JPH0577266B2 - - Google Patents

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JPH0577266B2
JPH0577266B2 JP61172927A JP17292786A JPH0577266B2 JP H0577266 B2 JPH0577266 B2 JP H0577266B2 JP 61172927 A JP61172927 A JP 61172927A JP 17292786 A JP17292786 A JP 17292786A JP H0577266 B2 JPH0577266 B2 JP H0577266B2
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JP
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reagent
test device
barrier
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pads
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JP61172927A
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JPS6252462A (ja
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Wai Wan Josefu
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Miles Inc
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Publication date
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Publication of JPH0577266B2 publication Critical patent/JPH0577266B2/ja
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    • G—PHYSICS
    • G01—MEASURING; TESTING
    • G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/52—Use of compounds or compositions for colorimetric, spectrophotometric or fluorometric investigation, e.g. use of reagent paper and including single- and multilayer analytical elements
    • G01N33/525—Multi-layer analytical elements
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00—Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/805—Test papers

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  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は支持体に貼付された疎水性バリヤーに
より離隔された試薬パツドからなる試薬試験具に
関し、より詳細には、試薬パツドとバリヤーパツ
ドが同一の厚さを有するような試験具、およびそ
のような試験具を製造する方法に関する。支持体
上に試薬パツドとバリヤーパツドを交互に装着す
ることにより、使用中に試薬が相互に汚染される
のを防ぎ、またはそれを最小限にし、さらには試
薬パツドの損傷をも最小限にする。
分析化学の技術は、それが初期の未開拓の科学
分野として出現して以来大きな進歩を遂げ、種々
の問題を解決するために益々複雑な分析方法と器
具が要求されている。同様に、医療業は分析化学
の成長を促進し、分析結果を得るに際して高い精
度と速さの双方がなくてはならないものになつて
いる。
医療業の需要と同様に、醸造産業や化学製造業
などの他の発展しつつある技術の需要も満たすた
めに、いわゆる“浸漬−読取り”型試薬試験具を
はじめとする無数の分析手法、組成物ならびに装
置が発達してきている。試薬試験具は、その比較
的低いコストと、扱い易さと、結果が出る速さの
ゆえに、多くの分析用途、特に生物学的流体の化
学分析に広く用いられている。たとえば医学にお
いては、種々の生理学的機能は試薬片の試験具を
単に尿や血液等の身体からの流体に浸して、試験
具から反射し、またはこれに吸収された光の色の
変化またはその量の変化等の検知可能な反応を観
察するすだけでモニターできる。
身体の流体組成物を検出するための“浸漬−読
取り”型試験具の多くは、定量的、少なくとも半
定量的測定が可能である。したがつて、一定時間
後の反応を測定することによつて、分析者は試験
試料中の特定の成分の存在を明確に知ることがで
きるばかりでなく、その成分がどれだけ存在して
いるかを推定することもできる。そのような試験
具によつて、医師には、軽便な診断具と同時に、
疾病または身体の不調の程度を計る能力が与えら
れることになる。
現在用いられているそのような試験具の実例と
なるものとしては、マイルス・ラボラトリー社エ
イムス・デヴイジヨンより入手可能な、
CLINISTIX、MULTISTIX、KETOSTIX、N
−MULISTIX、DIASTIX、DEXTROSTIX、
等の商標名の製品がある。これらの試験具は、通
常、吸収紙等の一または二以上のキヤリヤーマト
リツクスからなり、その中に、特殊な試薬試料成
分の存在下に検知可能な反応(例えば色変化)を
示す特定の試薬ないし反応体システムを含有せし
めている。特定のマトリツクスに含有させた反応
体システムに応じて、これらの試験具によつてグ
ルコース、ケトン体、ビリルビン、ウロビノーゲ
ン、潜血、亜硝酸塩およびその他の物質の有無を
検知することができる。試験具を試料に接触せし
めたのちの一定の時間帯内に観測される色濃度の
特殊な変化は、その試料中における特定の成分の
存在および/またはその濃度を示す。これら試験
具とその試薬システムのいくつかは米国特許第
3123443号、第3212855号および第3814668号に記
載されている。
このように、試薬試験具は二以上の試薬保持キ
ヤリヤーマトリツクスを有し、それぞれの試薬保
持キヤリヤーマトリツクスが流体試料中の特定の
成分を検知することができるのが通例である。例
えば、ある試薬試験具は、尿中のグルコースに反
応を示す試薬保持キヤリヤーマトリツクス、およ
び、このグルコースに反応するマトリツクスに一
定間隔をおいて隣接し、アセト酢酸エチルのよう
なケトン類に反応を示すマトリツクスから成つて
いる。この様な製品はマイルス・ラボラトリー社
エイムス・デヴイジヨンからKETO−DIASTIX
なる商標名で市販されている。別の試薬試験具
で、マイルス・ラボラトリー社エイムス・デヴイ
ジヨンから市販されているN−MULTISTIXな
るものは、PH、蛋白質、グルコース、ケトン類、
ビリルビン、潜血、亜硝酸塩およびウロビリノー
ゲンの分析測定を行なう8種の試薬を隣接させて
組込んだマトリツクスから成つている。
これらのような複合型の試薬試験具には、明白
な、経験的に証明された利点があるにもかかわら
ず、誤つた用い方により誤つた情報をもたらすこ
とがありうる。これらの複合型分析器具は複雑な
化学的、触媒的システムから成り、それぞれの試
薬マトリツクスはその特定の分析物に反応を示す
独特の反応システムを有している。したがつて、
試薬試験具が誤用されると、楽品が、分析しよう
とする流体試料によつて、試薬試験具中の或マト
リツクスから他のマトリツクスへ運ばれることが
ありうる。そのようなことが生じると、或キヤリ
ヤーマトリツクスからの試薬が、それに接触する
他のマトリツクスを妨害することがありうる。試
薬試験具の業界においては、このような問題をい
かに少なくするかについての詳細な指示、すなわ
ち、過剰な流体の吸取りにより試薬試験具を正し
く操作するための指導を与えているのが普通であ
るにもかかわらず、そのような指示を無視した
り、それに無関心であつたりすることにより、試
薬が或マトリツクスから他のマトリツクスへあふ
れてしまうことがある。相互汚染は間違つた結果
をもたらす。本発明が主にめざすところは、この
“あふれ(ランオーバー)”問題を回避することで
ある。
ランオーバーを取除くことは長年の要望であ
り、広範な研究努力を積重ねたた結果、本発明は
この問題を極めて有効に解決するものである。ま
た、本発明は、試薬パツドの保存ならびに使用中
の磨耗によつて生じる損傷を少なくするものであ
る。
特許文献においては、このランオバー削減のた
めの無数の試みがいかに多くなされているかを見
ることができ、主に二つの基本概念に重点が向け
られている。即ち、試薬試験具の試薬保持層の下
に配置された吸収層によつてランオーバーを吸収
すること、および、一定間隔をおいたマトリツク
スの間に疎水性のバリヤーを設けることである。
前者は一応の成功を得ているが、後者は未だその
ようにはなつていない。
多層型の試薬試験具について、米国特許状第
4160008号には試薬組成物を含有する複数のキヤ
リヤーマトリツクスに、試料不浸透性バリヤー層
により離隔された吸収性下部層を設けて成る試験
具が記載されている。それぞれのマトリツクス
は、したがつて、バリヤー層がマトリツクスと吸
収性下部層の間に配置されて成る積層複合材の上
部層を形成し、その複合材はプラスチツク製支持
体のような適当な支持体に固定されている。この
試験具を流体試料に浸漬させると、ほかの場合な
ら或マトリツクスから他のマトリツクスへとあふ
れるであろう一部の試料は、その大部分が、露出
した側面を通して後者の下部層に吸収されるとと
もに、複合材のバリヤー層は、吸収されたランオ
ーバーが上部の試薬層に達するのを防ぐ。
米国特許状第4301115号には、複数個の、一定
間隔においた試薬マトリツクスが固定された疎水
性バリヤー層で被覆された支持体部材から成る試
験具が記載され、かつクレームされている。この
方法は、多重式試薬試験具の隣接した試薬域間に
おける相互汚染を実質的に除去するが、疎水性の
材料を、試薬試験具の支持体部材に取付けるとい
う余分な手順を踏む必要がある。
試薬マトリツクス間におけるバリヤーおよび/
またはバリヤー材に関しては、特許文献は多くの
ことを教示しており、すくなくとも理論上はラン
オーバー問題を克服するかのように見える。
米国特許状第3418083号には、ワツクス、油、
あるいはそれらと同様の“疎水性”薬剤で処理し
た指示薬含浸吸収キヤリヤーマトリツクスが開示
されている。そこには、血液試料をその試薬試験
具上に置いたときに、無色の液体組成物のみがそ
れを透過し、蛋白質の着色した血液成分は、その
表面に残り、そこで取除かれる、ということが延
べられている。したがつてそこには、分析物(分
析対象物)を含んでいる液体部分は試薬マトリツ
クスのパツドを透過し、着色妨害は防止されるこ
とが教示されている。
更に他の特許文献として、米国特許第3001915
号には、一以上の試料成分ごとに一定間隔をおい
た試薬含浸試験域を有する吸収紙試薬試験具であ
つて、それぞれの試験域が非吸収性バリヤー部に
よつて他な試薬含浸試験域と離隔されているもの
が記載されている。このバリヤーは、ポリスチレ
ン、ロジン、パラフインおよび種々のセルロース
エステル等の材料を紙片に含浸させることによつ
て設けられている。この文献によれば、試験片
は、紙片の一部に感グルコース性試薬システムを
含浸させることによつて得られる。乾燥時、一ま
たはそれ以上のバリヤー材料を含む溶液が感グル
コース性部位に隣接する紙に用いられる。更に乾
燥の後、感蛋白質性試薬システムが用いられ、こ
の操作が繰返されて、試薬とバリヤー溶液の塗布
と、中間の乾燥工程とが交互に行なわれる。
更に先特許である米国特許第2129754号には、
濾紙にパラフインワツクスを含浸させることによ
つて一定の試薬域を非含浸状態にし、これらの試
薬域を特定の分析物の指示薬システムで処理する
ことが記載されている。
米国特許状第3006735号では、試薬試験具にお
ける各試薬域間にバリヤー材を含浸させる考え方
を一歩前進させて、水の硬度の、異なつた度数に
反応する試薬域を連続して設けている。油、ワツ
クス、シリコーンおよび印刷ワニス等の撥う剤を
これらの試薬試験域の間に含浸させている。先の
二つの特許と同様に、この引用例は、試薬とバリ
ヤー材とを一様に試験具に沿つて逐次含浸させた
紙またはそれと同様の吸収性材料に限定される。
ランオーバーの除去を考慮したこれら文献によ
つて説かれてはいるものの、問題点が以前として
存在しているという事実は残つている。米国特許
状第4160008号および第4301115号に開示されてい
る手法は、このランオーバー問題の除去に最も関
連が深い。
ワツクス、油、シリコーンおよびそれと同様の
材料を用いる従来の試みでは、臨床上有意義な程
度までにランオーバーを取除いてはいない。ま
た、多少の進歩があつたとしても、そのような試
みにつきものの重大な欠点により相殺されてしま
う程度のものである。例えば、疎水性の材料を試
薬域の隙間にのみ用いることは、特に現在の、浸
漬−読取り型試験具を製造する技術と比べたと
き、技術的な問題点が生じる。この隙間方式によ
り、明らかに余剰なステツプが必要とされるのに
加えて、疎水性材料のいくつかが試薬域と重複し
て、それにより試薬試験具の最も重要な目的が妨
害されてしまう恐れがある。その上、従来技術で
教示されている物質には、接着のために適した表
面をもたらすものは何もない。
上記の各欠点がとうてい許されないほどのもの
ではないにしても、従来の粗水性物質は、ランオ
ーバーをふせぐのに必要な疎水性の度合が不足し
ている。それらによつては、必要な疎水性を実現
するための十分な接触角は与えられないし、それ
らを支持体表面上に直接塗布する場合、吸収性マ
トリツクスか試薬それ自体のいずれかを結合させ
るために適した表面も与えられない。
従来の、試験片の各試薬域の間に“バリヤー”
を設けようとする努力と異なり、本発明は、試験
片の或部分に含浸または被覆を行なうことによつ
てバリヤー域を設けようとするものではない。事
実、本発明のバリヤー材は試薬パツドを形成する
のに用いられる材料とは全く異なるタイプのもの
から作ることができる。いずれにしても、本発明
の試験具のように構成することによつて、バリヤ
ー材をすべて疎水性材料で作るか、あるいは、試
験具を形成するまえに疎水性の配合剤で十分に飽
和させ、それによりバリヤー材が或試薬パツドか
ら他の試薬パツドへの通路となる可能性を防ぐこ
とができる。
本発明により、多重式試薬試験具マトリツクス
の隣接する試薬域間の相互汚染がなくなる。この
結果は真に議論の余地のないものであつて、この
問題を解決することにより成し遂げられた成功が
意味するところのものは、米国特許状第4301115
号に開示されている疎水性バリヤー層の用途の改
良である。更に、本発明は、最終製品の外観が結
果的に優れるという利点を有する。即ち、試薬試
験具の表面が平滑で、各試薬パツド間に影ができ
ないこと;試薬試験具はより“剛い”ので、高さ
の偏差による器具読取りの偏差が減少することに
よつて試薬試験具がより使い易く、かつ、より正
確になること;バリヤーパツドが試薬パツドと同
じ高さなので、運搬中の各試薬域間の磨耗が実質
的に減少するとともに、使用中の試薬パツド域の
損傷が著しく減少する。
本発明の目的は、試薬試験具上のそれぞれの試
薬パツドの間に疎水性バリヤーを挿入することに
よつてランオーバー問題を除くことにある。
本発明の他の目的は、各試薬パツドの間に、こ
れらと同じ高さのバリヤー域を挿入することによ
つて、使用中の試薬パツドの損傷を少なくするこ
とにある。
本発明の更に他の目的は、試薬パツド間に挿入
されたバリヤー材を有する試薬試験片であつて、
当該バリヤー材が試薬パツドとは異なる材料で構
成され、バリヤー材が試薬パツド間のランオーバ
ーを効果的に除くような試薬試験片を提供するこ
とにある。
本発明によれば、多重試薬パツドからなる試薬
試験具は、それぞれの試薬パツドを離隔する個々
の疎水性バリヤーパツドで形成され、このバリヤ
ーパツドは、保存ならびに使用中の磨耗其他の損
傷から試薬パツドが保護されるように、各試薬パ
ツドと同じ高さに保たれている。本発明の試験具
は、支持体を、湾曲状態から解除されたときに試
薬パツドとバリヤーパツドとの間に間隙ないしは
空間がなくなるような凸面状態に保ちながら、試
薬パツドと疎水性バリヤーパツドを支持体に個々
に積層させることにより、好ましい手順にしたが
つて形成することができる。
本発明の他の更なる目的、利点および特徴が当
業者に明らかになるように、以下、添附の図面に
依拠しつつ、本発明を詳細に説明する。
本発明によれば、試薬試験具は、試薬パツドと
バリヤーパツドを、それらパツド間に空隙が無
く、かつそれらパツドの全てが同一の高さになる
ように交互に支持体に貼付させることによつて作
製される。
図面に関し、第1図は本発明にしたがつて作製
された試験具10を示す。試薬試験具10は、バ
リヤーパツド17,18により離隔された3個の
試薬パツド13,14,15を有する支持体から
なる。さらに、バリヤーパツド19が試験具10
の端部にあり、もう一つのバリヤーパツド20
が、試薬パツド15の、バリヤーパツド18より
反対側にある。試薬パツド13〜15およびバリ
ヤーパツド17〜20は、それぞれのパツドを支
持体12へ接合する糊または接着剤22〜28に
よつて、支持体12へ個々に接着される。
得られた試験具により、試薬パツド間にバリヤ
ーパツドを有しない従来の試験具よりも剛性のあ
る、より硬質の試験具が提供されることがわかる
であろう。この特徴が、試験具を反射率の値を調
べる器具類へ供することを容易にし、かつ、試験
具の全体的な外観と精度の向上に貢献するのであ
る。試験具の上面は平坦であるので、各試薬パツ
ドの端部にははつきりした境界線が見えないし、
いかなる影も存在しない。そのうえ、表面が平坦
であることは、瓶や容器の中での保存中、運搬中
および使用に際して試薬パツドが磨耗するのを最
小限にするという点で有利である。従来の試験具
では、試薬パツドが支持体表面の上方に出ている
ので、保存や運搬中に試薬パツドが磨耗にさらさ
れ、このパツドの露出端が他のパツドや、分析中
に用いられる器具類に触れたときに、試薬パツド
に圧力がかかる。たとえ、従来の試薬試験具にお
いて試薬パツドが完全に破損したりしないとして
も、試薬パツドの表面が僅かに変形しただけで、
反射率の機器読取りにおいて実質的な歪みが生じ
うるのであるから、試薬パツドの表面や端部の変
形や状態変化をもたらすいかなる接触も最小限に
するのは重要なことである。
試薬パツドを離隔するバリヤーパツドは、これ
を形成して貼付する手順が、バリヤーパツドに用
いられる全ての材料が疎水性になるように行なわ
れるので、試薬試験パツド間に配置される従来の
“バリヤー”よりもはるかに効果的でありうる。
好ましくは、バリヤーパツドは試薬パツドとは
まつたく異なる材料で形成される。このようにし
て、含浸試薬パツドと含浸バリヤーパツド域の双
方に同一の材料を用いようとする試みに付随する
諸問題が回避される。その諸問題の一つには、疎
水性バリヤー材の実質的な含浸を達成し、その含
浸をバリヤーパツド域に限定させて、含浸試薬間
における妨害がないようにしようという試みの問
題が含まれる。過去においては、なんらかの含浸
を達成するために、親水性の材料をバリヤー材と
して用いることがしばしば必要であつた。
また、本発明により、試薬試験具に記号その他
の名称を印刷したり、試薬パツドに隣接するバリ
ヤーパツドに“背景色”をつけたりしやすくもな
り、それら記号や色によつて、得られる試薬試験
具を正確に使用することが容易になる。
第2図は第1図の試薬試験具の好ましい形成方
法を示す。試薬パツドとバリヤーパツドは互い
に、その中間に隙間がないように隣接させること
が重要であり、また、試薬パツドとバリヤーパツ
ドは分離して貼付されなければならないので、順
次または同時に支持体12を僅かに湾曲させて凸
面を形成せしめることにより、これらの試薬パツ
ドとバリヤーパツドを、可撓性支持体12が凸面
状態から解放されたときに試薬パツドとバリヤー
パツドの上端部がそれらの間に空隙が残らないよ
うな状態で互いに隣接して貼付することが容易に
なる。
支持体12は、ポリスチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリカーボネート等をはじめ
とする適当な材料で形成することができる。好ま
しくは、支持体12は、上記の方法にしたがつて
作製しやすいように、可撓性のあるものである。
具体的には、試験具10は、支持体12の一端3
0が、分析しようとする試験流体に試験具を浸漬
または接触させるときの取手として用いることが
できるような、伸長した支持体から成るであろ
う。好ましい材料は、ダウ・ケミカル社製のポリ
スチレンであるトライサイト(Trycite)であ
る。
試薬パツドとバリヤーパツドを支持体12に接
合するのに用いる糊または接着剤材料は、これら
パツドを支持体に結合させ、異なつた材料同士を
容易に接着させることができるような適当な材料
であればよい。好ましくは、スリーエム社製のダ
ブルスチツク(Double−Stick)で知られる両面
接着テープである。
試薬パツド13,14,15は適当な材料で形
成することができる。米国特許状第3846247号に
は、フエルト、多孔性セラミツク材料、および、
ガラス繊維織布またはガラスマツトを用いること
が教示されている。更に、米国特許状第3552928
号には、木、布、スポンジ材料および粘土質物質
を用いることが教示されている。また、キヤリヤ
ーマトリツクス材料としてガラス繊維フエルトに
合成樹脂フリースを用いることが英国特許第
1369139号に提案されている。別の英国特許第
1349623号には、細いフイラメントの光透過性メ
ツシユワークを下地のペーパーマトリツクスのカ
バーとして用いることが提案されている。仏国特
許第2170397号にはポリアミド繊維が教示されて
いる。しかし、これらに種々教示されてはいるも
のの、従来、試薬パツド用のキヤリヤーマトリツ
クスとして圧倒的に用いられている材料であつて
本発明で特に有用なものは、濾紙のような吸収性
の紙および多孔質の疎水性フイルムである。試薬
パツドは、通常、試薬パツドを接着剤を用いて支
持体に接合するまえに試薬を含浸させる。自明の
ことながら、試薬パツド13,14,15に含浸
させるのに用いられる試薬は異なつたものでよい
し、またそれが普通である。
バリヤー域の幅は自明のことながら変動しう
る。バリヤー域の有効性のために、これらバリヤ
ーパツドが試薬パツド13〜15と同じ幅である
必要はない。これにより、試薬パツドの数は、自
明のことながら1から10またはそれ以上にするこ
とがでぎるのであるから、一つの試薬試験具の上
に多数の試薬パツドをのせることが容易になる。
具体的には、試薬試験具は8×0.5cmの寸法にな
り、この大きさは変動できるのであるが、いくつ
かの検定を同時に取扱い実行するときにかかわる
実際的な観点からすると、試薬パツドの数の上限
は自づと決まり、それは特定の試験具に実際に含
ませることができる数である。
バリヤーパツドに用いられる材料は試薬パツド
に用いられるものと同一でよいが、通常はそうで
はない。バリヤーパツドには、ワツクス類、シリ
コーン材料等をはじめとする適当な材料を含浸さ
せてよい。本発明に特に有用なワツクス類は熱可
塑性で、撥水性で、組織がなめらかで、非毒性
で、かつ、不快な臭いや色のないものである。用
いることができるワツクス類の主なものとして、
動物蝋、蜜蝋、鯨蝋、ラノリン、セラツクワツク
ス等の天然蝋;カルナバ、カンデリラ、ベイベ
リ、サトウキビ等の植物蝋;オゾケライト、セレ
シン、モンタンなどの化石蝋または土蝋;および
パラフイン、ミクロクリスタリンワツクス、ペト
ロラタム等の石油蝋;ならびにカルボワツクス
(Carbowax)などのエチレン重合体やポリオー
ルエステル類、ソルビトール、ハロワツクス
(Halowax)などの塩素化ナフタレン等の合成ワ
ツクスおよびその他の炭化水素蝋が挙げられる。
好ましいワツクスは、ミシガン州、カラマゾーの
H.B.フラー社製のWW0404で、それは次の特性
を有している:融点(ASTM D127)82℃±4
%、疎水性、不活性、曲げ性、および乾燥状態で
粘着性なし。凝固点(ASTM D938)は76℃±
4%、粘度(B型サーモカル)は17.5cps.93℃
で、色度(ASTM D1550)は1.0セイボルトであ
る。
バリヤーをバリヤーパツドに含浸させるのに用
いる材料が何であれ、本発明において重要なこと
は、含浸はバリヤーパツドを支持体12へ貼付す
る前に行なわれる、即ち、含浸はバリヤー材の全
ての側から行なわれ、これによりバリヤーパツド
に疎水性材料が完全に含浸するということであ
る。従来の試験具、特に、塗布材料または含浸材
料を材料の表面に塗ることによつて、特定の試薬
域とバリヤー域を同じ材料で作製しようとするこ
とが試みられていた紙材料に伴なう諸問題のうち
の一つは、隣接域間の境界線の鮮明な線を得るよ
うにコントロールするのが困難なことであつた。
また、含浸させようとする材料に、望ましい含浸
材料を均一に含浸させるのを確実にするのも困難
であつた。バリヤーパツドは、それが試験具の支
持体に結合されて最終的に試験片を形成するまえ
に完全に含浸させられるので、すべてのバリヤー
パツドが疎水性である。
好ましい態様において、このバリヤーパツド
は、疎水性の、非多孔質で非吸収性の材料で、試
薬マトリツクス域を形成するのに具体的に用いら
れる親水性材料とは性質が全く異なるもので形成
される。好ましい材料としては、ポリスチレン、
ポリエステル、ポリ弗化ビニル、およびシリカ粒
子含有アクリル系共重合体が挙げられる。
バリヤーパツド19,20の幅は特に限定され
ないが、これらのパツドが存在することが試薬パ
ツド13,14それぞれに対する磨耗や損傷を防
ぐことに資するのである。
上記からわかるように、本発明は、自明な、シ
ステムに固有の他の利点とともに前記のすべての
目的を達成するのに十分適している。例えば、本
発明は、便利である、簡単である、比較的低価格
である、ポジテイブである、効果的である、耐久
性がある、正確度が高いおよび作用が直接的であ
る点において優れている。また、本発明は、多重
式試薬試験具において長年にわたつて問題視され
てきたランオーバーにかかわる諸問題を実質的に
克服するものである。試験片は、それがより剛で
あるゆえに最小限の曲率を有し、その曲率が最小
限であることにより、目視読取りと器具読取りの
双方がより扱い易くなる。全てのパツドの高さが
同一であることにより、試験システムの検定信頼
度がより高まり、読取りに際しての分解能がより
大きくなる。その上、試薬パツドのいかなる側に
おいても影ができず、また、試薬パツドとバリヤ
ーパツドの間における色分けが明白であることに
より優れた外観がもたらされるので、外観の点で
も改良が見られた。本発明の非常に重要な特徴
は、バリヤーパツドが試薬パツドを保護するのに
役立つので、保存や運搬中に試薬パツドが損傷を
うけるのを最小限にしたことである。全てのパツ
ドの高さが均一であることはまた、試薬パツドを
読みやすくするために適当なバツクグラウンドや
ネガカラーや記号をバリヤーパツド上に用いるの
が可能になることにより、改善された目視読出し
を容易にする。自明のことながら、以上に述べた
通りの発明について、その精神と範囲から逸脱す
ることなく、他の多くの変種ならびに変法が可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る試験具の概略断面図、お
よび、第2図は本発明に係る試験具の概略図で、
試薬パツドとバリヤーパツドを支持体に貼付する
ための好ましい方法を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 支持体の一方の面に一定の間隔をおいて貼付
    された複数個の試薬キヤリヤーマトリツクスから
    成り、当該試薬キヤリヤーマトリツクスと同一の
    高さを有する疎水性バリヤーパツドが、支持体の
    同一面において各試薬キヤリヤーマトリツクスの
    間に、かつ、各試薬キヤリヤーマトリツクスに隣
    接して貼付され、それにより試薬キヤリヤーマト
    リツクスを磨耗から保護し、かつ、間隔をおいて
    近接するキヤリヤーマトリツクス間の液あふれを
    防止することを特徴とする試薬試験具。 2 試薬キヤリヤーマトリツクスとバリヤーパツ
    ドが接着剤によつて支持体に貼付された特許請求
    の範囲第1項に記載の試薬試験具。 3 試薬キヤリヤーマトリツクスが濾紙である特
    許請求の範囲第1項に記載の試薬試験具。 4 試薬キヤリヤーマトリツクスが多孔性の親水
    性フイルムである特許請求の範囲第1項に記載の
    試薬試験具。 5 支持体がポリスチレン製である特許請求の範
    囲第1項に記載の試薬試験具。 6 支持体がポリ塩化ビニル製である特許請求の
    範囲第1項に記載の試薬試験具。 7 バリヤーパツドがポリスチレン製である特許
    請求の範囲第1項に記載の試薬試験具。 8 バリヤーパツドがシリカ含有アクリル重合体
    である特許請求の範囲第1項に記載の試薬試験
    具。 9 支持体に貼付した複数個の試薬キヤリヤーマ
    トリツクスと、隣接する試薬キヤリヤーマトリツ
    クスおよび個々に間隔をおいて近接するキヤリヤ
    ーマトリツクスと同一の高さを有するバリヤーパ
    ツドから成る試薬試験片を製造する方法におい
    て、支持体用材料を湾曲させて凸面を形成せしめ
    た後、たがいに隣接する試薬キヤリヤーマトリツ
    クスとバリヤーパツドを支持体の当該凸面上に貼
    付し、次いで当該支持体を元の非凸面状態に復帰
    させることによつて、隣接する試薬キヤリヤーマ
    トリツクスとバリヤーパツドを有する試験具を製
    造する方法。
JP61172927A 1985-08-30 1986-07-24 疎水性バリヤ−含有試薬試験具及びその製法 Granted JPS6252462A (ja)

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