる細胞系の安定性に関する問題に起因してしばしば
失敗におわっている。本発明はモノクローナル抗体の製
造方法であって、ドナーからBリンパ球を採取し、この
リンパ球をクローナル増加にかけ、得られたリンパ球を
無限増殖性にし(無眼増殖性化)、得られた細胞を培養
し、その培養培地からモノクローナル抗体を単離するこ
とからなる方法を提供する。(電気)融合又は無限増殖
性化の中間体として、細胞集団は特異的抗体産生細胞の
濃度を上げることができる。このようにすれば、1〜数
個の特異的抗体分泌B細胞からハイブリドーマを形成す
ることができる。本発明は、モノクローナル抗体の製造
方法であって、ドナーからBリンパ球を採取し、このB
リンパ球をクローナル増加にかけ、増加した細胞からm
RNAを単離し、このmRNAを(cDNAとして)増
幅し、このcDNAを適当な宿主中に発現させることか
らなる方法も提供する。個々のB細胞は、PCR技術の
中間体として増加させ得る。この方法は、直接的PCR
より有利である。なぜなら、(i)培養上清の一部を、
操作すべき抗体に関してより多くの情報を得るために使
用し得、(ii)正確なPCRプライマーセットを選択
すべくIgクラス(H+L)を決定するのに上清を使用
することができ、且つ(iii)mRNA単離のために
より多くの細胞を使用できるからである。この方法は、
好ましくは、クローナル増加及び無限増殖性化又は増幅
の前に抗体産生リンパ球を選択する(より好ましくは所
望の特異性を有する抗体を選択する)ステップを含む。
この選択ステップは、クローナル増加の後で行ってもよ
い。本発明の方法の重要な利点は、クローナル増加と無
限増殖性化技術との組合わせ、又は場合によっては増幅
技術及び組換DNA法との組合わせにある。クローナル
増加技術を使用すれば、融合もしくは形質転換又はメッ
センジャーRNAの単離を行うのに十分な数のBリンパ
球を1〜数個のBリンパ球から製造することができる。
1つのリンパ球から500個に及ぶリンパ球を増殖させ
ることができる。従って、本発明を使用すれば、総ての
可能なリンパ球源から抗体産生細胞を製造することがで
きる。本発明の別の利点は抗体産生リンパ球を予め選択
することにある。応答の良い個体でも、所望の特異性を
有する抗体を産生できるのはリンパ球のほんの一部にす
ぎない。従って、無限増殖性化技術がより効果的になっ
たとしても、感作細胞を最適に使用するために、あるい
は電気融合、B細胞のクローナル増加又は単一のもしく
は増加したB細胞に関するPCR技術の結果得られる極
めて多数の上清の面倒なスクリーニングを回避するため
に、抗体産生B細胞の予選択が必要となる。パンニン
グ、ロゼッティング及び蛍光活性化細胞ソーティング
(FACS)のような特異的選択技術は十分に記述され
ているが、選択した細胞を融合又は培養に使用できるか
否かについては殆ど知られていない。この点について
は、最近開発された非毒性常磁性免疫ビーズが極めて有
望と思われる。常磁性ビーズで選択した後は、ハイブリ
ドーマを首尾良くクローン化することがてき、ビーズと
細胞とを分離せずに継代培養できることが判明した(2
5)。この技術は本発明の予選択ステップとして使用す
るのに極めて適している。パンニングと称する予選択技
術も極めて有用である。 電気融合と組合わせたクロー
ナル増加は、予め選択された特異的B細胞を融合する可
能性を与える。即ち、陰性クローンを試験する労力なし
に、特異的ハイブリドーマの数を著しく増大することが
できる。その結果、所望の特性(エピトープ特異性、親
和性、クラス及びサブクラス)を有する抗体を多数の抗
体から選択することができるので、極めて特定のものを
見いだす機会が増大する。電気融合と組合わせたクロー
ナル増加を使用し、リンパ節、眼窩穿孔血液試料(or
bita punction blood sampl
es)及びin vitro免疫実験から得られる少数
のリンパ球を融合することができる。Mirzaら(2
6)によって既に示されたように,リンパ節細胞の融合
によってより多数の感作特異的B細胞がもたらされ、従
ってより広い範囲の抗体特異性がもたらされ得る。末梢
血液リンパ球の融合は、同じ実験動物においてより長い
期間、免疫応答を追従し得るが故に更なる長所を有す
る。活性化された細胞は細胞容積が大きくなる。電気融
合においては、より大きな細胞は骨髄腫細胞と比較して
膜の破壊の電圧の差がより小さいが故に、より大きな細
胞を融合するのが好ましい。即ち、抗原刺激された親和
性成熟B細胞/血漿細胞を融合するのが好ましい。この
ことで抗体はより高い親和性となり得る。B細胞のクロ
ーナル増加及び電気融合の組合せは、単一のB細胞から
ハイブリドーマ細胞系を生産することのできるモノクロ
ーナル抗体産生の新規の方法を提供する。この点におい
て該方法は少なくともIg遺伝子におけるPCR法に匹
敵し得る。更にこの方法は、親和性成熟抗体をもたらす
という長所を有する。EL−4/B細胞培養系は種特異
的ではないと考えられるので(マウス及びヒトB細胞が
増加し得る)、他の種由来のリンパ球も培養し得ること
が期待される。電気融合、Ig遺伝子におけるPCR法
及びこれらの技術とB細胞クローナル増加との組合せ
は、ヒトモノクローナル抗体の産生におけるEBV形質
転換の選択性の問題(主にIgM抗体)を回避する。以
下の実験のセクションにおいて本発明をより詳細に説明
する。実験 材料と方法 試薬 − 等量のダルベッコ改良イーグル培地(DMEM,G
ibco 074−2100)及び栄養分混合物F12
(HAMのF12,Gibco 074−1700)を
混合し、この混合物に2500mg/lの重炭酸ナトリ
ウム(Baker)、55mg/lのピルビン酸ナトリ
ウム(Fluka)、2.3mg/lの2−メルカプト
エタノール(Baker)、1.22mg/lのエタノ
ールアミン(Baker)、360mg/lのL−グル
タミン(Merck)、4.5・10−4mg/lの亜
セレン酸ナトリウム(Fluka)、62.5mg/l
のナトリウムペニシリン(Mycopharm)及び6
2.5mg/lのストレプトマイシン硫酸塩(Serv
a)を補充することにより、培養培地DMEM/HAM
のF12を調製した。融合実験においては、培地に更
に、13.61mg/lのヒポキサンチン(Fluk
a)及び3.83mg/lのチミジン(Fluka)を
補充した。この培地をDMEM/HAMのF12/HT
と称する。ハイブリドーマの選択は、1%のヒト膀胱癌
細胞系T24(T24CM)のIl−6含有上清及び
0.4μMのアミノプテリン(Flow)を補充したD
MEM/HAMのF12/HT中で行なった。 − 融合培地:280mM イノシトール(ICN)、
0.1mM 酢酸カルシウム(Baker)、0.5m
M 酢酸マグネシウム(Baker)及び1mMヒスチ
ジン(Fluka);比抵抗:1.11・104Ω・c
m。材料をMilli−Q水中に溶解し、次いで伝導度
をMilli−Q水または1mM酢酸カルシウム及び5
mM酢酸マグネシウムを含む溶液を用いて90μS/c
mに調整した。 − 0.5mg/mlのプロナーゼ(Calbioch
em)をDMEM/HAMのF12中に溶解することに
よりプロナーゼ液を調製した。 − 1部の1.5M NaClを9部のパーコール(P
ercoll)(100%SIP)に加えることによ
り、パーコール密度勾配培地(Pharmacia)を
等浸透圧(iso−osmotic)にした。この等浸
透圧パーコール保存液を培養培地で希釈することによ
り、より低い密度に調整した。細胞培養 突然変異EL−4胸腺腫細胞EL−4/B5(Dr.
R.Zubler,ジュネーブ,スイスからの寄贈)
を、10%FCS(Bocknek)を補充したDME
M/HAMのF12中で細胞濃度1・104〜1・10
6細胞/mlで常習的に培養した。細胞が1・106細
胞/mlを越えて増殖すると、細胞はB細胞刺激活性を
失い得る。マウス骨髄腫細胞NS−1、またはキセノハ
イブリッド(xenohybrids)K6H6B5及
びPAI−1をそれぞれマウス及びヒトB細胞の融合相
手として使用した。細胞を、10%FCSを補充したD
MEM/HAMのF12/HT中で細胞濃度5・104
〜15・105細胞/mlで常習的に培養した。融合の
1日前に培地を1:3に分割し、融合日には対数増殖相
培地を形成した。マウス脾細胞の調製 最後の免疫の後、マウスを殺し、それらの脾臓を取り出
した。細胞をDMEM/HAMのF12中に細片化し、
16ゲージニードルによって穏やかに吸引することによ
り凝集塊を破壊した。細胞懸濁液を2000N/kgで
10分間遠心分離し、ペレットを、0.16M NH4
Cl及び0.01M KHCO3を含む溶液中に再懸濁
し、赤血球を溶解した。細胞懸濁液を再度遠心分離し、
最終的に培地中に再懸濁した。末梢血液細胞の単離 Van Meel(1985)によって記載されたよう
に赤血球を等張デキストラン溶液中で膨潤させることに
より、ヒト白血球を単離した。次いで白血球を、10%
FCSを補充したDMEM/HAMのF12中に懸濁
し、ポリスチレン培養フラスコ内37℃で1時間インキ
ュベートして単球を除去した。次いで、抗CD2モノク
ローナル抗体(Dynal 111.01)で被覆した
常磁性ポリスチレンビーズと一緒に2回続けてインキュ
ベートすることによりT細胞を除去した。CD2陽性細
胞を完全に除去するために、洗浄したイムノビーズと単
球を除去したPBLとを比40:1で混合した。ビーズ
及び細胞の混合物を、10分ごとに穏やかに混合しなが
ら2〜4℃で30分間インキュベートした。次いで、磁
気装置を試験管の壁に当てて保持し上清を除去すること
により、ロゼット形となった細胞を単離した。マウスP
BLを単離するために、眼窩穿孔により100μlの血
液を採取し、直ぐに30IU/mlのリチウムヘパリン
を含むリン酸緩衝塩水(PBS)100μlで希釈し
た。次いで希釈した血液を、毛細管中の700μlのL
ymphopaque(Nyegaard&Co.)上
に慎重に層状に置いた。次いで毛細管を4000N/k
gで30分間遠心分離し、相間層を回収した。最後に細
胞を培養培地で2回洗浄することによる血小板を除去し
た。ヒトT細胞/マクロファージ上清(TSN)の調製 新たに単離した単核細胞を2000N/kgで10分間
遠心分離した。次いでGutierrezら(197
9)によって記載された方法の改良法に従ってB細胞と
T細胞とを分離した。ペレットを5mlの100%SI
P中に再懸濁した。次いで100%SIP上に、まず1
0mlの70%SIPの層を、次いで25mlの50%
SIPの層を置いた。勾配体を25,000N/kgで
10分間遠心分離した。70%及び50%SIPの界面
に残留したT細胞に富むフラクションを回収し、10%
FCSを補充したDMEM/HAMのF12で2回洗浄
した。洗浄した細胞を、10%FCS、5μg/mlの
PHA(Wellcome)及び10ng/mlのPM
A(Sigma)を補充したDMEM/HAMのF12
中で40〜45時間刺激した。最後に上清を回収し、
0.2μm膜フィルターによって▲ろ▼過し、アリコー
トにして−70℃で保存した。EL−4/B細胞培養液 Zublerら(12〜15)によって記載されたよう
にEL−4/B細胞培養液を調製した。簡単に述べる
と、粗または精製B細胞をTSN及び50,000個の
放射線照射(2500RAD)EL−4/B5細胞と、
96ウェルの平底組織培養プレートの最終容積200μ
lの10%FCSを補充したDMEM/HAMのF12
中で混合した。TSNの最適量は、各バッチに対して滴
定によって確定した。一般にヒトB細胞を最適に刺激す
るには10%TSNで十分であったが、マウスB細胞に
は20%TSNが必要であった。培養液が、5%CO2
及び湿度100%として37℃でインキュベートした。
8日目〜12日目の間に上清の免疫グロブリン産生を試
験した。ミニ電気融合 個々のEL−4/B細胞培養液の内容物を106個の骨
髄腫細胞と2ml遠心分離管内で混合した。DMEM/
HAMのF12/HTで1回洗浄することにより細胞か
ら血清を除いた。次いで細胞懸濁液を遠心分離し、ペレ
ットを37℃のDMEM/HAMのF12/HT 1m
l中に再懸濁し、130μlのプロナーゼ溶液を加え
た。細胞懸濁液をプロナーゼと一緒に3分間インキュベ
ートし、次いで200μlのFCSを加えることにより
酵素反応を停止させた。次いで細胞を融合培地で1回洗
浄し、最終容積50μlの融合培地中に室温で再懸濁し
た。全細胞懸濁液を融合チャンバの内部スペース内にピ
ペットで注入した。このチャンバは、パースペックス
(perspex)ボックス内に埋め込まれた2つのス
テンレススチール製のディスク形電極からなる。電極は
厚さ0.05mmで異なる直径のテフロンスペーサによ
って分離されている。融合チャンバ内の細胞の整列は、
2MHz及び400V/cmの交流電場を30秒間印加
することによって誘起した。次いで直ちに、3kV/c
m及び継続時間10μsの角形高電場パルス(squa
re,high field pulse)を与えて細
胞膜を破壊した。細胞を相互に混合し且つ膜を再封止さ
せるために交流電場を再度30秒間印加した。最後に、
融合チャンバの内容物を20mlの選択培地に移し、9
6ウェルの微小培養プレート内で平板培養した。14日
目に、培養液のハイブリドーマ増殖を調査し、上清の免
疫グロブリン産生を試験した。酵素イムノアッセイ ヒトIgの測定を、ヤギ抗ヒトIg被覆プレート及びH
RP標識ヤギ抗ヒトIg第2抗体を使用する標準的なサ
ンドイッチELISAによって行なった。マウスIg
は、ヒツジ抗マウス抗体を使用する同様のELISAに
よって測定した。マウス抗HIV抗体を検出するため
に、HRP標識ヒツジ抗マウスIgと組み合わせてHI
Vウイルス溶解物で被覆したプレートを使用した。捕捉
抗体としてのヤギ抗ヒトIg及びマウスモノクローナル
抗風疹HRPに結合した風疹抗原とを用いたダブルサン
ドイッチELISAにおいてヒト抗風疹抗体を検出し
た。パンニング手順 0.05M炭酸ナトリウム緩衝液pH=9.6中に1〜
10μgの抗原を含む溶液を1ウェル当たり4ml含む
6ウェルの培養プレートを一晩インキュベートした。次
いでウェルをPBSで洗浄し、パンニング実験に直接使
用するか、または−20℃で保存した。パンニングは、
単球を除去したマウス脾細胞またはヒト単核細胞を抗原
被覆ウェルにおいて37℃、5%CO2及び湿度100
%で1〜2時間インキュベートすることにより行なっ
た。このインキュベーションの後、未付着の細胞をPB
Sで3回続けて洗浄することにより穏やかに除去した。
次いで、各ウェルを、1.1mM Na2EDTA及び
0.05%トリプシン(Flow,カタログ番号16−
893−49)を含むPBS250μl,pH7.5と
一緒に2分間インキュベートすることにより、抗原に結
合した特異的B細胞を回収した。10%FCSを補充し
たDMEM/HAMのF12 5mlを加えることによ
りトリプシン処理を停止した。最後に、残存する付着B
細胞を機械的に除去するために、ウェルの表面全体をパ
スツールピペットを使用し培地で洗い流した。結果 ──マウスB細胞の不死化 独立した2つの実験において、EL−4/B細胞培養物
に、マウス脾細胞または抹消血単核細胞をウェルあたり
50,10もしくは2細胞の播種密度で接種した。この
培養物の上清を、マウスB細胞の外殖(outgrow
th)およびマウスIgの存在に関して(8〜11日目
に)テストした。表Iから、2脾細胞を接種した培養物
ではその約50%で、また、2抹消血単核細胞を接種し
た培養物ではその約20%でB細胞の外殖が達成された
ことが分かる。B細胞培養物中に存在するほんの少数の
B細胞から抗体産生ハイブリドーマを作ることが可能か
どうかを調べるために、12個の各培養物をNS−1ミ
エローマ細胞との電気的微量融合(mini−elec
trofusions)に掛けた。表IIから、多数の
抗体産生ハイブリドーマが、12のうち11の融合実験
で生成したことが分かる。本発明者らは更に、抗原特異
的ハイブリドーマを開発することができるかどうかを調
べた。そのために、脾細胞と末梢血単核細胞を、HIV
ウイルス溶解物を免疫したマウスから単離した。9日目
に、その培養物を細胞増殖について調べ、また、その上
清をマウス免疫グロブリンおよびマウス抗HIVについ
てELISAでアッセイした。表IIIから、2脾細胞
を接種した培養物ではその52%で、また、4末梢血細
胞を接種した培養物ではその35%でIg産生B細胞の
外殖が起ったことが分かる。これらの培養物では、抗H
IVを産生するウェルは1つも見出せなかったが、より
高い播種密度で接種した培養物では、3および4個の抗
HIV産生B細胞クローンが、それぞれ脾細胞およびP
BL培養物中に見出された。抗HIV B細胞クローン
を連続増殖性ハイブリドーマ細胞系に変えるために、全
ての抗HIV産生培養物を個々にNS−1ミエローマ細
胞との電気的微量融合に掛けた。7のうち5の電気的微
量融合において、少なくとも1つの抗原特異的ハイブリ
ドーマが生成した(表IV)。2脾細胞または4PBL
を接種した培養物中のB細胞クローンは、単一のB細胞
から派生することが予期された。従って、これらの培養
物を用いてさらに2つの電気的微量融合を行い、単一の
B細胞を接種したB細胞培養物から抗体産生ハイブリド
ーマを開発できるかどうかを調べた。これらの融合の結
果、それぞれ45および75個のIg産生ハイブリドー
マが生じた(結果を示さず)。表I マウスB細胞の外殖 96穴培養プレート中、50,000個の被照射EL−
4/B5ヘルパー細胞および20%ヒトT細胞上清の存
在中に、マウス脾細胞または末梢血リンパ球を接種し
た。8〜11日目に、培養上清をマウスIgについてテ
ストした。 表II B細胞培養物の電気的微量融合 表Iに記載の実験から得たマウスB細胞培養物を、10
6NS−1ミエローマ細胞と混合した。細胞をプロナー
ゼ処理し、最終的に融合用培地中に懸濁した。融合後、
96穴培養プレート中、選択用培地中に細胞を播種し
た。融合して9日後に、培養物をハイブリドーマの増殖
について調べ、また、上清をマウスIgについてテスト
した。 表III EL−4/B細胞培養物中での抗HIV特異
的マウスB細胞の外殖 96穴培養プレート中、50,000個の被照射(25
00ラド)EL−4/B5ヘルパー細胞および20%ヒ
トT細胞上清の存在中にマウス脾細胞または末梢血リン
パ球を接種した。9日目に、培養上清をマウスIgまた
はマウス抗HIV抗体についてテストした。 表IV 個々の抗HIV陽性B細胞培養物の電気的微量
融合 表IIIに記載の実験から得たマウスB細胞培養物を、
106NS−1ミエローマ細胞と混合した。細胞をプロ
ナーゼ処理し、最終的に融合用培地中に再懸濁した。融
合後、96穴培養プレート中、選択用培地中に細胞を播
種した。融合して13日後に、培養物をハイブリドーマ
増殖について調べ、また、上清をマウスIgおよびマウ
ス抗HIVについてテストした。 ──ヒトB細胞の不死化 過去に風疹に感染したことのある供給者から、「材料お
よび方法」の項目に記載したとおりにヒト白血球を単離
した。FACS分析の結果、最終調製物はB細胞約11
%、単球4%およびT細胞1%を含有していることが分
かった。この細胞集団を用いてEL−4/B細胞培養物
に接種した。ウェルあたり850,250,25,50
および10細胞(これらは、それぞれ、ウェルあたり平
均90,25,5,2.5および1B細胞を示す)を培
養物に播種した。接種して8日後に、1B細胞を接種し
た培養物の43%でヒトIgが測定された。これらの培
養物中では抗風疹陽性クローンは1つも検出されなかっ
たが、より多い数のB細胞を接種した培養物中では18
個の抗風疹陽性クローンが認められた(表V)。これら
の培養物を別々に、K6H6B5またはPAI−1ミエ
ローマ細胞との電気的微量融合に掛けた(表VI)。融
合実験の全てにおいて、多数のハイブリドーマが生成し
たが、これらのハイブリドーマのうち僅かに小数のもの
が免疫グロブリンを産生したにすぎなかった。最初に、
3つの融合において、抗風疹陽性ハイブリドーマを検出
することができた。その1つの融合からのハイブリドー
マをスケールアップし、安定な抗風疹IgG産生細胞系
にクローニングした。もう1つの融合から、2つの抗風
疹IgMハイブリドーマが生成したが、これらもまた首
尾よくスケールアップおよびクローニングが行なわれ
た。残りの第3の融合からの抗風疹陽性クローンは見つ
け出せなかった。これらのクローンでは、おそらく、比
較的多数の非産生ハイブリドーマが過剰増殖したためで
あろう。表V EL−4/B細胞培養物中でのヒト抗風疹B細胞
の外殖 96穴培養プレート中、50,000個の被照射(25
00ラド)EL−4/B5ヘルパー細胞および20%ヒ
トT細胞上清の存在中に、単球とT細胞を除去したヒト
白血球を接種した。8日目に、培養上清をヒトIgおよ
びヒト抗風疹抗体についてテストした。 表VI 個々のヒトB細胞培養物の電気的微量融合 表Vに記載の実験から得たヒトB細胞培養物を、106
K6H6B5または106PAI−1ミエローマ細胞と
混合した。細胞をプロナーゼ処理し、最終的に融合培地
中に再懸濁した。融合後、96穴培養プレート中、選択
用培地中に細胞を播種した。融合して15日後に、培養
物をハイブリドーマ増殖について調べ、また、上清をヒ
トIgおよび抗風疹についてテストした。 選択実験1 2つの別個の実験において、既に風疹に感染したヒトド
ナーの白血球を、等張性デキストラン溶液中に赤血球を
バルジさせて(bulging out)単離した。続
いて、白血球をポリスチレン培養フラスコにおいて2時
間インキュベートして、単球を除去した。更に、非付着
細胞集団3mlを風疹被覆ウェルを用いてパンニングし
た(panning)。この方法において、選択細胞
(細胞集団B)を異なる細胞濃度でEL−4/B−細胞
培養物を接種するために使用した。コントロールとし
て、非付着細胞集団0.7mlを、それぞれ抗−CD2
および抗−CD16常磁性イムノビーズで処理してT−
およびK−細胞から減少させた(depleted)。
これらの細胞(細胞集団A)をEL−4/B−細胞培養
物を接種するために使用した。11日目に、ヒト抗−風
疹抗体および総ヒトIgの存在についてB−細胞培養物
をテストした。表VIIから明らかな通り、両方の実験
においてパンニングにより抗原特異性B細胞の実質的な
濃厚化が生じた。実験Iにおいては5個の抗体産生B−
細胞クローンのうちの1つまでが、実験IIにおいては
3つのうちの1つが抗−風疹特異性であった。さらに、
抗原特異性B−細胞の大部分はIgG産生者であること
が確認された。
ンパンジーの末梢血リンパ球を、Ficoll−paq
ueを用いて単離した。続いて、これらのリンパ球をポ
リスチレン培養フラスコにおいて2時間インキュベート
して、単球を除去した。更に、非付着細胞集団の12×
105細胞をCMV被覆ウェルを用いてパンニングし
た。この方法において、選択細胞(細胞集団B)を異な
る細胞濃度でEL−4/B−細胞培養物を接種するため
に使用した。コントロールとして、非付着細胞集団の
2.4×105細胞を、それぞれ抗−CD2および抗−
CD16常磁性イムノビーズで処理してT−およびK−
細胞から減少させた。これらの細胞(細胞集団A)をE
L−4/B−細胞培養物を接種するために使用した。9
日目に、抗−CMV抗体および総チンパンジーIgの存
在についてB−細胞培養物をテストした。表VIIIか
ら明らかな通り、多数のB−細胞を接種したが、非選択
細胞(細胞集団A)と共に接種したB−細胞培養物では
抗−CMV陽性ウェルが認められなかった。一方、比較
的少量の選択細胞と共に接種したB−細胞培養物では2
つの抗−CMV陽性ウェルが認められた。この実施例か
ら、パンニングが、少量の抗原特異性B−細胞を含む大
きな細胞集団から抗原特異性B−細胞を選択するための
非常に有用な手段であることが確認される。パンニング
を用いなければ非常に多くのサンプルをスクリーニング
しなければならない。
パ球を、Ficoll−paqueを用いて単離した。
続いて、リンパ球をポリスチレン培養フラスコにおいて
1晩インキュベートして、単球を除去した。更に、非付
着細胞集団の18×105細胞をCMV被覆ウェルを用
いてパンニングした。この方法において、選択細胞(細
胞集団B)を異なる細胞濃度でEL−4/B−細胞培養
物を接種するために使用した。コントロールとして、4
×105個の単球減少細胞を、それぞれ抗−CD2およ
び抗−CD16常磁性イムノビーズで処理してT−およ
びK−細胞から減少させた。これらの細胞(細胞集団
A)をEL−4/B−細胞培養物を接種するために使用
した。9日目に、抗−CMV抗体および総ヒトIgの存
在についてB−細胞培養物をテストした。表IXから明
らかな通り、パンニングにより抗原特異性B−細胞の実
質的な濃厚化が生じた。バンニング後、2つの抗体産生
B−細胞クローンのうちの1つまでが抗−CMV特異性
であった。また、表IXから明らかな通り、抗原特異性
B−細胞の大部分はIgG産生者であった。
前記のように単離した。次いで、単球を除去する目的
で、これらりの脾臓細胞をポリスチレン培養フラスコ内
で1.5時間インキュベートした。次に、175×10
5の非付着細胞を5つのHIVウィルス溶解物被覆ウェ
ル上のパニング(panning)へかけた。この方法
において、選択細胞(細胞集団B)をEL−4/B細胞
培養物を接種する為に用いた。対照EL−4/B細胞培
養物は非選択で単球が減らされている脾臓細胞(細胞集
団A)と共に接種した。9日目に、抗HIV抗体及び全
マウスIgの存在につきB細胞培養物をテストした。表
Xによると、非選択細胞と共に接種されたB細胞培養物
には抗原特異的B細胞クローンは見出せなかったのに対
し、選択細胞と共に接種した培養物には6つの抗原特異
的B細胞クローンが見出された。
に、組換え融合タンパクβGAL−ZP3でマウスを免
疫した。βGALの有する強い免疫原性故に、βGAL
に対する応答は大きく、ZP3に対する応答は非常に弱
かった。この為、非常に多数の非選択脾臓細胞との電気
融合からたった1つの抗ZP3モノクローナル抗体しか
得ることができなかった。この実施例においては、抗β
GAL産生B細胞の大多数はまずβGAL被覆ウェル上
への吸収によって除去された。次いで、βGAL−ZP
3被覆ウェル上でのパニングを行ない、抗ZP3産生B
細胞を選択した。最後に、選択した細胞をEL−4/B
細胞培養物中で増加させ、NS−1ミエローマ細胞との
ミニ電気融合によって不死化した。組換えβGAL−Z
P3で免疫したマウスから脾臓細胞を前記のように単離
した。次いで、単球を除去する目的で、これらの脾臓細
胞をポリスチレン培養フラスコ内で1.5時間インキュ
ベートした。次に17×106の非付着細胞を4つのβ
GAL被覆ウェル上で37℃、5%CO2及び100%
湿度下で1.5時間インキュベートした。その後、非接
着細胞を4つのβGAL−ZP3被覆ウェル上のパニン
グ(panning)へかけた。この方法において、選
択細胞(細胞集団B)をEL−4/B細胞培養物を接種
する他に用いた。対照EL−4/B細胞培養物は非選択
で単球が減らされている脾臓細胞(細胞集団A)と共に
接種した。8日目に、抗βGAL抗体、抗βGAL−Z
P3抗体及び全マウスIgの存在につきB細胞培養物を
テストした。表XIによると、抗βGAL産生B細胞の
吸収にも拘わらず、選択細胞中にまだ多数の抗βGAL
陽性B細胞クローンが見出された。しかしながら、βG
ALとβGAL−ZP3を識別する抗体を産生する2つ
のB細胞培養物も存在した。
3及びβGALを識別する2つのクローンを106個の
NS−1細胞とのミニ電気融合に供した。この融合8日
後に、抗βGAL抗体及び抗βGAL−ZP3抗体の産
生につきハイブリドーマ培養物をテストした。表XII
が示すように、B細胞のすべてを特異抗体産生ハイブリ
ドーマに転換させることに成功した。更に、1つの融合
では、βGAL−ZP3を認識するが、βGALは認識
しない2つのハイブリドーマが更に得られた。
細胞がEL−4/B5ヘルパー細胞及びヒトT細胞上清
と共に培養すると非常に効率の良い外殖(outgro
wth)をすることが示された。粗脾臓細胞集団からの
2つの程の少ない細胞で接種された培養物の40〜60
%でマウスIg産生が見出された。マウスPBLで接種
された培養物に於いては、約半分の量のIg産生が見ら
れ、このことは末梢血中のB細胞の割合が低いことと一
致する。1つのB細胞から由来したと考えられるこのよ
うなB細胞培養物をミニ電気融合することによって、常
に多数の抗体産生ハイブリドーマが得られた。この方法
は、マウス抗HIV産生ハイブリドーマの生成について
首尾良く応用できた。10個の脾臓細胞又は20個のP
BLで接種した培養において、マウス抗HIV産生B細
胞を増加させた。7つの抗HIV産生培養物のうちの5
つが抗HIV産生ハイブリドーマに転換された。2つの
ものについてそれが失敗した原因は、多分、オリゴクロ
ーン状に増殖したB細胞培養物に於いて非特異的B細胞
が大多数存在したことによるものと思われる。不幸なこ
とに、2個の脾臓細胞又は4個のPBLで接種したクロ
ーナル増加のB細胞培養物からは抗HIV産生クローン
は得ることができなかった。4個のPBLの場合には、
培養に用いたウェルの数に比較して、使用した粗細胞集
団中の抗原特異的B細胞の数が少ないことによるかも知
れない。効率の高さだけでなく、特にマウスPBL又は
リンパ節からの少数のリンパ球を使用することができる
という可能性によって、この方法はマウスMAbの開発
にとって新たな次元を切り開くものである。リンパ節細
胞の融合によって、より多数の感作特異B細胞と抗体特
異性のより広いスペクトラムが得られることは、すでに
Mirza等(1987)が以前に示した通りである。
眼嵩小腔から得られたPBLの融合によって、非常に長
期間に亘って同じ動物について、モノクローナルレベル
での免疫応答のモーターリングが可能になる。B細胞培
養系はヒトB細胞の増加についても使用することができ
るので(Wen等,1987;Zubler等,198
7;Straub及びZubler,1989;Zha
ng等,1990)、本発明の新規な方法がヒトMAb
の開発に応用出来るか否か調べた。B細胞の外殖がまた
もや非常に効率の良いものであることが判明した。個々
のB細胞培養物のミニ電気融合の結果、多数のハイブリ
ドーマが得られたが、そのうちの僅かなものしかIg産
生ではなかった。このことは、ヒトB細胞と異種ハイブ
リッド融合パートナー(K6H6B5及びPAI−1)
とから形成されたハイブリドーマの安定性が悪いことに
依るかも知れない。しかしながら、この原因に依るので
はないことを示す幾つかの徴候がある。我々の実験室に
於ける他の実験によれば、EBV形質転換B細胞及び異
種ハイブリッドからのハイブリドーマの多数は3ケ月以
上に亘って安定な抗体産生細胞であることが明らかとな
った。更に、約11%のB細胞を含む細胞集団をウェル
当り10個で接種したB細胞培養物の顕微鏡検査によれ
ば、これらウェルに於ける細胞増殖はIg産生と非常に
相関が良いという訳ではないことが判明した。幾つかの
培養物については多数の細胞増加が見られたがIg産生
は観察されなかったのに対し、他の培養物においてはE
L−4/B5ヘルパー細胞間に認められる細胞は殆んど
ないもにも拘わらず有意な量のIgが測定された。明ら
かに、B細胞クローンのサイズは小さく、他の細胞、例
えばNK細胞及び科存するT細胞がB細胞培養系の中で
増殖した。このことが、多数の非産生ハイブリドーマ
(B細胞以外の細胞からのハイブリドーマ)の出現の原
因かも知れない。この新規な方法に於いて、マウスB細
胞と比較してヒトB細胞に対する不死化効率が低いのに
も拘わらず、18個しかない抗原特異的細胞クローンか
らの2つの異なるヒト抗風疹抗体産生ハイブリドーマが
生成された。現在、ミニ電気泳動からの少なくとも少数
ではあるが抗原特異的ハイブリドーマを保証し得るレベ
ルまでクローンサイズを大きくすべく、B細胞培養系を
最適化している。ここに記載された方法は、ヒトMAb
の生成に対する魅力的な代替方法と考えられる。この方
法は効率が高い為に古典的なハイブリドーマ技術より優
れており、ヒト提供者から得られる数少ないリンパ球の
使用を可能にするものである。更に、陽性選択操作で残
った数少ない特異リンパ球を処理し、陰性ハイブリドー
マの煩雑なスクリーニングをしなくても済ませることが
できる。更にまた、この方法におけるB細胞の不死化
は、B細胞のサブセットに限定されるものではなく、そ
れ故に、EBV形質転換技術に較べてより多数のTgG
産生細胞系を得ることができる。下記の文献は明細書中
に引用されたものである:
Claims (14)
- 【請求項1】ドナーからBリンパ球を採取し、このBリ
ンパ球をクローナル増加にかけ、増加したBリンパ球を
無限増殖性にし、これらのBリンパ球を培養し、その培
養培地から抗体を単離することからなるモノクローナル
抗体製造方法。 - 【請求項2】クローナル増加の前に、所望の特異性をも
つ抗体を産生するBリンパ球を選択することを特徴とす
る請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】クローナル増加の後で、所望の特異性をも
つ抗体を産生するBリンパ球を選択することを特徴とす
る請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】無限増殖性にする操作を、適当な融合相手
との電気融合によって行うことを特徴とする請求項1か
ら3のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項5】クローナル増加を、ヘルパーT細胞でのB
リンパ球の刺激によって達成することを特徴とする請求
項1から4のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項6】クローナル増加を、LPSでのBリンパ球
の刺激によって達成することを特徴とする請求項1から
4のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項7】クローナル増加を、照射胸腺腫細胞でのB
リンパ胸腺の刺激によって達成することを特徴とする請
求項1から4のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項8】クローナル増加を、マウスEL−4/B5
胸腺腫細胞でのBリンパ球の刺激によって達成すること
を特徴とする請求項7に記載の方法。 - 【請求項9】クローナル増加を、ヒトT細胞/マクロフ
ァージ上清と組合わせたマウスEL−4/B5胸腺腫細
胞でのBリンパ球の刺激によって達成することを特徴と
する請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】1種類以上のインターロイキンを胸腺腫
細胞と組合わせて使用することを特徴とする請求項7又
は8に記載の方法。 - 【請求項11】ドナーからBリンパ球を採取し、所望の
特異性をもつ抗体を産生するBリンパ球を選択し、その
Bリンパ球をクローナル増加にかけ、このBリンパ球か
らmRNAを単離し、逆転写酵素を用いてこのmRNA
からDNAを転写し、そのDNAを適当な増幅処理にか
け、得られたDNAを適当なベクター中にクローニング
し、そのDNAを適当な宿主中に発現させることからな
るモノクローナル抗体製造方法。 - 【請求項12】ドナーからBリンパ球を採取し、そのB
リンパ球をクローナル増加にかけ、所望の特異性を有す
る抗体を産生するBリンパ球を選択し、このBリンパ球
からmRNAを単離し、逆転写酵素を用いてこのmRN
AからDNAを転写し、そのDNAを適当な増幅処理に
かけ、得られたDNAを適当なベクター中にクローニン
グし、そのDNAを適当な宿主中に発現させることから
なるモノクローナル抗体製造方法。 - 【請求項13】イムノグロブリンのH鎖及びL鎖のリー
ダー配列に由来するオリゴヌクレオチドプライマーとヒ
トイムノグロブリン不変部のN末端部分に対応する配列
に由来するオリゴヌクレオチドプライマーとの縮重混合
物を増幅で使用することを特徴とする請求項11又は1
2に記載の方法。 - 【請求項14】Bリンパ球がヒトBリンパ球であること
を特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の
方法。
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