JPH0577770A - 車両のスペアタイヤ取付装置 - Google Patents

車両のスペアタイヤ取付装置

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JPH0577770A
JPH0577770A JP26996991A JP26996991A JPH0577770A JP H0577770 A JPH0577770 A JP H0577770A JP 26996991 A JP26996991 A JP 26996991A JP 26996991 A JP26996991 A JP 26996991A JP H0577770 A JPH0577770 A JP H0577770A
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JP
Japan
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spare tire
vehicle body
pair
vehicle
drum shaft
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JP26996991A
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English (en)
Inventor
Koji Kishino
耕治 岸野
Kazuhiro Tanaka
和弘 田中
Yoshio Fukushima
嘉男 福島
Koji Yoshimura
康志 吉村
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体の下面に取り付けられるスペアタイヤを
車体の直下方の取付位置と更にその下方の取外し位置と
の間で昇降可能に支持する車両のスペアタイヤ取付装置
において、上記スペアタイヤを取付位置と取外し位置と
の間で昇降させる場合に、該スペアタイヤの不用意なふ
れ振れ廻りを防止して作業性を向上させることを目的と
する。 【構成】 クロスメンバ14,14間に回転自在に支持
されたドラム軸17に所定の間隔を隔てて一対の巻上げ
ドラム18,18を設けると共に、これらの巻上げドラ
ム18,18の胴部18a,18aに一組のチェーン2
0,20の一端を固定し、且つ該一対のチェーン20,
20の他端をフック19,19および係合部材21を介
してスペアタイヤ15におけるホイール15aの中心部
に形成された開口部15bに係合させて該スペアタイヤ
15を吊り下げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のスペアタイヤ取付
装置、特に車体の下面に取り付けられるスペアタイヤを
車体の直下方の取付位置と更にその下方の取外し位置と
の間で昇降可能に支持する車両のスペアタイヤ取付装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車にはスペアタイヤが備えられてお
り、トラック等の大型車にあっては、通常、スペアタイ
ヤが車体の底部に取り付けられるようになっている。そ
して、大型のスペアタイヤについては、その外形寸法お
よび重量が大であるため、例えば、実開昭62−125
90号公報に開示されているように、スペアタイヤを車
体下面の取付位置と更にその下方の取外し位置との間で
昇降可能に支持するスペアタイヤ取付装置が知られてい
る。
【0003】上記スペアタイヤ取付装置は、図4に示す
ように、車体前後方向に延びるサイドフレーム1に両端
部が接合されたクロスメンバ2に回転自在に支持された
ドラム軸3と、このドラム軸3に固定された巻上げドラ
ム4と、該巻上げドラム4の胴部4aに一端が固定され
且つ他端にフック5が固定されたチェーン6とを有し、
上記フック5を、スペアタイヤ7におけるホイール7a
の中心部の開口部7bに係脱可能とされた係合部材8と
一体の係合片8aに繋止させると共に、上記ドラム軸3
の軸端に設けられた係合部3aにハンドル部材9の先端
を係合させ、この状態で、該ハンドル部材9によりドラ
ム軸3と共に巻上げドラム4を所定方向に回転させてス
ペアタイヤ7を取外し位置と取付位置との間で昇降させ
るように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のスペ
アタイヤ取付装置においては、図4に示すように、先端
にスペアタイヤ7側に繋止されるフック5が固定された
一本のチェーン6によりスペアタイヤ7を吊り下げるよ
うに構成されているので、該スペアタイヤ7の昇降時に
巻上げドラム4の胴部4aを中心にスペアタイヤ7が前
後左右にふらついて振れ廻りすることになって、作業性
が悪かった。
【0005】また、上記のようなスペアタイヤの取付位
置近傍の車体下方には、後輪用のデファレンシャル装置
やサスペンション装置のリンク部材等の車体側配設部材
が配置されており、上記スペアタイヤの昇降時にこれら
の配設部材との干渉が懸念され、このため、スペアタイ
ヤを車体下方に配設された車体側配設部材との干渉を避
けながら昇降させたいという要求があり、この要求をい
かに実現するかが課題とされていた。
【0006】そこで本発明は、車体の下面に取り付けら
れるスペアタイヤを車体の直下方の取付位置と更にその
下方の取外し位置との間で昇降可能に支持する車両のス
ペアタイヤ取付装置において、上記スペアタイヤの昇降
時における該スペアタイヤの不用意な振れ廻りを防止す
ることを第1の目的とし、更に、スペアタイヤの昇降時
に該タイヤと車体側配設部材との干渉を避けながら良好
に昇降させ得るようにすることを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
【0008】まず、本願の請求項1に係る発明は(以
下、第1発明という)は、車体の下面に取り付けられる
スペアタイヤを車体の直下方の取付位置と更にその下方
の取外し位置との間で昇降可能に支持する車両のスペア
タイヤ取付装置において、上記車体に回転自在に設けら
れたドラム軸と、該ドラム軸に所定の間隔を隔てて設け
られた一対の巻上げドラムと、これらの巻上げドラムに
一端が固定され、且つ他端がスペアタイヤに係合されて
該スペアタイヤを吊り下げる一組の索条とを設けたこと
を特徴とする。
【0009】また、本願の請求項2に係る発明は(以
下、第2発明という)は、車体の下面に取り付けられる
スペアタイヤを車体の直下方の取付位置と更にその下方
の取り外し位置との間で昇降可能に支持し、且つ車体側
配設部材の近傍に設けられた車両のスペアタイヤ取付装
置において、上記車体に回転自在に設けられたドラム軸
と、該ドラム軸に所定の間隔を隔てて設けられた一対の
巻上げドラムと、これらの巻上げドラムに一端が固定さ
れ、且つ他端がスペアタイヤの異なる部位に係合されて
該スペアタイヤを吊り下げる一組の索条とを有し、上記
スペアタイヤの取外し位置から取付位置への上昇時に該
スペアタイヤを車体側配設部材より離反させるように上
記一組の索条の一方の巻上げ速度が他方の索条の巻上げ
速度より大となると共に、上記スペアタイヤの取付位置
から取外し位置への下降時に該スペアタイヤを車体側配
設部材より離反させるように上記一組の索条の他方の繰
出し速度が一方の索条の繰出し速度より大となるように
上記一対の巻上げドラムの径を設定したことを特徴とす
る。
【0010】なお、上記第1、第2発明における索条と
しては、チェーンまたはワイヤロープ等が考えられる。
【0011】
【作用】第1発明によれば、車体に回転自在に設けられ
たドラム軸に所定の間隔を隔てて一対の巻上げドラムが
設けられ、これらの巻上げドラムに一端が固定された一
組の索条の他端がスペアタイヤに係合して該スペアタイ
ヤを吊り下げられるようになっているので、一組の索条
がスペアタイヤの重みで張設状態に維持され、この張設
状態に維持された一組の索条によりスペアタイヤの振れ
廻りが規制されることになって、該スペアタイヤの昇降
時における作業性が向上すると共に、振れ廻りに伴うス
ペアタイヤと車体側配設部材との干渉が未然に防止され
ることになる。
【0012】また、第2発明によれば、一対の巻上げド
ラムの径が、スペアタイヤの取外し位置から取付位置へ
の上昇時に該スペアタイヤを車体側配設部材より離反さ
せるように上記一組の索条の一方の巻上げ速度が他方の
索条の巻上げ速度より大となると共に、上記スペアタイ
ヤの取付位置から取外し位置への下降時に該スペアタイ
ヤを車体側配設部材より離反させるように上記一組の索
条の他方の繰出し速度が一方の索条の繰出し速度より大
となるように設定されている。即ち、上記スペアタイヤ
を取外し位置から取付位置へ上昇させる場合に、一組の
索条の巻上げ初期において、一方の索条を巻き上げる巻
上げドラムの部位が、他方の索条を巻き上げる巻上げド
ラムの部位より大径とされ、且つスペアタイヤを取付位
置から取外し位置へ下降させる場合に、一組の索条の繰
出し初期において、他方の索条を繰り出す巻上げドラム
の部位が、一方の索条を繰り出す巻上げドラムの部位よ
り大径とされており、更に、これらの巻上げドラムに一
端が固定された一組の索条の他端が上記スペアタイヤの
異なる部位に係合されるようになっているので、スペア
タイヤの上昇時には、一方の索条が他方に比べてより多
く巻き取られることにより、該スペアタイヤの重心が車
体側部材より離反方向に移動することになり、また、ス
ペアタイヤの下降時には、他方の索条が一方に比べてよ
り多く繰り出されることにより、該スペアタイヤの重心
が車体側部材より離反方向に移動することになって、上
記スペアタイヤを取外し位置と取付位置との間で昇降さ
せる場合における該スペアタイヤと車体側配設部材との
干渉が回避されることになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】図1は本発明に係る車両のスペアタイヤ取
付装置の適用対象の一例としてのトラックを示し、この
トラック10の前部には車室11が構成されており、該
車室11の後方に車体後部の骨格なす左右一対のサイド
フレーム12,12が車体前後方向に配置されていると
共に、これらのサイドフレーム12,12後端部には、
車幅方向に配設されてその両端部が各サイドフレーム1
2,12に接合された閉断面形状のリアフレーム13が
配設されている。更に、上記各サイドフレーム12,1
2間には、所定の間隔を隔てて車幅方向に配設されてそ
の両端部が各サイドフレーム12,12に接合された複
数のクロスメンバ14…14が配設されており、これら
のクロスメンバ14…14により車体に所要の強度や剛
性を付与するようになっている。
【0015】そして、上記サイドフレーム12,12お
よびクロスメンバ14…14の下面には、スペアタイヤ
15が取り付けられており、このスペアタイヤ15を車
体下面の直下方の取付位置と更にその下方の取外し位置
との間で昇降可能に支持するスペアタイヤ取付装置16
が設けられている。
【0016】上記スペアタイヤ取付装置16は、図2に
拡大して示すように、上記サイドフレーム12,12
(一方のみ図示)間に配設されたクロスメンバ14,1
4に両端部が回転自在に支持されたドラム軸17と、こ
のドラム軸17に所定の間隔を隔てて設けられた一対の
巻上げドラム18,18と、これらの巻上げドラム1
8,18の胴部18a,18aに一端が溶接または適宜
に固定手段により固定され、且つ他端にフック19,1
9がそれぞれ固定された一組のチェーン20,20とを
有する。一方、上記スペアタイヤ15におけるホイール
15aの中心部に形成された開口部15bには、該開口
部15bに係脱自在とされた円板状の係合部材21が装
着されていると共に、この係合部材21における上記開
口部15bより上方に突出した上面部には係合片21a
が固着されており、係合片21aに上記フック19,1
9を繋止することにより、上記一対のチェーン20,2
0によりスペアタイヤ15が吊り下げられるようになっ
ている。
【0017】また、上記ドラム軸17の後端部には、該
軸17を回転させるためのハンドル部材22の先端部が
係合される係合部17aが形成されていると共に、上記
サイドフレーム12,12の後端部に車幅方向に配設さ
れたリヤフレーム13の車幅方向の中央部には、上記ハ
ンドル部材22を挿通させるための挿通孔13a,13
aが形成されており、図示のように、上記挿通孔13
a,13aよりハンドル部材22を挿通し、該ハンドル
部材22の先端部を上記ドラム軸17の係合部17aに
係合させた状態で、該ハンドル部材22を回転操作する
ことによりドラム軸17と共に上記一対の巻上げドラム
18,18が所定方向に回転されることになって、これ
らの巻上げドラム18,18により、先端がフック1
9,19を介してスペアタイヤ15側に係合された一組
のチェーン20,20が巻き上げられて該スペアタイヤ
15を、図示の状態の取外し位置よりその上方の取付位
置に巻上げるようになっている。
【0018】なお、上記一対の巻上げドラム18,18
の下方近傍に位置するクロスメンバ14,14の下面に
は、該巻上げドラム18,18により巻き上げられ、あ
るいは繰り出される一組のチェーン20,20を案内す
る一対のガイド部材23,23が設けられている。
【0019】また、図示しないけれども、上記スペアタ
イヤ15が、サイドフレーム12,12およびクロスメ
ンバ14,14の下面の取付位置巻上げられた場合に、
該スペアタイヤ15を取付位置に固定するための固定部
材が別途設けられている。また、上記ドラム軸17の回
転を防止するロック手段を設け、このロック手段により
ドラム軸17の回転を防止してスペアタイヤ15がその
自重により取付位置から取外し位置に移動することのな
いように構成しても良い。
【0020】上記の構成によれば、ドラム軸17に所定
の間隔を隔てて一対の巻上げドラム18,18が設けら
れ、これらの巻上げドラム18,18の胴部18a,1
8aに一端が固定された一組のチェーン20,20の他
端がフック19および係合部材21を介してスペアタイ
ヤ15に繋止され、該スペアタイヤ15を吊り下げるよ
うになっているので、上記一組のチェーン20,20が
スペアタイヤ15の重みで張設状態に維持され、この張
設状態に維持された一組のチェーン20,20によりス
ペアタイヤ15の振れ廻りが規制されることになって、
該スペアタイヤ15を取外し位置と取付位置との間で昇
降させる場合における作業性が向上すると共に、振れ廻
りに伴うスペアタイヤ15と車体側配設部材との干渉を
未然に防止することができる。
【0021】なお、図2に鎖線で示すように、スペアタ
イヤ15におけるホイール15aに設けられて該タイヤ
15を車軸側に固定するボルト穴15c,15cに上記
フック19,19を繋止させ、この状態で該スペアタイ
ヤ15を吊り下げるように構成しても良く、この場合に
は、上記と同様にスペアタイヤ15の振れ廻りが規制さ
れると共に、各フック19,19がスペアタイヤ15の
中心部より離反してホイール15aに設けられたボルト
穴15c,15cに繋止れることになるので、上記のよ
うにスペアタイヤ15の中心部を各フック19,19に
より繋止する場合のように、繋止部を中心に水平面内で
スペアタイヤ15が回転することが防止されることにな
って、作業性がより一層向上することになる。
【0022】また、図3は第2発明に係るスペアタイヤ
取付装置の一実施例を示すもので、この実施例に係るス
ペアタイヤ取付装置36は、車体側配設部材としての後
輪用デファレンシャル装置45および後輪用のサスペン
ション装置(図示せず)を構成する車幅方向に配設され
たラテラルリンク46の近傍に配置されており、上記第
1実施例と同様に、車幅方向に配設されたクロスメンバ
34,34に両端部が回転自在に支持されたドラム軸3
7と、このドラム軸37に所定の間隔を隔てて設けられ
た第1巻上げドラム38および第2巻上げドラム38′
と、上記第1ドラム38に一端が溶接または適宜の固定
手段により固定され、且つ先端部にフック39が固定さ
れた第1チェーン40と、上記第2ドラム38′に一端
が溶接または適宜の固定手段により固定され、且つ先端
部にフック39が固定された第2チェーン40′とを有
する。一方、スペアタイヤ35のホイール35aの中心
部に形成された開口部35bには、該開口部35bに係
脱自在とされた係合部材41が設けられていると共に、
この係合部材41における上記開口部35bより上方に
突出する上面部には係止片41aが固着されており、こ
の係止片41aに上記第1チェーン40の先端に固定さ
れたフック39を繋止させ、且つ上記第2チェーン4
0′の先端に固定されたフック39をスペアタイヤ35
におけるホイール35bに形成されたボルト挿通孔35
cに繋止させることにより、スペアタイヤ35を上記第
1、第2チェーン40,40′により吊り下げるように
なっている。
【0023】更に、上記ドラム軸37の後端部には、該
軸37を回転させるためのハンドル部材42の端部が係
合される係合部37aが形成されていると共に、車体後
端部に車幅方向に配設されたリヤフレーム33の車幅方
向の中央部には上記ハンドル部材42を挿通させるため
の挿通孔33a,33aが形成されており、図示のよう
に、上記挿通孔33a,33aよりハンドル部材42を
挿通し、該ハンドル部材42の端部を上記ドラム軸37
の係合部37aに係合させた状態で、該ハンドル部材4
2を回転操作することによりドラム軸37が所定方向に
回転されることになって、これにより、上記第1、第2
チェーン40,40′に吊り下げられたスペアタイヤ3
5が取付位置に巻上げられ、また、反対方向に回転させ
ることにより該スペアタイヤ35が取付位置よりその下
方の取外し位置に下降されるようになっている。
【0024】なお、上記ドラム軸37の下方におけるク
ロスメンバ34,34間には、上記第1、第2チェーン
40,40′の巻上げ、繰出しを案内する一対のガイド
部材43a,43aが固着されたロッド部材43が配設
されている。
【0025】そして、本実施例においては、上記ドラム
軸37の先端に、一方のクロスメンバ34に嵌合固着さ
れた雌ネジ部材44に螺合されるネジ部37bが一体的
に形成されており、ドラム軸37を回転させた場合に、
該ドラム軸37がその軸方向に移動するようになってい
る。また、上記第2ドラム38′の胴部38a′の径が
チェーン40′の巻上げ始端側より終端側かけて同径と
されているのに対して、上記第1ドラム38におけるチ
ェーン40の巻上げ始端側の胴部38aの径が、上記第
2ドラム38′の径より小さく設定されていると共に、
該ドラム38におけるチェーン40の巻上げ終端側の胴
部38bの径が、上記第2ドラム38′の胴部38a′
の径より大きく設定されている。
【0026】上記の構成によれば、一組の第1、第2チ
ェーン40,40′によりスペアタイヤ35が吊り下げ
られるようになっているので、上記第1実施例と同様
に、各チェーン40,40′によりスペアタイヤ35の
振れ廻りが規制されることになって、該スペアタイヤ3
5の昇降時における作業性が向上すると共に、上記スペ
アタイヤ35を、図3に示す取外し位置から取付位置へ
上昇させる場合に、第2チェーン40′の一端が固定さ
れた第2ドラム38′の胴部38a′の径が、第1チェ
ーン40の一端が固定された第1ドラム38における胴
部38aの径より大径とされているので、スペアタイヤ
35の巻上げ初期には、第2チェーン40′が第1チェ
ーン40に比べてより多く巻き取られることになり、こ
れにより、各チェーン40,40′に吊り下げられたス
ペアタイヤ35の重心が移動し、図3に鎖線で示すよう
に、スペアタイヤ35が後輪用デファレンシャル装置4
5およびラテラルリンク46より離反しながら巻上げら
れることになって、該スペアタイヤ35と後輪用デファ
レンシャル装置45およびラテラルリンク46との干渉
が回避されることになる。
【0027】また、第1チェーン40の一端が固定され
た第1ドラム38の胴部38bの径が、第2チェーン4
0′の一端が固定された第2ドラム38′の胴部38
a′の径より大径とされているので、スペアタイヤ35
の下降初期には、第1チェーン40が第2チェーン4
0′に比べてより多く繰り出されることになり、これに
より、各チェーン40,40′に吊り下げられたスペア
タイヤ35が、図3に鎖線で示すように、スペアタイヤ
35が後輪用デファレンシャル装置45およびラテラル
リンク46より離反しながら下降されることになって、
該スペアタイヤ35と後輪用デファレンシャル装置45
およびラテラルリンク46との干渉が回避されることに
なる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、第1発明によれば、一端
が一対の巻上げドラムに固定され且つ他端がスペアタイ
ヤに係合された一組の索条が該スペアタイヤの重みで張
設状態に維持され、この張設状態に維持された一組の索
条により吊り下げられた状態でスペアタイヤが昇降され
ることになるので、該スペアタイヤの振れ廻りが規制さ
れることになって、該スペアタイヤを取付位置と取外し
位置との間で昇降させる場合における作業性が向上する
と共に、振れ廻りに伴うスペアタイヤと車体側配設部材
との干渉を未然に防止することができる。
【0029】また、第2発明によれば、一組の索条によ
りスペアタイヤが吊り下げられることにより、上記第1
発明と同様に、各索条によりスペアタイヤの振れ廻りが
規制されることになって、該スペアタイヤの昇降時にお
ける作業性が向上すると共に、スペアタイヤの上昇時に
は、一方の索条が他方に比べてより多く巻き取られるこ
とにより、該スペアタイヤが車体側配設部材より離反こ
とになり、また、スペアタイヤの下降時には、他方の索
条が一方に比べてより多く繰り出されることにより、該
スペアタイヤが車体側配設部材より離反することになっ
て、上記スペアタイヤを取付位置と取外し位置との間で
昇降させる場合における該スペアタイヤと車体側配設部
材との干渉を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両のスペアタイヤ取付装置を
備えた自動車の全体概略斜視図。
【図2】 第1発明に係るスペアタイヤ取付装置の構成
を示す拡大断面図。
【図3】 第2発明に係るスペアタイヤ取付装置の構成
を示す拡大断面図。
【図4】 従来のスペアタイヤ取付装置の構成を示す拡
大断面図。
【符号の説明】
15,35 スペアタイヤ 16,36 スペアタイヤ取付装置 17,37 ドラム軸 18,38,38′ 巻上げドラム 20,40,40′ チェーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉村 康志 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の下面に取り付けられるスペアタイ
    ヤを車体の直下方の取付位置と更にその下方の取外し位
    置との間で昇降可能に支持する車両のスペアタイヤ取付
    装置であって、上記車体に回転自在に設けられたドラム
    軸と、該ドラム軸に所定の間隔を隔てて設けられた一対
    の巻上げドラムと、これらの巻上げドラムに一端が固定
    され、且つ他端がスペアタイヤに係合されて該スペアタ
    イヤを吊り下げる一組の索条とが設けられていることを
    特徴とする車両のスペアタイヤ取付装置。
  2. 【請求項2】 車体の下面に取り付けられるスペアタイ
    ヤを車体の直下方の取付位置と更にその下方の取り外し
    位置との間で昇降可能に支持し、且つ車体側配設部材の
    近傍に設けられた車両のスペアタイヤ取付装置であっ
    て、上記車体に回転自在に設けられたドラム軸と、該ド
    ラム軸に所定の間隔を隔てて設けられた一対の巻上げド
    ラムと、これらの巻上げドラムに一端が固定され、且つ
    他端がスペアタイヤの異なる部位に係合されて該スペア
    タイヤを吊り下げる一組の索条とを有し、上記スペアタ
    イヤの取外し位置から取付位置への上昇時に該スペアタ
    イヤを車体側配設部材より離反させるように上記一組の
    索条の一方の巻上げ速度が他方の索条の巻上げ速度より
    大となると共に、上記スペアタイヤの取付位置から取外
    し位置への下降時に該スペアタイヤを車体側配設部材よ
    り離反させるように上記一組の索条の他方の繰出し速度
    が一方の索条の繰出し速度より大となるように上記一対
    の巻上げドラムの径が設定されていることを特徴とする
    車両のスペアタイヤ取付装置。
JP26996991A 1991-09-21 1991-09-21 車両のスペアタイヤ取付装置 Pending JPH0577770A (ja)

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JP26996991A Pending JPH0577770A (ja) 1991-09-21 1991-09-21 車両のスペアタイヤ取付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115416768A (zh) * 2022-10-09 2022-12-02 上海汽车集团股份有限公司 一种备胎升降装置、车辆、备胎升降方法

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