JPH0577042B2 - - Google Patents
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- JPH0577042B2 JPH0577042B2 JP27857787A JP27857787A JPH0577042B2 JP H0577042 B2 JPH0577042 B2 JP H0577042B2 JP 27857787 A JP27857787 A JP 27857787A JP 27857787 A JP27857787 A JP 27857787A JP H0577042 B2 JPH0577042 B2 JP H0577042B2
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は発光素子と光フアイバとを光学的に結
合する光結合器の組立方法に関するものである。
合する光結合器の組立方法に関するものである。
(従来の技術)
近年における光通信システムの発達に伴い、シ
ングルモード光フアイバ(以下、SMフアイバと
いう)を用いた長距離及び大容量伝送が行なわれ
るようになつた。この光通信システムにおいて、
光源とSMフアイバとを結合させる光結合器とし
て、半導体レーザモジユール(以下、LDモジユ
ールという)や発光ダイオードモジユール(以
下、LEDモジユールという)が用いられ、これ
らの開発が進められてきた。
ングルモード光フアイバ(以下、SMフアイバと
いう)を用いた長距離及び大容量伝送が行なわれ
るようになつた。この光通信システムにおいて、
光源とSMフアイバとを結合させる光結合器とし
て、半導体レーザモジユール(以下、LDモジユ
ールという)や発光ダイオードモジユール(以
下、LEDモジユールという)が用いられ、これ
らの開発が進められてきた。
従来、この種の光結合器の組立方法に関する技
術としては、第2図a,b及び第3図に示すよう
なものがあつた。これらは、一例としてLDモジ
ユールについて示すものである。以下、その構成
を図を用いて説明する。
術としては、第2図a,b及び第3図に示すよう
なものがあつた。これらは、一例としてLDモジ
ユールについて示すものである。以下、その構成
を図を用いて説明する。
第2図a,bは従来の光結合器の基台部を示す
もので、同図aはその平面図及び同図bはその側
面図であり、第3図は従来の光結合器の断面図で
ある。
もので、同図aはその平面図及び同図bはその側
面図であり、第3図は従来の光結合器の断面図で
ある。
第2図a,bにおいて、基台部を組立てるため
に先ず素子固定台1を用意する。素子固定台1は
半円柱状を成すもので、その側部は側部平面1−
1と側部曲面1−2によつて構成されている。こ
の側部平面1−1に、ヒートシンク2を介して半
導体レーザから成る発光素子3を取付ける。その
際、発光素子3はその光軸が素子固定台1の高さ
方向に向くように固定する。
に先ず素子固定台1を用意する。素子固定台1は
半円柱状を成すもので、その側部は側部平面1−
1と側部曲面1−2によつて構成されている。こ
の側部平面1−1に、ヒートシンク2を介して半
導体レーザから成る発光素子3を取付ける。その
際、発光素子3はその光軸が素子固定台1の高さ
方向に向くように固定する。
次に、発光素子3が固定された素子固定台1を
円盤状の基台4に取付ける。その際、素子固定台
1の側部平面1−1が基台4の表面に対し垂直と
なるように、かつ発光素子3の光軸が基台4表面
の中心に位置するように取付ける。なお、発光素
子3の素子固定台1への取付けは、素子固定部1
を基台4に取付けた後に行なつてもよい。
円盤状の基台4に取付ける。その際、素子固定台
1の側部平面1−1が基台4の表面に対し垂直と
なるように、かつ発光素子3の光軸が基台4表面
の中心に位置するように取付ける。なお、発光素
子3の素子固定台1への取付けは、素子固定部1
を基台4に取付けた後に行なつてもよい。
このように組立てられた基台部は、第3図に示
すように光結合器に組込まれる。
すように光結合器に組込まれる。
第3図において、先ず基台部の前記発光素子3
の光軸上に第1レンズ5を取付ける。この取付け
は、第1レンズ5が固定されたキヤツプ状の第1
レンズ固定部6を基台4に固定することにより行
なわれる。基台部とこれに固定された第1レンズ
5により、発光部7が形成される。
の光軸上に第1レンズ5を取付ける。この取付け
は、第1レンズ5が固定されたキヤツプ状の第1
レンズ固定部6を基台4に固定することにより行
なわれる。基台部とこれに固定された第1レンズ
5により、発光部7が形成される。
次いで、円筒状のホルダ8の内部に第2レンズ
9とSMフアイバ10を取付ける。SMフアイバ
10はフエルール11を介してホルダ8に固定す
るが、その際SMフアイバ10と第2レンズのそ
れぞれの軸芯が一致するように固定する。このよ
うにして、ホルダ8及びその内部に固定された第
2レンズ9とSMフアイバ10によつて、受光部
12が形成される。
9とSMフアイバ10を取付ける。SMフアイバ
10はフエルール11を介してホルダ8に固定す
るが、その際SMフアイバ10と第2レンズのそ
れぞれの軸芯が一致するように固定する。このよ
うにして、ホルダ8及びその内部に固定された第
2レンズ9とSMフアイバ10によつて、受光部
12が形成される。
次に、前記発光部7と受光部12との固着を行
なう。この固着に際しては、治具を用いて前記発
光素子3の光軸と第2レンズ9、SMフアイバ1
0の軸芯とが一致するように位置合わせする。位
置合わせ後、発光部7と受光部12の固着がなさ
れれば、光結合器の組立が終了する。
なう。この固着に際しては、治具を用いて前記発
光素子3の光軸と第2レンズ9、SMフアイバ1
0の軸芯とが一致するように位置合わせする。位
置合わせ後、発光部7と受光部12の固着がなさ
れれば、光結合器の組立が終了する。
上記のように組立てられた光結合器において、
発光素子3からの出射光は第1レンズ5を経て平
行ビームに変換され、さらに第2レンズ9を経て
SMフアイバ10に収束し、発光素子3とSMフ
アイバ10との光結合がなされる。このような
LDモジユール等の光結合器にあつては、その温
度特性が性能に重大な影響を及ぼすので、数十度
の温度変化に対しAPC駆動時における光出力変
動幅は、例えば0.5dB以下という厳しい条件が要
求される。
発光素子3からの出射光は第1レンズ5を経て平
行ビームに変換され、さらに第2レンズ9を経て
SMフアイバ10に収束し、発光素子3とSMフ
アイバ10との光結合がなされる。このような
LDモジユール等の光結合器にあつては、その温
度特性が性能に重大な影響を及ぼすので、数十度
の温度変化に対しAPC駆動時における光出力変
動幅は、例えば0.5dB以下という厳しい条件が要
求される。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記構成の方法で組立てられた
光結合器では、駆動時における温度変化により非
常に大きな光出力変動を生じるおそれがあつた。
光結合器では、駆動時における温度変化により非
常に大きな光出力変動を生じるおそれがあつた。
即ち、上記構成の光結合器においては、温度変
化によつて第2図aに示すようにヒートシンク2
や発光素子3がX方向に膨張もしくは収縮し、例
えば60℃の温度変化ではコンマ数μmの軸ずれを
発光素子3の光軸と第1レンズ5の中心との間に
生じる。このような軸ずれを生じれば光結合効率
は劣化するが、その様子は例えば第4図に示され
る。
化によつて第2図aに示すようにヒートシンク2
や発光素子3がX方向に膨張もしくは収縮し、例
えば60℃の温度変化ではコンマ数μmの軸ずれを
発光素子3の光軸と第1レンズ5の中心との間に
生じる。このような軸ずれを生じれば光結合効率
は劣化するが、その様子は例えば第4図に示され
る。
第4図はX軸に前記軸ずれの量をμmで示し、
Y軸に軸ずれによる光結合効率の劣化量をdBで
示した光結合効率劣化曲線図である。
Y軸に軸ずれによる光結合効率の劣化量をdBで
示した光結合効率劣化曲線図である。
第4図より、例えば温度変化により0.5μmの前
記軸ずれを生じれば、光結合効率の劣化は約
0.6dBと非常に大きいことが分かる。
記軸ずれを生じれば、光結合効率の劣化は約
0.6dBと非常に大きいことが分かる。
このような特性を有する光結合器において、上
記の組立方法では、発光部7と受光部12とを固
着する際に、発光素子3の光軸と第2レンズ9、
SMフアイバ10の軸芯とを正確に一致させるこ
とが難しく、固着時の軸ずれを生じ易い。この光
軸と軸芯との軸ずれを生じた場合、その軸ずれに
よる光結合効率の劣化は第4図から推定すること
ができる。
記の組立方法では、発光部7と受光部12とを固
着する際に、発光素子3の光軸と第2レンズ9、
SMフアイバ10の軸芯とを正確に一致させるこ
とが難しく、固着時の軸ずれを生じ易い。この光
軸と軸芯との軸ずれを生じた場合、その軸ずれに
よる光結合効率の劣化は第4図から推定すること
ができる。
第4図は前述の如く、発光素子3の光軸と第1
レンズ5との間に生じる軸ずれに対する光結合効
率の劣化を示すものであるが、前記光軸と軸芯と
の軸ずれに対するものとほぼ等価と考えられる。
レンズ5との間に生じる軸ずれに対する光結合効
率の劣化を示すものであるが、前記光軸と軸芯と
の軸ずれに対するものとほぼ等価と考えられる。
例えば光軸と軸芯との軸ずれが0.5μmあつたと
すれば、光結合効率の劣化量は図中B点で示され
る0.6dBとなる。即ち、発光部7と受光部12と
の固着に際し光軸と軸芯に0.5μmの軸ずれを生じ
れば、この軸ずれは永久的なものであるからこの
光結合器の特性は光結合効率劣化曲線上のB点で
示される。
すれば、光結合効率の劣化量は図中B点で示され
る0.6dBとなる。即ち、発光部7と受光部12と
の固着に際し光軸と軸芯に0.5μmの軸ずれを生じ
れば、この軸ずれは永久的なものであるからこの
光結合器の特性は光結合効率劣化曲線上のB点で
示される。
したがつて、前記特性が与えられた光結合器で
は、温度変化による軸ずれ方向が前記光軸と軸芯
との軸ずれ方向に一致した場合、光結合効率は温
度変化による軸ずれ変動幅aに対応してB点を中
心に曲線に沿つて変化する。その際、B点付近の
曲線が立ち上つているため、光結合効率の変動は
大きくなる。一方、光軸と軸芯との軸ずれがない
光結合器にあつては、曲線上C点の特性を有し、
温度変化による軸ずれ変動幅aに対応した光結合
効率の劣化量は極めて小さい。即ち、光軸と軸芯
との軸ずれを有する光結合器は、軸ずれがないも
のに比べて温度変化による光結合効率の変動が極
めて大きくなる。
は、温度変化による軸ずれ方向が前記光軸と軸芯
との軸ずれ方向に一致した場合、光結合効率は温
度変化による軸ずれ変動幅aに対応してB点を中
心に曲線に沿つて変化する。その際、B点付近の
曲線が立ち上つているため、光結合効率の変動は
大きくなる。一方、光軸と軸芯との軸ずれがない
光結合器にあつては、曲線上C点の特性を有し、
温度変化による軸ずれ変動幅aに対応した光結合
効率の劣化量は極めて小さい。即ち、光軸と軸芯
との軸ずれを有する光結合器は、軸ずれがないも
のに比べて温度変化による光結合効率の変動が極
めて大きくなる。
本発明は、前記従来技術がもつていた問題点と
して、発光部と受光部の固着の際に生じた軸ずれ
の方向が、温度変化により生じる軸ずれの方向に
一致する場合には、温度変化による光出力の変動
幅が極めて大きくなり、光結合器の温度特性が劣
化してしまうという点について解決した光結合器
の組立方法を提供するものである。
して、発光部と受光部の固着の際に生じた軸ずれ
の方向が、温度変化により生じる軸ずれの方向に
一致する場合には、温度変化による光出力の変動
幅が極めて大きくなり、光結合器の温度特性が劣
化してしまうという点について解決した光結合器
の組立方法を提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、前記問題点を解決するために、素子
固定台の側部平面に発光素子を取付けると共に前
記側部平面を基台に対してほぼ垂直にして前記素
子固定台を該基台に固定する工程と、前記発光素
子の光軸上に第1レンズを固定して前記基台と共
に発光部を形成する工程と、第2レンズ及び光フ
アイバをそれぞれの軸芯を一致させてホルダ内部
に取付け受光部を形成する工程と、前記発光部及
び前記受光部を前記光軸及び前記軸芯を合わせて
互いに固着する工程とを順次施す光結合器の組立
方法において、前記発光部と前記受光部との固着
に際し、前記素子固定台の側部平面が前記光軸と
前記軸芯との間に生じる軸ずれの方向にほぼ平行
となるように前記発光部の位置合わせをするよう
にしたものである。
固定台の側部平面に発光素子を取付けると共に前
記側部平面を基台に対してほぼ垂直にして前記素
子固定台を該基台に固定する工程と、前記発光素
子の光軸上に第1レンズを固定して前記基台と共
に発光部を形成する工程と、第2レンズ及び光フ
アイバをそれぞれの軸芯を一致させてホルダ内部
に取付け受光部を形成する工程と、前記発光部及
び前記受光部を前記光軸及び前記軸芯を合わせて
互いに固着する工程とを順次施す光結合器の組立
方法において、前記発光部と前記受光部との固着
に際し、前記素子固定台の側部平面が前記光軸と
前記軸芯との間に生じる軸ずれの方向にほぼ平行
となるように前記発光部の位置合わせをするよう
にしたものである。
(作用)
本発明によれば、以上のような光結合器の組立
方法としたので、発光素子の光軸と第2レンズ及
び光フアイバの軸芯との間に生じる軸ずれ方向に
対し、素子固定台の側部平面が平行となるように
位置合わせし、その後発光部と受光部を固着する
ことは、前記軸ずれ方向と温度変化による軸ずれ
方向とを直交させる働きをする。これにより、温
度変化による光出力の変動幅は最小に抑えられ、
光結合器の温度特性が向上する。したがつて、前
記問題点を除去することができる。
方法としたので、発光素子の光軸と第2レンズ及
び光フアイバの軸芯との間に生じる軸ずれ方向に
対し、素子固定台の側部平面が平行となるように
位置合わせし、その後発光部と受光部を固着する
ことは、前記軸ずれ方向と温度変化による軸ずれ
方向とを直交させる働きをする。これにより、温
度変化による光出力の変動幅は最小に抑えられ、
光結合器の温度特性が向上する。したがつて、前
記問題点を除去することができる。
(実施例)
第1図は本発明の実施例における光結合器の組
立方法を示す断面図、及び第5図は第1図の平面
図である。
立方法を示す断面図、及び第5図は第1図の平面
図である。
図において、素子固定台21、ヒートシンク2
2、発光素子23、基台24、第1レンズ25及
び第1レンズ固定部26によつて構成される発光
部27の組立方法は従来の組立方法と同様であ
る。また、ホルダ28、第2レンズ29、SMフ
アイバ30及びフエルール31によつて構成され
る受光部32の組立方法も従来と同様になされ
る。
2、発光素子23、基台24、第1レンズ25及
び第1レンズ固定部26によつて構成される発光
部27の組立方法は従来の組立方法と同様であ
る。また、ホルダ28、第2レンズ29、SMフ
アイバ30及びフエルール31によつて構成され
る受光部32の組立方法も従来と同様になされ
る。
このように従来と同様に組立てられた発光部2
7及び受光部32を組立治具33を用いて固着す
る。組立治具33は固定用ステージ34と調整用
ステージ35を有しており、それぞれアーム34
−1,35−1を有している。これらのアーム3
4−1,35−1にそれぞれ受光部32及び発光
部27を固定し、アーム35−1により受光部3
2に対する発光素子23の光軸を調整する。
7及び受光部32を組立治具33を用いて固着す
る。組立治具33は固定用ステージ34と調整用
ステージ35を有しており、それぞれアーム34
−1,35−1を有している。これらのアーム3
4−1,35−1にそれぞれ受光部32及び発光
部27を固定し、アーム35−1により受光部3
2に対する発光素子23の光軸を調整する。
前記光軸の調整と共に、素子固定台21の側部
平面21−1の位置合わせを行なう。この位置合
わせは、発光部27と受光部32の固着の際に発
光素子23の光軸36と第2レンズ29、SMフ
アイバ30の軸芯37との間に生じる軸ずれの方
向に対し、側部平面21−1が平行となるように
位置合わせするものである。
平面21−1の位置合わせを行なう。この位置合
わせは、発光部27と受光部32の固着の際に発
光素子23の光軸36と第2レンズ29、SMフ
アイバ30の軸芯37との間に生じる軸ずれの方
向に対し、側部平面21−1が平行となるように
位置合わせするものである。
その後、発光部27と受光部32の固着を行な
う。固着は、第1レンズ固定部26とホルダ28
の嵌合する部分を半田、溶接または接着剤等によ
り接合することにより行なわれ、これによつて光
結合器の組立がなされる。
う。固着は、第1レンズ固定部26とホルダ28
の嵌合する部分を半田、溶接または接着剤等によ
り接合することにより行なわれ、これによつて光
結合器の組立がなされる。
上記の光結合器の組立における前記側部平面2
1−1の位置合わせの具体的方法について、次に
説明する。
1−1の位置合わせの具体的方法について、次に
説明する。
前記発光部27と受光部32の固着において
は、半田や溶接等による接合時の応力が作用す
る。この応力によつて、例えば図示のような構造
の組立治具33では、アーム34−1,35−1
に図中矢印Dで示すような力が作用する。これに
より、アーム34−1,35−1は矢印Dの方向
に振られ易く、したがつてその方向に軸ずれを生
じ易い。即ち、発光素子23の光軸36と第2レ
ンズ29、SMフアイバ30の軸芯37は、第1
図の図示断面の平面内において軸ずれを生じ易い
ことになる。
は、半田や溶接等による接合時の応力が作用す
る。この応力によつて、例えば図示のような構造
の組立治具33では、アーム34−1,35−1
に図中矢印Dで示すような力が作用する。これに
より、アーム34−1,35−1は矢印Dの方向
に振られ易く、したがつてその方向に軸ずれを生
じ易い。即ち、発光素子23の光軸36と第2レ
ンズ29、SMフアイバ30の軸芯37は、第1
図の図示断面の平面内において軸ずれを生じ易い
ことになる。
このような場合において、発光部27と受光部
32の固着の際の位置合わせは、発光部27の素
子固定台21の側部平面21−1が前記軸ずれの
方向に平行となるように、即ち側部平面21−1
が図示断面に平行となるように行なう。
32の固着の際の位置合わせは、発光部27の素
子固定台21の側部平面21−1が前記軸ずれの
方向に平行となるように、即ち側部平面21−1
が図示断面に平行となるように行なう。
上記のような位置合わせを行なえば、前記軸ず
れの方向は、温度変化による発光素子23の光軸
36と第1レンズ29との間に生じる軸ずれの方
向に直交することになる。即ち、光軸36と軸芯
37の軸ずれ方向と光軸36と第1レンズ29の
軸ずれ方向は直交することになり、これによつて
温度変化による光出力の変動幅を最小限に抑える
ことができる。
れの方向は、温度変化による発光素子23の光軸
36と第1レンズ29との間に生じる軸ずれの方
向に直交することになる。即ち、光軸36と軸芯
37の軸ずれ方向と光軸36と第1レンズ29の
軸ずれ方向は直交することになり、これによつて
温度変化による光出力の変動幅を最小限に抑える
ことができる。
前記2種類の軸ずれ方向が直交することによ
り、温度変化による光出力の変動幅が最小限に抑
えられる根拠は、第6図によつて説明される。
り、温度変化による光出力の変動幅が最小限に抑
えられる根拠は、第6図によつて説明される。
第6図は第4図の光結合効率劣化曲線を立体図
で示したもので、X軸に温度変化による軸ずれ量
をとり、これに直交するZ軸に固着時における光
軸36と軸芯37の軸ずれ量をとつたものであ
る。Y軸は光結合効率の劣化量を示している。図
におけるX−Y平面とZ−Y平面におけるそれぞ
れの光結合効率劣化曲線は、ほぼ同一の曲線とな
つている。
で示したもので、X軸に温度変化による軸ずれ量
をとり、これに直交するZ軸に固着時における光
軸36と軸芯37の軸ずれ量をとつたものであ
る。Y軸は光結合効率の劣化量を示している。図
におけるX−Y平面とZ−Y平面におけるそれぞ
れの光結合効率劣化曲線は、ほぼ同一の曲線とな
つている。
第6図において、固着時における光軸36と軸
芯37の軸ずれ量、即ちZ軸上の軸ずれ量がbで
あつたとする。このときの光結合効率劣化量は、
Z軸上の軸ずれ量bの位置に立てた垂線と光結合
効率劣化曲面との交点Eで示される。前記軸ずれ
量bは固定的なものであるからこの光結合器は交
点Eの特性をもつていることになる。このような
光結合器において、温度変化による軸ずれをZ軸
に直交するX軸の方向に生じるとすれば、その光
結合効率劣化曲線Fは、Z軸上のb点を含むX−
Y平面に平行な平面と光結合効率劣化曲面との交
線によつて示される。したがつて、温度変化によ
る軸ずれ幅Cによる光結合効率の劣化は、光結合
効率劣化曲線Fの底部に沿つて変動するので、そ
の変動幅dは小さい。
芯37の軸ずれ量、即ちZ軸上の軸ずれ量がbで
あつたとする。このときの光結合効率劣化量は、
Z軸上の軸ずれ量bの位置に立てた垂線と光結合
効率劣化曲面との交点Eで示される。前記軸ずれ
量bは固定的なものであるからこの光結合器は交
点Eの特性をもつていることになる。このような
光結合器において、温度変化による軸ずれをZ軸
に直交するX軸の方向に生じるとすれば、その光
結合効率劣化曲線Fは、Z軸上のb点を含むX−
Y平面に平行な平面と光結合効率劣化曲面との交
線によつて示される。したがつて、温度変化によ
る軸ずれ幅Cによる光結合効率の劣化は、光結合
効率劣化曲線Fの底部に沿つて変動するので、そ
の変動幅dは小さい。
一方、固着時における光軸36と軸芯37の軸
ずれの方向がX軸、即ち温度変化による軸ずれ方
向に一致している場合を想定する。この場合に
は、X軸上の固着時の軸ずれ量bの点を中心にし
て温度変化による軸ずれ幅Cを生じるので、光結
合効率は光結合効率劣化曲線GのH点を中心とし
て変動することになる。それ故、その変動幅gは
極めて大きくなる。
ずれの方向がX軸、即ち温度変化による軸ずれ方
向に一致している場合を想定する。この場合に
は、X軸上の固着時の軸ずれ量bの点を中心にし
て温度変化による軸ずれ幅Cを生じるので、光結
合効率は光結合効率劣化曲線GのH点を中心とし
て変動することになる。それ故、その変動幅gは
極めて大きくなる。
このことにより、固着時の軸ずれと温度変化の
軸ずれの方向を直交させることにより、温度変化
による光出力の変動幅が最小限に抑えられること
が分る。
軸ずれの方向を直交させることにより、温度変化
による光出力の変動幅が最小限に抑えられること
が分る。
上記説明においては、X−Y平面とZ−Y平面
における光結合効率劣化曲線は等しいものとして
説明したが、その理由を第7図a,b,cにより
説明する。ここで、第7図a,b,cは光軸36
と軸芯37の結合状態図であり、同図aは理想状
態、同図bは軸ずれ状態、及び同図cは軸ずれ状
態における発光素子23の最適位置を示すもので
ある。
における光結合効率劣化曲線は等しいものとして
説明したが、その理由を第7図a,b,cにより
説明する。ここで、第7図a,b,cは光軸36
と軸芯37の結合状態図であり、同図aは理想状
態、同図bは軸ずれ状態、及び同図cは軸ずれ状
態における発光素子23の最適位置を示すもので
ある。
先ず、固着時に軸ずれを生じ、第7図aの理想
状態にあるべきものが、第7図bのような軸ずれ
状態になつたとする。この場合には、発光素子2
3からの出射光は矢印の如くSMフアイバ30に
傾いて入射するため、損失を生じる。また、焦点
位置のずれによつても損失を生じる。
状態にあるべきものが、第7図bのような軸ずれ
状態になつたとする。この場合には、発光素子2
3からの出射光は矢印の如くSMフアイバ30に
傾いて入射するため、損失を生じる。また、焦点
位置のずれによつても損失を生じる。
一方、第7図bの軸ずれ状態においては、発光
素子23が第7図cのように第1レンズ25に対
しlだけずれた状態が最適状態と考えられる。即
ち、lだけずれた発光素子23からの出射光は、
破線矢印の如く第1レンズ25、第2レンズ29
を経てAMフアイバ30の軸芯方向に入射する。
逆にいえば、第7図bの軸ずれ状態は、発光素子
23の位置が第7図cの最適位置からlだけずれ
ているために生じるものとも考えられる。したが
つて光学的には、固着時における光軸36と軸芯
37の軸ずれは、第1レンズ25に対する発光素
子23の軸ずれlとほぼ等価と考えることができ
る。それ故、X−Y平面とZ−Y平面における光
結合効率劣化曲線は、ほぼ等しいものとして差し
支えないことになる。
素子23が第7図cのように第1レンズ25に対
しlだけずれた状態が最適状態と考えられる。即
ち、lだけずれた発光素子23からの出射光は、
破線矢印の如く第1レンズ25、第2レンズ29
を経てAMフアイバ30の軸芯方向に入射する。
逆にいえば、第7図bの軸ずれ状態は、発光素子
23の位置が第7図cの最適位置からlだけずれ
ているために生じるものとも考えられる。したが
つて光学的には、固着時における光軸36と軸芯
37の軸ずれは、第1レンズ25に対する発光素
子23の軸ずれlとほぼ等価と考えることができ
る。それ故、X−Y平面とZ−Y平面における光
結合効率劣化曲線は、ほぼ等しいものとして差し
支えないことになる。
以上のように本実施例においては、固着時にお
ける光軸36と軸芯37の軸ずれ方向と温度変化
による軸ずれ方向とを直交させるようにしたの
で、温度変化による光出力の変動幅を最小限に抑
え、固着による軸ずれに起因する温度特性の劣化
を防止できるという利点がある。
ける光軸36と軸芯37の軸ずれ方向と温度変化
による軸ずれ方向とを直交させるようにしたの
で、温度変化による光出力の変動幅を最小限に抑
え、固着による軸ずれに起因する温度特性の劣化
を防止できるという利点がある。
なお、本発明は図示の実施例に限定されず種々
の変形が可能であり、例えば次のような変形例が
挙げられる。
の変形が可能であり、例えば次のような変形例が
挙げられる。
(1) 第1図及び第5図に示した発光部27と受光
部32の固着に際しては、発光部27の適切な
箇所に側部平面21−1の位置を示すマークも
しくは側部平面21−1に対する平行線または
垂直線等のマークを印してもよい。このような
マークを設ければ、発光部27の位置合わせを
容易かつ正確に行なうことができる。
部32の固着に際しては、発光部27の適切な
箇所に側部平面21−1の位置を示すマークも
しくは側部平面21−1に対する平行線または
垂直線等のマークを印してもよい。このような
マークを設ければ、発光部27の位置合わせを
容易かつ正確に行なうことができる。
(2) 前記(1)に記載したマークに代えて、発光部2
7に例えば組立治具33のアーム35−1の把
持部に係合するような形状の係合部等を設けて
もよい。この係合部により、側部平面21−1
が常に所定方向へ向くようにすれば、発光部2
7の位置合わせをさらに容易かつ正確に行なう
ことができる。
7に例えば組立治具33のアーム35−1の把
持部に係合するような形状の係合部等を設けて
もよい。この係合部により、側部平面21−1
が常に所定方向へ向くようにすれば、発光部2
7の位置合わせをさらに容易かつ正確に行なう
ことができる。
(3) 組立治具33の構造、形状等は図示のものに
限定されない。したがつて、発光部27と受光
部32の固着時における軸ずれの方向も前記実
施例の方向に限定されるものではない。要は、
いずれの軸ずれ方向であつても、その方向に対
し温度変化による軸ずれ方向をほぼ垂直に配置
すればよい。
限定されない。したがつて、発光部27と受光
部32の固着時における軸ずれの方向も前記実
施例の方向に限定されるものではない。要は、
いずれの軸ずれ方向であつても、その方向に対
し温度変化による軸ずれ方向をほぼ垂直に配置
すればよい。
(4) 光結合器の組立方法、構造及び形状等は前記
実施例に限定されない。例えば、発光部27と
受光部32の固着は、基台24とホルダ28の
接合によつて行なう光結合器とすることもでき
る。また、素子固定台21の形状は半円柱状に
限らず、立方体や直方体としてもよい。
実施例に限定されない。例えば、発光部27と
受光部32の固着は、基台24とホルダ28の
接合によつて行なう光結合器とすることもでき
る。また、素子固定台21の形状は半円柱状に
限らず、立方体や直方体としてもよい。
(5) 本発明は、LDモジユールやLEDモジユール
等種々の形式の光結合器に適用可能である。
等種々の形式の光結合器に適用可能である。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように本発明によれば、発
光部と受光部の固着に際し、素子固定台の側部平
面が、発光素子の光軸と第2レンズ、光フアイバ
の軸芯との間に生じる軸ずれの方向に平行となる
ように位置合わせするようにしたので、前記軸ず
れの方向と温度変化による軸ずれの方向を直交さ
せることができる。したがつて、温度変化による
光出力の変動幅を最小限に抑え、光結合器の温度
特性を向上させることができる。これにより、光
信号伝達の信頼性が著しく高められるという効果
がある。
光部と受光部の固着に際し、素子固定台の側部平
面が、発光素子の光軸と第2レンズ、光フアイバ
の軸芯との間に生じる軸ずれの方向に平行となる
ように位置合わせするようにしたので、前記軸ず
れの方向と温度変化による軸ずれの方向を直交さ
せることができる。したがつて、温度変化による
光出力の変動幅を最小限に抑え、光結合器の温度
特性を向上させることができる。これにより、光
信号伝達の信頼性が著しく高められるという効果
がある。
第1図は本発明の実施例における光結合器の組
立方法を示す断面図、第2図a,bは従来の光結
合器の基台部形状図であり、同図aはその平面図
及び同図bはその側面図、第3図は従来の光結合
器の断面図、第4図は光結合器の光結合効率劣化
曲線図、第5図は第1図の平面図、第6図は光結
合効率劣化曲線の立体図、第7図a,b,cは光
軸と軸芯の結合状態図で、同図aは理想状態、同
図bは軸ずれ状態及び同図cは軸ずれ状態におけ
る発光素子の最適位置を示すものである。 21……素子固定台、21−1……側部平面、
23……発光素子、24……基台、25……第1
レンズ、27……発光部、28……ホルダ、29
……第2レンズ、30……SMフアイバ、32…
…受光部、33……組立治具、36……光軸、3
7……軸芯。
立方法を示す断面図、第2図a,bは従来の光結
合器の基台部形状図であり、同図aはその平面図
及び同図bはその側面図、第3図は従来の光結合
器の断面図、第4図は光結合器の光結合効率劣化
曲線図、第5図は第1図の平面図、第6図は光結
合効率劣化曲線の立体図、第7図a,b,cは光
軸と軸芯の結合状態図で、同図aは理想状態、同
図bは軸ずれ状態及び同図cは軸ずれ状態におけ
る発光素子の最適位置を示すものである。 21……素子固定台、21−1……側部平面、
23……発光素子、24……基台、25……第1
レンズ、27……発光部、28……ホルダ、29
……第2レンズ、30……SMフアイバ、32…
…受光部、33……組立治具、36……光軸、3
7……軸芯。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 素子固定台の側部平面に発光素子を取付ける
と共に前記側部平面を基台に対してほぼ垂直にし
て前記素子固定台を該基台に固定する工程と、前
記発光素子の光軸上に第1レンズを固定して前記
基台と共に発光部を形成する工程と、第2レンズ
及び光フアイバをそれぞれの軸芯を一致させてホ
ルダ内部に取付け受光部を形成する工程と、前記
発光部及び前記受光部を前記光軸及び前記軸芯を
合わせて互いに固着する工程とを順次施す光結合
器の組立方法において、 前記発光部と前記受光部との固着に際し、前記
素子固定台の側部平面が前記光軸と前記軸芯との
間に生じる軸ずれの方向にほぼ平行となるように
前記発光部の位置合わせをすることを特徴とする
光結合器の組立方法。 2 前記発光部の位置合わせは、前記発光部に印
されたマークによつて行なう特許請求の範囲第1
項記載の光結合器の組立方法。 3 前記発光部の位置合わせは、前記発光部に形
成された特定の形状によつて行なう特許請求の範
囲第1項記載の光結合器の組立方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62278577A JPH01120512A (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 | 光結合器の組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62278577A JPH01120512A (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 | 光結合器の組立方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01120512A JPH01120512A (ja) | 1989-05-12 |
| JPH0577042B2 true JPH0577042B2 (ja) | 1993-10-25 |
Family
ID=17599204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62278577A Granted JPH01120512A (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 | 光結合器の組立方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01120512A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009216896A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Fujikura Ltd | 一芯双方向光モジュール用サブアセンブリ |
| CN102866469B (zh) * | 2012-09-07 | 2014-08-06 | 深圳市光为光通信科技有限公司 | 光接收组件的装配系统 |
-
1987
- 1987-11-04 JP JP62278577A patent/JPH01120512A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01120512A (ja) | 1989-05-12 |
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