JPH057709A - フイルタプレス及び該フイルタプレスにおける濾過方法 - Google Patents
フイルタプレス及び該フイルタプレスにおける濾過方法Info
- Publication number
- JPH057709A JPH057709A JP3162857A JP16285791A JPH057709A JP H057709 A JPH057709 A JP H057709A JP 3162857 A JP3162857 A JP 3162857A JP 16285791 A JP16285791 A JP 16285791A JP H057709 A JPH057709 A JP H057709A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- fluid
- filter press
- filtration
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000001914 filtration Methods 0.000 title claims abstract description 74
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 83
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 22
- 239000011550 stock solution Substances 0.000 claims description 40
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 14
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 9
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 2
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 claims 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 16
- 239000002351 wastewater Substances 0.000 description 4
- 238000012824 chemical production Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000706 filtrate Substances 0.000 description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000003570 air Substances 0.000 description 1
- 238000009530 blood pressure measurement Methods 0.000 description 1
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 原液の液洩れをあらかじめ防止することがで
きるとともに、濾過作業が不可能となるのをあらかじめ
検知し、不用意に濾過作業時間が長くなるのを防止する
ことができて、濾過作業を円滑に行うことができるフィ
ルタプレス及び該フィルタプレスにおける濾過方法を提
供するものである。 【構成】 濾過作業を開始する前の段階で第1流体を各
濾室(16)内に供給して所定時間の間だけ所定圧力範
囲に保持することができるか否か判断し、保持できる場
合には第1流体を排出したのち原液を供給して濾過を行
う。一方、保持できない場合には、濾板(14)の増し
締め又は濾板を開枠して原因を解明する。
きるとともに、濾過作業が不可能となるのをあらかじめ
検知し、不用意に濾過作業時間が長くなるのを防止する
ことができて、濾過作業を円滑に行うことができるフィ
ルタプレス及び該フィルタプレスにおける濾過方法を提
供するものである。 【構成】 濾過作業を開始する前の段階で第1流体を各
濾室(16)内に供給して所定時間の間だけ所定圧力範
囲に保持することができるか否か判断し、保持できる場
合には第1流体を排出したのち原液を供給して濾過を行
う。一方、保持できない場合には、濾板(14)の増し
締め又は濾板を開枠して原因を解明する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各濾室の密封状態を確
認したのち、原液を各濾室内に供給して濾過を行うフィ
ルタプレス及び該フィルタプレスにおける濾過方法に関
する。
認したのち、原液を各濾室内に供給して濾過を行うフィ
ルタプレス及び該フィルタプレスにおける濾過方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、濾過作業においては、通常は予め
およその濾板締付圧を設定しておき、濾板を締め付け、
原液を一定のポンプ圧でフィルタプレス本体内に供給し
ている。従って、濾過のたびに必要な締付圧に差があっ
ても設定した締付圧で十分かどうかは原液供給行程に移
行した後に初めて分かるようになっている。もし、濾板
の締め付け圧が不足する場合には、改めて濾板の増し締
めを行うようにしている。
およその濾板締付圧を設定しておき、濾板を締め付け、
原液を一定のポンプ圧でフィルタプレス本体内に供給し
ている。従って、濾過のたびに必要な締付圧に差があっ
ても設定した締付圧で十分かどうかは原液供給行程に移
行した後に初めて分かるようになっている。もし、濾板
の締め付け圧が不足する場合には、改めて濾板の増し締
めを行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造のものでは、濾板のの増し締めを行うときには、すで
に濾板と濾板との間から原液等の液洩れが始まってしま
っているといった問題がある。また、隣合う濾板間の両
額縁間にケーク等の異物がかみ込まれていたり濾布の一
部を折り込んだまま濾板を締め付けると、締付圧をいく
ら高くしても液洩れは止まらないことになり、濾過作業
が不可能になったり、濾過時間が不用意に長くなるとい
った問題が生じる。
造のものでは、濾板のの増し締めを行うときには、すで
に濾板と濾板との間から原液等の液洩れが始まってしま
っているといった問題がある。また、隣合う濾板間の両
額縁間にケーク等の異物がかみ込まれていたり濾布の一
部を折り込んだまま濾板を締め付けると、締付圧をいく
ら高くしても液洩れは止まらないことになり、濾過作業
が不可能になったり、濾過時間が不用意に長くなるとい
った問題が生じる。
【0004】そこで、本発明者は、濾過作業に先だって
濾板間から原液洩れが生じないようにしたのち、フィル
タプレス本体に原液を供給すれば、円滑に濾過を進行さ
せることができることを創作するに至った。
濾板間から原液洩れが生じないようにしたのち、フィル
タプレス本体に原液を供給すれば、円滑に濾過を進行さ
せることができることを創作するに至った。
【0005】ここで、圧力容器としての濾過室が多数並
ぶフィルタプレス本体において今まで濾過作業より先に
原液洩れを防止する方法が採用されていないのは、以下
のような理由が考えられる。第1の理由としては、濾板
と濾板との間に挟まれた濾布の目から供給した原液など
の流体は大体において洩れるものであるから、通常、予
め適当に締付圧を設定して締め付け後に締付圧を調節す
ればよいとされていること。第2の理由としては、原液
洩れを少しでも少なくするため、濾布の締付面(額縁
面)を接着剤またはフィルム状材料で目止めをして濾板
を締め付ければよいとされていること。第三の理由とし
ては、濾板の額縁面全周に連続して溝を彫りシール材を
はめ込めばよいとされていること。また、第四の理由と
しては、かみ込んだ異物は除去後あらためて締付操作を
繰り返せばよいとされていること。これらの理由を検討
してみると、上記各操作はいずれも、予め設定した締付
圧で濾板を締め付け、これがなお不足の場合あらためて
増し締めをするという考えが基本にあったのである。
ぶフィルタプレス本体において今まで濾過作業より先に
原液洩れを防止する方法が採用されていないのは、以下
のような理由が考えられる。第1の理由としては、濾板
と濾板との間に挟まれた濾布の目から供給した原液など
の流体は大体において洩れるものであるから、通常、予
め適当に締付圧を設定して締め付け後に締付圧を調節す
ればよいとされていること。第2の理由としては、原液
洩れを少しでも少なくするため、濾布の締付面(額縁
面)を接着剤またはフィルム状材料で目止めをして濾板
を締め付ければよいとされていること。第三の理由とし
ては、濾板の額縁面全周に連続して溝を彫りシール材を
はめ込めばよいとされていること。また、第四の理由と
しては、かみ込んだ異物は除去後あらためて締付操作を
繰り返せばよいとされていること。これらの理由を検討
してみると、上記各操作はいずれも、予め設定した締付
圧で濾板を締め付け、これがなお不足の場合あらためて
増し締めをするという考えが基本にあったのである。
【0006】従って、本発明の目的は、上記問題を解決
することにあって、原液の液洩れをあらかじめ防止する
ことができるとともに、濾過作業が不可能となるのをあ
らかじめ検知し、不用意に濾過作業時間を長くすること
がなく、濾過作業を円滑に行うことができるフィルタプ
レス及び該フィルタプレスにおける濾過方法を提供する
ことにある。
することにあって、原液の液洩れをあらかじめ防止する
ことができるとともに、濾過作業が不可能となるのをあ
らかじめ検知し、不用意に濾過作業時間を長くすること
がなく、濾過作業を円滑に行うことができるフィルタプ
レス及び該フィルタプレスにおける濾過方法を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、濾過作業を行う前にあらかじめ液洩れが
ないかどうか確認したのち濾過を行うように構成する。
に、本発明は、濾過作業を行う前にあらかじめ液洩れが
ないかどうか確認したのち濾過を行うように構成する。
【0008】すなわち、本発明にかかるフィルタプレス
における濾過方法では、多数の濾板を配列し、各濾板間
に濾布を挟んで締付装置で締め付けて濾過を行うフィル
タプレスにおける濾過方法において、濾板締め付け後、
フィルタプレス本体内からフィルタプレス本体外へ液洩
れ検知用第1流体を排出する排出通路を閉じる第1工程
と、上記第1工程後にフィルタプレス本体内へフィルタ
プレス本体外から上記第1流体を供給する供給通路を開
けてフィルタプレス本体外から上記第1流体を上記濾板
間に形成された各濾室内に供給して各濾室を上記第1流
体で充満させる第2工程と、上記第2工程後に上記第1
流体を供給する供給通路上においてフィルタプレス本体
内の圧力を測定して、該圧力が所定時間所定範囲内に保
持された後、上記第1流体を上記排出通路より排出する
第3工程と、上記第3工程後に原液をフィルタプレス本
体の各濾室内に供給して濾過を進行させる第4工程と、
上記第3工程で上記圧力が所定時間中に所定範囲内に保
持されなかったとき、上記第4工程に進むことなく、上
記濾板の増し締めを行ったのち第3工程に進むか又は上
記濾板の開枠を行い液洩れを解決して再び濾板の締付を
行ったのち第1工程に進む第5工程と、を備えるように
構成する。
における濾過方法では、多数の濾板を配列し、各濾板間
に濾布を挟んで締付装置で締め付けて濾過を行うフィル
タプレスにおける濾過方法において、濾板締め付け後、
フィルタプレス本体内からフィルタプレス本体外へ液洩
れ検知用第1流体を排出する排出通路を閉じる第1工程
と、上記第1工程後にフィルタプレス本体内へフィルタ
プレス本体外から上記第1流体を供給する供給通路を開
けてフィルタプレス本体外から上記第1流体を上記濾板
間に形成された各濾室内に供給して各濾室を上記第1流
体で充満させる第2工程と、上記第2工程後に上記第1
流体を供給する供給通路上においてフィルタプレス本体
内の圧力を測定して、該圧力が所定時間所定範囲内に保
持された後、上記第1流体を上記排出通路より排出する
第3工程と、上記第3工程後に原液をフィルタプレス本
体の各濾室内に供給して濾過を進行させる第4工程と、
上記第3工程で上記圧力が所定時間中に所定範囲内に保
持されなかったとき、上記第4工程に進むことなく、上
記濾板の増し締めを行ったのち第3工程に進むか又は上
記濾板の開枠を行い液洩れを解決して再び濾板の締付を
行ったのち第1工程に進む第5工程と、を備えるように
構成する。
【0009】上記構成においては、上記濾板は圧搾膜を
有する圧搾板を含むように構成することもできる。
有する圧搾板を含むように構成することもできる。
【0010】また、本発明にかかるフィルタプレスにお
いては、多数の濾板を配列し、各濾板間に濾布を挟んで
締付装置で締め付けたのち、原液供給装置により原液を
濾板間に形成された濾室内に供給して濾過を行うフィル
タプレスにおいて、フィルタプレス本体外からフィルタ
プレス本体内へ液洩れ検知用第1流体を供給する供給通
路と、フィルタプレス本体内からフィルタプレス本体外
へ上記第1流体を排出する排出通路と、上記第1流体を
供給する供給通路上においてフィルタプレス本体内の圧
力を測定する圧力測定部材と、上記供給通路を開閉する
第1開閉弁と、上記排出通路を開閉する第2開閉弁と、
上記第1流体をフィルタプレス本体内に供給するための
第1流体供給装置とを備えるとともに、さらに、濾板締
め付け後、上記排出通路を上記第2開閉弁により閉じる
一方、上記供給通路を上記第1開閉弁により開けて、上
記第1流体供給装置によりフィルタプレス本体内の各濾
室にフィルタプレス本体外から上記第1流体を供給し
て、各濾室を上記第1流体で充満させる第1流体充満手
段と、上記第1流体を供給する供給通路上においてフィ
ルタプレス本体内の圧力を上記圧力測定部材で測定する
とき、該圧力が所定時間所定範囲内に保持されるか否か
判断する比較手段と、上記比較手段により上記圧力が所
定時間所定範囲内に保持されたと判断された後、上記第
2開閉弁を開けて上記第1流体を上記排出通路より排出
させる第1流体排出手段と、上記第1流体を排出した後
に上記原液供給装置により原液をフィルタプレス本体の
各濾室内に供給して濾過を進行させる濾過開始手段と、
上記比較手段により上記圧力が所定時間中に所定範囲内
に保持されなかったと判断されたとき、上記第1流体排
出手段を作動させることなく、上記濾板の増し締め又は
上記濾板の締付解除を行い該濾板を開枠させる濾板締付
圧力調整手段と、を備えるように構成する。
いては、多数の濾板を配列し、各濾板間に濾布を挟んで
締付装置で締め付けたのち、原液供給装置により原液を
濾板間に形成された濾室内に供給して濾過を行うフィル
タプレスにおいて、フィルタプレス本体外からフィルタ
プレス本体内へ液洩れ検知用第1流体を供給する供給通
路と、フィルタプレス本体内からフィルタプレス本体外
へ上記第1流体を排出する排出通路と、上記第1流体を
供給する供給通路上においてフィルタプレス本体内の圧
力を測定する圧力測定部材と、上記供給通路を開閉する
第1開閉弁と、上記排出通路を開閉する第2開閉弁と、
上記第1流体をフィルタプレス本体内に供給するための
第1流体供給装置とを備えるとともに、さらに、濾板締
め付け後、上記排出通路を上記第2開閉弁により閉じる
一方、上記供給通路を上記第1開閉弁により開けて、上
記第1流体供給装置によりフィルタプレス本体内の各濾
室にフィルタプレス本体外から上記第1流体を供給し
て、各濾室を上記第1流体で充満させる第1流体充満手
段と、上記第1流体を供給する供給通路上においてフィ
ルタプレス本体内の圧力を上記圧力測定部材で測定する
とき、該圧力が所定時間所定範囲内に保持されるか否か
判断する比較手段と、上記比較手段により上記圧力が所
定時間所定範囲内に保持されたと判断された後、上記第
2開閉弁を開けて上記第1流体を上記排出通路より排出
させる第1流体排出手段と、上記第1流体を排出した後
に上記原液供給装置により原液をフィルタプレス本体の
各濾室内に供給して濾過を進行させる濾過開始手段と、
上記比較手段により上記圧力が所定時間中に所定範囲内
に保持されなかったと判断されたとき、上記第1流体排
出手段を作動させることなく、上記濾板の増し締め又は
上記濾板の締付解除を行い該濾板を開枠させる濾板締付
圧力調整手段と、を備えるように構成する。
【0011】上記構成においては、上記濾板は圧搾膜を
有する圧搾濾板を含むように構成することもできる。
有する圧搾濾板を含むように構成することもできる。
【0012】
【発明の効果】本発明の構成によれば、濾過作業を開始
する前の段階で液洩れ確認を行うことにより、以後の濾
過作業において濾板間からの原液等の洩れを効果的に減
少させることができる。すなわち、原液の液洩れをあら
かじめ防止することができるとともに、濾過作業が不可
能となるのをあらかじめ検知し、不用意に濾過作業時間
が長くなるのを防止することができて、濾過作業を円滑
に行うことができる。また、原液の洩れを防止するため
に増し締めを何回もして調節する必要がなくなり、濾過
時間を不用意に長くすることがない。さらに、濾板の締
付の不良箇所においては第1流体が洩れ出ることによ
り、第何番目の濾板と濾板との間で締付不良が生じてい
るかが直ちにわかる。また、その締付不良の大小の程度
等を原液供給前に検出して濾過行程を継続するかどうか
判断することもできる。
する前の段階で液洩れ確認を行うことにより、以後の濾
過作業において濾板間からの原液等の洩れを効果的に減
少させることができる。すなわち、原液の液洩れをあら
かじめ防止することができるとともに、濾過作業が不可
能となるのをあらかじめ検知し、不用意に濾過作業時間
が長くなるのを防止することができて、濾過作業を円滑
に行うことができる。また、原液の洩れを防止するため
に増し締めを何回もして調節する必要がなくなり、濾過
時間を不用意に長くすることがない。さらに、濾板の締
付の不良箇所においては第1流体が洩れ出ることによ
り、第何番目の濾板と濾板との間で締付不良が生じてい
るかが直ちにわかる。また、その締付不良の大小の程度
等を原液供給前に検出して濾過行程を継続するかどうか
判断することもできる。
【0013】
【実施例】以下に、本発明にかかる実施例を図1〜図4
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1は本実施例にかかるフィルタプレスの
フィルタプレス本体の概略図であり、多数配列された濾
板14,…,14の中程には1つの濾板14の正面図を
示す。図2は液の供給および排出の経路を示す説明図で
ある。
フィルタプレス本体の概略図であり、多数配列された濾
板14,…,14の中程には1つの濾板14の正面図を
示す。図2は液の供給および排出の経路を示す説明図で
ある。
【0015】図1において、前スタンドの固定板12と
後スタンド20との間に一対のサイドビーム17,17
が配置されるとともに、該サイドビーム17,17に沿
って前後動可能に濾板14,…,14が配置されてい
る。各濾板間には濾布15が配置されているとともに、
濾板14の最後部の後方には可動板11が配置され、該
可動板11が後スタンド20の締付装置13の駆動によ
り前進させられて濾板14,…,14の締付が行われる
とともに、可動板11の後退により濾板14,…,14
の締付が解除されるようになっている。
後スタンド20との間に一対のサイドビーム17,17
が配置されるとともに、該サイドビーム17,17に沿
って前後動可能に濾板14,…,14が配置されてい
る。各濾板間には濾布15が配置されているとともに、
濾板14の最後部の後方には可動板11が配置され、該
可動板11が後スタンド20の締付装置13の駆動によ
り前進させられて濾板14,…,14の締付が行われる
とともに、可動板11の後退により濾板14,…,14
の締付が解除されるようになっている。
【0016】各濾板14は、その中央部に原液孔10が
貫通形成されており、該原液孔10には第1流体又は第
2流体すなわち原液等の供給管1が接続されているとと
もに、該供給管1には第1流体を供給するための第1流
体供給装置21と原液を供給するための原液供給装置2
2とが接続されている。上記第1流体は濾板間からの原
液の洩れを防止するために濾過作業に先立って濾室16
内に供給するための流体であって、圧縮空気や水や窒素
などが好ましい。各濾板14の両側部の角部には耳部を
突出形成して、該上側の2つの耳部には流体排出管2,
5が接続される貫通孔を形成する。下側2つの耳部には
流体排出管3,4が接続される貫通孔を形成する。これ
らの排出管2,3,4,5は、例えば、1つの排出管が
第1流体排出用として使用し、他の3つの排出管は濾液
回収用として使用することができる。上記供給管1には
圧縮空気又は原液等の供給を制御するための供給弁6が
接続されているとともに、供給弁6と濾板14,…,1
4の原液孔10,…,10との間にはフィルタプレス本
体内部の圧力を測定するための圧力計9が接続されてい
る。また、図2に示されるように、排出管2,5が一体
となった排出管18には排出弁7が接続され、排出管
3,4が一体となった排出管19には排出弁8が接続さ
れている。
貫通形成されており、該原液孔10には第1流体又は第
2流体すなわち原液等の供給管1が接続されているとと
もに、該供給管1には第1流体を供給するための第1流
体供給装置21と原液を供給するための原液供給装置2
2とが接続されている。上記第1流体は濾板間からの原
液の洩れを防止するために濾過作業に先立って濾室16
内に供給するための流体であって、圧縮空気や水や窒素
などが好ましい。各濾板14の両側部の角部には耳部を
突出形成して、該上側の2つの耳部には流体排出管2,
5が接続される貫通孔を形成する。下側2つの耳部には
流体排出管3,4が接続される貫通孔を形成する。これ
らの排出管2,3,4,5は、例えば、1つの排出管が
第1流体排出用として使用し、他の3つの排出管は濾液
回収用として使用することができる。上記供給管1には
圧縮空気又は原液等の供給を制御するための供給弁6が
接続されているとともに、供給弁6と濾板14,…,1
4の原液孔10,…,10との間にはフィルタプレス本
体内部の圧力を測定するための圧力計9が接続されてい
る。また、図2に示されるように、排出管2,5が一体
となった排出管18には排出弁7が接続され、排出管
3,4が一体となった排出管19には排出弁8が接続さ
れている。
【0017】また、図3に示すように、中央制御装置2
3は、上記締付装置13、供給弁6、排出弁7,8、第
1流体供給装置21、原液供給装置22の制御を行うと
ともに、圧力計9から圧力信号が入力されるようになっ
ている。
3は、上記締付装置13、供給弁6、排出弁7,8、第
1流体供給装置21、原液供給装置22の制御を行うと
ともに、圧力計9から圧力信号が入力されるようになっ
ている。
【0018】上記構成において濾過作業を行うときに
は、図4に示すように、まず、中央制御装置23の制御
により排出管の排出弁7,8を閉じ、供給弁6を開け、
可動板11を締付装置13で前進させて濾板14,…,
14を固定板12側に締め付ける(ステップ#1)。次
いで、第1流体供給装置21の駆動により固定板12側
から供給管1を通して液洩れ確認用第1流体例えば圧縮
空気をフィルタプレス本体内に供給する(ステップ#
2)。圧縮空気は各濾板14の原液孔10を順次通過
し、各濾板14の濾過面を被う濾布15を濾過床面に押
し付けるようにして各濾室内に供給される。このとき、
供給管1の途中にある圧力計9により濾室内に保持され
る第1流体の圧力を測定し(ステップ#3)、所定範囲
の圧力を所定時間維持できるか否か中央制御装置23で
判断する(ステップ#4)。上記所定範囲の圧力とは、
任意の所定圧力値を意味するだけでなく、一定の許容幅
を有する所定の範囲であってもよい。所定範囲の圧力を
維持できない場合には、さらに濾板14の増し締めを行
うことで対応できるか否か判断し(ステップ#8)、対
応できる場合にはさらに濾板14の増し締めを行い(ス
テップ#10)、圧力測定を再度行う(ステップ#
3)。濾板14の増し締めで対応できない場合、例えば
一部折れ曲がった濾布15や異物が濾板間に挟み込まれ
て液洩れが生じている場合には、濾板の増し締めを行う
ことなく、濾板14を開枠して(ステップ#9)、濾布
15の折れ曲がりを直したり、異物を取り除いたりした
のち、再びステップ#1より濾板14の締付を行い、上
記と同様な操作を行う。一方、フィルタプレス本体内が
所定圧力に維持できる場合には、排出弁7,8を解放し
て圧縮空気を排出管2,3,4,5からそれぞれフィルタ
プレス本体外へ排出する(ステップ#5)。圧縮空気の
排出が完了すると、続いて原液供給ポンプ(図示せず)
が作動してフィルタプレス本体外にある原液供給装置2
2から原液として例えば薬品製造後の処理排水がフィル
タプレス本体内に所定押し込み圧で押し込まれ、順次各
濾板14の原液孔10から各濾室16内を満たすように
する(ステップ#6)。以後濾過作業を続け、濾過限度
に至って濾板14を開板しケークを排出した後(ステッ
プ#7)に、濾過作業を終了する。
は、図4に示すように、まず、中央制御装置23の制御
により排出管の排出弁7,8を閉じ、供給弁6を開け、
可動板11を締付装置13で前進させて濾板14,…,
14を固定板12側に締め付ける(ステップ#1)。次
いで、第1流体供給装置21の駆動により固定板12側
から供給管1を通して液洩れ確認用第1流体例えば圧縮
空気をフィルタプレス本体内に供給する(ステップ#
2)。圧縮空気は各濾板14の原液孔10を順次通過
し、各濾板14の濾過面を被う濾布15を濾過床面に押
し付けるようにして各濾室内に供給される。このとき、
供給管1の途中にある圧力計9により濾室内に保持され
る第1流体の圧力を測定し(ステップ#3)、所定範囲
の圧力を所定時間維持できるか否か中央制御装置23で
判断する(ステップ#4)。上記所定範囲の圧力とは、
任意の所定圧力値を意味するだけでなく、一定の許容幅
を有する所定の範囲であってもよい。所定範囲の圧力を
維持できない場合には、さらに濾板14の増し締めを行
うことで対応できるか否か判断し(ステップ#8)、対
応できる場合にはさらに濾板14の増し締めを行い(ス
テップ#10)、圧力測定を再度行う(ステップ#
3)。濾板14の増し締めで対応できない場合、例えば
一部折れ曲がった濾布15や異物が濾板間に挟み込まれ
て液洩れが生じている場合には、濾板の増し締めを行う
ことなく、濾板14を開枠して(ステップ#9)、濾布
15の折れ曲がりを直したり、異物を取り除いたりした
のち、再びステップ#1より濾板14の締付を行い、上
記と同様な操作を行う。一方、フィルタプレス本体内が
所定圧力に維持できる場合には、排出弁7,8を解放し
て圧縮空気を排出管2,3,4,5からそれぞれフィルタ
プレス本体外へ排出する(ステップ#5)。圧縮空気の
排出が完了すると、続いて原液供給ポンプ(図示せず)
が作動してフィルタプレス本体外にある原液供給装置2
2から原液として例えば薬品製造後の処理排水がフィル
タプレス本体内に所定押し込み圧で押し込まれ、順次各
濾板14の原液孔10から各濾室16内を満たすように
する(ステップ#6)。以後濾過作業を続け、濾過限度
に至って濾板14を開板しケークを排出した後(ステッ
プ#7)に、濾過作業を終了する。
【0019】以下により具体的な例を示す。ここでは、
上記濾板の大きさとしては例えば1m2、濾板の枚数は例
えば50枚とし、第1流体としての圧縮空気は、供給圧
7kg/m2で3分間供給する。一方、第2流体すなわち原
液としては薬品製造後の処理排水は、供給圧4kg/m2で
供給し、濾過時間は30分間とする。
上記濾板の大きさとしては例えば1m2、濾板の枚数は例
えば50枚とし、第1流体としての圧縮空気は、供給圧
7kg/m2で3分間供給する。一方、第2流体すなわち原
液としては薬品製造後の処理排水は、供給圧4kg/m2で
供給し、濾過時間は30分間とする。
【0020】(第1例)濾過作業時、まず、排出管の排
出弁7,8を閉じ、供給弁6を開け、可動板11を締付
装置13で前進させて濾板14,…,14を固定板12
側に締め付ける。次いで、固定板12側から供給管1を
通して圧縮空気をフィルタプレス本体内に供給する。圧
縮空気は各濾板14の原液孔10を順次通過し、各濾板
14の濾過面を被う濾布15を濾過床面に押し付けるよ
うにして各濾室内に供給される。このとき、供給管1の
途中にある圧力計9は7kg/m2になった後、やや降下し
て6kg/m2を維持した。3分後に排出弁7,8を解放し
て圧縮空気を排出管2,3,4,5からそれぞれフィルタ
プレス本体外へ排出した。圧縮空気の排出が完了する
と、続いて原液供給ポンプ(図示せず)が作動してフィ
ルタプレス本体外にある原液供給装置22から原液とし
ての薬品製造後の処理排水がフィルタプレス本体内に押
し込み圧4kg/m2で押し込まれ、順次各濾板14の原液
孔10から各濾室16内を満たした。濾板14と濾板1
4の間から液洩れは全くなかった。以後濾過を続け、濾
過限度に至って濾板14を開板し、ケーク排出後に濾過
を終了した。
出弁7,8を閉じ、供給弁6を開け、可動板11を締付
装置13で前進させて濾板14,…,14を固定板12
側に締め付ける。次いで、固定板12側から供給管1を
通して圧縮空気をフィルタプレス本体内に供給する。圧
縮空気は各濾板14の原液孔10を順次通過し、各濾板
14の濾過面を被う濾布15を濾過床面に押し付けるよ
うにして各濾室内に供給される。このとき、供給管1の
途中にある圧力計9は7kg/m2になった後、やや降下し
て6kg/m2を維持した。3分後に排出弁7,8を解放し
て圧縮空気を排出管2,3,4,5からそれぞれフィルタ
プレス本体外へ排出した。圧縮空気の排出が完了する
と、続いて原液供給ポンプ(図示せず)が作動してフィ
ルタプレス本体外にある原液供給装置22から原液とし
ての薬品製造後の処理排水がフィルタプレス本体内に押
し込み圧4kg/m2で押し込まれ、順次各濾板14の原液
孔10から各濾室16内を満たした。濾板14と濾板1
4の間から液洩れは全くなかった。以後濾過を続け、濾
過限度に至って濾板14を開板し、ケーク排出後に濾過
を終了した。
【0021】(第2例)上記濾過方法では第1流体とし
て圧縮空気を使用したが、水を使用する場合について説
明する。
て圧縮空気を使用したが、水を使用する場合について説
明する。
【0022】上記と同じフィルタプレスで、第1流体と
して水を供給圧5kg/m2で供給し、5分間保持後、第2
流体として先の例と同じ原液を供給圧3.5kg/m2、濾
過時間45分間で濾過を行った。濾過の初期から液洩れ
はなかった。
して水を供給圧5kg/m2で供給し、5分間保持後、第2
流体として先の例と同じ原液を供給圧3.5kg/m2、濾
過時間45分間で濾過を行った。濾過の初期から液洩れ
はなかった。
【0023】(第3例)次に、第3例として、上記第1
例において、供給弁6と排出弁8を閉める一方、排出弁
7を開けて、排出管2,5から圧縮空気をフィルタプレ
ス本体内に導入した。続いて同様に濾過を行った結果、
濾過初期から液洩れはなかった。
例において、供給弁6と排出弁8を閉める一方、排出弁
7を開けて、排出管2,5から圧縮空気をフィルタプレ
ス本体内に導入した。続いて同様に濾過を行った結果、
濾過初期から液洩れはなかった。
【0024】(比較例)これに対して、比較例として、
上記第1例と同じフィルタプレスで同じ薬品製造後の処
理排水を供給圧4.1kg/m2で打ち込み濾過を行った。
濾過初期には数箇所の濾板間から濾布を伝って液洩れが
あったので、増し締めにより濾板締付圧を調節した。濾
過時間は増し締め調節に要した約5分を加え35分であ
った。
上記第1例と同じフィルタプレスで同じ薬品製造後の処
理排水を供給圧4.1kg/m2で打ち込み濾過を行った。
濾過初期には数箇所の濾板間から濾布を伝って液洩れが
あったので、増し締めにより濾板締付圧を調節した。濾
過時間は増し締め調節に要した約5分を加え35分であ
った。
【0025】上記実施例によれば、濾過作業を開始する
前の段階で液洩れ確認を行うことにより、以後の濾過作
業において濾板間からの原液等の洩れを効果的に減少さ
せることができる。すなわち、原液の液洩れをあらかじ
め防止することができるとともに、濾過作業が不可能と
なるのをあらかじめ検知し、不用意に濾過作業時間が長
くなるのを防止することができて、濾過作業を円滑に行
うことができる。また、原液の洩れを防止するために増
し締めを何回もして調節する必要がなくなり、濾過時間
を不用意に長くすることがない。さらに、濾板14の締
付の不良箇所において圧縮空気等の第1流体が洩れ出る
ことにより、第何番目の濾板14と濾板14との間で締
付不良が生じているかが直ちにわかる。また、その締付
不良の大小の程度等を原液供給前に検出して濾過行程を
継続するかどうか判断することもできる。
前の段階で液洩れ確認を行うことにより、以後の濾過作
業において濾板間からの原液等の洩れを効果的に減少さ
せることができる。すなわち、原液の液洩れをあらかじ
め防止することができるとともに、濾過作業が不可能と
なるのをあらかじめ検知し、不用意に濾過作業時間が長
くなるのを防止することができて、濾過作業を円滑に行
うことができる。また、原液の洩れを防止するために増
し締めを何回もして調節する必要がなくなり、濾過時間
を不用意に長くすることがない。さらに、濾板14の締
付の不良箇所において圧縮空気等の第1流体が洩れ出る
ことにより、第何番目の濾板14と濾板14との間で締
付不良が生じているかが直ちにわかる。また、その締付
不良の大小の程度等を原液供給前に検出して濾過行程を
継続するかどうか判断することもできる。
【0026】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その他種々の態様で実施できる。
のではなく、その他種々の態様で実施できる。
【0027】例えば、本発明は単式フィルタプレスにも
複式フィルタプレスにも採用することができる。また、
液洩れ防止工程の後に濾過作業を行うようにすることに
より、ポンプ圧を高めて高圧(5ないし15kg/m2)で原
液をフィルタプレス本体に打ち込むことにより濾過初期
から液洩れをなくして濾過効率を高めようとする場合に
も有効なものとなる。
複式フィルタプレスにも採用することができる。また、
液洩れ防止工程の後に濾過作業を行うようにすることに
より、ポンプ圧を高めて高圧(5ないし15kg/m2)で原
液をフィルタプレス本体に打ち込むことにより濾過初期
から液洩れをなくして濾過効率を高めようとする場合に
も有効なものとなる。
【0028】また、フィルタプレス本体とこれに接続す
る上記配管系は上記実施例に限らず、濾板14における
原液孔の位置、濾液等の流体排出用孔の位置、及び、こ
れらと接続する配管など任意に設計変更することができ
る。
る上記配管系は上記実施例に限らず、濾板14における
原液孔の位置、濾液等の流体排出用孔の位置、及び、こ
れらと接続する配管など任意に設計変更することができ
る。
【0029】さらに、他の実施例として、濾板14が圧
搾膜を有する圧搾濾板の場合においては、第1流体を原
液孔10から入れて濾室の液洩れ確認作業すなわち濾板
の額縁の圧搾膜で覆われた部分と一対の濾布と濾板の額
縁の圧搾膜で覆われた部分との間の密封性の確認を行っ
たのち、第1流体を抜くときには排出管2,3,4,5の
うち、圧搾流体供給源に通じる管路を除いた排出管から
抜くのが好ましい。また、原液孔10の位置は濾板額縁
近くの内側または外側に位置するようにしてもよい。こ
の実施例においても先の実施例と大略同一の効果を奏す
ることができるが、第1流体を供給するとき圧搾膜用の
圧搾流体供給源に通じる管路を開けても、該管路から第
1流体は洩れ出ることはない。もし第1流体が上記管路
から洩れ出ると、圧搾膜に破れ孔があり、その破れ孔か
ら第1流体が洩れたことになる。すなわち、第1流体を
供給して液洩れを確認する作業と同時的に圧搾膜の破れ
の確認をも行うことができる。第1流体は原液孔10か
ら供給するものに限らず、排出管の中で濾液回収孔とし
て機能するものを利用して、該排出管から濾室に第1流
体を供給するようにしてもよい。第1流体を原液孔10
から入れる代わりに、圧搾流体を圧搾膜用の圧搾流体供
給管として機能するいずれかの排出管から入れると、圧
搾膜の破れの確認及び隣接濾板間において圧搾膜を介し
て濾室が密閉状態に締め付けられているか否かを確認す
ることができる。ただし、この場合、圧搾膜が濾室空間
へ向かってケークを圧搾する場合よりも大きく膨らんで
圧搾膜を伸ばしてしまうことになるが、復元性のよい圧
搾膜ならは圧搾膜が何ら損傷することはない。しかしな
がら、通常のゴム膜ではこの伸びは大きすぎるため、膨
らませる程度を充分に考慮する必要がある。また、ポリ
プロピレンからなる圧搾膜でも反復使用中に伸びてしま
う可能性があるので注意を要する。また、上記の排出管
から圧搾流体を濾室内に入れる場合、排出管と接続され
た濾板の孔が小さいので、この孔から高圧の圧搾流体で
ある第1流体を入れる場合には充分に注意する必要があ
るため、できるだけ原液孔から入れる方が好ましい。
搾膜を有する圧搾濾板の場合においては、第1流体を原
液孔10から入れて濾室の液洩れ確認作業すなわち濾板
の額縁の圧搾膜で覆われた部分と一対の濾布と濾板の額
縁の圧搾膜で覆われた部分との間の密封性の確認を行っ
たのち、第1流体を抜くときには排出管2,3,4,5の
うち、圧搾流体供給源に通じる管路を除いた排出管から
抜くのが好ましい。また、原液孔10の位置は濾板額縁
近くの内側または外側に位置するようにしてもよい。こ
の実施例においても先の実施例と大略同一の効果を奏す
ることができるが、第1流体を供給するとき圧搾膜用の
圧搾流体供給源に通じる管路を開けても、該管路から第
1流体は洩れ出ることはない。もし第1流体が上記管路
から洩れ出ると、圧搾膜に破れ孔があり、その破れ孔か
ら第1流体が洩れたことになる。すなわち、第1流体を
供給して液洩れを確認する作業と同時的に圧搾膜の破れ
の確認をも行うことができる。第1流体は原液孔10か
ら供給するものに限らず、排出管の中で濾液回収孔とし
て機能するものを利用して、該排出管から濾室に第1流
体を供給するようにしてもよい。第1流体を原液孔10
から入れる代わりに、圧搾流体を圧搾膜用の圧搾流体供
給管として機能するいずれかの排出管から入れると、圧
搾膜の破れの確認及び隣接濾板間において圧搾膜を介し
て濾室が密閉状態に締め付けられているか否かを確認す
ることができる。ただし、この場合、圧搾膜が濾室空間
へ向かってケークを圧搾する場合よりも大きく膨らんで
圧搾膜を伸ばしてしまうことになるが、復元性のよい圧
搾膜ならは圧搾膜が何ら損傷することはない。しかしな
がら、通常のゴム膜ではこの伸びは大きすぎるため、膨
らませる程度を充分に考慮する必要がある。また、ポリ
プロピレンからなる圧搾膜でも反復使用中に伸びてしま
う可能性があるので注意を要する。また、上記の排出管
から圧搾流体を濾室内に入れる場合、排出管と接続され
た濾板の孔が小さいので、この孔から高圧の圧搾流体で
ある第1流体を入れる場合には充分に注意する必要があ
るため、できるだけ原液孔から入れる方が好ましい。
【0030】また、本発明において、所定範囲の圧力に
保持されているか否かは圧力計9からの信号により中央
制御装置23で自動的に判断するようにしたが、簡易な
タイプのフィルタプレスでは作業者が圧力計9を直接目
視して判断するとともに、濾板締付装置や弁や供給装置
の駆動を手動で行うようにしてもよい。
保持されているか否かは圧力計9からの信号により中央
制御装置23で自動的に判断するようにしたが、簡易な
タイプのフィルタプレスでは作業者が圧力計9を直接目
視して判断するとともに、濾板締付装置や弁や供給装置
の駆動を手動で行うようにしてもよい。
【図1】 本発明の一実施例にかかるフィルタプレスの
フィルタプレス本体の概略側面図である。
フィルタプレス本体の概略側面図である。
【図2】 図1に示されたフィルタプレス本体の配管を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図3】 上記実施例にかかるフィルタプレスを示す概
略図である。
略図である。
【図4】 上記実施例にかかるフィルタプレスの操作手
順を説明するための説明図である。
順を説明するための説明図である。
1…供給管、2,3,4,5…排出管、7,8…排出
弁、9…圧力計、10…原液孔、11…可動板、12…
固定板、13…締付装置、14…濾板、15…濾布、1
6…濾室、17…サイドビーム、18,19…排出管、
20…後スタンド、21…第1流体供給装置、22…原
液供給装置、23…中央制御装置。
弁、9…圧力計、10…原液孔、11…可動板、12…
固定板、13…締付装置、14…濾板、15…濾布、1
6…濾室、17…サイドビーム、18,19…排出管、
20…後スタンド、21…第1流体供給装置、22…原
液供給装置、23…中央制御装置。
Claims (4)
- 【請求項1】 多数の濾板(14)を配列し、各濾板間
に濾布(15)を挟んで締付装置(13)で締め付けて
濾過を行うフィルタプレスにおける濾過方法において、 濾板締め付け後、フィルタプレス本体内からフィルタプ
レス本体外へ液洩れ検知用第1流体を排出する排出通路
(2,3,4,5)を閉じる第1工程と、 上記第1工程後にフィルタプレス本体内へフィルタプレ
ス本体外から上記第1流体を供給する供給通路(1,
2,3,4,5)を開けてフィルタプレス本体外から上
記第1流体を上記濾板間に形成された各濾室(16)内
に供給して各濾室(16)を上記第1流体で充満させる
第2工程と、 上記第2工程後に上記第1流体を供給する供給通路上に
おいてフィルタプレス本体内の圧力を測定して、該圧力
が所定時間所定範囲内に保持された後、上記第1流体を
上記排出通路より排出する第3工程と、 上記第3工程後に原液をフィルタプレス本体の各濾室
(16)内に供給して濾過を進行させる第4工程と、 上記第3工程で上記圧力が所定時間中に所定範囲内に保
持されなかったとき、上記第4工程に進むことなく、上
記濾板(14)の増し締めを行ったのち第3工程に進む
か又は上記濾板(14)の開枠を行い液洩れを解決して
再び濾板(14)の締付を行ったのち第1工程に進む第
5工程と、 を備えるようにしたことを特徴とするフィルタプレスに
おける濾過方法。 - 【請求項2】 上記濾板(14)は圧搾膜を有する圧搾
濾板を含む請求項1に記載のフィルタプレスにおける濾
過方法。 - 【請求項3】 多数の濾板(14)を配列し、各濾板間
に濾布(15)を挟んで締付装置(13)で締め付けた
のち、原液供給装置(22)により原液を濾板間に形成
された濾室内に供給して濾過を行うフィルタプレスにお
いて、 フィルタプレス本体外からフィルタプレス本体内へ液洩
れ検知用第1流体を供給する供給通路(1,2,3,
4,5)と、 フィルタプレス本体内からフィルタプレス本体外へ上記
第1流体を排出する排出通路(2,3,4,5)と、 上記第1流体を供給する供給通路上においてフィルタプ
レス本体内の圧力を測定する圧力測定部材(9)と、 上記供給通路を開閉する第1開閉弁(6)と、 上記排出通路を開閉する第2開閉弁(7,8)と、 上記第1流体をフィルタプレス本体内に供給するための
第1流体供給装置(21)とを備えるとともに、さら
に、 濾板締め付け後、上記排出通路(2,3,4,5)を上
記第2開閉弁(7,8)により閉じる一方、上記供給通
路(1,2,3,4,5)を上記第1開閉弁(6)によ
り開けて、上記第1流体供給装置(21)によりフィル
タプレス本体内の各濾室(16)にフィルタプレス本体
外から上記第1流体を供給して、各濾室(16)を上記
第1流体で充満させる第1流体充満手段(23)と、 上記第1流体を供給する供給通路上においてフィルタプ
レス本体内の圧力を上記圧力測定部材(9)で測定する
とき、該圧力が所定時間所定範囲内に保持されるか否か
判断する比較手段(23)と、 上記比較手段(23)により上記圧力が所定時間所定範
囲内に保持されたと判断された後、上記第2開閉弁
(7,8)を開けて上記第1流体を上記排出通路(2,
3,4,5)より排出させる第1流体排出手段(23)
と、 上記第1流体を排出した後に上記原液供給装置により原
液をフィルタプレス本体の各濾室(16)内に供給して
濾過を進行させる濾過開始手段(23)と、 上記比較手段(23)により上記圧力が所定時間中に所
定範囲内に保持されなかったと判断されたとき、上記第
1流体排出手段(23)を作動させることなく、上記濾
板(14)の増し締め又は上記濾板(14)の締付解除
を行い該濾板(14)を開枠させる濾板締付圧力調整手
段(23)と、 を備えるようにしたことを特徴とするフィルタプレス。 - 【請求項4】 上記濾板(14)は圧搾膜を有する圧搾
濾板を含む請求項3に記載のフィルタプレス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3162857A JP2568324B2 (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | フィルタプレス及び該フィルタプレスにおける濾過方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3162857A JP2568324B2 (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | フィルタプレス及び該フィルタプレスにおける濾過方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH057709A true JPH057709A (ja) | 1993-01-19 |
| JP2568324B2 JP2568324B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=15762571
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3162857A Expired - Fee Related JP2568324B2 (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | フィルタプレス及び該フィルタプレスにおける濾過方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2568324B2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-03 JP JP3162857A patent/JP2568324B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2568324B2 (ja) | 1997-01-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4172790A (en) | Diaphragm-containing type filter press | |
| JPH057709A (ja) | フイルタプレス及び該フイルタプレスにおける濾過方法 | |
| JP2005283342A (ja) | 液体容器の検査方法及び装置 | |
| JP3414155B2 (ja) | リークテスタおよびリークテスト方法 | |
| JPH09145519A (ja) | 仕切弁の水圧試験方法及び水圧試験装置 | |
| JP7281189B2 (ja) | フィルタプレス | |
| JP5051703B2 (ja) | エンジンテストベンチ用燃料配管の構造及びエンジンテストベンチの運転方法 | |
| JPH09155112A (ja) | フィルタープレスの運転管理方法 | |
| JP4267197B2 (ja) | 血液透析装置の除菌フィルタ検査方法 | |
| JPH06347357A (ja) | 油圧緊張装置 | |
| JP2002154410A (ja) | 圧縮ガス充填装置 | |
| JPS589686B2 (ja) | 汚泥等のろ過すべき液をフイルタ−プレスでろ過するための方法と装置 | |
| JP2001232113A (ja) | 濾過装置 | |
| JPS6241049B2 (ja) | ||
| JPH0560968B2 (ja) | ||
| JP3648790B2 (ja) | 膜分離装置 | |
| JP3383333B2 (ja) | フイルタプレス及び該フイルタプレスにおける濾過方法 | |
| JPH05200207A (ja) | フィルタプレスの濾過方法 | |
| JPH0133126Y2 (ja) | ||
| JP3283190B2 (ja) | レジスト処理装置及びレジスト処理方法 | |
| JP3505536B2 (ja) | フイルタプレス及び該フイルタプレスにおける濾過方法 | |
| JP2004249204A (ja) | 膜モジュールの逆洗方法 | |
| WO2004037396A1 (en) | Method of operating a filter unit, an apparatus to be used therewith and a capillary filtration module | |
| JP2824207B2 (ja) | 清酒醸造システムにおける濾過工程の制御装置 | |
| CN120789734A (zh) | 改进型隔膜板框压滤机的自动化控制方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |