JPH0576832A - 塗膜構造 - Google Patents

塗膜構造

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Publication number
JPH0576832A
JPH0576832A JP23946991A JP23946991A JPH0576832A JP H0576832 A JPH0576832 A JP H0576832A JP 23946991 A JP23946991 A JP 23946991A JP 23946991 A JP23946991 A JP 23946991A JP H0576832 A JPH0576832 A JP H0576832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating film
layer
glittering material
coating layer
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23946991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukifumi Taniguchi
幸文 谷口
Makoto Aizawa
誠 相澤
Takakazu Yamane
貴和 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ないコート数によって多層コートと同様の
奥行き感を発現しうる塗膜構造を提供する。 【構成】 着色ベース塗膜層5と、この着色ベース塗膜
層5上に塗布された、光輝材を含有するクリヤ塗膜層6
とを備え、上記光輝材は、比較的大きい光輝材7Aと、
この比較的大きい光輝材7Aに対して直径比を30〜7
0%の範囲とする比較的小径の光輝材7Bとよりなり、
かつ全塗面に対する塗面表面から得た面積占有率が30
%以下となる量をもってクリヤ塗膜層6内に点在してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車車体等の上塗り
塗膜として使用される塗膜構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の高級化に伴い、その車体の塗装
に関していわゆる深み感のある塗膜構造が望まれてい
る。
【0003】従来より、塗膜の深み感を向上させる要素
として、下記の3つの要素があることが知られている。
すなわち、 (1)底無し感があること。 (2)色が濁らず透明感があること。 (3)立体的な光輝感によって奥行き感があること。
【0004】これらの要素を実現するために、従来より
種々の積層塗膜構造が提案されており、例えば特開平3
−12263号公報には、顔料を含む着色塗膜層(ベー
ス層)の上に、透明クリヤ塗膜層、染料を含む着色クリ
ヤ塗膜層および透明クリヤ塗膜層を順次塗り重ねること
によって塗膜に奥行き感および透明感を与えるようにし
ている。また、例えば特開昭63−116784号公報
に開示されているように、アルミニウムフレークを光輝
材として混入したメタリック塗膜層と、マイカフレーク
を光輝材として混入したマイカ塗膜層と、クリヤ塗膜層
とを順次塗り重ねることによって光輝感および意匠性を
向上させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、塗膜の奥行
き感を発現させるには、濃色系上塗り塗膜層上に透明あ
るいは染料で着色されたクリヤ塗膜層を何層も塗り重ね
た多層コートが必要になる。
【0006】しかしながら、何層もの塗膜層を塗り重ね
ることは、作業性および経済性の面から好ましくないた
め、できるだけ少ないコート数によって、多層コートと
同様の奥行き感を発現しうる塗膜構造が望まれていた。
【0007】本発明は、このような課題に鑑み、少ない
コート数によって奥行き感を発現させることができる塗
膜構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による塗膜構造
は、着色ベース塗膜層と、この着色ベース塗膜層上に塗
布された、光輝材を含有するクリヤ塗膜層とを備え、前
記光輝材は、比較的大きい光輝材と、この比較的大きい
光輝材に対して直径比を30〜70%の範囲とする比較
的小さい光輝材とよりなり、かつ全塗面に対する塗膜表
面から見た面積占有率が30%以下となる量をもって点
在していることを特徴とする。
【0009】
【作用および効果】本発明による塗膜構造は、着色ベー
ス塗膜層上に塗布されたクリヤ塗膜層内に、比較的大き
い光輝材と、この比較的大きい光輝材に対して直径比を
30〜70%の範囲とする比較的小さい光輝材とが点在
しているため、比較的大きい光輝材は塗膜の表面から近
い位置に存在するように見え、かつ比較的小さい光輝材
は塗膜の表面から遠い位置に存在するように見えること
から、これら光輝材が同一のクリヤ塗膜層内に点在して
いるにもかかわらず、あたかも光輝材が、塗膜の厚み方
向に間隔をおいた2層のクリヤ塗膜層内にそれぞれ点在
しているように目に映じることになる。
【0010】したがって、少ないコート数をもって多層
コートと同様の奥行き感を塗膜に与えることが可能にな
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。
【0012】図1は本発明による塗膜構造の一実施例を
概略的に示す断面図で、1は鋼板、2は電着塗膜層、3
は中塗り塗膜層、4は上塗り塗膜層である。上塗り塗膜
層4は、中塗り塗膜層3上に塗布された最下層の着色ベ
ース塗膜層5と、比較的大きい光輝材7Aおよび比較的
小さい光輝材7Bとが混入された光輝材含有クリヤ塗膜
層6と、最上層の透明クリヤ塗膜層8とによって構成さ
れている。なお、光輝材含有クリヤ塗膜層6は、着色ベ
ース塗膜層5と同色の染料によって着色されていてもよ
い。
【0013】光輝材7A,7Bはホワイトマイカフレー
クよりなる。ホワイトマイカフレークのような光輝材で
は、厚さが0.5〜0.8μmで、直径が5〜50μm
の広範囲に亘るものが混在しているが、本実施例では、
45〜50μmの直径を有する比較的大径の光輝材7A
と、20〜30μmの直径を有する比較的小径の光輝材
7Bとの2種類にふるい分けたものをほぼ同数ずつ混合
して、その微少量をクリヤ塗膜層6内に点在させてい
る。
【0014】図2は、比較的大径の光輝材7Aに対する
比較的小径の光輝材7Bの直径比(%)および混合比
(個数比)が、目視による塗膜の立体感(奥行き感)に
与える影響をあらわしたグラフである。図2から明らか
なように、両光輝材7A,7Bの直径比が40〜60%
の範囲で、かつ両光輝材7A,7Bの個数比が5:5
(同数)のときに最良の結果が得られているが、個数比
が7:3または3:7までの範囲であれば、両光輝材7
A,7Bの直径比が30〜70%の範囲内において効果
があることが認められた。
【0015】この場合、クリヤ塗膜層6内に含まれる光
輝材7A,7Bの量はそれが微少な程効果があり、具体
的には図3に示されているように、全塗面に対する塗膜
表面から見た光輝材7A,7Bの面積占有率が0.1〜
30%の範囲で効果が認められ、特に5〜20%の範囲
内が良い。これを樹脂に対する重量比(wt%)で見れ
ば、10-2のオーダーとなる。そして塗膜表面から見
て、光輝材7A,7B同士が重ならないように点在させ
るのが良い。
【0016】さらに、光輝材7A,7Bとして、互いに
反射率の異なるものを用い、かつ反射率の高い方の光輝
材(例えばアルミニウムフレーク)を大径の光輝材7A
とし、反射率の低い方の光輝材(例えばホワイトマイカ
フレーク)を小径の光輝材7Bとすることにより、その
効果は増大する。そしてその場合の両光輝材7A,7B
の反射率比を100:10〜50の範囲に設定するのが
良いことが実験により確認された。
【0017】次に本発明による塗膜構造の形成方法の一
例について、図1を参照しながら説明する。
【0018】まず、エポキシ樹脂よりなる下塗り塗料
(日本ペイント(株)製、OTO E1005)を鋼板
1上に電着塗装した後、165℃で30分焼付けて電着
塗装膜層2を形成し、次にこの電着塗膜層2上に、ポリ
エステルメラミン樹脂よりなる中塗り塗料(日本ペイン
ト(株)製、OTO 830)を吹付けにより塗布し、
140℃で30分焼付けて中塗り塗膜層3を形成した。
【0019】次にポリエステルメラミン樹脂よりなるベ
ース塗料(日本ペイント(株)製、OTO 640)を
中塗り塗膜層3上に塗布し、140℃で30分焼付け
て、上塗り塗膜層4の最下層をなす着色ベース塗膜層5
を形成した。
【0020】次にアクリルメラミン樹脂よりなるクリヤ
塗料(日本ペイント(株)製、OTO 520)内に、
大径の光輝材7Aとして45〜30μmの直径を有する
ホワイトマイカフレークと、小径の光輝材7Bとして2
0〜30μmの直径を有するホワイトマイカフレークと
を両者の個数がほぼ等しくなるようにして、かつ両者合
せて0.038wt%となる量をもって混入した塗料と、
アクリルメラミン樹脂よりなるクリヤ塗料(日本ペイン
ト(株)製、OTO 561)とをウェットオンウェッ
トで塗布し、140℃で30分焼付けて、光輝材含有ク
リヤ塗膜層6および透明クリヤ塗膜層8を形成した。
【0021】このようにして形成した塗膜構造をその表
面から目視によって観察したところ、コース数が少ない
にもかかわらず、多層コートと同様の奥行き感を発現す
る塗膜構造であると評価された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による塗膜構造の実施例の概略断面図
【図2】光輝材の直径比と個数比とが塗膜の奥行き感に
与える影響を示すグラフ
【図3】光輝材の面積占有率が塗膜の奥行き感に与える
影響を示すグラフ
【符号の説明】
1 鋼板 2 電着塗膜層 3 中塗り塗膜層 4 上塗り塗膜層 5 着色ベース塗膜層 6 光輝材含有クリヤ塗膜層 7A,7B 光輝材 8 透明クリヤ塗膜層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色ベース塗膜層と、この着色ベース塗
    膜層上に塗布された、光輝材を含有するクリヤ塗膜層と
    を備え、前記光輝材は、比較的大きい光輝材と、この比
    較的大きい光輝材に対して直径比を30〜70%の範囲
    とする比較的小さい光輝材とよりなり、かつ全塗面に対
    する塗膜表面から見た面積占有率が30%以下となる量
    をもって前記クリヤ塗膜層内に点在していることを特徴
    とする塗膜構造。
JP23946991A 1991-09-19 1991-09-19 塗膜構造 Pending JPH0576832A (ja)

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JP23946991A JPH0576832A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 塗膜構造

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JP23946991A Pending JPH0576832A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 塗膜構造

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