JPH0576960A - パンチ,ダイのストツカ - Google Patents

パンチ,ダイのストツカ

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JPH0576960A
JPH0576960A JP24379091A JP24379091A JPH0576960A JP H0576960 A JPH0576960 A JP H0576960A JP 24379091 A JP24379091 A JP 24379091A JP 24379091 A JP24379091 A JP 24379091A JP H0576960 A JPH0576960 A JP H0576960A
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Amada Metrecs Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストッカ移動時にパンチ,ダイの位置ずれが
なく、停止位置精度の向上と、簡単な構成によりコスト
の低減を図る。 【構成】 ストッカ25は、架台27上にベース255
が固定され、ベース255に軸受257を介して支柱2
9が回転自在に立設されている。この支柱29の上端に
ストッカベース31が係止され、ストッカベース31の
上面に円周方向に放射状にブラケット259が配設さ
れ、このブラケット259上に金型ホルダ23が着脱自
在に装着されていて、金型ホルダ23にはパンチを支承
するパンチ支持部23aとダイDを支承するダイ支持部
23bが設けられている。そして、ストッカベース31
を回動して所望するパンチPとダイDを支承した金型ホ
ルダ23を所定位置に位置決めして金型交換をすること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばタレットパン
チプレスの上,下部タレットに装着されているパンチと
ダイを金型自動交換装置にて交換するため、パンチとダ
イを収納したパンチ,ダイのストッカに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばタレットパンチプレスの
上,下部タレットに装着されているパンチとダイを金型
自動交換装置にて交換するため、パンチとダイを収納し
たストッカには、ストッカを構成する例えば回転盤等に
パンチを備えたパンチホルダとダイを備えたダイホルダ
が別々に収納されている。このパンチホルダとダイホル
ダは回転盤に対して、ただ単に挿入されるいるか、ある
いは、シリンダ等により挟圧固定するクランプ式が用い
られ、例えば、金型自動交換装置の一部であるツール把
持部を有した金型アームでもって、ストッカに収納され
たパンチホルダ,ダイホルダを交換しているのが一般的
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のパンチ,ダイのストッカにては、所望するパンチ,
ダイを交換位置へ移動する際、位置ずれが発生する。こ
の位置ずれを防ぐには強力なクランプ方式を採用しなけ
ればならないが、構造が複雑となりコストもアップす
る。また、パンチホルダ,ダイホルダを金型アームで把
持して交換するので、金型アームの構成も強固なものを
必要とするという問題があった。
【0004】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ため、ストッカ移動時にパンチ,ダイの位置ずれがな
く、停止位置精度の向上と構造を簡単化しコストの低減
を図ったパンチ,ダイのストッカを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、複数のパンチ,ダイを支承するストッ
カにして、前記パンチ,ダイを着脱交換自在に支承する
複数の金型ホルダを、ストッカベースに設け、前記各金
型ホルダがダイを支持した部分を、前記ストッカベース
から突出自在に設けると共に、前記パンチを上下方向に
着脱交換自在に支承するパンチ支持部を前記金型ホルダ
に設けてパンチ,ダイのストッカを構成した。
【0006】
【作用】この発明のパンチ,ダイのストッカを採用する
ことにより、ストッカベースに複数設けられた金型ホル
ダには、パンチとダイがそれぞれ上下方向に着脱自在と
なっていて、パンチおよびダイ交換時には、金型ホルダ
をストッカベースより若干量引出してパンチおよびダイ
が交換される。なお、収納状態ではストッカベース上に
金型ホルダは固定されている。
【0007】このため、パンチ,ダイ交換時に位置ずれ
することなく、パンチとダイは一個の金型ホルダに装着
されているので、構造が簡単でコストの低減が図られ
る。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。なお、タレットパンチプレスについて
は、既に公知の構成のものであるため詳細な図示と説明
を省略する。
【0009】図20を参照するに、タレットパンチプレ
ス1は、門型形状のフレーム3を備えており、このフレ
ーム3には回転自在な上,下部タレット5,7が支承さ
れている。この上,下部タレット5,7の円周上にはそ
れぞれ相対応した位置にパンチP,ダイDが装着されて
いる。
【0010】前記上,下部タレット5,7には、加工位
置9と、パンチP,ダイDを交換する金型交換位置11
が設けられ、前記加工位置9の上方におけるフレーム3
には、パンチPを打撃するため図示省略のすでに公知の
駆動装置によりストライカが上下動自在に設けられてい
る。
【0011】前記上,下部タレット5,7を囲繞してセ
ンタテーブル13が固定して配置されていると共に、セ
ンタテーブル13の両側にはフロントサイドテーブル
(図示省略)、リヤサイドテーブル15がY軸方向(図
20において斜め左右方向)へ移動自在に配置されてい
る。センタテーブル13に跨がってフロント、リヤサイ
ドテーブル15の左端にはX軸方向へ延伸したY軸方向
へ移動自在なキャレッジベース17が設けられている。
【0012】このキャレッジベース17にはX軸方向へ
移動自在なキャレッジ19が設けられており、このキャ
レッジ19にはワークWをクランプする複数のワークク
ランプ21が備えられている。なお、キャレッジベース
17およびキャレッジ19は、図示省略のすでに公知で
あるボールねじ、サーボモータなどによってY軸方向な
らびにX軸方向へ移動されるが詳細な構成の説明は省略
する。
【0013】上記構成により、キャレッジベース17を
フロント,リヤサイドテーブル15と一緒にY軸方向
へ、キャレッジ19をX軸方向へ移動せしめることによ
り、ワーククランプ21にクランプされたワークWはX
軸,Y軸方向へ移動し、ワークWの所望位置が加工位置
9に位置決めされる。ワークWの所望位置が加工位置9
に位置決めされると、上,下部タレット5,7が回動し
て所望のパンチP,ダイDが加工位置9に割出されて、
ストライカの上下動によってパンチPとダイDとの協働
でワークWの所望位置にパンチング加工が行なわれるこ
とになる。
【0014】前記タレットパンチプレス1におけるフレ
ーム3の近傍、例えば図20において右方には交換用パ
ンチ,ダイを支承した複数の金型ホルダ23を収納した
ストッカ25が配置されている。このストッカ25は、
架台27上に立設された支柱29にストッカベース31
が回転自在に装着され、ストッカベース31上に前記金
型ホルダ23が複数収納されている。
【0015】ストッカ25と前記タレットパンチプレス
1の金型交換位置11との間には、Y軸方向の往復動自
在な金型自動交換装置33の一部である移動台35が設
けられている。この移動台35を構成するコ字形状の支
持フレーム37がY軸方向へ延伸して設けられており、
この支持フレーム37は前記架台27上に設けられ、図
21に示されているように、支持フレーム37の上下の
水平部に相対して駆動軸39がY軸方向へ延伸して設け
られている。この上下に設けた駆動軸39に支柱41が
係合し、図示を省略したが駆動部材により駆動軸39を
介して支柱41がY軸方向へ移動自在となっている。こ
の支柱41にパンチ交換ハンド43とダイ交換ハンド4
5とが、回転と上下動自在に装着されている。
【0016】前記金型自動交換装置33を構成している
移動台35は、図8および図9に示されているように、
支柱41には、スプライン溝47と螺旋溝49とが形成
されている。(図9参照)このスプライン溝47と螺旋
溝49とに、パンチ交換ハンド43を構成するパンチア
ーム51を支承したブロック53が係合すると共に、ダ
イ交換ハンド45を構成するダイアーム55を支承した
ブロック57が係合されている。このブロック53,5
7には、それぞれ回転用電動機59と昇降用電動機61
が設けられ、例えば、ブロック53の上側に回転用電動
機59が装着され、下側に昇降用電動機61が装着さ
れ、ブロック57の上側に昇降用電動機61が下側に回
転用電動機59が装着されている。
【0017】前記支柱41に設けたスプライン溝47と
螺旋溝49に係合するため、回転用電動機59と昇降用
電動機61の出力軸と支柱41間に回転伝達部材が設け
られている。この構成はすでに公知のものであり図示お
よび詳細な説明を省略する。例えば、回転用電動機59
により歯車部を介して支柱41のスプライン溝47に嵌
装された歯車を回すことにより、パンチ交換ハンド43
あるいはダイ交換ハンド45を旋回させることができ
る。また、昇降用電動機61より歯車部を介して支柱4
1の螺旋溝49に装着されたボールナットを回すことに
より、パンチ交換ハンド43あるいはダイ交換ハンド4
5を上下に移動自在となすことができる。
【0018】前記ブロック53にパンチアーム51を構
成する固定アーム63がボルト等により固着され、この
固定アーム63上に可動アーム65が支持部材67を介
して設けられ、可動アーム65は微細量移動自在となっ
ている。また、固定アーム63と可動アーム65を固定
するロック装置69が設けられている。
【0019】更に、可動アーム65の先端にはパンチP
を把持する把持爪71を備え、この把持爪71を把持状
態としたり開放状態とする駆動部材73が設けられ、こ
の駆動部材73の駆動源である流体圧作動のシリンダ7
5が前記固定アーム63上に設けられている。なお更
に、前記駆動部材73を遮蔽するカバー77の上面に支
持板79が固着され、この支持板79に振動伝達部材8
1と振動源83とで構成された例えば超音波振動機等の
ごとき振動発生装置85が、前記把持爪71にて把持さ
れたパンチPの中心線上に垂設されている。
【0020】上記構成により、パンチ交換ハンド43に
て、タレットパンチプレス1の上部タレット5に装着さ
れたパンチ、あるいはストッカ25に収納されているパ
ンチPを交換する場合は、ブロック53に設けた回転電
動機59と昇降用電動機61を駆動して、パンチアーム
51の先端の把持爪71を所望するパンチPが把持でき
る位置に位置決めする。そして、ストッカ35に収納さ
れた金型ホルダ23を後述するダイ交換ハンド43に設
けた出入装置により、図9にて2点鎖線で示されている
位置へ金型ホルダ23は引出されていて、シリンダ75
が作動すると、駆動部材73を介して把持爪71にてパ
ンチPを把持し、昇降用電動機61を駆動してパンチP
を上方向へ引き抜くが、この際、振動発生装置85を作
動させパンチPに振動を付与せしめることにより、スム
ーズに引き抜くことができる。なお、図9に2点鎖線で
示す位置は引抜き上昇限を示す。
【0021】パンチPを上部タレット5あるいはストッ
カ25に備えた金型ホルダ23に装着する場合は、パン
チアーム51の先端の把持爪71にて把持されたパンチ
Pを、所望するパンチ装着穴位置に回転用電動機59と
昇降用電動機61を駆動して位置決めする。そして、昇
降用電動機61を駆動してパンチアーム51を下降させ
るが、その際、振動発生装置85を作動させ、パンチP
に振動を付与することによりスムーズに装着することが
できる。
【0022】また、前記ブロック57にはダイアーム5
5を構成する固定アーム87がボルト等により固定さ
れ、この固定アーム87上に可動アーム89が前記パン
チアーム51に備えたものと同一部材である支持部材6
7を介して設けられ、可動アーム89は微細量移動自在
となっている。また、固定アーム87と可動アーム89
を固定するロック装置69が設けられている。
【0023】更に、可動アーム89の上面には、下部タ
レット7に装着されたダイホルダ(構成は後述する)
と、ストッカ25に装着された金型ホルダ23を引出す
ための出入装置91が設けられていて、この出入装置9
1は流体圧作動のシリンダ93により出入軸95を前後
進させる構成となっている。また、前記出入装置91に
て引出されたダイホルダあるいは金型ホルダ23に装着
されたダイDを、可動アーム89に設けた一時保持部9
7に収納するため、可動アーム89の上,下部に、上部
シリンダ99と下部シリンダ101とより構成されるダ
イ着脱装置103が設けられている。なお、一時保持部
97に収納されたダイDをダイホルダあるいは金型ホル
ダ23に装着する場合もダイ着脱装置103により行な
われる。
【0024】上記構成により、ダイ交換ハンド45に
て、タレットパンチプレス1の下部タレット7に装着さ
れた後述するダイホルダに設けたダイD、あるいはスト
ッカ25に収納されているダイDを交換する場合は、ブ
ロック57に設けた回転用電動機59と昇降用電動機6
1を駆動する。そして、ダイアーム55の可動アーム8
9に設けた出入装置91の出入軸95を、ダイホルダあ
るいはストッカ25に収納されている金型ホルダ23の
引出し位置へ位置決めし、所定量出入装置91のシリン
ダ93を作動してダイホルダあるいは金型ホルダ23を
引出す。引出し位置は図8あるいは図9の図中に2点鎖
線で示す位置である。
【0025】ダイホルダあるいは金型ホルダ23を引出
したら、上部シリンダ99を作動してダイDを可動アー
ム89に設けた一時保持部97内へ押出してダイDの取
出しが完了する。
【0026】ダイDをダイホルダあるいは金型ホルダ2
3に装着する場合は、可動アーム89の一時保持部97
に収納されたダイDの中心を、下部タレット7より引出
されたダイホルダあるいはストッカベース31より引出
された金型ホルダ23の装着穴へ、回転用電動機59と
昇降用電動機61を駆動して位置決めする。そして、可
動アーム89に設けた下部シリンダ101を作動して一
時保持部97に収納されたダイDを、ダイホルダあるい
は金型ホルダ23側へ押上げて装着を完了する。
【0027】次に、前記パンチ交換ハンド43のパンチ
アーム51について更に詳細に説明する。
【0028】図10乃至図13を参照するに、本図はタ
レットパンチプレス1の上部タレット5に装着されたパ
ンチPを交換する状態を示している。
【0029】パンチアーム51の固定アーム63に支持
部材67を介して可動アーム65が装着されているが、
支持部材67の構成は、図11に詳細が示されているよ
うに、複数本(本実施例では4本)の頭付ピン105が
可動アーム65と固定アーム63を貫通して設けられて
いる。この頭付ピン105の下端にはカラー107がセ
ットボルト109により位置調節自在に設けられてい
る。更に、可動アーム65と固定アーム63との間と、
固定アーム63と前記カラー107との間、前記頭付ピ
ン105に嵌装された転動部材111が装着されてい
て、この転動部材111は例えば剛球113を挾んだ上
下のリング115より構成されている。
【0030】上記構成により、固定アーム63に対して
可動アーム65は、頭付ピン105を介して装着されて
いるので、頭付ピン105と固定アーム63,可動アー
ム65のガタ、あるいは頭付ピン105と転動部材11
1のリング115とのガタを有しているため、このガタ
によりパンチPを上部タレット5およびストッカ25に
収納された金型ホルダ23より引抜く時に、眞直度のく
るいが吸収でき円滑に交換することができる。
【0031】また、固定アーム63と可動アーム65を
固定するロック装置69が設けられている。このロック
装置69は、固定アーム63の下面に垂設して流体圧作
動のシリンダ117が設けられ、シリンダ117のピス
トンロッド119が固定アーム63に装着されたブッシ
ュ121にガイドされ、可動アーム65に装着されたブ
ッシュ123の内径に嵌合するよう構成されている。な
お、ピストンロッド119の先端はテーパ部125が形
成され、ピストンロッド119をブッシュ123へ挿入
しやすくしている。
【0032】上記構成により、ロック装置69のシリン
ダ117を作動するとピストンロッド119は、可動ア
ーム65に設けたブッシュ123へ嵌挿されて、固定ア
ーム63に対して可動アーム65がロックされる。な
お、このロック装置69を作動させる時は、パンチPを
上部タレット5へ、あるいはパンチPをストッカ25の
金型ホルダ23の穴内へ挿入する時であり、ガタなくロ
ックされているので正確な挿入が行なわれる。
【0033】更に、可動アーム65の先端にはパンチP
を把持する把持爪71が備えられていて、把持爪71は
図12に示されているように内方向にV溝127を形成
し、相対して設けられている。この把持爪71を駆動す
る駆動部材73は、可動アーム65の上面は流体圧作動
のシリンダ75が設けられ、このシリンダ75のピスト
ンロッド129の先端に設けた接手131をラック板1
33を備えた摺動板135が水平状態に設けられてい
る。なお、この摺動版135はガイドプレート137
a,137bにより前後進自在にガイドされている。
【0034】前記摺動板135に備えたラック板133
の歯部に噛合するピニオン139が軸141に係止さ
れ、この軸141はベアリング143a,143bを介
して可動アーム65に回転自在に垂下して設けられてい
る。そして、軸141には前記ピニオン139の下方に
ピニオン145が係止してあり、このピニオン145に
ラック板147が噛合され、ラック板147はピニオン
145を挾んで相対して設けられている。ラック板14
7は、それぞれ前記把持爪71に固着されている。な
お、各把持爪71はガイド棒149を案内として拡縮自
在に設けられている(図13参照)。
【0035】上記構成により、シリンダ75を作動しピ
ストンロッド129を例えば突出させると、摺動板13
5は前進し、ラック板133も前進する。ラック板13
3の前進により噛合したピニオン139は図12におい
て時計迴り方向へ回動する。ピニオン139の回動と共
に軸141を介してピニオン145も回動し、このピニ
オン145に噛合したラック板147は、図13におい
て引込み方向へ移動するので、ラック板147を備えた
把持爪71は、お互いに内方向へ移動して図中に2点鎖
線で示されているように、パンチPの把持部の径の大小
にかかわらず把持爪71のV溝127の部分にてパンチ
Pを把持することができる。
【0036】パンチPより把持爪71の把持を解除する
には、上述した動作を逆にすることにより把持を解除す
ることができる。すなわち、シリンダ75のピストンロ
ッド129を引込めると、ラック板133の後退により
ピニオン139は図12において反時計迴り方向へ回動
し、軸141を介してピニオン145も同方向へ回動す
る。このピニオン145が反時計迴り方向へ回動するこ
とにより、ラック板147を介して把持爪71はお互い
の外方向へ移動してパンチPより把持爪71を離すこと
ができる。
【0037】前記駆動部材73を保護するカバー77が
設けられ、このカバー77の上面に支持板79が固着さ
れていて、支持板79には振動源83により作動する振
動伝達部材81を備えた、例えば超音波振動器のごとき
振動発生装置85が装着されている。この振動発生装置
85の動作としては前述したごとく、パンチPをタレッ
パンチプレス1の上部タレット5に着脱する場合、ある
いは、ストッカ25の金型ホルダ23に着脱する場合
に、パンチPに振動を与えて着脱を容易に行なうための
ものである。
【0038】次に、タレットパンチプレス1の下部タレ
ット7に装着されているダイホルダ151について詳細
に説明する。
【0039】図14,図15および図16を参照する
に、下部タレット7の円周に放射状に多数のダイホルダ
ベース153がボルト155により固定されていて、こ
のダイホルダベース153上の複数のダイDを備えたダ
イホルダ151が装着されている。このダイホルダ15
1の先端側(図14,図15において左側)は突出した
押え部157が形成され、この押え部157に係合する
押えブロック159がダイホルダベース153に固着さ
れている。
【0040】ダイホルダ151の後部側には浮き上り防
止のためのピン161が装着され、このピン161はダ
イホルダベース153に形成された突部である係合部1
63の下部に挿入されて、ダイホルダベース153に対
してダイホルダ151が浮き上るのを防止している。ま
た、ダイホルダ151の後端側にカム165が回動自在
に装着されていて、このカム165の偏心部167がダ
イホルダベース153に形成した溝169内に嵌入、離
脱自在となっている。なお、カム165には後述するダ
イ交換ハンド45の出入装置91の出入軸95の先端に
設けた係止部材の一部分が係合、離脱自在となるスリッ
ト171が形成されている。
【0041】更に、ダイホルダ151の後端側には、図
16に示されているように挿入用溝173と係止用溝1
75が形成されている。また、ダイホルダベース153
の後端側には突当面177が形成されていて、この突当
面177にダイホルダ151の突出部179が当接して
位置決めがなされる。なお、符号181は蓋であり加工
を容易にするため設けられている。また、符号183は
ダイDが装着される穴である。
【0042】上記構成により、作用を図17を参照しつ
つ説明する。
【0043】図17(A)は、ダイホルダベース153
に係止したダイホルダ151を引抜く時の状態を示し、
先に、図15にて説明した係止状態とまったく同一であ
る。この状態において、後述するダイ交換ハンド45の
出入装置91の出入軸95の先端に設けたT字形をした
係止部材185を、ダイホルダ151に設けた挿入用溝
173内へ挿入する。この際、カム165に設けたスリ
ット171内にも係止部材185は挿入される。
【0044】ついで、図17(B)に示されているよう
に、挿入した出入軸95を左右いずれかに90°回動さ
せる。出入軸95を回動することにより、係止部材18
5に設けたピン187は係止用溝175内へ入ると共
に、カム165の偏心部167は溝169より抜け出し
フリーとなる。
【0045】この状態より図17(C)に示されている
ように、出入軸95を図において右側へ移動させること
により、係止部材185に設けたピン187は係止用溝
175により係止されているので、ダイホルダ151を
ダイホルダベース153より所定量突出させることがで
き、ダイDの交換がなされる。なお、ダイホルダベース
153へダイホルダ151を係止させるには、上述した
動作を逆に行なうことにより可能となる。
【0046】このため、従来は固定ブロックをボルトで
ダイホルダに押圧固定して、ダイホルダを下部タレット
に固定していたので、工具を必要としていたが、本実施
例ではワンタッチ的に固定、解除ができ、且つ、ダイホ
ルダ151の前後に押え部157とピン161を設け、
浮上を防止しているので、構成部材も少なく加工も容易
に行なうことができる。
【0047】更に、前記ダイ交換ハンド45のダイアー
ム73について詳細に説明する。
【0048】図18および図19を参照するに、本図は
タレットパンチプレス1の下部タレット7に装着された
ダイDを交換する状態を示している。
【0049】ダイアーム55の固定アーム87に支持部
材67を介して可動アーム89が装着され、固定アーム
87と可動アーム89を固定するロック装置69が設け
られている。このロック装置69と前記支持部材67の
構成および作用は、前述したパンチ交換ハンド43のパ
ンチアーム51に設けられているものと、まったく同一
のものであるため、同一部材には同一符号を付して説明
を省略する。なお、符号189で示す近接スイッチはロ
ック装置69が作動しロックされたことを検知するもの
である。
【0050】上記構成により、支持部材67の有してい
るガタにより、ダイDを下部タレット7およびストッカ
25に収納された金型ホルダ23より抜き出す時に、眞
直度のくるいを吸収でき円滑に交換することができる。
また、ロック装置69を作動させる時は、ダイDを下部
タレット7へ、あるいはダイDをストッカ25の金型ホ
ルダ23の穴内へ挿入する時であり、ガタなくロックさ
れているので正確な挿入作業が行なわれる。
【0051】出入装置91は、可動アーム89の上面に
軸受ブロック191が固着してあり、この軸受ブロック
191にベアリング192を介してナットケース193
が回転自在に設けられている。このナットケース193
の内部にスプラインナット195がキー196により一
体的に嵌着され、スプラインナット195に挿入される
スプライン溝を備えた前記出入軸95が装着され、この
出入軸95の先端(図18において左側)には、T字形
をした係止部材185が結合され、係止部材185の先
端側にピン187が突出して設けられている。
【0052】また、出入軸95の後端(図18において
右側)は、支持軸197に結合され、支持軸197の片
側には鍔199が形成され、他端にはカラー201がボ
ルト203により固着されている。このカラー201と
鍔199間に、連結プレート205を挾んでスラストベ
アリング207が装着され、出入軸95は回転自在に設
けられている。
【0053】連結プレート205の他端は、前記軸受ブ
ロック191の上面に固着した支持プレート209上に
例えば流体圧作動のシリンダ93が設けられ、このシリ
ンダ93のピストンロッド211の先端に係止した係合
部材213に結合されている。そして、前記連結プレー
ト205がガイドする複数本(本実施例は2本)の案内
棒215が、前記可動アーム89の端部に立設したブラ
ケット217と前記シリンダ93の側面より垂下したブ
ラケット219に支承されて横架されている。なお、連
結プレート205には摺動部材221が設けられ、この
摺動部材221が前記案内棒215上を摺動しながら移
行するので、円滑に連結プレート205が移行すること
ができる。
【0054】上記構成により、シリンダ93を作動させ
ピストンロッド211を突出させると、連結プレート2
05を介してスプライン溝を備えた出入軸95は、図1
8の図中実線で示す位置へ移動する。すなわち、出入軸
95の先端に設けた係止部材185に備えたピン187
にてダイホルダ151をダイホルダベース153より所
定量引出すことができる。また、ダイホルダ151を旧
位置にセットするにはシリンダ93を作動させピストン
ロッド211を引込めることにより可能となる。
【0055】出入装置91には回転装置223が設けら
れている。この回転装置223は、前記ナットケース1
93の側面にプーリ225が一体的に設けられ、このプ
ーリ225と前記軸受ブロック191の側面に係止した
ブラケット227に固着した電動機229の出力軸23
1に係止したプーリ233とにはチェーンベルト235
が掛回されている(図19参照)。
【0056】上記構成により、電動機229を駆動する
とプーリ233,チェーンベルト235,プーリ225
を介してナットケース193に回転が伝達され、ナット
ケース193の回転はキー196にて一体的に設けたス
プラインナット195を回す。スプラインナット195
が回ると係合している出入軸95が回転し、出入軸95
に設けた係止部材185に備えたピン187を所定の角
度だけ回転させる。そして、前述したごとくダイホルダ
151に対して出力軸95を係合、離脱自在とすること
ができる。
【0057】前記可動アーム89の先端(図18におい
て左側)にはダイ着脱装置103を構成する下部シリン
ダ101が垂設されている。この下部シリンダ101に
はシリンダケース兼用のダイハウジング237にダイD
を一時保持する一時保持部97が形成されている。そし
て、ダイハウジング237にはピストン239と、この
ピストン239に一体的に設けたピストンロッド241
が内蔵され、ピストンロッド241の先端にはエンドプ
レート243が係止されていて、このエンドプレート2
43の外周が前記一時保持部97の穴245の内径に上
下摺動自在に装着されている。
【0058】また、前記支持プレート209の先端(図
18において左側)にはダイ着脱装置103を構成する
上部シリンダ99が立設されている。この上部シリンダ
99は、内蔵されたピストンロッド247の先端にエン
ドプレート249が一体的に設けられている。なお、エ
ンドプレート249の外径はダイDの外径より若干小さ
く形成されている。
【0059】なお、タレットパンチプレス1の下部タレ
ット7よりダイホルダ151を引出す際に、位置決め用
として前記軸受ブロック191の先端側にブロック25
1が設けられ、このブロック251に位置決め用ピン2
53が水平方向に設けられている。
【0060】上記構成により、前述した出入装置91お
よび回転装置223の作動により、タレットパンチプレ
ス1の下部タレット7に設けたダイホルダベース153
より、交換すべきダイDを備えたダイホルダ151を引
出し位置決めピン253に当接させ位置決め後、ダイ着
脱装置103である上部シリンダ99を作動し、エンド
プレート249にてダイDを押圧して下部シリンダ10
1に設けた一時保持部97内へダイDを装着する。この
状態でダイ交換ハンド45のダイアーム55を回動し、
移動台35をストッカ25側へ移行させて所望の金型ホ
ルダ23へダイDを収納する。
【0061】なお、ストッカ25の金型ホルダ23へダ
イDを装着する状態は図9に示されていて、装着するに
は下部シリンダ101を作動しエンドプレート243に
て一時保持部97に収納されているダイDを押上げて、
金型ホルダ23のダイ装着用の穴内へ収納する。
【0062】また、下部タレット7のダイホルダ151
へダイアーム55に保持したダイDを装着する場合、あ
るいは、ストッカ25の金型ホルダ23に収納されてい
るダイDをダイアーム55側へ装着する場合は、前述し
た動作を逆に行なうことによりダイDの交換が可能とな
る。
【0063】前記ストッカ25は、図1,図2及び図3
に示されているように、前記架台27上にベース255
が固定され、ベース255に軸受257を介して前記支
柱29が回転自在に立設されている。この支柱29の上
端には前記ストッカベース31が係止され、ストッカベ
ース31の上面にして円周方向に放射状に配設された断
面U字形状のブラケット259が設けられていて、この
ブラケット259上に前記金型ホルダ23が出入自在に
装着されている。なお、金型ホルダ23のパンチ支持部
23aにはパンチPが、ダイ支持部23bにはダイDが
挿着,離脱自在となる穴261と263が形成されてい
る。
【0064】前記支柱29の下端にはプーリ265が装
着されていて、ベース255上に設けた電動機267の
出力軸に装着したプーリ269と、前記プーリ265と
にベルト271が掛回されて回転が伝達されるようにな
っている。
【0065】上記構成により、電動機267を駆動する
とプーリ269は回転し、ベルト271を介してプーリ
265が回転する。このプーリ265は支柱29に固着
しているので支柱29が回転してストッカベース31を
回転し、交換すべきパンチPとダイDを備えた金型ホル
ダ23を所定の位置に位置決めすることができる。
【0066】金型ホルダ23について、更に詳細に説明
する。図4,図5および図6を参照するに、ストライカ
ベース31の上面に断面U字形状をしたブラケット25
9が放射状に複数個固着して設けられている。このブラ
ケット259上に金型ホルダ23が出入自在に装着され
ていて、金型ホルダ23はL形状を成し、パンチPが挿
入されるパンチ支持部23aには穴261が、ダイ支持
部23bにはダイDが挿入される穴263が垂直方向に
穿設されている。
【0067】前記ブラケット259に対して金型ホルダ
23を着脱する構成は、前述した下部タレット7に設け
たダイホルダベース153にダイホルダ151を装着,
離脱する構成と、全く同一の構成であるため、同一部材
に対しては同一符号を付して説明を省略する。
【0068】すなわち、金型ホルダ23の先端側(図
4,図5において右側)は突出した押え部157が形成
され、この押え部157に係合する押えブロック159
がブラケット259を介してストッカベース31に固着
されていて、金型ホルダ23の先端側の浮上を防いでい
る。また、金型ホルダ23の後部側の浮上を防止するた
め、ピン161が装着され、このピン161はブラケッ
ト259に形成された突部である係合部163の下部に
挿入されて、ブラケット259に対して金型ホルダ23
が浮き上るのを防止している。
【0069】また、金型ホルダ23の後端側にカム16
5が回動自在に装着されていて、このカム165の偏心
部167がブラケット259に形成した溝169内に嵌
入,離脱自在となっている。なお、カム165には前記
ダイ交換ハンド45の出入装置91の出入軸95の先端
に設けたT字形をした係止部材185の一部分が係合,
離脱自在となるスリット171が形成されている。
【0070】更に、金型ホルダ23の後端側には、図6
に示されているように、挿入用溝173と係止用溝17
5が形成されている。また、ブラケット259の後端側
には突当面177が形成されていて、この突当面177
に金型ホルダ23の突当面179が当接して位置決めが
なされる。
【0071】上記構成により、作用を図7を参照しつつ
説明する。
【0072】図7(A)は、ブラケット259に係止し
た金型ホルダ23を引抜く時の状態を示し、先に、図5
にて説明した係止状態と全く同一である。この状態にお
いて、ダイ交換ハンド45の出入装置91の出入軸95
の先端に設けたT字形をしたピン187を備えた係止部
材185を、金型ホルダ23に設けた挿入用溝173内
へ挿入する。この際、カム165に設けたスリット17
1内にも係止部材185は挿入される。
【0073】ついで、図7(B)に示されているよう
に、挿入した出入軸95を左右いずれかに90°回動さ
せる。出入軸95を回動することにより、係止部材18
5に設けたピン187は係止用溝175内へ入ると共
に、カム165の偏心部167は溝169より抜け出し
フリーとなる。
【0074】この状態より図7(C)に示されているよ
うに、出入軸95を図において左側へ移動させることに
より、係止部材185に設けたピン187は係止用溝1
75により係止されているので、金型ホルダ23をブラ
ケット259よりダイDを交換できる位置まで所定量突
出させることができ、ダイD,パンチPの交換がなされ
る。なお、ブラケット259へ金型ホルダ23を係止さ
せるには、上述した動作を逆に行なうことにより可能と
なる。
【0075】上述したごとき構成により、上,下部タレ
ット5,7に装着されているパンチP,ダイDと、スト
ッカ25のストッカベース31に収納されている金型ホ
ルダ23に装着されたパンチP,ダイDとの交換が金型
自動交換装置33により短時間で交換を行なうことがで
きる。しかも、本実施例のストッカ25を用いることに
より、ワンタッチ的に金型ホルダ23をストッカベース
に固定,解除ができ、金型ホルダ23はカム165にて
ブラケット259に係止され、且つ、金型ホルダ23の
前後は押え部157とピン161にて浮上を防止してい
るので、ストッカ25を移動する際、パンチP,ダイD
の位置ずれがなく、停止位置精度の向上と、簡単な構成
でコストの低減を図ることができる。
【0076】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。
【0077】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れたとおりの構成であるから、パンチ,ダイ交換時に位
置ずれを起こすことなく停止位置精度の向上と、パンチ
とダイは一個の金型ホルダに装着されているので、構造
が簡単となりコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示すストッカを表し、図3
におけるI −I線に沿った断面図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿った断面図である。
【図3】図1における平面図である。
【図4】図3におけるIV矢視部の拡大平面図である。
【図5】図4におけるV −V 線に沿った断面図である。
【図6】図5における左側より見た側面図である。
【図7】ストッカベースより金型ホルダを引き抜く時の
作用説明図である。
【図8】金型自動交換装置の側面図である。
【図9】図8におけるIX矢視部の拡大図である。
【図10】パンチ交換ハンドを示す側面図である。
【図11】図10における部分断面図である。
【図12】図10おける平面図である。
【図13】図11におけるXIII−XIII線に沿った断面図
である。
【図14】下部タレットにおけるダイホルダを表した平
面図である。
【図15】図14におけるXV−XV線に沿った断面図であ
る。
【図16】図14における右側より見た側面図である。
【図17】ダイホルダベースよりダイホルダを引き抜く
時の作用説明図である。
【図18】ダイ交換ハンドを表し、図19におけるXVII
I −XVIII 線に沿った断面図である。
【図19】図18における平面図である。
【図20】本実施例における一例のタレットパンチプレ
スとストッカとの間に金型自動交換装置を往復動自在に
設けた斜視図である。
【図21】図20における金型自動交換装置とストッカ
とを表した斜視図である。
【符号の説明】
23 金型ホルダ 23a パンチ支持部 23b ダイ支持部 25 ストッカ 33 ストッカベース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパンチ,ダイを支承するストッカ
    にして、前記パンチ,ダイを着脱交換自在に支承する複
    数の金型ホルダを、ストッカベースに設け、前記各金型
    ホルダがダイを支持した部分を、前記ストッカベースか
    ら突出自在に設けると共に、前記パンチを上下方向に着
    脱交換自在に支承するパンチ支持部を前記金型ホルダに
    設けてなることを特徴とするパンチ,ダイのストッカ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104384319A (zh) * 2014-11-14 2015-03-04 扬州固诚机床有限公司 一种可转换的折弯机上模组件
CN104384318A (zh) * 2014-11-14 2015-03-04 扬州固诚机床有限公司 一种可拆卸上模组件
CN121017328A (zh) * 2025-10-11 2025-11-28 浙江杰德管业科技有限公司 一种智能弧边管件冲压成型设备及其冲压方法

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