JPH0576474B2 - - Google Patents
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- JPH0576474B2 JPH0576474B2 JP844920A JP492084A JPH0576474B2 JP H0576474 B2 JPH0576474 B2 JP H0576474B2 JP 844920 A JP844920 A JP 844920A JP 492084 A JP492084 A JP 492084A JP H0576474 B2 JPH0576474 B2 JP H0576474B2
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- Japan
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- formula
- alkyl
- compound
- amino
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Description
本発明は、適当な開裂基(leaving group)を
オルト位に有する適当なアミノベンゼン又はニト
ロベンゼンを適当なチオアミド或いはチオアミド
を生成する系と反応させる、但しヨーロツパ特許
第A0069445号(実施例16)によるo−アミノフ
エノールのアンモニウムチオシアネートとの反応
を除去する、式
オルト位に有する適当なアミノベンゼン又はニト
ロベンゼンを適当なチオアミド或いはチオアミド
を生成する系と反応させる、但しヨーロツパ特許
第A0069445号(実施例16)によるo−アミノフ
エノールのアンモニウムチオシアネートとの反応
を除去する、式
【化】
〔式中、RはH,NH2又はR1を示し、R1はア
ルキル又はアリールを示し、また環Aは他の置換
基を有していてもよい〕 のベンゾチアゾール誘導体の製造法に関する。 本発明によれば、式
ルキル又はアリールを示し、また環Aは他の置換
基を有していてもよい〕 のベンゾチアゾール誘導体の製造法に関する。 本発明によれば、式
【式】
[式中、RはH,NH2又はR1を示し、R1はC1
〜C6アルキル或いは随時C1〜C6アルキル、NO2,
CF3,−SO2−C1〜C6アルキル、ハロゲン又はCN
で置換されてもよいフエニルを表わし、 Z1及びZ2は水素、Cl,Br,NO2,CF3,CN,
−CO−アルキル、−SO2−アルキル、−SO2−フエ
ニル、−CO2−アルキル、−CON(アルキル)2又は
−SO2N(アルキル)2を示し、但しZ1及びZ2は両
方が水素を表わさず、アルキル基は炭素数1〜6
を有し、そしてフエニル基はCl,Br,NO2又は
C1〜C4アルコキシで置換されていてよい] のベンゾチアゾールの製造に際して、式a
〜C6アルキル或いは随時C1〜C6アルキル、NO2,
CF3,−SO2−C1〜C6アルキル、ハロゲン又はCN
で置換されてもよいフエニルを表わし、 Z1及びZ2は水素、Cl,Br,NO2,CF3,CN,
−CO−アルキル、−SO2−アルキル、−SO2−フエ
ニル、−CO2−アルキル、−CON(アルキル)2又は
−SO2N(アルキル)2を示し、但しZ1及びZ2は両
方が水素を表わさず、アルキル基は炭素数1〜6
を有し、そしてフエニル基はCl,Br,NO2又は
C1〜C4アルコキシで置換されていてよい] のベンゾチアゾールの製造に際して、式a
【式】
[式中、Z1およびZ2は上記の意味を有し、X1
は塩素、臭素、SH,SCN又は式a
は塩素、臭素、SH,SCN又は式a
【式】(n=1又は
2)
の基を示し、但しYはNO2又はNH2を示し、及
び Y1はNO2を示し、更にX1がSHであるか又はn=
2の式aの基である時にはNH2も示す] の化合物を、 a 可能な互変異性体形の1つにおいて式
び Y1はNO2を示し、更にX1がSHであるか又はn=
2の式aの基である時にはNH2も示す] の化合物を、 a 可能な互変異性体形の1つにおいて式
【式】
[式中、Rは上記の意味を有する]
に相当する化合物と反応させるか、
b 式NH4
SCN
又はR1−NH3
SCN
のチ
オシアネートと反応させるか、または c 式R1−CN又はH2NCNのニトリル及びH2S
の混合物と反応させる、 ことを特徴とする方法が提供される。 硫黄含有基X及び電子吸引性基Z1及び/又はZ2
は特に好適である。 Z1がCF3,SO2CH3,SO2CH2Cl, SO2 C2H5,SO2C6H5及び特にNO2を示し、 Z2がCF3,NO2又は特にHを示し、 XがClを示し、そして YがNO2を示す の式(a)の化合物は非常に特に好適である。 式()の好適な化合物はRがNH2、アルキ
ル又はアリールを表わし、この炭化水素基が上述
の一般的な及び特別な意味を有するものである。
従つて式()の適当な化合物はチオアミド及び
特にチオウレアである。更に尿素がそのジオキシ
ドの形であつてもよい化合物は好ましくはそのま
ま(即ち予じめ生成させた化合物として)使用さ
れ或いは反応混合物中でチオアミドを形成する適
当な系から「その場で」生成せしめられる。この
種の「チオアミド生成体」の例は、式NH4
SCN 及びR1がC1〜C6アルキル又は随時置換さ
れたフエニルを表わすR1−NH3 SCN のチオ
シアネート、及び式R1−CN又はNH2CNのH2S
又はH2Sを遊離する化合物との混合物である。
なお後者の場合には、硫化水素は好ましくは過剰
量で存在する。 式()の化合物はYがNH2を示す式aの
化合物と等モル量で存在しうるけれど、それはY
=NO2の化合物(a)に関して過剰量で使用
しなければならない。一般に当量の5〜10%の少
過剰量で十分である。しかしながら、好ましくは
(a)に対して2〜10、特に好ましくは3〜6
当量の()が使用される。 本質的に、(a)の()との反応は、有利
には比較的大過剰の溶融物()中において希釈
剤を用いずに行なうことができる。しかしながら
多くの場合、反応は多かれ少なかれ発熱的である
から反応条件下に不活性である溶媒の存在下に反
応を行なうことが得策であり、従つて生ずる熱は
良好に除去することができる。 特に適当な溶媒は、有機化合物のもの、例えば
高沸点アルコール(特にプロパノール、ブタノー
ル及びペンタノール)、グリコールエーテル(例
えばメチル、エチル及びブチルグリコール及びジ
エチレングリコールジメチルエーテル)、環式ア
ミド(例えばN−メチルピロリドン及びカプロラ
クタム)、ケトン例えばジエチルケトン及び特に
テトラヒドロチオフエン1,1−ジオキシドであ
る。 適当な場合相間移動触媒の存在下における水及
び水性2相系(例えばトルエン/水)も溶媒とし
て適当である。 一方カルボン酸基を有する溶媒は、ある条件下
に反応に関与するからより適当でない。 一般に反応は60〜250℃、好ましくは70〜200
℃、及び特に好ましくは70〜150℃の温度で行な
われる。 新規な方法に対して実際的な方法は、予備実験
において適当であることがわかつた反応温度を過
度に越えないように、化合物(a)を化合物
()或いはそれを生成する系の懸濁液又は溶液
中へ導入して有利に行なわれる。適当ならばこの
期間中反応容器を冷却してもよい。 塩基(例えばtert−アミン又はN−複素環化合
物)の添加はしばしば有利である。 反応の終了又は転化の完結は薄層クロマトグラ
フイーによつて最良に検知できる。 多くは公知である反応生成物は種々の工業製品
に対して有用な出発物質となる。そのアゾ染料
(独国特許第639727号)、増感剤(独国特許第
710748号)、金属錯体染料(独国公開特許第
2848622号)、除草剤(米国特許第2756135号)及
び広い用途範囲のポリメチン(参照、Houken−
Weyl著、”Methoden der Organischen
Chemie”、第4版、第/1a巻、231頁以降)の
製造に対する適応性を指摘しなければならない。 新規な方法は、公知のHugershoff合成(R.C.
Elderfield,”Heterocyclic Compou−nds”、第
5巻、581頁以降、John Wiley&Sons,New
York1957年、及び独国公開特許第2631163号)か
ら、その方法が特に回りくどくないことで区別さ
れる。その理由は、2−アミノベンゾチアゾール
が工業的に容易に入手しうる出発物質例えばo−
クロルニトロベンゼン誘導体から1段階で製造さ
れるからである。一方Hugershoffの方法では、
最初に適当なフエニルチオ尿素をアニリン誘導体
から製造し、次いで第2工程で酸化剤を用いて環
化して2−アミノベンゾチアゾールを製造するこ
とが必要である。 Hugershoff合成の他の欠点は、メタ置換アニ
リンの場合、均一でなくて5−及び7−置換2−
アミノベンゾチアゾールの混合物である生成物が
生成するものとして見なされる(参照、独国公開
特許第2602173号=米国特許第4052379号)。更に
Hugershoffの方法は、強い電気的陰性の置換基
を有するフエニルチオ尿素が容易に製造できない
ことで限定される。いくつかの場合には適当なア
シルフエニルチオ尿素を経る間接的なルートを取
ることが必要である(独国公開特許第2602173
号)。 同様の欠点はアニリンのチオシアネートとの酸
化的反応に当てはまる(参照、Die Pharmazie,
32,195(1977))。 実施例 1 2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾールの製
造 スルホラン(テトラヒドロチオフエン1,1−
ジオキシド)50ml中2,4−ジニトロクロルベン
ゼン10.13g及びチオ尿素15.2gの懸濁液を、110
〜120℃で12時間撹拌した。冷却後、混合物を水
800mlと完全に撹拌し、固体を吸引過し、水洗
した。乾燥後、HPLC(高速液体クロマトグラフ
イー)分析によると2−アミノ−5−ニトロベン
ゾチアゾール69.5%(理論量の80%)を含む黄色
の粉末11.2gを得た。ジメチルホルムアミドから
の再結晶により、融点は307℃(分解)に上昇し
た(Zhur.Obschei Khim.30,1363〜6(1960)に
よると融点308〜309℃(分解))。 実施例 2 2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾールの製
造 ピリジン50ml中2,4−ジニトロクロルベンゼ
ン10.13g及びチオ尿素15.2gの溶液を撹拌しな
がら還流凝縮下に3時間沸とうさせた。冷却後、
混合物を水500mlと共に完全に撹拌し、固体を吸
引過し、水洗し、乾燥した。HPLC分析で66%
の純度を有する2−アミノ−5−ニトロベンゾチ
アゾール11.6g(理論量の78.5%の収量に相当)
を得た。 実施例 3 2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾールの製
造 スルホラン25ml中2,4−ジニトロクロルベン
ゼン5.06g及びアンモニウムチオシアネート7.6
gの懸濁液を撹拌しながら150℃に加熱し、この
温度に1.5時間保つた。生成物を水300ml中へ入
れ、固体を吸引別し、水洗した。乾燥後、粗2
−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾール6.57gを
得た。同定は標準試料とTLC(=薄層クロマトグ
ラフイー)で比較することによつて行なつた。 実施例 4 2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾールの製
造 ジメチルホルムアミド50ml中チオ尿素7.6gの
溶液に2,4−ジニトロフエニルチオシアネート
11.71gを150℃で15分間に亘つて添加した。この
混合物を更に2時間150℃で撹拌し、生成物を水
500ml中にいれ、固体を吸引別し、水洗した。
粗2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾール11g
を得た。この同定は標準試料とTLCで比較する
ことによつて行なつた。 実施例 5 2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾールの製
造 ジメチルホルムアミド50ml中2,4−ジニトロ
チオフエノール10g及びチオ尿素7.6gの溶液を
120℃に3時間加熱した。混合物を水300mlで希釈
し、固体を吸引別し、水洗した。標準試料と
TLCで比較して同定した粗2−アミノ−5−ニ
トロベンゾチアゾール7.3gを得た。 実施例 6 2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾールの製
造 ジメチルホルムアミド40ml中2,4,2′,4′−
テトラニトロジフエニルジスルフイド5.97g及び
チオ尿素4.56gの溶液を120℃で3時間撹拌した。
混合物を水300ml中に入れ、固体を吸引別し、
水洗した。融点290〜300℃(分解)の粗2−アミ
ノ−5−ニトロベンゾチアゾール4.5gを得た。 実施例 7 2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾールの製
造 ジメチルホルムアミド50ml中チオ尿素7.6gの
溶液に2,4,2′,4′−テトラニトロジフエニル
スルフイド9.15gを120℃下に15分間で添加し、
この温度で2時間撹拌を続けた。混合物を水300
mlで希釈し、固体を吸引別し、水洗した。融点
290〜300℃(分解)の粗2−アミノ−5−ニトロ
ベンゾチアゾール7.6gを得た。 実施例 8 2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾールの製
造 ブチルグリコール80ml中2−クロル−5−ニト
ロアニリン8.63g及び硫化ナトリウム三水和物
9.9gの溶液を80℃で30分間撹拌した。濃硫酸
4.16mlの添加後、チオ尿素7.6gを2−アミノ−
4−ニトロフエノールに添加し、混合物を120℃
で3時間撹拌した。この反応混合物を水400ml及
びメタノール50ml中に入れ、固体を吸引別し、
水洗した。標準試料とTLCで比較することによ
り同定して粗2−アミノ−5−ニトロベンゾチア
ゾールを5.4g得た。 実施例 9 2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾールの製
造 スルホラン40ml中2,2′−ジアミノ−4,4′−
ジニトロジフエニルジスルフイド(Hodgson及
びDodgson,J.Chem.Soc.1948,870)6.76g及び
チオ尿素6.08gを130℃で3時間撹拌した。混合
物を水300mlで希釈し、固体を吸引別し、水洗
した。標準物質とTLCで比較することにより同
定して粗2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾー
ル7.2gを得た。 実施例 10 2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾールの製
造 スルホラン50ml中2,4−ジニトロクロルベン
ゼン10.13g及びチオアセトアミド15gの懸濁液
を100℃まで加熱し、この温度で1時間撹拌した。
冷却後、混合物を清澄させた。この液に水200
mlを添加した。固体を吸引別し、水洗し、乾燥
した。収量:薄層クロマトグラフイーで均一な物
質6.02g。エタノールからの再結晶により、融点
は133℃になつた(J.Chem.Soc.Perkin Trans.1,
1973,356〜359によると、融点135〜137℃)。 m+ e:194。 実施例 11 2−アミノ−5−ニトロ−7−トリフルオルメ
チルベンゾチアゾールの製造 スルホラン50ml中チオ尿素15.2gの溶液に、2
−クロル−3,5−ジニトロベンゾトリフルオリ
ド13.5gを100℃で撹拌しながらゆつくり添加し
た。この混合物を更に2.5時間100℃で撹拌し、冷
却し、固体を吸引別し、乾燥残渣を二硫化炭素
50mlと共に完全に撹拌した。固体を吸引別し、
クロマトグラフイーで均一であり且つ303〜307℃
(分解)の融点を有する物質を7.5g得た。ピリジ
ン/水(3/1)からの再結晶後、融点は315〜
316℃(分解)となつた。m+ e:263。 実施例 12 2−アミノ−5−トリフルオルメチル−7−ニ
トロベンゾチアゾールの製造 スルホラン250ml中チオ尿素76gの溶液に、4
−クロル−3,5−ジニトロベンゾトリフルオリ
ド67.5gを撹拌しながら100℃でゆつくり導入し
た。この混合物を100℃で更に1時間撹拌した。
冷却後、沈澱を吸引別し、乾燥した。融点254
〜256℃(分解)の粗2−アミノ−5−トリフル
オルメチル−7−ニトロベンゾチアゾール35.7g
を得た。ピリジン/水(3/1)からの再結晶に
より、融点は262〜263℃に上昇した。m+ e:263。 粗生成物の液から、水500mlを添加すること
により更に28.7gを沈澱させることができた。 実施例 13 2−アミノ−5−エタンスルホニルベンゾチア
ゾールの製造 スルホラン50ml中4−クロル−3−ニトロフエ
ニルスルホン12.8g及びチオ尿素15.2gの懸濁液
を120℃まで加熱し、この温度に1.5時間保つた。
混合物を水600ml中に入れ、固体を吸引別し、
水洗した。無色の2−アミノ−5−エタンスルホ
ニルベンゾチアゾール10.6gを得た。λnax=
234nm(CH3CN)。m+ e:242。 実施例 14 2−アミノ−5−ベンゼンスルホニルベンゾチ
アゾールの製造 スルホラン50ml中チオ尿素15.2gの溶液に、4
−クロル−3−ニトロジフエニルスルホン14.9g
を150℃で導入し、この温度に1時間保つた。こ
の混合物を水500ml中に入れ、固体を吸引別し、
水洗した。乾燥生成物を二硫化炭素50mlと共に激
しく撹拌した。固体を吸引別し、粗2−アミノ
−5−ベンゼンスルホニルベンゾチアゾール15.5
gを得た。m+ e:290、融点:278〜280℃分解(ジ
メチルホルムアミド/水(1/1)から、λnax=
245nm(CH3CN)。 実施例 15 2−アミノ−5−クロルメタンスルホニルベン
ゾチアゾールの製造 スルホラン50ml中チオ尿素15.2gの溶液にクロ
ルメチル4−クロル−3−ニトロフエニルスルホ
ン13.83gを150℃で導入し、この温度に1時間保
つた。実施例14のように処理することにより、2
−アミノ−5−クロルメタンスルホニルベンゾチ
アゾール10gを得た。m+ e:262、λnax=238nm
(CH3CN)。 実施例 16 2−アミノベンゾチアゾールの製造 スルホラン50ml2,2′−ジニトロフエニルジス
ルフイド9.5g及びチオ尿素15.2gの懸濁液を100
℃で4時間、更に150℃で4時間撹拌した。この
混合物を清澄させ、液を水250ml中に入れた。
最初油状であつた沈澱をエタノールから再結晶し
た。標準物質とTLCで比較することにより同定
した2−アミノベンゾチアゾールを0.54g得た。
オシアネートと反応させるか、または c 式R1−CN又はH2NCNのニトリル及びH2S
の混合物と反応させる、 ことを特徴とする方法が提供される。 硫黄含有基X及び電子吸引性基Z1及び/又はZ2
は特に好適である。 Z1がCF3,SO2CH3,SO2CH2Cl, SO2 C2H5,SO2C6H5及び特にNO2を示し、 Z2がCF3,NO2又は特にHを示し、 XがClを示し、そして YがNO2を示す の式(a)の化合物は非常に特に好適である。 式()の好適な化合物はRがNH2、アルキ
ル又はアリールを表わし、この炭化水素基が上述
の一般的な及び特別な意味を有するものである。
従つて式()の適当な化合物はチオアミド及び
特にチオウレアである。更に尿素がそのジオキシ
ドの形であつてもよい化合物は好ましくはそのま
ま(即ち予じめ生成させた化合物として)使用さ
れ或いは反応混合物中でチオアミドを形成する適
当な系から「その場で」生成せしめられる。この
種の「チオアミド生成体」の例は、式NH4
SCN 及びR1がC1〜C6アルキル又は随時置換さ
れたフエニルを表わすR1−NH3 SCN のチオ
シアネート、及び式R1−CN又はNH2CNのH2S
又はH2Sを遊離する化合物との混合物である。
なお後者の場合には、硫化水素は好ましくは過剰
量で存在する。 式()の化合物はYがNH2を示す式aの
化合物と等モル量で存在しうるけれど、それはY
=NO2の化合物(a)に関して過剰量で使用
しなければならない。一般に当量の5〜10%の少
過剰量で十分である。しかしながら、好ましくは
(a)に対して2〜10、特に好ましくは3〜6
当量の()が使用される。 本質的に、(a)の()との反応は、有利
には比較的大過剰の溶融物()中において希釈
剤を用いずに行なうことができる。しかしながら
多くの場合、反応は多かれ少なかれ発熱的である
から反応条件下に不活性である溶媒の存在下に反
応を行なうことが得策であり、従つて生ずる熱は
良好に除去することができる。 特に適当な溶媒は、有機化合物のもの、例えば
高沸点アルコール(特にプロパノール、ブタノー
ル及びペンタノール)、グリコールエーテル(例
えばメチル、エチル及びブチルグリコール及びジ
エチレングリコールジメチルエーテル)、環式ア
ミド(例えばN−メチルピロリドン及びカプロラ
クタム)、ケトン例えばジエチルケトン及び特に
テトラヒドロチオフエン1,1−ジオキシドであ
る。 適当な場合相間移動触媒の存在下における水及
び水性2相系(例えばトルエン/水)も溶媒とし
て適当である。 一方カルボン酸基を有する溶媒は、ある条件下
に反応に関与するからより適当でない。 一般に反応は60〜250℃、好ましくは70〜200
℃、及び特に好ましくは70〜150℃の温度で行な
われる。 新規な方法に対して実際的な方法は、予備実験
において適当であることがわかつた反応温度を過
度に越えないように、化合物(a)を化合物
()或いはそれを生成する系の懸濁液又は溶液
中へ導入して有利に行なわれる。適当ならばこの
期間中反応容器を冷却してもよい。 塩基(例えばtert−アミン又はN−複素環化合
物)の添加はしばしば有利である。 反応の終了又は転化の完結は薄層クロマトグラ
フイーによつて最良に検知できる。 多くは公知である反応生成物は種々の工業製品
に対して有用な出発物質となる。そのアゾ染料
(独国特許第639727号)、増感剤(独国特許第
710748号)、金属錯体染料(独国公開特許第
2848622号)、除草剤(米国特許第2756135号)及
び広い用途範囲のポリメチン(参照、Houken−
Weyl著、”Methoden der Organischen
Chemie”、第4版、第/1a巻、231頁以降)の
製造に対する適応性を指摘しなければならない。 新規な方法は、公知のHugershoff合成(R.C.
Elderfield,”Heterocyclic Compou−nds”、第
5巻、581頁以降、John Wiley&Sons,New
York1957年、及び独国公開特許第2631163号)か
ら、その方法が特に回りくどくないことで区別さ
れる。その理由は、2−アミノベンゾチアゾール
が工業的に容易に入手しうる出発物質例えばo−
クロルニトロベンゼン誘導体から1段階で製造さ
れるからである。一方Hugershoffの方法では、
最初に適当なフエニルチオ尿素をアニリン誘導体
から製造し、次いで第2工程で酸化剤を用いて環
化して2−アミノベンゾチアゾールを製造するこ
とが必要である。 Hugershoff合成の他の欠点は、メタ置換アニ
リンの場合、均一でなくて5−及び7−置換2−
アミノベンゾチアゾールの混合物である生成物が
生成するものとして見なされる(参照、独国公開
特許第2602173号=米国特許第4052379号)。更に
Hugershoffの方法は、強い電気的陰性の置換基
を有するフエニルチオ尿素が容易に製造できない
ことで限定される。いくつかの場合には適当なア
シルフエニルチオ尿素を経る間接的なルートを取
ることが必要である(独国公開特許第2602173
号)。 同様の欠点はアニリンのチオシアネートとの酸
化的反応に当てはまる(参照、Die Pharmazie,
32,195(1977))。 実施例 1 2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾールの製
造 スルホラン(テトラヒドロチオフエン1,1−
ジオキシド)50ml中2,4−ジニトロクロルベン
ゼン10.13g及びチオ尿素15.2gの懸濁液を、110
〜120℃で12時間撹拌した。冷却後、混合物を水
800mlと完全に撹拌し、固体を吸引過し、水洗
した。乾燥後、HPLC(高速液体クロマトグラフ
イー)分析によると2−アミノ−5−ニトロベン
ゾチアゾール69.5%(理論量の80%)を含む黄色
の粉末11.2gを得た。ジメチルホルムアミドから
の再結晶により、融点は307℃(分解)に上昇し
た(Zhur.Obschei Khim.30,1363〜6(1960)に
よると融点308〜309℃(分解))。 実施例 2 2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾールの製
造 ピリジン50ml中2,4−ジニトロクロルベンゼ
ン10.13g及びチオ尿素15.2gの溶液を撹拌しな
がら還流凝縮下に3時間沸とうさせた。冷却後、
混合物を水500mlと共に完全に撹拌し、固体を吸
引過し、水洗し、乾燥した。HPLC分析で66%
の純度を有する2−アミノ−5−ニトロベンゾチ
アゾール11.6g(理論量の78.5%の収量に相当)
を得た。 実施例 3 2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾールの製
造 スルホラン25ml中2,4−ジニトロクロルベン
ゼン5.06g及びアンモニウムチオシアネート7.6
gの懸濁液を撹拌しながら150℃に加熱し、この
温度に1.5時間保つた。生成物を水300ml中へ入
れ、固体を吸引別し、水洗した。乾燥後、粗2
−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾール6.57gを
得た。同定は標準試料とTLC(=薄層クロマトグ
ラフイー)で比較することによつて行なつた。 実施例 4 2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾールの製
造 ジメチルホルムアミド50ml中チオ尿素7.6gの
溶液に2,4−ジニトロフエニルチオシアネート
11.71gを150℃で15分間に亘つて添加した。この
混合物を更に2時間150℃で撹拌し、生成物を水
500ml中にいれ、固体を吸引別し、水洗した。
粗2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾール11g
を得た。この同定は標準試料とTLCで比較する
ことによつて行なつた。 実施例 5 2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾールの製
造 ジメチルホルムアミド50ml中2,4−ジニトロ
チオフエノール10g及びチオ尿素7.6gの溶液を
120℃に3時間加熱した。混合物を水300mlで希釈
し、固体を吸引別し、水洗した。標準試料と
TLCで比較して同定した粗2−アミノ−5−ニ
トロベンゾチアゾール7.3gを得た。 実施例 6 2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾールの製
造 ジメチルホルムアミド40ml中2,4,2′,4′−
テトラニトロジフエニルジスルフイド5.97g及び
チオ尿素4.56gの溶液を120℃で3時間撹拌した。
混合物を水300ml中に入れ、固体を吸引別し、
水洗した。融点290〜300℃(分解)の粗2−アミ
ノ−5−ニトロベンゾチアゾール4.5gを得た。 実施例 7 2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾールの製
造 ジメチルホルムアミド50ml中チオ尿素7.6gの
溶液に2,4,2′,4′−テトラニトロジフエニル
スルフイド9.15gを120℃下に15分間で添加し、
この温度で2時間撹拌を続けた。混合物を水300
mlで希釈し、固体を吸引別し、水洗した。融点
290〜300℃(分解)の粗2−アミノ−5−ニトロ
ベンゾチアゾール7.6gを得た。 実施例 8 2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾールの製
造 ブチルグリコール80ml中2−クロル−5−ニト
ロアニリン8.63g及び硫化ナトリウム三水和物
9.9gの溶液を80℃で30分間撹拌した。濃硫酸
4.16mlの添加後、チオ尿素7.6gを2−アミノ−
4−ニトロフエノールに添加し、混合物を120℃
で3時間撹拌した。この反応混合物を水400ml及
びメタノール50ml中に入れ、固体を吸引別し、
水洗した。標準試料とTLCで比較することによ
り同定して粗2−アミノ−5−ニトロベンゾチア
ゾールを5.4g得た。 実施例 9 2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾールの製
造 スルホラン40ml中2,2′−ジアミノ−4,4′−
ジニトロジフエニルジスルフイド(Hodgson及
びDodgson,J.Chem.Soc.1948,870)6.76g及び
チオ尿素6.08gを130℃で3時間撹拌した。混合
物を水300mlで希釈し、固体を吸引別し、水洗
した。標準物質とTLCで比較することにより同
定して粗2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾー
ル7.2gを得た。 実施例 10 2−アミノ−5−ニトロベンゾチアゾールの製
造 スルホラン50ml中2,4−ジニトロクロルベン
ゼン10.13g及びチオアセトアミド15gの懸濁液
を100℃まで加熱し、この温度で1時間撹拌した。
冷却後、混合物を清澄させた。この液に水200
mlを添加した。固体を吸引別し、水洗し、乾燥
した。収量:薄層クロマトグラフイーで均一な物
質6.02g。エタノールからの再結晶により、融点
は133℃になつた(J.Chem.Soc.Perkin Trans.1,
1973,356〜359によると、融点135〜137℃)。 m+ e:194。 実施例 11 2−アミノ−5−ニトロ−7−トリフルオルメ
チルベンゾチアゾールの製造 スルホラン50ml中チオ尿素15.2gの溶液に、2
−クロル−3,5−ジニトロベンゾトリフルオリ
ド13.5gを100℃で撹拌しながらゆつくり添加し
た。この混合物を更に2.5時間100℃で撹拌し、冷
却し、固体を吸引別し、乾燥残渣を二硫化炭素
50mlと共に完全に撹拌した。固体を吸引別し、
クロマトグラフイーで均一であり且つ303〜307℃
(分解)の融点を有する物質を7.5g得た。ピリジ
ン/水(3/1)からの再結晶後、融点は315〜
316℃(分解)となつた。m+ e:263。 実施例 12 2−アミノ−5−トリフルオルメチル−7−ニ
トロベンゾチアゾールの製造 スルホラン250ml中チオ尿素76gの溶液に、4
−クロル−3,5−ジニトロベンゾトリフルオリ
ド67.5gを撹拌しながら100℃でゆつくり導入し
た。この混合物を100℃で更に1時間撹拌した。
冷却後、沈澱を吸引別し、乾燥した。融点254
〜256℃(分解)の粗2−アミノ−5−トリフル
オルメチル−7−ニトロベンゾチアゾール35.7g
を得た。ピリジン/水(3/1)からの再結晶に
より、融点は262〜263℃に上昇した。m+ e:263。 粗生成物の液から、水500mlを添加すること
により更に28.7gを沈澱させることができた。 実施例 13 2−アミノ−5−エタンスルホニルベンゾチア
ゾールの製造 スルホラン50ml中4−クロル−3−ニトロフエ
ニルスルホン12.8g及びチオ尿素15.2gの懸濁液
を120℃まで加熱し、この温度に1.5時間保つた。
混合物を水600ml中に入れ、固体を吸引別し、
水洗した。無色の2−アミノ−5−エタンスルホ
ニルベンゾチアゾール10.6gを得た。λnax=
234nm(CH3CN)。m+ e:242。 実施例 14 2−アミノ−5−ベンゼンスルホニルベンゾチ
アゾールの製造 スルホラン50ml中チオ尿素15.2gの溶液に、4
−クロル−3−ニトロジフエニルスルホン14.9g
を150℃で導入し、この温度に1時間保つた。こ
の混合物を水500ml中に入れ、固体を吸引別し、
水洗した。乾燥生成物を二硫化炭素50mlと共に激
しく撹拌した。固体を吸引別し、粗2−アミノ
−5−ベンゼンスルホニルベンゾチアゾール15.5
gを得た。m+ e:290、融点:278〜280℃分解(ジ
メチルホルムアミド/水(1/1)から、λnax=
245nm(CH3CN)。 実施例 15 2−アミノ−5−クロルメタンスルホニルベン
ゾチアゾールの製造 スルホラン50ml中チオ尿素15.2gの溶液にクロ
ルメチル4−クロル−3−ニトロフエニルスルホ
ン13.83gを150℃で導入し、この温度に1時間保
つた。実施例14のように処理することにより、2
−アミノ−5−クロルメタンスルホニルベンゾチ
アゾール10gを得た。m+ e:262、λnax=238nm
(CH3CN)。 実施例 16 2−アミノベンゾチアゾールの製造 スルホラン50ml2,2′−ジニトロフエニルジス
ルフイド9.5g及びチオ尿素15.2gの懸濁液を100
℃で4時間、更に150℃で4時間撹拌した。この
混合物を清澄させ、液を水250ml中に入れた。
最初油状であつた沈澱をエタノールから再結晶し
た。標準物質とTLCで比較することにより同定
した2−アミノベンゾチアゾールを0.54g得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式 【式】 [式中、RはH,NH2又はR1を示し、R1はC1
〜C6アルキル或いは随時C1〜C6アルキル、NO2,
CF3,−SO2−C1〜C6アルキル、ハロゲン又はCN
で置換されてもよいフエニルを表わし、 Z1及びZ2は水素、Cl,Br,NO2,CF3,CN,
−CO−アルキル、−SO2−アルキル、−SO2−フエ
ニル、−CO2−アルキル、−CON(アルキル)2又は
−SO2N(アルキル)2を示し、但しZ1及びZ2は両
方が水素を表わさず、アルキル基は炭素数1〜6
を有し、そしてフエニル基はCl,Br,NO2又は
C1〜C4アルコキシで置換されていてよい] のベンゾチアゾールの製造に際して、式a 【式】 [式中、Z1およびZ2は上記の意味を有し、X1
は塩素、臭素、SH,SCN又は式a 【式】(n=1又 は2) の基を示し、但しYはNO2又はNH2を示し、及
び Y1はNO2を示し、更にX1がSHであるか又はn
=2の式aの基である時にはNH2も示す] の化合物を、 a 可能な互変異性体形の1つにおいて式
【式】 [式中、Rは上記の意味を有する] に相当する化合物と反応させるか、 b 式NH4SCN又はR1−NH3SCNのチ
オシアネートと反応させるか、または c 式R1−CN又はH2NCNのニトリル及びH2S
の混合物と反応させる、 ことを特徴とする方法。 2 Z1はCF3,SO2CH3,SO2CH2Cl,SO2C2H5,
SO2C6H5及びNO2を示し、Z2はH,CF3又はNO2
を示し、X1はClを示し、そしてY1はNO2を示す
式aの化合物を用いる特許請求の範囲第1項記
載の方法。 3 チオ尿素を式()の化合物として用いる特
許請求の範囲第1または2項の何れかに記載の方
法。 4 式()の化合物を、式(a)の化合物1
当量に対して5〜10%過剰量で用いる特許請求の
範囲第1項記載の方法。 5 式()の化合物3〜6当量を、式(a)
の化合物1当量と反応させる特許請求の範囲第1
項記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3301869.3 | 1983-01-21 | ||
| DE3301869 | 1983-01-21 | ||
| DE3337859.2 | 1983-10-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59137475A JPS59137475A (ja) | 1984-08-07 |
| JPH0576474B2 true JPH0576474B2 (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=6188793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP492084A Granted JPS59137475A (ja) | 1983-01-21 | 1984-01-17 | ベンゾチアゾ−ルの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59137475A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5724655B2 (ja) * | 1972-05-24 | 1982-05-25 | ||
| CA1178593A (en) * | 1981-05-01 | 1984-11-27 | Edward L. Wheeler | Process for making 5-membered heterocyclics |
-
1984
- 1984-01-17 JP JP492084A patent/JPS59137475A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59137475A (ja) | 1984-08-07 |
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