JPH0577457U - 浴室内照明装置 - Google Patents
浴室内照明装置Info
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- JPH0577457U JPH0577457U JP025014U JP2501492U JPH0577457U JP H0577457 U JPH0577457 U JP H0577457U JP 025014 U JP025014 U JP 025014U JP 2501492 U JP2501492 U JP 2501492U JP H0577457 U JPH0577457 U JP H0577457U
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 メンテナンスフリーで設置スペースが少ない
浴室内照明装置と、更に皮膚に優しい浴室内照明装置と
を提供する。 【構成】 浴室天井に設けられた浴室全体照明10は、
複数本の光ファイバを出射端側で直線状に1列に固定し
たものであり、浴室内を面状に全体的に照明する。浴室
天井に設けられた浴槽及び洗い場の各スポット照明3
0,50は、複数本の光ファイバを円筒状に固定したも
のであり、天井から浴槽3,洗い場5をスポット状に照
明する。鏡7の裏面側から設けられた鏡内ライン照明7
0は、複数本の光ファイバを出射端側で直線状に2列配
列されるように固定したものであり、鏡7の前で立った
り座ったりする人を照明する。
浴室内照明装置と、更に皮膚に優しい浴室内照明装置と
を提供する。 【構成】 浴室天井に設けられた浴室全体照明10は、
複数本の光ファイバを出射端側で直線状に1列に固定し
たものであり、浴室内を面状に全体的に照明する。浴室
天井に設けられた浴槽及び洗い場の各スポット照明3
0,50は、複数本の光ファイバを円筒状に固定したも
のであり、天井から浴槽3,洗い場5をスポット状に照
明する。鏡7の裏面側から設けられた鏡内ライン照明7
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り座ったりする人を照明する。
Description
【0001】
本考案は、光ファイバを用いた浴室内照明装置に関する。
【0002】
従来、浴室内の照明としては、浴室天井や側壁に設定された白熱灯または蛍光 灯等の室内照明をそのまま用いているのが一般的である。
【0003】
しかし、こうした照明装置では、次のような問題点が指摘されている。 浴室内に白熱灯や蛍光灯が配置されている都合上、これら照明機器の寿命が尽 きる都度その交換を必要とする。この際、照明機器の設置位置が浴室天井や側壁 等の高い位置であるため、浴室では使用しない椅子等をわざわざ浴室内に持ち込 んで照明機器の交換を行なうことになり煩雑である。
【0004】 また、照明機器や電源を投入するためのコネクタ等の電源機器が浴室内の高い 湿気に始終晒されるため、照明機器の接続部や電源機器に錆が発生してこれらの 交換も必要となる。
【0005】 更には、照明機器の設置に広いスペースを必要とする。 また、入浴中の人の皮膚は湯を浴びてその温度が日常生活より高く活性化して いるため、皮膚に優しい照明が求められている。ところが、白熱灯や蛍光灯等の 照明機器は自然光に近い光を発する物として市販されているため、この要求に沿 うためには、特別な白熱灯や蛍光灯等を流通させなければならず困難が伴う。
【0006】 本考案は、上記問題点を解決するためになされ、メンテナンスフリーで設置ス ペースが少ない浴室内照明装置と、更に皮膚に優しい浴室内照明装置とを提供す ることを目的とする。
【0007】
かかる目的を達成するために本発明の採用した手段は、以下の通りである。
【0008】 請求項1記載の浴室内照明装置は、 浴室内の洗い場及び/又は浴槽を照明する浴室内照明装置であって、 浴室外に設置された光源と、 該光源からの光を伝送する光伝送路としての光ファイバと、 を備え、 前記光ファイバからの光の出射端を、洗い場及び/又は浴槽をその上方から照 射する照射位置に設置したこと を特徴とする。
【0009】 請求項2記載の浴室内照明装置は、 浴室内に配置された鏡の前方を照明する浴室内照明装置であって、 浴室外に設置された光源と、 該光源からの光を伝送する光伝送路としての光ファイバと、 を備え、 前記光ファイバからの光の出射端を、前記鏡の前方に位置する被照射体に向け て設置したこと を特徴とする。
【0010】 請求項3記載の浴室内照明装置は、 請求項1又は請求項2記載の浴室内照明装置であって、 前記光ファイバは、 赤外線領域の光を伝送中に吸収する材料から形成したものである。
【0011】 請求項4記載の浴室内照明装置は、 請求項3記載の浴室内照明装置であって、 光ファイバを形成する材料が、メタクリル樹脂である。
【0012】 請求項5記載の浴室内照明装置は、 請求項1又は請求項2記載の浴室内照明装置であって、 前記光源と光ファイバとの間に、 赤外線領域の光及び/又は紫外線領域の光の透過を阻止するフィルタを設けた 浴室内照明装置である。
【0013】
請求項1記載の浴室内照明装置は、浴室外に設置された光源と光ファイバとを 備える照明装置により、光源から出射端まで光を伝送し、洗い場及び/又は浴槽 に向けてその上方から光を照射する。
【0014】 請求項2記載の浴室内照明装置は、浴室外に設置された光源と光ファイバとを 備える照明装置により、光源から出射端まで光を伝送し、鏡の前方に位置する被 照射体に向けて光を照射する。
【0015】 請求項3記載の浴室内照明装置は、光ファイバを赤外線領域の光を伝送中に吸 収する材料から形成することで、出射端から赤外線領域の光を照射しない。
【0016】 請求項4記載の浴室内照明装置は、光ファイバを形成する材料をメタクリル樹 脂とすることで、この光ファイバをその経路長に関係なく赤外線領域の光を所定 量吸収するものとする。よって、出射端から赤外線領域の光を照射しない。 なお、メタクリル樹脂を材料とする光ファイバは、紫外線領域の光をよく吸収 するので、出射端から紫外線領域の光を照射しない。これらのことは、実験的に 実証されている。
【0017】 請求項5記載の浴室内照明装置は、赤外線領域の光及び/又は紫外線領域の光 の透過を阻止するフィルタを光源と光ファイバとの間に設けたことにより、出射 端から赤外線領域の光及び/又は紫外線領域の光を照射しない。
【0018】
以上説明した本考案の構成・作用を一層明らかにするために、以下本考案の好 適な実施例について説明する。
【0019】 図1は、本考案の一実施例の浴室内照明装置1の要部を浴室内部とともに示す 斜視図である。なお、図において、本考案の要部をなす光ファイバについては、 壁面等を透過した状態が描かれている。 図に示すように、浴室内には、浴槽3と洗い場5と洗い場における姿見のため の鏡7とが設けられている。
【0020】 そして、浴室天井には、浴室内を面状に全体的に照射する浴室全体照明10と 、浴槽3内をその上方からスポット的に照射する浴槽スポット照明30と、洗い 場5をその上方からスポット的に照射する洗い場スポット照明50とが設けられ ている。
【0021】 一方、鏡7には、鏡7の前で洗顔,髭剃り,シャワー浴び等を行なう人を、左 右一対の湾曲した鏡内のスリットからライン状に照射する鏡内ライン照明70が 、上下2段に設けられている。なお、上段の鏡内ライン照明70の設置位置は、 立ってシャワーを浴びる人の顔面周辺を照射できる位置であり、下段の鏡内ライ ン照明70の設置位置は、洗い場に座って洗顔したりする人の顔面周辺を照射で きる位置である。
【0022】 浴室全体照明10は、複数本の光ファイバからなる収束体11から各光ファイ バをほぐし、ほぐした各光ファイバを天井に沿って平行に且つ面状に並べて敷設 して構成されている。なお、このような面状の照明における光ファイバ部分の構 成及び照明の様子については、後述する。
【0023】 浴槽スポット照明30,洗い場スポット照明50は、複数本の光ファイバから なる収束体31,51を結束した状態のままその端面(光の出射端)を揃え、そ れぞれの端面を浴槽3,洗い場5に向けて臨ませて構成されている。なお、浴槽 スポット照明30,洗い場スポット照明50における光ファイバ部分の構成及び 照明の様子については、後述する。
【0024】 上下の鏡内ライン照明70は、それぞれ複数本の光ファイバからなる収束体7 1から各光ファイバをほぐし、ほぐした各光ファイバの出射端を、鏡7の裏面に 形成された左右一対の円弧状のスリット7a,7bに嵌入して構成されている。 なお、これらスリット7a,7bの形成されている位置は、上下の鏡内ライン照 明70が既述した位置を照射できるよう、配慮されている。また、鏡内ライン照 明70における光ファイバ部分の構成及び照明の様子については、後述する。
【0025】 前述した各光ファイバの収束体11,31,51,71は、浴室天井及び鏡7 の前面から浴室外にまでそれぞれ回され、その後、1つの束にまとめられており 、そのまとめられた光ファイバの束は、光を発する光源装置81に接続されてい る。
【0026】 図2に示すように、光源装置81は、安定器83からの電源の供給を受けて発 光するランプ84と、そのランプ84からの光の放射方向を規制するパラボラ反 射鏡85と、ランプ84から出た光を絞るレンズ86と、そのレンズ86を透過 する光の進行方向に光ファイバの束の端部(入射端側の端部)を固定する口金8 7とを備えている。ランプ84から放射された光は、レンズ86を介して絞られ 、その後、口金87に固定されている光ファイバの入射端に入力される。 上記各収束体11,31,51,71を構成する光ファイバは、メタクリル樹 脂を材料として形成されている。
【0027】 次に、上記各照明における光ファイバ部分の構成及び照明の様子について、順 次説明する。 A.面状の照明(浴室全体照明10)の詳細 図3は、面状の照明を実現する光ファイバの収束体11の照射部を天井設置面 から見た場合の正面図、入射端側の端面図及び出射端側の端面図であり、図4は 、図3におけるA−A線断面図である。
【0028】 図3に示すように、光ファイバの収束体11は、複数本の光ファイバを、入射 端側で端面が円形となり、出射端側の所定の範囲で直線状に1列に配列された平 面を形成するように、樹脂にて固定したものである。しかも、収束体11を形成 する各光ファイバには、その平面を形成する部分の片面に傷12が形成されてい る。この傷12は、図3及び図4に示すように、各光ファイバ毎にそれぞれ形成 されるもので、光ファイバの長さ方向に延び、その深さはコアC1に達する。さ らに、収束体11の出射側の端面には、反射樹脂が塗られており、その出射側の 端面から光が出射されない構成となっている。
【0029】 光ファイバの収束体11の入射端面に光が入射されると、この光はコアC1内 を入射端方向に進行し、上記平面部分に達する。この平面部分では、コアC1内 を進行してきた光は、上記平面部分に形成された傷12の面で乱反射し、傷のな い面側のコアC1とクラッドC2との境界部分に達する。このとき、その境界部 分への光の入射角が臨界角以下となると、その境界部分から光は、図4中の一点 鎖線に示すように、外側(傷のない面側)に漏れ出る。 なお、前述したように出射側の端面には、反射樹脂が塗られていることから、 上記平面部分から漏れ出ることなしに、その端面に至った光は、反射樹脂で反射 されて、上記平面部分側に戻り、その平面部分から光は漏れ出る。こうした結果 、上記構成の光ファイバの収束体11は、その平面状に形成した部分の傷を形成 していない側の面全体から光が照射されることになる。
【0030】 浴室全体照明10は、収束体11の上記平面部分における傷のない外側を浴室 内に向けて浴室天井に設置されている。よって、浴室内は、この浴室全体照明1 0により面状に全体的に照明される。
【0031】 B.スポット状の照明(浴槽スポット照明30,洗い場スポット照明50)の 詳細 図5は、スポット状の照明を実現する光ファイバの収束体31,51の正面図 、入射端側の端面図及び出射端側の端面図である。 同図に示すように、光ファイバの収束体31,51は、複数本の光ファイバを 円筒状に、樹脂にて固定したものである。
【0032】 こうして形成された光ファイバの一方の収束体31,51は、前述したように 、それぞれの出射端側の端面を天井からその下方の浴槽3,洗い場5に向けて設 置されている。
【0033】 なお、こうした光ファイバの収束体31,51から出射される光は、通常、ス ポット状に一点を照射するが、より広い範囲で浴槽3,洗い場5を照射可能なよ うに、実際は、収束体31,51を構成する各光ファイバの単線は、その出射端 面に以下のような処理が施されている。
【0034】 即ち、収束体31,51を構成する各光ファイバの単線の出射端は、図6に示 すように、光ファイバの長さ方向(図中、x方向)に対して時計周りに30度の 角度で切断されている。この切断面は、光学研磨に至らない比較的粗い状態とな っている。光ファイバの端部までコアC1内を進行してきた光は、その切断面で 反射して、コアC1からクラッドC2への境界線への入射角が臨界角以下となり 、コアC1から漏れ出る。
【0035】 光ファイバのコアC1内を進む光をマクロ的に見ると、この光は、図6中の2 点鎖線に示すように、光ファイバの長さ方向に直進する一つの光と想定すること ができ、この光は、長さ方向に対して60度の角度の方向にコアC1から漏れ出 る。このことは、30度の角度で切断された光ファイバから出射される光は、長 さ方向に対して60度の角度の方向に対して最も強いものとなることを示してい る。即ち、30度の角度で切断された光ファイバは、長さ方向に対して60度の 角度の方向を中心とし、その方向から広がった方向に渡って光は照射される。
【0036】 こうした30度の角度の切断面から出射される光の明るさを実験的に測定した 結果を、図7のグラフに示した。同図に示すグラフは、光ファイバの長さ方向を 角度0度として時計周りを正の角度方向とし(切断面が角度30度となる)、最 も強い明るさを示す方向を100[%]の明るさとして描いたものである。同図 からわかるように、出射光の明るさは、60度の方向に最も強い100[%]の 明るさとなり、ほぼ15度から90度に渡って50[%]以上の明るさを示す。 即ち、こうした30度の角度の切断面を備えた光ファイバの収束体31,51は 、光ファイバの長さ方向に対して15度から90度に広がった方向に光を照射す ることが、実験的にも証明される。
【0037】 従って、こうした光ファイバの収束体31,51から出射される光は、通常、 スポット状の一点から広がった範囲となり、浴槽3及び洗い場5を広い範囲で照 射する。
【0038】 なお、上記光ファイバの出射側の端面の切断面は、光ファイバの長さ方向に対 して60度の角度となっているが、これに限るものではなく、その切断面で反射 された光が、コアC1からクラッドC2へ臨界角以下の入射角で入射するような 傾斜角であれば、どのような角度であってもよい。
【0039】 C.ライン状の照明(鏡内ライン照明70)の詳細 図8は、ライン状の照明を実現する光ファイバの収束体71の正面図、入射端 側の端面図及び出射端側の端面図である。 同図に示すように、光ファイバの収束体71は、複数本の光ファイバを、入射 端側で端面が円形となり、出射端側で各単線が直線状に2列配列されるように、 樹脂にて固定したものである。
【0040】 こうして形成された光ファイバの収束体71の出射端部は、前述したように、 鏡7のスリット7a,7bに嵌入されている。図9に、その収束体71の出射端 部がスリット7aに嵌入された鏡7のスリット7aに沿った縦断面図を、図10 に、鏡7の横断面図を示す。 これら図に示すように、左右の収束体71の各光ファイバの出射端は、鏡7の 裏面に塗装された塗膜7cを越えて、鏡7の表面から突出しないような位置まで 挿入された状態で、接着剤あるいは図示しない止め具等で固定されている。また 、図10に示すように、左右の収束体71の各光ファイバは、鏡7の厚さ方向に 対して中心側に所定角度θだけ傾いてスリット7a,7bにそれぞれ嵌入されて おり、前述したように、上段の鏡内ライン照明70にあっては、立ってシャワー を浴びる人の顔面周辺を照射し、下段の鏡内ライン照明70にあっては、洗い場 に座って洗顔したりする人の顔面周辺を照射する。
【0041】 なお、この各収束体71の出射端は、実際は、前述したように、光ファイバの 各単線が直線状に2列配列されているが、図1においては、図示の都合により、 直線状に1列配列した状態が示されている。ところで、光ファイバの単線は、数 百μmの太さであることから、前記スリット7a,7bは、図中にはっきり示さ れているが、実際は、鏡7の前に立ったり座ったりする入浴者にとって何等目立 つものではなく、入浴者は、あたかも、鏡の内部から光が漏れ出るような印象を 受けるにすぎない。
【0042】 ところで、スポット状の照明の詳細で説明したように、出射端を30度の角度 で切断した光ファイバを、ライン状の照明の鏡内ライン照明70における収束体 71に用いるように構成してもよい。 即ち、図11に示すように、出射端を30度の角度で切断した光ファイバを、 鏡7の厚さ方向に垂直に嵌入する構成としてもよい。この場合、左右の収束体7 1の光ファイバの切断面Sが互いに外側に向くように配設されている。
【0043】 各光ファイバからの光の出射方向は、軸方向に対して切断面Sと反対の60度 の方向を中心とした広範囲であることから、前述したように各収束体71を鏡7 の厚さ方向に垂直に嵌入しても、鏡7の前で立ったり座ったりしている入浴者に 向かう方向に光が照射される。こうした構成によれば、収束体71が嵌入される スリット7a,7bの幅を、図10に示した場合と比べてより細くすることがで き、このため、そのスリット7a,7bは入浴者にとってより目だたないものと なる。
【0044】 また、この構成により、ライン状の照射範囲を、幅のより広がった範囲とする ことができ、鏡7の前で立ったり座ったりしている入浴者をより広い範囲で照射 することが可能となる。
【0045】 次に、前述してきた、光伝送路としての各収束体を構成する各光ファイバの特 性について述べる。 各光ファイバは、前述したように、メタクリル樹脂を材料として形成されてい るが、メタクリル樹脂は、赤外線領域及び紫外線領域の光をかなりの量、吸収す る。特に、紫外線に関しては、250[nm]及び360[nm]の波長領域の 光をよく吸収する。また、赤外線に関しては、光源装置81を出射した光の雰囲 気の温度がほぼ60度であるのに対して、光ファイバの出射端側の雰囲気の温度 はほぼ摂氏37度となることから、かなりの赤外線波長領域の光を吸収している ことが実験的に証明される。
【0046】 以上のように構成された本実施例の浴室内照明装置1は、浴室全体照明10に より浴室内全体をくまなく照射し、浴槽スポット照明30,洗い場スポット照明 50により浴槽3,洗い場5をスポット的に照射し、鏡内ライン照明70により 鏡7の前に立ったり座ったりする人をライン状に照射する。このような照射を行 なう各照明は、総ての光ファイバの切断といった事態が起きなければ、従来必要 であった浴室内における電灯交換等を必要としない。もっとも、総ての光ファイ バが切断するといった事態は、地震等の天災がなければ起きないことから、本実 施例の浴室内照明装置1によれば、浴室内のメンテナンスフリー化を図ることが できる。
【0047】 また、浴室全体照明10にあっては天井に沿って光ファイバを敷設するだけで よく、浴槽スポット照明30,洗い場スポット照明50にあってはその出射端を 浴室内に臨ませるだけでよく、鏡内ライン照明70にあっては2列に配列した光 ファイバを鏡7の裏面のスリットに埋設するだけでよいことから、本実施例の浴 室内照明装置1によれば、浴室内における照明の設置スペースを少なくすること ができる。
【0048】 更に、各照明の収束体を構成する光ファイバをメタクリル樹脂を材料として形 成したので、光を伝送中に赤外線領域及び紫外線領域の光をかなりの量吸収する 。この結果、湯を浴びて皮膚の温度が日常生活より高く活性化している入浴中の 人の皮膚に刺激を与えず、皮膚に優しい光を出射することができる。 また、赤外線領域の光を吸収していることから、この光を浴びる入浴者の皮膚 温を、湯以外によって高めるようなことを回避することができる。
【0049】 しかも、浴室全体照明10による浴室内全体照明に加え、浴槽スポット照明3 0,洗い場スポット照明50による浴槽3,洗い場5のスポット照射と、鏡内ラ イン照明70による鏡7の前へのライン照射とを行なうので、本実施例の浴室内 照明装置1によれば、入浴者は皮膚に優しい光を十分に浴びて入浴できる。
【0050】 次に、本考案の他の実施例(第2実施例)について説明する。なお、その説明 に当たっては、上記した実施例(第1実施例)と同一の構成部材については、同 一の符号を用いることとする。
【0051】 本考案の第2実施例としての浴室内照明装置1は、第1実施例と比較して、浴 室全体照明10等の各照明における各収束体の光ファイバとして、メタクリル樹 脂に換えて石英ガラスから生成した光ファイバを用いた点と、光源装置81にお いて、図12に示すように、ランプ84とレンズ86との間に赤外線領域の波長 をカットする熱カットフィルタ88を設けた点が異なり、その他の構成は同じも のである。
【0052】 こうした構成の浴室内照明装置1では、光ファイバ自身で赤外線領域の光をカ ットすることができないが、光源装置81の熱カットフィルタ88で赤外線領域 の光をカットすることができることから、各照明の光伝送路を構成する各収束体 の出射端側から赤外線領域の光を出射しないので、この光を浴びる入浴者の皮膚 に優しい光を出射できるとともに、入浴者の皮膚温を、湯以外によって高めるよ うなことを回避することができる。
【0053】 なお、上記第2実施例において、熱カットフィルタ88を、赤外線領域の光に 加えて紫外線領域の光をカットする特性のフィルタとするように構成してもよく 、こうした構成により、上記した第1実施例と同様の効果を奏することができる 。
【0054】 以上、本考案のいくつかの実施例を詳述してきたが、本考案は、こうした実施 例に何等限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々 なる態様にて実施することができるのは勿論のことである。
【0055】 例えば、浴室全体照明10において各光ファイバに形成する傷12を光ファイ バの長さ方向に沿って形成したが、サンドペーパー等により不規則な傷を形成し てもよい。この際、傷の形成程度に差を持たせれば傷の形成程度で傷のない側か ら出射される光量が異なるので、浴室内を異なる照度で照らすことができる。
【0056】
以上説明したように、本考案に係る浴室内照明装置によれば、次のような効果 を奏することができる。 請求項1に記載した浴室内照明装置によれば、浴室外に設置された光源と光フ ァイバとを備える照明装置により、光源から出射端まで光を伝送し、洗い場及び /又は浴槽に向けてその上方から光を照射する。この結果、用いる総ての光ファ イバが切断するといった事態が地震等の天災がなければ起きないことから、従来 必要であった浴室内における電灯交換等をいっさい必要とせず、浴室内のメンテ ナンスフリー化を図ることができる。
【0057】 また、この浴室内照明装置を設けるに当たって、光ファイバを天井に沿って設 けたり、その出射端を浴室内に臨ませたりするだけでよいことから、本考案の浴 室内照明装置によれば、浴室内における照明の設置スペースを少なくすることが できる。
【0058】 請求項2に記載した浴室内照明装置によれば、上記請求項1に記載された浴室 内照明装置と同様に、浴室外に設置された光源から光ファイバを介してその出射 端まで光を伝送し、鏡の前方に位置する被照射体に向けて光を照射する。この結 果、やはり上記請求項1に記載された浴室内照明装置と同様に、従来必要であっ た浴室内における電灯交換等をいっさい必要とせず、浴室内のメンテナンスフリ ー化を図ることができる。
【0059】 また、この浴室内照明装置を設けるに当たって、浴室内の鏡にその裏面から光 を出射できるように光ファイバの出射端を設置するだけでよいことから、浴室内 における照明の設置スペースを少なくすることができる。
【0060】 請求項3に記載した浴室内照明装置は、光ファイバを赤外線領域の光を伝送中 に吸収する材料から形成することで、出射端から赤外線領域の光を照射しない。 よって、請求項3に記載した浴室内照明装置によれば、入浴中の人の皮膚に湯以 外の熱的な刺激を与えず、皮膚に優しい光を出射することができる。
【0061】 請求項4に記載した浴室内照明装置は、メタクリル樹脂から光ファイバを形成 したので、光の伝送中に赤外線領域及び/又は紫外線領域の光をかなりの量吸収 して、出射端から赤外線領域及び/又は紫外線領域の光を出射しない。この結果 、請求項4に記載した浴室内照明装置によれば、湯を浴びて皮膚の温度が日常生 活より高く活性化している入浴中の人の皮膚に湯以外の熱的な刺激を与えず、皮 膚に優しい光を出射することができるとともに、入浴者の皮膚に対する紫外線の 受光量を減らして、皮膚の損傷を未然に回避することができる。
【0062】 請求項5に記載した浴室内照明装置は、赤外線領域の光及び/又は紫外線領域 の光の透過を阻止するフィルタにより、出射端から赤外線領域の光及び/又は紫 外線領域の光を照射しない。よって、請求項5に記載した浴室内照明装置によれ ば、請求項4に記載した浴室内照明装置と同様に、入浴中の人の皮膚に湯以外の 熱的な刺激を与えない皮膚に優しい光を出射することができるとともに、入浴者 の皮膚に対する紫外線の受光量を減らして、皮膚の損傷を未然に回避することが できる。
【図1】本考案の第1実施例の浴室内照明装置1を示す
概略図。
概略図。
【図2】光源装置81の構成を安定器83と共に示す概
略構成図。
略構成図。
【図3】浴室全体照明10による面状の照明を実現する
光ファイバの収束体11の照射部を天井設置面から見た
場合の正面図、入射端側の端面図及び出射端側の端面
図。
光ファイバの収束体11の照射部を天井設置面から見た
場合の正面図、入射端側の端面図及び出射端側の端面
図。
【図4】図3におけるA−A線断面図。
【図5】浴槽スポット照明30,洗い場スポット照明5
0によるスポット状の照明を実現する光ファイバの収束
体31,51の正面図、入射端側の端面図及び出射端側
の端面図。
0によるスポット状の照明を実現する光ファイバの収束
体31,51の正面図、入射端側の端面図及び出射端側
の端面図。
【図6】光ファイバの単線の出射端側を示す説明図。
【図7】長さ方向に対して30度の角度の切断面を備え
た光ファイバから出射される光の明るさを示すグラフ。
た光ファイバから出射される光の明るさを示すグラフ。
【図8】鏡内ライン照明70によるライン状の照明を実
現する光ファイバの収束体71の正面図,入射端側の端
面図および出射端側の端面図。
現する光ファイバの収束体71の正面図,入射端側の端
面図および出射端側の端面図。
【図9】鏡内ライン照明70の収束体71の出射端部に
おける、鏡7のスリットに沿った縦断面図。
おける、鏡7のスリットに沿った縦断面図。
【図10】鏡内ライン照明70の収束体71の出射端部
における鏡7の横断面図。
における鏡7の横断面図。
【図11】鏡内ライン照明70の変形例であり、軸方向
に対して30度の角度の切断面を備えた光ファイバの収
束体71の出射端部における鏡7の横断面図。
に対して30度の角度の切断面を備えた光ファイバの収
束体71の出射端部における鏡7の横断面図。
【図12】本考案の第2実施例における光源装置81の
構成を示す概略構成図。
構成を示す概略構成図。
1…浴室内照明装置 3…浴槽 5…洗い場 7…鏡 7a…スリット 7b…スリット 10…浴室全体照明 11…収束体 12…傷 30…浴槽スポット照明 31…収束体 50…場スポット照明 51…収束体 70…鏡内ライン照明 71…収束体 81…光源装置 88…熱カットフィルタ C1…コア C2…クラッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F21S 3/02 A 7913−3K G02B 6/00 331 6920−2K // F21V 8/00 M 2113−3K 33/00 J
Claims (5)
- 【請求項1】 浴室内の洗い場及び/又は浴槽を照明す
る浴室内照明装置であって、 浴室外に設置された光源と、 該光源からの光を伝送する光伝送路としての光ファイバ
と、 を備え、 前記光ファイバからの光の出射端を、洗い場及び/又は
浴槽をその上方から照射する照射位置に設置したことを
特徴とする浴室内照明装置。 - 【請求項2】 浴室内に配置された鏡の前方を照明する
浴室内照明装置であって、 浴室外に設置された光源と、 該光源からの光を伝送する光伝送路としての光ファイバ
と、 を備え、 前記光ファイバからの光の出射端を、前記鏡の前方に位
置する被照射体に向けて設置したことを特徴とする浴室
内照明装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の浴室内照明
装置であって、 前記光ファイバは、 赤外線領域の光を伝送中に吸収する材料から形成した浴
室内照明装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の浴室内照明装置であっ
て、 光ファイバを形成する材料が、メタクリル樹脂である浴
室内照明装置。 - 【請求項5】 請求項1又は請求項2記載の浴室内照明
装置であって、 前記光源と光ファイバとの間に、 赤外線領域の光及び/又は紫外線領域の光の透過を阻止
するフィルタを設けた浴室内照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP025014U JPH0577457U (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 浴室内照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP025014U JPH0577457U (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 浴室内照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0577457U true JPH0577457U (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=12154064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP025014U Pending JPH0577457U (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 浴室内照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0577457U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013255653A (ja) * | 2012-06-12 | 2013-12-26 | Panasonic Corp | 浴室照明装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03196403A (ja) * | 1989-12-26 | 1991-08-27 | Toshiaki Nakagawa | 照明装置 |
| JPH0542531B2 (ja) * | 1984-06-08 | 1993-06-28 | Procter & Gamble |
-
1992
- 1992-03-24 JP JP025014U patent/JPH0577457U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0542531B2 (ja) * | 1984-06-08 | 1993-06-28 | Procter & Gamble | |
| JPH03196403A (ja) * | 1989-12-26 | 1991-08-27 | Toshiaki Nakagawa | 照明装置 |
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| JP2013255653A (ja) * | 2012-06-12 | 2013-12-26 | Panasonic Corp | 浴室照明装置 |
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