JPH0577447A - ワイヤドツト式プリンタの印字ヘツドアクチユエータ及びその製造方法 - Google Patents
ワイヤドツト式プリンタの印字ヘツドアクチユエータ及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0577447A JPH0577447A JP23933591A JP23933591A JPH0577447A JP H0577447 A JPH0577447 A JP H0577447A JP 23933591 A JP23933591 A JP 23933591A JP 23933591 A JP23933591 A JP 23933591A JP H0577447 A JPH0577447 A JP H0577447A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- diffusion
- armature
- masking
- bonding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワイヤドット式プリンタの印字ヘッドアクチ
ュエータ及びその製造方法に関し、ビームとピンとのろ
う付け強度を高めることを目的とする。 【構成】 ビーム8のピン接合端部8aをマスキング1
0で覆ってからからビーム8の表面に拡散接合用の無電
解ニッケルメッキ層8bを形成し、マスキング10を除
することにより、ビームの表面にピン接合端部8aを除
いて無電解ニッケルメッキ層8bを形成し、この後、ビ
ーム8をアーマチャ7に拡散接合してからビーム9のピ
ン接合端部8aにピン9をろう付けする構成とする。
ュエータ及びその製造方法に関し、ビームとピンとのろ
う付け強度を高めることを目的とする。 【構成】 ビーム8のピン接合端部8aをマスキング1
0で覆ってからからビーム8の表面に拡散接合用の無電
解ニッケルメッキ層8bを形成し、マスキング10を除
することにより、ビームの表面にピン接合端部8aを除
いて無電解ニッケルメッキ層8bを形成し、この後、ビ
ーム8をアーマチャ7に拡散接合してからビーム9のピ
ン接合端部8aにピン9をろう付けする構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤドット式プリン
タの印字ヘッドアクチュエータ及びその製造方法に関す
る。
タの印字ヘッドアクチュエータ及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ワイヤドットプリンタの大きな特長は安
価にプリンタを構成することができる点にあるが、近年
より高速かつ高解像度が強く求められるに至って、上記
ワイヤドットプリンタのアクチュエータとして圧電アク
チュエータを用いることが提案されている。図5は多層
型圧電アクチュエータを駆動体として用いた印字ヘッド
の構成を示すものである。インバーブロック1と、イン
バーブロック1に直立状に拡散接合された支持バネ2
と、支持バネ2の上端に拡散接合された伝導杆4と、イ
ンバーブロック1の支持バネ2よりも先端側の部分に拡
散接合された下側板バネ5と、伝動杆4の先端部に拡散
接合された上側板バネ6と、下側板バネ5及び上側板バ
ネ6の両先端部に拡散接合されたアーマチャ7と、ピン
接合端部8aを除いて無電解ニッケルメッキ層8bを形
成された後アーマチャ7に直立状に拡散接合されたビー
ム8と、ビーム8のピン接合端部8aにろう付けされた
ピン9とを備えている。
価にプリンタを構成することができる点にあるが、近年
より高速かつ高解像度が強く求められるに至って、上記
ワイヤドットプリンタのアクチュエータとして圧電アク
チュエータを用いることが提案されている。図5は多層
型圧電アクチュエータを駆動体として用いた印字ヘッド
の構成を示すものである。インバーブロック1と、イン
バーブロック1に直立状に拡散接合された支持バネ2
と、支持バネ2の上端に拡散接合された伝導杆4と、イ
ンバーブロック1の支持バネ2よりも先端側の部分に拡
散接合された下側板バネ5と、伝動杆4の先端部に拡散
接合された上側板バネ6と、下側板バネ5及び上側板バ
ネ6の両先端部に拡散接合されたアーマチャ7と、ピン
接合端部8aを除いて無電解ニッケルメッキ層8bを形
成された後アーマチャ7に直立状に拡散接合されたビー
ム8と、ビーム8のピン接合端部8aにろう付けされた
ピン9とを備えている。
【0003】この構成において、多層型圧電アクチュエ
ータ3が所定周期で伸縮すると、該伸縮力は上記伝動杆
4と上側板バネ6を介してビーム8に伝達され、このビ
ーム8が下側板バネ5を支点として、前後に揺動するの
で、ピン9を前後に揺動させるようになっている。
ータ3が所定周期で伸縮すると、該伸縮力は上記伝動杆
4と上側板バネ6を介してビーム8に伝達され、このビ
ーム8が下側板バネ5を支点として、前後に揺動するの
で、ピン9を前後に揺動させるようになっている。
【0004】より高速かつ高精度でピン9を揺動しよう
とすると、多層型圧電アクチュエータ3の駆動周波数を
高める必要があり、インバーブロック1に支持される各
部品に強度特性が優れた素材を使用して伝動部の各部の
軽量化を図るとともに、各部品を拡散接合で接合するこ
とにより、その接合部の軽量化と接合強度の増大を図る
ことを考えた。
とすると、多層型圧電アクチュエータ3の駆動周波数を
高める必要があり、インバーブロック1に支持される各
部品に強度特性が優れた素材を使用して伝動部の各部の
軽量化を図るとともに、各部品を拡散接合で接合するこ
とにより、その接合部の軽量化と接合強度の増大を図る
ことを考えた。
【0005】すなわち、上記インバーブロック1と支持
バネ2、支持バネ2と伝動杆4、インバーブロック1と
板バネ5、板バネ5とアーマチャ7、伝動杆4と板バネ
6、板バネ6とアーマチャ7、アーマチャ7とビーム8
の各接合部が拡散接合によって連結される。
バネ2、支持バネ2と伝動杆4、インバーブロック1と
板バネ5、板バネ5とアーマチャ7、伝動杆4と板バネ
6、板バネ6とアーマチャ7、アーマチャ7とビーム8
の各接合部が拡散接合によって連結される。
【0006】ピン9は、例えば直径0.1mm程度の細さ
であるので、拡散接合時の加熱により変形するおそれが
あるので、伝動部の各部品を拡散接合した後に、銀ろう
を使ってビーム8のピン接合端部8aにろう付けされ
る。
であるので、拡散接合時の加熱により変形するおそれが
あるので、伝動部の各部品を拡散接合した後に、銀ろう
を使ってビーム8のピン接合端部8aにろう付けされ
る。
【0007】これらの部品の中で特に重量が応答性に影
響を与えるピン9とビーム8は、出来るだけ軽量にする
ことが要求される。また、ピン9には耐磨耗性も要求さ
れる。このため、ピン9は機械的強度及び耐磨耗性に優
れる超硬度鋼で作られ、ビーム8はマルエージング鋼と
呼ばれる超高張力鋼で作られる。
響を与えるピン9とビーム8は、出来るだけ軽量にする
ことが要求される。また、ピン9には耐磨耗性も要求さ
れる。このため、ピン9は機械的強度及び耐磨耗性に優
れる超硬度鋼で作られ、ビーム8はマルエージング鋼と
呼ばれる超高張力鋼で作られる。
【0008】ビーム8を構成する超高張力鋼には100
0℃を超えると脆化するコバルトが含有されているの
で、拡散接合時の加熱温度をそれよりも低温に抑える必
要がある。しかし、アーマチャ7は鉄でつくられてお
り、これと組成が近い超高張力鋼で作られたビーム8を
直接アーマチャ7に拡散接合させるためには千数百℃の
高温に加熱する必要がある。
0℃を超えると脆化するコバルトが含有されているの
で、拡散接合時の加熱温度をそれよりも低温に抑える必
要がある。しかし、アーマチャ7は鉄でつくられてお
り、これと組成が近い超高張力鋼で作られたビーム8を
直接アーマチャ7に拡散接合させるためには千数百℃の
高温に加熱する必要がある。
【0009】そこで、従来では、1000℃よりも低温
でアーマチャ7とビーム8とを拡散接合させるため、ビ
ーム8全体に予め無電解ニッケルメッキ処理を施してそ
の表面にニッケルメッキ層(ハッチングで示す)を形成
してから拡散接合させるという方法が採用されている。
この方法によれば、アーマチャ7及びビーム8がこれら
と組成的に異なるニッケルを介して拡散接合されるの
で、拡散接合され易くなり、また、拡散接合時の加熱温
度も800〜900℃程度に下げることができる。
でアーマチャ7とビーム8とを拡散接合させるため、ビ
ーム8全体に予め無電解ニッケルメッキ処理を施してそ
の表面にニッケルメッキ層(ハッチングで示す)を形成
してから拡散接合させるという方法が採用されている。
この方法によれば、アーマチャ7及びビーム8がこれら
と組成的に異なるニッケルを介して拡散接合されるの
で、拡散接合され易くなり、また、拡散接合時の加熱温
度も800〜900℃程度に下げることができる。
【0010】なお、アーマチャ7に接合される下側板バ
ネ5及び上側板バネ6、並びに、インバーブロック1に
接合される支持バネ2も軽量でしかも高強度にするた
め、超高張力鋼で作られ、無電解ニッケルメッキ処理を
施してから拡散接合される。また、伝動杆4はアーマチ
ャ7と同様に鉄で作られている。
ネ5及び上側板バネ6、並びに、インバーブロック1に
接合される支持バネ2も軽量でしかも高強度にするた
め、超高張力鋼で作られ、無電解ニッケルメッキ処理を
施してから拡散接合される。また、伝動杆4はアーマチ
ャ7と同様に鉄で作られている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、無電解ニッ
ケルメッキ層には必ずリンが含まれており、拡散接合時
にリンの触媒作用によって無電解ニッケルメッキ層の表
面に酸化皮膜が形成され、後にピン9をろう付けする銀
ろうの濡れ性が低下して、銀ろうがビーム8に馴染み難
くなり、図6に示すように、銀ろう11が小面積でしか
ビーム8に付着しないろう付不良が発生し、印字力や耐
久性に対する信頼性が保証されないという問題が生じて
いる。
ケルメッキ層には必ずリンが含まれており、拡散接合時
にリンの触媒作用によって無電解ニッケルメッキ層の表
面に酸化皮膜が形成され、後にピン9をろう付けする銀
ろうの濡れ性が低下して、銀ろうがビーム8に馴染み難
くなり、図6に示すように、銀ろう11が小面積でしか
ビーム8に付着しないろう付不良が発生し、印字力や耐
久性に対する信頼性が保証されないという問題が生じて
いる。
【0012】本発明は、上記の事情を鑑みてなされたも
のであり、ピンを強固にろう付けできるようにしたワイ
ヤドット式プリンタの印字ヘッドアクチュエータ及びそ
の製造方法を提供することを目的とする。
のであり、ピンを強固にろう付けできるようにしたワイ
ヤドット式プリンタの印字ヘッドアクチュエータ及びそ
の製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のワイヤドット式
プリンタの印字ヘッドアクチュエータは、上記の目的を
達成するため、例えば図1に示すように、ピン接合端部
8aを除いて無電解ニッケルメッキ層8bを形成された
後、アーマチャ7に拡散接合されたビーム8と、拡散接
合後にビーム8のピン接合端部8aにろう付けされたピ
ン9とを備えることを特徴としている。
プリンタの印字ヘッドアクチュエータは、上記の目的を
達成するため、例えば図1に示すように、ピン接合端部
8aを除いて無電解ニッケルメッキ層8bを形成された
後、アーマチャ7に拡散接合されたビーム8と、拡散接
合後にビーム8のピン接合端部8aにろう付けされたピ
ン9とを備えることを特徴としている。
【0014】また、本発明方法は、ビーム8のピン接合
端部8aをマスキング10で覆ってからビーム8の表面
に拡散接合用の無電解ニッケルメッキ層8bを形成した
後、マスキング10を除去することにより、ビーム8の
表面にピン接合端部8aを除いて無電解ニッケルメッキ
層8bを形成し、この後、アーマチャ7とビーム8とを
拡散接合してからピン接合端部8aにピン9をろう付け
することを特徴としている。
端部8aをマスキング10で覆ってからビーム8の表面
に拡散接合用の無電解ニッケルメッキ層8bを形成した
後、マスキング10を除去することにより、ビーム8の
表面にピン接合端部8aを除いて無電解ニッケルメッキ
層8bを形成し、この後、アーマチャ7とビーム8とを
拡散接合してからピン接合端部8aにピン9をろう付け
することを特徴としている。
【0015】
【作用】本発明方法によれば、表面にピン接合端部8a
を除いて無電解ニッケルメッキ層8bが形成されたビー
ム8を得ることができるので、ビーム8をアーマチャ7
に拡散接合できるとともに、拡散接合中にピン接合端部
8aに例えば銀ろうに馴染みにくい酸化皮膜が形成され
ることを防止できる。
を除いて無電解ニッケルメッキ層8bが形成されたビー
ム8を得ることができるので、ビーム8をアーマチャ7
に拡散接合できるとともに、拡散接合中にピン接合端部
8aに例えば銀ろうに馴染みにくい酸化皮膜が形成され
ることを防止できる。
【0016】また、本発明品によれば、酸化皮膜が形成
されていないビーム8のピン接合端部8aにピン9がろ
う付けされるので、ろうのピン接合端部8aへの濡れ性
が酸化皮膜によって損なわれるおそれがなく、ろうがピ
ン接合端部8aによく馴染み、接合強度が高められる。
されていないビーム8のピン接合端部8aにピン9がろ
う付けされるので、ろうのピン接合端部8aへの濡れ性
が酸化皮膜によって損なわれるおそれがなく、ろうがピ
ン接合端部8aによく馴染み、接合強度が高められる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図4に
基づき説明する。図1は本発明の一実施例に係るワイヤ
ドット式プリンタの印字ヘッドアクチュエータの側面図
であり、この印字ヘッドアクチュエータは、従来と同
様、インバーブロック1と、インバーブロック1に直立
状に拡散接合された支持バネ2と、支持バネ2の上端に
拡散接合された伝動杆4と、インバーブロック1の支持
バネ2よりも先端側の部分に拡散接合された下側板バネ
5と、伝動杆4の先端部に拡散接合された上側板バネ6
と、下側板バネ5及び上側板バネ6の両先端部に拡散接
合されたアーマチャ7と、ピン接合端部8aを除いて無
電解ニッケルメッキ層8bを形成された後アーマチャ7
に直立状に拡散接合されたビーム8と、ビーム8のピン
接合端部8aにろう付けされたピン9とを備えている。
基づき説明する。図1は本発明の一実施例に係るワイヤ
ドット式プリンタの印字ヘッドアクチュエータの側面図
であり、この印字ヘッドアクチュエータは、従来と同
様、インバーブロック1と、インバーブロック1に直立
状に拡散接合された支持バネ2と、支持バネ2の上端に
拡散接合された伝動杆4と、インバーブロック1の支持
バネ2よりも先端側の部分に拡散接合された下側板バネ
5と、伝動杆4の先端部に拡散接合された上側板バネ6
と、下側板バネ5及び上側板バネ6の両先端部に拡散接
合されたアーマチャ7と、ピン接合端部8aを除いて無
電解ニッケルメッキ層8bを形成された後アーマチャ7
に直立状に拡散接合されたビーム8と、ビーム8のピン
接合端部8aにろう付けされたピン9とを備えている。
【0018】上記ピン9は超硬度鋼で形成され、ビーム
8、上側板バネ6、下側板バネ5及び支持バネ2はそれ
ぞれ超高張力鋼で形成され、アーマチャ7及び伝動杆4
は鉄で作られ、インバーブロック1はインバーで作られ
ている。
8、上側板バネ6、下側板バネ5及び支持バネ2はそれ
ぞれ超高張力鋼で形成され、アーマチャ7及び伝動杆4
は鉄で作られ、インバーブロック1はインバーで作られ
ている。
【0019】ビーム8、上側板バネ6、下側板バネ5及
び支持バネ2はそれぞれ無電解ニッケルメッキをしてか
らアーマチャ7、伝動杆4あるいはインバーブロック1
と拡散接合される。
び支持バネ2はそれぞれ無電解ニッケルメッキをしてか
らアーマチャ7、伝動杆4あるいはインバーブロック1
と拡散接合される。
【0020】ここで重要なことは、図2のフロー図に示
すように、ビーム8は、ピン接合端部8aをマスキング
10で覆ってから無電解ニッケルメッキされることであ
り〔図2F1→F2〕、その後上記マスキング10を除
去し〔図2F3〕、拡散接合した後〔図2F4〕、ピン
9をろう付けする〔図2F5〕。これによって、ビーム
8の表面にピン接合端部8aを除いて無電解ニッケルメ
ッキ層8bが形成されることになる。
すように、ビーム8は、ピン接合端部8aをマスキング
10で覆ってから無電解ニッケルメッキされることであ
り〔図2F1→F2〕、その後上記マスキング10を除
去し〔図2F3〕、拡散接合した後〔図2F4〕、ピン
9をろう付けする〔図2F5〕。これによって、ビーム
8の表面にピン接合端部8aを除いて無電解ニッケルメ
ッキ層8bが形成されることになる。
【0021】マスキング10としては、フェノール樹脂
等の樹脂、金属箔等が考えられるが、ここでは、ピン9
をろう付けするために複雑に曲成されたピン接合端部8
aの形状に良く馴染み、しかも、無電解ニッケルメッキ
中もその形状を保持できる鉛テープをマスキング10に
用いて満足な結果を得ることが出来た。
等の樹脂、金属箔等が考えられるが、ここでは、ピン9
をろう付けするために複雑に曲成されたピン接合端部8
aの形状に良く馴染み、しかも、無電解ニッケルメッキ
中もその形状を保持できる鉛テープをマスキング10に
用いて満足な結果を得ることが出来た。
【0022】なお、この実施例では、図3の説明図に示
すように、マスキング10とビーム8との間の毛細管現
象によってメッキ液がピン接合端部8aに侵入すること
を防止するため、マスキング10をピン接合端部8aに
巻き付けた後、かしめ(コーキング)を行って、マスキ
ング10とビーム8とを隙間無く密着させている。
すように、マスキング10とビーム8との間の毛細管現
象によってメッキ液がピン接合端部8aに侵入すること
を防止するため、マスキング10をピン接合端部8aに
巻き付けた後、かしめ(コーキング)を行って、マスキ
ング10とビーム8とを隙間無く密着させている。
【0023】また、この実施例では、マスキング10の
溶解によるメッキ液の汚染を防止するため、マスキング
10を覆うようにテフロンテープを巻いてから無電解メ
ッキを行った。
溶解によるメッキ液の汚染を防止するため、マスキング
10を覆うようにテフロンテープを巻いてから無電解メ
ッキを行った。
【0024】無電解メッキ後、マスキング10を除去
し、例えば次のような手順で拡散接合が行われる。すな
わち、ビーム8、上側板バネ6、下側板バネ5及び支持
バネ2はそれぞれの端部をアーマチャ7、伝動杆4ある
いはインバーブロック1に形成した組合せ溝に挿入さ
れ、その組合せ溝の一側部あるいは両側部をかしめて各
部品どうしが圧着された状態にする。このかしめ作業は
コーキングと呼ばれている。この後、これらの部品を治
具に納めてから炉に入れて900℃で約20分間加熱す
る。これにより、インバーブロック1と支持バネ2、支
持バネ2と伝動杆4、インバーブロック1と板バネ5、
板バネ5とアーマチャ7、伝動杆4と板バネ6、板バネ
6とアーマチャ7、アーマチャ7とビーム8の各接合部
が拡散接合によって連結される。
し、例えば次のような手順で拡散接合が行われる。すな
わち、ビーム8、上側板バネ6、下側板バネ5及び支持
バネ2はそれぞれの端部をアーマチャ7、伝動杆4ある
いはインバーブロック1に形成した組合せ溝に挿入さ
れ、その組合せ溝の一側部あるいは両側部をかしめて各
部品どうしが圧着された状態にする。このかしめ作業は
コーキングと呼ばれている。この後、これらの部品を治
具に納めてから炉に入れて900℃で約20分間加熱す
る。これにより、インバーブロック1と支持バネ2、支
持バネ2と伝動杆4、インバーブロック1と板バネ5、
板バネ5とアーマチャ7、伝動杆4と板バネ6、板バネ
6とアーマチャ7、アーマチャ7とビーム8の各接合部
が拡散接合によって連結される。
【0025】拡散接合の後、ピン接合端部8aにピン9
を銀ろうでろう付けすると、ピン接合端部8aには無電
解ニッケルメッキ層8bが形成されていないので、拡散
接合中にその部分に銀ろうと馴染みが悪い酸化皮膜が形
成されるおそれはなくなり、図4に示すように、銀ろう
がビーム8に良く馴染んだ状態でろう付けされビーム8
とピン9との接合強度を高めることができ、印字力及び
耐久性に対する保証が可能となった。
を銀ろうでろう付けすると、ピン接合端部8aには無電
解ニッケルメッキ層8bが形成されていないので、拡散
接合中にその部分に銀ろうと馴染みが悪い酸化皮膜が形
成されるおそれはなくなり、図4に示すように、銀ろう
がビーム8に良く馴染んだ状態でろう付けされビーム8
とピン9との接合強度を高めることができ、印字力及び
耐久性に対する保証が可能となった。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ビーム
のピン接合部に無電解ニッケルメッキ層が形成されず、
したがって、ろうに馴染みにくい酸化皮膜がピン接合部
に形成されることがない。その結果、ピン接合端部への
ろうの濡れ性が損なわれず、ろうがピン接合端部に良く
馴染んで強固な接合強度を得ることができる。
のピン接合部に無電解ニッケルメッキ層が形成されず、
したがって、ろうに馴染みにくい酸化皮膜がピン接合部
に形成されることがない。その結果、ピン接合端部への
ろうの濡れ性が損なわれず、ろうがピン接合端部に良く
馴染んで強固な接合強度を得ることができる。
【図1】本発明品の一実施例の側面図である。
【図2】本発明方法のフロー図である。
【図3】本発明方法の一実施例の説明図である。
【図4】本発明品の要部の正面図である。
【図5】従来例の側面図である。
【図6】従来例の要部の正面図である。
7 アーマチャ 8 ビーム 8a ピン接合部 9 ピン 10 マスキング(鉛テープ)
Claims (4)
- 【請求項1】 ピン接合端部(8a)を除いて無電解ニッケ
ルメッキ層(8b)を形成された後、アーマチャ(7) に拡散
接合されたビーム(8) と、拡散接合後にビーム(8) のピ
ン接合端部(8a)にろう付けされたピン(9) とを備えるこ
とを特徴とする、ワイヤドット式プリンタの印字ヘッド
アクチュエータ。 - 【請求項2】 ビーム(8) のピン接合端部(8a)をマスキ
ング(10)で覆ってからビーム(8) の表面に拡散接合用の
無電解ニッケルメッキ層(8b)を形成した後、マスキング
(10)を除去することにより、ビーム(8) の表面にピン接
合端部(8a)を除いて無電解ニッケルメッキ層(8b)を形成
し、この後、アーマチャ(7) とビーム(8) とを拡散接合
してからピン接合端部(8a)にピン(9) をろう付けするワ
イヤドット式プリンタの印字ヘッドアクチュエータの製
造方法。 - 【請求項3】 マスキング(10)が鉛テープで構成された
請求項2に記載のワイヤドットプリンタの印字ヘッドア
クチュエータの製造方法。 - 【請求項4】 マスキング(10)が樹脂で構成された請求
項2に記載のワイヤドット式プリンタの印字ヘッドアク
チュエータの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23933591A JPH0577447A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | ワイヤドツト式プリンタの印字ヘツドアクチユエータ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23933591A JPH0577447A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | ワイヤドツト式プリンタの印字ヘツドアクチユエータ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0577447A true JPH0577447A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17043205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23933591A Withdrawn JPH0577447A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | ワイヤドツト式プリンタの印字ヘツドアクチユエータ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0577447A (ja) |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP23933591A patent/JPH0577447A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5368661A (en) | Method for joining parts of Ni-Ti alloys with different metals | |
| US4702547A (en) | Method for attaching an optical fiber to a substrate to form an optical fiber package | |
| KR100734794B1 (ko) | 구리와 스테인레스 강 사이에 접합부를 형성하는 방법 | |
| US5046971A (en) | Terminal pins for flexible circuits | |
| US5050790A (en) | Process for the fabrication of metal-made carrier body for exhaust gas cleaning catalyst | |
| JP2020532075A (ja) | 電気接触アセンブリ用のプレスフィットピン | |
| US4902867A (en) | Method of joining an insulated wire to a conductive terminal | |
| JP2023512826A (ja) | フリーはんだ箔 | |
| ES2201818T3 (es) | Metodo para unir ceramica a metal. | |
| KR100432583B1 (ko) | 높은열적부하를견딜수있는구조적요소의제조방법 | |
| JPH0577447A (ja) | ワイヤドツト式プリンタの印字ヘツドアクチユエータ及びその製造方法 | |
| JP2007083622A (ja) | ドットヘッド及びドットヘッド用アーマチュア構体の製造方法 | |
| JPH10208771A (ja) | ナトリウム−硫黄電池 | |
| JP4566857B2 (ja) | 半田ごて用のこて先及びその製造方法 | |
| JP2008053219A (ja) | セラミックヒータの製造方法,および,セラミックヒータ | |
| US3768148A (en) | Method of joining print characters to high speed printer fingers | |
| JP3090386B2 (ja) | 回路基板へのリード端子接合方法及びリード端子付き回路基板 | |
| JPS60106662A (ja) | 部材の接合法 | |
| KR100306493B1 (ko) | 초경재료의 확산 접합 방법 | |
| WO2019167454A1 (ja) | 接合構造体およびその製造方法 | |
| JP4224050B2 (ja) | ヒーターチップの熱電対取付構造および熱電対取付方法 | |
| JPH11300483A (ja) | 異種金属材料の接合構造 | |
| JPS62199260A (ja) | 金属のろう付方法 | |
| JP2007517759A (ja) | ダイヤモンドの接合 | |
| JP3419427B2 (ja) | インパクトドットプリンタ用の印字レバーとその製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |