JPH057676A - 刺繍データ処理装置 - Google Patents
刺繍データ処理装置Info
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- JPH057676A JPH057676A JP18685191A JP18685191A JPH057676A JP H057676 A JPH057676 A JP H057676A JP 18685191 A JP18685191 A JP 18685191A JP 18685191 A JP18685191 A JP 18685191A JP H057676 A JPH057676 A JP H057676A
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Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 与えられたブロックデータのブロックの模様
進行方向の寸法に拘らず縫目間隔を略均一となるように
して見栄えのよい刺繍データの作成が可能な刺繍データ
処理装置を提供すること。 【構成】 ブロックデータを読み込み(S1)、順次ブ
ロックを1針展開していく(S4)。各ブロックの1針
展開に際してブロックの刺繍進行方向の寸法を演算し、
その寸法が糸密度により求められた基準縫目間隔から1
ステッチ分のものであるか否かを判定する(S7)。1
ステッチの場合は次のブロックの第1針目の針位置を直
前のブロックの寸法と加算したときに前記基準縫目間隔
の2倍になるように演算し(S8)、残りについては通
常の1針展開を行う(S9)。この処理を全ブロックに
ついて行う。
進行方向の寸法に拘らず縫目間隔を略均一となるように
して見栄えのよい刺繍データの作成が可能な刺繍データ
処理装置を提供すること。 【構成】 ブロックデータを読み込み(S1)、順次ブ
ロックを1針展開していく(S4)。各ブロックの1針
展開に際してブロックの刺繍進行方向の寸法を演算し、
その寸法が糸密度により求められた基準縫目間隔から1
ステッチ分のものであるか否かを判定する(S7)。1
ステッチの場合は次のブロックの第1針目の針位置を直
前のブロックの寸法と加算したときに前記基準縫目間隔
の2倍になるように演算し(S8)、残りについては通
常の1針展開を行う(S9)。この処理を全ブロックに
ついて行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刺繍ミシンにより形成
する刺繍模様の縫目で埋めるべき閉領域を複数のブロッ
クに分割して刺繍データを作成する刺繍データ処理装置
に関する。
する刺繍模様の縫目で埋めるべき閉領域を複数のブロッ
クに分割して刺繍データを作成する刺繍データ処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】刺繍ミシン等の刺繍縫いを行なうミシン
により刺繍模様を形成する場合、その刺繍データ即ち針
落ち点の位置を指定するデータの与え方としては、予め
その刺繍模様に対応して実際に縫目を形成する際の針落
ち点のデータを刺繍データとして記憶装置に記憶してお
き、これを縫製を実施する際に制御装置により読出して
縫製運転の駆動制御を行なうものがあった。
により刺繍模様を形成する場合、その刺繍データ即ち針
落ち点の位置を指定するデータの与え方としては、予め
その刺繍模様に対応して実際に縫目を形成する際の針落
ち点のデータを刺繍データとして記憶装置に記憶してお
き、これを縫製を実施する際に制御装置により読出して
縫製運転の駆動制御を行なうものがあった。
【0003】ところが、このように刺繍データを、形成
する縫目一点一点に対応させる針落ち点のデータとする
ものでは、全体として膨大な刺繍データとなり、多数の
刺繍模様について記憶するためには大容量の記憶装置が
必要となる。しかも、刺繍模様の僅かな形状変更や拡大
或は縮小を行なう場合でも殆どのデータを変更する必要
があり、総じてコスト高となる不具合があった。
する縫目一点一点に対応させる針落ち点のデータとする
ものでは、全体として膨大な刺繍データとなり、多数の
刺繍模様について記憶するためには大容量の記憶装置が
必要となる。しかも、刺繍模様の僅かな形状変更や拡大
或は縮小を行なう場合でも殆どのデータを変更する必要
があり、総じてコスト高となる不具合があった。
【0004】そこで、従来では、このような不具合に鑑
みて、刺繍データを記憶する場合の容量を削減し、しか
も、刺繍模様の変更に対して簡単に対応できるようにし
たものが考えられている。
みて、刺繍データを記憶する場合の容量を削減し、しか
も、刺繍模様の変更に対して簡単に対応できるようにし
たものが考えられている。
【0005】即ち、形成したい刺繍模様のパターンを所
定条件を満たす単純な形状の複数のブロックに分割し、
例えば各ブロックの頂点の座標を示すブロックデータを
刺繍データとし、このブロックデータを記憶装置に記憶
保持しておく。縫製運転時には、制御装置により、この
ブロックデータを読み出し、各ブロック毎に針落ち点を
演算し、その針落ち点のデータに応じて縫目形成機構の
駆動制御を行なうようにしたものである。
定条件を満たす単純な形状の複数のブロックに分割し、
例えば各ブロックの頂点の座標を示すブロックデータを
刺繍データとし、このブロックデータを記憶装置に記憶
保持しておく。縫製運転時には、制御装置により、この
ブロックデータを読み出し、各ブロック毎に針落ち点を
演算し、その針落ち点のデータに応じて縫目形成機構の
駆動制御を行なうようにしたものである。
【0006】これにより、刺繍模様の形状変更や拡大,
縮小或は糸密度の変更等を行なう場合でも、ブロックデ
ータを変更したり、或は糸密度の設定を変更するだけで
簡単に対応することができるようになる。
縮小或は糸密度の変更等を行なう場合でも、ブロックデ
ータを変更したり、或は糸密度の設定を変更するだけで
簡単に対応することができるようになる。
【0007】尚、ブロックデータは、刺繍模様に対応す
る図形を作業者によりブロックに分割し、その座標デー
タをキーボード等から入力する場合や、刺繍模様に対応
する図形をイメージスキャナ等により入力し、これをマ
イクロコンピュータ等により所定の分割プログラムを用
いて自動的に複数のブロックに分割して作成したブロッ
クデータを用いる場合等がある。
る図形を作業者によりブロックに分割し、その座標デー
タをキーボード等から入力する場合や、刺繍模様に対応
する図形をイメージスキャナ等により入力し、これをマ
イクロコンピュータ等により所定の分割プログラムを用
いて自動的に複数のブロックに分割して作成したブロッ
クデータを用いる場合等がある。
【0008】さて、実際のブロックデータとしては、例
えば、刺繍模様の図形を単純な四辺形等に分割し、その
各頂点を示す座標を指定するデータとして記憶装置等に
記憶されている。そして、縫製動作を実施する際に、制
御装置は、そのブロックデータを読出し、以下に示すよ
うな演算を行なって実際の縫目形成に必要な針落ち点デ
ータに変換する。
えば、刺繍模様の図形を単純な四辺形等に分割し、その
各頂点を示す座標を指定するデータとして記憶装置等に
記憶されている。そして、縫製動作を実施する際に、制
御装置は、そのブロックデータを読出し、以下に示すよ
うな演算を行なって実際の縫目形成に必要な針落ち点デ
ータに変換する。
【0009】即ち、分割されたブロックが、例えば図7
(a)に示すような四辺形Kであるとする。4つの頂点
をなす構成点1乃至4に対して、これらの構成点を結ん
でなる辺(1−3)及び辺(2−4)は、刺繍模様の輪
郭をなす主辺部の一部であり、辺(1−2)及び辺(3
−4)はブロック化したことによりに生成された分割線
である。
(a)に示すような四辺形Kであるとする。4つの頂点
をなす構成点1乃至4に対して、これらの構成点を結ん
でなる辺(1−3)及び辺(2−4)は、刺繍模様の輪
郭をなす主辺部の一部であり、辺(1−2)及び辺(3
−4)はブロック化したことによりに生成された分割線
である。
【0010】一般的な刺繍縫い(例えばサテン縫い)に
おいては、一対の外形線上に交互に針落ち点を設定して
縫目を形成していく。つまり、この場合においては、辺
(1−3)及び辺(2−4)を、設定された糸密度に応
じて例えば10等分しておき、頂点1から始めて交互に
針落ち点が設定されるようにして針落ち点のデータを求
めるようにしている。これにより、同図(b)に示すよ
うに、ブロック内が縫目で埋められた刺繍模様が形成さ
れるのである。
おいては、一対の外形線上に交互に針落ち点を設定して
縫目を形成していく。つまり、この場合においては、辺
(1−3)及び辺(2−4)を、設定された糸密度に応
じて例えば10等分しておき、頂点1から始めて交互に
針落ち点が設定されるようにして針落ち点のデータを求
めるようにしている。これにより、同図(b)に示すよ
うに、ブロック内が縫目で埋められた刺繍模様が形成さ
れるのである。
【0011】また、ブロックに形状が図7(c)に示す
ような三角形状をなす場合には、上述の辺(2−4)に
対応する辺がなくなるが、頂点2と4とが近接して重な
ったとして同図(d)に示すように放射状の縫目が形成
されるように針落ち点のデータを設定して行く。
ような三角形状をなす場合には、上述の辺(2−4)に
対応する辺がなくなるが、頂点2と4とが近接して重な
ったとして同図(d)に示すように放射状の縫目が形成
されるように針落ち点のデータを設定して行く。
【0012】従って、針落ち点のデータは、そのとき指
定されている糸密度や拡大または縮小等の大きさの条件
等に応じてその都度演算により求められるので、条件の
変更に対して柔軟に対応できる。
定されている糸密度や拡大または縮小等の大きさの条件
等に応じてその都度演算により求められるので、条件の
変更に対して柔軟に対応できる。
【0013】このような構成によれば、縫製運転時に、
制御装置によりブロックデータに基づいてブロック毎の
簡単な演算をその都度実施すれば針落ち点のデータを得
ることができ、また、これにより刺繍データとしては刺
繍模様に応じて分割した複数のブロックに応じたブロッ
クデータを記憶するだけで良いので、データ記憶のため
の記憶容量を大きくする必要がなく、しかもブロックデ
ータ或は糸密度設定の変更をするだけで柔軟な対応がで
きる。
制御装置によりブロックデータに基づいてブロック毎の
簡単な演算をその都度実施すれば針落ち点のデータを得
ることができ、また、これにより刺繍データとしては刺
繍模様に応じて分割した複数のブロックに応じたブロッ
クデータを記憶するだけで良いので、データ記憶のため
の記憶容量を大きくする必要がなく、しかもブロックデ
ータ或は糸密度設定の変更をするだけで柔軟な対応がで
きる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ブロックデ
ータに基づいて針落ち点を演算する場合には、連続した
ブロックについて各ブロック単位で針落ち点を演算する
都合上、ブロック内の針落ち点の始点と終点は必ずその
ブロックの何れかの頂点となるように指定する必要があ
る。従って、指定された糸密度で決まる縫目間隔に対し
てブロックの幅寸法が整数倍の値になっていない場合に
は、四捨五入等を行なうことにより、縫目間隔がブロッ
ク毎に異なることがあり、特にブロックの縫目進行方向
の寸法が小さいときに顕著な差異が発生しやすい。
ータに基づいて針落ち点を演算する場合には、連続した
ブロックについて各ブロック単位で針落ち点を演算する
都合上、ブロック内の針落ち点の始点と終点は必ずその
ブロックの何れかの頂点となるように指定する必要があ
る。従って、指定された糸密度で決まる縫目間隔に対し
てブロックの幅寸法が整数倍の値になっていない場合に
は、四捨五入等を行なうことにより、縫目間隔がブロッ
ク毎に異なることがあり、特にブロックの縫目進行方向
の寸法が小さいときに顕著な差異が発生しやすい。
【0015】このような状況を、例えば図8(a)に示
すような4個のブロックB1乃至B4に分割された刺繍
模様Lが与えられた場合について説明する。設定された
糸密度に応じて各ブロック毎に針落ち点を求めると、同
図(b)に示すようになる。このとき、ブロックB1の
幅寸法d1は、糸密度で決まる縫目間隔d0に対して大
きいが、四捨五入すると1ステッチ分となり、一方、ブ
ロックB3の幅寸法d3がd0よりも小さいが四捨五入
により1ステッチ分となっている。
すような4個のブロックB1乃至B4に分割された刺繍
模様Lが与えられた場合について説明する。設定された
糸密度に応じて各ブロック毎に針落ち点を求めると、同
図(b)に示すようになる。このとき、ブロックB1の
幅寸法d1は、糸密度で決まる縫目間隔d0に対して大
きいが、四捨五入すると1ステッチ分となり、一方、ブ
ロックB3の幅寸法d3がd0よりも小さいが四捨五入
により1ステッチ分となっている。
【0016】つまり、この演算結果によると、設定され
た糸密度で決まる縫目間隔dに対して、ブロックB1で
は縫目間隔は広くなり、ブロックB3では狭くなる。従
って、縫製運転を行なって刺繍模様が形成されたときに
縫目間隔に疎密ができて見栄えが悪くなる場合が生ず
る。
た糸密度で決まる縫目間隔dに対して、ブロックB1で
は縫目間隔は広くなり、ブロックB3では狭くなる。従
って、縫製運転を行なって刺繍模様が形成されたときに
縫目間隔に疎密ができて見栄えが悪くなる場合が生ず
る。
【0017】このような不具合は、幅寸法が狭いブロッ
クが含まれるブロックデータの場合に発生し易く、特
に、前述したブロック化を自動で行なう場合に発生しや
すくなる傾向にある。従って、このような不具合をなく
すためには、ブロック化のプログラムを変更したりする
必要がある。また、ブロックデータを直接入力する場合
でも、このような不具合を避けるために、ブロック化の
際に考慮する必要があり、ブロック分割の作業の自由度
に制約を受けることになる状況である。
クが含まれるブロックデータの場合に発生し易く、特
に、前述したブロック化を自動で行なう場合に発生しや
すくなる傾向にある。従って、このような不具合をなく
すためには、ブロック化のプログラムを変更したりする
必要がある。また、ブロックデータを直接入力する場合
でも、このような不具合を避けるために、ブロック化の
際に考慮する必要があり、ブロック分割の作業の自由度
に制約を受けることになる状況である。
【0018】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、与えられたブロックデータのブロック
の模様進行方向の寸法に拘らず縫目間隔を略均一となる
ように針落ち点のデータを演算でき、結果として縫目間
隔が揃った見栄えの良い刺繍模様を形成することができ
る刺繍データ処理装置を提供するにある。
で、その目的は、与えられたブロックデータのブロック
の模様進行方向の寸法に拘らず縫目間隔を略均一となる
ように針落ち点のデータを演算でき、結果として縫目間
隔が揃った見栄えの良い刺繍模様を形成することができ
る刺繍データ処理装置を提供するにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、刺繍ミシンに
よる縫目で埋めるべき閉領域を連続した複数のブロック
に分割したブロックデータに基づいてそれら各ブロック
を縫目で埋めるのに必要な針落ち点のデータを作成する
刺繍データ処理装置を対象とするものであり、前記各ブ
ロック内の針落ち点のデータを予め指定された糸密度に
基づいて各ブロック毎に順次演算する演算手段と、直前
のブロックにおいて演算した針落ち点による縫目間隔が
前記糸密度で指定された縫目間隔に対して所定以上の変
動があるときに次のブロックの少なくとも第一番目の縫
目間隔を形成する針落ち点を前記変動が減少するように
設定する設定手段とを設けて構成したところに特徴を有
する。
よる縫目で埋めるべき閉領域を連続した複数のブロック
に分割したブロックデータに基づいてそれら各ブロック
を縫目で埋めるのに必要な針落ち点のデータを作成する
刺繍データ処理装置を対象とするものであり、前記各ブ
ロック内の針落ち点のデータを予め指定された糸密度に
基づいて各ブロック毎に順次演算する演算手段と、直前
のブロックにおいて演算した針落ち点による縫目間隔が
前記糸密度で指定された縫目間隔に対して所定以上の変
動があるときに次のブロックの少なくとも第一番目の縫
目間隔を形成する針落ち点を前記変動が減少するように
設定する設定手段とを設けて構成したところに特徴を有
する。
【0020】
【作用】本発明の刺繍データ処理装置によれば、刺繍模
様を分割したブロックデータが与えられると、針落ち点
のデータを求めるために、まず演算手段は、予め指定さ
れた糸密度に基づいてブロック毎に順次針落ち点を演算
してゆく。このとき、針落ち点の始点と終点は必ずブロ
ックの頂点が指定されるようになっているが、これは、
連続するブロックに対してデータが繋がるようにするた
めである。
様を分割したブロックデータが与えられると、針落ち点
のデータを求めるために、まず演算手段は、予め指定さ
れた糸密度に基づいてブロック毎に順次針落ち点を演算
してゆく。このとき、針落ち点の始点と終点は必ずブロ
ックの頂点が指定されるようになっているが、これは、
連続するブロックに対してデータが繋がるようにするた
めである。
【0021】上述の場合、例えば、指定された糸密度が
5本/mmであれば、ブロックの刺繍進行方向の厚み寸
法を縫目間隔0.2mmで割算して縫目の本数を求め
る。尚、端数がでるときには例えば四捨五入により整数
にして縫目間隔を設定する。
5本/mmであれば、ブロックの刺繍進行方向の厚み寸
法を縫目間隔0.2mmで割算して縫目の本数を求め
る。尚、端数がでるときには例えば四捨五入により整数
にして縫目間隔を設定する。
【0022】次に、一つのブロックについて針落ち点の
演算が終了すると、次のブロックの演算を開始する前
に、設定手段により、いま直前のブロックにおいて演算
された針落ち点による縫目間隔が指定された糸密度の縫
目間隔に比べて所定以上の変動があるか否かを求め、変
動が大きい場合には、次のブロックの少なくとも第一番
目の縫目間隔を形成する針落ち点をその変動が減少する
ように設定する。
演算が終了すると、次のブロックの演算を開始する前
に、設定手段により、いま直前のブロックにおいて演算
された針落ち点による縫目間隔が指定された糸密度の縫
目間隔に比べて所定以上の変動があるか否かを求め、変
動が大きい場合には、次のブロックの少なくとも第一番
目の縫目間隔を形成する針落ち点をその変動が減少する
ように設定する。
【0023】この場合、例えば、直前のブロックの刺繍
進行方向の厚み寸法が小さく、針落ち点が一つしか形成
できないような場合には、針落ち点が多い場合に比べて
縫目間隔の誤差が大きくなることがある。例えば、直前
のブロックの刺繍進行方向の厚み寸法が0.1mm或は
0.29mmといったように、0.2で割って四捨五入
すると1となるような場合には最大±0.1mm程度の
誤差となる。
進行方向の厚み寸法が小さく、針落ち点が一つしか形成
できないような場合には、針落ち点が多い場合に比べて
縫目間隔の誤差が大きくなることがある。例えば、直前
のブロックの刺繍進行方向の厚み寸法が0.1mm或は
0.29mmといったように、0.2で割って四捨五入
すると1となるような場合には最大±0.1mm程度の
誤差となる。
【0024】従って、このような場合には、そのままに
しておくと、刺繍に疎密ができてしまって見栄えが悪く
なるが、設定手段により続くブロックの第一番目の針落
ち点により形成される縫目間隔が調整され、誤差が減少
するように針落ち点が指定される。これにより、ブロッ
クの繋ぎ目での縫目間隔の疎密による差は平均化される
ことになるので、見栄えを良くすることができる。
しておくと、刺繍に疎密ができてしまって見栄えが悪く
なるが、設定手段により続くブロックの第一番目の針落
ち点により形成される縫目間隔が調整され、誤差が減少
するように針落ち点が指定される。これにより、ブロッ
クの繋ぎ目での縫目間隔の疎密による差は平均化される
ことになるので、見栄えを良くすることができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明を自動的にブロックデータを作
成する刺繍データ作成装置に適用した場合の第1の実施
例について図1乃至図5を参照しながら説明する。
成する刺繍データ作成装置に適用した場合の第1の実施
例について図1乃至図5を参照しながら説明する。
【0026】まず、図2を参照して刺繍ミシンの概略構
成について述べる。ミシン本体11は、ベッド部12の
上方にアーム部13を一体的に備えて構成され、ミシン
テーブル14に組み込まれている。前記アーム部13の
先端部には縫針15を備えた針棒16が設けられ、前記
ベッド部12上にはこの針棒16に対応して図示しない
針孔を有する針板17が設けられている。詳しくは図示
しないが、前記針棒16は、ミシンモータ18(図3参
照)により針棒駆動機構を介して上下駆動されるように
なっており、また、ベッド部12内に前記針板17の下
方に設けられた釜機構が前記ミシンモータ18により針
棒16と同期して駆動されるようになっている。
成について述べる。ミシン本体11は、ベッド部12の
上方にアーム部13を一体的に備えて構成され、ミシン
テーブル14に組み込まれている。前記アーム部13の
先端部には縫針15を備えた針棒16が設けられ、前記
ベッド部12上にはこの針棒16に対応して図示しない
針孔を有する針板17が設けられている。詳しくは図示
しないが、前記針棒16は、ミシンモータ18(図3参
照)により針棒駆動機構を介して上下駆動されるように
なっており、また、ベッド部12内に前記針板17の下
方に設けられた釜機構が前記ミシンモータ18により針
棒16と同期して駆動されるようになっている。
【0027】前記ミシンテーブル14上には、図示しな
い加工布を保持するための刺繍枠19が設けられてい
る。この刺繍枠19は、円環状の外枠19aとこの外枠
19aの内周部に着脱自在に嵌まり込む円環状の内枠1
9bから構成され、これらの間に加工布を挟むようにし
て内枠19bを外枠19a内に嵌め込むことにより、加
工布を内枠19b内に張り渡した状態に保持するように
なっている。そして、この刺繍枠19は、次に述べる水
平移動機構20により、ミシンテーブル14上を水平方
向に自在に移動されるようになっている。
い加工布を保持するための刺繍枠19が設けられてい
る。この刺繍枠19は、円環状の外枠19aとこの外枠
19aの内周部に着脱自在に嵌まり込む円環状の内枠1
9bから構成され、これらの間に加工布を挟むようにし
て内枠19bを外枠19a内に嵌め込むことにより、加
工布を内枠19b内に張り渡した状態に保持するように
なっている。そして、この刺繍枠19は、次に述べる水
平移動機構20により、ミシンテーブル14上を水平方
向に自在に移動されるようになっている。
【0028】即ち、前記外枠19aに一体に設けられた
スライド板部19cは、支持台21,22間に設けられ
た2本のスライドバー23,24にスライド移動自在に
取り付けられている。そして、一方の支持台21は、ミ
シンテーブル14上に取り付けられたモータ取付台2
5,26間を前記スライドバー23,24と直交する方
向に延びる送りねじ27に係合されている。この送りね
じ27は、前記モータ取付台25に取り付けられたX軸
送りモータ28により回転駆動されるようになってお
り、これにて、X軸送りモータ28の駆動により支持台
21,22等と一体的に刺繍枠19がX軸方向に移動さ
れるようになっている。
スライド板部19cは、支持台21,22間に設けられ
た2本のスライドバー23,24にスライド移動自在に
取り付けられている。そして、一方の支持台21は、ミ
シンテーブル14上に取り付けられたモータ取付台2
5,26間を前記スライドバー23,24と直交する方
向に延びる送りねじ27に係合されている。この送りね
じ27は、前記モータ取付台25に取り付けられたX軸
送りモータ28により回転駆動されるようになってお
り、これにて、X軸送りモータ28の駆動により支持台
21,22等と一体的に刺繍枠19がX軸方向に移動さ
れるようになっている。
【0029】そして、モータ取付台25とモータ取付台
26との間には、モータ取付台26に取り付けられたY
軸送りモータ29により回転駆動される回転伝達軸30
が設けられている。この回転伝達軸30は、前記支持台
21,22間に掛け渡されたワイヤ31,31を駆動す
るようになっており、このワイヤ31,31の途中部位
に前記スライド板部19cが固定されている。これに
て、Y軸送りモータ29の駆動により刺繍枠19がY軸
方向に移動されるようになっている。
26との間には、モータ取付台26に取り付けられたY
軸送りモータ29により回転駆動される回転伝達軸30
が設けられている。この回転伝達軸30は、前記支持台
21,22間に掛け渡されたワイヤ31,31を駆動す
るようになっており、このワイヤ31,31の途中部位
に前記スライド板部19cが固定されている。これに
て、Y軸送りモータ29の駆動により刺繍枠19がY軸
方向に移動されるようになっている。
【0030】そして、このように構成された水平移動機
構20により、刺繍枠19にセットされた加工布はミシ
ンテーブル14上を任意の位置に移動されるのである。
構20により、刺繍枠19にセットされた加工布はミシ
ンテーブル14上を任意の位置に移動されるのである。
【0031】以上のように構成された刺繍ミシンは、制
御装置32により制御されるようになっている。図3に
示すように、この制御装置32は、CPU33,ROM
34,RAM35及びそれらを相互に接続するバス36
等からなるマイクロコンピュータを主体とするものであ
り、さらに、前記バス36には、入力インターフェース
37及び出力インターフェース38が接続されている。
御装置32により制御されるようになっている。図3に
示すように、この制御装置32は、CPU33,ROM
34,RAM35及びそれらを相互に接続するバス36
等からなるマイクロコンピュータを主体とするものであ
り、さらに、前記バス36には、入力インターフェース
37及び出力インターフェース38が接続されている。
【0032】RAM35には、図4に示すような記憶領
域が設けられている。即ち、外形線メモリ35a,ブロ
ックデータメモリ35b,糸密度メモリ35c,縫い順
メモリ35d,針落ち点データメモリ35e,カウンタ
35fである。
域が設けられている。即ち、外形線メモリ35a,ブロ
ックデータメモリ35b,糸密度メモリ35c,縫い順
メモリ35d,針落ち点データメモリ35e,カウンタ
35fである。
【0033】出力インターフェース38には、前記ミシ
ンモータ18,X軸送りモータ28,Y軸送りモータ2
9を夫々駆動するモータ駆動回路39,40,41が接
続されている。これにて制御装置32は後述する刺繍デ
ータに基づいてミシンモータ18,X軸送りモータ2
8,Y軸送りモータ29を制御し、もって水平移動機構
20により加工布を移動させつつ前記針棒16を上下駆
動することにより、加工布に所定の刺繍を自動的に実行
するのである。
ンモータ18,X軸送りモータ28,Y軸送りモータ2
9を夫々駆動するモータ駆動回路39,40,41が接
続されている。これにて制御装置32は後述する刺繍デ
ータに基づいてミシンモータ18,X軸送りモータ2
8,Y軸送りモータ29を制御し、もって水平移動機構
20により加工布を移動させつつ前記針棒16を上下駆
動することにより、加工布に所定の刺繍を自動的に実行
するのである。
【0034】また、出力インターフェース38には、表
示装置42を駆動する表示駆動回路43が接続され、前
記入力インターフェース37には、キーボード44,外
部記憶装置45が接続されている。
示装置42を駆動する表示駆動回路43が接続され、前
記入力インターフェース37には、キーボード44,外
部記憶装置45が接続されている。
【0035】そして、この制御装置32は、本発明でい
うところの刺繍データ処理装置としての機能を有するも
ので、加工布に対する所定の図形の刺繍を実行するに際
し各針落ち点を指定する刺繍データを作成するようにな
っている。
うところの刺繍データ処理装置としての機能を有するも
ので、加工布に対する所定の図形の刺繍を実行するに際
し各針落ち点を指定する刺繍データを作成するようにな
っている。
【0036】この刺繍データを作成するに当たっては、
後述するように図形を規定する模様データが必要となる
が、前記外部記憶装置45には、かな,アルファベッ
ト,数字等の図形に関する複数の刺繍模様に対応するブ
ロックデータが予め記憶されており、また、図示しない
イメージスキャナを用いてオペレータが新たに作成した
図形に関する模様データを制御装置32に入力すること
もでき、さらにこれを外部記憶装置45に記憶させるこ
ともできるようになっている。また、前記表示装置42
には、模様データに基づいて刺繍が施される図形等が画
面に表示されるようになっている。
後述するように図形を規定する模様データが必要となる
が、前記外部記憶装置45には、かな,アルファベッ
ト,数字等の図形に関する複数の刺繍模様に対応するブ
ロックデータが予め記憶されており、また、図示しない
イメージスキャナを用いてオペレータが新たに作成した
図形に関する模様データを制御装置32に入力すること
もでき、さらにこれを外部記憶装置45に記憶させるこ
ともできるようになっている。また、前記表示装置42
には、模様データに基づいて刺繍が施される図形等が画
面に表示されるようになっている。
【0037】次に、本実施例の作用について、図1のフ
ローチャート及び図5をも参照しながら説明する。
ローチャート及び図5をも参照しながら説明する。
【0038】刺繍模様の図形として、例えば図5(a)
に示すように4個のブロックB1乃至B4に分割した刺
繍模様Lについて述べる。これは、従来例の項で説明し
た刺繍模様Lの図形と同様の形状であり、このブロック
化にあたっては、例えば、刺繍模様の縫目の進行方向と
直角な線で外形線を分割することにより四辺形のブロッ
クを生成させるようなプログラムを用いて自動的にブロ
ック化を行なっているものである。そして、この刺繍模
様Lのブロックデータは外部記憶装置45に記憶されて
いる。
に示すように4個のブロックB1乃至B4に分割した刺
繍模様Lについて述べる。これは、従来例の項で説明し
た刺繍模様Lの図形と同様の形状であり、このブロック
化にあたっては、例えば、刺繍模様の縫目の進行方向と
直角な線で外形線を分割することにより四辺形のブロッ
クを生成させるようなプログラムを用いて自動的にブロ
ック化を行なっているものである。そして、この刺繍模
様Lのブロックデータは外部記憶装置45に記憶されて
いる。
【0039】さて、ブロックデータに基づいて、CPU
33は、図1に示すフローチャートの一針展開プログラ
ムに従ってブロック毎に順次一針展開を実施して針落ち
点のデータを求める。
33は、図1に示すフローチャートの一針展開プログラ
ムに従ってブロック毎に順次一針展開を実施して針落ち
点のデータを求める。
【0040】尚、糸密度の指定は、オペレータ等により
予めキーボード44から入力されており、そのデータは
RAM35の糸密度メモリ35cに記憶されている。こ
の場合、糸密度は例えば5本/mmに指定されているこ
ととする。
予めキーボード44から入力されており、そのデータは
RAM35の糸密度メモリ35cに記憶されている。こ
の場合、糸密度は例えば5本/mmに指定されているこ
ととする。
【0041】CPU33は、一針展開プログラムを開始
すると、まずブロックデータを外部記憶装置45から読
み込み(ステップS1)、続いて、その刺繍模様Lのブ
ロック数をレジスタMに書き込む(ステップS2)。こ
の場合、ブロックはB1乃至B4の4個であるから、レ
ジスタMには「4」が記憶される。
すると、まずブロックデータを外部記憶装置45から読
み込み(ステップS1)、続いて、その刺繍模様Lのブ
ロック数をレジスタMに書き込む(ステップS2)。こ
の場合、ブロックはB1乃至B4の4個であるから、レ
ジスタMには「4」が記憶される。
【0042】次に、CPU33は、カウンタCに「1」
を代入し(ステップS3)、続いてC番目のブロックつ
まり第1番目のブロックB1について通常の一針展開を
実施する(ステップS4)。
を代入し(ステップS3)、続いてC番目のブロックつ
まり第1番目のブロックB1について通常の一針展開を
実施する(ステップS4)。
【0043】まず、ブロックB1の刺繍進行方向の寸法
d1を求め、その長さd1に対して基準縫目間隔(糸密
度で決まる縫目間隔)dで割り算をする。このとき、d
1はdの1.5倍に少し満たない程度であり、従って、
四捨五入すると「1」となる。これにより、ブロックB
1においては1ステッチのみ形成されることになり、針
落ち点は頂点b1を始点にし、1番目の針落ち点が頂点
b4となって終点となる(図5(b)参照)。
d1を求め、その長さd1に対して基準縫目間隔(糸密
度で決まる縫目間隔)dで割り算をする。このとき、d
1はdの1.5倍に少し満たない程度であり、従って、
四捨五入すると「1」となる。これにより、ブロックB
1においては1ステッチのみ形成されることになり、針
落ち点は頂点b1を始点にし、1番目の針落ち点が頂点
b4となって終点となる(図5(b)参照)。
【0044】このようにして針落ち点が演算されると、
CPU33は、いま演算した針落ち点の縫目間隔d1を
RAM35に記憶し(ステップS5)、カウンタCの値
を「1」加算してC=2とし(ステップS6)、ステッ
プS7に移行する。
CPU33は、いま演算した針落ち点の縫目間隔d1を
RAM35に記憶し(ステップS5)、カウンタCの値
を「1」加算してC=2とし(ステップS6)、ステッ
プS7に移行する。
【0045】ステップS7において、CPU33は、
「C−1」番目のブロックつまり直前のブロックB1の
ステッチ数が「1」か否かを判断する。この場合、ブロ
ックB1のステッチ数は上述したように「1」個であっ
たので、「YES」と判断してステップS8に移行す
る。
「C−1」番目のブロックつまり直前のブロックB1の
ステッチ数が「1」か否かを判断する。この場合、ブロ
ックB1のステッチ数は上述したように「1」個であっ
たので、「YES」と判断してステップS8に移行す
る。
【0046】CPU33は、ステップS8において、2
番目のブロックB2について、その第1番目の縫目間隔
t2と「C−1」ブロックつまりブロックB1の縫目間
隔即ちd1との和が基準縫目間隔dの略2倍となるよう
に第1番目の針落ち点S2を設定する(図5(b)参
照)。
番目のブロックB2について、その第1番目の縫目間隔
t2と「C−1」ブロックつまりブロックB1の縫目間
隔即ちd1との和が基準縫目間隔dの略2倍となるよう
に第1番目の針落ち点S2を設定する(図5(b)参
照)。
【0047】次に、CPU33は、ブロックB2の残り
の部分の針落ち点を前述のステップS4と同様にして演
算して求め(ステップS9)、ステップS10に進んで
カウンタCの値を「1」加算し、C=3とする。
の部分の針落ち点を前述のステップS4と同様にして演
算して求め(ステップS9)、ステップS10に進んで
カウンタCの値を「1」加算し、C=3とする。
【0048】続いて、ステップS11において、CPU
33は、カウンタCの値がレジスタMの値「4」を超え
たか否かを判定する。この場合、カウンタCの値は
「3」であるので、「NO」と判断してステップS7に
戻る。
33は、カウンタCの値がレジスタMの値「4」を超え
たか否かを判定する。この場合、カウンタCの値は
「3」であるので、「NO」と判断してステップS7に
戻る。
【0049】CPU33は、ステップS7では直前のブ
ロックB2のステッチ数が「1」ではなかったことか
ら、「NO」と判断してステップS12に移行する。ス
テップS12では、3番目のブロックB3の第1番目の
縫目間隔を調整する必要がないことから、CPU33
は、ステップS4と同様にして通常の一針展開を実施し
(図5(b)参照)、続いてそのときの縫目間隔t3を
RAM35に記憶した(ステップS13)後、ステップ
S10,S11を経て再びステップS7に移行する。
ロックB2のステッチ数が「1」ではなかったことか
ら、「NO」と判断してステップS12に移行する。ス
テップS12では、3番目のブロックB3の第1番目の
縫目間隔を調整する必要がないことから、CPU33
は、ステップS4と同様にして通常の一針展開を実施し
(図5(b)参照)、続いてそのときの縫目間隔t3を
RAM35に記憶した(ステップS13)後、ステップ
S10,S11を経て再びステップS7に移行する。
【0050】この場合、ブロックB3のステッチ数は
「1」になると共に、縫目間隔t3(=d3)は基準縫
目間隔dに対して0.5倍程度の小さい値となってい
る。従って、ステップS7で、CPU33は、再び「Y
ES」と判断してステップS8に移行する。
「1」になると共に、縫目間隔t3(=d3)は基準縫
目間隔dに対して0.5倍程度の小さい値となってい
る。従って、ステップS7で、CPU33は、再び「Y
ES」と判断してステップS8に移行する。
【0051】CPU33は、ブロックB3における縫目
間隔t3が基準縫目間隔dよりも小さいことから、ブロ
ックB4の第1番目の縫目間隔t4の設定を広くしてt
3とt4との和が基準縫目間隔dの略2倍となるように
第1番目の針落ち点S4を設定する(図5(b)参
照)。
間隔t3が基準縫目間隔dよりも小さいことから、ブロ
ックB4の第1番目の縫目間隔t4の設定を広くしてt
3とt4との和が基準縫目間隔dの略2倍となるように
第1番目の針落ち点S4を設定する(図5(b)参
照)。
【0052】続いて、CPU33は、残りの針落ち点を
演算した(ステップS9)後、ステップS10を経てス
テップS11に移行する。ここで、カウンタCの値は
「5」となっているので、レジスタMの値「4」より大
きくなったことにより「NO」と判断してプログラムを
終了する。
演算した(ステップS9)後、ステップS10を経てス
テップS11に移行する。ここで、カウンタCの値は
「5」となっているので、レジスタMの値「4」より大
きくなったことにより「NO」と判断してプログラムを
終了する。
【0053】このようにして、針落ち点のデータが作成
記憶されると、制御装置32は、刺繍ミシンに対してこ
の針落ち点のデータを与えて、縫製運転の制御を行な
う。この結果、図5(b)に示すような縫目間隔が略均
一な刺繍模様が形成されるようになる。
記憶されると、制御装置32は、刺繍ミシンに対してこ
の針落ち点のデータを与えて、縫製運転の制御を行な
う。この結果、図5(b)に示すような縫目間隔が略均
一な刺繍模様が形成されるようになる。
【0054】このような本実施例によれば、ブロックB
1で広い縫目間隔になっていたのをブロックB2の第1
番目の縫目間隔を小さくすることにより修正するように
して第1番目の針落ち点を設定し、一方、ブロックB3
では狭い縫目間隔になっていたのをブロックB4の第1
番目の縫目間隔を広くすることにより修正した第1番目
の針落ち点を設定するので、全体として各ブロックの境
界部分で縫目間隔の疎密が平均化されるので、部分的に
は縫目間隔の疎密ができるが、全体としてはバランスが
とれた略均一な縫目間隔で見栄えの良い刺繍模様を形成
することができる。
1で広い縫目間隔になっていたのをブロックB2の第1
番目の縫目間隔を小さくすることにより修正するように
して第1番目の針落ち点を設定し、一方、ブロックB3
では狭い縫目間隔になっていたのをブロックB4の第1
番目の縫目間隔を広くすることにより修正した第1番目
の針落ち点を設定するので、全体として各ブロックの境
界部分で縫目間隔の疎密が平均化されるので、部分的に
は縫目間隔の疎密ができるが、全体としてはバランスが
とれた略均一な縫目間隔で見栄えの良い刺繍模様を形成
することができる。
【0055】図6は本発明の第2の実施例を示し、以
下、第1の実施例と異なる点についてのみ簡単に説明す
る。
下、第1の実施例と異なる点についてのみ簡単に説明す
る。
【0056】即ち、本実施例においては、第1の実施例
における一針展開プログラムのうち、ステップS4或は
S9,S12の通常の一針展開を実施する際に、ブロッ
クの刺繍進行方向の寸法を基準縫目間隔dで割った後、
端数を四捨五入することに代えて、端数が出た分は、そ
のまま端数分の長さで1ステッチ分を形成するように針
落ち点を設定するものである。
における一針展開プログラムのうち、ステップS4或は
S9,S12の通常の一針展開を実施する際に、ブロッ
クの刺繍進行方向の寸法を基準縫目間隔dで割った後、
端数を四捨五入することに代えて、端数が出た分は、そ
のまま端数分の長さで1ステッチ分を形成するように針
落ち点を設定するものである。
【0057】そして、このようにして形成された端数の
部分のステッチの縫目間隔に対して、次のブロックの第
1番目の縫目間隔を第1の実施例と同様にして基準縫目
間隔dの略2倍となるように調整して針落ち点を設定す
るようになっている。
部分のステッチの縫目間隔に対して、次のブロックの第
1番目の縫目間隔を第1の実施例と同様にして基準縫目
間隔dの略2倍となるように調整して針落ち点を設定す
るようになっている。
【0058】さらに、この第2の実施例においては、上
述のようにして調整を行なう場合に、例えば、ブロック
B2のように、後続するブロックB3の刺繍進行方向の
寸法d3が基準縫目間隔dよりも狭いブロックとなる場
合には、このブロックB2において、上述の端数が出た
場合にその端数分だけで1ステッチ分にする代わりに、
前の1ステッチ分に端数分を加えた幅の広いステッチと
して針落ち点を設定するようにしている。
述のようにして調整を行なう場合に、例えば、ブロック
B2のように、後続するブロックB3の刺繍進行方向の
寸法d3が基準縫目間隔dよりも狭いブロックとなる場
合には、このブロックB2において、上述の端数が出た
場合にその端数分だけで1ステッチ分にする代わりに、
前の1ステッチ分に端数分を加えた幅の広いステッチと
して針落ち点を設定するようにしている。
【0059】従って、このような第2の実施例において
も、第1の実施例と略同様の効果が得られる。
も、第1の実施例と略同様の効果が得られる。
【0060】尚、上記各実施例においては、縫目間隔の
調整を、隣接するブロックの第1番目の縫目間隔で調整
するようにしたが、これに限らず、第2番目或は第3番
目の縫目間隔まで含めて調整するようにしても良い。
調整を、隣接するブロックの第1番目の縫目間隔で調整
するようにしたが、これに限らず、第2番目或は第3番
目の縫目間隔まで含めて調整するようにしても良い。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の刺繍デー
タ処理装置によれば、演算手段及び設定手段により、各
ブロックに対して、常に平均化された縫目間隔となる針
落ち点を設定するので、見栄えの良い刺繍模様を形成で
き、従って、ブロックに分割する際の自由度が大きくな
ると共に、人為的あるいは自動的にブロックを作成する
場合でも制約を受けることなく実施できるという優れた
効果を奏する。
タ処理装置によれば、演算手段及び設定手段により、各
ブロックに対して、常に平均化された縫目間隔となる針
落ち点を設定するので、見栄えの良い刺繍模様を形成で
き、従って、ブロックに分割する際の自由度が大きくな
ると共に、人為的あるいは自動的にブロックを作成する
場合でも制約を受けることなく実施できるという優れた
効果を奏する。
【図1】本発明の第1の実施例を示す一針展開プログラ
ムのフローチャート
ムのフローチャート
【図2】全体構成の斜視図
【図3】電気的構成のブロック図
【図4】RAMの記憶領域説明図
【図5】ブロック化された刺繍模様の輪郭図
【図6】本発明の第2の実施例を示す図5相当図
【図7】従来例を示すブロック毎の針落ち点のデータ作
成説明図
成説明図
【図8】従来例の不具合を説明する図5相当図
11はミシン本体、14はミシンテーブル、15は縫
針、16は針棒、18はミシンモータ、19は刺繍枠、
20は水平移動機構、32は制御装置、33はCPU、
34はROM、25はRAM、37は入力インターフェ
ース、38は出力インターフェース、44はキーボー
ド、45は外部記憶装置である。
針、16は針棒、18はミシンモータ、19は刺繍枠、
20は水平移動機構、32は制御装置、33はCPU、
34はROM、25はRAM、37は入力インターフェ
ース、38は出力インターフェース、44はキーボー
ド、45は外部記憶装置である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 刺繍ミシンによる縫目で埋めるべき閉領
域を連続した複数のブロックに分割したブロックデータ
に基づいてそれら各ブロックを縫目で埋めるのに必要な
針落ち点のデータを作成する刺繍データ処理装置におい
て、前記各ブロック内の針落ち点のデータを予め指定さ
れた糸密度に基づいて各ブロック毎に順次演算する演算
手段と、直前のブロックにおいて演算した針落ち点によ
る縫目間隔が前記糸密度で指定された縫目間隔に対して
所定以上の変動があるときに次のブロックの少なくとも
第一番目の縫目間隔を形成する針落ち点を前記変動が減
少するように設定する設定手段とを具備したことを特徴
とする刺繍データ処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18685191A JPH057676A (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 刺繍データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18685191A JPH057676A (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 刺繍データ処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH057676A true JPH057676A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=16195762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18685191A Pending JPH057676A (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 刺繍データ処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH057676A (ja) |
-
1991
- 1991-07-01 JP JP18685191A patent/JPH057676A/ja active Pending
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